人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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視点:




[ 消毒液と、ほんのり湿ったにおいのあの部屋で
 ちりりと眼の奥に走った確かな痛み。

 昏い昏い 教会の中、
 ぽんやりと いつも視ている焔でない色が

 何も映さぬはずの眼に
 ふわふわと揺れる優しいひかりが みえた気がした ]

 


 
 
[それはまるで、声を押し殺すように。]
 
 


【人】 小悪党 ドナルド

― 集会所 ―

[黒銀の髪を揺らす族長の言葉に
何か返した者は他にいたか

これまでも人と狼を乗せた天秤は
幾度も幾度も傾きかけて
誰かがそれをどうにか必死で保っていた
そんな危うい均衡ではあったのだ
それすらも、いよいよ綻びかけている

人間とは己の欲を正義に変えて
その為に、益の見合わぬ殺し合いをする生き物
形は獣になれる身なれど、人に交わり生きて来て
彼らとさしたる違いはなかろう

ただ、意志ひとつで食む事が出来るだけ

かつて、自分の眼を奪った同胞は
その欲に負けた憐れでか弱い者なのだと]

(33) 2015/05/11(Mon) 13時頃

【人】 小悪党 ドナルド


 …承知した、見つけたら必ず


[それ以上、告げられる言葉はなく

獣の業と人の業
その鬩ぎ合いに苦しむ同胞を
手にかけるしかない

噂が真実であるのを知っている
片眼とそれを引き換えにして長らえた命
きっと、それをしろとのことなのだろう

懐の護符を族長へ渡そうとすれば
「然るべき者に持たせろ」と突き返された]

(35) 2015/05/11(Mon) 13時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[>>27
視界に俯きながら肩を震わす姿が入る
側にいるのは薬屋のサイラスで
彼女は近くに住んでいるマーゴット

自分が帰郷した時に
どこかで身寄りを亡くして村に来たと
教えてくれたのは、彼だったか

顔と名前は知ってはいたが
あまり会ったことはなかったな、と
その姿をじっと見つめる]

(37) 2015/05/11(Mon) 13時半頃

[  何かを引き換えにしないと
     大事なものは守れない――――]


[  ホワイトノイズ。  ]


  (何だ……?)


[次の瞬間  
白い空間に見覚えのある影が見えて

濡れた睫毛の奥の
黒曜の双眸と 目が合った気がした。]


【人】 小悪党 ドナルド

[>>23
それから、無言で祈りの所作をするグレッグ
その側にいるだろうメアリーはどうだったか

>>36
小さく鳴いた兄の側のジョスランの胸中は?

見てるだけで測れるなら楽なことこの上ない
しかも、牙にかける事をする者は「同胞」で
一見したとて分かる筈もなく

だからといって、いるのなら探さなければならぬ
いなければ、などの祈りは役に立たぬのも
とうの昔に「知って」いたのだから]

(46) 2015/05/11(Mon) 14時頃

[怖いのだろう、理解は及ぶ。
しかしながら乙女の涙を拭う役目は
医者の領分ではないので手出しはしない。

もとより、見かけてしまっただけである。]

  …。泣くんじゃないよ。ったく

[小さな小さな呟きを落とした。

──それでも先ほどの予感めいたものには
内心首を傾げざるをえなかったのだが。**]


【人】 小悪党 ドナルド

[>>31
ちらとラディを見れば学者の方へ向かっていて
不思議な組み合わせと思いつつも

彼がこの事態の打開策に近いのかもと
思っていたので気にはならず
どちらかと後にその話をするのもありかと
ぼんやり考えてから

>>13
猫について何か聞けないかと
思い至るはベネットで]


 ベネット…この後で飲みに行くか?


