266 冷たい校舎村7
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――――――― こんばんは。 それともおはよう? こんにちは。
多分最後の挨拶になるね。
三年間、楽しかった。 文化祭、楽しかった。 皆の表情のひとつひとつ、覚えてるよ。 言い訳みたいだね。 ごめんね。君たちの事が好きでした。
迷惑をかけちゃうかな。 でも、早めに忘れて生きてくれると嬉しい。 ―――――――
(1) 2019/06/08(Sat) 00時頃
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――――――― 残りの時間を楽しんで 探したり、後ろを振り向いたりはしないで それだけ願ってる ―――――――
(2) 2019/06/08(Sat) 00時頃
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[届くのは、そんなメールだ*]
(3) 2019/06/08(Sat) 00時頃
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身勝手な願いだけ、抱えて死んでいく
それくらいで丁度よかったんだ。
終わらせたかった。
終わらせたかった。
終わらせたかった。
…………馬鹿だなあ。
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―― 八時五十分 ――
[チャイムの音が鳴る。 当然俺はチャイムの仕組みなんて知らないので、 学校に殆ど人がいなくても鐘は鳴るんだ、って くだらない事を考えながら、白い雪を眺めていた。
電波が届かない。 という話をしていた頃合に、俺はいなかった。 あるいは、聞き逃した。
ので、 着信音を鳴らす携帯を胡乱げに見つめて 差出人もわからないそれを開くと 愛の告白なんだか家出文なんだか わからない文面をぼんやり眺めた。]
(9) 2019/06/08(Sat) 00時半頃
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[迷惑メールかな。と単純に思う。]
(10) 2019/06/08(Sat) 00時半頃
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――なんだなんだ。 先生、こないじゃん。
[帰る?って俺は先ほどの七月みたいな事を言っている。 それから――
それは宇井野が異変に気づくのとおんなじくらい。 聞こえてきた明るい音楽だとか、 廊下側の窓の外の景色に、「は」と短く息を漏らした。]
(11) 2019/06/08(Sat) 00時半頃
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……文化祭?
[確かめるようでいて、 疑うようでいて、 ただの感想でしかないそれ、を ぽんっと放り投げた]*
(12) 2019/06/08(Sat) 00時半頃
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――実験台の事――
[いたそう。に、びくりと肩が跳ねた。>>0:1061 いたくは、ない。そのはず。
化粧をした後お前の――蛭野の目を見る。 ……満足そうなその目は、 作品が完成した芸術家みたいだ。
赤い首輪を嵌められた たろ から見た人間って こんな感じかな。と、思った。
それを少し不安に思ったのは 少し黙って蛭野を見つめたのは そういうことをされ慣れていないからであって あんまりにも化粧が上手だったせいであって……
怖がってなんかはいない。多分。多分、な。]
(35) 2019/06/08(Sat) 01時半頃
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[高本だって、蛭野の化粧を素直に喜んでいる。 >>0:1071>>0:1072 だから、俺は少し曇らせた表情を晴らして 高本にこう言ってやったんだ]
ふふん。なら、 夜な夜なお前の夢枕に立ってやるよ悟。
つか。お前も相当怖いからな! ゾンビじゃん。ゾンビ。 無駄に財宝とか守ってそう。
[怖いというか貧相というか、 見栄えはよくなっている気がするけれど>>0:1070 無事お化けへ変貌を遂げた高本へ 俺は軽く声を投げかけたんだ。 子供みたいに。いつもどおりに*]
(36) 2019/06/08(Sat) 01時半頃
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――現在―― [超常現象? それとも何かのいたずら?
誰かが扉>>19を開ければ、 幻なんかじゃなく、 あの日の文化祭の景色が扉の向こうに見えた。
心を躍らせるような 拙くて、創意工夫がこらされていて、 一生懸命で、カラフルで そういう装飾たちが、あの日とそのままの姿で そこ、にあるものだから、]
(70) 2019/06/08(Sat) 12時半頃
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[たとえば窓の外を見た宇井野の反応が 何かに怯えているようだった、だとか
教室を早足で飛び出した柊の様子が ちょっとおかしく見えた、だとか
立ち止まった灰谷の様子が 「いいなあ」>>0:793って言ってみせた時みたいに なんだか妙に見えた、だとか
そういうのも、見えていたのだけれど 意識が自然と外に向かう。
俺は自分の席から歩き出して、 屋上と、職員室とを迷ってから 後をついていくように、 文化祭の色が濃い中を蛭野の背中をふらりと追う。 迷子になりそうだから? 多分、そんな理由。
そんなに急がなくても、追いつけたはず。]
(71) 2019/06/08(Sat) 12時半頃
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本当に文化祭みたいだな。 売店とかもそのままで。
[部室の展示とかも、そのままかなあ、と なんとなく思いを馳せながら 蛭野の背中に声をかける。>>22
高本が見たら「のんきだ」って 思われそうなくらいのトーンで]*
(72) 2019/06/08(Sat) 12時半頃
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[昇降口を見に行く気にならなかった理由を自覚しない。*]
(73) 2019/06/08(Sat) 12時半頃
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―― 回想:恋愛談義 ――
なに? 俺はいい奴だよ?知らなかった?
[俺はふてぶてしく笑って、 高本の頭をいーこいーこ、って撫でていた。 男子高校生の戯れみたいなもの。>>37
黙り込んでしまった高本から視線をはずして ごめんなさい、って教師に慣れた謝罪を投げかけて
手元のノートにクロスハッチング。 押し黙った高本の横顔を小さく書いて>>38
いい奴でもなんでもなくて 見てるのがヤなだけだよ、なんて そんな言葉は、飲み込んだまんま*]
(74) 2019/06/08(Sat) 12時半頃
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―― 回想:実験台 ――
[いつもどおり、がありがたかった。>>40>>41 うどん屋にキョースケの化粧をしながら入る俺。 を想像して、ギャグかな。とちょっと思ったけど。
ゾンビだぞ、とふざけて高本が俺の肩に手を置いてくるので ぎゃー、と俺は軽々しく悲鳴をあげる。]
いやーっ、こわーい! 食べられちゃうわ!
