人狼議事


266 冷たい校舎村7

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【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

 ――…………、


[触れた先は、マネキンの赤く染まった首だった。
俺は眼を見開いて、血に濡れた己が指先を見る。
頭が痛い。
こんなところにいるはずもないのに。]

(390) 2019/06/11(Tue) 07時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[カーテンを元に戻す。
そうして、誰もいない体育館を、
ひた、ひた、と歩いて
俺も校舎の中へと戻っていく。

それがいつのタイミングで、
誰と出くわしたかなんてわかりゃしないが
俺は3年7組の教室に行き、
黒板に新しくこう書いた。] 


 "マネキンの安置所は体育館"


[それから、また、ふらりと歩きだす。
休みたいな、と思ったけれど
適切な場所が思い当たらない。

美術室、に行こうかと思ったけれど、
ふらふらと歩くうちに4階に辿り着いてしまった。]

(391) 2019/06/11(Tue) 07時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

―― 家庭科室 ――


 ……立ち入り禁止?


[扉に書かれた文字に瞬きをする。>>231
既に誰かが片付けてくれた後と気づかず
がらりとその扉を開ける。

ぱち……と瞬きして、中の様子を見る。]

(392) 2019/06/11(Tue) 07時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[机の上には木製のおもちゃが散らばっている。
おき去られたおもちゃの包丁に、
ゴミ箱には、積み木が詰まっていて
甘いミルクのにおいがする。

水道から少し水が漏れていたので、
俺は思わず近づいて、きゅっと締めた。]

(393) 2019/06/11(Tue) 07時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン



 締め忘れか? しかたねーな、親父は。


[俺は無意識にそう呟いて、
変な部屋、と思い、そこを後にする。]

(394) 2019/06/11(Tue) 07時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン



   [机の上にあるのは変わらず鋏や針だ。
   まな板は捨て去られ、錆びた包丁が残り
   ゴミ箱に詰まっているのは酒の缶だ
   窓が開いているため薄くはなれど
   腐臭はいまだ消え去らない。




   締めたはずの水道からは、
   赤い水滴がぽたぽたと再び落ちていた**]

(395) 2019/06/11(Tue) 07時半頃

諸葛八卦村 ヤンは、メモを貼った。

2019/06/11(Tue) 07時半頃


【人】 諸葛八卦村 ヤン

[いつも通っていた体育館裏で、
ふと、見覚えのある誰かの姿を見た気もした。
>>0:792
気がした、というだけで、事実はどうかわからない。

なんてったって、夕闇の中じゃ
人の顔だってよく見えやしないんだから。

――娘か、恋人か、母か、なんて*]

(426) 2019/06/11(Tue) 20時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

―― 文化祭の後 ――


 灰谷さーん、撮っていーい?


[お化け屋敷に様々な彩を添えてくれた女の子に
俺はケーキとジュースをとりわけながら、
そんな事をたずねた。

快諾、だっただろうか。
キョースケのメイクの手腕のおかげか、
まるで本物みたいな目が灰谷の腕に描かれている。>>246

二種類の目がこちらをじっと見ている。
なんだか、灰谷と「別の人」の目みたいだな、って
なんとなく思いながら、]

(427) 2019/06/11(Tue) 20時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

 はーい、チーズ!


[俺はその姿をカメラに収めた。
女の子らしく文化祭を楽しむ姿を、
そのまま、記録に焼き付けて>>0:791]*

(428) 2019/06/11(Tue) 20時頃

諸葛八卦村 ヤンは、メモを貼った。

2019/06/11(Tue) 20時頃


【人】 諸葛八卦村 ヤン

―― 回想:文化祭後 ――

[やめろ、っていわれたらやめろよ。最低かよ。
って、俺はわめいただろうし、>>327

その後ぱしゃりと撮ってやった写真には>>329
バケモノらしくメイクをした男子高校生が二人、
そのままの表情で映っていたに違いないのだ。>>330

にっと馬鹿みたいに笑う俺と、
あきれ返る悟。

そいつをきちんとカメラに収めて
俺はとっとと逃げ出してしまう。]

(456) 2019/06/11(Tue) 21時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[小さな頃は、
見えている景色すべてが美しくて
その綺麗さに心惹かれて、
あちこち駆け回っていた。

俺が後ろを全然気にしないから
悟のやつはいっつも、
後ろからへろへろと追いかけてきていて、

――引っ張られるまで振り向かない性分は、
今もずっと続いている。]

(457) 2019/06/11(Tue) 21時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

 おっ、と!


