人狼議事


184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】

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視点:


[頭の片隅では1番罪深い"命を持って償う者"を考える。
傲慢な娘は、そんな風に良いようにされるのは好まぬ。
だから傲慢にもそれを利用しようと考えた。

"強欲"自分を脅かした憎い男。
"色欲" 悍ましいまさに罪人。
"憤怒"強欲覚醒の切欠を作ったかもしれぬ。
"嫉妬"淫らで哀れで生きるのも辛いならば死の慈悲を。
"怠惰"何もかも億劫ならばその命を終わらせてあげても良い。

"暴食"の情けない男を除いて、娘には娘なりの相手の命を奪う選択肢はある。
さて、この中の誰の命を使って"償おう?"

────最も、自分の罪は彼らと比べて軽いだろうと未だに信じる娘だが]**


看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 08時頃


【人】 看板娘 櫻子

[待て、と言われれば小首を傾げて相手の様子を見守った。
どうやらナイフや金属に見覚えはないらしいが、さて何をしようと言うのか。
────と、相手が何か取り出してくる。矢張りそれが一見しただけでは何か良く分からなかった。
真っ黒な、奇妙な形をしたもの。
物々しい雰囲気を纏うそれを、おそらくたった今見つけ出した所なのだろう。
何をするのか興味深く観察していたが、"銃と弾丸"(>>3)と聞けばその顔から血の気が引く。
まさか使われては仕舞わないか、渡したのは迂闊だった────と思ったのも束の間。
相手は安全装置の外し方、構え方、引き金の引き方を教えると此方に渡してきた。
一瞬相手の様子に戸惑ったものの、軽く膝を曲げ会釈してはそれをしっかりと両手で受け取る。
ズシリと思ったより重い拳銃に微かにまゆが寄せられた]

(弾は6発。
────自分以外に打ち込めとでも言うような数ですわね)

(8) 2016/03/02(Wed) 11時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[そんな事を考えるものの、娘の細腕では敵に当てられるかどうか。
死を恐れる必要は無いらしいこの空間。
奪われて、自分が撃たれるのがオチではないか?

────しかし、ハッと目を見開く。
確かに、"自分の小刀"では死ななかった。
"強欲"の男が使ったナイフも、本人のものか目の前の"憤怒"の男のものだろう。
しかし、首無し男は死んでいた。
首を切られていたとは言え、首さえ落ちなければ生きていたはず。自分の推測が正しければ、だが。

刃毀れしたナイフを思い出す。
────あれは、首を切り落とし骨まで断った名残では?
つまり、自分たちが持ち込んだ武器では死ねないが
"ここにある武器では相手を殺すことができる?"

そう、弾丸の数は、その他の者を殺せというように6発分────]

(9) 2016/03/02(Wed) 11時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[しかし。どうやら、今の相手は紳士然と振舞ってくれているようで、確かに"危険を報せる"為にも使えるだろうとコクリと頷くに留めた。
差し出された食べ物も、一瞬ためらった後──何せ娘には見た事のないものであったし、舌先が無いから上手く食べれもしない──頭を軽く下げて受け取っておく。
"暴食"との交渉に使えるかもしれない。彼の罪や、今の状態は知らないが。

そして、興味を示された資料は勿論そのまま差し出して、食べ物は一度懐へ。
刃毀れしたナイフも、できれば返して貰い再び布に包んでしまった。
男のいるうちに、安全装置を外したり、付けたりを繰り返してみる。
2度、3度と繰り返せば安全装置をしっかりかけて、納得して銃を両手で握りしげしげと観察した。
真上から見つめたり、ひっくり返したり。
ちゃきり、と安全装置がかかったままだが両手を伸ばして照準を合わせる真似ごとも。然し、重い。銃口がプルプル震えて、これでは距離が開けば相手に当てることは出来ないだろう]

(10) 2016/03/02(Wed) 11時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[これで、────他にも手に入れた劇物や刃毀れしたナイフで。
誰かの命を奪えるだろうか。
逆に、自分が奪われる事になるのか。
試してみたくはあるが、目の前の男は"憤怒"の扉から出てきた。
恐らく、怒らせたならば自分には太刀打ちできまい。
ならば────]

(…………試すなら、白髪女か黒づくめ?)

[そんな事を思いつくも、自分が1番非力であるのは分かっている。
銃をいたずらに構えるのをやめ、首をゆるゆると振っては相手に差し出した。
危険ではあるが、相手がその扉のままの人物なら怒りさえ買わなけれ良い。
いっそ、怒りのままに誰かに全弾使って仕舞えば良い。
相手が受け取らねばそのまま、受け取れば改めて小刀を握りなおす姿があるだろう]

(11) 2016/03/02(Wed) 11時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[決して娘は怠惰なわけでは無い。
恐らくはその自尊心から、自身の手で為さなければ腑に落ちないことが多い性分だからか。

────男の問いかけにはキュッと眉尻を釣り上げた後、悠然と笑みを浮かべた。
そして、言葉の代わりにゆるりと首を横に振ってみせる。
そして小刀を片手に、もう片方の手で袴を摘んで会釈してみせた。
そして、相手にくるりと背を向けるとそのまま歩き始めようとしてしまう。

そんなものは、本来自分の手で探すべきだ。
自分はこの男が最も罪深いと思うからこそ、皆に見せて回るのみ。
あの"強欲"の男の罪も深いが────写真が違う為に説得力が無いのだ。
だから、今は"色欲"の罪を見せて回ろうと考えただけの事。
相手が自分に協力するなら兎も角
自分が相手にする協力は、これで十分]

(ご自分でお探しなさいな。私の手を借りようなんて、私は安く無いですわよ?)

