105 CLUB【_Ground】
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……そうなのか?
[>>0:435揺れていた尻尾が、一瞬止まってそのまま沈む。]
じゃあ、なんで、おれたちの世話してくれてるんだろうな……。 おれ、サミュエルやティーとおんなじくらい、フーのことも好きなのに。 だからおれ、フーも笑ってくれたら嬉しいなーって。
……んー……
[けれどテッドは、それでもいいと言い捨てた。>>0:436 何故そんな不機嫌そうなのか、よく分からなくて、むーっと眉間に皺が寄った。]
そーなのか。 …………。
[感度の良い耳は、小さな呟き>>0:440を拾い上げる。 けれど、それへの答えは、結局うまく言葉にならなかった。*]
(2) 2013/12/17(Tue) 02時頃
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─ 一週間後・寮の広間 ─
[今日もまた、ソファーではなく、ふかふかの絨毯の真ん中を陣取って、ゴロゴロしている。 この一週間で、他の愛玩動物達のことも、少し分かったような気がする。]
う〜。
[ごろんと仰向けに寝返りを打てば、高いところに鏡が見える。 首を傾げると、鏡の中の自分も首を傾げるし、腕を伸ばせば伸ばし返してくる。 やけに鏡の多いこの寮に来て、覚えた遊びのひとつ。]
(6) 2013/12/17(Tue) 02時半頃
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[暫く、鏡に姿を映して遊んでいたが、それに飽きると、今度は、胸のポケットから薄い端末を取り出した。 まだあまり上手く操作できないが、とりあえず、基本的な使い方だけは把握できた。]
あっ。
[毛布の中に、チアキの姿を見つければ、ごろんと腹這いに転がり直し、太い指で端末を弄る。]
えーっと…… ち あ き あ そ ぼ う
こうだな!
[自信満々。 だが、打ち込んだ内容は、思いっきり声に出ていた。]
(13) 2013/12/17(Tue) 02時半頃
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─ 一週間前・広間 ─
[お風呂から上がったあと、研究員にお願いして冷たいミルクを入れてもらった。 汚れたままだった服も、おそらく取り替えられることになったろう。
そして、ちょっとだけ考え事をしながら、広間でミルクを飲んでいると、ヤニクが姿を現した。>>14]
あっ、ヤニクだ! おれのほうこそ、急に大きな声だしてごめんなさいだぞ。
それより、今度いっしょにあそぼーな!
[謝り返しつつのそんな約束は、この一週間のうちに果たされたか、それともまだか……*]
(16) 2013/12/17(Tue) 02時半頃
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おぉ!
[チアキの素早い行動に、驚きと感心の混ざった表情で、端末とチアキを交互に見た。]
おまえ、すごいな!
[ちょっと尊敬の眼差し。]
えーっとな、何しよう! 楽しいことならなんでもいいぞ!
…………。
[なんでも、と言いながら。 しかし視線は、先程からずっと、彼の大きな尻尾を追っているし、爪を引っ込めた指先は、今にも掴みかかりたくてムズムズ震えている。]
(20) 2013/12/17(Tue) 03時頃
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すごいなー! おれもがんばって覚えたけど、そんなに早くいじれないんだぞ!
[やはりすごい>>28と、寝転んだまま、キラキラした視線を向ける。 手が大きくて、操作しにくいというのも多々あるが、おそらく学習能力はチアキより低い。 何せ2年半かけて、これなのだから。]
ん、なんだ、どうした? おれ、ちゃんと”待て”できるぞ!
[チアキから「待って」と言われると、素直に、彼の用事が終わるのを待つことにした。 が、揺れる大きさを増した尻尾に、てのムズムズは増加した**]
(29) 2013/12/17(Tue) 03時頃
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─ 広間 ─
チアキおわったか?
[用事が済んだらしいことに気がつけば、嬉しそうにチアキを見た。]
ん、なんだ? 調子はどこもわるくないんだぞ?
[ふすふすと寄せられる鼻先>>30、ちょっとくすぐったくて、ピクリと指先が震えた。 視線はといえば、相変わらずもっふりした尻尾へむいていて]
チアキー、チアキのしっぽはすごいんだぞ。
[もう片方の手を伸ばす。]
チアキもしましまだけど、おれのしましまとはちがうな! そーだ、チアキは「じこしょうかい」っていうの、ちゃんとかんがえたか?
[先週出された課題について問いかけながら、シマリス特有の太めの縦縞、そしてふんわりした尻尾、また抱え込みたくて、のっそり後ろに回り込もうとしたのだが]
(44) 2013/12/17(Tue) 11時半頃
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……あ。
[その時、おいしそうな匂い>>@13が漂ってきた。]
チアキ、ごはんだぞ!
[優先順位は忽ちそちらへ。 それがロールキャベツだと気がつけば更にテンションは上がり、わしっとチアキの手を掴むと、引っ張りそうな勢いで配膳口へ向かった。]
(45) 2013/12/17(Tue) 11時半頃
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[配膳口へ駆け寄って、ロールキャベツの皿を受け取る頃には、尻尾はたっふたふとゆるやかに、上機嫌に揺れていた。]
ロールキャベツだ! サミュエル、ありがとうだぞ!
