151 宇宙船は旅浪者の夢を見るか?
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[椅子に座るアオイ>>1:240に頷いて、いただきます、とコーヒーに口をつける。 アオイの言葉に頷いた]
卒業というか……そうね、少なくとも、この艦からは移動になるわね。 アオイとは違うところだけど、私も別の艦から声がかかっているっていう話、前にしたわよね。 多分、そこに行くことになると思うわ。
[多分、とあいまいな表現になったのは、ケイイチとまだその話をしていないからだ。 しかし1年で卒業なのだし、それくらいは待ってもらえるんじゃないかと踏んでいる。 心残り、という言葉に、かすかに目を瞠った]
……そうね。
[しばらく言葉を探した後、ためらいがちに認める]
心残りっていうか、環境が変わることへの戸惑いはあるわね。 私、思った以上にここでの生活が気に入っていたみたいだわ。
[アオイのこともね、と付け足して、またコーヒーを飲んだ]
(0) 2015/03/04(Wed) 00時頃
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[化学のレポートが受け取られるまでは不安はあったが、
受け取られた後では卒業に困難はあれど障害はないと思っていた。
実際残り少しの提出物を出し切ってしまえば、
すれすれとはいえ赤点は回避していたから単位は十分足りるはずだったと。
そう思っていなければ卒業制作とした端末の提出を遅らせて、
完成度を上げようとは考えるはずもない]
ない!……ない。
[何度探してもない。——そんな!どうして!
つけ外し厳禁の感情フィードバックデータ、約半年に渡る機械学習の成果が。
論文のデータも一緒に失われてしまっていることに気づけば、
顔色はみるみる真っ青に変わっていった]
そうだ、バックアップ。
論文はどっか——
[ふらつく足取りで机に辿り着く。僅か数歩の距離がとんでもなく重かった。
オートバックアップを切っておいたのがこの時ばかりは不幸に働く。
まめな性格とは到底言えない少女のデータは一週間分巻き戻っていた]
……頭が痛い。
[理論や文案は頭に入っているが、稿を練るのは得意ではない。
担当教員と何度も修正した細かい表現の訂正が消え去ったのが痛かった。
それでも論文だけであれば通すこともできなくはないか。
一番の問題は、バックアップを取ることが出来ない感情データの方]
うぅ……。
[頭を抱えて呻く。これをどうやって以前の状態まで復元すればいいのか。
人工知能や電子回路まで含めた多岐に渡っての電子頭脳を開発・研究している
研究所に空席が出来たのはとても幸運な偶然。
苦労を重ねてサンプルを送り、漸く研究所入りまで後一歩に届いたのに。
——端末が完成しなかったら研究所入りは絶望的だ。
18で得る自由と引き換えに父母の援助は打ち切られる。
留年も、卒業したとしても待っているのは厳しい状況だろう。
そして今年を逃せば、次いつ空席ができるのか分からないのだ]
[感情のデータが欲しい。
負の感情サンプルを手っ取り早くできるだけ。
喜びや感動に同調するのも電子頭脳の大切な役割だが、
客により重視されるのは主人"マスター"を配慮できる人工知能。
世に必要とされるのは、人によりそう知性だ。
——ここには丁度良く、
悲痛や疲労を訴える可能性の塊がゴロゴロしている。
忙しくなりそうな人を尾行する、もしくは自ら騒ぎを巻き起こすか。
少女はかぶりを振って物騒な後者を掻き消そうと努めた]
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[好きなのか、とストレートに問いかけられて、目を瞬く。 ルームメイトとの生活。時々合わなくて組みかえられたり、一人部屋に移ったりなどという話も聞く。 そんな中で、アオイとの同室生活はうまくやれているほうだと思う]
大いなる意思が私たちを引き合わせたのよ。
[単なる偶然だ]
というのは置いておいて、私たち、わりとうまくやれていたと思うのだけど。 私は、アオイのことも、アオイとの生活も、割と気に入ってるわよ? そうね、好きといってもいいと思うわ。
[軽い世間話、というだけでは済まされない、なんだか真剣味のようなものを感じて、少し居住まいを正す]
アオイは違ったの?