くす、と小さな笑いすら零して、傲慢な娘は背を向け歩き始める。
相手が果たしてどう出るかはわからない。それでも、小刀を手放さぬ程度には警戒もしていた。
相手が特に引き止めなければ、広場の方へと戻っていくつもりである]**

(14) 2016/03/02(Wed) 13時頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 17時頃


【人】 看板娘 櫻子

──扉の間──

[果たして、それはどんな状況であったか。

色欲の男はどこで何をしていたか。
強欲の男と嫉妬の女の小競り合いは続いていたか。
娘はと言えば────

何故だか同じ方向に向かって歩いてきた"憤怒"の男に負けじと早足に。
しかし背丈の差から追いつかれそうになっては、小走りに扉の並ぶ間に入り込んでいた。入り込んだその時はほぼ、駆け足だったのである。
呼吸を荒げて頬を染め、そこに人がいたとて居なかったとて。
"傲慢"の部屋の扉に真っ直ぐに向かい、その扉を開こうとしていた]

(20) 2016/03/02(Wed) 18時半頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 18時半頃




[こんな至近距離で

しかも愛おしい人の部屋の前で。

先ほどは扉の中で彼と睦みあったというのに、今度は同じ扉の外で別の男に迫られているという状況は


ああ……耐えられない。
とてもとても、我慢ならない。]
 
 



[不思議そうに首を傾げつつも、吐かれた唾には…………思わず口元に微笑。


(人形を無意味に壊す趣味はないんですけどねえ……。…一度バラバラにして組み直せば、美しくも見えるでしょうか?)

その後の罵声など半分も耳に入らぬ。
ただ、足音でも聞こえればそのまま彼女の腕を無理やり引っ張り────そうだ、強欲の部屋にでも行ってしまおうか?]


そうそう。私、貴方のことを醜い醜いと形容していましたが、……貴方のその瞳の色は気に入っているんです。屋敷に同じ色のドレスを着た人形がいましてね?……嗚呼、きっと彼女にその瞳は相応しいだろうな、と先程から見ていたんですよ。

[静かに淀んだ瞳のまま、口元だけに笑みを浮かべ 男は饒舌に語る。

他人の人形に手を出す趣味はない。いや、なかった。────さっきまでは。]


【人】 看板娘 櫻子

──扉の間──

[カツッ、コツッ、カツコツカツコツ。
小刻みな踵の音が扉の間にいる者たちに聞こえたか(>>23>*2)
チラリと、先に訪れた娘はその騒ぎは見たかも知れない。
しかし、扉まで辿り着いて訝しげに其方を見遣るのみ。
あの人の玩具(>>23)などと自分を卑下する様は眉を顰めるだろうし、
もし強欲の部屋に連れ込もうとするならば目を眇め小さく溜息をついただろう。
娘は"傲慢"の扉の前か、扉の間の直前でそっと様子をうかがっているのだろう]

(25) 2016/03/02(Wed) 21時頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 21時頃


[そして、無常にも扉は閉じられた。
真っ暗な部屋に、おぞましい男と二人きり。]

いやぁぁぁあ!!開けて、離して!
出して、出してぇぇ!!!

[少女はまた、悲鳴を上げる。その甲高い声が、男の神経を逆なでしているとも知らず。]


【人】 看板娘 櫻子

[嫉妬の女が睨みつけてくる(>>26)
何故睨まれるのかさっぱり分からない。
此方に命乞いをするのだとか、助けを求めるなら分かるのだが。若しくは、助けを求められたあとに断ったなら恨みがましく見られても仕方ないとは思うのだ。
────無論、こんな女の為に自分の身に危険を負わせるつもりは無いが。

そして、強欲の男の笑み(>>27)も見えた。
パチリと目を瞬かせ、然し言葉を発しないまま此方も笑みを浮かべて膝を曲げての一礼をしてみせる。
その現場を色欲の男が見ていたならば、奇妙に映る事だろう。
然し、この笑みは挨拶の笑みと言うよりは労いのもの。
"嗚呼、あの騒がしい女をどうにかしてくださるのね?"
そんな意味が込められていた。
自らを玩具などと称する女、同じ女として嘆かわしい。
ならば本当に玩具に────あの男の言うところの"人形"にでもなってしまえば良いのだ。
また、"色欲"の男が居たならば、手元のファイルを相手に差し出してみよう。
居なければ、色欲の扉の前にそっと置いて、自分は"強欲"の扉へと向かう]

(30) 2016/03/02(Wed) 23時頃

【人】 看板娘 櫻子

[その前後だったのだろう、"憤怒"の男が扉の間に現れたのは。
だからきっと、自分が逆恨みされただけ。
なにやら探している風の男が少し気になり、扉に手をかけながらも暫し其方を眺めていた。

そしてふと。先程"小瓶"を手に入れた扉が全て開け放たれている。
それに気付けば、何かあったのだろうかと其方の奥へと歩いてみる事にした]

(31) 2016/03/02(Wed) 23時頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 23時頃


[暗闇の中で、男は少女に『黙れ』と脅す。

しかし少女には男の声など届かない。声が届かなければ会話など成り立つはずも無い。]

出して、出して、いや、あぁぁ!!ここから出して、出して――ひ、ぐ……!?

[暴れる少女に、男はナイフを突き立てた。
男は少女の口の中に突き立てるつもりだったのだろうが、目測は外れ――しかし、あながち大ハズレというわけでもなく。]

耳……がっ、あぁぁ!!痛い、痛い、ぃぃぃっ、ぃぃ"……!!

[ナイフの刃先は少女の左耳を切断した。
根本から切断されて耳たぶの下の部分だけがブラブラと揺れてまるでイヤリングのよう。
血が吹き出し、その痛みと恐怖でますます少女は泣き叫ぶ]



いや…いや、顔は傷つけないで……!
あの人に捨てられる……!醜くなってしまったら、あの人に、捨て……捨て、られ……っ!

可愛いって、い、言ってくれたんだもの!
綺麗だって、言って――

[もはや少女は悲鳴を上げるというよりも号泣していた。見えないながらも必死に腕を振り回そうとするだろう。それがダメなら、足もばたつかせて。それでも男の凶刃は、避けられない。暗闇に目が慣れてきてしまえば、今度は寸分の狂いもなく、貫かれるはず。

舌は切られなかったが、喉の奥を突き刺されて壁に刃先がのめり込めば、少女はもう頭を振ることもできず、悲鳴を上げることすらできない。男の望通り『静かに』はなるだろう。しかし『大人しく』は相変わらずしていなかった。]


[ ──────愛する少女は、大罪人だ。

こんなにも他人に惹かれたことは無い。
こんなにも愛おしいと思ったことは無い。

だが今お前の瞳は何を映している?
嗚呼、駄目じゃないか。
俺様以外を視界に入れては。

勝手に出て行っては駄目だろう。
どうして鳥籠に留まっていなかったんだ。

俺の愛だけでは足りないとでも?
もう、飽きられてしまったというのか?
こんなに、こんなに、愛しているのに!!!!

