人狼議事


76 ─いつか、薔薇の木の下で。

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視点:


【人】 さすらい人 ヤニク

…………。

[林檎を手に戻ってきて。
こそこそと挙動不審な人をじいっと見つめる。
微笑んでるけど、目は笑ってない]

……まあ、これは独り言なんですけどね。
おいたはいけないと思います。

[深く言及するつもりはないようだが、
忠告をしないという選択肢は無いようだ**]

(1) 2013/03/24(Sun) 00時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/03/24(Sun) 00時頃



 ああ、僕は醜い。

[木枯しのようなつぶやき。
 ひゅうと、風の音のように……。]


んん……

[眠っているのに。満月は確かに瞼の裏に映る。
青い目に月はまぶしくて。
けれど目を開くことができないまま、とろとろ眠る]


[意識の中に風がたゆたう。
閉じた意識の中に、水面に結ぶ泡沫(うたかた)のような音が響く]

……誰……

[夢に遊ぶような声は脳裏に僅かな香りを伝えて*]




 ああ、これが冬のような愛なのか?


[その手から出た赤はなぜか蒼くも見え…。]



[そんな中、
 ぼんやりと、やんわりと、

 微睡みに酔いしれている声を拾う。]

 ――……その声は?

[暖かな暖炉のまえ、眠れるキティに…。]


【人】 さすらい人 ヤニク

……やれやれ。

[年頃の少年らしいと言えばらしいのだが。
どうもこの寮には歯止めの利かない生徒が多いようだ。
今度寮母さんに、アルコール類の管理を徹底するよう進言しようか。
そんな事を考えながら、真っ赤な果実に歯を立てる]

ん、美味しい。

[果物の瑞々しさが、喉を潤してくれる。
半分サイラスにもあげよう、と考えたところで
同室者の事を思い出し心配になる。
またどこかに行って寝てやしないだろうか、と]

(46) 2013/03/24(Sun) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[いつからか、気付けば風の音は止んでいた。
これならゆっくり眠れるだろう。
と同時に、やはり寝落ち魔がどこかでぐっすりしていないかが不安で]

さて……では私はそろそろ。
皆さんも、あまり無理をしないよう。
……おいたも、ね。

[お酒は大人になってから。
再度注意をしておいて、齧りかけの林檎を手にその場を後にする]

(47) 2013/03/24(Sun) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[まずは部屋に戻ろう。
そう廊下を歩いている途中で、オスカーから話を聞けるだろう]

ああ、やっぱり……

[案の定出歩いて、案の定寝ているらしい。
そのまま放っておけばきっと朝まで眠り続けるに違いない]

ありがとうございます。
ではちょっと迎えに行ってきますね。

[お礼を言ってオスカーと別れ。
向かう先は談話室。
着いた時には、既にエリアスの姿は無く。
一人眠りこける相方が、そこに居た]

(48) 2013/03/24(Sun) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

まったく……貴方と言う人は。

[指先に金の髪を絡ませる。
眠る彼の髪を弄るのが、いつからか癖になっていた。
ふわふわとした感触がとても、心地良い]

[まるで蓑虫のように包まって、
気持ち良さそうに眠るその顔を
ただただ、見つめ続けていた]

[こんな無為な時間が、いつまでも続けばいいと]

(49) 2013/03/24(Sun) 20時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/03/24(Sun) 20時半頃



 君は眠っているんだね。
 キティ……。

[薔薇の香りは、その眠れる子にも届くだろう。
 それはなお、眠りを誘うのか、それとも。]


[聞こえる声はまどろみを呼ぶ。
酷く心地よくて、酷く危うい]

…誰。

キティって、誰を……

[泡沫のような意識はただただ風に舞う木の葉のように
頼りなさげに返る]



 ああ、なんだか、
 子猫のようだと思ったんだよ……。

 ごめんね。

 でも、君のことを感じれる。
 何か特別に呼びたいな。

[その眠る彼が誰なのか、
 声が響く方向に意識を向ける。]


[ふわり。響く声。
口からの声はヤニクに向けられるのに
意識はもう一つの声に時折傾く]

…猫じゃない。誰だって聞いてるンだけど…
……って。何。この声。

[初めて気付いた声の違和感。
ふわふわした意識がようやっと目覚めたよう]



 僕が誰か?
 それは、君が誰かというところからはじまるよ。

 とにかく、とても月が綺麗で、香りが良いよ。

[弾むような息遣い、掠れた声は、眠りの子の耳をくすぐる。]


ん。

[耳元に響く空気に僅か身を竦ませる。
吐息は少し、熱を持つ]

俺が、誰か?俺は……

[サイラス、といいそうになって息が詰まる。
薔薇の香りの甘さと流れ込んでくるものに。
瞼に映りこむような月に、くらりと頭痛がする]




 君の元に、行くよ……。
 どこに来るかい?

