人狼議事


196 水面に映る影より遠く

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視点:


【人】 樫の樹の子ら リツ

[色とりどりの花火が、咲いている。
花が咲いてはしぼみ、また花を咲かせる。
実になることは永遠に無く。
散るために咲き誇る。

ひとはそれを、きれい というのだろう]


 そーだな。
 楽しそうで良かった。少しだけ、不安だったから。
 八竹より素敵なひとなんて、早々いねえよ。


[その一つがまた、散った>>2:445
散った花の色は思い出されることはなく。
他の花と共に水の中に沈んでいくのだろう]

(21) かの 2016/08/23(Tue) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[切り取った一瞬の想い出をを形に。
小さな想いを、遠い未来へと繋ぐための。

たとえ、俺がその時に彼女を思い出すことが無かったとしても。
記憶のいとをいくら手繰り寄せても、
思い出せない想いであったとしても]

(22) かの 2016/08/23(Tue) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 さんきゅ、大切にする。
 後で送るから。
 今日の花火の写真も全部。


[いつか見るこの写真の隣に、君がいないとしても。
みんなに笑われたとしても。
それでも手元に残るから。
八竹と俺の、想い出の形として。

一枚の絵となって、ずっと傍に在る。
写真の中、閉じ込めた彼女は、笑ってくれているのだろうか]

(23) かの 2016/08/23(Tue) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 どうして、って、
 ……嬉しかったからに決まってんだろ。


[その時聞こえた声>>2:-133に、俺は瞳を丸くした。
驚いたからではない。
心のどこかで解っていたんだ。
転校するのが、八竹だということ。

俺に教えてくれるなんて、思ってなかったから]

(24) かの 2016/08/23(Tue) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[そうして浮かんだ笑顔>>2:453は綺麗で、美しくて。
そして、消えてしまいそうなくらい、儚くて。
浴衣の袂を掴むなんて無作法なことはしない。

同じように立ち上がって、
手を掴もうと、自分のそれを伸ばした。
そうしないと、どこか遠くへ行ってしまいそうだったから *]

(25) かの 2016/08/23(Tue) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[それから、どんなことを話しただろう。
なにか、話せたのだろうか。
願わくばそれが全部
褪せない記憶となってこの胸に留まりますよう]
 

(31) かの 2016/08/23(Tue) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[沢山の写真を撮った。
ひとつひとつを、忘れないように。
そうしたら、もしかしたら俺も撮られたのかな>>2:471

へび花火を結局することは無かったんだと思う。
あれは明るいうちにやるもんだから、来年までお預けかな。
付き合ってくれるなら、また来年。
嗚呼、でも。
受験とか、甘酸っぱい何かで優は忙しいのかな]
 

(32) かの 2016/08/23(Tue) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 ゆたか、


[名を呼ばれれば>>2:472、いつもと同じように。
呼び返して、花火から視線を上げた]


 そーだな。


[お前が楽しいって思ってくれてるなら、俺も。
花が咲いたように輝くその笑顔は、
散ることも、褪せる事もない。

もうすぐ散る花火の光で照らされた表情に
口元を綻ばせて微笑んだ *]
 

(33) かの 2016/08/23(Tue) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

- 朝 -


 ヒナ、おはよう。


[にゃー、とかなーお、ではない。
お嬢さん、と呼んでいたもの昨日まで。
飼い主さんに見つかったら、きっと怒られてしまう。

今日もまた、ここできみに会えた]
 

(35) かの 2016/08/23(Tue) 23時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 ありがとう、


[昨日と同じ、校章の入った紙を開いた。
丁寧に折られたそれは、
一目で自分が括り付けたものでは無いと分かる。

同じ学校、ヒナという名前。
女の子らしい可愛い字。
少し考えればわかる事。
けれどまだ、知らない振りをしていたい。

しらない誰かと、細いいとで繋がっていたい]
 

(36) かの 2016/08/23(Tue) 23時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[どうか、どうか。
届きますように。
願いをかけて、今日も学校への道を辿る]


 ヒナ、じゃーな!