────嗚呼、アレはなんて罪深い生き物。
お か し く な り そ う だ  ]


[自分の目測では、ちゃんと口に突き刺したはずだ。…はずだったの、だが。
どうやら口に刺した時とは違う手応えに、首を傾げる。

ご丁寧に彼女がどこに刺さったのかを教えてくれたようだ。それなら、ナイフを抜き取りながら 情けなく笑ってみるのだ。]


ああ、すみません。無意味に傷付けるつもりはなかったんです。…だから、そんなに喚かないで?

[より一層喚く彼女に、ほとほと困り果てたように眉を下げた。…尤もこんな暗闇ではまともに見えていないだろう。…噴き出す生暖かい液体に、ああこれでは服が汚れてしまうな などと思い。

号泣しながら「醜くなったら捨てられてしまう」などと喚く姿には……心底不思議そうに。]


…醜く?いえいえ、何をおかしなことを言ってるんですか。はは、変なことを言う人ですね。



今よりもっと、ずっと美しくなれますよ。
約束します。

きっと貴方の持ち主も、綺麗だと喜んで下さるのでは?

[彼女の白い皮膚は魅力的ではあるが、それよりも瞳だ。たとえそれを無くしたとしても、今の彼女よりはよほど素敵になれるはずだろうに!

全て自分の美醜の価値観で測る男は、ケイイチという男が喜ぶに違いないと確信している。だからこそ、真剣に本気の瞳でそう語るのだ。

次第に目が慣れてくれば、腕を振り回し逃げようと足掻く姿が見えるだろうか。
ならば、不愉快そうに眉を顰めて。
自らの足で彼女の足を押さえ込むように体重をかけ、]


…余分な傷を作りたくないんです。だから、大人しく貴方のその美しく可憐な瞳をいただけませんか?

[欲に押されて気が急いてしまったからか、喉元を切るより先に彼女の瞳を、その目尻の方にナイフの切っ先を沈めようとしただろう。

恐らく先程まで縫い止めていた手を離し、彼女の顔を固定しようとして。]


[部屋の外では愛おしい彼が怒り狂い、心配しているなどということは、今の少女にはわからぬこと。
ただ、怯えて泣きながらもずっと彼の人のことを想っていたことだけは確かだ。]

ヒック……う、ふぅ、おかしいのは、どっち……ぁぁぁ……っ、この、この狂人め…っ!

[目の前の男は妙に優しい声音で諭してくる。これからより美しくなるのだと言われても、耳に走る激痛の前には説得力などあったものではない。
この男が何をしようとしているのかは未だわからない。まさか目が綺麗だとか言っていることが、目玉をよこせと言っているなどとは少女には理解の範疇外だった。]

え……

[それでも、今度は聞こえた。男は今はっきりと言った。『貴方のその美しく可憐な瞳をいただけませんか?』と。
少女は自らの耳を疑う。……もっとも、片耳しか残っていないが。]



ひぎ……っ、ぎゃぁぁぁ!!

[喉にナイフは来なかったが、その代わりに目尻に突き刺さる鋭い痛み。逃れようとしてもしっかりと頭を掴まれてしまっている。
もはや逃れられない。
それでもこの男は 本 気 で 少女の瞳をえぐりだそうとしていることに気がつけば、少女の慟哭が響く。]

いや、いやぁぁぁあ!!!痛い、痛い痛いいたいいたいいいいいいやぁぁぁぁいあああ!!、助けて、たすけっ、て……ケイイチさ、ま…!たすけ、て……いたいぃぁいやぁぁぁあ!!

[自由になった手で男のナイフを持つ手をどかせようとしたり、自由を奪われた足を動かそうと必死だ

それでも、やはり。

少女は無力。
男の力には敵わないのだ。

今まで彼の『人形』に"された"61体の女達のように]



狂人?…いやいや、おかしいのは私ではないでしょう。

[耳の傷は計算外だ。後でそのケイイチという男に会うことがあれば、詫びておこう。ああ、でも片方だけになった耳も美しいかもしれない。

男は元々美醜の価値観がおかしいのかもしれない。いや、冷静に考えたらおかしいに決まっているのだ。今まで肯定してくれた人物などいるはずもなかった。

男の人形はその殆どが元の人間の形など保っていない。────もっと言えば、妻と娘以外は元の人間の形など保っていないのだ。
腹部に穴を開けてはそこを眼孔に喩え、美しい琥珀色の瞳を沈める。その瞳が此方を覗けば男はより一層感激してその人形を愛でる。
手の美しい女性に会えば、その手はより美しい人形へのプレゼント。増えればさらに美しい。]




そんなに動いたら折角の美しい瞳が壊れてしまいますよ。……痛いですか?それはね、まだ貴方が美しくなれていないからです。貴方がより美しさを望みそれを手に入れればきっとそんなものを感じることもなくなりますよ。それこそ永遠で美しくて、嗚呼そうなった貴方を愛してみたくはありますがきっと叶わないのでしょうね。ああそういえば、先程見かけた少女がね。自らその美しさを手にしようとしてくれたんですよ。素敵なことだと思いませんか?ほら、漸く私の思いも報われました自分からそれを望んで命を絶ち完全な美を手にしようとしてくれるなんてねえ素敵でしょうでも残念なことにこの空間には生しか許されないようで本当に残念彼女は美しくなり損ねた嗚呼でも静かになった彼女はより完全美しい貴方もすぐに綺麗な人形私が全部きれいにして貴方もすぐに美しい彼女もきっと残念に嗚呼……貴方もそう思うでしょう?




[にこりと微笑んだ。

男は笑顔のままヨーランダの瞳の際に、目尻からナイフを入れ そして、彼女に語るのだ。
それこそ、欲しいものをようやく手に入れられた子供のように無邪気な微笑みで。────暗闇に目が慣れたのなら見えたろうか?いや、泣き叫び痛みに震える彼女には見えなかったかもしれない。

それでも男の手も、口も止まることなく。…これほどまでに男がお喋りになったのは、いつぶりだろうか?家族を失った今、────いや家族がいた時は男は物静かな人間だった────人形相手にしか饒舌にならぬ。

そのまま周りの肉と眼球を引き離したのなら、眼球の裏側までナイフを回し繋ぐ神経や筋肉を全て断ち切ろうとしただろう。]



もう少しあいつに似てたら
”黙らせたい”とは思ったかもな


(おかしい。

     おかしい やはり  変だ

   この男は変だ     いや 狂 っ て い る

 痛い 痛い痛い!!!
       ああ、なんて酷い痛みなのだろう!!

