人狼議事


212 冷たい校舎村(突)

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視点:


パピヨン! 今日がお前の命日だ!


【人】 ろくでなし リー


[朝。チャイムが鳴る前に、俺は目を覚ます。
まだ、学校だった。

ゴゥゴゥ。風鳴りは、止まない]


  …………。


[ブレザーに着替えて、そろりと教室を抜け出して、
休みなく瞬く電飾のトンネルを進んでいく。

教卓の上に置かれてあったメモ。>>4:212
綺麗な字。「帰る方法を探します」
小さな字。「皆で帰ろうね」

まるで別れを告げるみたいなそれを、思い出した時]
 

(0) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー





     [ チャイムが、鳴った。>>#0 ]



 

(1) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー


[それを、漫然と聞いて、そして、
それを見つけたのは、階段に差し掛かった時。
一体のマネキンが横たわっていた。>>4:244]


   昴……。


[色素の薄い髪に男子の制服。
間違いなくそれは昴のマネキンだった。

ああ、“帰れた”のかって、思って。

でも、俺もそろそろ帰れるんじゃないかって
そう思ってたのに、俺はまだ、ここにいる]
 

(2) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー



[ふと、思い立ってスマホの電源を入れる。
あのメール、なんて書いてあったっけ?

……なんだか、風鳴りの音が激しくなった、ような。

だけど構わずに、メールを、開いて、
そして、目を見開いた]

 

(3) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー




  [ ―――― ああ、そうだ。


   こいつは、死を望んでなんかいねェ。
   ただ、死んで“みたかった”だけなんだ ]


 

(4) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー

―  回想:分からない話  ―


[感情が分からない事を、
しょうがないって、諦めながら生きてきた。

自分がどこかおかしい事も、しょうがないって。
人と違う事を知っていて、諦めてた。


でも、一緒に文化祭を作り上げてきた
みんなと過ごす時間が楽しかったから。

怒られたり、苦笑いされた事もあったけど、
それでもみんなの事が好きだったから]
 

(5) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー



[だから、諦められなくなった。

みんなと同じものに――――“感情を持った人間”になりたかった。

そうじゃないと、
一緒に居られないんじゃないかって、思って、]


[ だから、]

 

(6) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー





     [ 死んでみれば、怖いって思えるんじゃないか? ]



 

(7) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー

[夕日が山の端に掛かって落ちる光景を
学校の屋上から眺めてた。

いつか、通に見せた時とは違って、
荒々しい風が赤く染まった街を駆けていく。

ゴゥゴゥと風が髪の毛を乱すのも構わずに、
スマホを開いてメールを打っていた。

死ぬ気はなかった。
けど、もしかしたら死ぬかもしれない。

そうなったらそうなったで、別に構わなかった。
命を失う怖さってのが、分からなかったし。

さよなら、ありがとう、は、伝えなかった。
死ぬか生きるか、分からなかったから。

送った後。思い出して、もう一通作成する。送る]

(8) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー


[「人を人たらしめるものとは、何ぞや?」


この問いに答えなんて決まってなくて、
きっとたくさんあるんだろう。

でも俺は“感情が分かる事”だと思った。
自分のも、他の誰かのも。

それが出来ない俺は、果たして人間なのか。

だから、欲しかったんだ。
―――――― 欠けているもの が]
 

(9) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー


[フェンスの向こう側に立って、眼下を見下ろす。
風の音だけが耳に届く。
夕日の赤が目に染みて、目を閉じた。


―――― 宙に傾く身体を止めるものは、何もない。


激しくなる風鳴りが響く中、
俺は目を開けて、そして、苦笑した]
 

(10) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー




  ( やっぱり、駄目か )



[死のうとしてるのに、心は全く揺れ動かない。
あーあって、他人事みたいに思って、

身体が地面に叩き付けられるその瞬間まで、
俺は ―――― 笑ってた]

 

(11) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー

         [ グシャッ ]

(12) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー



[何かが硬いものに叩き付けられるような
激しい音の後、風鳴りの音は聞こえなくなっていた。
もう何も、スピーカーからは流れない。

だけど、そんな事、気にしちゃあいなかった。
俺の目は、メールに釘付けになっていた]

 

(13) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー



   ………… はは。

   あはははは!
   なんだ!そういう事かよ!