[名乗ろうとする言葉を促すのではなく、
 そう、求めるのは香りと、そこにあるという存在。]

 薔薇の木の下でも、
 僕の部屋でも、
 もしくは屋根裏でも…。

 僕の声が聞こえる君はきっと特別だから…。


[窓から見える月明かりの姿と聞こえる声。
未だ疑問は抜けきらずとも、やはり声は紡がれ続く]

…とく、べつ?

[息を呑む音は体の中に響く]

……薔薇の…下に。いくよ。


【人】 さすらい人 ヤニク

あ……

[頬に触れる感触。
ゆるりと瞬きをして、微笑む]

起こしてしまいましたね、すみません。
ああでも、駄目ですよこんな所で寝ては。
きちんとベッドで眠るようにと、いつも言っているでしょう?

[そういいながらも手はとん、とんと背を叩き
寝かしつけるようなリズムを刻む]

(63) 2013/03/24(Sun) 21時半頃


 そう……じゃ、待ってる。

[薔薇の木の下。その言葉に、にこやかな香り。]
]


[薔薇の木の下に赴くのは談話室でヤニクと分かれてからのこと。
月明かりに見るその姿、ブレンダのようであって、どこか違う。

何が違うのかはすぐにはわからない。そう接点があった訳ではないから]

ブレンダ。

[青い目の色に、薔薇の木が映り込む]



 バーチュー……先輩?
 いや、サイラスでいいかな。

[青い眸に、新緑の眸はうっとりと。
 薔薇の下、腰掛けたまま、手を伸ばした。

 薔薇の刺に血のにじむ、指先。]


[今、先輩だの後輩だのと追求する気はない。
ただ名を呼ばれて、香るものにぼんやりとしてうなづいた。
伸ばされた手、躊躇なくこちらからも手を伸ばしてそれを取る。

指先に滲むいろ、何故だろう、その指に無意識に寄せたくちびるは]


[伸ばされた手、指先、
 サイラスもまた伸ばしてくれて、にこやかに微笑んだ。]

 ああ、君も、感じるだろう?
 薔薇が、欲しているんだ。

[指にサイラスの唇が触れて、
 はぁ、とため息をこぼす。

 もう片方の手も、静かに伸びると、彼の柔らかな金髪に触れた。]

 薔薇は本当にかぐわしいね。
 そして、君もとても……。

[薔薇の酔いに敏感に感じてしまったこと、
 きっと、声の通じる彼もそうで……。

 次には指に口付ける彼の頭を包むように抱こうとする。]


[薔薇の香りが頭を埋める。
くちびるを寄せた指先から甘い毒が入ってくるよう。
もうくせになった髪に触れられる感触。
それこそ、猫のように摺り寄せて]

薔薇の、せいなんだ。
…酔いがさめない。眠くて…だけど、眠れない。

[彼の手が自分の頭を包み込もうとするように
空いた片方の手が、彼の細い体に触れる。
抱き寄せるように。
お互いの間、香りが満ちる隙間を埋めるように]

薔薇は、何を欲しがっているんだろう。


[頭を抱き寄せると、彼の手は細い体躯を抱いてくれた。
 まるで、我が子をあやすような形になりながら、それでも、感じていることは、そんな美しいものではない。

 感じる熱は、冷たさの中、咲き誇る赤い花のよう。]

 眠れないのか。
 かわいそうに……。

 大丈夫。眠れるよ。
 君を眠らせてあげる。

[髪に触れ、遊ばせながら、
 もう片方の指からは、熱が奪われるのを感じている。]

 薔薇が欲しているもの。
 さぁ、なんだろう。

 けれど、僕や君の欲しがっているものを
 きっと欲しがっているんじゃないかな。


[そんな理由づけ。
 包み込んだ頭、耳の当たりにくすぐるように、掠れた声を吹きかけて…。]

 ――……

[彼がこちらを見上げれば、
 薄紅の唇をその額に落とす。]

 ――……きっと、特別なんだよ……。

[青い眸を新緑は見つめて…。]


俺が、欲しいもの?

[花霞の向こう、浮かぶ影はなんだろう?
欲しいもの。ほしい?どんな風に?
くちびるを寄せたゆびさきはするり、手から滑り落ちて]

ほしい、もの…

[額に触れる赤い、柔らかい感触。
目を閉じてそれを受け入れる

薄ら、瞳を開ければ。深緑と蒼が交わって]


【人】 さすらい人 ヤニク

ん……?