[まあ、アオイにしてみれば、厨二な所業に散々付き合わされたわけで、違ったといわれても仕方のないところではある]
(9) 2015/03/04(Wed) 00時半頃
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クリスマスは、くっ……!と呻くと、アオイにちょっとごめんなさい、と断ってメールを確認する。
2015/03/04(Wed) 00時半頃
クリスマスは、メールを送信すると、ふむ、と小さく呟いて、白衣のポケットを探る素振りをした。
2015/03/04(Wed) 00時半頃
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それはそれで、有意義だったんじゃないかしら。 それがきっと、大いなる意思の意図したことだったのね。
[わかったような顔をして頷く]
新しいことを知るというのは、新しい自分を知るということだもの。 新しいことを知るたびに、それが好きでも、嫌いでも、苦手でも、よくわからないでも、少なくともそれに対して何かの感情を抱くでしょう? そうやって、自分のことを知っていくんじゃないかしら。
[おおよそ、自分がアオイに与えたものは毒にも薬にもならない無駄知識だっただろうが、それは言わぬが花というものである]
嫌じゃなかったなら良かったわ。 あとは、そうね……思い出したいか、思い出したくないか、じゃない? 思い出したくないなら、アオイにとってはその程度のことなんだろうし、思い出したいなら、大事な思い出なんだと思うの。
(15) 2015/03/04(Wed) 01時頃
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[同室を打診された時、深く考えずにOKをした。 断る理由もなかった、それだけのことだ。 世界的スイマーだということも説明されたが、正直あまり関心はなかった。 父は研究一筋の化学馬鹿で世間には疎かったし、母はそんな父にぞっこんで、やっぱり世間には疎かった。 そして娘も、やっぱり世間には疎い]
なにかをしてみて、「またこういうことをしたい」と思ったことはなかった? 多分、楽しいっていうのはそういうことだと思うわ。
(17) 2015/03/04(Wed) 01時頃
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クリスマスは、くっ……!ごめんなさい、今日はよく荒ぶるわ……と眼帯を押さえる。
2015/03/04(Wed) 01時頃
[最初に返したのはマドカへと向け。
明るい性格を思わせる短いメールに、表情は晴れないものの少しだけ笑みが浮かぶ]
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件名:Re:テスト!
早速サンクス。こちからもテスト!
賑やかで楽しかった。
残念ながら僕も当面バタバタしそうだ。
とはいえ腹は減るもの、また食事でもしよう。
そっちも大変そうだね。
何か手伝えることがあれば言って。
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[実際に手伝う余裕があるかは兎も角。
しかし女の子に頼まれれば無碍にはしない主義だ、一応]
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[メールの返信を終えると、またアオイに向き直る。 投げかけられた質問>>20に、またきょとんと瞬いた]
ああ、そういえばそんなことあったわね。 そうね、その時に私、水の中が好きなアオイが、ずっと水に潜っていられるように、薬を作ろうと思ったんだわ。
[なかなかにそれは難しく、いまだ完成を見ていないのだが。 泳げない。そのことが知られた時、アオイは恥じていただろうか。けれど、自分の中に生まれた感情は、それだけだった。 約束の話に耳を傾けて、頷く]
素敵じゃない。 もしアオイ、その約束が果たせないまま、この艦を離れることになったら。 それは、アオイにとって「心残り」になるんじゃないかしら。
(23) 2015/03/04(Wed) 01時半頃
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アオイが、「そうしたい」って言ったの? だったら、やっぱりその時、アオイはきっと楽しかったのよ。 ああ、マシュマロ食べる? ご飯じゃないけれど。
[思い出したようにマシュマロを勧めた。そして自分も一つ摘む。大丈夫、まだなくならない]
何かアオイが新しいことを知れたのなら、よかったわ。 私もよかった。アオイときちんと話ができて。
[思えば、無駄なことはやたら言ったが、きちんとこんな話をしたことはそんなになかったような気がする。 コーヒーを飲んで、ああそうだ、と思い出したように]
そうそう、飲み物代、精算して頂戴。
(29) 2015/03/04(Wed) 01時半頃
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あら、初めて? これは中にチョコレートが入ってるけど、何も入ってないのとか、ジャムが入ってるのとか、色々バリエーションがあるみたいよ。
[そんな説明をしながら、一緒にもにゅもにゅ。残数は確認している。まだ大丈夫。 精算してもらうと……手間賃にアオイの分も払うと言ったが受け取ってもらえただろうか……質問に頷いた]
ええ、もうちょっとで完成なのよ。 それに、因果の鎖に繋がれているし。