[とかいいながらそそくさと距離を置いて、 逃げるそぶりをしてみせて 少しの間、高本とじゃれていただろう。]
(75) 2019/06/08(Sat) 12時半頃
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[高本も七月も、素は可愛いのにね。 偏差値が高いと素直に生きられないのかな。
って、皆と違う「いつもどおり」を受け取りがちな俺は そんなことを、たまに思う*]
(76) 2019/06/08(Sat) 12時半頃
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―― コイの天使の話 ――
[残念ながら、蛭野京輔が部室で災難に遭っていた時、 俺は美術部顧問にイーゼルを運ばされていたので いくら探せど、姿はそのとき部室に無かったことだけ 添え置いておく。>>0:1024>>0:1026
なので、その経緯も 「××ちゃんが蛭野センパイに頼みごとしてましたよ」 「コイバナ!コイバナ!」 そんな後輩ちゃんの残念な伝達でしか知らない。
その内容を正しく把握していたら、 俺は蛭野の事を「かわいそうに……」と 真冬の外に放り出された子犬のように哀れんで 代わりに伝書鳩をしたとは思うけれど。 そういうのは、あいつは得意じゃないし。]
(82) 2019/06/08(Sat) 13時頃
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[そういうわけで、その日教室に居た時も、 柊と蛭野の組み合わせをちらりと見て、 珍しい組み合わせだなー、と、 そんな事を思っただけで
「ちょっと」と呼びかけられるまで>>65 二人が何を話しているかは知らなかった。]
はーい。呼ばれました。 どうしたんだい柊くん。
[俺の中での柊といえば、 顔が整っているモテ男、である。 高本と並んで人類の敵なんじゃないかな、って たまに思うけど それはもてない男のひがみでしかないので、省略。
それはそれとして、柊も紫苑も変わった名前だ。]
(83) 2019/06/08(Sat) 13時頃
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ん、放課後、会いにいきます。 いいよー。何、告白とかそんなん。 相変わらずモテるねえ。
んで、ええと、誰に。美術部の……?
[名前、は蛭野から聞けただろうか。>>66]
名前知らないのに、よく会おうと思うなー
[俺はその美術部の女の後輩ちゃんが嫌いじゃない。 嫌いじゃないんだけれども。 知らない相手の誘いをよく受けられるな、って 純粋に感心して、柊にそんな感想を零した*]
(84) 2019/06/08(Sat) 13時頃
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―― 現在:3階 ――
学校ごと巻き戻ったとか
[かなあ。と、 俺は少しおかしくなって同じく笑う。>>79 いったいどんな魔法を使えば、 あの時に時間が戻るんだろう。]
――ああ、ありそう。 あの日のままで並んでるのかね
[あの日展示においていた作品を思い出して あの日は結構、展示にも人が来たなあ、だとか ……キョースケの姉ちゃん、いたなあ、とか。 そんなくだらないことを思い出しながら]
(85) 2019/06/08(Sat) 13時半頃
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[ふらりと階段のほうへ向かう蛭野を追って>>80 二階にある美術室へ行こうとした、ところで
その足がぱたりと止まるものだから、 どうした、と、落としていた視線を持ち上げる。]
…………ん
[瞬く。 屋上に続く階段には、 見慣れた窓があったはずだけれど そういえば、ないな、と思いもして首をかしげた。
そこにあるのは一階と二階、 二階と三階をつなぐような階段だ。 上の階の照明が落ちているのか薄暗く 新築の校舎なのに、少し汚れている気がする。]
(86) 2019/06/08(Sat) 13時半頃
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……のぼってみる?
[美術部に行きたいなら、そっちでいいよ、と前置きつつ 俺は好奇心にまかせて、すこし階段を上った。 踊り場をまがった先に見えたのは――]
うわっ
[思わず声が出た。 そこにあるのは、薄暗い3階だった。
廊下の端には作り物かもわからない手が転がっている。 教室の札が黒く汚れている。 視認できただけでも、異様だった。]
(87) 2019/06/08(Sat) 13時半頃
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……キョースケ。 上にあるの、屋上じゃない 三階? みたいだけど。
[階段を上りきって立ち止まった俺は でも、その変化に怯えてはいなくて
探検する? って、昔みたいに 蛭野に呼びかけた*]
(88) 2019/06/08(Sat) 13時半頃
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――現在:3階――
[上った先で、俺は少しだけ蛭野の事を待っていた。 ついてくるのか、それとも別のところに行きたそうか じいっと見る癖が、なんとなくついている。
けれど、一番飛ばしで階段を上ってきて 頷いてくれたので 俺はそのまま、いこっか。って呟いて歩きだす。
不安じゃないのかな。 と、いつも思うはずの事を思わないので 今の俺はきっとよほど非日常に毒されている。]
(103) 2019/06/08(Sat) 15時頃
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怖いな。と最初は思った。
(104) 2019/06/08(Sat) 15時頃
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葉の裏に密集した花の種も。 あるいは岩肌をなぞる百足の足も。 いずれやってくる夜を予感させる夕方も。
(105) 2019/06/08(Sat) 15時頃
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白い壁と窓が橙色に濡れていた。 真っ暗なガレージから去る背を見送った。 誰かの視線を窓から感じた。
(106) 2019/06/08(Sat) 15時頃
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それが日常になってしまえば、 あっけなく怖さは消えた。 そう覚えてしまえば楽だった。
いつもどおりにしてしまえば、 ……怖くは、
(107) 2019/06/08(Sat) 15時頃
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…………今は、どうだったかね。
(108) 2019/06/08(Sat) 15時頃
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あ、ありそう。他の教室もあったりしそう。
[でも、廊下だけでも随分と様子が違ってしまっているから 他のクラスも様子は違うのかもしれない。>>102 そんな事を思いながら、蛭野に相槌を打つ。
メール。誰もいない職員室。現れた四階。
どれもおかしくてホラーである筈なのに。 レスキューが来るのが待ち遠しくなるはずなのに。 ぼんやりした頭では怖くは感じなかった。
いつもの俺だったら、ここで、 「危ないからやめておこう」と、 お前に笑っているんだけれど
寧ろ――――……]
(109) 2019/06/08(Sat) 15時頃
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よし、教室、行こう。
[子供の頃みたいに蛭野の手をとり、 こっちこっち、と示してから離して さっさと教室へと歩いていってしまう。
高本が受付の手伝いをしていた場所をよぎって 置かれていた手紙を拾う。 探偵に向けたメッセージの筈だけれど>>0:811 なぜだか、「わたしの■■■をさがしてください」と 読み取れない部分があって首を傾げた。
そのまま手紙を元の場所において、 がらり、と扉を開ける。]
(110) 2019/06/08(Sat) 15時頃
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[中に踏み入れば、聞こえてくるのは>>0:869 心電図の音に、機械の駆動音。 少女の笑い声。誰かの足音。
病室の中に踏み入って、 置かれたぬいぐるみと病衣に視線を落とす。]
本当にそのまんまなんだなあ。 ……転ぶなよ?
