人狼議事


267 【突発】Sanatorium,2880【RP村】

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【人】 白菊会 ミサ



 [ ─── だから出て行って って、
  言おうとしたし、"だから"までは実際発した。

  その後詰まったのは、……詰まったのは、
  別に、また種が引っかかったから
  ─── とか じゃあ なくて、

  ちぃさく わたしの薄い腹が、
  此だってきっと人生ではじめて、
  空腹を訴えたから、で、

          わかりやすく怯んだ顔! ]

 

(61) 2019/06/16(Sun) 16時頃

【人】 白菊会 ミサ



  ──── ………… 、……

  ……せんせい なら、ご飯でも持ってきなさい、
  だから おばかさんなのよ

 [ ……流石に このお話ばかりは、
  無視したのはわたしだけれど。
  此処で漸く、少し冷静になったかもしれないけれど、
  
  そんなこと知らないって、
  ベッドに転がる枕を引っつかんで、
  せんせいの顔面目がけて投げた。 ]

 

(62) 2019/06/16(Sun) 16時頃

白菊会 ミサは、メモを貼った。

2019/06/16(Sun) 16時半頃




  ( まぁいいや、 って 思ってさえいた。
      成りたいならなればいいし、
           成りたくないなら…… 、

      そんなの 狡い って 思うだけ。 )

 




   「 おれよりも おんなのせんせいが良いんじゃないの?」

 「 しょくぶつ は 担当だろ。 」


        ───── せんせいだってこんなもんだ。

 


【人】 白菊会 ミサ




           星降る前の彼女は
 

 

(69) 2019/06/16(Sun) 21時頃

【人】 白菊会 ミサ



    その時、窓の外を見ていました。
    もう半分は何かに絡まれたみたいに動かず、
    担当者が戻るまでに逃げ出すのは出来なかったそう。

    外へ行きたいとも行けるとも思っていなかったから、
    逃げ出したところで 何処かで
    誰かに騒がれて終わるだけだろうとも。

    そうでなくたって、
    彼女はどうしたって貧弱でしたから、
    抜け出せたところで直ぐ死ぬでしょう。

    植物のほうがまだ生きられたかもしれません。
    お腹が空いて、喉が渇いて、
    よっぽど今の方が健康に見えているのは、
    皮肉な気がしますが。

 

(70) 2019/06/16(Sun) 21時頃

【人】 白菊会 ミサ



    待つ間に生まれてきた種は、
    どうしたって彼女にとって気味悪いものでしたから、
    ひとつ残らずゴミ箱に捨ててしまいました。

    泣いたってどうにもならないこと、
    もういい大人だったから知っているっていうのに、
    あのとき泣かなかったぶんが
    今になってきているようで、

    ……興味がないだけで、嫌いとかではなく、
    じぶんが今までの形を成してないことが
    どうしたって受け入れられなかったのでしょう。

 

(71) 2019/06/16(Sun) 21時頃

【人】 白菊会 ミサ




    ─── 今までのじぶんがどうだったのか。
    知っているのかと言われたら 頷けないし、
 
    もしこのあと 受け入れるときがあったとしても、
    そのとき彼女は 星になったあのこのように、
    いのちを散らしているのでしょうけれど。


 

(72) 2019/06/16(Sun) 21時頃

【人】 白菊会 ミサ




      嗚呼、またひとつ、しらぎくが咲きました。
      まごう事なき、彼女の花が、


 

(73) 2019/06/16(Sun) 21時頃




       またひとつ、彼女の命がほしになります 


 


【人】 白菊会 ミサ



 [ ─── 不思議な生え方だと思った。

  茎も見当たらないのに、顔の内側に何にも無いのに、
  しらぎくの咲き誇るはんぶんの身体に、
  根が走っているのが 見えるから、

  ベッドの背に凭れかけて、
  突っ立ってないで持ってきて、とか、
  如何にも傲慢な患者らしく、

  ……片手で食べられるもので良かった、と、
  無言でパンを手に取る 前に、 ]

 

(74) 2019/06/16(Sun) 21時頃

【人】 白菊会 ミサ



   ……………、なんで

 [ 其れがあるの、と続ける前に、
  もう面倒くさくなって透明の器を引っつかみ、
  一気に流し込んだ。


       ─── 浮いたひとつだって、
           くちびるで挟んで、
           そのまま噛みもせず、
           一息に飲み込んで。 ]

 

(75) 2019/06/16(Sun) 21時頃

【人】 白菊会 ミサ



    [ 此で延命できたのでしょうか。
     水が切れたら死ぬのでしょうか。
  
     ……どうせ誰にも慈しまれていない
     にんげんのいのちだったから、
     どうでも良いこと でしたか。 ]

 

(76) 2019/06/16(Sun) 21時頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ そのまま、パンに向かう筈だったゆびさきを、
  やっぱりやめた って、目元へ寄せた。

