人狼議事


125 【突発誰歓】I-GAME.ver.2

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若者 テッドは、メモを貼った。

2014/06/28(Sat) 09時半頃


【人】 若者 テッド

[ 確かに此の手で葬ったはずの男から、メールが届いた。

 偽物ではないだろう、切断した箇所は騎士と本人しか知らない、墓荒らしでもすれば話は変わるが、そこ迄して送る内容にしては具体的な実利を得ようとする中身がないのだ。

 つまりは、本物。その確かな真実は、これ迄の歯車と噛み合い全貌を明らかにし始め稼働する。

 ーー復活したミナカタ レイジ。

 ーー爆発四散した篠塚 藍。

 ーー契約者からのメール。

 ーーそして、7枚の黒い羽根。

 騎士の中で次々とピースが埋まり、やがて其れは1枚の絵を形作る。
 即ち、彼女へと至る道筋が、其の為の手段が。]

(5) 2014/06/28(Sat) 14時半頃

【人】 若者 テッド



(教会に、行こう)

[ 7枚の羽根を集めよ、と契約者はそう言っていた。
 騎士はアレが、まさか自分だけに向けられたメッセージだとは思わない、他の参加者も似たような情報を騎士よりも早く受け取っていたはずだ。
 上原夜斗もその1人、ならどうするべきか。その答えは至極単純、教会で待てば良いのだ。]

【4枚の羽根は此方の手に、決着は、教会にて】

[ 説明する時間も惜しく手短にミナカタ レイジへそう返し、残りの生存者が教会に向かうよう仕向ける。
 あの耳と目を誤魔化してくる術への対抗する方法もあるにはある、勝算はゼロではない、そしてゼロでないなら今の騎士には十分過ぎた。]

(6) 2014/06/28(Sat) 14時半頃

【人】 若者 テッド


(例え其れが、恒河沙を渡った先にある勝利でも……ボクが、ボクでいられるうちに!)

[ 疲れを知らぬ機械の脚と心臓を以って、騎士の体が森を駆け抜けてゆく、姿勢を低く保ちまるで地面スレスレを低空飛行しているのかと錯覚させる様な動きだ。
 教会跡は決して近い箇所にあるわけでもないが、人体の限界を文字通り越えた騎士にとってそれは正しく細事。

 距離が縮まる。

 騎士が征く。

 再び彼女と邂逅する為に、己の我儘を押し通す為に。

 白亜を纏った騎士は征く。]

(7) 2014/06/28(Sat) 14時半頃

【人】 若者 テッド

         チク・タク チク・タク


 壊れた時計は戻せない


   チク・タク チク・タク


       憐れなハンプティ・ダンプティ


      チク・タク チク・タク


 潰れてしまってもう戻れない


  チク・タク チク・タク

(8) 2014/06/28(Sat) 14時半頃

―電脳世界β 個別会話(for.ヤト)―

死ぬな、とか。能力とけ、とか。
ほんっと要求多すぎ!
我が儘すぎて呆れるっての。

大丈夫。手紙に書いてあったお願いは守ってあげるから


(…拗ねたかな………)

心配してくれた彼に対してキツい言葉で返してしまったかなと。
でもあっちからそもそもあんな約束を自分に託したくせに身勝手だ。

自分でだってわかってる。このまま続ければ死ぬことくらい。
けれど。大切な人をもう失いたくない。
9年前のときみたいに何も出来ない訳じゃない。守れる能力が出来たんだから。
お姉ちゃんやお兄ちゃんのときみたいに黙って自分が生きたいからと見ている訳にはいかなかった。

