11 獄の、聖痕者
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墓
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全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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夜風に乗って、遠くから声がとどきます。昨夜は幽かに。今夜は響き。きっと明日は……
(0) 2010/05/24(Mon) 20時頃
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[獄の番人である、女。 その手には鎌を持ち、まるで死神の様な姿。
無表情で冷静な番人である。 ある一つの事実を手に入れる迄は。]
(@0) 2010/05/24(Mon) 20時頃
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聖痕(Stigma)を持つ者が、居る、ですって……?
[僅かに眸を見開いては、やがてその双眸を伏せた]
……困った、わね。 このことは内密に。特に獄の民に知られてはいけない。
[聖痕者。 その痕を持つ者は、理想郷(Eden)に行けると謂う。 聖痕を持つ者を殺めれば その身体から聖痕を奪い去ることが出来る。]
(@1) 2010/05/24(Mon) 20時頃
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―――…。
[暫しの沈黙。 聖痕に関してこれ以上口にするのも憚られた。]
(@2) 2010/05/24(Mon) 20時頃
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[少しの高台からは獄の凄惨な世界が見渡せる。 拷問を受ける者、呻き這いずる者、そして快楽に溺れる者。]
貴方達。 確り罪を償いなさい。
尤も赦される事など無い地獄の民は――― その儘、永劫に苦しみ続けるがいい。
(@3) 2010/05/24(Mon) 20時頃
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[ゆら、と鎌を揺らして。 番人は思案しながら歩き出す。
―――聖痕を持つ者を如何してやろうか、と。
その噂が飛び火して瞬く間に広まり、 やがて殺し合う様になるであろう近い未来を、
女番人は、未だ、知り得なかった*]
(@4) 2010/05/24(Mon) 20時半頃
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墓守 ヨーランダがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(墓守 ヨーランダは村を出ました)
この獄の住人である貴方は、最初に選ぶことが出来る。
貴方は、罪を背負い罰を受け続ける罪人を選ぶか?
或いは、その罪を見守りながらも、矢張り獄に囚われた番人を選ぶか?
(#0) 2010/05/24(Mon) 20時半頃
そうして貴方は獄の住民になるだろう。
苦しみ、悶え、そして快楽に身を委ねるのだ。
―― ようこそ!地獄へ! ――
(#1) 2010/05/24(Mon) 20時半頃
貴方が聖痕(Stigma)を持つ者の存在を知るのは
もう少し先の、未来―――。
(#2) 2010/05/24(Mon) 20時半頃
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神様なんていない。
[裸足で小石を蹴る]
神様なんていない。
[転がって血の池に落ちる小石]
神様なんて……
[池に波紋を描いた]
(1) 2010/05/25(Tue) 00時頃
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[静かに背後に近づく影にも気づかずに、波紋を眺めていた]
……。
[不意に、]
―――ッ…!?
[背後から、池に向かって突き飛ばされた]
(2) 2010/05/25(Tue) 00時頃
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[噎せ返る様な血の匂いと灼熱が身体を侵す]
ぅ、くッ、げほっ
[器官に入った血の水に咳き込みながら見上げれば 突き飛ばした番人がせせら笑う。
「ぼぅとしている暇があれば罰を受けろ」
そう言って笑う、笑うのだ。]
く…――
[番人が去り行く姿を見る事も侭ならず、 池の淵に向かってもがく。 熱い、焼けて、しまう――血の灼熱池が女を蝕む]
(3) 2010/05/25(Tue) 00時半頃
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[やがて池の淵に辿り着いたなら、必死で這い上がり 苦しげに何度か咳き込み、荒い呼吸。]
は、… クソが……。
[届きもしない――届かないから言える――悪態を零して]
神様なんて、いない……。
[項垂れた女の頬に、髪がぴたりと*張りついた*]
(4) 2010/05/25(Tue) 00時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/05/25(Tue) 00時半頃
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――神社――
ふふっ――。
[狂気に満ちた声が夜の闇を震わす]
(5) 2010/05/25(Tue) 01時頃
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し、ねっ――
死ぬが、いい――…
[暗い境内の裏手にある森の中。 白装束に身を纏い、長い髪を散らした女が佇む。
遥か昔からこの森を見続けてきた見事な樹の幹には、 古めかしい鏡が打ち据えられていて]
(6) 2010/05/25(Tue) 01時頃
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私の無念、知るがいい――…。 私の怨み知るがいい――…。
[血臭が漂っている。 女の足元には、嘗てペットとして可愛がっていた 首を裂かれ血にまみれた犬の骸が転がっている]
(7) 2010/05/25(Tue) 01時頃
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外法を用いた事で――。
わが身が、地獄に落ちたとしても。
お前も道連れにしてやる。
[口元が歪む]
(8) 2010/05/25(Tue) 01時頃
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ふふっ、あははっ
してやる、から――…。
[女は、犬の首を裂いた鉈を自らの首に押し当てる。 血の飛沫が噴出し、目の前の鏡と樹を穢す。
女の魂は――
救われぬ世界へと、地獄へと堕ちた**]
(9) 2010/05/25(Tue) 01時頃
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ガアン!! ガァン! ガアァアン…!!
―地獄最下層―
[門番に因って、何度も頭を岩に叩き付けられる。とろりととろけ出す脳はすぐに塞がり、またしてもどろりと自己主張を始める]
…がっ。ぐあ…ぐ。ッ。 助け…
止め――もう、助け…
[はあはあ、と大きく肩で息をしながら。 ぬらつく血を自らの手に映して何度も何度も絶望を味わう。 数えるのも、億劫な位だ]
――お願い…止めて… …こん、な。こんな苦しみが待ってるなら…あの時――
[自殺なんてしなければ良かった。 その言葉はなんとか呑み込んで、再び門番に媚を売って、苦しみから逃れようとするのだった**]
(10) 2010/05/25(Tue) 01時半頃
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[深紅の池の淵で荒い呼吸を繰り返す女の元へ、ひたひたと近づく足音があった。揺らぐ足取りは、何処か踊るよう]
――――――……嗚呼、可愛そうに。
[囁きながら、彼女の側に膝をつく。頬に張り付いた髪を掬うように細い指を伸ばした]
慰めてあげようか?
[そして浮かべたのは、乾いた天使の微笑**]
(11) 2010/05/25(Tue) 02時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/05/25(Tue) 02時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/05/25(Tue) 02時頃
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[かわいそう、に。 と。 伸ばされる指先に気づけば、光の無い瞳で女性を見上げる]
同情なんて要りません。
[するり、と、彼女の指が自身の髪を掬うだろう]
ですが、此の苦行をひと時でも忘れさせて呉れるのなら、
[瞳の菫が揺れる]
―――…喜んで。
(12) 2010/05/25(Tue) 21時半頃
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くすくすくす。
[光のない瞳と視線が混ざった。可笑しそうに、唄うように、笑う]
――――……可愛い子。
[頬に触れていた指先は、伝うように彼女の襟元へ伸びる。そっとその首筋へ唇を寄せて、甘く囁いた]
ねえ、どうして欲しい?
[返事を聞くか聞かぬかの内に、押し倒すように体重を預ける。揺れる菫色を覗き込むように見つめて目を細めた]
(13) 2010/05/25(Tue) 22時頃
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[女性の笑い声は甘い囁きのように感じられた。 可愛い、と賞されることは女にとってどのような意味を持つのか。 血の池の淵で、交わされる甘美な言葉たち]
背徳的、に、して、下さい。
[彼女の問いには曖昧に呟いた。 だけどそれこそが望みだと云う様に。 ゆっくりと彼女の重みを受け入れ、ざらざらの地面に背中をつく]
……気持ちよく、なりたいん、です。
[そっと指先を、女性の頬に触れさせ、誘う様に緩くなぞる]
(14) 2010/05/25(Tue) 22時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/05/25(Tue) 22時半頃
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―地獄中層―
[ふいの隙を付いて、門番や頭の潰れた四つん這いの悪行の限りを尽くした姿達から逃れる]
…はっ…。は――
[走る脚に痛みが刺さる]
…っ今更だ!
[肉が殺げて、骨が赤色と共に覗くが、すぐに再生される。痛みも、何度も何度も突き刺さる]
あの時は――
[自らの死を選んだ時は]
今の苦しみから逃れたいと思っただけなのに…ッ!!!
[そうして、辿り着く先に見えたのはケイトとソフィア。 何をしているのかと見やる前に、番人に頸を絞められる]
(15) 2010/05/25(Tue) 23時頃
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それが貴女の望みなら。
[全てを受け入れるかのような響きを持つ声色は、荒廃した地獄にはおよそ不釣り合い。 其れは口先だけのまやかしか、それとも]
ふふ。
[頬を触れる指先に目を伏せて、先ずはその先端へ触れるだけの口付けを。次に指を口へと含み、じっとりと舐め取る。赤い、血の池の味がした]
可愛い、けれど、……いけない子。
[責めるような言葉の刹那、彼女の腕を掴み地面へと押しつけた。空いた手で強引に彼女の服の上半身を脱がしにかかる。スカートの上から股を割るように、片膝を深く滑り込ませて]
良い眺めよ、とても。貴女のお名前は、なあに?
[ささやかな問いかけの後、露わになった肌へ舌を這わせていく。逃がさぬようにと、片手は彼女の指先に絡めたまま]
(16) 2010/05/25(Tue) 23時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/05/25(Tue) 23時頃
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[聖母の生まれ変わりなのではないかと思う程に、 優しい声色が聞こえる]
……神様なんていない。
[だから女にとっては背徳も何も、無いのだ。 増してや獄に居る身。徳とは一体何だろうか?]
っ、
[彼女が己の指を舐め、含む所作にぞくりとする。艶かしい聖母が責め立てる言葉を吐く、其れは女にとっては甘美に他ならない。 上半身を脱がされるならば抵抗などせず――強いて云えば此処では、また番人が訪れるのではないかと云う危惧だけを抱いて周囲に視線を遣りながら]
……ケイト。 ケイト・ハルモニアです。
―――あなた、は?
[絡め合った二人の指は、血の池を背景にすれば、尚更に罪作りな存在に、思えた。]
(17) 2010/05/25(Tue) 23時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/05/25(Tue) 23時半頃
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そう。なら、貴女は何を信じているの? ―――――…それとも、もう何も信じない?
[神様なんていないという女へと、紡ぐ言葉は穏やかなもの。 けれど何処か心の深淵を抉るように、冷たい色が瞳の奥へと混じる]
くすくすくす。 もう駄目よ、逃がさない。
[周囲へ視線をやる彼女の危惧を察した上で、その視界を遮るように顔を傾け、にっこりと微笑んだ]
私の名前が知りたいなら、鳴いてごらん。 上手に鳴けたら、教えてあげる。
[彼女の身体を侵食するようになぞる舌は、やがて膨らみの上へと辿り着く。弄ぶように、或いは愛しむように、その先端を舌先で転がして甘く噛んだ。 遠くから、荒々しい声と足音が聞こえてくる。それは青年と番人の鬼ごっこ。ケイトの懸念が現実のものとなろうとしていることに気づいて尚、絡めた手を離そうとはしない。するすると反対の手は、彼女の足から太股を伝って、秘部へと伸びようとしていた]
(18) 2010/05/25(Tue) 23時半頃
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――地獄――
[気がつけば、其処は暗い世界だった。 蒸気を吹き上げる真っ赤な朱に染まる池や川が、
暗紅色の地肌に棘を剥き出した山々に囲まれた場所]
ここは――、何処。
[意識がさらに覚醒してくれば。
灼熱の血の池に落ち絶叫を上げる人々の群れ。 怨嗟の声を上げる者。 身を削られ、食まれ、阿鼻叫喚の光景が瞳に飛び込む]
(19) 2010/05/25(Tue) 23時半頃
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地獄――、なのか。
[何かを確かめるように手の平を見れば。 地に染み込んだ誰かの流したどす黒く変色した血が 掌を朱に染めている]
私の怨みは届いたの、か。 憎いアイツに。
私の全てを奪ったアイツに。
[地獄に堕ちても、怨みが届けばいい――]
(20) 2010/05/25(Tue) 23時半頃
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神に見放された今、私はもう何も……信じません。
[神を裏切ったのは自分だ。否、神ではなく、宗教を、かもしれない。兎角、定められたことを破り、そしてある理由で此処に堕ちた。もう信じられるものなど、見つからない。]
あなたも、罰せられるかもしれませんよ?