[壁越しに、満面の笑みを向ける。 けれど受け取ったロールキャベツには、まだ手をつけようとはしない。 テーブルの上に置いたまま、わくわくと見つめ、爪でキャベツを突っついてみたり、鼻先を近づけて匂いを嗅いでみたり、その繰り返し。]
(46) 2013/12/17(Tue) 11時半頃
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[じーっと見つめること暫し。 頃合を見計らい、舌先を、ロールキャベツを浸したスープに伸ばしてみた。]
……ッ!
[まだだった。 舌先を軽く指で弄り、しょんぼりと眉を下げ、また待機の姿勢**]
(47) 2013/12/17(Tue) 11時半頃
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ん? もっとおいしくなるの待ってるんだぞ!
[サミュエルの声>>@15に、尻尾をゆらゆらさせて元気に返した。]
もうちょっとしたら、このゆらゆらがなくなって、もっとおいしくなるぞ。
[ゆらゆらとは、立ち上る湯気である。 わくわくとまた皿を見つめ、食べごろ温度になるのを、じっと待っている**]
(50) 2013/12/17(Tue) 12時頃
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[再度舌先をスープにつけて、ロールキャベツがしっかり冷めたことを確認すると]
いただきますだぞ!
[言うが早いか、大ぶりなロールキャベツのど真ん中に、フォークを突き立て、口に運んだ。 勿論、フォークの握り方はグーだ。 口の大きさは、人間とさほど変わらないので、本物の虎のように一口でとはいかないが、それでも、二口ぐらいであっという間に食べてしまう。]
ロールキャベツはえらいな! 葉っぱがこんなにおいしくなるぞ!
(89) 2013/12/17(Tue) 16時半頃
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[食べるのは早い方なのだが、たっぷりのロールキャベツを、よく冷めるまで待ってから食べはじめたので、皿まできれいに舐め終えた頃には、もう自己紹介が始まっていた。]
ごちそうさまだぞ! サミュエル、今日のごはんもおいしかっ…… あれ?
[ピッカピカになった皿を持って配膳口へ向かったのだが、そこにはもうサミュエルの気配はなかった。 何故だろう、忙しいのかなと首を傾け、食器を置くと、放送でティーに言われたとおり、広場の真ん中へ向かった。]
(91) 2013/12/17(Tue) 17時頃
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なーーー! ここでいいのかーーー?!
[フェネックが近くにいたら、また逃げ出すのではないかという声量で叫ぶ。]
次、おれしゃべっていいのか? 自己しょうかいしていいのか?
[一応、周りの動物達に確認した。 これも遊びのひとつと認識しているので、わくわくは、尻尾の揺れに現れる。]
(93) 2013/12/17(Tue) 17時頃
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そうか、じゃーおれやるな! ……?
[何故テッドがあんな顔をしてる>>95のかは分からないが、今は自己紹介が先決と、しっかりと前を向き直して]
おれはホレーショー! UG2790、とらだぞ!
好きなのは、遊ぶこととひなたぼっこ! あとでっかいプールも好きだぞ! それから、段ボールとか、またたびとか、うごくおもちゃとか、あとえーっと……
[時折考えつつ、思いつく限りの好きなものを羅列する。 羅列した結果……]
フーと、サミュエルと、ティーと、それからテッドとヤニクと、チアキと、シーシャと、イアンも好きだ!
[ここにいる、知っている限りの全員の名前を言うことになった。]
あっ、サミュエルのごはんおいしいぞ!
(100) 2013/12/17(Tue) 17時半頃
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きらいなのは、ねぎだぞ。 あれは食べたらいけないって言われたぞ。 叩かれるのも、痛いからきらいだぞ。
がまんするの下手だって言われたけど、おれ、がんばるぞ! おれ買ってくれた人のために、おれ、いいこにするぞ!
……あと何いえばいいんだ?
[言いたいことを言い切ると、これでいいのかと伺うように、周りをきょろきょろと見て]
よし、終わったぞ!
[牙を剥き出しに、満足げに大きく笑った。]
(101) 2013/12/17(Tue) 17時半頃
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[自己紹介を終えると、満足げに、テッド達の傍へ向かう。]
なーなー、おれ、ちゃんと自己しょうかいできたかな!
[何せ初めての経験。 しかし、不安よりも明らかに楽しみの方が勝っていた。
すぐ近くに、脚を折った格好でごろんと横になると、次は誰がやるのだろうと、興味津々に見つめた。]
(104) 2013/12/17(Tue) 17時半頃
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なんでだ? すきなものいえって言われたから、好きなもの、思いつくだけ言ったんだぞ?
[ツッコミを受けても>>105、どこがおかしいのか分からないで、きょとんと首を傾げるばかり。 そうしてる間に、シーシャの自己紹介は終わってしまったか。]
あいつごめんなさいって言ったぞ。 なにか悪いことしたのか?
[これまたよく分からずに、シーシャの逃げ込んだ毛布を見て首を傾げた。]
(106) 2013/12/17(Tue) 17時半頃
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おう! だからテッドも大好きだぞ!