あーちゃん、ヤトが死んだとき心が辛くなかったわけではない…
だからあーちゃんが死んだときは黒田を殺そうとした。
ヤトが死んだときは何で、と彼を責め立てた。

せめて、カイトだけは、と思って。彼の願いを叶えたいと思って。

今の状況…それがもし叶わぬなら……
最期くらい、私がしたいことしたって良いでしょ

ヤトのお願い、私に守らせてよ……


―電脳世界β 個別会話(for.ヤト)―

そう。向こう見とけばいいの


心配してくれてありがとう


―電脳世界β 個別会話(for.あーちゃん)―

あーちゃんまで…もう、心配皆しすぎなのよ…
無理しなきゃいけない場面で無理しないでどうするのよ。
死ぬなんて、まだ決まってないでしょっ


若者 テッドは、メモを貼った。

2014/06/30(Mon) 19時半頃


【人】 若者 テッド


 ゴゥッ‼︎ と一陣の颶風が、中央の森を吹き抜けていく。
 それは白い、白亜の風だ、今まさに強風となって吹き荒れる純白の嵐だ。
 機械の脚が地面を踏みしめる度に、生身ならば耐えられないであろう反発力が生まれ、騎士の体を前へと運ぶ推進力へと変わっていく。
 進み征く騎士の顔は険しい、だがそれは外側の敵を想い浮かべた表情ではなく、内なる敵、騎士の思考を侵そうとする騎士であって騎士ではない存在との攻防が表へと滲み出ているモノ。
 ソレは何処までも単調で抑制のない、温度を感じさせない声で語りかけてくる。

 
『Aff.後は全て、このエクエスに任せるのが最良デス』

(……黙るんだ)

『Aff.其の手で、頭蓋を穿つこデス、脳を完全なる機械に、完全なる機械仕掛けの騎士《エクエス・エクス・マキナ》となるのデス』

(……やる事ができた)

『Aff.機械的に判断しマスと、貴方の行動は酷く非効率デス』

(……そうだね、その通りかも知れない)

(63) 2014/07/01(Tue) 02時頃

【人】 若者 テッド


『Aff.貴方が生物である、その象徴たる部位を除き、全てを機械とすればエクエスを止められる者など居ないのデス』

(……それじゃあ意味がないんだ)

『Aff.理解不能デス』

(……だろうね、それが理解出来ないからダメなんだよ)


 押し黙ったエクエスを思考の深層部へ叩き落とし、騎士は一段と速く大地を駆る。
 ドッ‼︎ と砲弾のような勢いで放たれた騎士の体は速度を殺さずに突き進み、やがて雪白の体躯が眼前の建物へと迫るーーそして。

 ガッガガガッ‼︎

 思い切り腰を落とし爪先を上げ踵を落とした結果、蓄えられていた運動エネルギーは足元へと吸われ、また摩擦となり、騎士の走破は終わりを告げる。
 
 教会跡、思えば彼のゲームはここから始まった。
 だが、そんな感慨に耽るつもりなどない騎士は無言で扉へと近づこうとし。

(64) 2014/07/01(Tue) 02時頃

【人】 若者 テッド


(……不穏の匂い、それも濃厚だ)

 教会から滲み出る、濃い非日常的な空気を感じ取った。
 例えば普段の散歩道である公園で、何かしらの事件が起こったとする。
 その後暫くは公園を避けるかも分からないし、仮に通ったところで長閑な雰囲気など望めないだろう。
 そんな感覚を、何倍にも濃縮した、火種の匂いだ。
 派手な物音は聞こえない事から、既に事は済んでいるのだろうと考えた騎士は。


 コンコン、と古びた木枠の扉を叩いた。
 まるで、それば、ノックの様で、と言うか正真正銘のノックであり。


「誰か、居るのかな」


 わざわざ声をかけたのは、必要以上に教会を壊し契約者とのパスが切れるのを防ぐ為、要は羽根が7枚揃えば良いのだ。
 本当はこの辺り一帯に陣取り、外周部で迎撃に出る予定だったのだが既に何者かが居るというのなら話は変わってくる。

(65) 2014/07/01(Tue) 02時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2014/07/01(Tue) 02時半頃


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