[>>0:486
奇しくも、彼の思惑とは違う理由で
その誘いをする事となる**]

(53) 2015/05/11(Mon) 14時頃

 

[――信じているなら、どうしてもしもの話なんて。

苦々しい思いは、空気を震わすことなく密やかに溶ける。]

  


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2015/05/11(Mon) 14時半頃


手に──…、掛けるなど、

[ヒトのために。まどろみのために。
夢打ち破るものを、殺すというのか]


[ 「 ――…… オォ ン 」

泣くような獣の声が遠く遠く聞こえる。
きょうだいだからこそ聞くことが出来たのかもしれない。

それはひとを愛した、末の妹の遠吠え。

助けを呼ぶような、嘆くような、

幸せと喜びとは程遠い、その声が、

不測の事態がおきたのだと、知らせるように。]


[嗚呼、泣いてる。
幸せを願い送り出した末の妹の思いに心が震える。

守りたいもの。
大事な存在。

禁を破るが彼女ならば、
長は彼女に制裁を加えるだろうか。

ひとを愛した人狼でも叶わぬ共存なら、
それは土台無理な願いだったのだ。

誇り高き狼の血がドクと脈打つ。]


[思いに同調するように、繋がる意識。]


共存の為、ヒトの為に同胞に手を掛ける。
本当にそれが、正しいこと?


【人】 小悪党 ドナルド


 ったく、真面目だな


[>>65
ベネットの承諾の意を聞けば、ふっと笑う

酔って鼻歌まじりで村中歩いたり
目覚めたら墓標を抱きしめてたとか
ちょっとしたやんちゃはあったりするが

泥酔まではまだした事はない

だが、品行方正が服着た様なベネットは
親きょうだいを思えばこそ
敢えてそれを貫いているのかもと
酒の席での行儀良さから、ふと思う]

(77) 2015/05/11(Mon) 17時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[>>37>>50
無音で自分へ名を問う彼女へ
どう答えればと悩む

話に寄れば、彼女は目が見えない
だとしたら、ラディとは逆に
声で告げなくてはならず

しかし、静寂の中で無理なこと

仕方がないので、備えつけのペンを取り
適当な紙を探してから
隣のサイラス目掛け紙飛行機を飛ばす

見られて疚しい物でもないので
多分、彼なら隣の彼女に教えるだろう*]

(78) 2015/05/11(Mon) 17時半頃

ドナルドは、サイラスの後頭部に飛行機が当たったのを見てほくそ笑んだ**

2015/05/11(Mon) 17時半頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2015/05/11(Mon) 17時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

[>>79
同じといわれ、目を見開いてから
頭の中の酒との記憶なる本を紐解いて]


 いや、なんか…違う気が…


[喧嘩騒ぎこそないけれど
飲んだ翌朝、割とよく
そこはかとなく生暖かい眼差しが
でなければ、笑いを噛み殺す様な表情とか
もう小言は諦めた、ともいわれたのが新しい]


 この話題よそう、な


[居た堪れない気持ちに襲われた]

(90) 2015/05/11(Mon) 18時半頃

共存のため…、か。

[ふと心に零れた言葉に応えがあったこと、
すぐに意識にのぼることはなく。
ゆるゆると思考は過去と現在とを巡りゆく。

共存のため、まどろみのため。
或いはそれは正しいのだろう、
そう、天秤が均衡を保ち続けていたならば。…けど]


 …────しあわせの、ため。


[何が幸せだというのだろう。
ヒトは獣を狩り、食らう。
では何故、人狼がヒトを狩り食わぬのか。

ヒトの知恵が恐ろしいからか。反撃が怖いからか。
そうして緩やかに死に向かうことが、真に幸福か]


 … いや、


[巡る思考のこたえは、未だない。
こたえのないまま、定まらぬまま八年を生きた。
妻は人間を食べたことのない人狼だった。
自分も人間を食べたことはない]


[けれど、時折思うのだ。
物言わぬ妻の墓石に花を添える間に。
妻は身体の弱いひと───人狼だった。

病は彼女を蝕み、何を食べさせてもダメだった。
あの時もし、もしもヒトを彼女に食べさせてやったなら。


         妻は生きて*いたのじゃないかと*]