[相変わらずなテッド>>107に笑いかけ、身を起こすと、のっそりとその膝に半身を乗りあげようとする。]
なーなー、テッドはそのへんなおもちゃ、もう全部つかえるのか? チアキは、それ使うのすごい上手だったぞ!
[へんなおもちゃ、と言って、端末を示す。]
(109) 2013/12/17(Tue) 18時頃
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そうか、テッドもすごいな!
うん、これそーっとさわらないといけないから、難しいんだぞ……。
[>>110自分の端末を取り出し、画面を指で触れてみせる。 人よりちょっとふっくらした指のせいで、細かな操作があまりうまくいかない。 難しい字が読めないのも、操作に慣れるのが遅れている一因だ。]
ん、なんだ?
[何かを思いついたらしいテッドを、膝に上半身を乗せたままでじっと見上げる。]
(112) 2013/12/17(Tue) 18時半頃
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[端末を両手で握ったまま、きらきらとテッドを見上げる。]
そうか! たくさんあそべば、たくさん覚えるんだな!
[よし、と、決意したかのような顔で頷き、端末を見つめるが、何を誰に送ればいいのか分からなかった。]
えーっと…… あ!
[暫くして、何か思いついたように指を動かす。]
(116) 2013/12/17(Tue) 18時半頃
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[上手く文字が入力できず、もだもだしていると、テッドからのアドバイスが入った。]
そうか、やってみるんだぞ!
[言われたとおりに挑戦してみる。]
(118) 2013/12/17(Tue) 18時半頃
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ん、どうしたんだ?
[テッドが何かを心配した様子に、同じ方を向いてみる。]
?? あれなんだ?
[毛布がいた。 飛びつきたそうに、尻尾と耳がうずうずしている。]
(121) 2013/12/17(Tue) 18時半頃
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……?
[何のことかと眉を寄せたが、言われたとおりにしてみた。]
(122) 2013/12/17(Tue) 19時頃
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あっ、ほんとうだぞ。
[>>123飛びつきたくて、まだ尻尾はゆらゆらしていたが、テッドに咎められた>>124ので]
そうか、泣かせるのはいけないことだな! 飛びつかないぞ。
[ちゃんと我慢できるぞと、胸を張ってテッドの顔を見返したが]
……?
[何か変な顔をしていた。 何故だろうと、疑問符が浮かぶ。]
(126) 2013/12/17(Tue) 19時頃
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……? 考えたぞ。
[だから、思ったままを送ったのだが。
肩を叩いて合図されれば、素直に、テッドの膝を解放する。 そのままぺたんと、床に腰掛けていたが、とりあえずもう少し端末の練習をしてみた方がいいだろうかと、じーっと、小さな画面と向き合った。]
(128) 2013/12/17(Tue) 19時頃
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ホレーショーは、真剣な面持ちで、端末の画面を太い小指で弄っている。
2013/12/17(Tue) 19時頃
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[短いが、ちゃんと文章を送れたことに、満足げ。 ちょっとしたミスには気付いていない。]
えーっと、つぎは……
[考え込む。 サミュエルには、さっきのごはんのお礼をしたし、ティーにも、数日前の礼をしたが]
(134) 2013/12/17(Tue) 19時半頃
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わっ!
[声が返ってきたので、ちょっとビックリした。 なので以前教わったとおり、通話のボタンを押して返事をする。]
おれやさしいのも好きだぞ!
[しかしやはり、基本的に声が大きいので筒抜けだ。]
(139) 2013/12/17(Tue) 19時半頃
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?
[端末から聞こえてきた優しい微笑、そして声に、ぱぁーっと表情が明るくなった。
笑顔のまま、ちらと傍らを見ると、3匹はまだそこでじゃれていたか。]
ん?
[チアキに笑われた気がした>>142が、なんだか楽しいので、こっちも笑い返した。]
(144) 2013/12/17(Tue) 20時頃
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[それからもう暫く、端末の操作方法をあれこれ試していたが、それにもそろそろ飽きてきた。]
おれ、へや戻るな!
[広間にいる仲間達に、笑顔でそう告げ、自室に戻ろうと広間を出る。 廊下を歩く足音は、やはりかなり静かなものだ。 なので、歩いている最中、曲がり角に差し掛かると]
おれいるぞー!
[立ち止まって、そう叫んだ。]
(145) 2013/12/17(Tue) 20時半頃
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よし!
[誰の反応もなかったので、満足げに部屋へ戻る。 まだ工場にいた頃だが、勝手に出歩き、とある研究員と鉢合わせしそうになったことがある。 ただでさえ大問題だというのに、その頃のホレーショーは、まだ、牙や爪の安全確認が済んでいなかった。 ひどい大目玉の記憶から、大丈夫だと分かっているこの寮内でも、こうして、存在を知らせることがある。]
(149) 2013/12/17(Tue) 20時半頃
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─ 寮内自室 ─
[部屋に戻り、絵本の並べられた本棚に手を伸ばそうとした矢先、知らない声>>150が聞こえてきて、ピクッと耳を揺らし]
くろいつ?
おまえ、オキャクサマか! はじめましてだぞ!
[声のした方に向けて叫んだ。]
(151) 2013/12/17(Tue) 21時頃
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[そして続けて聞こえてくる、ティーの声。]
! わかったぞ!