 刺されたところが 痛くて 苦しくて 

  ああ 私の瞳が奪われてしまったら もう二度とあの人を見ることはできないのね
 可愛いと愛おしげに見つめてくれるあの瞳をもう見つめ返すことはできないのね
 
 きっと目を失った醜い私は彼に捨てられるんだわ。きっとそうなのよ。そしたら私はもう二度と もう二度と 愛されることはないんだわ……――

ああ、憎い。憎い、妬ましい。
どうして私ばかりが こんな目に遭うの?

 どうして 私ばかりが こんなに 不幸なの――……?)


[嘆く少女の不幸は、全て、自業自得。

愛おしい人に何度も刺され、殺され、遊ばれた時には嬉しく思った痛みでも、相手が違えば吐き気がするほどの恐怖と痛みを伴うということを少女は身を持って知ったのだった。

けれど、それは当たり前のことなのだろう。

なぜなら、あれほど義父に抱かれることが嫌だったというのに、相手がケイイチだったのなら喜んで体を開いて抱かれたのだから。

そのうち少女は血の涙を空虚な穴から流すのだ。眼球がなくなっても、人の体は涙を流せるものだから。

男の言葉も、少女には死刑の宣告のように聞こえた。まるで身に覚えのない罪状を挙げ連ねられて、執行を待つだけの罪人のような気分。
いずれこの男にそんな思いを味あわせてやることはできるだろうか]



ひっ、ぎ……!!

[男の見せた子供のような無邪気な笑みなど見えるはずもない。少女は必死にナイフの侵入を拒むために目を閉じていたのだから。

しかしその努力も虚しく、こめかみと眼球の間に入ったナイフの刃先は、まぶたを突き破ってまず涙液に浸った。その薄い膜を超えたあとは角膜へと到達する。
しかし眼球を傷つけることなく手に入れようとする男は、前眼房までは傷つけずに、角膜の被害ですら最小限だったに違いない。
シュレム氏管を経た後に眼孔に沿って刃を滑らせ、上直筋と下斜筋を切り落としたのだろう。
外側の筋肉が切れたことによって、少女の目玉は内側の眼筋に引っ張られてぐるんと裏返る。
そうしたなら眼球の裏側が丸見えだ。
きっとすぐに上下と内側に残るの筋肉と神経も切断できたことだろう。
尤も、その作業をするにあたっては少女の上瞼と下瞼が非常に作業の邪魔をしたようだから、まずはその邪魔な皮膚を切り落としてしまったほうが早かったかもしれない。]

う"ぁ……あ……ぁぁ……

[そして片目の作業を終えた頃には、少女は大人しくなっていたはず。
あまりの恐怖と絶望と痛みに耐えかねて、気絶をしてしまったようだから。]


[そう、まだ気絶である。死んではいない。

故に、男にとっては幸運なことに(少女にとって実に不幸なことに)、処理を終えた片目を放置したままもう片方の目へと作業を進めても問題はなかったようだ。再生はまだしていない。

筋肉と神経を切断した目玉を繰り抜くのに、手慣れた男であればさほどの時間は要さなかったはず。
慣れぬナイフ一本だけでは、いつもと勝手が違ったかもしれないが。]


[きっと彼女の心の声が、その一部だけでも聞こえていたのなら、彼女にそんなことはないと語ったに違いないのに。
瞳がないと悲しむのなら他のものを埋め込めばいいし、その穴を醜いと恥じるのなら縫い合わせて仕舞えばいい。

────元の持ち主が愛さなくなったのなら、より美しくなった彼女をこの男が愛すだろう。

尤もそんなもの、彼女には必要がないのだろうが。]


…それでね、娘は昔からその人形がお気に入りで寝るときもずっとそばに置いているんです。可愛らしいでしょう?でもねその人形をベッドに入れるのは止めなさいと何度言っても聞かなくて。ああ、そんなところも可愛らしいんですが。もうすぐ社交界デビューなので新しいドレスを新調しなくては。ああ、貴方の瞳のように鮮やかな菫色もいいかもしれません。少し落ち着きすぎてますかね…似合うと思うんですが

[男はベラベラと口走る。
ナイフの侵入を拒むようにその瞳が閉じられたなら、当然その邪魔な皮膚は切り落とす。作業の効率化を図るなら周りの皮も少しだけ剥いてしまったかもしれない。
そうすれば筋繊維を切り落とすのさえ簡単に行えただろう。


それまでの動きは、食事の先の食器の手さばきのように手慣れて、暗い中とはいえど正確に切り落とした。角膜が傷ついていないのなら、美しさを保てる。

片目の作業を終え、彼女の顔を笑顔で覗き込めば…すっかり大人しくなった姿に"美しさを受け入れた"と考えたようだ。]

嗚呼、やはりこの瞳は本当に美しい。菫色の瞳ってなかなかお目にかかれないんですよ。私の家には未だ一人もいなくてね。私はなんて幸運なんだろう!貴方の瞳が菫色で良かった

[手に入れた片方の眼球を愛おしそうに眺め、頬を染め、血液のついたそれに愛おしげに口づけをしたか。…大切な大切な瞳。
それこそ宝物を手に入れたかのような笑顔で。

それから胸ポケットから白いハンカチーフを取り出すと、大切そうに包んだ。]


…嗚呼、貴方もやはり美しい方が良いですよね?貴方とは話が合うかもしれません。ふふ、先程よりも凄く美しくなりましたよ。

[すっかり動かぬ彼女を、そっと床に降ろした。────先程から暴れる姿を抑えるには立てたほうが早いが、本来寝かしたほうが作業は楽だ。

そうして、彼女のもう片方の目尻にナイフをまた沈ませ 鼻歌交じりに切り込みを入れてしまおうとしただろう。]


[もし男の考えが聞こえたのなら、少女もまた、こう思っただろう。

『金髪の男は願い下げ』と。

たとえ瞳の代わりにキレイなガラス球をはめ込んだとしても、すでにその水晶は少女に光を与えないのだ。だが、まぶたを縫い合わせでもしたらますます醜い顔となってしまうだろう。

少なくとも少女の美的感覚からすれば、"目玉を失った自分は醜い"のだ。この両者の思考はやはり交わることはないのだろう。
"受け入れている"だなんてとんでもない勘違いも、気絶している今では訂正することもままならない。]

