190 【身内村】宇宙奇病村
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[嫌いな奴ばっかりだ。 自分の無力さを痛感していても私なんかを気遣ってきた男女も。 純真な魅力を持ってて、傍から見ても将来に期待したくなるお子様も。 小さな体にきっと大きな使命を自らに課してるであろう雰囲気を持つネズ公も。 自身がマルチな才能を持っているのに、他の人たちに本気の尊敬を向けてた若作りのババアも。 適当なことばかり言って、その裏に深い知性と冷静さを持ったf*ck'nプリン野郎も。 ヒトでもないくせに、「そうすべきだと思うから」「皆の役に立ちたい」だなんてご立派な思考を身に着けたアンドロイドも。]
(38) 2016/05/21(Sat) 01時頃
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[――畜生かよ私は。]
[昔の事を思い出した直後だったからか。 碌に成長もせずここまで来てしまった自分の卑小さを痛感して。 その分、この旅で触れ合った皆がやたらと眩しく見えて。]
[でも、何故か厭な気分じゃない。 まだまだ皆を嫌いでいたいと思う気持ちがどこかに有るからこそ、]
(39) 2016/05/21(Sat) 01時頃
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(>>12)
……こちらこそ、ありがとうね。 本当に助かってるよ。
[たぶん私は、まだ頑張れている。]
[それに私は、死ぬときはキノコの苗床になって死ぬと決めているんだ。 だから、こんなところで死なないために。 皆で一緒に帰るために、最後まで頑張ろう。]
(40) 2016/05/21(Sat) 01時半頃
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(>>13)
ん? なになに?
[ワクラバが投影した立体図面を眺めて首を傾げた。 続く説明――なるほど、動力炉の変換機か。]
……ガチなヤツじゃないか。
[トップシークレットって簡単に言うけれど。 よりによってLa=Sta=Demonicがこの技術を他に先んじて手にしたら、一気に警戒度跳ね上がるんじゃないか。]
ああ、うん。 私でどこまで検証できるか解らないけれど…… 賭けてみる価値、十分にありそうだ。
[差し出された、無事に持って帰れれば恐らく凄まじい価値になろうデータが入った端末を受け取った。 ……無防備だなあ。無防備すぎて勘繰りたくなる私が厭になる。]
(41) 2016/05/21(Sat) 01時半頃
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……そうだね。 ミッちゃんのメンテ、よろしく頼むよ。 本人はどう言うかわからないけど、頑張ってくれてたからね。
ついでに、覚えてたら「ご協力ありがとうございました」って伝えておいてくれる?
思ったより時間かかったけど、この二週間でミッちゃんのAIの解析は終わったよ。 この後、部屋で船内AIの修正作業に入ろうと思ってる。
[言いながら、出て行くワクラバを見送った。 次元航法装置も復旧の目処が立ってきたし…… そろそろ、おイタをしてくれたバカAIの性根を叩き直してやらなきゃな。]
(42) 2016/05/21(Sat) 01時半頃
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― 現在 / コンソールルーム ―
(>>27)
……ワクさん。
[変換機の検証の件で通信開こうとチャンネル回したら、途端これだよ。 て言うかメンテナンスしてるんじゃなかったのかよ。 さすがにびっくりするからやめて欲しいなまったく。]
えーっと……ぶっちゃけトーク大会開催中? 私あまり秘密とか無くて混ざれないけど、聞いててオーケーなヤツかい、これ。
(43) 2016/05/21(Sat) 01時半頃
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― → 自室 ―
(>>56)
[ババアが必死に引き抜いたAIモジュールとメンテナンス用端末を接続しながら、私は開きっぱなしの通信回線から届く声を聞いていた。]
……私たちがその「寄生体」とやらにミッちゃんの事を誤認させられてる、って事は。 症状の進行が遅いってだけで、私たちもとっくにヤられてるって話だよね。
[医務室で寝こけてる連中同様、私も寝落ちたままいつ目を覚まさなくなっても不思議じゃないって事かよ。 悲惨すぎて笑えてくる。 笑えないけど。物理的にも。]
(60) 2016/05/21(Sat) 20時頃
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― 回想:思い出せない記憶の抽象的なヴィジョン ―
暗闇のなかで独り、そいつは佇んでいた。
暗がりから、静かに、こちらを見つめている。
手が差し伸ばされた。逸るように。躊躇うように。
何かを掴もうとするように。
そこに居たのは、“あの時の俺”だ。
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……ん?