[バタバタと慌てて目隠しをしたため、絵本が棚から何冊か落ちた。]
……できたぞ!
[用意が終わると、邪魔にならないようにと、もすっとベッドの上に移動した。]
(155) 2013/12/17(Tue) 21時頃
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おう!
[声か聞こえ、扉の開く音がすれば>>@91、そわそわと身を揺らした。]
おれ、チアキとかテッドみたいに、たくさんの字わからないから、もっとたくさんおぼえようと思ったんだぞ!
[棚から落ちた2冊の本は、どれも、幼稚園児が読むようなレベルのもの。 殆どがひらがなとカタカナで、少しだけある簡単な漢字には、すべて読み仮名が振ってある。]
あの字と声のできるおもちゃ、字がちゃんと読めないと、たまにわからないんだぞ。
(163) 2013/12/17(Tue) 21時半頃
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おう、ありがとうだぞ!
[落ちた本を片付けてくれるらしいティー>>@95に、礼を言う。]
がんばりやさんなのか? 絵本はな、おもしろいから好きなんだぞ。
それに、ちゃんと字がよめないと、ショウヒンカチ?が下がるって教わったぞ。 だからおれ、おぼえるんだ! そうしたら、おれのこと買ってくれるだろ?
[楽しそうに、興味津々に、ぴるぴると耳を揺らして]
さっきな、クロイツっていう名前、きいたぞ! あれオキャクサマの名前だろ? なぁ、他にもたくさん来てるのか?
(170) 2013/12/17(Tue) 22時頃
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そうなのか? ひとりでがんばらなくていいのか?
でもおれ、工場いた時から、うるさいとか、がまんできてないとか、よく叱られたし……
[元々、感情を隠すことは苦手。 それに加えて、耳や尻尾が分かり易く反応するのだから、どうやっても隠しようはない。
そして今は、少し元気がなくなって]
……フーからも、必要なときしか呼んじゃだめだって、言われたばっかりなんだぞ……
[しょんぼりしたまま顔を上げ、目隠し越しにティーを見て]
ティーもやっぱり、必要な時しか呼んだらいけないのか?
(185) 2013/12/17(Tue) 23時頃
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……さー、くろいつ、べす? さー?
あ、軍人さんは知ってるぞ! 赤いふくで、てっぽう持ったつよい人だ!
[>>@99おそらく、おもちゃの兵隊の「兵隊」を、誰かが「軍人のこと」と説明したのだろう。 なので、そう記憶してしまっている。]
4にん? ううん、まだだぞ。 さっき、さーくろいつ……さー、の声きいたのが、はじめてだ。
(187) 2013/12/17(Tue) 23時頃
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おう。
[ティーが隣に来る>>@101と、その存在を確かめるよう、すんすんと髪の匂いを嗅いだ。 背中を優しく叩かれると、心地良く、喉がクルッと小さな音をたてる。]
うん。 おれは、お金も時間もたくさんかかったから、ムダになっちゃいけないんだって、いわれたぞ。 おれ何のことかわかんなくて、聞いたら、ちゃんといい子にして、売れるようにすればいいんだって言われたぞ!
[工場にいる時に言われた言葉を、何の疑問も持たず、口にする。]
だから、フーに言われたことも、ちゃんと守るぞ。
……? ティー?
(197) 2013/12/17(Tue) 23時半頃
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[見えないが為か、動物的な勘か、微かな違和感>>@103に、ぴくっと身動ぐ。 けれど直後の、優しくて明るい声は、いつものティーのもののように思え、安堵したように力を抜いた。]
おれ、おいしいものも好きだけど、ティーに遊んでもらうのも好きだぞ。 ティーは、やさしくてきもちいいんだ。
[そして軍人は、赤くはないと注釈が入ったが、強い人というのは合っているらしく嬉しそうに尻尾の先がシーツを擦った。]
んー?
[カメラを見上げているらしいティーの行動は、当然だが見えていない。]
(201) 2013/12/17(Tue) 23時半頃
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だいじか、そうか!
[大事にされる。 それは、とても嬉しいことだと分かる。 力を抜いたまま、ティーに甘えるよう凭れかかった。 凭れたまま、視線はカメラがあるで場所を向くのだが、何があるのか分からないので、すぐ飽きた。]
なー、ティーはまだ仕事いそがしいのか?
[まだ、それほど欲求は強まっていないが、性欲は常に高い位置にある。 忙しいなら、素直に身を離すつもりだが、そうでないならと]
いそがしいないなら、おれと遊んでくれるか?
[ティーの顔がある辺りを見て、首を傾げた。]
(210) 2013/12/18(Wed) 00時頃
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そうか、あそんでくれるのか!
[ぎゅっとされて、離されると、ぱぁーっと笑顔になったが]
あ、でも、少しでだいじょうぶだぞ! おしごとは大事なんだぞ!
[ちゃんと我慢もできると示すように、きりりと表情を引き締める。 しかし尻尾は、明らかに、期待に揺れていた。]
(216) 2013/12/18(Wed) 00時半頃
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ひぁぅッ!?