あが……っ、が……うぅ……

[気絶しながらも、突き刺す痛みには時折生理的な痙攣が見られた。それでもまだ少女がショック死をしないのは、皮肉にも日頃から痛みに慣らされてしまっているせい。]



ケイ……イ――……ぁ……

[意識を失いながらも、彼の人の名を呼ぶ。
男がペラペラとなにかしゃべり続けている声など少女の耳に届くはずもない。]

ふ……ぁ……ぁ……、あつ……ぅ……ぃ、あつ、……

[痛いというよりも、熱くて仕方ない。
もはや過ぎた痛覚は神経が切断されてしまっているようで、痛みは熱に変わって伝えられていた。
燃えるような熱とそれに反比例していくかのような体温の低さと寒さに襲われた少女は、だらしなく舌を垂らし、唾液で自らの頬を濡らす。
もはや暴れることもままならないならば、その体は地面へと押し倒されて男に体の前をすべて晒すだろう。
少女の薄汚れていたワンピースは、元から真っ赤であったかのように血で染まっている。]


[片目を失った少女の眼光は血で満たされ濡れに濡れる。
そしてくり抜かれた目玉の部分はポッカリとした穴が空いていた。
まるで眼球を失った寂しさを埋めて欲しいといわんばかりに、物欲しげにねだっているかのようだ。]

は……ぁ……あ"あ"……ぁ"……あつ、ぃ……あつ……

[むろん、今の少女に意識はない。

それでもまだ先ほどまでの恐怖と痛みに体がヒクヒクと痙攣し、吐息も荒く、更にはナイフを持つ手に自ら手を伸ばしていた。それは少女からしてみれば男を拒もうと伸ばされた手だったのかもしれないが、意識もない状態では『もっとして』とでも言うかのようだ。
やがてもう一つの目玉も男の手中に収まってしまえば、そこには空虚な穴が二つ、並んでいただろう。]


看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 10時半頃


[突き刺し抉ろうと周りの筋を切ろうとするたびに、ビクリビクリと震える体は────気持ちが悪いな、と目を細めたか。
口から漏れる声さえも、男にとって気が狂いそうなほど嫌いなものだった。

恐らく筋肉が弛緩して自ら制御することができていないのだろう。舌を垂らす姿が目に入ったのなら、その姿に微笑んでみせたのだ。
嗚呼、これで動きさえしなければ最高。

彼女を床へと下ろすことが叶ったのなら、床へと腰を下ろし────慣れないから不恰好なのは仕方あるまい。────人形の頭を自らの膝に乗せただろう。]


……。…どうかしました?

[荒い吐息、動く体。
────生が感じられるものは美しくない。

その手が伸びたのなら、男は一度ナイフを眼孔に沈めたまま手を止めて。その彼女の手を取ってみようか。

美しい眼球が埋められていたはずの、片方の眼孔は────そこを満たす赤さえ愛らしく見えて。己にも同じような穴が空いてしまったのだが、それすらも忘れているようだ。]




…本当に美しい。

[更に静かになればより美しくなれるのに。ああ、確かこの空間には死が存在しないのだ。────何とその残酷なことか。

死が無ければ人は永遠に美しくなれぬまま。

「もう少しですから」と言わんばかりにその手の甲に口付けをして、それから再びナイフを手に取りもう一つの眼球も手にしようとその刃を進めただろう。

…そうして手に入れたのなら、嬉しそうに微笑みまた白い布の中へ。

二つの穴が空いた"美しい"人形の頬を撫でるのだ。]


【人】 看板娘 櫻子

──数々の扉の奥──

[自分たちが出てきたものとも、首無し男が出てきた資料室とも違う扉。
幾重にも扉が続いた先に、小瓶を手に入れた更に先があったのかと自分の調べ方の足りなさを痛感する。
其処は今までの部屋と違い、眩しいほどに白く輝いている。
思わず目を眇め、その部屋へと足を踏み入れた。
数々の扉は開け放したまま。

七つの半円の台。
そして、奥には部屋に不似合いに思える赤い扉。
(>>#0)
先ずは赤い扉に向かい、ガタガタとそれを揺らして開こうとするものの────今は開くことは無いようだ。
必要なのは鍵穴だろうか?
扉を少し確認したが、どうだろう。
其処に鍵穴があったならば、懸命に"地下室への扉"の鍵穴と似通っていたか思い出そうとするも、流石に無理なようだ。思い出せない。

辺りを見渡し、今度は半円形の台を調べてみよう。
其処には扉と同じくの文字。
そして「一番罪深い者はだぁれ?」(>>#1)
並べられたボタンを前に、娘は暫し考えを巡らせる]**

(52) 2016/03/03(Thu) 11時半頃

[ 少女は、死へと向かってゆく。

あれほど痛くて苦しくて泣き叫んでいたというのに、今では痛みもわからない。
血が流れすぎてしまってもはや少女の体温は人のそれではない程だが、これもまた再生すれば『治る』のだろう。]

…ひ…し……

[押しのけようとしていた手も力なく崩れ落ち、荒々しかった呼吸も徐々に弱まっていく。そして少女は男の安否を尋ねる声には]

……101回……死ね……

[呪いの言葉を吐きながら、少女は絶命した。

結果として少女は、死を持って完成だと考える男に二回も死を与えてしまったのだった

目玉を持ち去られた後のことは、少女の与り知らぬところ。宝物を手に入れた男が本体には興味なしと部屋を出て行くなら、強欲の部屋には血まみれの娘が一人、ただの屍としてそこにあるのみ。*]**


【人】 看板娘 櫻子

『櫻子、傲慢な者よ』

[台に用意されたボタンを前に考えを巡らせていた所、何処からか声が聞こえてきた。
ばっと顔を上げて辺りを見渡す。左右、前後、天井すら。
だが、その声の主の姿を見ることは出来ずに眉を顰める。
傲慢な者?!私が…?!
そんな憤りが胸中を占めるものの、ぐっと唇を噛み締めるに留める。

ここに自分を連れ込んだ"誰か"の声なのだろうか。
あゝ、自分以外にも聞いていたら良かったのに!
しかしその声は"他に誰かいたとしてもこの娘にしか聞こえぬ"と今は気づいていない。
そして、悔しさに拳を固める娘に声は続ける]