[微笑む彼女にひとつ瞬いて。そう、彼女の行動や表情は一寸不可解と言っても間違いでない。決まって獄の住人は、番人に怯え、目立たぬ様な行動を取るものだと思っていた]
……ッ、ん―― は、ぁ
[舌が敏感な箇所に触れれば、幽かに甘い声を上げる。拒絶の其れではなく、快楽に震える女の其れ。噛まれると一寸高い声を上げそうになり、喉まで出かけて引っ込めた。女性の名を知る点で言えば遠回りをしたかもしれない。]
嗚呼、……そこ。 触って、ほし、ぃ、です……
(21) 2010/05/25(Tue) 23時半頃
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ふふ、っ――
[地獄に堕ちたのなら あの男に向けた怨みも叶うとの思いに、
顔は狂気に歪み、大声で笑おうとした刹那――]
――――……ッぅ
[背に感じる骨まで焼き尽くすような灼熱]
ぐっ、アッ――…。
[背の皮が爛れるように裂け、そこから流れ出す血]
(22) 2010/05/25(Tue) 23時半頃
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[その痛みに地に臥し、悶え苦しむ女の耳に――
お前の怨みなんて届いて居ないとの 罰を、今女に与えた獄卒の嘲りの声が響く]
う、嘘――だッ
[だって、地獄に堕ちてもあの男を呪えると信じたから。 自らの命を絶ったのに。
それが否定される、なんて]
(23) 2010/05/26(Wed) 00時頃
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うあぁぁっ――……っ
[獄卒の嬲るような声が、女の魂を揺さぶる。
苦しい、苦しい――。
自分だけが地獄に堕ちて。 あの男が、今も平気な顔をしているなんて 魂が張り裂けそうに、痛い]
(24) 2010/05/26(Wed) 00時頃
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|
[泣いて、叫んで、喉が渇いた。 流れる川の水ともつかぬものを両の手に取り咀嚼する。 鉄のような、鉛のような未知なる味がするが喉が潤えば、と何口か飲めば]
があぁっツ。
[喉の奥から、焼けるような痛みが広がって来る。 見れば手も爛れて居て、これは酸だったのかと。 獄の番人も鞭を振るって追い打ちを掛けて来て]
や。 …止めて… お願い――
…な――なんでも言う事、聞くか、ら。 だから、お願い。
[そう言って、その場に頭を抱え込み鞭と体内からの両の痛みに耐えて居る**]
(25) 2010/05/26(Wed) 00時頃
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なら、――――…信じさせてあげようか。
[「何を」とは言わず。声はしっとりと、誘惑するように]
構わない。業火がこの身を焼こうとも、 無数の刃で貫かれて血の悲鳴を上げることになろうとも。 本当の意味では、誰も私を罰することなどできない。
なぜなら、
[その先は告げられることなく、次いで響いたのは彼女の甘い声]
何処……? ふふ。そこじゃあ、分からないわ。
[強請るような言葉へ、じらす様な返事をかえす。態と指先はゆっくりゆっくりと下着の中へと滑り込み、彼女の中心へ近づいて行く]
ここ、…それとも、―――…此処かしら?
[漸く辿り着いた指は、くちゅと水音をたてた。その動きは最初は物足りないほどに優しく、けれどやがては、 駆り立てられるように激しく―――]
(26) 2010/05/26(Wed) 00時頃
|
|
私が信じるべき物など、存在するのですか?
[彼女の言葉の真意が見えずに問い掛ける。 続く言葉も、真意の部分が分からない。 言及するように瞳だけで問うた。]
……ん、
[卑猥な言葉を口にする趣味は無いから、敢えて黙して彼女の焦らす様な指先にも、時折切なげな声だけを漏らした。]
ふ、ぁッ…!
[優しい愛撫に身を捩る。 もっと欲しい、もっと水音が立つくらい、沢山シて欲しいと。 そんな欲望を表す様に、甘ったるい声で囁く]
そう、其処が、好い、……だから、 もっと、――
[呼応するように激しくなる指先に、身体を震わせた。行為は久しかったから、直ぐに達してしまいそうになるのを堪え、彼女の背に手を回す。]
(27) 2010/05/26(Wed) 00時半頃
|
|
―地獄―
ここは……どこ……?
[ゆうくりと瞳を開ける。 眼前に広がるのは、虚無と死が支配する世界]
あたしは――…マリー。 あたしの名前はローズマリー。
[徐々に覚醒する記憶。 生前の罪深き業が女の脳裏に、ありありと浮かびあがり、そして消える]
(28) 2010/05/26(Wed) 02時頃
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ぎゃぁあ――ッ。
[番人に背の肉を骨を抉られ。
お前は無駄に死んだと 耳に吹き込まれる。
近くの血の池を番人が指差せば――。
その灼熱の水面に。 今も元気に生きて街を歩く憎い男の姿が映し出され]
いやだ、そんな――っ。 私だけが地獄に堕ちただなんて――。
[首を振り、それを否定しようとする]
(29) 2010/05/26(Wed) 02時頃
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|
ふふ……
ふふふ……。
[浮かぶのは笑み。 こんな場所へ堕ちたとしても、胸に抱く想いには変わりなくて。
それがおかしくて、女は笑う。幽鬼のように]
(30) 2010/05/26(Wed) 02時頃
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|
[ぴくり。 笑みが止まる。
叫ぶ女の声が聞こえて]
嗚呼…、父さま許して――っ!
お願いです。殴らないで、叩かないで……っ。
[フラッシュバック]
(31) 2010/05/26(Wed) 02時頃
|
|
いや。イヤ。嫌、厭――!
[叫ぶ声が記憶へと重なる。
そう、あの夜。 父さまから殴られて。
そして――鮮血の涙を流した吾が悲鳴]
(32) 2010/05/26(Wed) 02時頃
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|
ああああああああ―――っ!
[あの時と同じ鮮血が、お前の罪だと言わんばかりに零れ落ちる]
(33) 2010/05/26(Wed) 02時頃
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|
[一頻りの仕置きが終われば、番人は去って行く。 くたり、身を地に横たえ荒い息をつく。
う、うっ……。
[鞭打たれ爛れるように裂けた傷は、元に戻るも。 火傷のような痛みは癒えずに 苦悶の表情を浮かべていれば――]
悲鳴……。
[いや。イヤと叫ぶ、女性の悲鳴が耳に届いて]
(34) 2010/05/26(Wed) 02時頃
|
|
[体中をぐっしょりと濡らし染めて行く、赤。赫。アカ、あか――]
嗚呼。 あたしの罪は、消えないのね……。
これがあなたの望みですか、父さま――。
[呟き、ふらりと。 血だまりの中へと、倒れこんで、行った]
(35) 2010/05/26(Wed) 02時半頃
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|
[意識を失う瞬間、遠くに聞こえる赤子の泣き声]
嗚呼……。 ごめん、ね。
あなたを穢れた子にしてしまった、悪いママで……ごめん、ね。
(36) 2010/05/26(Wed) 02時半頃
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|
[泣き叫ぶような悲鳴声が聞こえれば。 背の痛みに耐えながら立ち上がり ふらり、ふらーりと近づけば
血だまりの中に倒れこむローズマリーの姿が瞳に映る]
あっ――…。
[その頬を濡らす鮮血の涙が痛々しく。
何かの犯罪を犯した者には見えず 不慮で此処に堕ちたのかと、近寄れば>>36が聞こえ]
ママって……。 子供と離れ離れになったの、か。
大丈夫、か?
(37) 2010/05/26(Wed) 02時半頃
|
|
[うっすらと瞳を開ける。 覗きこむ優しげな瞳に、微かに笑みを浮かべて]
しんだの……。 うまれるまえに。
あたしのおなかのなかで、
ころしたの……。
(38) 2010/05/26(Wed) 02時半頃
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|
[―――やがて、女性の指だけで達する己が、居るだろう。]
は、ぁッ……!
[びくん、と身体を反らせ、力を抜いた。 凸凹の地面は背中に心地よいとは謂えないけれど、 束の間の享楽を全身で感じる。]
……。
[菫の瞳が揺れては、そっと衣服を正しながら、 女性に*問い掛ける*]
教えてくれますか…――貴女の、名前。
(39) 2010/05/26(Wed) 02時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/05/26(Wed) 02時半頃
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[意識を失いかけつつある彼女が うっすらと瞳を開け、笑みを浮かべるのに。
安心させるようにその手を握り]
――…。
[おなかの中で子供を殺したの言葉。 その告白に胸が締め付けられる]
苦しんだ、のね――…
[その頬を流れる血の雫を指で拭ってあげ]
でも、いいの。 それ以上言わないで――…
辛かったでしょ。
[優しく髪を撫でてあげた**]
(40) 2010/05/26(Wed) 03時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/05/26(Wed) 03時頃
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[頬をゆうくりと撫でる指が優しくて、 枯れ切った心に、優しい雨となって降り注ぐ]
ありが、とう……。
[掠れた声で笑って。 撫でる手の温もりに、くたりと身を*任せた*]
(41) 2010/05/26(Wed) 03時頃
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―私が信じるべき物など、存在するのですか?―
[その彼女の問いかけに、薄らと微笑んだ。 ―――まるで天使の微笑み。 けれど地獄で微笑む者がいるとするならば、その存在は悪魔と呼ばれるに違いないと。彼女は気づくだろうか]
あらあら。
……いやらしい。
[身を捩る姿に、もっと、と求める声に、煽るように囁きながらも指先は彼女の中を深く探り続ける。 伝わって来る彼女の熱と達するのを堪えようとする仕草に、繋いだ手は愛しげに力が込められた]
(42) 2010/05/26(Wed) 05時半頃
|
|
うふふ。上手。……よくできました。
[やがて、身を震わせて達したケイト。名残惜しそうに指先はもう一度だけねとりと彼女の中を蹂躙し、糸を引きながら抜き出される]
ケイトがこうしたのよ。見て?