[水着も、花火も入っていない鞄をさげて。
ポケットの中に突っ込んである携帯。
優への返信>>4はしないまま。
いわゆる既読スルー。
だって昨日返事したし、いいかなって。

欠伸を噛み殺せば、大きく伸びをした。
昨日よりも、一昨日よりもひとの少ない通学路。
補講が終わった今日、
昨日のメンバーとすれ違う事は無かっただろう **]
 

(37) かの 2016/08/23(Tue) 23時半頃



  [  本当に寂しいのは、私でした。  ]

 


【人】 樫の樹の子ら リツ


[まだ誰も来ていな弓道場は、とても静かで。
昨日までの賑やかさが少し懐かしくなった。
主将になったからって、何か変わった訳では無い。
強いて言うならば、周りからの見る目。
それに、弓道部主将と呼ばれることで
俺の名前が消えていくこと。
そして遠い未来まで、残される事。

それは、少しだけ恥ずかしい]
 

(121) かの 2016/08/24(Wed) 22時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 ( 言葉に出来ない想いは、
   どこにいけばいいんだろう )


[深呼吸をひとつ。
身体に沁みついた動作は、一寸も狂ううことは無い。
物心ついた時からずっと、弓を握っていた。
だから、俺にはこれしかないと思い込んでいたし、
ここに逃げてきて、それが事実だと知った]
 

(122) かの 2016/08/24(Wed) 22時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 ( 俺にはこれしかないんじゃなくて、
   沢山あるものの中から俺はこれを選んだんだ )


[好きだから、好きなように。
沢山寄り道をしながら。
ブロック塀の上の猫を撫でながら、
たまには星を見上げて。
風鈴のおとに耳を澄ませよう]
 

(123) かの 2016/08/24(Wed) 22時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 はよー


[人が集まってくれば挨拶だけを返して、
また的に向き直る。
主将、なんてからかいながら同級生が呼んでくるものだから]


 ばぁか、


[照れくさそうに、耳まで赤くして。
口元を綻ばせたんだ *]

(124) かの 2016/08/24(Wed) 22時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[さみしい、なんて>>-377

俺にも滅多に言ってくれない言葉を誰かに
間違って送ってしまうくらいお前は、
ほんとはそいつに来てほしいんじゃねーの?

なんて。
そんなこと知らない俺が思う事は無いのだけれど]
 

(125) かの 2016/08/24(Wed) 22時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 にーちゃん。
 浴衣、俺のもついでに出しといてー


[今日の部活は午前まで。
元々自由参加で、顧問は適当な時間に覗きに来るだけだから。
その日の集まり具合や気分によってコロコロ変わる。

今日は、夏祭りにいく!って奴が大半を占めていたから。
もちろん、俺もそのうちのひとり]
 

(126) かの 2016/08/24(Wed) 22時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 ……かっこいい?
 似合う?

 えー、俺が言うの?
 どーせデートなんだろ?言ってもらえばいーじゃん。
 はいはい。にいちゃんかっこいいよ、似合ってる。


[濃藍色に染められた生地に、
淡藤色で藤の花があつらえられた着物を着て、
くるり、回ってみせた。
信玄袋に携帯と、財布を入れて。

時計を見ると長針は12を、短針は4を指したところ。
少し早いだろうが、誰かいるだろうか。
下駄を履けば、カランと音が響く]
 

(127) かの 2016/08/24(Wed) 22時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 は?俺はデートじゃねえし。
 じゃ、いってきます。


[はやくきて>>119
それが送られてくる前に、家を出た]
 

(129) かの 2016/08/24(Wed) 22時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 ( なーに、してんだか )


[面白いから暫く眺めていようと決めた矢先、
信玄袋の中の携帯が震えた。
開けば、それはまだ俺に気付いていない彼からのもの。

仕方ない、なんて胸中で呟いた]
 

(130) かの 2016/08/24(Wed) 22時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 ……だーれだっ


[見つからないように背後に回り込めば、
両手で彼の目を覆って。
思いっきり可愛く、耳元で囁いた *]
 

(131) かの 2016/08/24(Wed) 22時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



  せーかい。


[そのまま耳元で、また囁いて。
くすぐったがりの彼の肩>>143が大きく揺れるのを、
楽しそうに見つめた。

でも、可笑しいな。俺結構頑張ったんだけど。
ばれないと思ったんだけどな?]
 