[蛭野を気遣いながら、 けれどともすれば置いていきかねないくらいには足早に 病室、手術室、霊安室と 今は口裂けゾンビもいないお化け屋敷を進んでいく。*]
(111) 2019/06/08(Sat) 15時頃
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[この古い世界にγもδもεもいるはずがないのに エラーを吐き出した意思には、不思議と覚えがある*]
(112) 2019/06/08(Sat) 15時頃
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――お化け屋敷――
――――? …………あぁ、
[そうだったっけ。 ああ、そうだったか。
囁き落とされた言葉に、 曖昧な笑い声で相槌を打った。>>114]
(118) 2019/06/08(Sat) 16時半頃
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本当?
[と、蛭野を子ども扱いしながら、>>116 俺は先々に進んでいく。 教室内自体は、文化祭当時のそのままだ。
お化け役がどこでどうおどかしていたかによっては また内装も変わるのかもしれないが 今は無人のその場所で]
(119) 2019/06/08(Sat) 16時半頃
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病気の人を収容するのが病院だし 学校によく合うと思ったんだよな。なつかし。
[最後の部屋をのぞきこむ。 霊安室のベッドの上 女を模した人形が、横たわっている。
その顔の白布を取り去ろうとして、やめた。
やがて出口に辿り着く。
普通のお化け屋敷なら、 出口には光が射している。 けれどここはずっと薄暗い。 どこまでも病院が続いているような そんな気になってしまう。]
(120) 2019/06/08(Sat) 17時頃
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よく出来たコピーだったなー なんだか懐かしかった。
[お化け屋敷を抜ければ、 俺はいつもどおりに笑っていて 下の教室に戻って伝えるべき? という問いに どうしよ、と答える程度には、 俺もこの不思議な空間に浮かれてはいた。]
知ってるより知らない方がびっくりしそう。 悟とか、ヨーコねーさんとか ういのは……どうかなあ……
[ぽんぽんとクラスメイトの名前をあげて それから、まあ、と置いた。]
(121) 2019/06/08(Sat) 17時頃
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教えた方が、安全だとは思う。
[と、最後は正常な判断を下して、 悟にメールしてやろ、と思い携帯を取り出した。
そこで、俺は「は」と声を出す。 圏外だった。
なんだよ、とぼやいて ポケットに端末をしまいこむと、 「降りようか」と蛭野に声をかける。]
(122) 2019/06/08(Sat) 17時頃
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そういえばさ……。 キョースケ。変なこと聞くんだけど
[魔が差した? というよりは、久しぶりに二人きりだったから。
あるいは、聞いておかなければ、と 思ったからかもしれないけれど] ネイルとかメイクしてSNSにあげたりしてる?
[って、それはもう、世間話みたいに。 普段は考えられないくらい、その言葉は簡単に出た。*]
(123) 2019/06/08(Sat) 17時頃
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――現在4階→3階――
はは、少なくとも俺は病人だからさー 勉強したくない病を患った病人。
[冗談みたいに言葉を返す。 進学校の生徒って、皆結構病的だと思う。 社会が決めた正しいに引きずられて 今日も病院で患者が呻いている。 先生はやくお薬下さいな、って。
……どうでもいいな、って思って、俺は歩を進めて 白い布の下にある人形の顔を思い出すことなく 外に出る。>>125]
(146) 2019/06/08(Sat) 19時頃
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[懐かしがりながら 高本がいれば、あるいは別の誰かがいれば、 のんびりすぎる、と言われるのかもしれない そんな検討をする。>>126]
映画とかだと、 こういうとき昇降口開かなそうだもんな。
[このまま帰れるか、といわれれば ホラーの常套手段から考えて、 まあ、無理だろう、とは思うし>>127 皆の恐怖よりは皆の安全を優先するべきだ。
そう思って簡単に頼ったスマホは圏外だったので 「駄目なんだ」に対して「圏外みたい〜」と 間の抜けた答えを返したように思う。]
(147) 2019/06/08(Sat) 19時頃
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[夕暮れ時に見た看板が人の形をして見えるように 影が揺らいで、何かが息を潜めているように見えて 俺はひとつの問いを投げかけた。
くると振り向いたら、 蛭野の顔が少し薄暗い階段の中で微笑んでいる。]
やっぱり姉ちゃんか。
[簡単にその答えに辿り着けるくらいには、 付き合いは長くて
けれど、結局それに対して、 蛭野がどう思っているかまではわからないから]
(148) 2019/06/08(Sat) 19時頃
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すごく綺麗に化粧してるから、 見かけてびっくりしたわ
……お前。あれな。 もしお前がいやなら、 断れるうちに断っといた方がいいよ。 楽しいなら、全然良い。
[何かに彩られている爪や頬よりは、 いつもどおりのお前が好きだよ、と思って そんな世迷いごと。呟くけれど
本人たちがそれでいいなら、首を突っ込むべきじゃなくて 気づいてしまったことに、どうしたらよかったかなあ、 と少し困って、けれど笑わないまま
一旦は、相手の反応を待った。*]
(149) 2019/06/08(Sat) 19時頃
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――回想:盗難と煙草の火――
俺に問題はあるってことにしとけ ……は? お前今気持ち悪いって お前なー!