【人】 小悪党 ドナルド

[>>81>>84
紙飛行機を目撃されて
「恋文」といわれれば笑いながら]


 なんで、俺がサイラスにそんなモン送る…
 そういう趣味はねえよ、ばーか


[と、大人気も飛行機と共に
何処かへ飛んでいった様な口振りで]


 って、メアリー…そこまで飢えてねえよ
 しかも、馬に蹴られて即死じゃねえかよ…それ


[相変わらずのおじさん呼びに
どう返そうと、思ってしまう悲しき三十路]

(91) 2015/05/11(Mon) 18時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

 サイラス、紙飛行機…忘れんなよ!

 …忘れたら…今夜、薬買いに行く


[大事な事なので、いっておく
かなり激しく酔った時
二日酔いになりたくないからだろうか
閉まった薬屋に駆け込む事もあったりして

大人の威厳は最早風前の灯火**]

(94) 2015/05/11(Mon) 18時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2015/05/11(Mon) 19時頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2015/05/11(Mon) 19時頃


[信じているといいながら、
もしもの話をした族長。

信じていないわけでもないといいながら
ドナルドの言葉だけを信じきるでもなく
サイラスの冗談に翻弄された己。

チクリと刺すような痛みを感じるのは――、
己もまた不安を抱え、
何処かで信じきれていないのだと自覚したから。]


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2015/05/12(Tue) 00時半頃



  ……マーガレット、きれいね。

[脳裏に映るのは、過去に視た野の花か

それとも、診療所のどこかで揺れる 花束だろうか**]
 


【人】 小悪党 ドナルド

[>>85>>86
ふわりするりと風の精は軽やかに
飛行機の受け取り人、マーゴットの側へ

>>86>>188
そして、兄さんとジョスランの方へ

>>83
先ほど向けた眼差しは
こちらへ挑む様なものであり
幼い頃から知ってる為人から鑑みて

後ろ暗さはなさ気だな、と思うのは早計か]

(237) 2015/05/12(Tue) 01時頃

[共存のため。
『人』のため。
同胞に手をかけることが、正しいこと。

共栄のため。
『ヒト』のため。
黙って耐えるのが、正しいこと。

それが正しいことなのです。]




 私達だって、   ひ と   でしょう?
 
 
 


[その一言はするりと零れ落ちました。

今はもう誰も聞かなくなってしまった、私の声です。
色も温もりも宿さない言葉は
風のようにそっと、そっと通りすぎて行きました。

喉元には右手が添えられます。

ああ、いけません。
これ以上。
だって。
だって。]


 
 
 
[ ───嗤い出して、しまいそうなんだもの。 ]
 
 
 


【人】 小悪党 ドナルド

[>>106>>107
ベネットは困った様な笑み
侘びる言葉を口にする彼の胸中は如何様か

>>108
こちらとサイラスを交互にやり
悩まし気に眉を寄せる彼に
どう返そうかと刹那考えてれば

>>124>>127
サイラスからの渡し舟
と、それにも何処か気遣わし気で
そこが彼のよさであり
傍から見てると、心配にもなる所]

(241) 2015/05/12(Tue) 01時半頃

[聞きなれぬ声は遠い日に聞いたような
何処か懐かしさを覚えさせるもの。]


               ああ。



[同意か感嘆か知れぬ音をぽつり漏らす。]


【人】 小悪党 ドナルド

[>>126>>145
そして、続いてグレッグが彼に何かを囁けば
口許に笑みを作っていた]


 モテモテじゃねえの…


[その様子を茶化してみたり

>>187
人影がまばらになった頃合いに
彼と一緒に、集会所を出ただろう**]

(267) 2015/05/12(Tue) 06時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2015/05/12(Tue) 06時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