(165) かの 2016/08/25(Thu) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[手をかけられれば、目を覆っていたそれを離した>>145
ばれてしまったもの。隠す理由はもうないのだから。
こちらへ振り向いた彼と目が合った]


 馬鹿とはなんだ、馬鹿とは。
 優がはやくきて、って言うから飛んできたのに。


[ぐーぱんちを避けることはせず、掌で受け止める。
誰に見られていようと別に構わないのだが。
後ずさりをされているのを知れば、
流石に少し落ち込むかもしれない]
 

(166) かの 2016/08/25(Thu) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 似合ってる?
 ……ありがと、嬉しい。

 優もかっこいーよ。
 いつもと違う感じで、新鮮。
 一瞬誰だかわかんなかったもん。


[じろじろ見られれば>>456
見すぎ、なんて少しだけ恥ずかしそうに頬を赤らめて、
手の甲を口に当てて顔を隠した]
 

(167) かの 2016/08/25(Thu) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 さんきゅ、そーする。


[隣に腰掛ければ、小さく息を吐く。
服装が変わると雰囲気もこんなに変わるのか。
どこを見ていいか分からず、
しばらくは視線を彷徨わせていた]


 今日は何食う?彰人がたこ焼き奢ってくれんだっけ?
 折角だから、射的とか金魚すくいもしたいよな。


[なんと返ってきたのだろうか。
俺は一端、言葉を区切って、視線を下に向けた]
 

(168) かの 2016/08/25(Thu) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



  …… なあ、デートの話って まだ有効?


[できるだけ、冗談交じりの声音で。
視線は下に向けたまま、声を紡いだ]
 

(169) かの 2016/08/25(Thu) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[やっとの思いで絞り出した小さな想いは、
俺の心の内を知られることなく>>181
いつも通り、他愛ない冗談として伝わっていく。
俺が心を隠すのが上手いから?
彼がそういうのに酷く鈍感だから?

そうじゃ、なくて]
 

(207) かの 2016/08/25(Thu) 07時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 ( 友達としか見られてないって、
   きっとそういうこと。
  どう足掻いても、それ以上になんて
   なれないってこと )


[当たり前のこと。
当たり前なのに、胸の奥が少しだけ痛いんだ。

心の内に渦巻く感情を、何と呼ぼう]
 

(208) かの 2016/08/25(Thu) 07時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[下に落ちていた表情を上げる。
隣にはからかうように笑う優の顔。
同じように笑えば、いつもの調子で]


 やーりい。
 食べる!初恋の味。
 実は優は俺より先に初恋済ませちゃってたりしてー

 じゃーさ、集合時間まで デートな。


[けってー!と言って時計を見れば、
長針が丁度4を指した所だった。
立ち上がり、右手を差し出した]
 

(209) かの 2016/08/25(Thu) 07時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 お手をどーぞ?
 優は慣れない浴衣で歩きにくいだろ。

 それに、人多いから逸れちゃうかもしれないし、


[その手は、取ってもらえたのだろうか。
どこも変じゃなかったはず。
いつも通りを意識して。
冗談っぽく笑えていたはずだから]
 

(210) かの 2016/08/25(Thu) 07時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 まずはかき氷!
 あとちょっとしかないし、いそがねぇと。


[手を取って貰えていたなら、優しく引いて。
手に感じる温もりと、僅かに煩い心臓と。
2人分の下駄の響く音が、耳に届く。

この感情に、何と名前を付けようか **]
 

(211) かの 2016/08/25(Thu) 07時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[差し出した手が叩かれる>>318
小さな音が鳴った。
痛くはない、当たり前だ。
軽く叩かれただけなのだから。

なのに、どうして]


 ( どうしてこんなに いたいんだろう )


[よく考えなくても当たり前のこと。
同級生の男友達と手を繋ぐなんて、普通はしない。
傍からみれば、
そういう関係に勘違いされやすい事をよく分かっているから。

一瞬だけ、寂しそうに歪んだ表情。
けれどそれは、すぐに元の笑顔をつくる]

(232) かの 2016/08/25(Thu) 18時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 ほんとかよー?下駄も慣れてねえんだろ?
 ……まさか、密かに練習を……?