[気持ち悪くねえよ!と聞こえた囁き声に返す。>>152 でも、普通に考えて 殴られて笑う奴は気持ち悪いだろうなって思う。 その件に関しては俺からはなんともいえない。
追いかけると嫌そうな様子をするのはわかっていて でも放っておけなかった。]
(178) 2019/06/08(Sat) 21時頃
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[これで轟木が筋金入りのいじめっ子だと 肌で感じ取っていたなら、 追いかけるのをあきらめていたのだけれど
悪役めいて吐き出された台詞も 理解されることをあきらめたような言葉も、 どこか、ちぐはぐで寂しげだったので――
いやだ、とつっぱねる子供のように たまに轟木を追いかけた。
ずっとだったらストーカーになるけど たまになら、許されないかなあ。って。そんなノリで。
避けられることにはいつまでも慣れないけど しょっぱい対応は、慣れてる。]
(179) 2019/06/08(Sat) 21時頃
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よお、颯太。珍しいじゃん。
[って、体育館裏で出くわした時は 手を振ったんだったか。 煙草を吸ったまま。 その頃には普通に轟木の事を名前で呼んでいて
「火、要る?」 と、ライターに火をつけて見せる様子は、 本当にただの日常の延長線上だ。
それから、 とりとめのない会話をしたかもしれない。
次の時間たるいな、とか ゲーム遊んでる?とか そういうくだらない会話を。]
(180) 2019/06/08(Sat) 21時頃
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憐れんで、というとなんだかそれっぽいですが 殴られたい、というとなんだかマゾっぽいですが 実のところ、お前と話したかっただけなんだよね。
[と、そのとき、じゃないけれど 轟木いわく気色悪い笑みを浮かべて 追い回した理由を白状したこともあっただろう。
憐れんだほうが、よかったんでしょうか。 強さも弱さも、拳を握る理由もまるで違うけれど 分け合った火くらいは違わないといい。
なんてな。わんわん。]*
(181) 2019/06/08(Sat) 21時頃
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―― 3年7組へ ――
[こういう話題に踏み込むのは、少しばかり気まずい。 の話題に踏み込むのは。 俺が誰かに踏み込むこと自体がそんなにないから。 だから、笑えなかった。
いつもどおりが崩れやしないか、と そう思いながら問いかけた言葉の結果を 俺はお前の笑顔から知る事になる。>>164>>165
嫌じゃない。好きにすればいい。
蛭野京輔はそれを真剣に語っている、 俺はそう理解したけれど 薄暗い中での会話だったから、 正しく解釈できているかはわからなかった。 ましてや過去の会話は知らないから]
(182) 2019/06/08(Sat) 21時半頃
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…………そっか。 なら、うん。わかった。 安心した。ごめん、変なこと言ったな。 でも、何かあったら、教えて。
[俺はそこでようやく笑って、 いつもどおりを取り戻した。 長い付き合いだ。 だから、メイクを重ねるうちに いずれ蛭野が作り変えられてしまうようで 少し怖かったのは、否めない。
それが事実ではないにせよ。
考えてみて、自分勝手だなあ、と反省した。 切り替えていこう、と思い直そうとして、]
(183) 2019/06/08(Sat) 21時半頃
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えっ?
[ぱち……と瞬きをする。 終わり? いったい、どういうことだろう。 俺は訝しく思って、 滑稽にも先ほどの迷惑メールに思いを馳せたりもする。
けれど、蛭野の言葉の欠片がわからないことは 俺にとってはいつものことだから、
「ありがとう」といわれれば、 「ううん、どういたしまして」って 子供のように返してしまう。>>169]
(184) 2019/06/08(Sat) 21時半頃
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……写真に載ってたのが 覚えてる手と目元だったからなあ。 うまく女の子らしくしてあったけど
[よく気づいたね、といわれて、俺はそう返す。>>170 言ってから、ちょっと気持ち悪い回答かも。 と口を閉ざした。
記憶の仕組みがそうなっているんだから仕方ない。]
(185) 2019/06/08(Sat) 22時頃
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[教室の扉が見えた。 いつのまにか先導していた蛭野が扉をあければ そこにまだ灰谷や七月、宇井野はいただろうか。
いたのなら、説明しがたい事象について]
3階の上に4階があったぞ。 なんか全般的にお化け屋敷みたいになってた
[と、冗談みたいな説明をするのだろうし 誰もいないならいないで、皆行動早いな…って 感心することになるんだと思う。
いずれにせよ]
(186) 2019/06/08(Sat) 22時頃
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伝言でも黒板に書いとくか。
[って、俺はチョークを手に取って ほんの戯れに蛭野に「書く?」って 差し出したりするんだろう*]
(187) 2019/06/08(Sat) 22時頃
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―― 廊下 ――
俺の事?
……わかった、……うん。
[蛭野のことは、勝手に言うと思うけれど 俺のことを言ってね、といわれると あるかな、と首を傾げてしまった。>>210 けれど、素直に頷く。]
(242) 2019/06/08(Sat) 23時半頃
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[続いた話には ああ、と軽く頷いた。]
するする。写真とかあげるのにな。趣味で。 いいなって思った瞬間を撮っておけると嬉しい。
…………へえ。すげー努力してんだな。姉ちゃん。
[熱心に弟の顔を画面で弄るお姉さん、を想像して いいのかそれ、って俺は思った。 でも、俺は通学路でゾンビって言われたことがないから そこらへんはお口チャックだ。]
(243) 2019/06/08(Sat) 23時半頃
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――現在:3年7組――
そうそう。お化け屋敷。 ヨーコねーさんが行ったら すげーー絶叫する感じの。うそ。そんなに怖くなかった。
[って、俺は、 七月の「無理無理無理」>>229に けらけらと笑いながら 冗談のような報告をした。
帰って勉強しなきゃ、って台詞に そうだよなあ。って思う。 こんなところで時間をつぶすより、 皆きっと英単語帳をめくりたい。]
(244) 2019/06/08(Sat) 23時半頃
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|
[かつ、かつ、かつ、と文字を綴る音がする。 授業でもないのに、懐かしく感じた。>>212
信じてもらえるかな? という 蛭野の呟きには どうだろ。という返しをする。]
でも、事実こうだしな。 信じられない、って思われたら、 実際行ってもらうしかないだろ
[そして驚けばいいと思う。とは言わない。
自分でもびっくりするくらい暢気だな、と 冷静に考えてから頬を掻いて ふら、と漂わせた視線の先に、開かれた本を見た。]
(245) 2019/06/08(Sat) 23時半頃
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[それは宇井野の机の上に置かれた どうやら心理学の本のようで、>>196
文字がそんなにすきではないのに 俺はそのページを、つらっと追ってしまう。]
ホスト? せーしんせかい? 集団失踪。
[御伽噺みたいな話がそこに載っている。 それはなんとなく今の状況と結び合わせられるものだけれど 今の俺にはそんなにたいそうな話に思えなくて
ただ、そのまんま覚えてしまうのが面倒で 俺は机の上に置かれた本のページの その項目だけ、失礼ながら端末で撮影した。
本屋とかでこういうことをしてはいけない。絶対にだ。]*
(246) 2019/06/08(Sat) 23時半頃
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― 煙に巻いた内緒話 ―
[少しずつ短くなっていく煙草を 見つめるでもなしに見つめている。
案外平気そうに吸うな、と 最初に抱いたのはそんな感想。]
はじめてで味までわかるなら、センスあるよ。
[俺はむせたし、とくだらない過去話をしながら 少し味のする煙草を、俺もまた吸う。
難しい顔で賞味する彼女の隣で、ただただ黙って、 甘くて、ちょっぴりひりつく そんな味がする煙草の灰をとんとんと落とす。>>239]
(262) 2019/06/08(Sat) 23時半頃
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[ごちそうさま、の声が聞こえて 降ろしていた視線をあげた。
軽く目を見開いて、 耳元で煙草の命が果てる音を聞き、
ほんの少しだけ肩を震わせた。 びくん、と。
……その瞬間は、怖いとは思わなかった。
認識として遅れて、「飼ってあげる」という言葉が届く。 女王様らしい、と俺は肩をすくめて、 煙を吐き出すように小さく笑った。]
(263) 2019/06/08(Sat) 23時半頃
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気が向いたら、飼ってくれよ。 病みつきになるのか飽きちゃうのか気になる。
なんてね。
じゃあ。みやこさん。
[ただの「よう君」は、 鮮やかに去りゆく女王様を見送って手を振る。
それから、一服、二服と煙草を吸って 長くなった灰がぽろりと落ちる頃合になって]
(267) 2019/06/08(Sat) 23時半頃
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……こわ。
[そんな感想を、 誰もいない体育館裏にぽつりと零して笑った。]
(268) 2019/06/08(Sat) 23時半頃
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誰かを支配することで ・・・ あなたが得られるアイがそこにあるならば 気が向くことは、あったのかも。
いぬってのは、そういう生き物だから。*
(269) 2019/06/08(Sat) 23時半頃
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―― 教室にて ――
お化けはいなかった。 いてほしかった? 灰谷さん。
[いたらもうちょっと危機感もあっただろうなあ、と 報告をする俺の口調も軽い。>>265
それから、行ってみる!と元気よく言う姿に、 おお、勇気あるな、一人で、と>>266 そんな事を思いながら、 「いってらっしゃい」と見送った。]*
(285) 2019/06/09(Sun) 00時頃
|
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[一人二人と教室から人がいなくなる。 本の中の記述をただ読んでいると、 蛭野から言葉をかけられて 俺はふと顔をあげた。>>273]
あのメールは――
[ココア缶にスマホを持った蛭野が、 あのメールってなんなんだろう、と問うので 俺は「迷惑メールじゃ?」と片をつけようとして
ぽつん、と落とされた解に、>>274 少しだけ面食らう。]
(286) 2019/06/09(Sun) 00時頃
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誰かがこれを送りつけてきたってことか……? 死ぬ前に。
それは、困るなあ。
[淡々とそんな事を言った。]
集まったうちの誰かだったら、 もっと、困る。
[何で困るんだっけ。 自殺されるのが嫌だから?
