184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】
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人間の業とやらかくも面白いものだ。呵呵!
…サァテ、皆様御機嫌よう。
この男はこちらで預かろうぞ。
…また逢う日まで。
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うぐっ────!!!
[相手を蹴りあげようとしたものだから、容易く相手の足で腹を押されバランスを崩す。 呻きながら突き飛ばされ、尻餅をついてはゲホゲホと咳き込んでいた。 そうしているうちに、憤怒の男が強欲の男へと襲いかかり乱闘が始まっている。 ふ、と口元のみで嗤いながら手の甲でそれを拭い、すいと彼らから離れていく。 しくしくと蹴られた腹が痛むが、そうした相手が苦しみ死ぬのならば僥倖!]
[怠惰の男に劇物を渡せば(>>165)ぼやかれた。 なので僅かに眉を顰め、床を示し、軽く拾う仕草。ここで拾ったのだと。 正確にはここで得られたのではなく手前の扉だが、それはまあ良い。 暴食の男にナイフを渡せばはしゃいでいた(>>*48) 狂ったようなこの言動が本性か、それとも本当に狂ってしまったか?と片眉を跳ねさせる。 しかし、それでも直ぐに笑みを浮かべて頷いてはその場を離れ行く。
遠くから、笑みを湛えて彼らの凶行を見守っていた。 流石に色欲の男の銃弾の音には肩を跳ねさせたが、それにもやがて慣れていく。 強欲の男から発せられる音は、耳に心地よい音楽のようであった]*
(10) yumeneko16 2016/03/06(Sun) 13時頃
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[また、響く声(>>*0) そうね、御機嫌ようと笑みを浮かべよう。 次に出会ったならばその姿引き摺り出し、お前を罪人と示してやると。 それを言葉にすることはないが、不敵に笑いながら赤い扉────鍵の開いた音がした方へと向かうのだ。
其れから、誰がその扉を開けたか。 自分であったかもしれぬし、他の者だったのかもしれぬ。 意識が途切れるその前後を、娘は明確には覚えておらず────]
(24) yumeneko16 2016/03/06(Sun) 21時半頃
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[目覚めたのは、見知らぬ部屋。 見知らぬ天井。 着ている衣服は着替えさせられ、清潔な木綿の入院着となっていた。 清潔さの中に薬品の匂いが混じった空気が流れている。 ここは何処だろう、と目を瞬かせて体を起こした。 如何やら、病院の個室のよう。 古ぼけたカーテンの隙間から、暫く見る事が無かった陽の光が射し込んでくる。
────あれは、夢?]
あ、あ……………。 私……………っ!
[話せる。舌がある。目を見開き両手で口元を押さえてはその事に歓喜して涙が滲む。 あれは悪夢だったのだ。 なんて酷い────悪夢。 長く細く息を吐き出すと、娘はそっと誰かを呼ぼうと辺りを見渡し────そして気付いた。 微かに混じる血の臭い。 見覚えのある"資料" その資料に手を伸ばし捲ってみれば]
(25) yumeneko16 2016/03/06(Sun) 21時半頃
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ひっ
[その見覚えのある首に小さく悲鳴を上げた。
青白く染まる顔色。カタカタと震えながらも、すう、はあ、と息をして思考を巡らせる。
そして娘は大きく息を吸い込んで]
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きゃあああああああああ!!!!!