[サイラスの声に誘われるように、視線を窓へ。
そこには恐ろしいほど美しい満月と。
月の光を反射したような、煌びやかな金]

[けれどそれは、視界に一瞬捉えただけで消え。
それがなんだったのか、理解することは出来ぬまま]

……どうしたんですか、急に。

[そしてサイラスの声に、再び視線を彼に戻す]

そんならしくない事を言うなんて……
やっぱり、風邪を引いてしまったのでは?

[そんな失礼な事を言いながら、額に手のひらを置く]

(68) 2013/03/24(Sun) 22時半頃

[ひくり。耳元に感じる吐息に震える。
ふとその赤い唇に指を伸ばし]

これに、触れたい。

[空ろな、けれど秋の空のような深い蒼色。
指先はそろり、彼の赤い唇をなぞる
ここに自分のものを重ねたい衝動がそわりと浮かんだ]



 そう、きっと、欲しいもの、
 あるよね?

[青と新緑、薔薇の芳香。
 それまでにあまり言葉を交わしたことなどないのに、
 薔薇の仕業かそれとも、もともとの気質か。

 年上なのに、子猫のような彼の唇に薄紅の唇を寄せる。
 共犯者を仕立てるように、
 甘やかな、甘やかな、落とし穴のような口づけをしようと…。]


[そう、先に触れた彼の指先には笑みが返った。]

 触れて…。
 そう、大丈夫。

 君が欲しいよ…。

[ねだられて、拒絶などない。
 むしろ、欲望は、高まるばかり。

 彼の唇に薄紅を重ね、触れる、そして、触れる以上の口づけを。]


[ほしいもの。漠然とした影はすぐに消える。
薔薇の香りが隠してしまうから

[流されるまま、秋空の色が瞼の裏に隠れると同時。
薄紅に同じものをふわり、重ねた。
甘い香りは脳髄をしびれさせて感覚を麻痺させる]

ん……

[次第に深く、抱き寄せる腕も力がこもる。
求める様はそれこそ子猫がミルクを舐めるよう]


 ああ、可愛いね……。

[口づけは、深く、されど、その仕草はどこかあどけない。
 けれど、欲望はそれでつきることはない。]

――……君が欲しいよ。
 僕をもっと欲しがって……。

[薔薇の力で、蘇った肌の弾力は、彼に触れることを求めて……。
 そう、月明かり、薔薇の木の下。
 彼の望みに答えるよう、その指先を動かしていく。
 そう、彼が抱かれたいのならば、そのように、抱きたいのなら、やはりそのように……と、問うて……。]





[薔薇の木の下、あえやかな声は幾程続いたか。*]



  


【人】 さすらい人 ヤニク

最後の、満月……
ああ、来月にはもう……

[先輩たちは居ないのだと。
改めてそう考えると、とても寂しく感じられる]

確かに、あと一年ですが。
でも、まだあと一年あるんです。
……私が部屋替えを申請することはありえませんよ。
貴方からこれ以上目を離すなんて、気が気じゃないですから。
ずっと傍にいてくれないと。

[不機嫌そうな様子に苦笑して。
額から手のひらを滑らせて、頬へ。
何故だろう、何だか甘い香りがするような気がして。
くらりと意識が歪み、歯止めが利かない]

(76) 2013/03/24(Sun) 23時半頃

[深くくちびるをあわせて、吐息まで取られてしまったよう。
くたり、その肩口に頭を預け。
息はあがり、頬は僅か上気して。
薔薇の蔓が意識を侵食する感覚がわかる]

……。俺も。

[手はぎこちなくその肌に触れた。
同性の筈なのに自分とは違う、花弁のようなしっとりしたそれにまたくらり。脳裏がしびれる

唇を滑らせて浮き出た鎖骨に紅薔薇の印を一つ、刻みつけ
持て余す薔薇の香と毒のような棘の感覚

抱き寄せて痩躯をゆるく押し倒す
どちらを求めているかは月明かりが照らすまま。
薔薇の霞の中の交わりは、熱く深くとも、
そこに名残は残さない

誰が訪れても一時の色の香は消えうせる筈]


【人】 さすらい人 ヤニク

ええ、いてください。
ずっと、ずっと傍に。

[ずっと。
それは不可能な言葉。
けれど今は、皮肉にも。
この寮の時間は凍てついている。
それに未だ気づく事もなく、ゆるりと頬を撫でる]

暖かい、ですね……
眠っていたからでしょうか。

[愛おしそうに肌の感触を確かめる。
細められる瞳に宿るのは、慈愛か]

(86) 2013/03/25(Mon) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

ああ、そうだ。
林檎を一つ、頂いてきたんです。
私と半分ずつで良ければ、食べませんか?

