266 冷たい校舎村7
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―― 食堂 ――
……逃げていいときと 悪いときの区別もつかないの?
[俺は、苦しげに呻く高本に 救いの手を差し伸べたりはしなかった。
頭が痛くて、甘やかすなんて到底無理で もしも、ここに俺より穏やかな誰かがいたなら そいつに高本を任せて逃げていただろうに ここには、俺しかいなかったものだから]
(288) 2019/06/13(Thu) 03時頃
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重いのは否定しない。でもお前こそ いつまで? いつまで、お高く止まったつもりでいんの…
[殆どかすれるような声で、 高飛車な言葉にそう返した。>>281 震えている声には気づいている。
「そうはいっても難しいか。無理すんなよ」って ごめんな、今、いえない。 だから俺は、お前を食堂に一人置き去りにした。*]
(289) 2019/06/13(Thu) 03時頃
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[覚えているんだ。]
[遠い遠い昔。 赤、黄、青と回るおもちゃの向こうで おんなのひとと、おとこのひとが笑っていたことも。]
[ガレージを開け放って、 青い空に照らされながら、 親父がちょっとした家具を大きな手でつくりあげていたことも。]
[他のクラスのお父さんお母さんに混ざって、 ヒールを履かない母さんが笑って手を振ってくれたことも。]
[…………覚えている。 ちゃんとこの目に焼き付けたんだ。 覚えたはずの景色が、あたまの中でちかちかと明滅する。]
(290) 2019/06/13(Thu) 03時頃
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はー……、 …………、
[息苦しい。 なんで、こんなに頭が痛いんだろう。 ちかちかと明滅しだした景色と、 息苦しさから逃げるように、一歩、二歩、と地を蹴って ふらふらと俺は食堂を出て上階へあがっていく。
吠える声が聞こえた気がして顔をあげた。]
(291) 2019/06/13(Thu) 03時頃
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( ……たろ? )
[こんなところにいるはずがないのに、 俺はその姿を探して、視線をさまよわせた。 曲がり角を、くるんと曲がった尻尾が通り過ぎていった気がする。]
( たろ、 )
[思わず駆け出し追いかける。 姿はすぐに掻き消える。 そうして、4階の3年1組に辿り着いた。]
(292) 2019/06/13(Thu) 03時頃
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[そこに、あの柴犬の姿は無い。 ただ、机も屋台も置き去られた教室の天井から いくつもカラフルなモビールが吊られている。
赤、緑、青、いくつも。いくつも。くるくると回って。]
っぐ、 い…………た …………
[頭が痛んだ。 ひざをついて、呼吸を整えて焦りながら努めて笑う。 駄目。 笑わなければ近所の人にばれてしまう。 笑え。笑え。笑え。]
(293) 2019/06/13(Thu) 03時頃
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[親父。母さんに捨てられた可愛そうで馬鹿な親父。 ……俺がちゃんと守ってあげなきゃいけない。 子供を殴っているなんて近所にばれたら、 親父の居場所は、もうどこにもない。
脂汗が滲む手をぎゅっと握りこむ。
ああ。おかしいな。 親父を思い出そうとして、 どうしてかその顔が悟の顔に重なって見えた。 気持ち悪い。
だって悟は友達だ。 ……なんだかんだ思うことはあっても、大切な友達。 親父と同じはずが ない のに]
(294) 2019/06/13(Thu) 03時頃
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…………きもち わる …………
[そのまま床に横たわって
……耐え切れずに、目を閉じた。 きっと誰もこないはずだから*]
(295) 2019/06/13(Thu) 03時頃
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―― 4階:3年1組 ――
[4階にある3年1組の部屋。 天井から無数に吊り下げられた男女の人形が つがいじみた人形が、 床に倒れ眠る生徒を、じっと囲んで見下ろしていた*]
(296) 2019/06/13(Thu) 03時頃
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羊の肉をしっかりと叩いて 食べごろになるまで繊維を切って おいしくなるまで、ちゃんと、 **
(297) 2019/06/13(Thu) 03時頃
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[なあ。
俺はいつの瞬間だって笑って――――、いた、だろ?