[見せつけるように濡れた指先を彼女の眼前にちらつかせ、ぺろりと舐め取った。 漸く解放だと言わんばかりに、絡めていた手は解かれる。預けていた体重を戻し、衣服を整える彼女の傍らでその姿を見守っていたが。発せられた問いに大きく一度瞬いて、くすりと笑った]
………………、んっ。
[ふいに片手は彼女の頬へと伸びて、もう片方の手は彼女の背に回される。まだ半ば衣服の乱れたままのその姿を強引に抱き寄せれば、腕の中からぬくもりが伝わって来た。間近でじっと一度菫色を覗き込んで、口付けを]
ソフィア。
[離された唇は彼女の耳元へ向かい、囁く]
(43) 2010/05/26(Wed) 05時半頃
|
|
何も信じられないなら。それでも何かを信じたいなら。 私を、信じなさい。
決して貴女を裏切ったり、しないから。
[くすくすと楽しげに、その似非天使は地獄においてはおよそ信用できないような言葉を平気で吐いた**]
(44) 2010/05/26(Wed) 05時半頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/05/26(Wed) 05時半頃
|
火曜日。
くもり。 鬱々とした空が私の頭を押し付ける。 空気は肌に張り付きそうな程に温い。
湿気を多く含んでいるせいか、髪が上手く纏まらない。 こんな日も、仕事は待ってくれない。
一日、家で寝ていたいのに。 面倒臭い。
でも、行かなくちゃ。 背に腹は代えられないから。
(45) 2010/05/26(Wed) 06時頃
|
|
水曜日。
くもりのち、晴れ。 仕入れ値が、上がった。 此処最近の天候のせいか、これも仕方無い。
笑顔を振りまいた。 こうすれば、誰も気分が悪くならないから。
でも、怒られた。 帳簿に記入した数字が間違って居たらしい。
それを書いたのは私じゃないのに。 どうして私が怒られなくちゃいけないんだろう。
死ねばいいのに。
(46) 2010/05/26(Wed) 06時頃
|
|
木曜日。
くもりのち、雨。 本当に、燦燦と輝く太陽が愛おしい。 気分まで滅入ってしまうから。
どうしてこんなに天候が悪い日が続くんだろう。 考えてみて、一つだけ思い浮かんだ。
リタの仕事が適当過ぎるからじゃないかという結論。 自分でも馬鹿げていると思った。
だけど、リタのせいだと思えばすうっとする不思議。 そこはあながち間違いじゃないかもしれない。
リタ、辞めないかなぁ。 あいつが居ると、仕事が上手く進まない。
あ。 でも、辞めちゃうとすぅっと出来ない、か。
(47) 2010/05/26(Wed) 06時頃
|
|
金曜日。
晴れ。久しぶりの快晴。 晴れて欲しかったけど、実際晴れると嫌だ。 朝起きて、外に出て、照らされると 苛々、苛々、苛々、してしょうがない。
もう少し控え目に輝けないのかな。 何事にも節度は大事だと思う。
節度と言えば。 今日の仕事は順調だった。 けれど、先輩はやっぱり大嫌いだ。 節度、というものが無い。
何もお客さんの前で怒鳴らなくても良いのに。 それに、一度言えば解るんだから。
怒るしか能の無い、人種。 価値が無い。 消えてしまえばいい。
(48) 2010/05/26(Wed) 06時頃
|
|
土曜日。 晴れ。
家でごろごろしてた。夜御飯が不味かった。 御飯くらい上手に作れないのかな、お母さん。
日曜日。
雨。 外に出る気なんてする訳無い。 記すまでも無く、家でごろごろしてた。 お父さんに説教された。長い。 動きが野暮ったいし、身だしなみは下の下だし。
お母さん、あんな人の何処がいいんだろう。
(49) 2010/05/26(Wed) 06時半頃
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月曜日。
晴れ。 仕事を、辞めさせられた。 理由を聞いたけれど、意味が解らない。
要約すれば、無能だからという事? 無能は私じゃない。
先輩や、リタだ。 思う事は色々とあったけど、何も言わなかった。 どうせ言った所で、理解なんてされない。
私の考えは、誰にも解らない。 だって、どいつもこいつも無能だったんだから。
馬鹿は、馬鹿だけで集まって生きれば良い。 死ね。
(50) 2010/05/26(Wed) 06時半頃
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火曜日。
晴れ。 仕事を辞めたから、家に居るのに。 お父さんが、ぐだぐだと五月蝿かった。
朝早く起こされて、眠い中で説教。 お父さんが仕事に行くまで、延々と。
お母さんはずうっと黙り込んでいた。 なんで止めてくれないんだろう。
私がこんなに嫌な顔をしているのに。 なんで、止めてくれないんだよ。
二人とも、意味が解らない。 本当に、ご苦労様。
邪魔臭い。
(51) 2010/05/26(Wed) 06時半頃
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水曜日。
晴れ。 家。 枝毛発見。ちょっと、鬱。
木曜日。
晴れ。 何時まで続くんだ、この天気。 雨降れよ、雨。 明るいって、腹が立つ。 うちの裏の公園で、子供が騒いでた。
五月蝿くて、苛々する。
(52) 2010/05/26(Wed) 06時半頃
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金曜日。
晴れ。家。 私には文才があるかもしれない。 日記を見返して、そう思った。 この方向で頑張ってみようかな。
土曜日。
晴れのち、くもり。 子供の声が五月蝿い。 親のしつけが悪いんだろう。 馬鹿親の子は馬鹿子。 あんまり頭に来たから、窓からお皿を投げた。
投げてすぐ閉めたから、詳しい事は解らない。 でも、物凄い泣き声が聴こえた。
ちょっと、笑った。
(53) 2010/05/26(Wed) 06時半頃
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日曜日。
雨。 こんな日は子供の声も聴こえない。 静かで良い一日になりそう。 雨の音を聴いていると心が落ち着く。 編み物を始めた。とても順調。 こっちの方向にも才能があるかもしれない。 嬉しい。楽しい。結構、幸せ。
月曜日。
死ね死ね死ね死ね死ね。 将来生活結婚出産。 馬鹿の一つ覚えみたいに繰り返すな。 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね。
(54) 2010/05/26(Wed) 06時半頃
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火曜日。
晴れ。 今日も、子供が五月蝿かった。 腹が立ったから、注意をしに行った。 そうしたら物凄い勢いで泣き出した。
泣き止まそうとしたのに、全然泣き止まなかった。 だから仕方なく、手で口を押さえたら噛まれた。 反射的に子供を払ったら、ベンチに頭をぶつけてた。
頭を押さえてうずくまってたけど。 私は一切悪くないから、そのままにして家に帰った。
罰が当ったんだろう。 これで少しは静かにしてくれると思う。
(55) 2010/05/26(Wed) 07時頃
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水曜日。
晴れ。 今日は、違う子供だった。 ぎゃあぎゃあ、ぎゃあぎゃあ、五月蝿かった。 生意気そうな男の子だ。 昨日の出来事を教訓に、蹴った。 何か言うより、一番効果的。
でも、たいして痛くなかったみたいで 逆に髪の毛を引っ張られた。 凄く、痛くて、叫んだら離してくれた。 頭に来たから思い切り押して、転ばせた。 そのまま顔を何度か蹴ったら大泣きした。
すうっとした。 次は、抵抗されても危なくないようにしなきゃ。
(56) 2010/05/26(Wed) 07時頃
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木曜日。
大変な事になった。 どうしよう。 私は悪くないのに。
どうしよう。
(57) 2010/05/26(Wed) 07時頃
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金曜日。
子供は死んだ、らしい。 木の棒で、ちょっと頭を叩いただけなのに。 なんでそんな程度で死ぬんだろう。
可笑しい。 実は他の理由で死んだんじゃないかと思う。 きっと、そうだ。 あんな馬鹿な子供だから、親も馬鹿だ。 親が何か、したんじゃないかと思う。
本当に、世の中どうかしてる。
(58) 2010/05/26(Wed) 07時頃
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土曜日。
警察が来た。 色々と聴かれたけれど、解らない。 此処最近、子供が五月蝿かった事を伝えただけ。
ありがとうございました、と帰っていった。 お勤め、ご苦労様。
そして、今日も違う子供が五月蝿かった。 公園、要らなくない?
何処から沸いて出るのかというくらいに、 五月蝿い子供は居なくならない。 本当に、死ねよ、もう。
(59) 2010/05/26(Wed) 07時頃
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日曜日。
[子供に刃物が幾つも突き立てられた絵が描かれている]
(60) 2010/05/26(Wed) 07時半頃
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月曜日。
編み物、楽しい。 時々上手く行かなくて腹が立つけど。 ずうっとこの時間だけがあれば良いかもしれない。 手袋、可愛い。 明日は此れをつけて、お出かけしよう。
(61) 2010/05/26(Wed) 07時半頃
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火曜日。
痛い。 お父さんに殴られた。 棒を持って外に出ようとしただけなのに。 手が震える。文字が上手くかけない。
私は全然悪くない。 五月蝿い子供達が悪いのに。
お母さんにまで説教された。 しかも泣いてるから、長くて、邪魔臭かった。 なんとかならないかなぁ。
明日はお気に入りの続刊の発売日♪
(62) 2010/05/26(Wed) 07時半頃
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水曜日。
結局、押入れにした。 あちこちの汚れを消さなきゃいけない。
今日は疲れた。 これから、どうしよう。
お父さんが居ない分には問題ない。 だけど、お母さんが居ないと御飯が…。
右手が上手く動かないから、料理は億劫。 点滴とか、憧れる。
楽だろうなあ。
(63) 2010/05/26(Wed) 07時半頃
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木曜日。
押入れから、一々、血が漏れる。 とりあえず布団を手前にして防いでおいた。 どれくらい持つのかな。
続刊は、期待はずれだった。 これなら私の方が面白い話が描ける。
私だったら――
[以降、つらつらと妄想世界のifが綴られている]
(64) 2010/05/26(Wed) 07時半頃
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金曜日。
相変わらず、五月蝿い。 でも今日は我慢する。
明日も五月蝿かったら、もう許さない。 恨むなら、馬鹿な親を恨むといい。
(65) 2010/05/26(Wed) 07時半頃
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どようび
うるさい ゆるさない
しんでもしらない ばかばっかりだ
(66) 2010/05/26(Wed) 07時半頃
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―――面倒臭い。
[最後の頁には何か綴られてはいるものの 歪な文字と絵が入り乱れ、解読出来ない。 最後の、一言を除いて。
記述の一時間後、女は自らの命を絶った。]
(67) 2010/05/26(Wed) 08時頃
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[ソフィアと、ケイトの"行為"を門番に見せ付けられる]
なんで――こんな、こ、とッ。
[目を閉じて顔を背けようとするが、がっしりと頭を固定させられ身動きが取れない。 享楽に身を殉ずる彼女達。 ロビンはまだ、そのような行為をした事が無かったから興味半分、痛みから逃れる手段と云うものが半分。 ――そう、彼女達の行いを見て居れば門番はロビンに危害を加える事をしなかった]
離し、て…離し――
[うつ伏せで馬乗りになられながらの、無駄とも思える必死の抵抗も空しく、一度腰骨を折られその場に触れ伏す]
ぎゃあぁあああ!!
[何度目かの悲鳴。何度目かの、懇願]
助けて、助けて、助けて。お願い――なんでもするって――…
[言ったでしょう――…と口にする前に再び門番に酸か何かを入れられてもんどり打った**]
(68) 2010/05/26(Wed) 10時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/05/27(Thu) 00時半頃
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[>>41 身を任せるローズマリーを労わりながら。 番人に見つからないように、周囲に気を配る]
私はピッパ――。
地獄には、堕ちたばかりで。 あまり詳しくは無いが……。
番人は此処に堕ちた人へ酷い事をする、から……
貴女も、気をつけて。
[先程まで、番人に背に茨を打たれ。 心を嘲笑し苛む言葉を思い出し。
その表情を歪め語る]
(69) 2010/05/27(Thu) 00時半頃
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[獄の門番が何かに気を取られている内に、またしても逃げ出して。 なんとか彼等の目の届かない場所へと移動する。 血で、手も。 脚も。 ぬるぬるしている。 そして――激痛]
はあ、はぁ…はぁ。は…
生まれて来なければ良かったのに。 生まれて来なければ良かったのに。
そうしたら、自殺なんてしなくて済んだのに。 そうしたら、こんな目に遭う事も無かったのに…!
畜生…ッ!!
[そう言って、ごつごつした岩を殴ってみるとひそひそとした女性の会話が聞こえ、そちらに意識を向ける。 門番では無いと判ればゆっくりと近付いてゆく]
(70) 2010/05/27(Thu) 00時半頃
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執事見習い ロビンは、血濡れのピッパとローズマリーが見えた。
2010/05/27(Thu) 00時半頃
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[誰かが、近づく気配に。 顔が強張る]
――…。 [ただ、番人なら――。 忍ぶようにゆっくりと近寄らずに。 獲物を甚振る嘲笑の毒を吐きながら寄るか、と思い]
誰――…。
[此処に堕とされた、住人か否か。 警戒するような響きで誰何して]
(71) 2010/05/27(Thu) 00時半頃
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[「誰」と云う声に一瞬凍り付いた。 その場で脚が竦んで動けない。 逃げなくてはいけないのに――恐怖がそれを許してくれない]
…え。
[そしてふと、気付いた。 声は女性のもので、怯えたような、警戒するような響きが混じっている。 ふたりの顔を見れば門番とは程遠い存在に。 救われて――]
……僕、は門番じゃないです…
[そんな間抜けな返事をした。 見れば判るだろう。 襤褸の服を着て、血だらけで、傷だらけ]
あの…ここ、は――地獄…?
[まだ知り得ない情報を、ピッパに求める]
(72) 2010/05/27(Thu) 01時頃
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[血だらけの襤褸を纏った 内気そうで弱弱しい男が其処にいて。
でも、男と言うだけで。 男に裏切られた苦々しい思いが沸き立ち。 警戒に憎しみを潜ませた瞳を向ける]
そう――… 門卒では無い、の……。
(73) 2010/05/27(Thu) 01時頃
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[此処は地獄か、と問う声に]
私はね――… 地獄に堕ちる事を望んで死んだの、よ。
[地獄に堕ちる事だけ成就し、 相手への呪詛は届かなかった事に。 自虐的な響きをのせて]
そして、まさに此処は――
話に聞いていた……通りの、地獄じゃない。
(74) 2010/05/27(Thu) 01時頃
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[門番では無い、と言っても警戒を解いてくれないピッパ]
…すみません…! 僕がこんなところに来たばっかりに――…!!