[>>@111尻尾を撫でられ、ビクリと背中を伸ばすと同時、裏返った声をあげた。]
ガマンおぼえるのも、だいじなことだっていわれたからな! だから、がんばって……
……うひっ!
[けれど、尾を撫でるティーの手は、優しくてあったかく、少し擽ったくて、背筋がぞわぞわとしてくる。]
ひぁ、ぁ……ぁ……
[力の抜けた身体は、へにゃっと、シーツの上に横倒れになった。]
(228) 2013/12/18(Wed) 01時頃
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いそがしい、そうか。
うん、おしごとは、大事…… ッふぁ……
[尾を撫でられるたび、縞模様を描く背中の産毛がざわざわとする。 甘い刺激に、緩く息を零し、だらんと身を委せていると、今度は腹筋に手が伸びてきた。]
……ッつ……
[擽ったさに堪えるように、腹に少し力を込めるが]
ひゃ、ティー……くすぐったい、ぞ……
[やっぱりちょっと堪えきれなくて、身を小刻みに震わせた。]
(237) 2013/12/18(Wed) 01時半頃
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……っ、ひぁ?
[ふるふるしていたら、簡単に跨れてしまった。>>@114]
ティー……?
[見えない顔を見上げたまま、ちょっと不安げな表情をつくる。]
(239) 2013/12/18(Wed) 01時半頃
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くすぐったい、きもちい?
……ふぁ……!
[>>@136触れるか触れないかの柔らかさで肌を撫でるティーの指先。 やはり擽ったくもあるのだが、それ以上に、甘く、小さく痺れるようで。]
……ッ、 グルルルル……
[喉仏に下先が触れてくれば、喉が低く振動する。 そのまま耳へと辿られれば、今度は、耳がプルッと震える。 淡い刺激に感じていることは、隠しようがない。]
(279) 2013/12/18(Wed) 11時頃
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………?
[所員を呼ぶヤニクの声>>243は、多分、ティーよりもよく聞こえていた。 ティーがサミュエルと連絡をとっている。 何を話しているのだろうかと気になって、丸い耳がぴくっと揺れた。 ティーがジャケットを脱ぐその僅かな間も、どこかもどかしく、すんすん鼻を鳴らし、甘えた。
カメラの存在はまだ気付けていないし、気づいても、それが何だか、そして何故そんなことをするのか、理解しているかは怪しいところ。 工場にいた頃の教育の進歩状況は、おそらく個体まちまちなのだろうけれど、ホレーショーは、2年半を向上で過ごしたにも関わらず、かなり低い。 何せその時間の大半を費やしたのは、安全性の確保、確認なのだから。]
(280) 2013/12/18(Wed) 11時頃
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[>>@139>>@140促されるまま、ベッドに腰掛ける姿勢になって、目隠しのままコクコク頷き脚を開く。 背中に回ったティーの熱が、心地よい安堵感を与えてくれる。]
ティー、これで…… びっ。
[下衣に侵入してきた左手が、その中で膨張し始めていたモノに僅かに触れただけで、背中の淡い毛がふわっと逆立った。 右手の、胸への刺激も加われば尚更。 M字に折り、ベッドの縁へかけた足に、少しばかり力がこもった。]
(281) 2013/12/18(Wed) 11時頃
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[>>@141シャツを後ろへ引かれれば、腕もあっさり後ろへ回った。 不自由になった腕を動かそうと身じろぐが、あまり強く動けば、服が裂けてしまいそうで、もどかしげにじたじたするより他なかった。]
な、ティー、何するん…… 、ひゃ!
[ティーが何かの機械を操作したらしい音を、獣の耳は敏感に捉える。 見えぬ不安と、遊んでもらえるという期待で、尾の先は先程からしきりに揺れていたが、小さな機会が乳首の先端に当てられた途端、今度はピンと、上向いて跳ねた。]
うゃ、ひゃ……ッ あ、ティー……っ
[微振動に翻弄され、それを表すかのように、伸びていた尻尾がまた垂れてゆく。 小さな機械が下肢へ滑り、鈴口の先を震えさせる頃には、そこにはもう、薄く、体液が滲んでいただろう。]
(283) 2013/12/18(Wed) 11時半頃
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ふぁ、ぁ、っ……、 ヒャ!
ッ…… ん。 な、ティー……っ…… ぃぁ、っ。
[ゆるゆるとしたもどかしい刺激に、それでも熱は徐々に高まってくる。 ゆるく開いた唇から舌を伸ばし、ハァハァと吐息を零す。]
……っふ、ャ ……っ、ティー……っ……
[じれったい刺激に、だんだん我慢できなくなり、もっと強くとねだるように、首を回し、ティーの頬を舐めようとしたのだが、その瞬間、ティーの愛撫は全て止まってしまって]
ぇ、 ……ぁ
[囁かれる言葉に、どきんと胸が鳴って背筋が伸びた。]
れん、しゅ…… わかっ、たぞ……
[その、ティーの撫でるような囁きだけで、また熱は緩い刺激を連れてきた。]
(284) 2013/12/18(Wed) 11時半頃
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……ん、ぅん。
[触っても、遊んでもいい。 それには少し安堵したように頷くが]
ぇ、ダメ……なのか? ぅや……
[イってはいけないと言われると、目隠しの下から、不安げな視線を送った。 無理だ、と訴えたが、何度も諭され、きゅっと下唇を噛む。]
わかった、がんばるぞ……。
[少し心許ない声で呟き、小さく頷く。 もぞもぞ身じろぎ、ようやくシャツから引き抜いた右手で、ティーから渡された玩具を握ると、キャンディーでもしゃぶるかのようにペロペロ舐めて湿らせて、言われたとおり、後ろの孔に宛てがった。]
っふ、ぅ。
[細いそれは、けれど少し物足りない。]
(286) 2013/12/18(Wed) 11時半頃
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……ぁ、 ティー?