― 宿屋 ―

[>>268
ベネットからの空腹の申し出があり
寄り道多い渡鴉にしては珍しく
真っ直ぐ宿屋に着けたらしい

もし、まだオーレリアがいたのなら
その首元に飾られた薔薇似合うといっただろうが
いないようなら、この時勢
その身に危険がなければいいなと内心に

親方の知己の愛娘とあれば
弟子以外子を持たぬ彼にとっても娘の様に
彼女の健やかなる幸せを望んでいるとは
折に触れて聞いていたのもあったりする

宿屋の中には食堂が
他の客がいたら、勝手知ったる常連よろしく
片手を上げて軽い挨拶]

(272) 2015/05/12(Tue) 10時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

 いつもの、よろしく
 食い物のおすすめがあったら、それで


[自分も朝から食べた覚えはないのに気づき
漂う食べ物の香りに触発されて
腹が鳴るとか、何たる現金さだろうと呆れつつ

自分専用の『盾と渡鴉』が施された
銀の酒杯に注がれたエールをぐいっと飲む]

(275) 2015/05/12(Tue) 10時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[>>243>>246
立ち寄った猫とはどこかで会えたか
それともすれ違ったか
会えなかったか

集会所での突き放した物言いと
日頃の微妙な距離感から>>10>>13
その言葉の背景を掴み取るどころか
触れられたのかも定かでない不安がじわり

片眼を細めながら、エールを見る]

(276) 2015/05/12(Tue) 11時頃


  ──「信頼」の花と、いうそうだ。

[小さく呟いた。
手元の赤い石が僅かに熱を持つ。
石は、持ち主にとって
信じられる人を繋いでくれるという]

 何故君の声が聞こえるんだろうねえ?
      ……マーゴット。

[心の奥秘めた痛みに、
「共鳴」でもしたのだろうか。

───……声は途絶える*]


【人】 小悪党 ドナルド


 …なあ、ベネットは猫、じゃなくてアル?
 スティーブンの所の居候を知ってるんだよな?


[喉を潤ししばらくしてから
飲みに誘った本題を切り出してみる]


 もし、何か知ってることあったら
 聴かせてもらえると助かる


[渡鴉の住む家は、数多の死者が物言わず
静かに眠る墓地の側
訪なう者など高が知れている

すでに二親もなく他の係累も絶えて久しい
よく知る者や、墓守くらいが偶に来る程度
増してや、他所から来た猫には縁遠いに*違いない*]

(280) 2015/05/12(Tue) 11時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2015/05/12(Tue) 11時頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2015/05/12(Tue) 11時頃


【人】 小悪党 ドナルド

[>>282
こどもの頃から村中あちこち
日が沈むまでふらふら遊び歩いた腕白坊主を経て
二親の死を看取ってから村の外をふらふらしてた自分

方や、沢山のきょうだいの面倒を見ながら
真面目で控えめで穏やかだと評判のベネットが
共に飲みに行く様になるのは意外な組み合わせらしく

何故かと誰かに聞かれたこともあったので


 『それは、俺も聞いてみたい』


と、返答をしれっとしたのはいつだったか

飲みに行くきっかけになったのは
帰郷して直ぐ本が読みたくなり彼の店に行き
勧められた本がどれも全て知ってることからだが]

(302) 2015/05/12(Tue) 16時頃


  せんせ? やっぱり、せんせいなのね。

[ 名前を呼ばれれば、耳しかないわたしだもの
 さすがに誰だかわかりました。]

  …どうしてでしょうね。
  諦めずに眼を治しなさいって、
  天国のおとうさまとおかあさまが繋げたのかしら。

  ………なんて。

[ とおいむかしのあの頃を ほんの少しだけ思い出す。 ]
 


【人】 小悪党 ドナルド

[>>283
目を細めながらの表情に
ふと、族長の話が作り話に思えたならと
出来もしないことを願うも
>>284
自分の顔はやはり少し険しくなっていたのか
ベネットの顔から笑みが消える]