貴女に不快な思い、を…
[憎しみさえ滲ませるような痛い瞳が突き刺さる]
は、い… 僕は違います。
あの! 貴女は、ここから出られる方法、ご存知ですか…!?
[この時だけは、内気と云うより必死に訴え掛けるような態だっただろう。 そして地獄だと聞けば、絶望でその場に座り込み。 自ら地獄に堕ちる事を望んだと言ったピッパに驚きの表情を見せた。 ピッパに自分の名前を名乗ったり、聞いたりしなかったのは、こんな場所では無意味だと思ったからで――**]
(75) 2010/05/27(Thu) 01時頃
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>>69 [ピッパと、唇が名前を紡ぐ]
酷い、こと――?
[ゆるり、首を傾げると、ああ…と言葉を発し、 歪めて語るその目元に触れて]
あなたはここじゃなくて、
[胸元へと手を下ろす]
ここで、泣いているのね……。
(76) 2010/05/27(Thu) 01時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/05/27(Thu) 01時半頃
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不快な思いって…… なら――。 近寄ったのは如何して、なの?
[卑下するように謝る男は あの憎憎しい男とは違う種に見えたけど。
それでも、魂に刻まれた怨みは中々消えるものでなく。 謝罪するロビンを冷たく見据え]
(77) 2010/05/27(Thu) 01時半頃
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[ピッパの誰何の声に、姿を現す少年を捕らえる淡い翠。 その襤褸を纏う姿を労わるように見やって]
此処は……罪人の住まう場所。 ――地獄、なのでしょうね。
[ぽつりと呟いた]
(78) 2010/05/27(Thu) 01時半頃
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[此処から逃れる方法をと。 必死に訴えるロビンに。 近寄った訳を知り、妙に可笑しく思えた]
くくっ――…。
私だって、此処から逃れる術を知っていれば――。
[あの憎い男を同じ地獄に堕とす為に。 その術を利用して――。
ただ、其れをこのロビンに告げる必要性は感じなかったので。 その後の言葉は綴らずに]
知らない、わね。
[無慈悲に告げた]
(79) 2010/05/27(Thu) 01時半頃
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[不意の口付けには瞬いた。>>43 まだ火照る身体の余韻に身を委ねた侭]
ん……。 …唇は誰にも許さなかった心算でした。
[少なくともこの地では。]
……。
[ソフィア、と、端的な言葉。それが彼女の名だと知る。 そうして続く言葉と聖母の笑み、暫し見つめては、目を逸らす]
女性はそうやって私を騙す。 心を赦してしまった私がいけなかったのです。 だからもう……心は赦さない。
[そっと、ソフィアの身体を押しのけ、獄の地を、ふらり歩き出す]
(80) 2010/05/27(Thu) 01時半頃
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出られる――…?
[不思議そうに首を傾げれば、ブラウンの髪が揺れる]
此処を出て、どうするの……? あたしたちは、罪人なのに。
(81) 2010/05/27(Thu) 01時半頃
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[>>76 ローズマリーが歪む己の目元に触れる指先の感触]
そうね…… 此処では――。
[続いて、胸元へと手が下り此処でとの言葉に 微かに心が癒される]
――…。
[番人に、甚振られた背の痛み以上に。 魂への痛みの方が痛かったから。
彼女に小さく、ありがと、と囁いた。]
(82) 2010/05/27(Thu) 01時半頃
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[獄の地を裸足で歩みながら、思い返すのは現世に生きた日。]
薬、欲し…ぃ…――
[もう此処へ堕ちて久しいのに、尚も禁断症状に蝕まれるのは獄ゆえの毒か。]
ああぁぁぁ!!!
[叫びを上げながら頭を掻き毟り、意識を逸らそうとするも虚しい。]
(83) 2010/05/27(Thu) 01時半頃
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水商売 ローズマリーは、漂白工 ピッパへと、少女のように微笑んだ。
2010/05/27(Thu) 01時半頃
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はぁ、はぁ、はぁ……
[毒の無い身体が毒を欲して指先が痙攣する。 ぐ、と己の胸元の衣服を掴み、歯を食いしばる]
―――あの時、心など赦していなかったら。
[一度は更正した筈だった、それなのに。 くるしい、くるしい、くるしい。]
(84) 2010/05/27(Thu) 01時半頃
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[馨、聲、色、全て。 獸の呻き―――。 視界に広がるのは麻痺した光景。]
……おはよう。
[女は石造りの寝台から気だるげに身体を起こすと 誰にとも無く声をかけた。]
…
[無論、帰る聲は無い。]
(85) 2010/05/27(Thu) 01時半頃
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|
私達は……
罪人――…
[そう、地獄に堕ちてもいいから―― あの男も地獄にと願ったから堕ちたのではなく
人を呪った罪――。 自らの命を絶った罪人だから 此処に堕ちたのだ]
――…
もし、此処から逃れる術があるなら。 また新たに罪を犯すかも、知れないわね……。
[小さく、口元を歪ませ呟く]
(86) 2010/05/27(Thu) 02時頃
|
|
[どれ程の時をこの地で過ごしたか解らない。 どれ程の痛みが、どれ程の嘆きが、 どれ程の快楽が在ったのかはっきりしない。]
今日も、お仕事。 ……行きたくないなぁ
[ぼやきながら傍の装束に手を掛けた。 一見すると黒、に見えるが。 其れは紅が酸化し染まった、黒。 薄汚れた、黒は女に与えられた一つの証だった。]
でも、頑張らなきゃ、ね。
[白い肌の上にゆっくりと纏うは、 異例として生まれた、番人の証――。]
(87) 2010/05/27(Thu) 02時頃
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刑場から逃れるために、新たな罪を犯すのね。
でも、それは許されない。 きっと神がお許しにならない――
[歪む口元に指で触れて]
逃れるのではなく、贖うの。 西院の河原の子供たちのように、いつか救われる事を夢見て。
(88) 2010/05/27(Thu) 02時頃
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[ピッパにまるで詰問されるように問われれば]
ここに来たのは…声が聞こえたからで――
謝ったのは、貴女が不快そうに見えたからです…
[冷たく見据えられて、怯えるように、本音を語った。 ここから出る手段を知らないと冷たく言い放たれれ]
…そう…ですか――。
[肩をがくりと落とした。 ローズマリーに、罪人なのに、ここを出てどうするのかと問われ]
――更生するんです。 罪、を、悔い改めて。
[ほんとうは、どこにも自らが犯した罪などは無いと思っているのだが**]
(89) 2010/05/27(Thu) 02時頃
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[元罪人。 されど女は罪に溺れる内にそれを快楽へと代えた。 どんな痛みも嘆きも、全てを笑って受け入れた。 麻痺していたのかもしれないし、 元々可笑しかったのかもしれない。 狂ったように哂うものだから罰は形を代え付与される。]
リリィ。
[声を掛けたのは一本の、鎌。 女の背丈程もあろうかという、大振り。 其れを苦も無く両手で一振りしては]
―――行こっか。
[巣穴のような空間で、眸を細めた。 気だるげに、つまらなそうに。]
(90) 2010/05/27(Thu) 02時頃
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|
神がお許しにならない――?
ああ、でも。神なんて……。
[古い神に祈った。 伝承に伝わるように祈ったけど。
あの男は――。 地獄の獄卒が見せた、ビジョンでは生きていた。]
(91) 2010/05/27(Thu) 02時頃
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――。
[それでも、ローズマリーの指が口元に触れれば 痛む心に、その言葉が染みいる]
そう、ね。
神の声なんて聞こえないけど。 貴女の声は聞こえるわ。
贖う。 私にできるかわからないけど――。
(92) 2010/05/27(Thu) 02時頃
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――……
可哀そうな、子。 更生が意味を為す生は、もう断ち切られているのに。
[呟き、淡い翠をゆうくりと伏せた]
(93) 2010/05/27(Thu) 02時頃
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「主よ、私は信心を誓います―――」
「彼女が、彼女が私を救ってくれたのです」
「彼女…は…――」
―― 在りし日の記憶 ――
[喫煙、麻薬、セックス。 修道女で在りながら素行悪が目立った私。 怠惰に委ねるのは楽だった。 修道女なんて唯の仕事。 へらへらして偽善者面でいればそれで好かった。]
『ハルモニアさん!!』
[叫ぶ様に呼んだ"彼女"の声に、振り向きさえしなければ。]
(94) 2010/05/27(Thu) 02時頃
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『どうしてこんなことをするの。神はお喜びにならない』
煩い。アリアに何が分かるの。私は――
『私は、なぁに?すべての罪を告げなさい。私はそれを赦します』
……赦すなんて所詮偽善よ。
『私は貴女の傍に居るわ。貴女を救い、貴女を目覚めさるの』
[彼女は――アリアは頑なで真っ直ぐな性格の修道女だった。 それからアリアは私と同じ寮に住むようになり、 私の行動に逐一言葉を挟んだ。 しかしそれは責めるものではなく、慈悲深い言葉だった。]
(95) 2010/05/27(Thu) 02時頃
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[アリアの澄んだ心が、私を捉えるのは早かったと思う。 私はいつしかアリアに心を赦し、 アリアの謂う通りに行動するようになった。]
『ケイト、さあ祈りを捧げましょう』
「……はい」
『神はいつでも見守っているわ』
「そうね」
[その時だけは幸せだったと思う。 彼女と共に過ごしていると、澱んだ心が浄化されゆく。
しかし、同時に、アリアの姿に、 惹かれ――戻れなくなった、私が、居た。]
(96) 2010/05/27(Thu) 02時頃
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アリアが好きなの。
『……?私もケイトが好きよ』
違う、そうじゃない、私はアリアを愛してしまったの。
『…ッ!?』
貴女が悪いの、だってこんなにも私を捉えて離さない。
『ケイト、同性愛は神に背くことよ、考えを改めて!』
だめ――私は貴女を愛しているの……!!
『やめっ、やめて―――!!』
(97) 2010/05/27(Thu) 02時頃
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[―――その後の記憶は断片的だった。 逃げる彼女を追いかける私、
手を伸ばし、捕まえた、と笑った。
アリアは抵抗する。その場が何処かも気づかずに。
ガタンッ――
アリアが石畳の階段から足を踏み外し、 私はその後を追うように、共に転がり落ちた。 石畳が身体全身を打ち、頭を打ち―――意識を失い 私は、死んだのだ。]
(98) 2010/05/27(Thu) 02時頃
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|
[独りしか居ない空間。 女は何時も独り、鎌へと話しかける。 何時しか鎌は女と会話するようになった。 段々、段々と、鎌の感情、表情が解るようになった。]
リリィ? 今日はちょっと、ご機嫌斜め?
[ひたり] [巣穴から出て、獄の地を踏みしめる両足。 番人の中でも最下層の、番人。 権力も何も許されては居ないから時折、仲間からも 疎まれ、捌け口にされる事も少なくない。 されど鎌と会話をして居る時は、時折笑みも見えた。]
(99) 2010/05/27(Thu) 02時頃
|
|
痛みは、貴女の罪を禊ぐわ。
[柔らかく笑んで]
神は心の中にいらっしゃる、の―― 貴女の神に忠実なる僕であるならば、
贖いの時も、いつか、きっと。
(100) 2010/05/27(Thu) 02時頃
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|
[>>89ロビンの不快そうに見えたとの言葉。 この男はあの男と違うとの理性もあり。
微かに冷たい色が瞳から和らいで]
貴方を……。 不快と思っている訳ではないのよ。
[がくり肩を落す彼に告げる]
(101) 2010/05/27(Thu) 02時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/05/27(Thu) 02時頃
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私の罪を、禊ぐ。
地獄で痛みを受けるのは……そのため、なのか。
[柔らかく微笑むローズマリーをまじまじと見詰め] 心の中に……。
[己の胸元に手を当てるようにして。]
私は――。 忠実になれる、だろうか。
(102) 2010/05/27(Thu) 02時半頃
|
|
私は――…彼女に救われ、更正した。 それならば、 誰よりも幸せになる権利を持っている筈でしょう?