[おかしくて、おかしくてたまらない。

紛らわしいメール文。
消えない電気に派手なイルミネーション。
スピーカーから聞こえる声と音。
黒板に書かれたたくさんの目。

全部、全部、俺の中にあったものだ。


―――――――― ここは、俺の世界だ ]
 

(14) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー

[瞬間、電飾が砕け散った。

次から次に、勝手に壊れていく。
カラフルな色が消えていく。
教室に、廊下に、ガラス片が散らばる。

廊下の電気は急に壊れたみたいに、
付いたり消えたり、明滅を繰り返す。

ぱらぱら。ガラスが床を叩くおと。

一歩踏み出せば、それを打ち消すように、
ぱり、と足裏で音がする。

ぱり、ぱり、ぱりり……。

熱に浮かされたように、ふらりふらりと、
昴のマネキンを通り過ぎ、階段を昇っていく]

(15) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー



 [ アンタらが、もし気まぐれに、
   あるいは偶然に、あるいは必要に駆られて
   始まりのチャイムと共に届いたメールを開いた時。


   差出人を化かして、隠した、文字の羅列は
   崩れるように形を変えて、元の姿に戻る。


   そこに並ぶのは、一人の、人でなしの名前だ ]

 

(16) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー





     [ 「差出人:橘 理一」―――― ってなァ ]



 

(17) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー


[三階を歩いている時。
理科室に差し掛かって、足を止める。
扉をじぃと見つめた後、それを開いた。

さっき見た時は、黒板に、
落書きみたいな白い目が覆いつくしてたのに、
今その目は、全部、赤いチョークで塗りつぶされている。

でも、そんな事はどうでも良かった。

水野のマネキンに近づいて、
その胸に刺さっている銀色を見つめる]
 

(18) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー


[いつか、那由多が手を伸ばして、
掴まなかったそれを、掴んで、引き抜く。

血は、もうでなかった。

包丁にこびり付いていた血を、
窓に掛かっているカーテンで拭き去り、
腰の後ろのベルトに抜き身のまま、差した。

羽織っているブレザーはそれを隠すだろう。
それから理科室を出て、その足は屋上へ向かう]
 

(19) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー




  [ この世界の始まりであり、

         終わりでもある、その場所に ]**


 

(20) 2017/03/18(Sat) 00時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/18(Sat) 01時頃


【人】 ろくでなし リー


[スイッチ押してもずっと明るいままの電灯も、
場違いなくらい煩く輝く電飾も、きっと俺の事だった。

「出力:笑い」

何があってもそれしかできねェんだ。
翳る事なんか、全然なかったろ?


それがさ、今は、
電灯は、細かく瞬きながら、
ジジ……って死に掛けの蝉みたいに鳴いて、
目に煩い電飾はバラバラに砕け散った。

つまりは、そーいうことだろ?
この世界は、もう長くは持たねェってサ]
 

(82) 2017/03/18(Sat) 13時半頃

【人】 ろくでなし リー

[ タン、タン ]

[屋上へ繋がる階段にもガラス片は散る。
そうそう、実はここな、抜け道があったんだよ。

屋上に面する擦りガラス。
ゴツイ鍵が掛かってるけど、この鍵壊れかかってて
コツはあるけど、開けられるンだよなァ。
通には教えてねェけどサ。

あの日はそうやって屋上に忍び込んだ。
でも今は、屋上に通じる扉は、
その窓を通る必要もなく開いた。

重い扉を押し開けると、
冬の冷たい風が雪と共に吹き込んでくる。

扉はそのままにして、風に逆らって前へ進む。
屋上になら絶対にある柵とフェンスは無くなってて、
屋上の淵へ進んで、見下ろす]