 いやな、どうも嫌われてるらしくてな
 直接話そうにも避けられてるみたいだし

 アイツがここに来た頃とか
 俺がいなかった頃だから…よく知らねえんだよ


[親を亡くしたのは、すでに10年を超える過去
ベネットの末の妹程の頃、族長には伝えていたが
表向きには、ふらりと消えたに等しい旅立ちで]

(316) 2015/05/12(Tue) 16時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[まだ、猫は村には来ていなかったと記憶している

そうでなくても小さな村である
元々他所の生まれの誰かが来れば自ずと広まる
故にまだ彼はいなかったのだろうの帰結

その存在を知ったのは
帰郷してから酒場で武勇伝を作っている姿を
何度か目撃をしたことからだった

故にその程度の認識
何しろ、姿を見ても逃げられるので
知ろうにも限度があるというだけのこと]

(321) 2015/05/12(Tue) 16時半頃

【人】 小悪党 ドナルド


 なんで…まあ、知りてえなと


[たまに、本屋で姿を見かける猫は
ベネットにはどう見えるのだろうというのも
知りたいのは、敢えていわず]


 あれで、女の子ならな…
 ついでに口説くのもアリかも知れねえけど


[とってつけた様にニヤリと笑う
嘘か本気か分からぬ様に**]

(322) 2015/05/12(Tue) 16時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2015/05/12(Tue) 17時頃


 ……それじゃあ、
 僕はどうしても君の目を治さなくてはいけないね。
 君のご両親に誓ってさ。
 ……なんてな。

[いつかの問いに淡々とそう返す。]

[「誓って」なんて――と、多少、困惑しながら。]


―銀の薔薇―

[欲しかった。
可愛いものは宝物。

寂しい気持ちを紛らすのはわたしの宝物たち。

小鳥の命より重かった乳白色の宝石
捨てられそうになってたピンクのリボン
盗んだルージュ

そこに薔薇の銀細工も加わればどんなに素敵だろう。
この不安も打ち消してくれるかもしれない。]

[いつもはそんなことしないのに
いつの間にかわたしはしつこく
オーレリアにしがみついて首飾りを強請った。

オーレリアはとても困惑してたし
わたしの手を見て少し怯えたようだった。]



[正確には、わたしの爪を。]


【人】 小悪党 ドナルド

[>>341
新たな客の気配を感じ、しばらくの後
それはこちらにやって来た

>>353>>358
本の話題をする猫とベネットを
しばらく、無言で眺めエールを煽る

>>351>>358
気まぐれにしては、些か気になる
短い声と、やけに陽気な話し振りににやり]


 ふぅん…


[>>360>>361
こんな笑顔で笑うのかと
猫の目よろしく、くるくる変わる
その様子はなかなか興味深い]

(378) 2015/05/12(Tue) 22時半頃

[もつれて、足元を掬われて
オーレリアは小さな悲鳴とともに
後ろに倒れ込んだ。]

[不運にもその先には、昨日伐られた丸太とその上に乱雑に置き忘れられていた斧。]


[丸太に頭をぶつけたオーレリアの上体に
その衝撃で落ちてきた斧が勢いよく突き刺さる。]


いやあぁぁぁぁああああっ!!!!


[その悲鳴は誰かに聞こえたのだろうか。
信じがたい目の前の出来事に
ただ小さな身体を震わせて
その場に立ち尽くすだけ。]


[それからしばらくして。]


[少女の頭に浮かんだのは、少女らしい考え。]


どうしよう…。

怒られちゃう……!!

[怒られたら嫌われる。いや、それだけではない。
捨てられてしまうかもしれない。
大事な家族に。

少女は知っていた。実の兄なんていない。
自分の家族ごっこに付き合ってくれている優しい従兄の存在。
そんな不安定な関係。
離れていくかもしれない。

父だって。事故とはいえオーレリアが死んだ要因を作った娘をどう思うか。
激しく怒るか。突き放すか。
自分を見捨てて離れていくか。
母親のように。]


いや…いやだいやだいやだ!!
独りは嫌だ!怒られたくない…!嫌わないで…!
わたしを捨てないで……!!