ちゃんと笑っていただろう。
あなたたちが喜ぶように子供らしく。
母親が母親である前に「一人の女」だって気づいても
父親が父親である前に「一人の男」だって気づいても
俺はあなたたちの「 」だったから。
俺はあなたたちの子供だったから。
「 」が笑うためにピエロになって、
それでも駄目だからいぬになって、それでも、
わからないんだ。
あなたたちが笑わなくなって、
崩れていった理由がわからなかった。
何が足りなかったんだろうなあ。]
[…………………答え? 知ってるよ。
こんなことはよくあることで
大して痛くはもうないのだけれど
概していきていたいとも思いませんので
たかが染色体の組み合わせの結果
生存するために「社会」と「肥大した自我」という
手段を選んだだけの動物
そういった価値の無いものである自分のおしまいを
自分で決めてしまおうと、思ったのです。**]
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―― 4階:3年1組 ――
[ふっ、と意識が戻ってくる。
フローリングの床にいくつも影が落ちて…… 窓の外は相変わらず白くて…… 目の前に、いくつも色彩がゆれている。
吊り下げられた色とりどりのおもちゃ。 赤ん坊に「笑って」っていって、親たちが買ってくるやつ。 あんなの、久しぶりに見たな。
もびーる。と、そのおもちゃを呼んだ。
他の人には人形に見えているなんてわからない。 狂った認識が治る日がくるのかは知らない。]
(334) 2019/06/13(Thu) 20時頃
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「うちではこうだった」。
きっと子供だった誰しもが通る道。 世界がゆがんでいたって、おかしくたって 本人は悟るまで気づかない。
……でもね。養拓海の世界では、 概ねは君たちの見る景色のほうが正しい。
(335) 2019/06/13(Thu) 20時頃
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[俺は隣に誰かがいるのを感じて、 視線だけ、そっちに向けた。>>323>>324
床に寝転がっていたのはキョースケだった。 なんで? って俺は思う。
そもそも俺はなんでここにいるんだっけ? って続きを考えて
……わかんねえや。と考えるのをやめた。
あまり記憶がないのに頭だけやけに痛いので いつもの元気な俺は閉店休業です。
動作も緩慢に上半身だけ起こして ぺた、とキョースケの横に手をつき 眠そうな顔でじっと顔を覗きこんだ。
お前の視点からは、 俺が白い人形の世界を圧迫したように見えるのかもね。]
(336) 2019/06/13(Thu) 20時頃
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……いきて……る? なにしてるの、キョースケ。
[マネキンになってない?
むに、と よく笑う頬を片手で軽くつねってみる。 痛くはないはずだ。*]
(337) 2019/06/13(Thu) 20時頃
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―― 現在:4階 3年1組 ――
[……じゃあ、転がっていた。 ってことにしておこう。
変なの。って、悪戯が成功した子供みたいに 俺は元気はないけどくすくす笑った。>>345
何してるの。 生きていて。呼吸をしていて。ここにいて。 それで、その先は。
キョースケが妙に詩的な事を言うので ゆるく首をかしげる。>>346]
(354) 2019/06/13(Thu) 21時頃
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夏休みの観察日記みたい。 そんなに俺、へんなことしてたっけー……
[ここでいう夏休みの観察日記とは ペットを飼っている家の子がよくやりがちな 「いぬのかんさつ」とか、ああいうやつだ。
ゆっくりと上半身を起こすキョースケにあわせて 俺も姿勢を乗り出す形から、ただ座る形に戻した。
ぼんやりしていた……とはいえ習性的に
伸びてくる手に小さく肩が跳ねるんだけど、 抵抗はそれだけで
加減がそう上手じゃない指先をただ受け入れてる。 変な感覚だ。目を閉じてそう思った。]
(355) 2019/06/13(Thu) 21時頃
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……はは、へんな感じ。
[例えば手を繋ぐとか それで簡単に世界も共有できれば楽だけども 伝わるのは、ただ手のひらの熱だけなので もう少しだけ視覚情報を消して、感じておくことにする。
微熱か知恵熱か、眠いだけか。 少し熱い額をキョースケの手に押し付け、 「はんぶん」と答える。>>347 そう。はんぶん。半分くらい、……寝てる。
本当に目覚めたとき、 この世界と君たちはどんな風に見えるんだろう。 まだ、知らない。 知ったら終わりだろうな。]
(356) 2019/06/13(Thu) 21時頃
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[だから、言葉が聞こえればゆっくり目を開いて 指先から離れるし>>348]
…………あんまり覚えてない 悟にムカついたんで、怒ったとこで ふらふらっとここに来て……ええと、 気絶でもしたかな
あーうん、そっか。体調よくないのか……
(357) 2019/06/13(Thu) 21時頃
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[覚えていない話につきましては 雲のようにふわふわとした回答を返す。
気遣ってもらっているなあ、と理解しながら あんまりそのときの俺は、キョースケを気遣わず
よいしょ、と年寄りじみた言葉を吐きながら ふらふら立ち上がって こつん、と頭にぶつかるモビールを払った。 …………人形の体を跳ね除けた。だっけ?]