[設定は忘れない。アオイに送ったメールの文面を正確に再現した]
(32) 2015/03/04(Wed) 02時頃
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見返したいと、この時期に思えるのはやはり面白いと思うがね。
見返せたなら聞かせて欲しいな。
[ケイイチと交わした会話を思い出す。
ああ……あの時は面白いと思ったのだ。
けれど今、この身になってみれば何も面白いどころの話ではない。
彼の連絡先データは受け取った。
同じく返したから、彼の端末にもこちらのデータが行ったろう]
……まぁ、いいか。
[とりあえず、それに今こちらから連絡をすることはしなかった。
男同士でかわいいテストメールでもないと考えたのだ]
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晩御飯は……どうかしらね。 何時になるか、少しわからないのよ。
[時間は遅くなると言われていた。そして、他にも来客があるかもしれない。 約束は出来ないと首を傾げる]
わざわざありがとう。 これで冥府の王の攻撃にも対抗できそうよ。
[思えば、一度深遠なる闇に引き込まれた時(寝落ち)に救ってくれたのもアオイのメールだった。 コーヒーのお陰で脅威は去ったように思える。 理科室を去るアオイにそう礼を言って、手を振って見送った]
(37) 2015/03/04(Wed) 02時頃
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く……っ。
[扉が閉まったタイミングで、左目が疼く。 メールの文面を確認すると、にやりと満足げな笑みを浮かべた。 よくわかっている。実に自分好みのメールだった]
(38) 2015/03/04(Wed) 02時頃
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[メールの送信を完了すると、マシュマロを片付けた。これ以上減ってしまうのは少しよろしくない。 丸椅子から立ち上がると、部屋の隅の引き出しを開けた]
んー。こんなものかしらね。
[引き出しには、薬の味付けに凝った時に作った、お菓子が入っている。 クラリッサ用ののど飴の味を試行錯誤していた時の飴、モニカに渡した何を食べてもケーキの味がするように味覚が変質する薬のマシュマロもどき、ミルフィに渡した眠気止めの葡萄味を完成させるまでの、あれこれ(ラムネっぽい何か)。 あくまで味の追及をしていただけなので、薬としての効果は全くない。お菓子である。一応。 今日来るか来ないかはわからない。しかし用意しておくに越したことはないと、お菓子っぽいそれらを机に出しておくことにした**]
(39) 2015/03/04(Wed) 02時半頃
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クリスマスは、残り1%に取り掛かろうとした時、左目が疼き。届いたメール>>#0に首を傾げた。**
2015/03/04(Wed) 02時半頃
[届いたメールは丁度張りつめた気分を和らげてくれるものだった。
少しばかり救われる気分で少女は返信を空の画面に描いていく]
件名:Re:Re:テスト!
お、返ってきた。無事テスト届いたよ!
うん皆忙しいねー。こっちも危なくて頭抱えてる。
困ったらお願いするかも!
ありがと、気分転換も必要だしまた声も聞きたいから
フィリップが良ければ。頑張れー。
[大変なのは独りではないのだ。メールを送信して頷いて歩みだす]
[教務に引きずられた子ならと学術区の教室を一つ一つ覗いてみたが、
流石にこの時間になるともうアイリスは見つからなかった。
——やっぱりやめておこうかな。でも、別の日なら!
消極的になるのはやはり気が進まないこともあるからで。
忙殺されている人に話を聞きに行くのは追いつめられているとはいえ、
我ながら酷い案だと思わざるを得ない]
[部屋の扉が開いてアイリスがいつもの笑みを浮かべて出てくるのを確認すると、自分の口許も綻んだのが分かる。]
課題、頑張っているか?
[ほら、と口にしながら缶ジュースを差し出した。]
で、プロポーズの件だったか…?
[そう口に出したと同時に心配そうな表情を浮かべながら肩をゆするアイリスに思わず苦笑した。]
お、落ち着け、アイリス一個ずつ答えるから。
[そう言いながらアイリスの頭をポンポンと撫でる。]
っと、プロポーズはジョークではなく本当だ。
色々誤解があった上でプロポーズをせざる負えない状況ではあったが、最終的には俺は別に納得している。
故に結婚詐欺ではない…はずだ、俺はアイリスもよく知っている通り貧乏人のままだ。
もちろん保険をかけるほどの金はないからな。
[そこまで答えて、次の質問には静かに首を傾げて何かを思い出すように考え込む。]
相手はクリスだからな。
俺も彼女からよく薬をもらっているが…。
まあ、変なものは飲まされていないはずだぞ?
[流石に一瞬考えたが、そこは問題はないだろう。
気持ちが変化していたり、行動を強制されているというわけでもない。]
自分で考えて、自分で行動して、自分で発言している。
問題は何もない。
[そう言いながら、指先を指して、2本と答えた。]
[アイリスとの邂逅の間、もう一件メールが届いているのを確認する。]
ん?マドカか。
[内容をかくにんしたが、然程重要な内容ではなさそうだ。
とりあえずメールが届くか否かの確認といったところなんだろうか?