[喉の奥の奥から湧き上がるような叫びに
胸は締め付けられ
まんまるに見開いた目からは熱い涙が溢れて零れた。]


【人】 小悪党 ドナルド

[>>361
例に漏れず「不思議な組み合わせ」と
いわれたものだから
猫に少し悪戯心がむくりと頭を擡げてしまう]


 ほう、やっぱりそう見えるのか
 …俺もだ

 気が合いそうだ、よろしくな


[>>371
ベネットの誘いに乗っかるなら
右手を差し出し握手を求める仕草をする
>>362
果たして、猫はどうするかと
にやり笑顔を崩すことなくお手並み拝見するとしよう**]

(386) 2015/05/12(Tue) 22時半頃

[そんな時に思い出したのは集会所での長の話。]

あ……。
そうだ……。

お昼の…。

[少女は閃いた。
昼間聞いた「人を食べた人狼」
その人のせいに出来れば……。

自分の罪は隠せるかもしれない。]


[それはレオナルドさんと話していた頃か。
集会所を後にしてすぐだったでしょうか。

幼い少女の悲鳴は、
よくきこえる獣の耳が、確りと捉えておりました。
それはきっと腑抜けた『人狼』などには捉えられないものでしょう。

嫌な予感がしていました。
形容しがたい、予感でした。]


   ぐちゃ    ぐちゃ
               ぼとっ
     ぐちゃ            ぐちゃ
          びちゅ
  ぐちゃ   ぐちょ    ぐちゃ


[獣の姿に身を変えて、少し前までお姉ちゃんの身体であった
焦りからその身にも躊躇いなく牙を突き立てる。
小さな顎で噛むと、その歯型はありありと映し出される。

これではばれてしまう。
ばれてしまっては怒られる、嫌われる。

その恐怖から逃れるため、むごたらしい事でも平気でできる。
子どもだからこその残酷さなのか。]


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2015/05/12(Tue) 23時頃


[歯型がわからないように身体中を噛みちぎった。
その遺体は見るも無残なほどズタズタで。

手。 足。  首。  臓器。

全てがあるべき場所に収まっていなかった。
ただ、顔だけ。
顔だけは恐ろしくて牙を立てられなかった。

その遺体を見たものはそれが誰だったのかはすぐにわかるだろう。
わかるからこそ、凄惨な姿は村中に衝撃を与えるのだろう。
だが、それはまた陽が昇った後の話。]


 ……────。

[散らばっていたのは、『彼女だった』もの。]


[手や、足や、首や、臓器。
散らばった彼女の残骸は惨たらしく教会を彩っていました。
くるりと教会を見回して、しばらく。]

 ……、…。

 ………く …く、ふふっ。

[私は、肩を揺らして嗤っていました。]


[血に噎せ返る臭いの中、微かに残る少女の香り。
心まで『人間』に成り下がった獣にはきっとわからないそれを嗅ぎ付けると。
私はニタリと唇を歪めていました。]

 糞餓鬼が。
 『これ』は私のモノだったのに。

[ぽつりと、声を落とします。
普段話さないぶん、とても微かな音ではありましたが。
それはしんとした教会の中で、確かに響いておりました。]


[無惨に散らばるなかでひとつ。
顔だけは綺麗に残されていました。
私はその顔を見下ろすと、唇を動かしました。]

 やっぱり脆いのね、人間って。
 怖くて抵抗も出来なかった?

 それとも優しいあなただから、抵抗もしなかったのかしら。

[くすくすと嗤う声が響きます。
紫の綺麗な瞳を見つめるだけで触れなどしません。
だって、誰かの残飯なんて汚くて触りたくもないじゃないですか。]


 さようなら。

 友達ゴッコ、楽しかったわ。

[にこりとやわらかな笑みを作って。
私はそっと囁くのです。]


 
 
 
 ───『またね』?
 
 
 



 …── メアリー?