[ふと、頭に浮かんだ一つの仮説。]
いや、待て。待って。 そういう、事か……?
――――、…… ヘイ、モフっち。
聞こえる? 聞こえてる? ミッちゃんとワクさんの会話は把握してる?
ちょっと、話しておきたい事というか、思い付きというか…… いや、見当外れっぽかったら無視してくれて構わないんだけどさ、
[どうも最近やたらと思い悩んでる様子のネズ公……この船で最も医学に長けたそいつに、私は通信を飛ばした。]
(63) 2016/05/21(Sat) 20時半頃
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(>>66)
[返答が有った。何やらぶつぶつ言っているが、取り敢えず私の考えを伝える事にする。]
……いや、ね。 船内AIがおかしくなったのが、どうしても疑問だったんだ。 タイミング的には例の彗星の後――って感じで、何となく釈然としないのにそのままになってたんだけど。
……実は、どこもおかしくなってなかったんじゃないか、って。 今、ちょっと思ってさ。
何と言うかさ、あのシステムエラー騒ぎの時。 単純な故障って感じじゃなくて、小狡い計算で私たちを的確に殺そうとしてきてたじゃない。
本来、調査団を守るべきAIが、私たちを殺そうとする理由、ひとつ有るな、って。
……未開の星系から、未知の脅威を、私たちの星系に持ち帰らせない、ため。 私たち以上に優先度を高く設定された――私たちの母星を守るため、だったんじゃないかな、と思ったんだ。
(69) 2016/05/21(Sat) 20時半頃
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えーっと、だから、言いたいのは。
……この船のAIは、かなり早い段階で、「寄生体」とやらを検出できていたんじゃないかな、って事。
調査直後のバイタルチェックとかはAIも参照してるだろうし、他の要因もあるのかもしれない。
……まあ、本当に思い付きだから、実際はどうかわからないけど、仮にそうだとして。
AIが寄生体を検出した瞬間の判断基準……そのログや分析結果を抽出することが、もしできたら。 それは、モフっちが寄生体とやらの事を調べるのに、役に立つ?
(70) 2016/05/21(Sat) 20時半頃
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(>>72)
私もだいぶ荒唐無稽な事言ってると思うから、どうかな、ってとこだけど…… 仮にビンゴだったら、データ自体は暗号化されてアーカイブされてるはず。 今は止めてるAIを復旧されれば、簡単に読めるようになるよ。
1時間ほど待ってて。 ヤンファお姉様が引っこ抜いたAIモジュールを、これから直すから。 ……さっきの思い付きが合ってたら、直すって言うかむしろ私たちに都合良くブッ壊すって事になるけど。
[私にとっては、そっちの方が俄然やる気が上がるってもんだ。]
じゃ、ちょっと集中するから暫く黙るよ。
(74) 2016/05/21(Sat) 21時頃
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― 自室 ―
[作業用BGM代わりに通信は開いたまま、私はメンテナンス用端末に向き直る――前に、集中するための準備だ。]
[まず、服を脱いだ。全部だ。全裸だ。]
[私は決して変態じゃない。 これは単に、身に纏わりつく余計な感触を絶って集中するためだ。 実際、私の部隊ではオペレーションルームで常に全裸という奴らだって何人もいる。 良識派の私はさすがに一人の時にしか脱がないけど。]
(77) 2016/05/21(Sat) 21時半頃
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[次に、頭に繋がっている方の個人端末で、一つのファイルを起動した。 特製バーチャルキノコだ。]
[それも、ジジイやワクラバへ前に送ったような子供騙しじゃない。 子供のキノコ嫌いを矯正できる程度じゃ、私の脳のリミッターは騙せない。]
[感覚データの配合自体はここ数日の空き時間で組んだ急拵えだけど、私のシマでも持っているだけで怖い制服の奴らが飛んでくるヤツだ。 宇宙まで飛んで来れるもんなら来てみやがれ、って話なので、今回はこういったドーピングだって使ってやる。]
(81) 2016/05/21(Sat) 21時半頃