であれば、確認した事を伝える返信くらいは必要であろう。]
『To:マドカ
Message:
メールを確認した。
問題なくお互いのアドレスは登録されているようだな。
気が向いたらメールするさ。』
[そんな素っ気ないメールを飛ばして、端末を閉じた。]
[ある程度、アイリスと会話をした後、今度は量子情報学の実験室へと向かった。
そこに置いてあるのは何の変哲も無い金属の箱。
そこに自分の端末をつないで情報を操作する。]
ここの計算式がこうならば、ここの計算は……
[カチャカチャとデータを打ち込み終えると、後は自動計算をコマンドに打ち込んだ。]
これで暫く時間が必要だが…さて、一回目で終わってくれれば卒業確定なんだが…。
後は実験をどのタイミングで行うべきか…?
出来れば、誰かにも飛んで欲しいというのが本音だが…。
[手の空いている人間はどこかにいないだろうか?
そんなことをぼんやりと考えながら、別の部屋へ向かうために足を向けた。]
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―回想:アオイの来る少し前―
[薬学の化身をその身に降臨させ、バリバリと課題作成に励んでいたその時]
く……っ! こんな時に……! 鎮まりなさい……!
[荒ぶる左目を押さえて命じる。またアオイからの返信だろうと思いながらメールを開いた]
……っなっ……!
[油断していた分、ダメージは大きかった。かあっと頬が熱くなるのを感じ、両手で押さえる]
そんな仲じゃないって、どんな仲よ……! どうしてそんなこと、さらっと書けちゃうのよ……!
[じたばたじたばたじたばた。 数分もだもだすることになり、タイムロス。 課題の完成度が99%でストップしたのは、このせいかもしれない]
(45) 2015/03/04(Wed) 12時半頃
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―現在:マドカ惨状(誤字)―
いらっしゃい。 待っていたわ、覚悟を示す者の来訪を。
[丸椅子をくるりと回し、マドカの方へ体を向ける。 芝居がかった台詞をドヤ顔で言い切った。 課題の残り1%も無事終わり、これで晴れ晴れと厨二病マッドサイエンティストに打ち込めるというものである。 何度も来たことがあるマドカには、わざわざ椅子を勧めることもない。 その代わり、机の上に出されていた、お菓子っぽいものを示す]
適当に摘んでいいわよ。
[飴らしきもの。マシュマロっぽいもの。ラムネに見える何か。 自作のお菓子はちょっと怪しげだったが、危険物ではないはずだ。味も大丈夫。多分。おそらく。 ちなみに、理科室を訪れる客にいつもこんなものを振る舞っているわけではない。 マドカは知る由もないが、マシュマロを片付けたことにちょっぴり引け目を感じていたのかもしれない]
(46) 2015/03/04(Wed) 12時半頃
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それで、どうしたの。 あの薬に手を出さなきゃならないくらい切羽詰っているの?
[こちらはというと、アオイの買ってきてくれたコーヒーがまだ残っている。それを飲みながら首を傾げて]
とりあえず、今のところ提示できる対処法なんだけど。 マドカは、行動を二倍速にしたいのかしら。頭の回転の方を二倍にしたいのかしら。 あれは、両方実現させているから、その分反動が大きいのよ。 どちらか片方だけにするなら、そこまでの反動はないわ。
[白衣のポケットを探り、蓋のついた試験管を2本取り出す。 片方は真っ赤で、片方は蛍光グリーン。どちらも見るからにまがまがしい。 泉の女神のように両の手に一本ずつ持ち、どっち? と首を傾げた。 あなたが落としたのは、金のオノですか、銀のオノですか……ではなく]
(47) 2015/03/04(Wed) 13時頃
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赤い方が、行動を二倍速にする薬。ルビーグレープフルーツ味。 緑の方が、頭の回転を二倍にする薬。ライム味よ。
[とてもそうは見えない]
赤い方は、薬の効果が切れたら、しばらく行動速度が2+2分の1になるわ。 緑の方は、まあそれの頭脳版ね。頭の回転が鈍くなるの。
[さらっと説明するが、やはりわりととんでもなかった]
(48) 2015/03/04(Wed) 13時頃
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[芝居がかったマドカの返事に満足しつつ、ラムネ(の類似品)を口に入れてマスカットと聞くのに頷いた。 そう、葡萄味を完成させるまでには色々あった。なかなか葡萄味にならず、マスカットになったり、なぜかりんご味に突然変異したりしたものだ。 なぜそこまで葡萄味にこだわったかというと、天啓(思いつき)としか言いようがない]
そうよ。私が作ったものだけど。 りんご味もあるわ。 ノーマルなラムネの味のものも。
[ベースとなったノーマルラムネ味もあった。 お菓子作りも化学なのだ]
(61) 2015/03/04(Wed) 22時頃
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—少し前—
あ、先生。こんばんは。
[理科室に向かう前、丁度教務とすれ違いこれ幸いと昼の話を持ちかけた。
ケイイチの妹の事をそれとなく探ってみれば、部屋に帰ったと話を聞き]
渡したいものがあって。
先生、彼女の部屋分かります?