『…何か気になることがあれば聞く』
『…その小瓶のこと、扉のこと、呼ばれた理由、気になることは星の数ほどあるだろう?』

(54) 2016/03/03(Thu) 12時半頃

ああわ……………っ

[咄嗟に紡ごうとした質問は"貴方は何者ですの?"
しかし舌を失い明瞭な言葉を無くしている今、言葉を紡ぎ掛けて眉を吊り上げた。片手で口元を押さえては、憎々しげに宙を睨む。

────"聞く"だなんて、態とらしい。此方を嘲るつもりなのか。

わなわなと震え羞恥と怒りに頬が染まるが、固く瞳を閉ざすと先ずは念じてみる]

"貴方は何者ですの?"
"何故ここには死がありませんの?"
"私は元の世界に────"


【人】 看板娘 櫻子

[最後の問いかけだけは、中途で途切れた。
元の世界に?舌を失った自分の価値は?
それを考えれば気が滅入る。子を成すこともなく、言葉も操れぬのでは耐え難い未来が待っていそうだ。
だから、最後の問いは"小瓶の中身はどう使えますの?"としておいた。

しかし、念じるだけでは答えは無いかもしれない。
だからこそ、台の上に指先で文字を認めてみる。
それでも通じる事が無ければ、宙を睨みつける姿があっただろう。

言葉を失った者に、屈辱を強いた相手を憎んで]**

(55) 2016/03/03(Thu) 12時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[誰かの声は続く。どうやら、強く思う言葉が彼方に伝わっているようだ。
小瓶の中身を知らされて眉を顰める。
然し、台と、ボタンと、問いかけと。
それに頭に響く声に、娘は苛立ちながらも深呼吸し、矢張り宙を睨むのだ]**

(58) 2016/03/03(Thu) 15時頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 15時頃


[彼女の菫色の瞳を手に入れた。

ああ、その美しさたるや。

暗闇のせいで色ははっきりと分からないが、それでもその美しさは分かる。きっと血がたくさん抜けて青白くなった彼女自身も、美しいに違いない。

そう、宝物なのだ。]


…101回?面白いことを言いますね。……嗚呼、もしかして眠ってしまわれましたか?素敵な人形、本当に貴方は見違えるように美しくて愛らしく見えます。でも────ここでは、こんなに素敵なものをすぐに醜く変えてしまう。…嗚呼、なんと酷いことを。……こんなに美しいのは、今だけですね。

[眼球を包んだ白い包みをポケットへとしまうと、血の気の失せた少女の額に口づけをして、それから抱き上げただろう。
死体には興味なし?────まさか!大切な人形はしっかりと己の手で持っていなければ。抱き上げたまま、扉を開け────明るい広間の方へと戻るだろう。

それこそ、満足そうな笑みで。

男の服は暗闇だからよく見えていなかったが、きっと白いシャツも見る影のないほど赤く染まっているに違いない。]*


【人】 看板娘 櫻子

[笑い声が響く。
掠れた老人のような、それでいて幼いような奇妙な笑い声。
無論、先ほどと同じように今は娘にのみ聞こえるのだろう。
相手に問いかけた推察はどうやら当たっていたらしい。

このボタンで、1人選ぶのだ。
最も罪深き者を。

それが、選んだ後に如何なるのか。
その命をもって償うのだ、恐らくは。
その文字列を思い出し、娘は静かに────笑っていた*]**

(59) 2016/03/03(Thu) 18時頃

[ もし少女が生きていたなら、また悲鳴をあげていたことだろう。

まさか憎い仇に抱き上げられてしまうとは!

ぽっかりと空いた両目の穴からは夥しい量の血が流れて、もはや少女の顔もわからぬほど。白かった髪は頭頂部の一部を残して真っ赤に染まり、服に至っては血が滴り落ちている。
憤怒の部屋から広場までは、血痕の道標が続いたことだろう。


絶命した少女は、未だ意識を取り戻さず。]
 


看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 18時頃


【人】 看板娘 櫻子

[再び聞こえた声に、僅かに眉を顰める。
それは、もし票が同数になった時の指示]

『私の決めた者に真っ先に君の刃を突き立てよ』
『場所はどこでも良い』

[きゅ、と手にしたままの小刀を握りしめる。
笑顔は薄くなり、今は鞘に納められたままの小刀に視線を落とした。
抵抗されるだろう、それで手負いになる可能性はある。
しかし、どんな風に投票が成されるか。
今はまだ、他に誰も訪れる様子もなく背後を振り返る。

(心得ましてよ)

それだけ、頭の声に返事をする。
普段ならばこんな奇々怪界な声に従う筈もないだろう。
だが、この不可解な世界では。

娘はまた、ボタンを見つめて物思いに耽り始める]*

(60) 2016/03/03(Thu) 19時頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 19時半頃


看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 22時半頃


【人】 看板娘 櫻子

──白い部屋──

[白い部屋に、自分の次に訪れたのは暫く見ていない男だった(>>72リツ)
彼は、怠惰か暴食か。
赤い扉を開けようとしている姿を見れば、一度小刀をしまい相手に近づいて行く。
相手が諦めたのが先だったか、こちらが近づいてみたのが先だったか。
此方も血塗れの着物になっているが、相手も大分血の色が濃い衣服になっているようで、口元を押さえて眉を顰める。
その、血に染まる衣服の部分を指差しては、台を指差しつつ首を傾げてみせる。

誰にやられたのか問いたくても声が出ないのだ。
相手がそのまま台を見れば、それぞれの言葉や"1番罪深い者はだあれ?"の文字も、此方が示さずとも分かるかもしれない。
声をもし指摘されたなら、喉を押さえてふるふると首を横に振ってみせるだろう]

(76) 2016/03/03(Thu) 23時頃

サァサァ皆様、罪深き者を示し其の者に自らの罪を背負わせ給へ。

斯様な瑣末な宴に相応しき滑稽な顛末は、皆様の手で。


【人】 看板娘 櫻子

──白い部屋──

[ニックではない金髪男。
そう聞けば僅かに目を見開いた後、相手に示して見せたのは"色欲"の文字。
そして言葉について改めて問われれば、小刀を鞘に収めたまま取り出すと、喉を突く仕草をしてみせる。