[ティーの気配が離れてゆく。 また何か取りにいったのかとの楽観は、退室を表す言葉>>@144に呆気なく打ち砕かれた。]
え、ぇ?
ティー! なぁ、つ、どこいくんだ、なぁっ!
[追いかけていいのか、ダメなのかも分からず、ベッドの上に座ったままで何度も呼ぶが、足音はどんどん遠のき、やがて聞こえなくなってしまった。]
ティー…… っ、ゥ、く……
[軽い涙声をあげ、ゴロンとベッドに横たわる。 これも、我慢の練習なのだ、そう何度も己に言い聞かせるが、募る不安に、大きな身体を丸めた**]
(287) 2013/12/18(Wed) 11時半頃
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うぅっ……、 グルルル……
[目隠しを外して良いのかもわからぬまま、横倒れで身を縮みこませ、低い唸り声をあげる。 触れても良い、ティーはそう言っていた。だから手指は自然と、反り立った雄へと伸びたが]
……ッ! ダメ、なんだぞ……ッ!
[今触れてしまったら、歯止めがきかなくなりそうで、ギリッと歯を軋ませて、爪をシーツに食い込ませ、耐えた。
小さな玩具の緩い振動は、あまりにも焦れったく、ただ徒に、欲求ばかりが増してゆく。]
……ぁ、うヮ……?
[端末からの声がしたのは、そんな時か。]
……だれ、なんだぞ……?
[ごろっと俯せるような姿勢になり、てさぐりで端末をいじれば、なんとか通話をフリーにするボタンを押せたろうか。 聞き覚えのある声に、耳と鼻先が、ぴくんと動く。]
(306) 2013/12/18(Wed) 15時半頃
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はぅ、 ……ゥ……
[先走りを滲ませる自身の雄を握り込み、扱いてしまえば、楽になれることは知っている。 でも今は、我慢しなければいけない。 何度も、指が触れそうになっては、シーツに爪を立てて止めて。 深呼吸をして少しでも熱を逃がそうとするが、その程度ではとても足りない。]
……は、ァ…… グ、ルルルル ……ッ
[喉を鳴らし、ぐるっと身を丸め込んだまま、尻尾はしきりにシーツを撫でる。]
ぅぁ……びゃっ?!
(310) 2013/12/18(Wed) 16時頃
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ホレーショーは、ビクッと、一瞬背筋を伸ばしたが、またゆるゆると縮こまってゆく。
2013/12/18(Wed) 16時頃
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[好奇と本能のままに求めてばかりな幼い思考では、言葉の意味を解することができず、困惑に眉が寄り、尻尾はしょんぼりとベッドの下に垂れ下がった。]
ぇぅぅ……
[言い聞かせられたことを、頑張るだけでは駄目なのかと。 どうすればいいのか問おうにも、ここにはティーも、サミュエルもいない。]
おれ…… おれ……
[ぐずぐずと、鼻が小さな音をたてる。]
(318) 2013/12/18(Wed) 17時頃
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びぁ、ぁ、ぁ……!
[一気に強められた振動に、横倒れのままで手足がぴんと伸び、震えた。 脚の爪はシーツを掻き、手は何か縋るものを求め、毛布をぎゅっと抱え込む。
クロイツからの許しは得た。 けれど、本当に触れてしまっていいのかどうか、ティーの言葉を待つべきかと、腰をもじもじと毛布へ押しつけ、右から左に大きく転がる。 口寂しさを紛らわす為に噛み付いたシーツの端は、唾液でベタベタになってしまった。]
ぁぅ……たす、け…… ッひぅ!
[振動が大きくなった小さな玩具は、身動ぐごとに奥へと潜り込んできて、いつしか前立腺を刺激した。 どうしよう、どうすればいいのかと、片手でべしべし端末を叩く。]
(320) 2013/12/18(Wed) 17時頃
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[端末を弄る為に少しだけずらした目隠しの下から、濃青と金褐色の間で揺れる瞳がちらりと覗く。 布は涙で僅かに湿り、鼻にかかる嗚咽が零れる。]
ぇぅ、ッ……、ぅ……!
[けれど、堪えるようにぎゅっと目を閉じ、今し方繋いだ通信をすぐ切った。]
ダメ、なんだぞ…… ちゃんと、がまん……がまん……!