[嘘はついていない。嘘は。
手に提げた包みの一つを見せる情報漏洩はあっさり起こった。
——成功しちゃったよ……!
情報セキュリティーとは何だったのか。複雑な思いを抱えて教務と別れた]
あ、ケイイチからだ!
[ついで着信があったものを確認する。
返ってきた文面は素っ気ないながらも律儀さが伺えてまた認識を新たにした]
やだな、人の話ってあてになんない。全然違うもん。
[妹の連絡先を聞いてみようかと少し考えたが、
いきなり妹さん(の情報)を下さい!は流石にないと首を振って白紙に。
会ったら授業で小耳に挟んだ時間旅行についてでも聞いてみようと記憶して]
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あら、それは……確かに切羽詰っているわね。
[この段階で、論文と研究がピンチ。それはもしかしなくても卒業の危機。 それは覚悟も決まるだろう、と内心納得する]
……それでも一番気になるのは味なのね。
[ある意味ぶれないマドカに苦笑した。ルビーグレープフルーツ味を選ぶのに頷いて、毒々しい赤い液体の入った試験管を手渡す]
効果時間には個人差があるのよ。 1日の人もいるし、3日くらいのこともあるみたい。 マドカは少し小柄な方だから、そこそこ持続すると思うけど。 でも、背格好や体調や、色々な要素が絡むから、はっきりしたことは言えないわ。
[唇に指を当て、考えながら説明した。それでも行動速度が極端に低下するだけなのだから、疲労度が7倍になって襲い掛かる副作用に比べれば大分ましだと思う]
それでも……あなたは「覚悟を示す者」なんでしょう?
[そう締めくくって、微笑んだ。ドヤ顔]
(64) 2015/03/04(Wed) 22時半頃
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[決まった、と思ったが、ケーキを差し出されると驚いたように瞬いた]
あら。いいの?
[オレンジやレーズン、そんな定番ではなく、イチジクという渋いチョイスが実に好みだった。 こんなことならもっとコーヒーを残しておくのだった、とちょっと後悔した]
(65) 2015/03/04(Wed) 22時半頃
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―アイリスの部屋前―
[頭に手を乗せながら、緩く溜息を漏らす。]
あぁ、本当だ。だから誰も騙されていない。
まったく、お前は本当に兄離れ、姉離れが出来ないな。
俺も家を出たら、アイリスが一番上になるんだからしっかりしないといけないな。
[そう言って改めて笑みを浮かべた。
それから、クリスの話題になれば、少し考えた上でうなずいた。]
そうだな、綺麗な方だと俺も思うよ。
他の人間の美的感覚は分からんから、絶対とは言い切れんが…。
[アイリスが寂しそうな表情を浮かべるのを見つめて、少しだけ困ったような声でそう答えた。]
[とはいえ、アイリスがクリスと付き合っていたと誤解されれば、少しだけ首を傾げた後、ゆっくり横に振った。]
いや、付き合ってたのを知っていたらそれは不思議な現象になる。
俺とクリスは別に付き合っていた事など一度もない。
お互いにそういう認識を持ったことはないはずだ。
ましてや、そんな間柄になるつもりは毛頭なかったからな。
誰一人予測すらしなかっただろう。
[全ては誤解から始まった話なので当然である。]
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あら。マドカにも感じるのね。
[ラムネ(の類似品)の感想にそれっぽく頷いてみせる。 手作り。嘘ではないが、試作品というより真実に近い言葉に置き換えると、途端に胡散臭さが増すのはなぜだろう。 つられたように一つ摘んだ。酸っぱかった]
間に合うといいわね。
[というか、間に合わないと困る。後がないというマドカを気遣わしげに見つめるが、どうやら手渡した薬の他に、もう力になる方法も見当たらない]
私になにかできることがありそうなら、いつでも連絡して頂戴。
[終わってほしくないと思っている。できるだけ、こんな生活が長く続けばいいと思っている。 けれど、決して友人の卒業の危機を望んでいるわけではない]
(73) 2015/03/04(Wed) 23時頃
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[ケーキに対する反応に、返ってきたのは苦笑だった。 約束の相手は年中カロリーが足りていないのだし、これも半分こしよう、なんて思いながら]
ありがとう。あとでいただ
[くわね、と言おうとしたところで、マドカから爆弾が投下された]
ななな、いきなり、何を。
[さっきまでドヤ顔で決めていたのに色々台無しである。 そのタイミングでノックの音>>42。これってもしかして]
(74) 2015/03/04(Wed) 23時頃
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クリスマスは、マドカの顔とドアを交互に見比べた。「開いてるわ」という返事はいつもよりもちょっぴり小さいものになった。
2015/03/04(Wed) 23時頃
―現在・メール確認後―
[そう、突発的な事故は早々落ちない。
事故ならば、仕方ないのではないだろうか?]