 あー、それは いつになるのかなあ、


[ぼんやり、まだ明るい空に視線を投げる。
初恋もまだの俺にはハードルが高いって、なあ]


[重なる事のない手、途切れることのない人ごみ。
ぶつからないように周りを気にして歩いていたから、
優より少し遅れてしまった。
足を取られる前に、誰かに割り込まれる前に。
逸れないように。
優の浴衣の袖、袂を小さく掴むくらいは許してくれるかな]
 

(233) かの 2016/08/25(Thu) 18時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 ……あ、ほんとだ。
 うん、レモンがいい。
 ブルーハワイって、すごく優っぽい。


[海の色だし、海底に棲んでそうだし?
差し出されれば、礼を言って受け取る。
冷たい氷をひとくち、僅かに首を傾げた。
甘酸っぱいというより唯々甘いそれは、
ハツコイとはどこか違う気がした]
 

(234) かの 2016/08/25(Thu) 18時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


 んー?わかんねえ。
 けど美味いわ、レモン味。

 ひとくちだけだからな?


[駄目だ、なんていう訳ないだろ。
向けてきたスプーン>>220には目もくれず。
自分のそれで白い山をすくえば、
あまくてにがい"初恋"をきみにあげよう]
 

(235) かの 2016/08/25(Thu) 18時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


 なるほどってなんだよ、
 はじめてのこいの、その時は
 ほんとにこんな味か教えろよな。


[そうして、かき氷を食べ進める。
彼から見られているのに気付けば>>222]


 なんだよ、俺のはもうやらねーぞ。
 ……ブルーハワイ、くれんなら。


[あげてもいいと、笑って。
声も掛けずにひとの顔を見てるだけなんて、
優らしくもない。
その内容を聞きたいような、
知りたくないような、よく分からない感情が渦巻いていた]

(237) かの 2016/08/25(Thu) 18時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 そー?

 ううん、俺はいいや。
 冷たさで口の感覚無くなってき た


[きたんだけど、その。
得意げな笑み>>246で口元に持ってこられては
食べぬ訳にはいくまい。
据え膳食わぬはなんとやら。
この場合は、違うのだろうが。

結局誘惑には勝てず、口を開けてひとくち。
痺れた口内では、その味も良く分からなかった]
 

(252) かの 2016/08/25(Thu) 21時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[かき氷を食べていれば、そろそろ舌が黄色に染まるころ。
次第に落ちていく視線には気付かないまま。
掻き消えそうな小さな声が聞こえた]


 ……それ、俺に聞く?


[言葉を詰まらせて、彼の方を見る。
俯いた視線では、どんな表情をしているのか、分からなくて。

ぽつり。言葉を綴る彼のこえに耳を傾ける。
俺の位置からは、柔い髪のつむじと、
朱く染まった耳だけが見えた]
 

(253) かの 2016/08/25(Thu) 21時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 ないよ。

 誰かといると緊張することも、
 うまく話せないことも、
 メールがくるのを待ち遠しく思うことも。

 でも、他のひとといるのを見て、もやもやはするかな。
 時折、可愛くは 見えたりもする。


[呼応するように、こえを紡ぐ。
頭に思い浮かべるのは、浮かんだのは、]
 

(254) かの 2016/08/25(Thu) 21時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   なあ、ゆたか。

        ……それは たぶん ───

 

(255) かの 2016/08/25(Thu) 21時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[戀だ。
そう続けようとした音は、
彼の言葉>>249によって遮られた。