[思い切り叫び、そのまま"倒れこむ事にした" 目を閉じ気絶した振りをしていれば、バタバタと辺りが慌ただしくなる。 「櫻子お嬢様?!」「うわっ?!誰がこんな事……」「ひっ?!異人の首?!」「お嬢様、気を確かに!!」 そんな風に幾人か、医者やら使用人やらが駆け付けてくる気配に────全てを下賤な彼らに任せて、娘は臆病な小鳥のように演じてみせよう。 目を覚まして、再び虚ろな男と目と空洞が合えばふらりと倒れて見せ、いやいやと魘されてみせるのだ。 きっと、きっと。 ────この首は"誰かの悪戯"で無かった事にできるだろうと]*
(26) yumeneko16 2016/03/06(Sun) 21時半頃
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[資料に挟み込まれた其れは紛れも無い、【強欲】の腹部の臓器。
あの時彼がナイフで抉ったのも此れと同じ物だったのだろう。
そして何より白紙になった罪歴の1行目に書かれた文字を見て、彼は知るのだ。
あの世界が決して夢などではなかった、と。]
<早ク認メチャエバ楽ナノニ
僕ハ君、君ハ僕。
始カラ全部マヤカシサ!!>
[嗚呼、耐え難き"君の死"
意志さえ
死んで消えて無くなってそんな
低空飛行になった世界に僕はいない
瑠花、どうか"消えない"で]*
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──傲慢な娘は──
[あの後、娘はその罪を問われはしなかったものの、妙な難癖をつけられる娘だと火浦の厄介者扱いされていた。 確かに、あれが娘の罪とはされなかったとしても、それだけの事をされる何か、恨まれる何かがあるのでは無いか────と、勘繰られての事である。
とんでもない!と突っ撥ねた所で、所詮娘は女だ。 その時代の女はまだまだ社会的に弱い。 どんなに気が強くても、どんなに家柄が良くても、どんなに美しくても。 天刑病にて子を作らずとする娘に貰い手は無く、嫁にも行けず子を成す事もない女は無価値だ。 それでも火浦の娘だからと、女一人でも生きていけるような環境を整えてやろうとしていたのに、このような厄介ごとを抱え込んで。
娘は主張する。「私のせいではありませんわ!?」 だが、厄介者の娘の言うことなど、男たちは聞き入れる筈もない。 どんなに娘が家族を愛し、兄を愛し、その血筋を護らんと必死であったのか。それこそ、己の手を汚してまでしていたのに。 それを男たちは理解もせぬ。知りもせぬ。そして娘は、それを伝える術もなかったのだ]
(38) yumeneko16 2016/03/07(Mon) 02時半頃
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[娘は追い払われるように、ある家の妾にされた。 嫁ぐのではなく妾、である。それも大層娘には不服であったが、子供を産まないと決められた娘には抵抗できなかった。 妾になった相手は余命幾ばくも無いよぼよぼの老人だ。父親より余程年が上であるのに、娘を見初めたのだと言う。呆れたものだ。
では夜は、と言えば────節くれだった乾いた指先が、娘の艶やかな肢体を撫で擽っていく。 悍ましい。悍ましい、穢らわしい!! まるで娘の若いエキスを吸い取りたいかのように、乳房を揉み赤子のように乳首を吸い、全身を臭い舌でねっとりと味わい、秘められた谷底も其処から湧き出る泉も小さな果実も、全てが暴かれていく]
(39) yumeneko16 2016/03/07(Mon) 02時半頃
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[娘には抵抗する術もない。 ────枯れ木のような体をして、相手はそれでも男だった。力では、敵いようがない。 屈辱に涙しながら、反応してしまう体を恨んで────毎晩、そうして体を嬲られていたのだ。 時に、無理やり男根を口に捩込まれる。噛み切ってやろうかと思ったが、そんな事をして────火浦の家名に泥を塗ってはならない。妾ですら出もどりかと言われてはならない、言われたくはない。 だから必死に奉仕して、そして不浄の孔を暴かれるのだ。 暴かれ貫かれ揺らされ注ぎ込まれ。 こんな屈辱に耐えてまで、正妻の妬む視線をはねのけてまで、変態的行為を甘んじて受け入れてまで、娘はそれでも護ろうとした。 自身の大切な家族を、家を。然し────]
(40) yumeneko16 2016/03/07(Mon) 02時半頃
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[震災で、火浦の家は火に巻かれた。 家族は皆、行方が知れぬと聞かされて、止めるのも聞かずに駆け出した。 焼け崩れた火浦の屋敷を見て、膝から崩れ落ちる。 そうして放心している娘を、3人の暴漢が襲ったそうだ。
あゝ。 あの時、死ねば良かったのは自分ではないか。 どんなに薬を得ても、治らぬ。 自分の価値は、元には戻らぬ。 子を成してはならぬとされて時から自分は無価値だ。 それに火浦の血を残してはならないとはあんまりだ]
(41) yumeneko16 2016/03/07(Mon) 02時半頃
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[愛しています、兄様。
愛しています、父様。
あなた達を、家を、誇りに思っておりますの。
あなた方を守りたかったのです。
だから、これはあんまりな。
────あまりに、酷い。
お願いです、前のように櫻子を愛してくださいまし。
嫁にやれず子を成せない娘を厄介者になさらないでくださいまし。
悪いのは私では無いではありませぬか。
罪を重ねたという祖先ではありませぬか。
お願いです、私をそんな目で見ないでくださいまし。
────愚かな娘を、許して]
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[火浦の家は途絶えた。 家は焼け、皆死んだ。娘に至っては嬲られた後のその死体はどこに消えたか。 娘の護ってきた大切なものは皆消えた。
────遠く、遠く。 ケラケラと笑う狂った女は、あの娘であったのか。 それすらもう、定かでは無い]*
(42) yumeneko16 2016/03/07(Mon) 02時半頃
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