(358) 2019/06/13(Thu) 21時頃
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ん……。わかった。行くよ。 ここ、色がうるさくて落ちつかねえし 頭痛くなりそう。
[白と赤しかない部屋で 俺はわずらわしげに人形を見て、 いこ、って昔みたいに歩きだす。
ゆっくりした歩幅でも、保健室まで辿り着くのに そう時間はかからないんだ。
保健室のベッドに腰掛けたら もしくは、途中の廊下かもしれないけど あのな、って俺は語りだすだろう。]
(359) 2019/06/13(Thu) 21時半頃
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ういのが、4階の3年7組でマネキンになってたよ……
[って、 冬には雪が降るみたいに。 この世界の常識みたいに。*]
(360) 2019/06/13(Thu) 21時半頃
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―― 保健室 ――
ありがと。
[俺は笑った。 保健室までついてきてくれたキョースケに。
いつも俺のずっと後ろを走ってくる、でもなくて、 数歩後ろを少し遅れる、みたいに歩いてくる。 そんなキョースケが なんだって俺と同じ景色を見たがったんだか そっちのほうが、ちょっと不思議だったけど>>385
今は「思いつき」を掘り下げることはできないから 俺は雑な手つきで保健室の棚をあさるあいつを見てる。
それから雪の降る窓に視線を移した。 はいたに、って、苗字をなぞる音だけやけに響いた。]
(396) 2019/06/13(Thu) 22時半頃
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…………そっかあ 灰谷さんも、か。 そちらも、お疲れ。
[シンデレラになることを拒むように 階段から転げ落ちた姿を、見ることはなくて それがよかったのか悪かったのかもわからない。 ……後で体育館に手を合わせにいこうかとも思う。
おかしいな。 ういのも。灰谷も。全然かわいそうに思えなかった。
「かわいそうだ」「酷いことをする」って 見えないホストに怒ってた俺は 一体どこへいったんだろう。]
(397) 2019/06/13(Thu) 22時半頃
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[多分怒りは嘘じゃない。嘘じゃ、ないんだ。 怒ったことも。悲しく思うことも。 無事を願うことも。
でもな、この世界のこと。 寝起きの顔で少しずつ気づき始めていて――……だから
…………高本に怒った時から調子が悪いことも 全部頭が痛いから、ってことにしておく。]
(398) 2019/06/13(Thu) 22時半頃
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[先生、こんな俺にお薬ください。 差し出されたのは冷却シートでした。>>389
寝起きにもたれかかるくらいが限度で 貼ってもらう、ほど甘えてはいないので 素直にそれを受け取って、自分で貼る。
それからベッドに横たわろうとして>>390 聞こえた言葉に瞬きをいくつか。
……それってどこの言葉です?
一瞬、そんな顔をする。 それから少し間をおいて、 俺は、微笑みながらこういった。]
(399) 2019/06/13(Thu) 22時半頃
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甘えられるのは、嫌いじゃあないんだ。
……いま 自分がここにいきてる理由が そこにある、って思えるうちは 誤解してるうちは……
可愛いから守ってあげる。って、思えるんだ。
でもな………
[声を落とす。 目を閉じる。]
(400) 2019/06/13(Thu) 22時半頃
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…………キョースケは、かぞくって、何だと思う?
染色体の結び合わせの結果。 人間が群れでいきるための、最小単位。 それともただ守りたいって思う相手?
俺は…… 家っていう一緒の箱の中でいきてる、 動物だとおもってた。
(401) 2019/06/13(Thu) 22時半頃
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[俺は微笑んだまま、目を開いて じっとキョースケを見てから ゆっくり首を横に振った。
だって、俺といういきものは 基本的にはそんな話、しないことになってるから。]
……なんでもね。へんな話した。 忘れてくれ
[そのままベッドの中に潜り込んでしまう。 そうして、きっと言葉をかけられなければ すぐに眠りに落ちてしまうんだろう。*]
(402) 2019/06/13(Thu) 22時半頃
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