行き場を無くした声は、留まることなく空へ溶けていく。
いつか続きを聞かれたとしても、
あの時言わなかったっけ?って、誤魔化すように笑うんだ]
 

(256) かの 2016/08/25(Thu) 21時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 おー、射的。
 仕方ないなー、付き合ってやるよ。


[ようやく上がった視線は右へ、左へ>>249
無理やり話を逸らすように指を指されれば、
それ以上の追及など出来ようものか。

ぐいぐい袖を引かれれば、伸びちゃうだろと口元を綻ばせて]
 

(257) かの 2016/08/25(Thu) 21時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 ふふん、舐めてると痛い目見るぞ。

 今日の俺は一味違うからな。
 なんてったって、弓道部主将になったんだから。


[イルカのぬいぐるみから10個程離れた場所。
カモノハシのストラップに狙いを定めた。
弓とは重さからして全く違う射的用の銃を身構える。
自信は全くと言っていいほどない。
持ち弾は10発。
3もあれば落ちると踏んで、
的を見据えて、小さく深呼吸。

当たったのは9発]
 

(258) かの 2016/08/25(Thu) 21時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[隣ではイルカのぬいぐるみを見事打ち抜いた彼の姿]


 なかなかやるじゃん。
 あ、でも、
 交代でやった方が良かったな。

 写真撮れなかったから。


[少しだけ寂しそうに声音を落として、
イルカのぬいぐるみとツーショット撮ってやる!
なんて、カメラを彼へと向けた。

誰かにあげんの?
そんなこと、聞けやしない]
 

(264) かの 2016/08/25(Thu) 21時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 カモノハシ、かわいーだろ。
 ……やる。


[そう言って差し出したら、きみは受け取ってくれたのかな *]
 

(266) かの 2016/08/25(Thu) 21時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[弾が変な方向に向かって飛んでいく音が響いた>>279
そのことが何だか可笑しくて忍び笑いを漏らす]


 うん。
 ずっと、逃げてきたから。


[何度も優には弱音を吐いてきた。
弓道をやめたいと、言ったこともあったっけ。
そんな、いつかの昔話]
 

(297) かの 2016/08/25(Thu) 23時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 ありがと!
 俺なりに、俺らしく頑張ってみる。
 ……たまには、弱音を吐きにいってもいい?


[君の棲む水の中へ。
背を押してくれたことが、どんなに嬉しかったのか
支えになったのか。ずっときみは知らないままでいて。
小さな大切な想いをまたひとつ、箱に仕舞う]
 

(298) かの 2016/08/25(Thu) 23時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[ストラップを受け取ってくれれば>>283
静かに胸を撫で下ろす。
先程店主に貰っていた小さな透明の箱>>281に、
俺から触れることはしなかった.

そうして、突然笑い出した彼>>283に小さく首を傾げた]


 なんだよ、突然。
 俺の顔になんかついてる?


[差し出された掌サイズのイルカのぬいぐるみ。
瞳を丸くして、数度瞬く]
 

(299) かの 2016/08/25(Thu) 23時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 は、俺に?
 ……さびしー、とか、なんだよ。今になって。
 なんでそういうこと、最初にいってくんねーかなあ

 就任祝いはついでかよ!


[そんで、俺だと思って>>284とか。
なんだよ、まるでお前がどっか行っちゃうみてーじゃん。
ぽかん、としばらく開けていた口を手で押さえると、
堪えきれない、という風に笑いだした]
 

(300) かの 2016/08/25(Thu) 23時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 ……ふふ、っ くく、
 ありがと……、はは

 ……優だと思って、大切にするよ。


[大事そうに胸に抱いて、柔らかく微笑んだ]
 

(301) かの 2016/08/25(Thu) 23時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[一緒に撮った写真。
肩と肩がぶつかることに、少しどきりとしたり。
でもそれが全て友達だからなこと、俺はちゃんとわかってる。
カシャリ、ふたりの時を切り取った一瞬に、俺の想いも込めて。