[今さらになって、二つに切って来れば良かったと考える。
交代で齧りつくしかなさそうで、それは不便だ。
もし寝起きの彼が喉を渇かしているようなら、
いっそ全部あげようかとも思う**]

(87) 2013/03/25(Mon) 00時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/03/25(Mon) 00時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

……そう、ですね。
私達も、来年で……

[お別れだなんて、考えたくは無いけれど]

それまでには、どこでも寝るのはやめてもらわないと。
心配で卒業できなくなってしまいそうですよ。

[知らず熱を帯びた瞳がサイラスを見つめる。
何故だろうか、視線が離せなかった]

(104) 2013/03/25(Mon) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[手が離れ、身体を離す間まで。
まるで見えない茨に絡め捕られたように動きを止め。
しかし彼が外へ、と言うや眉根を寄せて]

こんな時間に出歩くなんて……
本当に大丈夫ですか?
どこかで寝たりしませんか?
ちゃんと一人で戻ってこれますか?

[いつも以上に不安げに言葉を重ねる。
それは裏に、離れたくないという気持ちがあるせいか]

ん……
約束、ですよ。

[しかし頬に触れる感触に、瞳を閉じて。
仕方ない、と言った感じに頷いた。
それでもやはり心配そうにサイラスの背を見送って、
自室に戻るのは其れから後]

(105) 2013/03/25(Mon) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― 自室 ―

[レンズ越しに本へ落とす視線。
しかしその文字列は、頭に入ってこなかった。
今、頭の中を支配しているのは]

……サイラスさん。

[寒かった、と戻ってきた姿に安堵の息を零す。
自然と頬がほころんで、彼の元に寄った]

おかえりなさい。
ああ、こんなに身体を冷やして……
でも嬉しいです。戻ってきてくれて。

[自分が羽織っていたブランケットを、
そっとサイラスの肩にかける。
まだ温もりが残るそれは、冷えた身体を少しは温めてくれるだろうか]

(106) 2013/03/25(Mon) 20時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/03/25(Mon) 20時半頃




[そう、さきほど、声の通うものと、
 肌を合わせたばかりなのに、

 疼きは収まらず、なお、
 求めてやまない……。]

 ああ、君も苦しいだろうか。

[声の届くものへ。今、その苦しみが、そして、甘やかさを共有するものへ。
 心の中で、細い指を伸ばす。]


──……。

[頭を振って、懸命に香りを脳裏から消そうとする。
あの細い指が触れてくるような感覚に
吐息にかすか、熱がこもる。

けれど。目の前の彼に触れて、箍が外れたら多分、自分は]

だめ、だ。

[苦しいけれど。切ないけれど。
それでも、まだ]


 この苦しさ、わかってくれるのは、
 君だけだよ……。

[それは、いつのまにか、彼自身の言葉だけではなく、
 薔薇の言葉にもなっている。

 枯れたまま、終わるのは、嫌だ。
 また、あの花を咲かせたい。
 美しく、そして、甘美なあの想いを……。]

 君だけだ……。
 君がいないと……。

[細い指は、もがくように、
 唇は、浅い息を繰り返しているかのように、開ききらない五分咲きの薔薇のように…。]


ぅ……ん

[入ってくるな、これ以上、香りはいらない
懸命に拒絶しようとするけれど
酔いは拒絶の仕方を忘れてしまったよう。

ヤニクからそらした目は熱で秋空を写す湖面のよう。
もう耐えられないくらい理性はぎりぎりで。

月の下で暴いた体の感触が手に残る。
あぁ、かなうなら、もう一度触れたいと
伸ばされた指に応えるように
夢の中で自分の指も絡ませる]

…欲しいのに。


【人】 さすらい人 ヤニク

だって、帰ってこない事もあるじゃないですか。

[いつもどこかで寝てしまって。
その間どれだけ不安で寂しいか。
そんなことはきっと分からないだろうけれど]

嗚呼、この甘い匂いは……
薔薇の、香りなんですね。

[こんな濃密な香りをしていただろうか。
そんな事を考える思考すら麻痺していて。
それよりも、もっと。近くに。触れたい]

貴方も……いい、匂い。
薔薇の香りが、移ったんでしょうか……

[いつものように髪を梳いて。
そこにそっと唇を寄せた。
一歩引けば、二歩寄って。
もっともっと感じていたい]

(117) 2013/03/25(Mon) 22時頃

 ああ



 欲しいなら、
 摘み取ってしまうかい?