その答えを定めないまま、ページの記述に目を落とす。]
(287) 2019/06/09(Sun) 00時頃
|
|
――――………… いってらっしゃい。
[どこかへ行く蛭野を、俺は追いかけようと思ったけれど、 その遺書とやらが気にかかって仕方がなく、 この教室に来た時とは逆の立場で 「いってらっしゃい」というだけだった*]
(288) 2019/06/09(Sun) 00時頃
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――寂しい教室で――
[しんしんと降りつむ雪を見つめている。 教壇に座り込んで、 靴下を脱いだ足を広げて、 指先を広げて。
空調は効いていても、 どこかひんやりした空気に小首をかしげ、 しんしんと降りつむ雪を見つめている。]
(298) 2019/06/09(Sun) 01時頃
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[いまだ教室に残っている相原を真似して 参考書をめくってみようかな、と思ったけれど めんどくささが勝って動かないまま。
ふと――…… 机と椅子の足が林のように見える、 その隙間に、赤い紐を見た気がして 思わずそれを引き寄せた。
手に取ればそれは誰かが置いていった エナメルの鞄の肩掛け部分だ。 ため息をついてそれを落とす。
こんなところにいるはずもない。]
(299) 2019/06/09(Sun) 01時頃
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[……嫌なことを考えたな、と首を振って 俺は立ち上がる。 宇井野の本の記述が本当なら、 ここは誰かの頭の中なのだろう。 だったら、早く出なければ。]
(300) 2019/06/09(Sun) 01時頃
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[はやく、―――――きゃならない。]
(301) 2019/06/09(Sun) 01時頃
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[俺はまたふらり、と教室の外に歩きだす。 向かう先は階下。
けれど昇降口に向かうわけでもなく、 ふらり、とあても無く**]
(302) 2019/06/09(Sun) 01時頃
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じゃあ入ればいいじゃん。 あー。まあ。 そういう面では、厳しいもんな。お前んち。
でも………… 言うこときかなかったらぶたれんの? 戦ってみてもいいと思うけどな。
…………いや。いーや。 やっぱいい。
(347) 2019/06/09(Sun) 03時半頃
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[俺が知っている高本悟という男は、 頭が良くて、顔が良くて、 けれどとても、高飛車だ。
努力なんてしてません、って顔をしながら ちゃんと相応の努力はしてる、 そんな意地っ張りだ。
だから、 ……いつくらいから、だったかなあ。
あいつの家に行ってうどんを食おうとしたら 先に別の生徒が店の中に入ってて、
「いらっしゃいませ」なんて、 顔を背けるあいつが見えたもので
俺はしばらく、あいつの家でうどんを食べていない。]
(348) 2019/06/09(Sun) 03時半頃
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[「うどん屋になんてなるわけねーだろ」>>0:654と そう語ってたあいつのことを覚えてるから]*
(349) 2019/06/09(Sun) 03時半頃
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―― 下へ、下へ、一階廊下へ ――
[購買はどっちにあったっけ。 少し迷うように歩いていると、一階廊下に出た。
けれど相変わらず昇降口に行く気にならないまま ふらふらとしてると、職員室辺りで 聞き覚えがあるような何かを蹴り飛ばす音がした。>>345]
(350) 2019/06/09(Sun) 03時半頃
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[ はよく物を蹴り上げる。
たぶん、腕を使うより楽なんだろうな。]
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[見知った顔を見つけて俺は「おー」と声をかけた。>>346 やっほ、と軽く手を振る。]
やっほー、悟。 機嫌悪そうね。どうしたの?
[と、いいながら軽く高本の周りをちょろちょろして 現状についての報告を聞く。
職員室の電話もテレビも駄目、と。 そういえばそんなこと確認しなかったなあ。 窓も開かない。と。
聞き終えてから、 高本の周りを回るのをやめて立ち止まる。]
(351) 2019/06/09(Sun) 03時半頃
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|
そっか。 こっちはキョースケと探索して 3階の上に4階ができてるのを見た。
薄暗くって、全体的にお化け屋敷みたいで。 3階の3年7組の位置にある教室が、 文化祭の3年7組になってた。 ……写真とってくればよかったかな。
[うまく説明できないな、と少し困ってから 俺はあ、と再び声をあげた。]
(352) 2019/06/09(Sun) 04時頃
|
|
宇井野の机に乗ってた本に 「追い詰められた人や死にかけた人は 精神世界に人を閉じ込めることがある」 って書いてあったぞ。 そういう可能性もあるのかな?