  起きたときより増えた花々のひとつを、
  刈り取るように 再び摘まんでみる。
  ……どうせ沢山増えるのでしょうし、
  いのちだろうが何時か死ぬわけだし、 ]

 

(77) 2019/06/16(Sun) 21時頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ ─── だから、切り離すのだって一瞬で、
  
  その間も終始無言だったから、
  止めるとか、止めないとか、
  きっとそういう話にすらならなかった。

  てのひらに乗った一輪を ぼんやり見詰め、 ]

 

(78) 2019/06/16(Sun) 21時頃

【人】 白菊会 ミサ



  ─── "だから"、
      やっぱり似合っていないじゃない。

         しらぎくなんて、

 [ どうせベッド脇にいたのだろうせんせいに
  そのまま ふわ、と 投げた。

  感想の話になっても決して上機嫌じゃあ無かったし、
  寧ろ却って不機嫌が増した気もした。
  だって、こんな名前要らなかった。 って、

  ─── わたしには無縁の、要らないものを、
  てのひらに収まるまで 見ている。 ]

 

(79) 2019/06/16(Sun) 21時頃

白菊会 ミサは、メモを貼った。

2019/06/16(Sun) 21時頃




     星の 降るよな夜。

 




  ひとりで 中庭をあるべき姿に戻し、
  達成感というものを 味わっていました。

  とてもうつくしい 庭だと思いました。
  乏しい記憶のなかではじめて、うつくしいものを見たのです。

  これまで、なにひとつに動くことのなかった、
  ちぃさな少年は、こんなところで漸く、思い出したようで
  星のひかりを見上げながら、 泣いていました。

 




         ───── 煩い、 と 思いました。


  こんなにも 星も 地面もうつくしいのに、
  chianから取り上げられた自分も、
  怒鳴りながら近付いてくる足音も、  唯、醜かったのです。

  まだ、 泥のかたまりのほうが、
  静かで うつくしくおもいます。

 




  にんげんは うるさくて みにくいのです。

  




  ……文具の鋏は、 先が尖っていませんでしたから、
  上向く真白の喉笛を 貫くには向かなかったのです。

  唯、 それだけの話でした。
  唯、 それだけの後悔のお話。

 


【人】 白菊会 ミサ



   [ みにくいにんげんを 苗床にしてしまって、
    うつくしい植物のなんと哀れなこと、 ]

 

(86) 2019/06/16(Sun) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



  ─── そんな名前だったの。

 [ すっかり忘れていた。
  もっと言うならもうひとつの名前すら忘れている。

  ……思い出したところで、似合わない感覚は、
  撤回する程では無かったけれど。 ]

 

(87) 2019/06/16(Sun) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ ただ、────
  もうひとつ聞いたときには、首を傾げ、
  
  ……自分には想像も出来なかった姿だったので、
  傾きが戻ることは 無く、
  やってきた感想は"根に持っているなあ"だった。
  否、馬鹿にしていたわたしが悪いのでしょうけど。

  ひろいてのひらに収まっている方が、
  よっぽど、花だって幸せだろう。
  陽の光より 碧の方が優しいように見える。 ]

 

(88) 2019/06/16(Sun) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ ちぃさく パンを囓ってしまって、
  スプーンを取り、 ]

  ─── せんせいと会った時のこと、
  わたし 覚えていないけど、
  でも せんせい、今のわたしは、立てないから。

  そういう意味の しらぎくさんじゃあ無くて
  きっと もう、苗床よ。

 

(89) 2019/06/16(Sun) 23時頃



    あなたは しらぎく。
    そう言われたのでしょうか、わたし。
    はじめましては 何処だったのでしょう。
    中庭でしょうか、部屋でしょうか。
    それとももっと 別の所でしょうか。

    箱に閉じ込められることも無く、
    星になって消えた記憶のいちぶ。

 


【人】 白菊会 ミサ



 [ 行儀も知らず、
  布団に覆われている 根を纏った足元を、
  スプーンの先で示した。
  ……こう言っている間に また、
  顔半分で蕾がうまれゆく。

  ─── 重たさが増すものだから、
  どうにも食べにくいなあ って 思った瞬間、
  横から声が飛んでくるから、
  スプーンを派手に中へ突っ込んだ! ]

 

(90) 2019/06/16(Sun) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



  …………あなた ばかなの?

 [ スープに塗れた其れを見た後、
  手に取るにも取れず、
  かといって素直に口を開ける気も無く、

  無かったので、 ]

 

(91) 2019/06/16(Sun) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



  ─── それじゃあ わたしは
  種でも食べさせてあげましょうか。
  ……綺麗な白菊が咲くかもしれないわよ。

 [ 此方からだって、厭がらせには 変わりなく、
  べ、と出してしまった 種の乗る舌先!

  種は取られたばかりなのも分かっていたから、
  自分でも 適当言っている。
  ……いいおとななんだか なんなのだか。 ]

 

(92) 2019/06/16(Sun) 23時頃

白菊会 ミサは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 00時半頃


白菊会 ミサは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 00時半頃


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