言葉が発せないのだ。
"細かく伝わらなくても仕方がない"
怪我で言葉が発せない事を示すため、その後に眉を顰めつつ己の胸元──血染めの着物を示し、更に指先は"強欲"を指し示してみる。
まあ、相手の眼球を奪ったのは自分だが、"詳しく話せない"から、これ以上の説明は出来なくても"しょうがない"
小さく溜息をつき、不機嫌そうに首を横に振って見せた。
その後なのだろう、人が集まり始め、子供のような老人のような声が辺りに響いたのは(>>78>*30>>79カリュクス)
びくりと身を震わせてから顔を上げる。その顔色は僅かに青ざめていた]

(84) 2016/03/04(Fri) 00時頃

【人】 看板娘 櫻子

[目の前の彼は誰に入れるのだろう。
ニックと言葉を交わしていたらしいのは知らなかったが、一度会釈してその場を離れていく。
何か、声をかけられれば歩みを止めるが、何もなければ"傲慢"の席へと行くのだろう]

(85) 2016/03/04(Fri) 00時頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2016/03/04(Fri) 00時半頃


[少女は糾弾する。【強欲な男 ニコラス】を。

名前がわからないので「あの男」としか言えず、目が見えないので指を指すこともできないのだが。】


【人】 看板娘 櫻子

[何故あの女の喉を奪わなかったのだろう?
娘は喚く白髪女を見据えながら僅かに眉を寄せ目を細めた。
青ざめ、口元を軽く押さえる姿は衝撃を受けているように見えるだろうか?
その実は嫌悪であり、蔑みが混じる。
──とは言えその惨状に憐れみも感じていたのだから、衝撃を受けていると言われても嘘ではない。
とにかく喧しい。
流石に目のくぼみを見た時にはビクッとその肩が震えた。そのまま視線を一度反らす]

(────まあ、あのまま喚かせておけば強欲な男はまた苛々してしまいそうですけれど。
この白い部屋が、投票を前に真紅に染まったりするのかしら?)

[蒼ざめた顔のまま娘は女の言葉に眉尻を下げ首を傾げた。
「私の事を貶めた」?(>>94ヨーランダ)言いがかりも甚だしい。
折角慈悲をと優しくしてやったろうに。
貶める以前に同列に語るのも烏滸がましいだろうに何を言うか。
だから、本気で困り不思議そうに相手を見つめてみよう。
"嫉妬"する女の世迷いごとだと皆に伝われば良い。
────しかし。
そっと、誰にも見られぬ間に自分もまた一票を投じておこうか。
自分で無ければ誰でも良いのだが────]

(99) 2016/03/04(Fri) 10時頃

【強欲の男、ニック様】

[あの女と同じであるのか癪ではある。
しかし、矢張り"何もされなかった"色欲の男より、"自分の喉を奪うに至った"男の方がより罪深いだろう。
人知れず、娘は一票を投じる。
そして、そっと辺りの様子を伺うのだった]**


看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2016/03/04(Fri) 10時頃


看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2016/03/04(Fri) 19時頃


[     【怠惰】を示すボタン。]


[だから俺にとってはあの金髪男が

【”色欲”の男が最も罪深き者だと】

身勝手な言い分だとかは知らない
俺がそうだと思うのだから
そうして何も言わずに《色欲》のボタンを押しては他の面々の様子を見ているのだった]


【人】 看板娘 櫻子

[娘は、周りの人物らを静かに観察していた。
僅かに青褪めた顔で、しかし虚ろな孔を見据えても悲鳴1つ上げずに。
舌先を切られていた為に声を発したくない意地もあり、他に叫ぶ者あれば────出遅れた事実もあり(>>115オスカー)

皆は誰に投票するのか。
自分が僅かに動いた事で強欲を苛立たせた事には気付かない(>>101ニック)
あの苛立ちは嫉妬の女に向けられているのみとばかり考えていた。
だって、自分は静かにしているではないか。

そんな中、強欲の男の戯言(>>110ニック)に視線だけ向ける。
然し、その戯言を紡がれた男の返答にパチリ。目を瞬かせた(>>117ケイイチ)]

(ネコじゃないのは当たり前ではありませんの)

[こんな時まで何を言っているのだろう、あの男は。
その真意に気付かない程度にその方面に無知で幸いだったかもしれない。
そうでなければ、相手に怒り狂ってしまっていただろう。
今はただ、不思議そうに見つめるだけだ]

(119) 2016/03/04(Fri) 21時半頃

[ ダンッ!!

苛立ちのまま殴った台、
手の下には【傲慢】のボタンがあった。]



[男はそっと、【嫉妬】のボタンを押した。

最後まで私欲に塗れ、どこまでも美しいものを求める男だからこその決断。

タイが落ちて曝け出された空洞、それと逆の瞳に微笑を浮かべて男はそのボタンを押したようだ。]


看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2016/03/05(Sat) 00時半頃



(あの男のボタンはどれですか?
……これですか?わかりました。ありがとうございます)

[嫉妬の台に移動したのなら、コソコソと彼と言葉を交わしながらボタンの場所を聞いて【強欲な男 ニコラ】にしっかりちゃーんと、自分の指で押して投票をしたのだった。]


看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2016/03/05(Sat) 08時半頃


<ソンナノハ全部、嘘ダケド>


<嘘吐キ、本当ハ自分ガ死ニタクナイダケ。
罪ナンテドウダッテ良インデショウ?>


呵呵、愉快。……さて、罪人達から後ろ指を指され その罪が許されないとされた人物が決まった。

【強欲の者、ニコラ・ド・フォンブリューヌよ。】
その身をもって、全ての罪を背負う贄となり給へ。

……さて、残された可愛い羊達よ。君たちの今までの罪は全て赦された。
帰るための道筋を教えよう。


「鍵は最も罪深き羊の中」


【人】 看板娘 櫻子

(…………あら)

[ボタンの光が消え、数字が現れる。
自分に投じられた票があったことに僅かに眉を顰め、聞こえてきた声────その中でも自分にのみ話しかけられたのであろう声には更にキツく眉を寄せた]

(そうですわね、楽しみが減ってしまいましたわ?)

[誰が自分に投じたのか。
知りたくもあるが、強気にそう答えながらスラリと小刀を鞘から抜く。
そして"憤怒"の声を横に(>>138ケイイチ)両手で小刀を構えながら駆け足で真っ先に"強欲"の男の元へと駆けていく。
笑みを薄らと浮かべ、駆けた勢いのまま相手の下腹部に突き刺そうとしていた。
割腹の如く、刺さればそのままギリギリと上に引き上げ更に裂こうとするだろう]

(139) 2016/03/05(Sat) 11時半頃

[余計な手を下される前に、
特効薬となる"肝"を頂かなくては]
**


[それはとても、とても。
       ──理想的じゃあナいか。]


[ぐらり。]

ヒャヒャヒャ!!!コンナンシカ持ッテネェカラサァ!!!!