[制服の袖をつかまれる。
いつの間にか距離を詰められていたらしい。
俺は立ち止まって、くるりと高本の方を振り向き
「なんだよ」って笑ってみせる。
それから続いた言葉に
笑顔は簡単に崩れるんだけど。>>333]

 
 え〜? お前がやりゃーいいじゃん。
 いーいーんちょー。かえりたーい


[こういう時だけ委員長面しないんですね!サイテー!
って、俺は不平不満を垂れながら、
高本に連行されて、人のいなくなった教室を片付ける。]

(458) 2019/06/11(Tue) 21時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

 ――あーあ。
 文化祭のおしまいが掃除なんて最悪……


[そんなことをいいながら
がらんどうになった祭りのあとの教室にも、
その中で片付けている高本の姿にも、
俺は切れないシャッターを切って、*]

(459) 2019/06/11(Tue) 21時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

―― 回想:文化祭の後の事 ――


 うーいーのーー
 なーーあーーにーー撮ってんだーー


[俺は宇井野の顔をじっと覗きこんだ。>>1:626
文化祭の後、撮るだの撮られるだのといっている間に
カメラがこちらを向いている事に気がついたからだ。

きっと、カメラ目線じゃない姿を
しばらく撮られた後、だっただろう。]

(466) 2019/06/11(Tue) 21時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン



 ずるいぞ。俺も撮る。


[そういうと、置いてあった包帯ぐるぐる巻きの猫を
優しくぽんっと宇井野にあずけ
隣におさまる形で俺が並び、
勝手に二人と猫が収まるように撮った。

そういえば宇井野単体の写真は撮れていなかった、って
思い出したものだから。]

(467) 2019/06/11(Tue) 21時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

  

 内装チームの写真があったっていいっしょ。
 俺たち、よく頑張りました。


[俺は笑って、宇井野の背中をぽむとたたき、
それからまた祭りの後の騒ぎに戻っていく。

幸せそうな猫が看板の上に鎮座したのは、
きっとそれから後のことだった*]

(468) 2019/06/11(Tue) 21時頃

諸葛八卦村 ヤンは、メモを貼った。

2019/06/11(Tue) 21時頃


【人】 諸葛八卦村 ヤン

― 現在:美術室へ ―

[4階の家庭科室があるはずの場所は、
変な甘ったるいにおいがすごくて休めたものじゃなかった。
俺は再び、ふらりと歩きだす。

そのまんま7組に戻ればいいのに、
誰かに会いたいようで会いたくなかったから
2階、まで降りて

きっと俺が美術室を訪れたのは
そこでヒミツの会話が行われた後の話だ。]

(471) 2019/06/11(Tue) 21時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[音を立てて扉を開ける。
テレピン油のにおいに目を細めて
イーゼルに飾られた色とりどりの絵たちをじっと見た。

何度も何度も絵の具を重ねて
つくりあげた絵を額縁の中に飾る。
それは、世界を止めてしまうのに似ている。

木製の窓の向こうに、
その人にしかわからない、
その人が留めておきたいと思った世界がある。

部員が書いた絵たちを見ながら、
俺はもし、そこに蛭野京輔の作品があるのなら
指で窓枠をつくって、じっと見つめただろう。]

(472) 2019/06/11(Tue) 21時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[……少しだけ落ち着いてきた。

もう少し、と奥へ進んでいく。

照明に照らされて、
俺が日曜大工に励む原因になった作品が佇んでいる。
今は昼じゃないから、きらきらと輝きはしないけれど。

祭りが終わってみれば、妙な塔にしか見えないよな、と
ぼやきながら、俺はひとつのガラス絵に触れる。

山の稜線までも青く染めるほどの晴天に
飛行機雲がひとつ走っている。
青空の下で晴れやかに咲いているのは
陽だまりのような向日葵で、
あおあおとしげる草木が、夏の暑さを閉じ込めている。]