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フゥ……
(82) 2016/05/21(Sat) 21時半頃
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イースターは、寝不足で淀んでいた思考が急激に冴えていくのを感じた。
2016/05/21(Sat) 21時半頃
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[良い感じにキノコが美味くなってきたところで、改めて作業用端末へ向き直った。]
[AIモジュールのプロテクトは既に解除済み。 そもそも軍事用でも無く、あまり攻撃を受ける事を想定していないから守りも最低限だった。 私にとってこんなの相手にもなりやしない。]
[私が一番苦労し、時間がかかったのはむしろ、ミツボシのAIを解析する方だった。 その出所を聞いた今としては納得できるが、見た事も無い造りのそれを解き明かすのは、突然知らない星の遺跡に放り出されて、時代も文明も知らぬままに文字を読み解いていくような作業だった。]
[判断基準のシンプル化を事前にしておいたのが効いて、2週間でようやくその肝心な部分のみ拾えたというところだ。]
(84) 2016/05/21(Sat) 22時半頃
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[その、ミツボシから拝借したデータを、AIモジュールへと組み込んでいく。]
[船員を害するようなフローにアタリをつけて、一部を上書いていきながらも機能自体は決して殺さず。 不整合を起こしそうな箇所も潰していって――]
……、……
(85) 2016/05/21(Sat) 22時半頃
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[こうして改竄をしている時間を、私はプログラムとのコミュニケーションとして捉えている。]
[弱い箇所、敏感な急所を、いやらしく突く。] [手が出せない箇所、反応の悪い点には固着しない。]
[主導権は完全に私にあった。 相手の隅々まで意地悪な目で眺めながら経験と勘で要所を責め立てていく内に、快楽物質が分泌される。]
[……セックスで良いんじゃないかなこれもう。私、裸だし。]
(86) 2016/05/21(Sat) 22時半頃
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[だからコイツも私がひん剥いてやるんだ。 私の前に、全部晒して見ろよ。]
……、……
[プログラムとサシでのコミュニケーションは、私を偽る必要が無くて気持ち良い。]
[親に捨てられた私が、気付けばこんな事に手を染めていたのも、きっと代わりとなる何かとの濃密なコミュニケーションを求めて――]
(87) 2016/05/21(Sat) 22時半頃
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…………………… ブォェロロロロロロ
[ビチャビチャと、口から床に水分が垂れる音とともに、急激に落ち着く。 チクショウ、久々すぎてキノコの配合トチったみたいだ。 折角の良い気分が台無しだ。]
……オ゛ェッ
[端末やモジュールに吐瀉物がかからなくて良かった。]
(88) 2016/05/21(Sat) 22時半頃
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[それから数分? 数十分? 頭がグルグルしてて定かではなかったけど、]
――……AIモジュールの直し、終わったよー。 ちょっと動けないから、誰か取りに来て、これメインコンピュータに挿してきて…… [完成と共に崩れ落ちた。 うっかり吐瀉物に顔を突っ込む事になって、本当に最低な気分だったけれど、どうにか皆へと通信を飛ばす。]
[あー……服着てないな。まあ 良い …か。]
(89) 2016/05/21(Sat) 22時半頃
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― 回想 ―
[動力室に乗り込んで、ごそごそ作業をするそいつが嫌いだった。
上から目線で講釈を垂れるたびにムカっ腹が立った。ここは自分の縄張り、そのはずだった。
この幼い身体を維持するのに、どれだけの金を犠牲を強いている?]