……なのに、何故。 何故、なの、よ……。
[嗚呼、またひたりひたりと近づく番人の足音が*聞こえる*]
(103) 2010/05/27(Thu) 02時半頃
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|
…
[双眸をゆっくりと伏せて 深く、深く、呼吸する 一つ、二つ、三つ―――]
今日も、子供達が五月蝿いの。 注意しに、いかなくちゃ。
[発したのは、生前の"言霊"。 "子供"と称された、罪人達の声など この場所まで届く筈も無いのに、 ひたひた、と罰を与える為に坂を下ってゆく。]
(104) 2010/05/27(Thu) 02時半頃
|
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/05/27(Thu) 02時半頃
|
なれるわ。
[そっと手を伸ばす。 労わる優しさを持つ、彼女の手に触れるために]
(105) 2010/05/27(Thu) 02時半頃
|
|
[そっと伸ばされた手が、己の手に触れれば。 傷つき、地獄に堕ちたのは己だけでは無いと知る]
ふふ、ありがとう。 私だけが、苦しんでいる訳じゃないのに。
楽になれた、よ。
[あの男への妄執、怨みに身を焦がす事から。 少しだけ、解放された気がして。
柔らかに笑み。 触れた手を、そっと両手で包みこんだ]
(106) 2010/05/27(Thu) 02時半頃
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[ひた、ひた。 ぺた、ぺた、ぺたん。 坂を下り、暫く歩くと光景に一寸立ち止まる。]
……ご苦労様。
[罪人と思しき女へ近づいた、己以外の番人。 ぼそりと向けたのは厭味の篭る、労い。]
リリィ。 次、行くよ。
[鎌へと言って、次の場所へ。 鎌は只、形が其処に存在するだけ。 言葉を返す事なんて、在りはしない。]
(107) 2010/05/27(Thu) 02時半頃
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[緩く首を振って]
あたしの方こそ、この手に救われたの。
[包み込む優しい温もりに頬を寄せて]
誰かを殴るためのものだと、思ってた。 けれど、あなたは違ったから。
(108) 2010/05/27(Thu) 02時半頃
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見ぃ つけ たぁ。
[漸く、"子供"を見つけたと鎌へ微笑んだ 視線の先には複数の罪人の姿 >>106>>108 ひたひたと近づく足音は、]
ねぇ、それ なぁに?
[触れ合う二つの手を指して、首を傾ぐ。]
(109) 2010/05/27(Thu) 03時頃
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[突然掛けられた声に、視線を巡らせる。 問いに、笑んで]
優しい、手。 あたしを殴ったりしない、唯一の手、よ…。
(110) 2010/05/27(Thu) 03時頃
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私の、この手に――。
[己の命を奪った罪深い手だった。
でも、彼女は頬を寄せて。 救われたと語ってくれた。
地獄だと言うのに、心が温かくなって]
殴るためなんて――…。 貴女の現世はとても……。
[辛かったのね――と。 そっと彼女を癒そうと、背を手で撫でようとした時]
――…!
[>>109 聞こえた声に、身体が凍りつく]
(111) 2010/05/27(Thu) 03時頃
|
|
そっかぁ。
[女の面には既に笑みは無い。 其れは鎌にだけ向けられる、感情の欠片。 罪人達へは]
そのせいで、 ぴーちくぱーちくぴーちくぱーちくぴーちくぱーちく ぴーちくぱーちくぴーちくぱーちくぴーちくぱーちく ぴーちくぱーちくぴーちくぱーちくぴーちくぱーちく ぴーちくぱーちくぴーちくぱーちく――
[壊れた機械のように何度も紡いで]
五月蝿かったんだぁ
[無表情に頷いた。]
(112) 2010/05/27(Thu) 03時頃
|
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[視線を移す。 優しい手の持ち主へ >>111]
ねぇ 殴って?
罪を犯したら、罰なの。 其の手で、思い切り殴れ。
[言い放ち、眸を細めた。]
(113) 2010/05/27(Thu) 03時頃
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[ゆるりと首を傾げて、同じ音を繰り返す眼前の少女を見詰める]
……?
あなた、は、だぁれ――?
(114) 2010/05/27(Thu) 03時頃
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[問い掛け >>114 には不思議そうに瞬いた。 ぎぎぎ、と音がしそうな程緩やかに首を反対へ傾ぎ]
……?
貴方達と同じに、見えるの?
[鎌の先を少し揺らした。 欲しているであろう、答えは 少なくとも罪人が持ち合わせる事はないであろう禍々しさ]
(115) 2010/05/27(Thu) 03時頃
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|
[狂気に満ち、壊れた声が。 五月蝿かったと無表情に告げるのに。
血が退色した黒衣を纏う番人が齎す咎。 それに耐える覚悟を決めたけど]
殴る――?
この手で誰を……。 [ローズマリーを殴れと。 番人が示していると知りつつも あえて、とぼける様に語り]
この女を殴れと言うのなら。 断る、わ。
[強い意志を込めて、拒否をした。 その事で、どのような罰を受けるのも厭わぬ覚悟で]
(116) 2010/05/27(Thu) 03時頃
|
|
[とぼける様には相変わらずの無表情。 すぐに言葉を向ける事はしなかったが、 続く強い拒否に]
そう。
[頷いて。 視線をもう一方へと向けて >>114]
って、言ってるの。 彼女が拒否するから、仕方無いの。 私を殴って下さいって、懇願して?
そうじゃないとこの人に 罰を与えなきゃいけなくなるけど。
……貴女のせいで。
[最後の一言は、一呼吸置いて伝えた。]
(117) 2010/05/27(Thu) 03時頃
|
|
姿は、同じに見える。 でも……違う存在(モノ)――
[揺れる鎌の先を見詰め、それから再度、繰り返す同じ問い]
あなた、は、だぁれ?
(118) 2010/05/27(Thu) 03時半頃
|
水商売 ローズマリーは、漂白工 ピッパが拒否するのを見て、嬉しそうに微笑んだ。
2010/05/27(Thu) 03時半頃
|
[>>117の番人の言葉に。 ローズマリーの方を向き。]
私なら、大丈夫。 どんな罰にだって――…。
耐える、から。
[大丈夫と言うように優しく微笑む]
私が罰を受けるのは、私に罪があるから。 貴女のせいじゃ、ないわ。
(119) 2010/05/27(Thu) 03時半頃
|
|
懇願……?
[じっとピッパを見詰めて、微笑む]
彼女の手は人を殴る手じゃなくて、癒す手。 だから、それは出来ない、わ。
[ふるりと首を振った]
(120) 2010/05/27(Thu) 03時半頃
|
|
……やっぱり、優しいひと。
[微笑む彼女に、ありがとうと。 音には出さず、唇の動きだけで囁く]
(121) 2010/05/27(Thu) 03時半頃
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漂白工 ピッパは、水商売 ローズマリーがじっと、こちらを見詰め微笑むのに、柔らかに微笑み返して。
2010/05/27(Thu) 03時半頃
|
……馬鹿じゃないの。
[無表情に差す陰。 其れは明らかな怒り。]
黙って聴いていればいいのに。 出来ない、じゃなくてやるのよ。
……貴女達に選択権なんて無い。
[言いながら手を装束の懐へ。 取り出したのは太く長い、針。]
じゃあ、せいぜい耐えなさい?
[其れを、近づきながら振り上げる 優しい手と評された罪人の手の甲へ 思い切り突き立てようと振り下ろした]
(122) 2010/05/27(Thu) 03時半頃
|
|
[優しい彼女の手に、突きたてようと振り下ろされる太く長い針。
それがピッパの皮膚を貫く前に。
間を塞ぐように、差し出した自らの手]
(123) 2010/05/27(Thu) 03時半頃
|
|
――……っ!
[劈く痛みに、声も出せずに。苦痛に顔を歪めた]
(124) 2010/05/27(Thu) 03時半頃
|
|
[ローズマリーが、ありがとう、と。 音に出す事なく、唇の動きだけで囁くのに。
いいのよ、と同じく音に出さずに伝えて]
やらない、わ――… 例え、選択権なんてなくても。
[>>122 の怒りが滲む言葉に告げるも。 太く、長い針が露になれば。
身体はその痛みを想像して。 血の気が引き、強張って行く]
(125) 2010/05/27(Thu) 03時半頃
|
|
…
[庇う手に突き立てた感触。 酷くつまらなそうにそれを見下ろして 右に左にと、針を動かした。 その手を幾度も責め立てる罰の如く。]
ねぇ、今。 どんな気持ち?
[問うたのは、突き立てた女へでは無い。 庇われた、優しい手の女へ眸が向く。]
(126) 2010/05/27(Thu) 04時頃
|
花売り メアリーは、漂白工 ピッパへ「ねぇねぇ?」と覗き込むように顔を少しだけ近づけた。
2010/05/27(Thu) 04時頃
|
……ふっ、くぅ……っ。
[嬲る様に、抉る様に動く針に、嗚咽が漏れ出て。 強すぎる痛みに、がくりと膝をついた]
(127) 2010/05/27(Thu) 04時頃
|
|
[―――振り向くと同時に、番人の大きな斧が振り被る。]
ッ…!
[諦観を抱けないのは、 許しを乞う表情に愉悦を抱く者がいるからか]
ぐ、あ、ぁぁぁ!!!
[片腕が、千切れた。 ぼどぼどと血が溢れ、骨が露になる。]
あ、ぁああ、あああああ!!!
[痛みが全身を支配する。 それでも本能なのか、それ以上の痛みが襲わない様にと 縺れる足で駆け出した]
(128) 2010/05/27(Thu) 04時頃
|
花売り メアリーは、水商売 ローズマリーの嗚咽を冷たい眸で見下ろして「……無能」と小声で呟いた。
2010/05/27(Thu) 04時頃
|
あっ――…。
[己の手の甲を貫くと覚悟していたのに。
己の手を庇うようにして。 差し出されたローズマリーの手]
だ、めっ――…。
[その声も間に合わずに。 太い針は地に縫い付けるように刺さり。 左に右に、番人がその針を動かすのを見るのが辛い。]
いいのに、私なんかの為に――…。
[弱い心が、さらに。 >>126のメアリーの言葉でぐらり、ゆらぐ]
(129) 2010/05/27(Thu) 04時頃
|
|
[置いてきた左腕は、多分灰になって。自身からは暫し後、左腕がおたまじゃくしから蛙の成長のように生えてくるんだろう]
ぅ、ぅうう
[番人は痛みに悶え逃げる女を嗤うように、 少しの距離を置いてついてくる。]
たすけて、たすけて、たすけて―――
[獄での追いかけっこなど日常茶飯事だ。そして鬼は必ず勝つという予定調和のゲーム。]
痛い、痛いよ、痛いよ、
[救う者など居る筈がないのに。]
(130) 2010/05/27(Thu) 04時頃
|
|
馬鹿が集まると 馬鹿な事しか出来ないんだよ
[向ける言葉と虚ろな眸 それは現世の繰り返し]
本当に、馬鹿ばっかり ……どうすれば良いか、解った?
[問うというよりは、言い聞かせる言葉。 背を見せ、ひたひた、と歩き出す]
私が誰か、だっけ? 此れで誰か、少しは理解出来た?
[>>118 確かな言葉にはしない。 名も肩書きも。そんな意味も無いと言いたげに。 去り行く背は只、空虚のみを*纏っている*]
(131) 2010/05/27(Thu) 04時頃
|
花売り メアリーは、去り際に「未だ五月蝿いなぁ、何処だろう」と*呟いた*
2010/05/27(Thu) 04時頃
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[どのくらい追いかけっこを続けたろうか。 三人の人影が見えれば、刹那、希望を抱き]
助け、……ッ!
[乞う声は途切れた。 その三人の内の一人が。 番人だと識っていた、から]
(132) 2010/05/27(Thu) 04時頃
|
|
…ぅ、う、ぅ、あ
[番人が前に居ると知ると、足取りが重くなる。 そんな女に鞭打つ様に、背に斧が振り被った]
かッ、ぁ……!