(473) 2019/06/11(Tue) 21時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

「これだけは。
 描くの、勿体無いかなって思ったけど。
 どうしても形にしたかったんだよな。
 ……また見に行こうぜ」

 

(474) 2019/06/11(Tue) 21時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[独り占めにしておきたかったけれど、
誰もがおぼえているわけじゃなかったから
見えていた景色を知ってほしくて
留めておきたい世界を描き出して重ねた。
あの日は、もう終わってしまった。

ここにあるのは過去だけだ。
鮮やかな景色から青空に視線を移して
そのときに見える残影。

いずれ人の記憶からは消えるもの。
それだけ。]

(475) 2019/06/11(Tue) 21時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン



 ( こんなことしてる場合じゃない )


[踵を返して歩きだす。]*

(476) 2019/06/11(Tue) 21時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

――→1階 シャワー室 ――

[ふらりとシャワー室に赴き、蛇口を捻った。

あふれる湯を手に受けて、
おー、一応出るんだな、と安心したようにため息をつく。

傍に誰もいないので、
とっとと個室に入り、服を脱いで手早く湯を浴びた。]


 んー。


[こんな痕あったかなあ、と、腹についた赤い痕を撫でる。
まあいいか。
雑多に髪を洗って、体を洗って、
タオルで体を拭ったら、
割と雑に制服を着てそこを出た。]

(495) 2019/06/11(Tue) 22時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン


[そんな折、だったか。
宮古瑠璃>>454がシャワー室の方向に
やってくるのが見えたのは。]


 お湯は出たぞー


[そういいながら、俺はきっと彼女に声をかける*]

(496) 2019/06/11(Tue) 22時頃

諸葛八卦村 ヤンは、メモを貼った。

2019/06/11(Tue) 22時頃


【人】 諸葛八卦村 ヤン

――シャワー室前――


 ? どうした?


[見かけた宮古が、手で目を隠した。>>514
何か見てはいけないものを見たような
そんなリアクションをしたものだから
何? って俺は首をかしげてしまう。

いつもなら気をつけているはずなのに
ちょっと気が緩んでいた俺は
シャツの前をきっちり閉め忘れたことに
指摘されて、やっと気づいた。>>515>>516]

(529) 2019/06/11(Tue) 23時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

 出る出る。これで皆安心ってやつだなー。

 ……ええ、
 女子じゃねーんだから髪はかわかさねーって。
 大丈夫ー。馬鹿は風邪ひかないー。 

 なあに?


[あれ、という言葉にもう一回疑問符を浮かべて
シャツの前閉めとこ、と手を伸ばした時だ。
宮古の白い手が伸びてきて、
先ほど見つけた血のように赤い痕へ。]

(530) 2019/06/11(Tue) 23時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

 痣だと思うんだけど、
 色が違うんだよな。
 やけどでもしたかな。


 やだ、えっち。


[と、少しふざけるような言葉を吐きながら
俺はその手が伸びてくるのを拒まない。
だから、もしも触れたなら、
シャツが隠していた場所も、少しだけ、一緒に見える。
赤い痕と、いくつかの鈍い色をした痣が。]

(531) 2019/06/11(Tue) 23時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

 見慣れてるでしょ?
 女王様は。


[って、簡単に言って笑う俺は、
さっきまでとは違って、
多分体育館裏に居た時と同じ顔をしている。]

(532) 2019/06/11(Tue) 23時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 

「いなくなったんだよ、ある日。
 消えたんだ。
 ……どこにいったんだろう」

  「そいつはかわいそうに。
   飽きられちゃったのかね」

 

(533) 2019/06/11(Tue) 23時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン


[誰もいないはずの公園>>35で、
一人小石を蹴る男の子に笑いかけて
愕然とした眼を、
滑り台の上からたんたんと冷めた目で見下ろして

……あれは誰だったっけ。

もう記憶にない。夜の記憶なんて、大体捨ててるから*]

(534) 2019/06/11(Tue) 23時頃

諸葛八卦村 ヤンは、メモを貼った。

2019/06/11(Tue) 23時頃


諸葛八卦村 ヤンは、メモを貼った。

2019/06/12(Wed) 00時頃


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