(83) 2017/03/18(Sat) 13時半頃

【人】 ろくでなし リー

[下が、見えない。
雪に隠されたように、地面が見えない。

びゅうびゅう、下から吹く風は、
髪を無造作に舞い上がらせる。

落ちたら死にそー。
そう思ったのは、二回目。
でも、一応死んでなかったみたい。今は、まだ。


この世界はもうすぐ閉じるだろう。
何となく、分かるンだよ。主、だから。

でも、その前にやらなきゃならねェ事がある。
アイツら帰してやらねェとな]

(84) 2017/03/18(Sat) 13時半頃

【人】 ろくでなし リー





    [ それが、俺が出来る最後の事だ ]*



 

(85) 2017/03/18(Sat) 13時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/18(Sat) 13時半頃


【人】 ろくでなし リー



[日が昇ったはずの世界に、
それでも雪は溶けない。止まない。

あの日見た夕日の赤とは真逆の白が乱暴に舞う。

そうして、時が止まったような、
冷たい校舎の屋上で、一人]

 

(115) 2017/03/18(Sat) 18時半頃

【人】 ろくでなし リー





  [ ―――――― 叫び声を、聞いた。>>103]



 

(116) 2017/03/18(Sat) 18時半頃



 [ 誰のものかなんて、振り返らなくても分かる。

   …… アンタには、帰ってて欲しかったなァ ]

 


【人】 ろくでなし リー

[振り返った視線の先には、那由多が一人。

顔が引きつってるよーに見えた。
その意味を、俺は“感じる”代わりに“推し量る”。

なんかな、怖がってるように見えて、
どうしたって言いかけたけど、
続いた言葉に目を丸くして、苦笑した>>106]


   なァんだ、やっぱバレたか。


[まァそりゃそうか。
だってメールに堂々と書いてンもん。

屋上の淵から踵を返して、
一歩、二歩、三歩、那由多の方へ進んで、止まる]

(117) 2017/03/18(Sat) 18時半頃

【人】 ろくでなし リー




   那由多さァ、帰れって言ったじゃん。俺。


[へらっ。]
 
  
[震えてる那由多とは裏腹に、いつも通りに笑う。
アンタがまだ此処に居るのは、なんでだろうな。

那由多の吐いた白い息が、
白い空間に溶けるのを横目で見た。


寒いから両手をポケットに突っ込んで鼻をすする。
ただの冬の日のある一場面みてェに、
なんでもないように、俺は口を開いた]
 

(118) 2017/03/18(Sat) 18時半頃

【人】 ろくでなし リー




   ―――― 迎えはいらねェ。
   
   だから、他のヤツまだ居たら、
   そいつらと一緒に帰れ。那由多。


[放課後にする会話みてェ、とか
俺は思うわけだけど、まァ別れには変わらないか。

今生の別れになるっつーのに、
深刻さの欠片もなく、やっぱ俺は笑ってたんだ。
少し困ったように眉を下げながら]**
 

(119) 2017/03/18(Sat) 18時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/18(Sat) 18時半頃


【人】 ろくでなし リー


[>>120 嫌だ、って、即答。

泣きそうな声色に、
俺はまた、「なんか間違ったっけ」って、
染み付いた癖でそう思っちまう。

絞り出すみたいな声で喋り続けて、
とうとう那由多の目からは涙が零れ始めた。


いつかの葬式の時みたいに、
俺はただただ眉を下げる事しかできない]
 

(137) 2017/03/18(Sat) 22時半頃

【人】 ろくでなし リー

[>>122 続けられた言葉は、
昨日の問いかけの続きだった。

>>4:208
「この場所って、何のためにあるんだろうな」
って。那由多が寂しそうにしてた時の。


―――― でも、那由多は勘違いしてる]


   みんなと一緒にいてェなら
   そもそも俺は死のうとしたりしてねェさ。

   この場所がある理由は……


[俺だってはっきり分かったワケじゃねェ。
けど、それはきっと、]

(138) 2017/03/18(Sat) 22時半頃

【人】 ろくでなし リー




   ―――― 「最終確認」だよ。



[まァ、そう言ったって、
なんの事かわかんねェよな。

だから俺は決めたんだ。
今まで黙ってた事を話してもいいかって。
どうせもうこれで最後だ]
 