俺の褪せない淡い初恋を、閉じ込めて。
遠い未来に、いつかこの写真を見返すその日まで。
初恋は、甘くて酸っぱくて。
うまく、言葉に出来ないや。

色褪せない写真と一緒に
さよなら、俺のこいごころ *]
 

(302) かの 2016/08/25(Thu) 23時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

- 或る夏の日 -


 ヒナ。
 なんだよー、最初の頃のツンツンどこいったんだよ。


[だらしなく頬を緩めながら、
真白い毛並みと碧い瞳を持った猫の耳の後ろを撫でれば、
心地よさそうに喉が鳴った。

ヒナがここまで懐いてくれたのは、
手紙を受け取ってくれたあなたのおかげ。
俺一人じゃいつまで経っても懐いてくれなかったように思う]
 

(328) かの 2016/08/26(Fri) 01時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 んー?わりいな。
 何も持ってねえよ、


[勝手にご飯をあげたら怒られてしまう。
両手を開いてなにもない、と意思表示。
少しがっかりしたのか、その顔を伏せた。

その時に首輪に括られている何かに気付いた。
もう何度目になるのだろう、丁寧に解いては口元を緩めた]
 

(329) かの 2016/08/26(Fri) 01時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[小さな偶然も、奇跡も、必然も。
運命でさえも。
それが幾度となく起こるようになってしまったら、
それはただの日常になっていく。
そうして、生活の一部に成り果てる。

ある日突然、それが無くなって初めて。
とても尊いものだったと気付くんだ]
 

(331) かの 2016/08/26(Fri) 01時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[夏休みはあとすこし。
彼女との別れの日まで、あと ──

照りつける日差しが眩しくて、目を細めた *]
 

(332) かの 2016/08/26(Fri) 01時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[だれか は今日もまた美術室で絵を描いているのだろうか。
だれか は今日も図書室の主となっているのだろうか。
かれはきっとプールにはいなくって。
自転車に乗って現れることも、今日はまだないのだろう。

そんなことを考えながら辿る通学路。
横断歩道の白い部分だけを踏んで、
ひとり 楽しそうに跳ねた]
 

(349) かの 2016/08/26(Fri) 02時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 お はよ、


[同じ部活の同級生に声をかけられれば、一瞬だけ固まって。
見た?と視線を向ければ同意の頷き]


 い、いっしょにやる?


[すげなく断られたので、今日は部活に出ずに帰りたい]
 

(350) かの 2016/08/26(Fri) 02時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[少しだけ気まずい空気の中、
俺を気遣ってか彼は他愛ない実のない話を沢山してくれた。

弓道場に着いて、着替えれば。
いつもとおなじように射場に立った
不意に思い出したのは、花火の時八竹と話したこと]


 ( 俺が、さみしそーだから って
   そういうお前もさみしーからそう見えたんじゃねえの )


[あの日、終ぞ口からこぼれることのなかった言葉。
寂しいって見透かされたのが恥ずかしくて、言えなかった。
的を見据えて放った矢は、今日も的の真ん中へと吸い込まれる]
 

(351) かの 2016/08/26(Fri) 02時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[掴めた掌は俺なんかのとは全然違って、
細くて柔くて。力を入れれば壊れてしまいそうで。
ふたりで花火をした。
白い猫の話になれば、
少しだけ声音が上がってしまったことだろう。

去年も同じクラスだった彼女とのか細いいとは、
こうやっていつまでも続いていくと、
それがある日突然消えてしまって。
俺の記憶からも消えてしまって、褪せてしまっても。
その尊さに気付くことは出来なくても]
 

(352) かの 2016/08/26(Fri) 02時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 ( ……やだな )


[いなくならなければ感じられない大切さ、なんて。
もっと想い出をつくっておけば良かったって後悔しないために、
普段は言わないことを提案したりした。
でも、それでもやっぱり。
急ごしらえの想い出だけじゃ、足りないみたい]