[高本がもうそれを知っているとは知らないから そこまでご報告して、 報告終わりであります、と左手で敬礼した。 礼儀正しいほうがどちらかなんて、忘れたし**]
(353) 2019/06/09(Sun) 04時頃
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―― 現在/一階廊下 ――
何の儀式だろ。タカモト召還の儀式? 機嫌悪いかー。そっかー。
[もう目の前にいるけど、といいつつ、 俺は小首を傾げて悟を見上げた。]
ってえ、何。驚かないの?
[存外高本が驚かないので、 俺は思わずそう聞き返してしまう。>>372 頭がいい人は冷静に言葉を返してくる。>>373]
(387) 2019/06/09(Sun) 13時半頃
|
|
まあ、普通じゃないけどさあ? ふむふむ、妄想の産物。
[むに、と頬を抓られて、なんだよ、と視線で訴えながら]
おまへはとひこめられはっへおもふんは? (お前は閉じ込められたって思うんだ?)
[ふうん、と相槌を打ちながら俺は高本の手から逃れる。 世の中は俺が思うよりも不思議に満ちているらしい。]
(388) 2019/06/09(Sun) 13時半頃
|
|
生還者がいるんなら、ちょっとは安心かなあ。 ほら、帰れないのは困るし。
あー。キョースケも遺書だって言ってた。 最近良くある「寂しいからメールアプリしましょ」 みたいなあれかと思った。俺は。 んーー。それは、困ったなあ。
迷惑だよなあ。 探すな、って書いてんのに巻き込んでるし。
[俺はいつもどおり笑っている。 男子高校生らしく。]
(389) 2019/06/09(Sun) 13時半頃
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|
でも、案外お前がそのメールの送り主だったりして? 自殺に覚えはありませんか?タカモトサン。
なんてね〜。 これからどうする?
[しんしんと降りつむ雪は何も変わらなくて まだまだ帰れそうにはない。 俺は伺うように悟を見てる。]*
(390) 2019/06/09(Sun) 13時半頃
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ホント、そのとーり。
死ぬなら一人で死ねばよかったのにな。
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―― 回想:祭りの後の話 ――
皆、お疲れ様ーっ!
[文化祭が終わりを告げる頃、 近所のケーキ屋の箱とか飲み物を手に 浮かれた声でやってくる奴が一人。俺です。
打ち上げ、ってほど大掛かりなもの、 進学校の生徒だからしなかったかもしれないけれど セットを片付ける前に、 軽くケーキをたべるくらいはしたと思う。
そこに誰がいたか、はともかくとして 俺は多分、皆にこういうお願いをした。]
(397) 2019/06/09(Sun) 14時頃
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|
写真、撮らせてくれない?
[そうして撮った写真を 携帯のアプリでアルバムとして共有したり 現物主義の人には現物で渡したりしたっけ。*]
(398) 2019/06/09(Sun) 14時頃
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― 一階廊下 ―
[俺たちの横をすりぬけるようにして 職員室に行った影二つ、は知らないまま 俺は高本と話している。]
たとえばの話じゃん? 受験が近いんだから、 誰がどうだったってヘンじゃない。
[高校生にとって受験って、 人生、みたいなものだから。 そこから続く言葉に耳を傾ける。>>399 俺は素直に、こわ、と笑った。]
(420) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
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道連れにされちゃうの? こわっ。 お前らしいな。 わかってもらう、じゃなくて 道連れにする、ってあたりがお前らしいな。 もし本当にそうなら、俺には悩み教えなさいよね。
[三度目のこわーい、を、高本の瞳を見上げながら 俺は笑って言う。]
(421) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
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[伸ばされてきた手に一瞬笑みが消えた。]
(422) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
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[わしゃ、と頭を撫でられれば、 なんだよ、と俺は気恥ずかしそうに声を弾ませる。 撫でられて喜ぶ子犬の様子を見せた。]
なるほど。 探して、説得してみるか。 元の世界に帰してくださーい。って。 ついでに自殺もやめてもらえると助かるんだけど。
[でも、こうなった人って助かるの? 俺はそこんところを知らないので、 曖昧にして、ぼかして、高本の瞳を見上げた。]
(423) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
|
|
じゃ、俺、もうちょっと何か探してくる。 誰かに会ったら、情報共有してさ。 皆が帰れるように。
[くるん、ときびすを返すと、 引き止められないのであれば そのままどこかへ歩きだすだろう*]
(424) 2019/06/09(Sun) 14時半頃
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―― 回想:予算とぬいぐるみと ――
[あ、これはまずいかも、と言った後で後悔した。 田所の纏う空気が硬化したのを受けて>>0:1075 俺は頬を掻いて、「……りょーかいしました」と 苦笑いで返したんだっけ。
その猫のぬいぐるみには予算が下りた。 領収書は、きっちり田所に渡して ありがとうございます女神、と 手を合わせたのも今となっちゃいい思い出だ。]
(454) 2019/06/09(Sun) 15時頃
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|
[可愛い!と持ってきた人形に 歓声をあげたのは灰谷で、 ビリッとするのはさすがに…… という言葉に俺もまた頷いた>>0:1054]
そこらへんは、灰谷先生の手腕で いい感じに頼んだ!
[これが仕事だったら、 もっと具体的な指示をださないと、って 怒られるんだけど ここは学校で、文化祭準備の場だから、 お願いは大雑把に。
出来上がった病衣を見て、 器用だなあ、と思ったことを覚えてる。]*
(455) 2019/06/09(Sun) 15時頃
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―― 一階廊下 ――
[何かを悟られた事を俺は知らないまま やさしいのな、に、そうかあ? と目を丸くした。]
だって道連れ目的なら帰してもらえないだろ。
[物語の幽霊だって、 何かの未練を晴らさなきゃ、 成仏してはくれないのだ。 だから、普通だよ、って俺は返す。>>447]
(461) 2019/06/09(Sun) 15時半頃
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|
[去っていこうとする俺の背に悟の言葉が降りかかる。
俺は――少しだけ立ち止まって黙った後]
えー。道連れは普通に嫌だわ。
お前が自殺者だったら、一緒に帰るって! なんとか説得してさ。
だって、そんなお前、さびしーじゃん? どーせ、皆俺のことなんかわかんねー、 とかいってんでしょ。そんなお前。
[くるりと振り向いて、俺は笑ってそういう。 うまく誤魔化せたと思う。 思うだけで、どうかは知らない。
俺はそのまんま、やっぱり先を歩いていった*]
(464) 2019/06/09(Sun) 15時半頃
|
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( あいつを思い出す 同じ血が流れてる お前も道連れだ ちがうんだよ あいしていたから わかってくれるよな )
(466) 2019/06/09(Sun) 15時半頃
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…………やべえ、明日の朝ごはんどうしよう。
[ぽつりと落とした独り言が地を這うので、 ゆるく首を振る。 無性に煙草が吸いたい。]*
(467) 2019/06/09(Sun) 15時半頃
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―― 回想:伝書鳩の話 ――
嬉しいのか、そっか。
[と、俺は簡単に相槌を打った。>>95 女心っていうのは俺にもわからないので 蛭野の言葉を素直に鵜呑みにする。
柊から返って来た言葉にも ちょっと考えて、まあ、そうかな、と思う。>>452]
そうだなー。行くか。一応は。
[でもちょっと怖くね? という反論は、 教師が入ってきた事で打ち切られた。]
(491) 2019/06/09(Sun) 17時半頃
|
|
[受井アイリ――例の後輩ちゃんに 放課後、会いにいきますって言ってたぜ、と そう伝えると、 受井アイリはあからさまなくらい喜んだ。
――何で柊がすきなの? そう聞いたら、かっこいいから。って言ってた。 ――あいつ君の名前知らなかったぜ、 そう言ったら、これから仲良くなるんです、とのこと。
しまいには、 「いけないですか」と控えめにいわれてしまい 違いますと首を横に振ることになった。
男女の機微はさっぱりわからない。]
(492) 2019/06/09(Sun) 17時半頃
|
|
[後日、別れた、という話を風の噂で聞いた。]
あんなに好きだったのに?