(139) 2017/03/18(Sat) 22時半頃

【人】 ろくでなし リー



   変だって思わなかったか?
   何で俺が、いつもずっと笑ってるかって。

   ……俺は、分かんねェんだよ。
   悲しいとか、ムカつくとか、怖ェとか、
   そんな気持ちが。

   そーだなァ……
   具体的に言えば、那由多がいま
   何で泣いてっか、俺には分かんねェ。


[零れ落ちる涙が、可哀想だとは思う。

でもそれをどーすりゃいいのかとか、
そもそもなんで泣いてんのとかって、
そういうのが、分からない]

(140) 2017/03/18(Sat) 22時半頃

【人】 ろくでなし リー

[言ったろ?那由多さ。
自分と違うひとのこと想像して動くの
消耗しないかって。そーだよ、正解]


   両親死んで、みーんな泣いてるのに
   俺だけ平気なツラしてたりさ、
   上級生に殴られても、
   腹立たねェし怖くもねェし。
 
   でもさ、そーっすっと周りが変な目でみてくンの。
   何だコイツは、みてェな。


[すすり泣きとか、目の絵とか、
ひそひそ遠巻きに話してる声とか
あれは俺が受けてたモンだ。

溜息一つこぼして、それから、口元を吊り上げる]

(141) 2017/03/18(Sat) 22時半頃

【人】 ろくでなし リー



   だから、俺は感情が欲しかった。
   みんなが持ってるモンが欲しかった。

   死のうとしてみりゃ「怖い」って
   分かるかと思ったけど、駄目だったなァ。

   
   そんで、俺、この中で浮いてたろ?
   みんな顔色悪そうにしてンのに、俺は平気でさ。

   ……やっぱ、混ざれねェな。


[はは。笑い声は乾く。
視界の端、通と入間の姿を見つける。
あ、ヤバイな。長々話し過ぎた]

(142) 2017/03/18(Sat) 22時半頃

【人】 ろくでなし リー




   だから、もういいんだ。
   諦められなかったけど、結局、駄目だったからサ。

   ―――― だけどな、那由多。


[俺はもう一歩、那由多に近づく。
そして、右腕を後ろに回した]
 

(143) 2017/03/18(Sat) 22時半頃

【人】 ろくでなし リー



   アンタらは、帰らせる。
   どんな事しても。


[突き付けた、銀色。
ベルトに差していた、包丁。

見覚えあるだろ?
マネキンから引っこ抜こうとしてた那由多なら]
 

(144) 2017/03/18(Sat) 22時半頃

【人】 ろくでなし リー



   この世界で死ねば、帰れるんだろ?
   だったらアンタ刺してでも帰らせるよ。


   ……こーゆーのも平気なんだよ。俺は。


[にぃ。口元に弧を描いて、駆ける。
刃の切っ先は、水野のマネキンと同じ場所を、
那由多の身体の真ん中を狙う]*
 

(145) 2017/03/18(Sat) 22時半頃



 [ 平気?いいや、嘘だよ。

  怖くはねェけどサ。本当はやりたくねェよ、こんな事。
  ごめんな。でも時間が無さそうだから。

  俺は、みんなをここに残したくねェんだ ]

 


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/18(Sat) 22時半頃


【人】 ろくでなし リー


[>>148 声が、飛んできた。

那由多の名前を呼ぶ、入間の声が。
だけど俺は視線を向けずに、
真っ直ぐ前だけ向いていたわけだけど]


  うわっ!?


[いやまさか、声だけじゃなくて
上履きまで飛んでくるとは思ってなかったな。

しかもこの視界の悪さなのに、
俺の眼前掠めていくしよォ。
アイツの右、大リーグ狙えるぞ]
 

(173) 2017/03/19(Sun) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー


[なんて、思っていたわけだけど、
駆け足は当然止まってて、
その瞬間、通が目の前に現れて、
包丁を叩き落とされた後に、>>151]


             [ ガツ、って脳が揺れた ]
 

(174) 2017/03/19(Sun) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー


[―――― 痛い。殴られたって、
痛む頬を他人事みたいに思ったけど、
前髪から覗く目は、ああ、怒ってる。

穏やかな顔ばっかりしてたはずの通が、
叫んで、怒ってる。>>153
俺はびっくりして目を瞬かせてた]