(浅ましい……そこまでして生きたいか)
[母星での経験から、肉体処置を浅ましいと断じるワクラバは、延命処置を受けるつもりはなかった。今は少しでも長く生きたい。少しでも長く生きてほしい。そう願う。いつしかその小さな背中は、エンジニアとしての憧れになっていた。]
― 回想 ―
[出会ったその直後に殴りあった。理由は単純。気に喰わなかった。お互いに。
なんとか蹴落とそうと、やっきになって競い、学んだ。]
f*ck'n f*ck!
[あの頃と変わらない口癖。起きたらまた殴ってやろう。]
― 回想 ―
[高学歴エリートサラブレット貴族。ルックスもイケメンだ。
地べたで寝たことも、汚水をすすったこともないだろう。
なるほど、平民とは違うってわけか。気取りやがって]
よぅ、よろしくな。王子様
[クルーの初顔合わせで、嫉妬にかられた口から出た皮肉。
冷たい眼差しに射られた。だから睨み返した。
今は、あの切れ長の瞳から放たれる熱っぽい視線を待ちわびている自分がいる。]
― 回想 ―
[出港後まもない、船内の廊下。文通相手の子供と並び、窓の向こうに広がる宇宙を眺めていた。
長い睫を瞬かせ、クリスタルように透明に輝く瞳で、その子供は星々を見ていた。
一つずつ確かめるように名前を挙げて、新鮮な喜びと驚きを滲ませながら話をしてくれた。
それらは、ワクラバにとって、取るに足らぬ、見慣れた惑星たちだった。
なぜか、そのときだけは、その星々がやけに輝いて見えた。
この輝きには、見覚えがあった。
技術を身に着け、星間を飛ぶのが当たり前になったことで、遠ざかってしまった、あの記憶。あの夜空]
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― 自室 ―
(>>90)
まあ、どっちもかな……
[畜生、良い勘してやがる。]
これ見て役得と本気で思えるならワクさんだいぶ業が深いよ……
(104) 2016/05/21(Sat) 23時半頃
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― 医務室 ―
[ベッドに寝かされたが、込み上げる吐き気でちょっと寝られそうにないなこれ……]
取り敢えず、問題無く動いたようで何よりだよ……
[ワクラバがAIモジュールを挿したのだろう。 順次、船内の管理が復旧しつつあるようだった。 エネルギーを節約しなければならない現状、一部の機能はセーフモードを維持せざるを得ないけれど…… まあ、その辺の管理もAIが上手い事やってくれるはずだ。]
……、……
[ネズ公が、早速過去の記録を参照してる。 もう、私が何か言っても邪魔になるだけだろう。]
ウォェ……
[暫くはベッドでのたうち回るくらいの事しかできそうにない。]
(105) 2016/05/21(Sat) 23時半頃
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― 回想 ―
[あの夜も月が出ていた。
隣で横たわるモスキートが動かなくなってから3日。
おそらく次は自分の番だろう。なんの感慨も沸かなかった。
汚染されて爛れた右半身を襲う鈍痛。たかる蟲。渇き。飢え。
あの夜空に浮かぶ月を眺めていると、何も気にならなくなる。
この穢れた世界にあって、自分に生きる意味を与えてくれた、あの光。
ふらりと立ち上がる。今夜こそは掴まえられるかもしれない。
おぼつかない足取りで、歩き出す。
前を見ず、月だけを見上げながら。
手を伸ばし、月にかざしながら。]
[一喝が響いた。
空気を震わせる声だった。
振り返るとあの人がいた]
『なにしとる、小童』
[それから、俺のすべては始まったんだ。
その人の背後に月が浮かんでいた]
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(>>108)
……本当にそれしか無いの?
[胸糞悪いったらない。]
無いなら、私はやるんだろうね。 自分が助かりたいから。
モフっちの意思に従ってとか ミッちゃんが自分で望むからとか
そういうのじゃなく、他に手が無ければ私はやるだろうさ。
……本当、畜生だな。
(117) 2016/05/22(Sun) 00時頃
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