[己に何度も言い聞かせ、裡で暴れる玩具の振動に耐える。]
(324) 2013/12/18(Wed) 17時半頃
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[昂ぶりは、少し触れただけでも達してしまいそうなほどになっている。 思い切って指を伸ばし、自ら慰めてしまおうか。 けれどそれでは、練習にならない。 もうちょっと、もうちょっとだけなら、きっと大丈夫だと、何度も己に言い聞かせ、荒い呼吸で熱を逃がす。
抱え込んだ毛布には、棹の先端から滲み出た先走りのシミができ、遠慮なしに噛んでいるせいか、端には小さな穴が空いてしまった。]
……う、はゥ…… っ
[思い出すのは、ティーの言葉とクロイツの言葉。 甘い誘惑。]
……だって、
いいって、言われたんだぞ……
[言い訳をするように呟いてから、自身のソレを強く握る。]
(325) 2013/12/18(Wed) 18時頃
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[触れてしまえば、もう抑えることなどできるはずもない。 衝動のままに、既に膨れ上がって湿り気を帯びている雄に手を滑らせて、扱く。 けれどそれだけではまだ足りないと、太い尾が持ち上がる。]
んぅ、……ぷ ……ちゅ、ッ、は……
[柔軟な身体は、腰と首を捻れば、唇を十分尻尾に届かせることができた。 先端を、唾液でたっぷり湿らせてから解放すれば、多すぎた雫が口元から垂れ落ちる。]
ゥぁ、ぁ、……く、 は、ゥん……ッ!
[湿った尻尾の行く先は、玩具が埋め込まれたままの孔腔。 けれど尾の力だけで潜り込ますことはできず、暫くはひたひたと、孔の周りを濡らした。]
(327) 2013/12/18(Wed) 18時頃
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ぁ、ぅ……
[もどかしげに、もう片方の手が後ろへ伸びる。 その指の助けを借りて、尻尾は裡へ導かれ]
……ぅぁ、あ……ッ、ァッ、……ひぁ、ァ!
[深くに沈んだ玩具に触れる辺りにまで、自らの尾を埋め込んで、緩やかに少し引いては、また挿れるを繰り返す。 逆立った毛の感触がたまらなく、煽られるように扱く手の動きも強くなる。]
……ッ、ぁ ……グル、クルルル……
……っひ、 ぅん……ッ!
[毛布も、シーツも、唾液と先走りでベタベタに汚れているが、もはや気にする余裕などない。 絶頂を目の前にして、手と尾の動きは更に早まり]
ゥぁ、ぁ、も、……ッ
(330) 2013/12/18(Wed) 18時半頃
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ふァ……、ッ……!
[ビクッと、大きな痙攣とともに、白濁がシーツの上に飛び散った。]
ぁ、は……ァ、はぁ……
[穴の奥の玩具を道連れにするよう、尾を後孔から抜き去って、暫しくってりと汚れたシーツの上に横たわっていたが、そのうち軽く身を起こし、いつものように、身体を丸めて舌での後始末を始める。]
………。
[ちゃんと、我慢はできていたろうか。 これでティーは許してくれるだろうか。 ……汚れた毛布とシーツはどうしようか。
ベッドの上にべたんと腰掛けたまま、暫く、ぼんやりと考え事**]
(334) 2013/12/18(Wed) 18時半頃
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……びゃっ!!
[ぼーっとしていたところに、いきなり端末が音をたてた。 驚いて、少し跳ね上がった拍子に、端末がベッドの上で弾み、床の上に転げ落ちた。]
ぅわ、わ、誰なんだぞ……?!
[慌てて拾い上げ、耳に当てる。]
(335) 2013/12/18(Wed) 18時半頃
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……! ……!
[端末の音が漏れぬよう、毛布を被り、短い通話を終えると、また毛布から顔を出す。]
………あぅぅ……
[汚れた毛布を中途半端に被ったまま、暫く、少し泣きそうな顔をしていた**]
(337) 2013/12/18(Wed) 18時半頃
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─ 自室 ─
[汚れたシーツをもぞもぞ丸め、ベッドの下に落とす。 毛布もいっしょに落とそうとしたが、端を強く噛みすぎてしまったせいで、小さくない穴が空いてしまっていた。それに当然、ベタベタだ。]
だめなんだぞ、これ……。
[穴に指を突っ込んで、眉を下げて呟いた。 ティーに連絡して、新しい毛布とシーツを用意してもらって、ちゃんと謝らなくてはいけない。 それともうひとつ、あんな通話の終わり方をしてしまった相手にも。]
うー……。
[けれど、叱られるかもしれないと思うと、端末を持ったままで手は止まっていた。]
(349) 2013/12/18(Wed) 20時半頃
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[暫し悩んで、漸く端末に指を滑らせる。 文字の変換は相変わらずよく分かっていないので、ボタンを押したままの一発変換、誤字にも気付かないままだが。]
(352) 2013/12/18(Wed) 21時頃
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[送信ボタンを押したあと、暫くじっと端末を見つめていたが、返事はまだやってこない。
あの程度では不合格だったのだろうか。 それとも、毛布を破ったことを怒っているのだろうか。 ちょっぴり湿った目隠しを首にかけたまま、耳はしょんぼり元気を無くす。]
………。
ぅ……。
[悪い考えにばかりなってしまって、泣き出しそうな皺が顔に寄った。]
(360) 2013/12/18(Wed) 22時頃
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………。
[端末を握りしめたまま、ぱたんと横倒れになった。 こうして、何もしないでいると、つい、また下肢に手が伸びそうになってしまう。 けれど……]
それはだめなことなんだぞ……。
[少しだけ下ろしかけた右手を、また戻す。]
(370) 2013/12/18(Wed) 23時頃
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[廊下の足音を拾った耳がぴくりと動く。
ティーが来てくれたのだろうかと思い、身を起こし、目隠しをする準備をしたのだが]
……あれ。
違ったんだぞ……。
[通り過ぎてしまったその音に、また、ぱたりと、シーツのないベッドに倒れる。
ちゃんと、我慢することを覚えなくてはいけない。 フーにも言われたし、ティーにも教わった。 それはとても苦手なことだけれど、ちゃんと身につけなくてはいけないことも分かっている。]
……ゥ〜……
[けれど、徐々に溜まるストレスに、しきりに寝返りを打っては低く唸る。]
(392) 2013/12/19(Thu) 00時頃
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がゥ〜……!