  ……そーだよ。知りたかったんだよ。
  でもさァ、駄目だったんだよ。


[胸倉掴まれたまま、
それでも俺は乾いた笑いを漏らした。

死ぬって怖い事なんだろ?
それすら、分からなかったんだよ、俺]
 

(175) 2017/03/19(Sun) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー


[言葉を探すように話す通を遮らず、>>155
投げかけられた質問に、苦笑する]


   ねェよ、そんなモン。
   俺は、人の真似してるだけだ。


[多分、通が期待するような答えじゃ、ねェだろな。
でも、迷ってばかりの俺に、
俺が俺であるものなんて、無い。見つからない。

―――― ああ、だからマネキンだったのかな。

人の真似ばかりしてた、俺の本質が、
俺の世界に現れたのかなって、思う]*
 

(176) 2017/03/19(Sun) 00時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/19(Sun) 00時半頃


【人】 ろくでなし リー


[俺を置いて大人しく帰ってくれりゃあいいんだけど、
みんなの口ぶり聞いてる限り、無理そうなんだよな。

時間がねェのに]


  ……早く帰れって。
  ここから出られなくなってもいいのかよ。


[那由多は泣いてるし、通も入間も怒ってるし。
何でかな。俺はどうすりゃいいんだ。

俺の命なんてシャボン玉みたいなもんよ。
しかも屋根に届く前に消えるようなヤツ]
 

(190) 2017/03/19(Sun) 14時半頃

【人】 ろくでなし リー

[なのに、なんでかなァ。
なんで那由多も、通も、入間も怒るし、泣くんだよ。


……薄々は分かってた。

俺がみんなをここに残したくないのと同じように、
みんなも俺をここに残したくないんだろう。


でも、それでも俺は、って、
尚も引き下がろうとしたけど、
そのとき降ってきたのは、那由多の声だ。>>163

もう泣いてなかったその声を、
俺はじっと聞いていた]

(191) 2017/03/19(Sun) 14時半頃

【人】 ろくでなし リー

[死にたかったって。
メールの差出人の事知ってるって。
>>164 言ってる事、俺が思ってた事とそっくり。

このまま人になれずに生きるのは、
生きづらいなって思ってたからサ。

だから、駄目だったって分かったから、
戻りたくなかった。帰りたくなかった。なのに、]


   …… 那由多。
   アンタさァ、単純すぎるだろ。
   だって、俺が言っただけで、そんな……。


[帰って欲しかった。生きて欲しかった。
失われた命は、しょうがないって思うけど、
まだある命は、諦めて欲しくなかったから]

(192) 2017/03/19(Sun) 14時半頃

【人】 ろくでなし リー



   本ッ当、ワガママだなァ。
   ずりィじゃん、そんなん、さァ……。


[>>166>>167
那由多のために生きて帰って欲しいって。
そーやって望まれた事なんて、なかったよ。一度も。

漫画とかドラマでありそうなクッセェ台詞。
だけど、それでもな、嬉しいって思っちまう俺は、
きっと那由多の事言えねェな。単純だ。

真っ直ぐに向けられた視線が、カチリ、あう。
ありがとうって言いながら那由多は笑った]
 

(193) 2017/03/19(Sun) 14時半頃

【人】 ろくでなし リー



   ……はは。

   刺されそうになったってのに、
   礼なんか言うなよなァ。


[お人好しめ、って、あってた視線をフイと逸らす。
照れくさいのもあったけど、
なんでかな、声が震えそうになったから]
 

(194) 2017/03/19(Sun) 14時半頃

【人】 ろくでなし リー

[>>172 そしたらサ、入間まで泣いてンだ。
さっき上履き投げた時の勢いは鳴りを潜めて。

綺麗だった、って。あの電飾。
俺の世界の欠片が。

そんな風に言われるなんて、
思ってもみなかった。けど、
「どうしたいの」って言われて。

それから“みんな”を順に見た。
もう泣いてない那由多と、
怒ってる通と、泣いてる入間と]