ある程度の安全性が確認できれば人体実験をしてみたい…戻ってこれるという核心さえあれば…じゃあ過去に飛ばす…?
いや、それだと色々と問題が…。
[とは言え、依頼し、納得した上で時間旅行の実験台になってくれる人間もいるのではないか?
卒業生は、卒業間近のこんなタイミングだ。
自分の様に何かしらの問題さえ抱えていなければ、案外どうにかなるものではないかと。
きっと暇だから手伝ってくれる人間もいそうだと、意外と楽観的なことを考えていた。]
最悪事故を装って……いやいや、それはダメだろ。非人道的過ぎる。
倫理的にも道徳的にもまずいだろう…。
[自分の思想がおかしな所を向き始めている事に、さすがに頭を振って思考を否定した。]
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[タイミングがタイミングだったので、入ってきたケイイチの顔に、一瞬ばつの悪そうな顔になったが、すぐに気を取り直して表情を改めた。 首を横に振る]
別に邪魔じゃないわ。 そもそも、私が呼んだのだし。
[と言ってから、今の発言がマドカにどう捉えられる可能性があるか、ということに思い至った。改めたはずの表情がまた崩壊する。あわわ、あわわ]
ええと……そう、マドカがケーキ持ってきてくれたのよ。 食べない? お茶入れるわよ?
[コーヒーは入れられない。しかし紅茶なら入れられるのである。ティーバックはお手軽だ。 ただし、ビーカーの水をアルコールランプで沸かすという、理科の実験仕様である。 崩れた表情を隠すように立ち上がり、背を向けて実験器具の支度を始めた]
(80) 2015/03/04(Wed) 23時半頃
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[かちゃかちゃとビーカーやアルコールランプの用意をしながら、背中を向けている今のうち、と扉の開く直前のことを思い返す。 マドカに手を取られ、握手した>>79。ここまではよかったのだ。 面白い反応とか不覚すぎる。ゴーストが囁いたとか、非常に好みの設定ではあるが、どちらかというとそういうことを宣言されてドヤ顔をされるより、宣言してドヤ顔をする側でいたかった。 しかし、何よりも問題なのは。 扉の向こうにどの程度聞こえていたか、ということである。 さて、どうしたものだろう……とここまで思い巡らせたところで]
!?
[「聞いていいのか?」>>82それはつまり。 「ケイイチとのこれからのことをどう思っているのか」>>70という、マドカとの会話を、受けての質問であり……(勘違い)]
聞きたいの!? 今!? ここで!?
[思わず声がひっくり返った]
(84) 2015/03/05(Thu) 00時頃
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[もとより、これからのことを相談するつもりはあった。そもそも、そのつもりで呼び出したのだから。 しかし、それはあくまでもサシでの話である。 マドカにも、たとえばケイイチもいない、二人きりの時に詰め寄られれば話しただろうと思うが、ケイイチとマドカと三人でこんなことを話すような状況に追い込まれるとは、正直完全に想定外だった。想定外すぎた]
えっと……あの……。
[ダメだ、こんなのはちっとも自分らしくない。 アルコールランプの炎を見て落ち着くんだ。 素数を数えるんだ。1,3,5,7,9……ってこれは奇数だ。 マドカからティーバックを受け取る手がぷるぷる震える。 最初は一緒に慌てふためいていたのに、いつのまにそっち側になったんだ。マドカずるい。いやこれは八つ当たりだ]
いやっ、その、嫌というわけじゃなくて……!