[薔薇の囁き。
 それは甘美な欲望を否定しはしない。
 その伸ばした指は、きっと彼の身近な人からも伸ばされたような幻影。

 薔薇は、咲き誇るために、
 吐息をこぼす。]

 ――……


【人】 さすらい人 ヤニク

どうして……謝るんですか?

[髪から唇を離し、しかし近い距離のままサイラスの顔を見つめる。
その瞳は自覚無く、しかし熱に浮かされいてた。
梳いていた手はそのまま後頭部に回されて、
優しく、存在を確かめるかのように何度も撫でる]

ああ、良かった。帰ってきてくれて。
私は、駄目なんです。
貴方がいないと、不安で不安で、駄目なんです……

[指が首筋を滑る。
どうして今日はこんなにも、強く触れたいと願うのか]

(123) 2013/03/25(Mon) 22時半頃

摘み とる…?
…何を、どういう……

[息が上がる。目の前のヤニクの熱と薔薇の香りの熱で
逃げ場のない感覚。
潤んだ目はその水滴を零す]

熱い、よ…たす け…

[どうすれば熱は収まるのか。
どうしたら、このやり場の無い感情はきえてくれるのだろう]


[助けを求める響きに、
 薔薇ではなく、彼自身が眉を寄せた。]

 ああ、
 壊したくないんだね。

[指先、それは、眠る子を宥めるように…。]

 ――……君を慰めてあげる。
 僕なら、いくら壊されても、
 構わないよ……。

[優しく、語りかける。]


 君の大事な人は、
 大事にして………?

[その言葉はどう響くだろう。
 だけど、深い意味はない、そのままの意味だ。

 大事な人がいるのならば、
 大事な人は、大事に………。

 欲望だけで、何かを壊してしまいそうならば、
 壊れてもいいものを壊せばいいと……。]

 僕のことは壊してもいいんだよ。
 むしろ、僕は壊れることを………。

[薔薇とは違う、願い。本当は見えない、未来。

 美しくありたい。枯れてしまいたくない。

 そこは同じなのに。]




 ――……そして、賛美歌を紡ぎ出す……。


  


───……ぁ、う…… !

[熱と理性と、大事な人と薔薇の声。
持て余してどうしようもない感情と
それでも失いたくない大事な友人と

満ちる香り薔薇が脳裏を壊してしまったよう。
悲鳴のような声は悲痛で、けれどやはりどこか甘やかで

助けてたすけてタスケテ

辛い。熱い。苦しい。

けれどどうしていいのかわからない。
ずっと人に頼ってきた代償。この依存心の塊は]




 ああ……
 つらいなら、

 薔薇の木の下にまた、おいで。

[苦しげな声に、薔薇は甘やかに…。]

 ――……いくらでも、君を慰めてあげる。
 いいえ、愛してあげる……。


 だから、今は、おやすみ?

[そんな慰めを。]


【人】 さすらい人 ヤニク

嗚呼……そんな顔、しないでください。

[目元に唇を寄せ、雫を舌で掬う。
塩気のある水滴。
なのに何故か、甘さが脳を満たす]

嬉しい……
離れないで、ください。
ずっと、貴方のお傍に……

[同じように髪に触れ、引き寄せて。
唇が重ねられるままにその熱を貪った。
このまま溶け合ってしまえれば、
もう何の不安も無いのに]

(129) 2013/03/25(Mon) 23時頃




 僕も、苦しいから……。



[ひとりじゃないよ、と。
 依存には、依存で答え…。*]


【人】 さすらい人 ヤニク

ん……っ、ふ……ぅ……

[薔薇の香りに狂わされ、
本能のままに互いを求める。
刹那の間に、荒い吐息を零して。
それは一瞬であり、永遠であり。
どちらとも無く離れたのはいつだったか。
唇の間に、一筋の銀の糸]

……サイラスさん。
私も。
私も、貴方が……

[肩に感じる温もり。
告げられる言葉が、また思考を溶かす]

(145) 2013/03/26(Tue) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[好き、という言葉を唇だけで紡いで。
押しやられれば、名残惜しそうにその身を起こした。
顔を洗いに、という彼についていきたかったけれど
断られれば儚く微笑みそれを見送る事にする。
待つのは、もう慣れている。
慣れていることは、寂しくない事とは違うけれど**]

(146) 2013/03/26(Tue) 00時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/03/26(Tue) 00時頃


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