(195) 2017/03/19(Sun) 14時半頃

【人】 ろくでなし リー



  俺は ―――― ……


[その続きを言っていいのか。
まだ悩んでた時に「違う」って>>179
強く否定する声が聞こえて、視線は目の前の通に戻る。

去年の事とか、文化祭の時とか、
言われて、思い出す。


俺は、間違えないように生きようとしてた。
こーいう時は、笑っちゃいけないとか、
こーいう時は、どんな事言った方がいいかとか、
周りの人間見て、真似して]
 

(196) 2017/03/19(Sun) 14時半頃

【人】 ろくでなし リー


[でも、そーだな、確かに通の言う通りだ。
あン時の俺は、ただ、
俺の意思で通と仲良くしたかったんだよ。

真剣そうに話す通に、
俺はまた、眉を下げて、笑った]


   ……通、案外怖ェこと言うなァ。

   でもアンタならやりかねねェって、
   今なら思うわ。


[死に近いって意味なら、ここも地獄も同じだろ。
実際、こうして殴られてるし、言われてるし]
 

(197) 2017/03/19(Sun) 14時半頃

【人】 ろくでなし リー


[ ……この手も、離してくれそうにねェし ]

[殴られる直前に掴まれた胸倉はまだそのまま。
なァ、こーいうのって
殴ったら離してくれるモンじゃねェの?


なんて、思ってたんだけどサ。
不意に、視界が滲んできて、手の甲でそれを拭う]


   あれ、なんで俺……。


[泣いてんだ?って、
泣いた事なんて、今までなかったのに、
なんでだって、思うけど、
その時、ふいに入間が聞いてきて、>>187]

(198) 2017/03/19(Sun) 14時半頃

【人】 ろくでなし リー



   ……かも、なァ。


[ずぅっと笑ってたつもりだったけど、
どこかでずっと生きづらいと思ってた。

仲間外れにするような目が、嫌で。
みんなにそんな目されるのが嫌で。

だから隠してたのに。
最期だから話したのに。

話したからには帰らないつもり、
……だったんだけど。

入間の言葉に、顔を歪める。>>188>>189]
 

(199) 2017/03/19(Sun) 14時半頃

【人】 ろくでなし リー



[俺は、自分が不完全だから、
人になりたいだなんて大層な事願ってた。

でも、ホントはさ、
それでもいいよって、ただ誰かに言って欲しかった。
でもそれが無理だって思ってた、のに、]

 

(200) 2017/03/19(Sun) 14時半頃

【人】 ろくでなし リー



   アンタ、案外男前だなァ。入間。

   ……いいのかよ。俺、帰ってもさァ。

   知らねェぞ。
   俺、アンタたちに平気で
   物騒な物、向けられる人間だってのに。


[滑っていったはずの包丁は
もうどこにあるか分からない。
多分、雪に埋もれちまったんだろうな。

早くこいつら帰して、
俺はここに残るって気持ちと一緒に。

訳も分からず滲む涙を拭いながら、
俺はまだ、拗ねた子供みてェな台詞を吐くんだ]*

(201) 2017/03/19(Sun) 14時半頃



  [ この場所が何であるかって。

    俺は「最終確認」だって、誤魔化した。
    本当は、違うんだ。

    突き放して欲しかったんだよ。
    だから本当の事は黙ってた。

    本当は ―――――― ]

 




  [ 最期に、みんなに会いたかった。


   こんな場所でも、もうここしかねェから。
   たったそれだけの事だったんだ ]

 


【人】 ろくでなし リー


[羨ましかったんだよ。アンタらが。

ちょっと悪戯しただけで怒ったり、
ぼろぼろ泣いたりする那由多が。

パンケーキバカスカ食って怒って、
人の胸倉掴んで火山みたいに怒れる通が。

笑ってばっかじゃ疲れないかって、言って、
人のために怒れる入間が]
 

(202) 2017/03/19(Sun) 14時半頃

【人】 ろくでなし リー





    [ ……あーあ。やっぱ俺、怒らせてばっかだなァ ]*



 