[俺はひどく不思議そうに尋ねたけれど 「何でも知られてたんです」と 後輩ちゃんから要領をえない回答を受け取り、 やっぱり首をかしげる他なくて
男と女って何でくっつくんだろ、と 哲学的な事を蛭野に聞こうとして、 ……5秒考えてやめておいた。]
(493) 2019/06/09(Sun) 17時半頃
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|
受井から聞いたけど 柊ってエスパーだから振られるの?
[代わりに、世間話の一環として、 柊にそう尋ねたこともあったっけな*]
(494) 2019/06/09(Sun) 17時半頃
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|
[悟が落とすであろう呟きを 悟が欲しがったであろう答えを 見なかったふりをして、歩いていった。>>470
「道連れになってやるよ」、だろう。 わかるよ。長いつきあいだから。]
(517) 2019/06/09(Sun) 19時半頃
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[ただ、「困る」の答えが見つからない。>>436 どうしてか、「ここにい ちゃいけない」。 そんな気がして、首を縦に振れなかった。]
(518) 2019/06/09(Sun) 19時半頃
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[……次はうまくやるさ。 何千回と呟いてきたそれを 友達に向けて吐くことにとうに違和感はない。
馬鹿がすきなのはお前だけじゃないんだよ、悟。]*
(519) 2019/06/09(Sun) 19時半頃
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|
―― 回想:祭りの後の話 ――
[機嫌よく紙コップに飲み物を注いでいく。 化粧をした手でコップを触らないようにしながら その場にいた幾人か用の器を満たして
ケーキだってとりわけてみせたから、 宇井野に「食べないの?」って いつもの調子で聞いたりもした。>>463]
(522) 2019/06/09(Sun) 19時半頃
|
|
そ。写真。いいだろ。
[一度まっさらにされて、色をつけられ 3年7組の下におばけ屋敷の名前を
……ええと、何だったかな。 副委員長に案を頼んだ気がする。
ひとまず、そんな宣伝の看板が、 集合写真の端っこに、どん、と佇む。 文化祭を支えてくれた優しくて頼りになる人の傍に*]
(523) 2019/06/09(Sun) 19時半頃
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|
―― 回想:伝書鳩の話・その後 ――
まじで。
[一瞬の沈黙の後、 うそだよ、という言葉と共に否定されるので、 なんだ、と俺は瞬きをした。]
違うのかあ。 察せられるってこと?
[やっかみ、とかではなく 純粋な質問だったので、俺は質問を重ねてしまう。 振られたばっかりの人にすることでもないのかな。 ちょっと気にしたけれど、話を続けてくれるので 俺はふんふんとそれを聞いてる。>>514>>515]
(531) 2019/06/09(Sun) 20時頃
|
|
俺は、わかんないからさ。 何のおかずが好きだったかとか、 どういう振る舞いが好きだとか 全部経験則で。 ……お前の言う愛が足りないのかも。勉強になる。
[少し首をかしげて考える。>>513]
愛していたら……愛してても、 不機嫌な理由はわかんなかったりする? 紫苑は。
(532) 2019/06/09(Sun) 20時頃
|
|
[柊、でも紫苑、でもどっちでもいいんだけど 響きが好きな方を呼んで、 振られる理由がわからない、という彼に 俺もわかんないよ、と首を横に振ってから 世間話から内緒話めいて、こう言う。]
俺も分かんねえけど…… 満たされてると突然飽きちゃうんだとは思う。 愛され続けると気味悪くなるんだよ。 なんか、女ってそんな感じする。
(533) 2019/06/09(Sun) 20時頃
|
|
[俺は一人しか知らないけど、と苦笑した。 でも、と一言置いて]
想われるより尽くすほうがさ、楽だよな。 いつ捨てられるかわかんないもん。 尽くしたのに嫌だってのも困る話だよなー。
[って、受井に振られた事に対し 共感めいた言葉を柊に渡した。*]
(534) 2019/06/09(Sun) 20時頃
|
|
―― 回想:祭りの後 ――
[ケーキの配分を終え、俺は写真を撮るのと 文化祭の雑談に興じるので跳ね回っていた。
その流れで、 教室の隅っこの方でもくもくとケーキを食べていた 蛭野の方へと赴く。
こういう馬鹿騒ぎの時、蛭野が いつも端っこの方にいるいきもの であるのを知っているので]
キョースケー はい、チーズ!
[って、俺は見慣れてる笑顔を嬉しそうに撮影する。>>530 いつもどおりのやわらかい笑顔が収まって、 ありがと、って言って立ち上がろうとしたところで]
(544) 2019/06/09(Sun) 20時半頃
|
|
えっ、撮るの? えー………
[俺は意外そうな顔をして、にゅっと伸びてきた手を見た。 あんまり撮られる側をやらないものだから、 少しだけ、照れて頬を掻いた。]
じゃ、一緒に映って。
[というのが条件だ。 はい、とカメラを手渡して、 あとはまな板の上の羊、じゃないや、鯉になり 観念してピースサインをして笑ってた*]
(545) 2019/06/09(Sun) 20時半頃
|
|
―― 現在:1階→4階 ――
[高本から離れて、俺はまたふらふらと歩いていく。 気分が悪い。どこか喫煙できそうな場所、と考えて 体育館裏や校舎裏はさすがにいけなさそう。と思い直す。
屋上なら、まだましかな。
ふらり、と足を向けた先。 3階を通り越して、4階も過ぎて、 先ほどの探索でいかなかった場所へと。
――外は雪であるはずなのに なぜか、屋上だけ青空が見えている。 既視感を覚える間もなく、俺はそこから視線を移して]
(553) 2019/06/09(Sun) 20時半頃
|
|
……田所さん?