[目を見開く。背骨を一寸逸れた箇所に、一閃する痛み。 血飛沫が上がる。 どさりとその場に崩れ落ちた。
左腕が徐々に再生する。 背中からは酷い血が溢れている。 びくん、びくん、と、短い痙攣を続ける。
最早この様で尚、 獄の民として生かされる姿は、 滑稽かもしれない**]
(133) 2010/05/27(Thu) 04時頃
|
|
無能――…。
[心へ向ける番人の仕打ちに。
嗚咽を漏らし、痛みにがくりと膝を突く ローズマリーの状態に、苦悶するように表情が歪む。
番人の前では、言葉では逆らえても。 何も出来ない己の無力さを指摘するその言葉に。
――魂が裂かれるような痛みが走る。]
くぅっ――…。
[それでも、少しでも彼女の痛みが和らぐように。 傍に寄り、左右に動かす針を止めようとして]
(134) 2010/05/27(Thu) 04時頃
|
|
[手を穿つ針を持つ女が呟く声が聞こえる。 それは生前、父さまから何度も浴びせられた言葉と、同じもので]
え、ええ……。 そんなこと、知っているの、よ。
[手を穿つ痛みよりも、心を切り裂く痛みに。女は瞳を濡らした]
(135) 2010/05/27(Thu) 04時頃
|
|
[そうして彼女が、新しい子供を探して立ち去れば。 縫いとめる針を外そうとするピッパを労わる様に]
いいの、よ。 あなたが、気にしなくても。良いの。
あなたの優しい手を守れるのなら、こんな痛み。平気――
(136) 2010/05/27(Thu) 04時頃
|
|
寂しくなったら、またおいで。 私はいつでも貴女を受け入れてあげる。
―――――――……貴女が、其れを望むなら。
[立ち去るケイトの背にかけられた声は、さながら呪詛のように。傲慢な唇の紡ぐ言の葉。女は彼女が見えなくなるまで哂い続けていた]
(137) 2010/05/27(Thu) 04時頃
|
|
[>>131 番人が、背を向け去ってゆけば。 ローズマリーの手を無残に貫く太い針を抜き差ってあげて。 その朱に染まる手を癒すように両手で包み]
私が強情を張らなければ――… 貴女をこんな風に傷つける事もなかったのに。
[沈痛な表情で語れば。 彼女から、の優しい労わる言葉。]
ありがとう、私は弱い。 揺すぶられてれてしまう……。
(138) 2010/05/27(Thu) 04時半頃
|
|
[両手をピッパに包んでもらえれば、嗚呼と小さく声に出して]
みんな、みんな。弱いから、罪犯して此処へ来たの。
[沈痛な表情の彼女を、血に塗れていない手でそっと撫でて]
自分の弱さを知っているあなただから。 この手はとても、優しいの、ね。
(139) 2010/05/27(Thu) 04時半頃
|
店番 ソフィアがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(店番 ソフィアは村を出ました)
|
弱いから――。 此処へ。
[血に濡れていない方の手で撫でてもらえれば。 番人によって傷付けられた心は――
その手と、心に響くその言葉に癒されて。 次第に表情も和らいで行き]
貴女の手も、とても優しく。 私を癒してくれる。 [撫でる彼女の手に頬を摺り寄せ。 逃げないようなら、*唇をその指先にそっと落した*]
(140) 2010/05/27(Thu) 04時半頃
|
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/05/27(Thu) 04時半頃
|
あたし、が…?
[自分の手に癒されたと話すピッパの言葉に、 驚いたように見開く瞳]
無能のあたしでも、 誰かの癒しに、なれるのね。
[ぽつりと呟いて。 指先へ落とされる口接けに、頬を微かに染めて*はにかんだ*]
(141) 2010/05/27(Thu) 05時頃
|
|
妾(わらわ)に触れるでない!下賤(げせん)の身の分際で!!
[ピシャッと、右手で持っていた扇子で、腕を掴んでいた番人の手を叩く。
だが、それも相手方には無駄だったようで、 その場に押し倒された上に無理やり犯された。 おそらく体温が上がると香る薔薇の香りの性だろう。
他のものと比べ長き時間をこの獄に縛られているのは、 夫を殺し、子を殺し、情夫の元へと走ったからだ。 最後の結末は、遠方の地にいた息子に殺されたのだが。]
なぜ妾(わらわ)がこんな目にあわなければならぬのだ…!
[『自分』が『自分』であるために、例えちっぽけな矜持でも譲れない。
矜持を手放し、快楽や罰に身を委ねてしまえば、楽になれるのは分かっている。
だが譲れないから、ここにいる。**]
(142) 2010/05/27(Thu) 12時頃
|
|
[いつの間にか番人たちの手も緩まっていた。 どうやら休憩の時間になったようだ。
生前のように背筋を伸ばし、歩き出す。 行く当てはない。
行く先で、誰かに出会えるだろうか…?*]
(143) 2010/05/27(Thu) 21時頃
|
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/05/27(Thu) 22時半頃
|
[>>141 己の言葉に驚いたように見開かられた瞳。 彼女の口から呟かれる、無能のあたしの言葉に。
ゆるり首をふり]
現に、私は――。
今ね。 貴女に癒されたんだよ。
[はにかむローズマリーに、ふんわりと笑む]
(144) 2010/05/27(Thu) 23時頃
|
|
[でも――。
癒されると言う事は。 地獄では、番人による仕置きの時間の訪れを意味して]
(145) 2010/05/27(Thu) 23時頃
|
|
[気付けば、背後に血にまみれた黒い影が現れる。
酷薄な笑みを湛え。 逃げ場は無いと言わんばかりにゆったりと歩み寄る番人。
有無を言わさず、ローズマリーと引き離すように。 女の身体を担ぎ上げて――]
は、離せ――っ!
[身体を捩り、逃れようとするけど。 がっしりとした体格の番人に敵う訳も無く]
(146) 2010/05/27(Thu) 23時頃
|
|
[そのまま――。
皮膚が瞬時に崩れ、肉が爛れる灼熱が流れる川へ。 女の身体を番人は投げ入れる]
ぐあッ――…‥っ
[身を焼き尽くす熱に絶叫を上げながら。 川を流されてゆく。
何処かの岸に流れつくまで、身を灼熱に焦がしながら]
(147) 2010/05/27(Thu) 23時頃
|
|
……ふむ、満足に散歩もできぬようだの。
[右手に持った金の扇子を口元に当て、少し考えこむようにして番人を見上げる。]
妾(わらわ)が嫌だと申しても連れて行く、とな。
[瞳に剣呑な色を纏わせ番人を睨む]
分かっておる、それが獄のやり方だと。 ……して、次はどこだったかえ?
[嫌な物は嫌だ。 それでも、やらねばならない。
どんな時でも、背筋を伸ばし前を向く。 それも、矜持の一つ。]
(148) 2010/05/27(Thu) 23時半頃
|
|
[爛れ、骨さえむき出しになりかけた指か手か。 ごつごつとした岩がむき出しとなった岸辺に引っかかる]
はぁ…、はぁ……っ
[灼熱の川から必死に逃れれば――。 暫くすれば再びの仕置きへの準備とばかりに。 崩れていた肉や皮は元の姿に戻ってゆき。]
ごほっ、かはっ――…。
[再生と共に、口から赤い血を咳き込むように吐く。
その赤い血が喉を口を通過すれば。 再度の焼け付く痛みに、顔を歪めて]
(149) 2010/05/27(Thu) 23時半頃
|
良家の娘 グロリアは、漂白工 ピッパをちらりと流し見た後、針山の方へと。
2010/05/27(Thu) 23時半頃
|
……ふむ、あの娘はあの川に流されたようだのぅ。
[自身が向かっている場所も場所なので、 五十歩百歩であろうな、と一人ごちた。
そして、終わることのない罰を受ける。
次の休憩が、訪れるまで。**]
(150) 2010/05/27(Thu) 23時半頃
|
|
[再生してゆく瞳に。
ちらり此方を流し見る―― 高貴そうな言葉を操る女性の姿が映る]
うぅ――…。 [背筋を伸ばし、仕置きの場へと前を向いて歩く彼女。 未だに肌が爛れるような感覚に苛まされながら。 視線を上げれば、向かう先には針の山が見えて。]
針が身を貫くあの山を――。 あの人は、歩かされるのだろう、か……。
[一時の休息を取るように身を横たえながら、呟いた**]
(151) 2010/05/28(Fri) 00時頃
|
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/05/28(Fri) 00時頃
|
苦しい――…、 辛い――…。
[番人から身を挺して守ってくれたあの女は――。
此処から逃げるのではなく、罪を贖い。 罰の齎す痛みが、私の罪を禊ぐと言った]
う、ぁ――…。
[でも、痛みに耐え罪を償うのは苦しい。 己を癒すように撫でてくれたその手を―― 求めたくなる。
それが逃げだとしても。]
(152) 2010/05/28(Fri) 01時半頃
|
|
音――。
[呟きは誰にも届かない。 果ての無い獄で、鎌だけが聴いている。]
嫌いじゃないよ。
[小さな丘の上から見下ろせば、 未だ其処にあったかもしれぬ残滓を見止めた >>133]
でも、好きにもなれない。 リリィは、どう?
[応えぬ鎌に向ける、淡い笑み。]
(153) 2010/05/28(Fri) 01時半頃
|
漂白工 ピッパは、ゆらり、立ち上がれば――、ふらふら歩き始めた
2010/05/28(Fri) 01時半頃
|
[他の番人達が罪人に罰を与えている。 その光景が此処からはよく、見えた。 つまらなそうに一望するのも常の姿。]
あーあ。
[男性の番人が力任せに 罪人の身体を二つに裂いた。 罪人は悲鳴よりも先に血飛沫をあげた。]
あれじゃ、だぁめ。 相手の反応を確り、みないと。 何処かどう痛むのか、何処がどう悲しいのか 何が、本当に厭なのか……解らないでしょ?
[鎌へ同意を求めるように首を傾ぐ]
(154) 2010/05/28(Fri) 02時頃
|
|
いたいよぉ くるしいよぉ
[声は幼子のように高く、透き通る]
いやだよぉ やめてよぉ
[握った二つの拳を頬へ寄せて 身体をきゅうっと縮こまらせては]
たすけてぇ ……そんな音に耳を傾けなきゃ
[獄の地に、零す真似事]
(155) 2010/05/28(Fri) 02時頃
|
花売り メアリーは、鎌の柄でかつりと獄の地を打ち鳴らした。
2010/05/28(Fri) 02時頃
|
[罪人の血にまみれた地獄の大地を歩む。
罰が齎す痛みから逃れる悲鳴や助けの声。 それを嘲笑する番人の聞くに堪えない声。
耳に飛び込むそれらの響きに居た堪れなくなる]
あぁ、幼子まで――…。
[番人が真似事をした声とは知らずに。 その高く透き通って響く声に――
眉を顰めた。]
(156) 2010/05/28(Fri) 02時頃
|
|
[身の緊張を解き、地を打ち鳴らす頃。 丁度下方に此方の声を聴いた罪人が見えた。 つまらなそうに見下ろして]
リリィ。 さっきの、罪人。
[鎌へと告げる。 ふわぁり紅黒の装束はその身と共に獄の宙を舞う 小さな丘から罪人の背後へ、すとん、と]
……
[降り立っては、無言で佇んだ。]
(157) 2010/05/28(Fri) 02時頃
|
|
[まるで引き離される様に、連れて行かれたピッパを追うように、 伸ばした手が空を切る。
――やがて。
女自身にも訪れる、贖罪の時間]
(158) 2010/05/28(Fri) 02時頃
|
|
[背後に何かの気配を感じた。 厭に禍々しい気配――。
この気配を、私は知っている]
――…。
[その気配から逃げる事も出来ずに 背後を振り向く。
あぁ――…
先程、ローズマリーと私を甚振った番人だ]
また、罰を与えにきたの?