[ケイイチの発言に慌てる。 すべてはタイミング。そうタイミングなのだ]
(92) 2015/03/05(Thu) 00時頃
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[ぽこぽことビーカーのお湯が沸く。いつもよりもずいぶんと早いような気がした。 アルコールランプからビーカーをおろすと、ちゃぽんとティーバックを投入。みっつのビーカーは3杯の紅茶になった。 アルコールランプにそれぞれ蓋をして火を消す]
熱いから気をつけて。
[ビーカーに持ち手なんてついているわけもない。 火傷をしないように注意を促しながら、二人にそれを差し出して。 時間稼ぎもこれまでと、観念した]
ええと……。
[これからのこと、だったか。なんと答えたものか、言葉を探す。 気持ち的な問題を追加された気がするが、そっちはより難題だ。とりあえず楽な方に逃げた]
今まで、ちゃんと(転校のこと)言ってなかったのは、悪かったと思っているわ。 でも、ケーイチは卒業して、この艦からいなくなるんだもの。それなら、言わなくても同じだと思っていたのよ。
[「転校のこと」を省略しただけで、まるで意味が違って聞こえるのはなぜだろう。言葉って怖い]
(93) 2015/03/05(Thu) 00時頃
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[布巾をまきつけたビーカーを見る。穴があくほど見つめる。別に興味があるわけではない。目のやり場がないのだ。 まさか「転校のこと」を省略しただけで、秘めた恋心を打ち明けているように響いているなんて、いっぱいいっぱいのこの状況でもちろん気づけるわけもない]
まさか……プロポーズされる、なんて思ってもみなかったから……。
[マドカの発言を受けて>>95うつむく。そこまで想われている(勘違い)と知っていれば、そんな不義理はしなかった。 メールアドレスは変わらないのだし、事後報告で十分だと思っていた軽率さを心から反省する。 一連の話はケイイチにはどう聞こえるだろう。とりあえず誤解されることは間違いなく、ケイイチがやってくるまでマドカとコイバナをしていたと判断されるかもしれない。 まあ、その点については若干間違ってはいない。ノックのその瞬間だけは、コイバナといえなくもなかったのだから]
(98) 2015/03/05(Thu) 00時半頃
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……あ。そうだったわ。 マドカの持ってきてくれたケーキ、食べる?
[紅茶は飲み頃になった。ティーパックを捨てようと、小皿代わりのシャーレを机の上に出して、ケーキのことを思い出した]
ちょっと小さくなっちゃうけど、三等分するわね。
[ナイフの代わりはもちろんメスである。ちゃんと煮沸消毒してあるから大丈夫だとはいえ、一般人は生理的にどうなのか。 ケーキを切り分け、蒸発皿に乗せる。そこで、片付けてあるマシュマロのことを思い出した]
……ぁ。
[小さく呟く。マシュマロがあると言ったのに、今机の上に出ているのはマシュマロもどきだ。あれじゃない。どうしよう。 しかしこのタイミングで出すのもどうなのか。悩む]
(100) 2015/03/05(Thu) 01時頃
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マドカは悪くないわ。私が言わなかったんだから。
[マドカから謝罪されてしまい>>101、首を横に振る。 転校のことをきちんと話したのは、クラリッサとアオイ、あとはついさっき友達になったばかりのモニカくらいだ。 特に卒業していく年上の友人たちには、どっちみちお互い艦にいないのだから、ときちんと伝えていなかった。連絡を取る分には困らないのだし。 ……ともちろん転校の話を念頭に置いて話しているわけだが、これが恋心と解されていると知った日には、「そんなこと気づかれてたまるもんですか恥ずかしい」である]
……! ううん。なんでもないの。
[蒸発皿に乗せたケーキを差し出せば、漏れた声をマドカに聞きとがめられ>>103、慌てて首を横に振る。 片付けてあるマシュマロは、あとでお土産としてケイイチに渡そう。なにしろあれは、チョコレート入りでカロリーが高そうなのだ。 ごまかすようにケーキを摘んで口に運んだ]
うん、美味しい。
(104) 2015/03/05(Thu) 01時半頃
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クリスマスは、そして紅茶を口に運ぶ。飲んでる間は話せないしね!**
2015/03/05(Thu) 01時半頃
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[紅茶の入ったビーカーから目がそらせない。ビーカーを凝視していても、ケイイチがこちらをじっと見ている>>118ことはわかる。今ケイイチとうっかり目があったりなんかしたら、冥界の門が開く(意味不明)]
だ、だって、(みんな)卒業していくのに。 こんなこと(転校)でわずらわされるのも、迷惑じゃないかと思ったし……。
[卒業が危うい友人もいる。たとえば目の前のマドカだとか。そんな時に、転校するとか余計な情報を与えるのもわずらわしいだけかもしれない。友人たちには、卒業に向けての準備に専念してもらいたい。 そう思うと言いにくかったということもある。マドカの言葉>>115に頷いた。勘違いなのに完全に会話が成立しているのが怖い]
迷惑だなんて、そんなことはないわ。
[プロポーズについてケイイチに聞かれると、首を横に振る。そこまで想ってもらっている(勘違い)ことを、ありがたく思いこそすれ、迷惑に思うわけがない]
(120) 2015/03/05(Thu) 12時半頃
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…………!!