[どこかで悲鳴が聞こえなかったか───?]


メアリー?

[声は二重写しのように、その耳まで届くだろうか。
ふわりと鼻をつく、血の香り。
甘いその香りに、男は微かに目を見開いた]


[悲鳴が聞こえていた。
ひとり、ふたり、さんにんの声。

メアリーを呼ぶ声は先ほどまで聞こえたルパートの声。
さんにんのうち、ふたりの正体までは確信できる。

けれど、ああ、もうひとりの声は――。]


[くるり見渡すその中に、あの時確かに「ああ」と返した
声の主を見つけたのなら。]

 ………ふふ。

[くすりと唇を歪ませて、微笑みを一つ向けるのです。]



「どうしたんだい?」
[という父の声と]

「メアリー?」
[という父の声が]

??
[重なったように聞こえた。]



……何だか耳がヘン…。


[微笑みが女のくちびるを彩る
漏れる声は空気震わすそれではなく、
直接響くような、音色。]


――…ああ、もうひとりはキミだったんだね。

      ラディスラヴァ。


[教会の天井を仰ぎ紡がれるべきはこの音色だったか、と。
ふ、と目を細めて酒場に現れた彼女を見詰めた。]


[手を握れば、傍に寄れば間違いなく匂う血の残り香。
人より鋭い人狼の嗅覚の所為だろうか。
いや。それならばクラリッサもとうに気付いたはずだ。


 …… ざわり。 心をざわめかせる血の香り。


感じられるのは”血”のためか。
それともこの身が、とうにまどろみの外にある為か]


メアリー、聞こえるんだね。
お前、何をしてきたんだい?

 …血の、匂いがしている。

[責める風はなく。
案じるように、確かめるように乗せる声なき囁き]


お父さんはいつだって、

[そう、いつだって。
人を手に掛けるには老いた、
ぬるま湯に馴らされすぎたこの身だけれども]

お前と──…

[声が聞こえる。ひとつ、ふたつ。
ああ、うたかたの夢から醒めた者らの声が]



         …──── お前たちの味方だよ。

[闇に光る獣の目を伏せ、そう囁いた]


[ゆらり、聞こえる声。
それはやはりあの時の、彼の声。]

 ええ、私。
 腐ってない『ひと』がまだ居たのね。

[くすくすと、それは本当に楽しいことのように微笑みました。
口許を抑え、生温い理想郷の中で腐ってしまった
腑抜けた獣達にはバレないように。

泡沫の夢から醒めた者にしか伝わらぬ声で
私は『言葉』を落としました。]


[ さくり さくり 草を踏む4つの音。

 眼の中の、やさしいだけだった光が柔らかな像を結んで
 闇の中に浮かんだのは、背が高くて紫色の……
 返魂の一節を持つ 十五夜草。

 「君を忘れない」

 とおいとおい誰かを想う、思い続けてしまう ひと。]

   せんせいが両親のために誓ってくださるなら
   わたしも頑張らないといけないですね。

   ………でも。
   視えないまんまでも、しあわせですよ。

[ 治らなくとも、助けられずとも
 救われる「なにか」は確かに あるのだと

 墓地の出口で告げた ことば。**]


―食材小屋に向かう途中―
[口からではない、
どこから伝わってくるのだろうこの声は。

慣れ親しんだ父の声が響く。
すぐ隣にいる父の声が。

不思議そうに父の口許を見ながら歩いていたけど
続く父の「血」という言葉に
眼を瞠る。]

…ッ!!
してない……。
なんにもしてない!


[血の匂い…?
そんなの考えもしなかった。
だって無我夢中だったから。]



[食べ散らかした肉の味も覚えてないんだもの。]

 


[“お前たち”とルパートは言うから、
それは聞こえる者に向けられると思えた。]


――…僕も味方だよ。

       今夜のことは、秘密にしよう。


[ぽつり、ぽつり、声を紡ぎ。]


[「お前たち」という言葉は
自分とグレッグのものだと勘違いしつつ
「味方」という言葉を聞いて尚
打ち明ける気配もなく。]


  [滅多に怒ることのないお父さんだけども、それでも
  「殺す」なんて絶対に許してもらえない。
  だって、お父さんはスティーブン先生を
  まだ許してないから。]




  …?
  誰?