[苦々しい表情で彼女を見詰め、問うた]
(159) 2010/05/28(Fri) 02時半頃
|
|
[馬の頭を持つ番人が女の身体を地面へと縫いつける。
未だ血の止まらぬ手を、縫いとめる鉄杭に]
――……っ!
[喉の奥で、苦悶の声を上げる]
(160) 2010/05/28(Fri) 02時半頃
|
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/05/28(Fri) 02時半頃
読書家 ケイトがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(読書家 ケイトは村を出ました)
|
[馬の口から、強酸の涎がじゅるじゅると零れ落ち、 地面を、髪を、肌を焼く。
焼け爛れた皮膚の引き攣る様な痛みに思わず身体を捩ろうとすれど、 縫い止めれた手がそれを許し呉れなくて]
あああああああ……っ! 父さま、父さま。
もう、お許しください……父さま……っ!!
[瞳を、頬を。 涙で濡らしながら、女は許しを請うた]
(161) 2010/05/28(Fri) 02時半頃
|
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/05/28(Fri) 02時半頃
|
[此方へ振り向いた、罪人。 表情からある程度の感情が読取れる。 されど女は何時もの無表情。
ぱち、ぱち、と緩やかに瞬いて]
罰? ……もっと欲しいの?
[首を傾いだ]
変わった子だね。 ねぇ、リリィ?
[鎌へと微笑を向けて]
(162) 2010/05/28(Fri) 02時半頃
|
|
[ぼこり…と、番人の胸に肉の塊が盛り上がる。 徐々にそれは人の顔を形造って――]
『ろぉぉぉず……。 無能で愚図な我が娘ぇ。
ひゃひゃひゃ……ほら、いつものように脚を開け。 そして「父さま父さま」と、悦びの声を上げよ』
[父の顔を騙り、声を騙って。女の罪を煽る]
(163) 2010/05/28(Fri) 02時半頃
|
|
『ほうら。 お前が毎晩望んでいたものだ……。
嬉しかろう……ぎゃははははははははは!』
[辺りに響き渡る哄笑。
そして無理やりに開かされた女の秘所へと。 真っ赤に焼けた鉄の棒があてがわれて――]
いやあああああああああああああああああああ!!
[じゅうっと肉を焼く音を立てながら、女の身体を貫いた]
(164) 2010/05/28(Fri) 02時半頃
|
|
[変った子だね、と鎌に微笑みかける番人]
くッ――…。
[きつく、唇を噛み締める]
欲しく、なんて――。
[それでも、罰を受ければ。 己の罪は贖えるだろうかとの考えも浮かび。 否定する言葉は、喉の奥で消えて――]
罰を与えたければ……。 くれるがいい。
(165) 2010/05/28(Fri) 02時半頃
|
|
は?
[唇を噛む様子も 逡巡する様子も見た上での、声。 驚いたように眸を少し開いて]
呉れるが、良い? ……なぁにそれ? 下さい、でしょ?
[幼子のような高音は責める調べ。 丁度、其処へ何処からの悲鳴が届くか >>164]
あの、声。 あのときの、あの子でしょう?
[珍しく、鎌以外の、声へ向けて哂った。]
(166) 2010/05/28(Fri) 02時半頃
|
|
[何処までも、番人は番人であって。 己の言葉に責めるような響きを織り交ぜてくる。
見目は、己よりも若い彼女。 その彼女にそのように嬲られる惨めさ]
私へ――… ば、罰を……、く、…くだ……
[屈辱にまみれた言葉を紡ごうとした時。 聞こえる悲鳴>>164]
あの女の――。
[彼女の悲鳴に声を向け哂う彼女を苦々しく思ったけど。 尋常で無い声の響きに、足はそちらへ駆け出していて]
(167) 2010/05/28(Fri) 02時半頃
|
|
[胎内を暴れまわる棒が、子宮を。 そして腸を焼き焦がしていく。
愛液の代わりに、焼けた肉や血が、女の秘所を濡らし、 大地へと黒い染みを作る]
父さま……。 無能の娘を……ローズを、許し……て……。
[唇はただ、許しを請う言葉だけを繰り返して。 番人が満足するまで、残酷な宴は繰り返されるだろう]
(168) 2010/05/28(Fri) 02時半頃
|
|
[ピッパがこの場に駆けつけるならば。
地面に両の手を縫いとめられて。
下腹部から焼け爛れた肉を露呈させて。
虚ろな瞳で、ごめんなさいと繰り返す女の姿がそこにはあるだろう]
(169) 2010/05/28(Fri) 03時頃
|
|
良く出来ましたぁ
[駆け出す罪人の前に ふぅわりと跳ね、立ち塞がる鎌と装束。 証は、それが罰だと罪人を責め続ける為に。]
……何処、行く心算? 貴女が下さいって言ったのに。 それを、反故にするの?
[左手を宙へ掲げると現われた小さな物体。 其れはランタンに似ているが、非なる存在。 其処に光景 >>168 が映し出される。]
行かせなぁい。 けど、可哀想だから見せながら、ね?
[言うと、右手の鎌の先をすぅと女の首元へ]
(170) 2010/05/28(Fri) 03時頃
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|
[生前から、続けられていた父さまからの虐待の一つ一つが、 女の脳裏に浮かぶ。
無能だと。 愚図だと。 罵られて過ごした少女時代。
そして15の年から、毎晩のように犯され続けた日々]
(171) 2010/05/28(Fri) 03時頃
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[何度も子を身ごもっては、父さまに腹を殴打され、 無理に堕胎を繰り返してきた。
女にとって、手は自分を殴るためのものであって、 それ以上でも。 それ以下でもないと、今まで思っていた。
だけど――]
(172) 2010/05/28(Fri) 03時頃
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[声の方に駆け出して少しもしない内に瞳に飛び込むは――。 鎌と黒く変色した血の装束。
番人に道を塞がれても]
今は、今だけは――。
[己を庇ってくれたあの女の悲鳴に、 心が裂けそうで、番人に懇願する。
そんな女に番人は首元に鎌を宛て 強制的にランタンの映し出す方に向ける――]
いやぁあぁ――…っ
[焼け爛れた棒がローズマリーを犯す凄惨な光景。 虚ろな瞳で謝り続ける様が強制的に瞳に映り。
瞳をそらせないまま絶叫する。]
(173) 2010/05/28(Fri) 03時頃
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声――。 好きでも、嫌いでも無い。
[絶叫と、凄惨。 揺らす番人は鎌の先を罪人の首元へ宛てたまま。 其処から逸らす気は無かったが]
……ねぇ。 今すぐ、行ってあげたい。 そうでしょ?
[持たぬ感情を知ろうとする動物のような、声。]
だったら、一つの罰で許してあげる。
[眸は、罪人のとある箇所に、向いた。]
(174) 2010/05/28(Fri) 03時頃
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[実の母でさえ、父親を誘惑する汚らわしい娘だと罵倒し、 責め続けてきた世界で。
初めて、自分を傷つけずに労わってくれた、優しい、ひと]
ぴ、っぱ……。 たすけ、て――ぴっぱ……
[縋る様な掠れた声で、女は紡ぐ。 ただただ子供のように、彼女の名前を]
(175) 2010/05/28(Fri) 03時頃
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花売り メアリーは、水商売 ローズマリーの懇願を一瞥し「……間に合わなくなるかも」と小さく呟いた。
2010/05/28(Fri) 03時半頃
|
[甘い蜜のように聞こえた。
今すぐに、行ってあげたいでしょ、と確認し。 たった一つの罰で許してあげるとの、番人のその言葉は――]
どんな罰でも。 受けるから――。
[未だに鎌を宛てられたままの首は――
凄惨なローズマリーの光景を映す灯火から 目を逸らす事が出来ず。
>>175の己の名を叫ぶ声を聞けば]
行かせて下さい……。
[番人が先程示した、下さいを用いて罰を乞うた]
(176) 2010/05/28(Fri) 03時半頃
|
|
うん―――。
[返答を受け、女は、罪人へ天使の如く微笑む。 そしてその大きな鎌を振り下ろすのだ。 "優しい"と言われた、二つの手へ。 手首から先を、一つの罪と共に赦す為に。]
(177) 2010/05/28(Fri) 03時半頃
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[この地獄にそぐわない天使のような笑みを湛え。 鎌が振り下ろされる]
ぐ、ぎゃぁ、ああああっ――……
[鎌が振り下ろされたのは、女の二つの手首。 すぱっと切断された腕の先から、鮮血が噴出し。
地獄の地を赤に染める]
…―――――ッ
[声は枯れたように、声無き叫びを上げ。 耐え切れない痛みに苦しみ悶える。]
(178) 2010/05/28(Fri) 03時半頃
|
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…
[苦しみ悶えるさまを無表情が見下ろした 鮮血は地を染め、跳ねれば装束を更に罪で穢していく]
安心して。 貴女達の身体がそのうち元に戻る事。 もう、十分知っているでしょ?
[唄うように告げる、ソプラノ。 "そのうち"が助けたい相手の惨状に間に合うかは知らぬ。 そう言いたげに背を見せて]
貴女の手、優しいままだと良いね?
[再生される手は彼女のものである事に違いないが、 心を揺らす一言を置いて、*去って行く*]
(179) 2010/05/28(Fri) 03時半頃
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ぴ、っぱ……?
[最初は幻聴かと思った]
ピッパ――?
[だけど、違う。
姿は見えねども、聞こえる声>>178はまぎれもなく彼女のものだと、 確信する]
(180) 2010/05/28(Fri) 03時半頃
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|
[身体を起こそうとして、手を縫いとめる杭がそれをじゃまをする]
……あぅっ。 こんな、の……、ふ……っ、くぅ……んんっ!
[無理に杭を押し上げる。 メリメリと嫌な音を立てながら、杭は少しずつ抜けて]
――っ!
[からん…と音を立てて、地面へと転がった]
(181) 2010/05/28(Fri) 03時半頃
|
|
[ぽっかりと手に空いた穴からは、止まる事のない赤い鮮血。 激痛に大きく息を吐きながら、うつ伏せになって。
焼きつくされた内臓を引きずりながら、声の元へと。 ずるずると這い、向かう]
(182) 2010/05/28(Fri) 04時頃
|
|
[瘧にかかったかのように、がくがくと全身を震わす]
ううっ――…。 安心して、なんて――…。
[番人の鎌で直接、切断された所為だろうか。 そのうちの言葉が掛けた呪詛だろうか。
血で真っ赤に染まった手の無い腕に。 切断された手が復活する気配は、すぐには見られない]
私の手では、無くなるの――か?