[って。>>283>>284 もしも、まだそこにいたなら声をかけるけど どうだっただろう*]
(554) 2019/06/09(Sun) 20時半頃
|
|
―― 回想:祭りの後 ――
[そういえば、蛭野の顔は いつもとは違う色に彩られていた。 お化け役をしたのかな、と>>564 脅かし役でなかった内装監督は思う。
それから、笑いながらも、 めっ、と言われた気がして、>>565 俺はあはは、ごめん、忘れてた、って言い訳する。]
夢中になっちゃって、つい。
[一緒じゃなきゃなんだか嫌だったから 撮って、とねだってみる。 けれど、蛭野には難しい注文だったみたいだ。]
(584) 2019/06/09(Sun) 21時半頃
|
|
[すっと近寄って、 空いている方の手で蛭野の肩を抱いて 収まりがよくなるようにしながら、ピース。
笑って、という言葉に合わせて浮かべたのは 照れくさそうな笑顔ではあったけれど
出来上がった写真を見る。>>566 二人の男子高校生がそこで時を止めて笑ってて ちょっとブレてるものがあるのに笑ってしまった。]
(586) 2019/06/09(Sun) 21時半頃
|
|
ありがと! キョースケ。
[俺は笑って、また他の人のところに駆けていく。 投げかけられた言葉に、 ……たまにはね、とやっぱりはにかんでいた。*]
(587) 2019/06/09(Sun) 21時半頃
|
|
―― 現在:屋上前扉 ――
[階段を上る途中、 屋上前扉に人の影を見て、その名を呼んだ。>>580
どうも、と少し元気のない声が返るので 俺は、「やっほー」と返して、 また一歩、二歩、と階段を上がっていく。
田所のところに辿り着いて、 今の状況について聞く。]
そっか。 大丈夫か? 保健室とかじゃなくて。
(590) 2019/06/09(Sun) 22時頃
|
|
俺は色々見て回ってたとこ。 4階とか。 あとは……宇井野の机の上に置いてあった本とか見て。 ここ、精神世界かもしれない、って高本が言ってたよ
[噂のようにホストと精神世界の話をしてから、 屋上の扉から見える青空を一瞥する。]
出られないんだ、ここ。
[がちゃがちゃとドアを揺するけれど動かないままだ。 困ったな。俺はちょっと話題を考えて]
(592) 2019/06/09(Sun) 22時頃
|
|
どんな世界にせよ、 出られないなら食料とか、やっぱまずいよなあ。 また田所さんの節約術に頼る時が来たかな
[って 懐かしいこともまじえて、 苦笑しながら話してみたりする*]
(593) 2019/06/09(Sun) 22時頃
|
|
―― 祭りの後 ――
どうもみやこさん。 お褒めにあずかり光栄至極でっす。
[気が利くわね、といわれて、 俺はにっこりと笑ってそう返した。>>567
ふわふわなスポンジケーキに まろやかで甘いクリーム。 赤、黄、と色鮮やかな果物を添えて
そんなデザートを、はい、と手渡してから 「撮っていい」って尋ねる。
「だめよ」とはいわれなかったので、 俺はあなたも画面に収めた。]
(599) 2019/06/09(Sun) 22時半頃
|
|
もちろん。 がんばりまーす
[ケーキの傍の女の子、なんて、 可愛いでしょう? 可愛いに決まっています。
てなわけで、文化祭を影から支えてくれた彼女を しっかり、かわいらしく、画面の中に収めたとも。*]
(600) 2019/06/09(Sun) 22時半頃
|
|
――屋上前扉――
[平気か、って俺は頷いて、 返される言葉にそういうことなのかもね>>603と そう相槌を打った。]
あのメール、かあ…… 送り主わかればいいんだけどね
[といいながら、ドアノブをまわして 動かない扉に、ううん、とうなる。 強行突破かあ、と考えながら>>604 聞こえる声と、暗がりで見えた薄い笑みに目を向けた。]
(620) 2019/06/09(Sun) 22時半頃
|
|
ああ、なるほど。 そっか。文化祭当時だから残ってるか。 じゃあ当面は大丈夫なのかな。
[電気とかは通ってるし、 ひとまず生きる分には困らないのかもしれない。]
でも、覚えた単語とか、忘れていきそう。困るね。 ……あ、ちょい離れて
[受験の近いこの時期だしといいながら、 俺は軽く下がると、 屋上の扉を、思いっきり蹴り上げる。
ごいん、と音がしたけど、びくともしなかった。]
(621) 2019/06/09(Sun) 22時半頃
|
|
駄目だわ。ういのとか呼んできた方がいいかも。 一回下降りない?
[まだ抵抗あるかな、と伺うように、田所を見て、 俺は小首を傾げた。*]
(622) 2019/06/09(Sun) 22時半頃
|
|
― 回想:祭りの後 ―
[いったい何人目の付き合いだったんだろう。 それを俺が知ることはできなかったけれど]
紫苑の音響さ。すっげえ凝ってたよな。 めちゃくちゃ臨場感あってよかった。 ありがと
[それが手作りだって>>315、 俺は知らないけれど 音響監督の仕事は確かなものだったから 今しか伝えられないことを伝えて、
「いいよぉ」と撮影を承諾してくれる 笑顔の穏やかな人の顔を、 「ありがとー」といって、撮った。]*
(643) 2019/06/09(Sun) 23時半頃
|
|
―― 屋上前扉 ――
皆に「ホストなのか?」って 聞いて回るのもねえ。
[ちょっと気まずいからね、と、 まだ、閉じ込められてしかいない俺は 暢気に思ったりもする。]
(647) 2019/06/09(Sun) 23時半頃
|
|
[そういえば、教室に干されてたの、 田所さんの靴下? なんて問いは向けなかった。>>632
びくともしない扉をじっと見つめて、 答えを求めない感想に、今の俺の感想だけ返す。]
さあ……。 無理やりゆがめたら壊れたりとかするのかな。 でも、外青空だしなあ。
(648) 2019/06/09(Sun) 23時半頃
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|
檻っぽいし壊してもいい気がする なんてったって俺たちは出たいんだし
[肩をすくめて歩き出した。 足元暗いから気をつけてね、といいながら 下へ、下へ、ひとまず、3階くらいまでは*]
(649) 2019/06/09(Sun) 23時半頃
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