(203) 2017/03/19(Sun) 14時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/19(Sun) 14時半頃


【人】 ろくでなし リー


[差し出された右手と那由多を交互に見て、
俺も多分、那由多と同じよーな顔してた。


「どうしたいの」って入間が言った事。>>172
そんなの最初から答えは決まってた。

“みんなと一緒に居たい”
たったそれだけの事って思われるかもしれねェけど、
俺にとっちゃ難しかったんだよ。

でもサ、アンタらがそんな俺でも
いいって言ってくれるなら、赦してくれるなら、]


                    [ 俺は、]

 

(206) 2017/03/19(Sun) 16時半頃

【人】 ろくでなし リー




   …… クッセェんだよ、バカ。


[言葉とは裏腹に、
下手くそな笑みを浮かべながら、那由多の右手を取った。

いつか、取られなかった右手の代わりに。


それから、まだ掴まれたままの通の手を
左手で掴んで、立ち上がる。

あーあ。ズボン濡れちまったよ。
アンタのせいだぞって、笑って、
それから、三人を見た]
 

(207) 2017/03/19(Sun) 16時半頃

【人】 ろくでなし リー




   …… 帰るよ。俺も。

   じゃねェとこの会計様が
   地獄の果てまで追って来そうだからなァ!


[ナハハって、笑って、
ああ、なんか久しぶりにちゃんと笑えた気がする。

吹きすさぶ雪風は相変わらず冷たいし、
ズボンも濡れて冷たいけど、
掴んだ手は暖かくて、それだけで大丈夫だと思えた]
 

(208) 2017/03/19(Sun) 16時半頃

【人】 ろくでなし リー




    …… ありがとな。


 [ 照れくさくて、風に掻き消されそうな小さな一言が、
   みんなに届いたかは、知ーらない ]*
 

(209) 2017/03/19(Sun) 16時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/19(Sun) 16時半頃


【人】 ろくでなし リー


[ぱちり。目を瞬く。
それから、へへっ、て情けない声で笑ったんだ]


   通に怒られンのは、もう御免だなァ。


[>>216 ともだち。
案外そういうのって、中々口にしねェよな。
暗黙の了解みたいなところがあるから。

でもいざ耳にすると、恥ずかいけど、
ちょっと、いや結構、嬉しいもんだな]
 

(228) 2017/03/19(Sun) 22時頃

【人】 ろくでなし リー


[それから、通の手も取って、
立ち上がったら、腹パンが飛んできた]


  ちょ……俺、両手塞がってンのに
  その仕打ち酷くない?


[なんて、冗談めかしながら咎めるけど、
前髪の奥の目と口元がちゃんと笑えてたから、
まァいいか、許そう、とか偉そうな事を思う。>>220]
 

(229) 2017/03/19(Sun) 22時頃

【人】 ろくでなし リー


[ 思ってたんだ。けど、]


  上履きは結構痛ェからやめようなァ……?


[>>225 さらっと入間が笑顔で言ってのける。
コイツ、多分、マジだ。

いやもう、アンタらさ、
こんな奴らだとは思ってなかったよ。
ここに来るまでサ。

でも、それも悪くねェなって、
俺は入間に返すように笑うんだ。

接客するには、赤すぎるお揃いの目元を向けながら]
 

(230) 2017/03/19(Sun) 22時頃

【人】 ろくでなし リー


[でもサ、アンタらホント耳聡すぎンだよ。

ほとんど独り言のつもりで言った言葉に、
那由多はこっち見て笑うし、
通と入間からも返事があったし、さァ。

俺はバッチリ聞いてたのに、
照れくさいから聞こえないフリをして、
誤魔化すように鼻をすすった。

そして、みんなが着てるものの
物々交換をしているのを見ながら、
俺はふと、通の方を見遣って手を引く]
 

(231) 2017/03/19(Sun) 22時頃

【人】 ろくでなし リー



  通。

  俺、分かったよ。
  俺を俺たらしめるもの。


[さっきは「そんなもんねェ」って言ったけど、
その答えを手に入れられたから。
俺は通を見て、笑った]
 