[笑い飛ばしてカッターを取り出しチキチキ、と出し入れをした。]**


【人】 看板娘 櫻子

[娘の突き立てた刃は相手の腹ではなく脇腹右腰へと突き立てられた。
ぐぐ、と上に捌こうと力を込めれば相手に手を捕まれ抵抗される。
傷つく相手とは言え男、女と力が拮抗して上に捌くことは出来ずにブルブルと溢れる血に濡れる手で何とか押し留め────るのを、不意に止めた。
小刀は確りと握りしめているが、力を抜いた事で相手の力を活かせないかと考えたのだ。
相手の力に抵抗せず、むしろその力に従うように力の向きを下へと変える。
峰では思うように捌けはしないが、疵口を思わぬ形で広げられはしないか。

とは言え、その結果がどうであろうと小刀を引き抜く為に相手の睾丸目掛けてブーツの踵を振り上げる。
潰してしまっても構わない。
睾丸が薬になるとは聞いた事がない。
腹に刃が刺さらなければ、娘は上手く捌くことは出来ないだろう。
腰では意味がないと、小刀を引き抜く為に睾丸を蹴り上げようとした。
叶うならば小刀を手に一歩引こうとするだろう]

(156) 2016/03/05(Sat) 16時頃

[それにしても、おとなしくて可愛い(ケイイチ)だとか、それに親しげに答える女(ヨーランダ)だとか。
罪人共が片腹痛い。
先程から寄り添う2人が淫蕩な行為に耽っていた可能性を知り、しかし恋愛結婚など縁遠い時代に居たからこそ彼らが酷く奇異に思えた。
あの2人は偶々同じ時代に生まれでもしていたのだろうか?
もしそうでないのならば────]

(……アレもアレでまた罪なのでしょうね。
腹の中の子供殺し、時を越えて男を誑かす汚れた女。
まるで稀代の毒婦のようですわね。

────そう言えば、その毒婦は女性としての部分をホルマリン漬けにされたのでしたわね。
そっくりですわね、瞳を奪われた白髪女も)


[憐れみと、蔑みと、 侮蔑。
傲慢な娘は特に女に呆れ、哀しみを覚えるのだ。
哀れな女。────愚かな男。
今がどんな時か解っていないのかもしれないが]

(どうせならば、"最も罪深い者"が決まった今。
すべての素性を明らかになさっては如何?
生まれた時代も国も罪も何もかも。
────この男だけ晒されるのは、答え合わせには足りないのではなくて?)

[小刀を奪われぬようにしながら、そんな事を念じたがあの"声"には届くのだろうか。
まあ届かなくても良い。罪状が知らされずとも良い。
ただ、そんな事を思っては矢張り薄らと笑うのだ]**


【人】 看板娘 櫻子

[取り敢えずどんな風になったかは分からぬが、小刀を手に男から離れた。


そして、後はどうにでもすれば良いと。

暴食には"刃毀れしたナイフ"でも提供しようか。
怠惰には"劇物"と書かれた小瓶を。
中身はフッ化水素酸。かければ相手の体が腐食するらしい、劇物と書かれてあるものを自らに使うとも思えぬし大丈夫だろう。

そして、彼らがどう動くのか、遠巻きに見守る事にした]**

(157) 2016/03/05(Sat) 16時頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2016/03/05(Sat) 16時頃



ニックさんは俺達が帰る為の”鍵”なんだし

[そう告げては小瓶の蓋を開け、彼の背中や足目掛けて振り撒いた
飲ませるつもりだったけどうつ伏せの状態の人物に飲ませるのは少々手間だなと、いつものように面倒に思ったのだ

申し訳程度に背中と足を狙ってはいたけど、割と適当めに小瓶の中身を撒いたから上手くかけられたかは分からない
それに飲ませないと効果が無いものだったら無駄になってしまうのだけど、その時は誰かから武器を借りればいいかなぁなんて
状況的に逃げられる感じはしないから軽く考えているのだ、手を下したとカウントして貰えればいいんだと
これは帰る為に必要な”作業”なのだから]


── 武器を得る ──

[カッターで人を傷つける事はできる。
けれど中を探って鍵を探す事なんて到底出来ないだろう。
だから憤怒の彼が"そんだけありゃ充分だろ"と呆れ気味に言ッていても( ケイイチ)、
"エェー!?欲シイ、欲シイヨォォォオオオ!!!"と騒ぎ立てていたと思う。

そんな時だっただろうか。
彼女からナイフを渡されたのは( 櫻子)。]

何コレ!!クレンノ!?!?アハアハアハハハハ!ヤッタネ!!!!!!ヒヒヒヒ!!!

[嬉しそうにナイフを振り回していた。
けれど動く事はまだしない。
だって沢山の人が攻撃をして、やりあっていたから。
ここで流れ弾にでも当たってしまったらシャレにならないだろう。

普通なら死んでいてもおかしくないくらい他の人達に攻撃されて、もういっそ早く楽にしてあげたいって思うほどだったけど、
結局僕が行動したのは怠惰が何かの液体を撒いた後( リツ)。]


サァ!!逝キマスカァッ!?!?アハハハハハ!!!!!

[彼の元へ駆け寄って人がいたなら"ドケヨォ!!!"と彼の元から離させて、
そして彼に辿り着けば馬乗りになり一心不乱にそのナイフを何度も彼に向かって振り下ろした。
まずは右手首から。そして左手首。そうして手足の動きを封じていく。
そして彼の反撃を封じれば後は楽しい宝箱を開けていく作業。]

ドコカナァ!?ドコカナァ!?ドコカナァ!?ドコカナァのドコカナァ!?ドコカナァ!?ココカナァ!?ソコカナァ!?アハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハ!!!!!

[何度も何度も彼の胸や腹を目掛けてその刃毀れしたナイフを刺していく。
肉が千切れていく感覚も、ナイフが骨にガキッと鈍い音を立てて当たっテいるのも赤がグヂュグヂュになっているのもよく分かる。]


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