[ごろごろとベッドを転がり、それでもやはり落ち着かなくて、段ボールの中に飛び込んだ。 しばらく中でゴソゴソ暴れて、それから、また端末の画面を見つめる。]
きっと、仕事がいそがしいだけなんだぞ。
[口約束はするにはしたが、自分一人を構っていられるほど隙でないだろうことも、一応は理解している。 そうだ、あの時だって、ティーは忙しいと言っていた。なのに、構ってくれた。]
がまん、ちゃんとできるぞ……。
ごめんなさいだって、できるぞ……!
[それを、ちゃんと届けなくてはと]
(406) 2013/12/19(Thu) 00時半頃
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!?
[二通目を入力中にノックが響き>>403、驚いて、途中で送信ボタンを押してしまった。]
あ……
[どうしようかとオロオロしながら、段ボールから顔を出す。]
あ……チアキ、か? ……あいてるんだぞ……!
[ドアに向けてそう声をかけてから、目元が少し濡れていることを思い出し、ぐしぐしと慌てて毛布で拭った。]
(408) 2013/12/19(Thu) 00時半頃
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[部屋に入ってきたチアキを見つめ返す目は、猛獣には程遠い、か弱いものだったかもしれない。]
おう、だいじょうぶ、だぞ。
[顔を覗き込まれると、普段よりだいぶ小さな声量で告げてから、のそりと段ボールから這い出して、汚れた毛布を拾い上げ]
おれ、ティーに言われて、ガマンする練習してたんだけど……でも、毛布に、穴あけちゃったんだぞ……。
[牙を貫通させてしまい、引っ張ったせいで、広がってしまった毛布の穴を見せる。]
(414) 2013/12/19(Thu) 00時半頃
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それにおれ…… とちゅうで、ガマン、くるしくなって……
[助けを求めそうになってしまったと、握っていた端末を見せる。 電源は入っているが、画面は、今は暗くなっているだろうか。]
……うん。
ごめんなさいは、した、ぞ。 でもいっこは、途中なんだ……
[チアキの笑顔を見つめながら、ぽつぽつ返す。]
次か。 次、もっとガマンできるように、がんばればいいのか?
(422) 2013/12/19(Thu) 01時頃
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でもおれ、やっぱり、苦しくて……! なんか……何かが分からないけど……たんないんだぞ……!
[あんなにたくさん”世話”してもらって、そのあとは、とても気持ちいいのに。 なのにいつも、何か足りない。 足りないから、また世話をしてくれとねだる。]
うっ……、……
[溢れそうな涙を堪えていたところに、チアキの手が頭に触れれば、それは、ぼたぼた零れ出した。]
(423) 2013/12/19(Thu) 01時頃
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……。 たんない、分かんないけど……。
[>>431こくんと頷く。 何が足りないのかは分からない。]
楽しいし、気持ちいいのに。 ……わかんないんだぞ……。
……褒められたら、嬉しい は、わかる、ぞ
……ヒグッ……。
[大きな身体を縮み込ませて、チアキに身を寄せてゆく。 しゃくり上げ、涙を手の甲で拭いながら、甘えるように尾をチアキへと伸ばした。]
(442) 2013/12/19(Thu) 01時半頃
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うん……でも、わかんないんだぞ……。
[今までだって考えた。 でも何度考えても分からなくて、結局、同じ言葉を繰り返すのみ。]
チアキ……ぃ。
[覆い潰してしまわないよう、少しだけ慎重に、太い両腕をチアキの背に回す。 尻尾が絡むと、くすぐったくて、でもあったかくて、少しだけストレスから解消されるような気がした。]
チアキ、いっこ、おねがいしてもいいか?
[ぎゅっと、チアキの服を掴み、鼻先を寄せ]
きょうの夜、チアキ、おれの部屋におとまりしてほしいんだぞ……。
[忙しいのか、怒っているのかは分からないが、端末に未だ反応はない。 きっと、今日は来てくれそうにない。 そう思うと、たまらなく寂しくて、どうしても誰かに傍にいて欲しくて、手に少し力が籠もった。]
(454) 2013/12/19(Thu) 02時頃
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