[落ち着こうと紅茶を口につけた時、さらっと告げられた言葉>>119に、むせそうになった。 そういうところ「も」って! 「も」ってなんだ! どれだけ想われているんだ(勘違い)! 誤魔化すようにマドカの方に顔を向ける]
マドカは、私の相談に乗ってる場合なんかじゃ、ないでしょう? 卒業の危機なんじゃないのかしら。
[心配そうな顔をされた>>115が、こちらにしてみればマドカの進路の方がよっぽど心配だ。 ケーキを食べ終えて席を立つマドカを気遣わしげに見上げて]
何かあったら、本当に連絡するのよ。 なんだかおかしな警告メール>>#0も来ていたし。
(121) 2015/03/05(Thu) 13時頃
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マドカの卒業は私が守る! ……なんて言えないけど、私にできることがあれば、力になるわ。 いつでも相談して頂戴。
[そう言って、理科室を後にするマドカを見送った。 部屋の中は、ケイイチと二人きり]
……ええと。
[呼んだのは自分。サシで話がしたかった。 ケイイチと理科室で二人になるのは、別に珍しいことでもない。 ケイイチには今までにも何度か、胃薬や、胃薬や、胃薬を提供していたのだから。 そのこともあって、二人で話ができる上に落ち着いていられる格好の場所だと思ったのだが、なんだか勝手が違う。落ち着かない。今までの会話の流れのせいだろうと自分を納得させるが、それだけではないかもしれない]
そうだわ。マシュマロがあるって言ったわよね。 それじゃないの、こっち。 そっちは、私の作った試作品だから……。
[とりあえず無難な話題から入ろうと、片付けてあったマシュマロを取り出す。 机の上に出してあった自作の菓子類は片付けよう。マシュマロはかぶってるし、他の2種類はあまりおなかの足しにはならない]
(122) 2015/03/05(Thu) 13時頃
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……それで、その。わざわざ来てもらったのは、これからのこと、ちゃんと相談しておかないといけないと思って。 私ね、転校することになっているのよ。もっと薬学が専門的に学べる艦から移動を打診されているの。 ここに残っても、ケーイチは卒業なんだから、同じことだけど、その、少なくとも一年間、遠距離……に、なるわ。
[遠距離恋愛という言い方はどうにも恥ずかしくて言えるかー! な心境である。こちらにはケイイチのようなストレートな物言いは、とてもできない]
その、メールとか、音声通信とか、まめにすると思うのだけど。 ……いいかしら?
[「できるだけまめに連絡するから、こちらが卒業までの一年間、遠距離でも構わないだろうか」という意味なのだが、「まめに連絡しちゃうけど、ケイイチは迷惑じゃない? うっとうしくない?」という意味にも取れることにはもちろん気づいていない**]
(123) 2015/03/05(Thu) 13時半頃
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[帰り道は気分が軽い。良い話(勘違い)を聞いたからだろう。
ふいにハウリングが聞こえて端末に目を落とした。マイクがオンになっている。
——切っていたはずなのにおかしいな。
少女は切り忘れていたマイクをオフにして、何気なくデータバンクを覗く。
そこにはノイズはあるものの声の感情データが蓄積されていた。
分析機能が失われたために並んだ会話の感情はバラバラに散らばっていたが]
そっか!
[アイデアが閃く、最初からこうすれば良かったのだ。
なにもマイクを向けて特定の感情データを収集する非効率な方法を取る必要はない。
早く大量にデータが必要なら会話全てをシェルドンに聞かせてしまえば良いのだ。
感情の仕分けは後々少女が手伝って行けば良い。
少女は手を打って早速思いつきを実行する事にする。
名付けて「電撃慰安大作戦!」である。
態々マイクを向けて話を聞こうと思っていたから気分が重くなったのだ。
少女はただ素直に励ましに行って、ついでに会話を収集すればいい]
[少女は鼻歌を歌いながら——ナンバーは「太陽のまっただなかに」だ——
廊下を渡り、一つの部屋の前に辿り着く。
深呼吸をして辺りの様子を伺った]
うぅぅ、きんちょーするな。
なんて言おう。
[アイリスの部屋の扉は閉まっているだろうか。
少女はケーキの袋を胸に抱き、うろうろと扉の前を行ったり来たりしている]
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―少し前・マドカもいた頃―
え、ええ! 甘くて美味しいわね!
[ケーキのことよね、ケーキの!>>138 強調するように無駄に大きめの声で同意した。 実際、イチジクという渋いチョイスのパウンドケーキは甘くてとても美味しかった]
わざわざメールで注意喚起するなんて、変よね。 卒業で浮かれたムードなのを注意喚起してるのかしら。
[と言ってみるものの、周りは浮かれたムードというより卒業の危機みたいなのを結構見受ける気がする。気のせいなのか]
ええ、がんばって。
[がんばって、というのはよくある励ましの言葉だが、今のマドカの状況は本気でがんばらないとかなりまずい。 応援の言葉には、わりと重みがあっただろう*]
(143) 2015/03/05(Thu) 23時半頃
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