(232) 2017/03/19(Sun) 22時頃

【人】 ろくでなし リー




  ―――――― アンタらだよ。


[この先、生き返っても、
俺はきっとまた間違ったり、悩んだりするだろう。

でも、那由多や通や入間から貰った言葉があるから、
その言葉を芯にして、俺はこの先も立ってられる。

無いものねだりしなくても、もう大丈夫だ]*
 

(233) 2017/03/19(Sun) 22時頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/19(Sun) 22時頃


【人】 ろくでなし リー


[みんなと一緒にこの校舎を出よう。
現実世界に帰るために。

―――― そう思っていたんだけどさァ。

校舎の中に戻るために
屋上の階段に近づいて、気付く]


   …… ヤベ。階段、崩れてる。


[電飾とか廊下の電気が壊れて、イカレた時から、
もうこの世界長く持たねェなァって思ってたけど
もう少し持ってくれてもいいジャン。
頑張れよ、俺]
 

(238) 2017/03/19(Sun) 22時半頃

【人】 ろくでなし リー


[ …… なんて、言ってる場合じゃねェ。

このままだとみんなと一緒にお陀仏だ。
それだけは絶対に止めねェと。

だけど、中に戻れねェなら……どうする?
考えるまでもなかった。一つしかない。

掴んでいた右手と左手に力を込めて、
それから入間の方を見て、
こっちって言いながら、足を進める。

その先は、フェンスも柵もない、屋上の淵。
察しのいいヤツなら気付くだろう。
このあと俺がなんて言うか]
 

(239) 2017/03/19(Sun) 22時半頃

【人】 ろくでなし リー

   ―――――― よし、飛べ。


[そんな無慈悲な宣言を一言。

躊躇するようなら背中を押してやろうかって、
そんな事を思いながら、三人を見据える。


大丈夫だって。死ぬためじゃなくて、
生きるためにここから出るんだからサ、
きっと上手くいくって、へらり]*
 

(240) 2017/03/19(Sun) 22時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/19(Sun) 22時半頃


【人】 ろくでなし リー

[屋上から飛べ、なんて言ったらさ、
那由多も通も面白い顔してた。
こんな状況だけど、その顔、ウケる。

ひひって笑ったの、バレなきゃいい。
バレたら殴られそうな気がする。

入間は平気そうに見えた。
のは、気のせいで、ちょっと引き攣ってたかな。顔]


  心配すんなよォ。
  ちゃんときっちり全員帰してやっから!


[主がこう言ってんだから、
何とかしろよな、俺の世界。

入間と那由多と俺と通。並んで屋上の淵に立つ。
びゅうびゅう吹き上げる風は、あの日と似てた]

(260) 2017/03/19(Sun) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー




   はいはーい、りょーかーい。


[>>253 通の言葉に、敬礼を返したかったけど、
両手が塞がってたから、返せたのは軽い返事だけ。

俺やっぱヤバイのか?まァしゃーねーな。
でもちゃんと帰ってくるからサ。もう説教はごめんだし]
 

(261) 2017/03/19(Sun) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー


[那由多と通が帰ろうって言って、
入間が頷くのを見た。

それを合図に、誰ともなく、
宙に重力を預けて背中から落ちていく。

雪風を受けながら、
校舎がどんどん遠ざかっていく]
 

(262) 2017/03/19(Sun) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー


[ あの時は一人で、
  微かな希望と、諦念を抱えて飛んだけど、

  今はちゃんと帰るために、
  みんなと生きるために飛ぼう。


  さよなら、俺の世界。

  …… って言いたいところだけど、
  これからも俺は俺の世界を抱えて生きてくンだろ ]



  [ だからさ、]

 

(263) 2017/03/19(Sun) 23時半頃



 [  俺はこいつらと生きていくから。

   またな、これからもよろしく。



    ――――― 俺のクソッタレで愛しい世界 ]

 


【人】 ろくでなし リー



  [ 両手をしっかりと握ったまま、
    俺は心から笑った。



    ―――― ちかり。
    白い空に瞬く光を、瞳に宿して ]**

 

(264) 2017/03/19(Sun) 23時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/19(Sun) 23時半頃


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