  わたしの中に入ってくるのは誰?

[今まで考えてなかったから気づかなかった。
父親の声だけではない。誰か別の人の声も聞こえる。]

  なに…?怖い……。

[みんな見張ってるのかな、わたしが悪いことしないか。
…ううん、もう悪いことした…――から?]


[楽しそうな笑みの音色が伝う。]


腐ってない『ひと』、ね。
ふぅん、キミにはそう見えるんだ。

腐りはしない。
けれど――…、


[共存の形はまるで飼い殺されるようで、
鈍っている、とそう感じていた。

密やかに交わされる言葉。
醒めてしまった己は泡沫の夢の中にはもう戻れない。]


 味方……、味方ね?

 役者は揃った、というところかしら。

 どこの誰がとは謂わないけれど
 大変なことをしでかしたみたい。
 明日の朝になれば、それはきっと楽しいお遊戯の始まりね。

[高く澄んだ声は、さて、何処まで届くでしょう。]

 『一族の手で、過ちを正す』んでしょう?

 味方なら、庇ってあげなくちゃならないかしら。
 犯人さんが暴き出されたら、それが老人であれ若者であれ
 女であれ子供であれ、きっとあの男は無慈悲に謂うわよ。


 「処せ。」

 って。

[くすくすと零れるのは笑み。
密やかに交わる会話は、さて何年ぶりのものだったでしょう。]

 そうなると、あの男が邪魔ね。
 くだらない理想にしがみついた、哀れな獣。

 どうせお遊戯は始まってしまうんだもの。

 折角ならもっともっともっと、もぉっと。
 派手に彩ってみない?

[くすくす、くすくす。
だって、楽しいんですもの。]



………君かね。

[聞きなれぬ声。
思えば昔聞いたことはあったのだろうが、
それでも長らく──しかも年も違う──聞かなかった声。

高く澄んだ声響かせる娘へ向け、声ならざる声が向かって]


[深く落ちたのは、諦めに似た溜息。

何故同胞は目を覚まそうとしないのか。
何故同胞の手で、同胞を裁かねばならないのか。


 人狼が人を食らうことなど”自然”というのに]



 …… その前に長を、かね。


[そうかも知れない。それが正しいのかも知れない。
けれど長年をぬるま湯で過ごした男には最早牙はないけど]


やるなら──…



  ……、上手く「隠さないと」、なあ。

[牙はなくとも知恵はある。
さてどうしたものかと、思案する様子で口を*閉ざした*]


 共存のため、共栄のため
 『ひと』の為に。
 同胞に手をかける。

 私達だって『ひと』なんだから。

 同胞に手をかけたって
 構わないはずよね?

[諦めにも似た溜息が聞こえます。
声ならざる声が向かう先
私は彼に、微笑んで見せました。]

 そうね、上手く隠さなくっちゃ。
 でなきゃ、殺されちゃうわよ。

 ───“わたしたち”。

[『味方』なんでしょう、と首を傾いで見せて。]


[腐らない、誇り高き人狼。
…なぁんて謂うつもりは微塵もないけれど。

人間に紛れて、耐えて、黙って生きる。
それが『共存・共栄』だなんて。
初めから天秤なんて水平じゃなかったことに
気付きもしないお馬鹿さんたち。

泡沫の夢にしがみ付いて。
ありもしない理想を描いて。
微温湯に浸かって。
人と獣が仲良く手を取り合って生きていこうだなんて。

本当に、馬鹿みたい。

もう天秤は大きく軋んでしまったのだから。]


 
 
 
 ───明日の朝が楽しみね?
 
 
 


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