 ……どうして、もっと、


[後悔だけが、深く心に刻まれる。
それも、もうじき消えてなくなってしまう。
酷く歪んだ表情を、誰がみることも 無かった *]
 

(353) かの 2016/08/26(Fri) 02時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

- 遠い未来 -

[掃除をしていたら偶然見つけたアルバム。
これを開いてしまえば、もう後戻りは出来ない。

掃除は、明日にしよう。
諦めた俺は、アルバムを一ページ捲った]


 あー、なつかし。


[それは、夏休みの終わりに彼女が手渡してくれたもの>>321に、
俺が撮った盗撮まがいのものを付け足したものだった]
 

(361) かの 2016/08/26(Fri) 02時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 ( すでにアルバムには写真がぎゅうぎゅうだったのに、
   俺のも貼って〜って無茶いったっけ )


[ぱらり、何ページか捲ったところで、
俺が単体で映るものが目に付いた。
楽しそうに笑っていて、隣には不自然なスペース。
胸がいたい。何か大切なものを欠いてしまったと、
今になってようやく気付いた。
それがなんなのか、いとを強く手繰り寄せても、
記憶の奥深くに潜っても、どうしても分からなかった。

その違和感は、全ての写真にあった。
誰かが、そこにいたような不自然な空白]
 

(362) かの 2016/08/26(Fri) 02時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 なん で


[知らぬうちに瞳に溜まっていた雫がこぼれる。
ぽたり、写真に染みをつくった。
どうして泣いているのか分からないまま、
ただ、時間だけが過ぎていく]
 

(363) かの 2016/08/26(Fri) 02時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[やっと落ち着いた頃、
ようやく探していた写真が見つかった。
イルカのぬいぐるみと、カモノハシのストラップと。
それから。
淡い初恋を抱いていた彼とのツーショット。

あの日ここに閉じ込めた想いは、
色褪せることなく、鮮明に思い出される]


 きーて、俺のはつこいのひと。


[じゃーん、と恋人に見せびらかせば、
どんな反応をしたのだったか。
掌サイズのイルカのぬいぐるみは、
今も俺の机の上。
大切に飾ってある **]
 

(364) かの 2016/08/26(Fri) 02時半頃


[伴う生態系の変化に、私たち雌は適応しました。
ですが、突然生じたパンデミック……
耐えられぬ人々は多く、私と西の魔女は、
日々、新薬開発に向けて研究を重ねていたのです。

ようやく糸口が見出せかけたそのときでした。
西の魔女は、死にました。
その、流行病によって。

私がここへきたのは、
新薬開発の為に西の魔女が見出した
遺伝子反応を追ってきてたどり着いたのです。
いくつかのサンプルを手に入れることはできました。
ただ、それが役に立つ保証は、
決してありませんでした。]
 



[ これで、私の時空旅行は終わります。

けれど、時はこれからも流れてゆくのです。
私は、私自身の世界に帰ってから、
大忙しなのですから、
悲しみに浸っている余裕はありません。
だから、誰も悲しまなくてよいのです。
初めからさだめられた運命だったのですから。

もしも、もしもまた、
お会いすることがあったそのときは。
笑顔で再会いたしましょう。
さぁ、私は西の魔女に
会いに行かねばなりませんから…]**
 


【人】 樫の樹の子ら リツ


[弓道場からは、図書室の窓すら見えない。
切ない彼女の声も届かない>>393]


 さよなら、


[無意識にこぼれた声は、自分でも良く分からなくて首を傾げただけ。
強い風がカーテンを揺らす時、
俺の髪も強く撫でた]
 

(398) かの 2016/08/26(Fri) 07時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 やだ、よ


[ぎゅ、と胸が締め付けられる感触。
心にぽっかり穴が空いてしまったような。
ひとしずく、頬を何かがつたう。

褪せないで、消えないで。
こぼれていく記憶を必死に拾い集めて、
心の奥深くに仕舞った。
いつか、また巡り会えるその時に、
色鮮やかなものとして想い出せますように **]
 

(399) かの 2016/08/26(Fri) 07時頃

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