240 光と闇の夢幻神楽
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[世界の命運を分かつ戦いが集結して、幾何か経った頃。 とある噂がまことしやかに囁かれる。 それは、日の本で最も高い山。 その頂上。 普段は火口以外何もないはずのそこに、とある時期になると季節外れの桜が舞い散る。 やがてそれは視界を覆い尽くすほどの桜吹雪となり、それが晴れる頃にはそれはもう美しい並木と、そこに佇む小さな家屋があるのだそうだ。 そこには、一人の女が住んでいる。]
(0) reil 2018/05/22(Tue) 22時頃
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なんだ、また迷い子か? ふふ、私はただの境の門番さ。 この通り、棒を振るうことしかできぬ世捨て人だ。
[桜散る瞳の女は穏やかに微笑む。 曰く、この日だけはかつて氾濫した死者の魂が、門を通じて現世へと戻る事を許される。 その門を守護しているのだと。]
門とはいえ、概念のようなものだ。 神話は終わり、世界はあるべきように固定された。 あとは、一年に一度の偲ぶ時期を見守るだけだ。
(1) reil 2018/05/22(Tue) 22時頃
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……何ももてなしもないというのもな。 茶請けでも出そう。待っていろ。 何、ちゃんと現世のものだよ。案ずるな。
[1年に1度だけ、もしかしたら訪れるかもしれない、桜花の逢瀬。 胡瓜と茄子の漬物は、たいそう美味なのだそうだ。
この死者を偲ぶ不思議な女の存在。 そして、かつて起こった大戦。 それらから名称を取り、いつしかこの時期が『お盆』と呼ばれるようになった。
―――のかもしれない。]
(2) reil 2018/05/22(Tue) 22時頃
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あぁそうだ。 おい、そこのお前。
[この時期は人が多くなる。 死者の一人を呼び止め、風呂敷に包まれた荷物を渡す。]
これをあいつにでもやっておいてくれ。 一度刃を交わしたのだしな。 何もないままというのも味気ないだろう?
[冥府の主と、境界の守護者。 気は合う、と思ったのだし、たまには挨拶くらいは必要だろうと。 中身は漬物に煮物などといった、まぁ本当に近所づきあいのお裾分けみたいなものだ。]
では、よろしく頼んだぞ。
[そういって笑うのだった。]
(5) reil 2018/05/22(Tue) 22時半頃
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ふふ、いつか、な。
[その時は必ず訪れる。生あるものには等しく、いつかは。 足をばたつかせる童子を微笑ましげに見下ろす。 不思議なものだ。初めて会ったときには、友人の姉なのだから当然だが、年上だった。 それがこんなに幼い姿で再び会うとは。 たとえ気付いているのが自分だけだったとしても。]
(12) reil 2018/05/22(Tue) 23時頃
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さぁ、誰だろうな。 だが、元気にしているぞ。
[首を傾げる童女に聞こえるか聞こえないかの声で零す。 視線をやる部屋の奥。 瑞々しい桃と柘榴を視界に映し、笑う。]
果報者だな、お前。
[かつては考えられなかったが、こういう穏やかな日々も、悪くない。]
(13) reil 2018/05/22(Tue) 23時頃
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