[去り行く番人に問うも、その声は届いたか。 届いたとしても、返事は返ったか。
己の手が違う手になる懼れに苛まされながら。 ふらつき進めば―― 此方へ這いずるローズがその眸に飛び込むだろう]
(183) 2010/05/28(Fri) 04時頃
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[痛みに霞む目に、ピッパの姿が見えて]
あ、ああ……ピッパ。 あなたが無事で――
[良かった。
そう言おうとして、彼女の手が。 あの優しい手が、無くなっているのを見て。
驚きと絶望に。 声にならない悲鳴を上げて、喉を震わせた]
(184) 2010/05/28(Fri) 04時頃
|
|
[這うように進むローズ。
その痛々しい身体を己の手で、 彼女のその痛む部分を優しく撫でて癒したいと思っても 出来ない自分――。
声にならない悲鳴をあげるローズに居た堪れなくなる]
罰、なんだ――…私への……。
そのうちに手は戻ると思う。 だから、安心して。
[己の手が違う手になるかもとの番人の言葉は―― 徒に不安にさせるかもしれないと語らずに優しく笑み] 私よりも、貴女の方が心配――。
[両の手ではできないけど その痛むであろう個所に頬を摺り寄せて]
(185) 2010/05/28(Fri) 04時頃
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[罰だと、語るピッパに。 ふるふると首を左右に、振る]
罰なん、て――ない。 あなたの手が受ける罰なんて、あるはずがないのに……。
[掠れた声でそう呟いて。
労わる様に寄せられたその頬を撫でたくても、 血まみれの手では彼女を汚してしまうから。
それすら出来ない自分が、哀しくて。 頬を透明な滴が、伝う]
(186) 2010/05/28(Fri) 04時半頃
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[ふるふると首を左右に振るローズに。 ありがとうと囁いて]
貴女にそういって貰えると。 凄く嬉しい――…。
私の手――の事をそんなにも思ってくれて……
[透明な滴がその頬を伝うのを見れば―― 心が切なく震える。
今は手て、指でその滴を拭う事はできなかったけど。
悲しみの涙をそのままにしておけず。 その透明な滴をそっと唇で優しく拭ってあげた**]
(187) 2010/05/28(Fri) 04時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/05/28(Fri) 04時半頃
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[瞳を、頬を。 濡らしたまま、彼女――ピッパを見詰めて]
だって、あなたの手は。 はじめてあたしに、優しさを教えてくれた、手、なの……。
[頬に触れる、柔らかな唇。 とくりと震える胸の鼓動には、未だ気付かぬまま――**]
(188) 2010/05/28(Fri) 10時頃
|
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[―――襤褸布の様に転がっていた時間は幾許か。 やがて再生した身体を伴って、起き上がり、虚ろに天を仰いだ。 暗い、嗚呼、なんて暗い天井だ。]
……か、…、ま…
[掠れた声は正確な音を、成さなかった]
(189) 2010/05/28(Fri) 22時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/05/28(Fri) 22時半頃
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[幾千の言の葉は散り散りになって空へと消えた 見上げても煌きは見つからず、逃げ場も無い ふと立ち止まり見上げては]
さぁ、ね
[ぽつり呟くは無表情。]
其の侭で無くなってしまうのなら、 所詮その程度だったという事。
[こつりと鎌の柄で地を叩く。 温い風が装束を揺らした。]
全ては貴女次第なんじゃないかしら。
[見遣る獄の地は何処までも、遠く。]
(190) 2010/05/28(Fri) 22時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/05/28(Fri) 22時半頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/05/28(Fri) 22時半頃
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[長い長い、罰の時間。 終わることは――ない。]
空はいつもと変わらぬのぅ。
[―いや、変わったことは何回かあった。 それがいつだったのかさえも分からぬ遠い昔。
今はもう知る者はほとんどいない。]
(191) 2010/05/28(Fri) 23時頃
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良家の娘 グロリアは、小さくため息をついた後、気ままに歩き始める。
2010/05/28(Fri) 23時頃
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[唐突に背から掛かる声。 風に吹かれるままゆぅらりと振り返れば 其処には一つ上の層に位置する、男性の番人が居た。]
……
[見据える無表情。 何も紡がない。其れが災いした。]
別に。 そんな心算は。
[言い訳ももう遅い。 気に入らぬと零れる色は本来の理由であったか。 それとも只の、難癖か。]
(192) 2010/05/28(Fri) 23時頃
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[覚束ぬ足取りで、歩んでいると あの時、目に映った、女番人の姿>>192
男番人と話す様は、罪人にとっては 罰の企みでもしているようで恐ろしい。
しかし一寸様子が違うようにも、見えた。 気づかれぬ距離を保って、岩陰から窺い見る]
(193) 2010/05/28(Fri) 23時半頃
|
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[心を支配するのは沸き出る負。 『邪魔臭い』 『どうして私が』 『五月蝿い、五月蝿い』 『無能が偉そうに何を』 『消えろ』 『死ね』 『消えろ』 『死ね』 『消えろ』 『消えろ』 『消えろ』―――。
延々と繰り返している内に、滲むは女の面へ。]
(194) 2010/05/28(Fri) 23時半頃
|
|
……ふむ、ここまで番人の質が落ちたか。 哀れよのぅ。
[獄では弱肉強食。 番人にも優劣はある。
だが正直言って、女番人を助ける義理はない。 今のところは。]
(195) 2010/05/28(Fri) 23時半頃
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[面の色は無自覚だった。 だから相手が其れを察知した事を知るのも 一呼吸遅れてしまうし、頬へ向かう拳への反応も、]
―――っ、ぐ!
[避けようも無い。 そもそも避ける事は許されぬ、罪。 衝撃に身体は獄の地へ打ち付けられた。]
……い、 っ
[切れた唇から血が滲み、頬は腫れ上がる。]
(196) 2010/05/28(Fri) 23時半頃
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漂白工 ピッパがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(漂白工 ピッパは村を出ました)
|
[>>188 ローズの濡れた頬を唇と舌で拭ってあげれば その透明な淡い滴は哀しい味もしたけれど。
地獄にあって、飲まされるのは。 血の池の灼熱など――。 それが為に、とても甘美に感じられる。]
はじめて貴女に優しさ、を……。
この私の手が――…。 [その言葉に、己の番人に切られた両腕を見れば。 再生の痒いような複雑な疼きを、両の腕に感じ始める]
(197) 2010/05/28(Fri) 23時半頃
|
|
[がらり、ごろ、ごろん――。 硬質な音を立てて、手から離れた鎌が地を滑る。 何かを罵りながら男性の番人は女へ近づいた。]
ぁ……ッ
[蹴りつけられた、鎌(リリィ)。 伸ばす手が届かぬ距離まで滑っていった。 女の面に、普段は見せぬ悲哀が滲む。]
……リ、
[名を呼ぼうとした女の身体はすぐに自由を奪われる。 押さえつけられ、馬乗りになった男性の番人の重みで 低い呻き声が漏れた。]
(198) 2010/05/28(Fri) 23時半頃
|
|
[呻きに続くは、 握り拳による肉を殴打する音。]
……! はッ……
ぁ
[女の面が右に左にと揺れる。 切れた箇所から血が飛んで、地を濡らす。 何度も何度も、]
も…… もうしわ、 ッ
[反射的に紡ごうとした謝罪は拳によって遮られ 膨れ上がっていく、頬はただ罰を受け入れるだけ。 罪人に見られている事も気付かず、眸からは涙が滲む。]
(199) 2010/05/28(Fri) 23時半頃
|
|
[再生の疼きに喜びを感じつつも。
再生された手は、 優しさを持ったままだろうか、と――。
僅かな不安を感じて、眸を揺らしながら両腕の再生を見守る]
手、戻ってきたみたい……。
[失われた両手が元のように戻れば―― 仄かな笑みを浮かべて、彼女に微笑む]
(200) 2010/05/28(Fri) 23時半頃
|
|
[統べる者がいるという。
生きていた頃には"神"と呼ばれる存在が其れ、 そしてその下には司祭が居た。
此処では"閻魔"と呼ばれる存在が其れ、 そしてその下には番人が居た。]
何故人は順番をつけたがるのですか。
[殴り倒された女番人を、仄暗い表情で眺める。 番人よりも更に下の女は何を思うか。]
(201) 2010/05/28(Fri) 23時半頃
|
|
[必死で行っていたのは意識を保つ事。 失えば何をされるか、解らない。 繰り返される殴打は女の身体から力が抜けるまで続けられ]
―――。
[完全に言葉も気力も失った女の手足はだらしなく投げ出され 無理矢理に剥がされる装束に抵抗しようともしない]
?
[だが男性の番人が何かを言った事にぴくりと反応した。 意識がぼやけていて上手く、聞き取れなかったから。]
(202) 2010/05/28(Fri) 23時半頃
|
|
[触れ合う距離の近さに。 女の鼓動は、とくんと鳴り響き、高まってゆく]
良かった……。
これで――。 また、貴女に触れる事ができる。
[新たに生まれたばかりのその手で。 そおっと、ローズマリーの頬を撫ぜようと――。
彼女が感じる女の新たな手は――。 元のまま、だろうか。]
(203) 2010/05/28(Fri) 23時半頃
|
|
ば、
[唇が膨れ上がり、音も侭ならぬ。 男性の番人が望むもの。]
ばつ、を ……くだ、 さ
[必死で紡ぐのに上手く形に成らない。 紡がねば、紡がねば――。 一心はただ、唇を追い立てる。 其処へ何処からか、呟き >>201 のような音が届く。]
くだ――
[声が、途切れた。]
(204) 2010/05/28(Fri) 23時半頃
|
|
外道がッ…!
[小さく舌打ちすると女番人を殴打する男番人に近づくと]
……夢中になりすぎると寝首をかかれるということを、 そなたは覚えたほうがよいのではないかの?
[ツゥ、と広げた扇子を男番人の首を撫でるように滑らせた。]
(205) 2010/05/28(Fri) 23時半頃
|
|
[あの子はどうして泣いてるの?]
……さあ
[可哀想に] 番人の癖に
[痛いのでしょうね]
ざまあみろ。
(206) 2010/05/28(Fri) 23時半頃
|
|
[意識の点滅。言葉と脳裡の不一致に、眉を顰めた。 鬱陶しい。面倒臭い。 それなのに、未だ、共に死んだ彼女の。 アリアの意識が、己に乗り移っているかのようで。 朽ちゆく過去の残滓は謡う]
……やめて、くださ、い
[気づけば岩場から駆け出して、 男番人の暴力を止めようと、手を伸ばしていた]
(207) 2010/05/29(Sat) 00時頃
|
|
[女は罪人の呟きに何を思ったか。 感情は、男の手に踏み躙られる。 滴る女の血を頬から掬い、 受け入れる状態では無い秘所へ]
――ッう
[塗りこまれ、押し込まれる。 堅い感触が身体を揺らす度に、意図せぬ声が]
……っ ぁ っ
[漏れてしまうのは止められず。 意識が、感情が宙を舞い身体からはなれて行く。]
(208) 2010/05/29(Sat) 00時頃
|
|
[其処へ入る制止。>>205>>207 男性の番人は身体の動きを止めた。 女の面は解けた茶の髪に遮られ、窺い知る事は叶わない。]
……
[ぐったりと。 男性の番人は女から身体を剥がし、 罪人二人へと標的を替える為に立ち上がるだろう。
女は――、]
(209) 2010/05/29(Sat) 00時頃
|
|
ひ………ふ、 は ははははは…
(210) 2010/05/29(Sat) 00時頃
|
|
あははははははははははははははははは!!
[男性の番人は行為を中断したというのに 未だ続いているかのように 身体を独りでに揺らしながら笑う]
ひ、ひひひひ あッは
はははははは!!
[涎と血液が混じったものを飛ばしながら げたげたと壊れたように貪る、行為。]
(211) 2010/05/29(Sat) 00時頃
|
|
くだらない……。
罪人は咎を背負う。 罰を受ける。それは解る。
けれど番人同士? [ブンッ、と振るわれる拳に、痛みを覚えその場で崩れ落ちても]
くだらない……。 上下も何も無い無差別な世界なら、 番人なんて存在は無いに等しい。
[反抗と言うよりも諦観に近い口調で訥々と零す。 もう一人の制止の手の人物は如何なったろうか。]
(212) 2010/05/29(Sat) 00時頃
|
|
[狂々と嗤う女を横目に。
菫色は光を灯さない。 くだらない、くだらない、くだらない。
識らなかったから。 番人にも罪が、在る、だなんて。]
(213) 2010/05/29(Sat) 00時頃
|
|
[哂う女の眸には果ての無い空。 揺れて、揺れて、見つめても、煌きは無い。 濁った空が女を、罪人達を包んでいる。]
はははは… は、ぅ
[虚ろな眸が装束の隙間から針を取り出した。 それは何時か、罪人の手に突き立てた罰の針。 握り、秘所まで運ぶと]
……っ! んっ ぁ は、 ぁふ はは ははははは
[ぐちゅぐちゅと秘肉をかき混ぜるように 突き立てて、行為に耽る。]
(214) 2010/05/29(Sat) 00時頃
|
|
ほんにここの番人の質が落ちたの。 妾(わらわ)の接近を許すなど、昔の番人ではありえなかったであろうに。
[番人を嘲る。 もう一人の制止した女性が殴られ、その場に崩れ落ちるのを見て]
…道理だの。
[零された言葉に頷いた。 番人は首に手をかけようとするが、 扇子を畳んで伸ばされた手を叩く。]
妾(わらわ)に触れるでない!
[逆上した番人が拾い上げた石で殴りつけられ、その場に崩れ落ちる。]
……男としても最低点だの。
(215) 2010/05/29(Sat) 00時頃
|
|
――っ
[どれほどの慰めだったか。 女はやがて、びくと震え、身を仰け反らせては 足の先をぴんと伸ばし、達してしまう]
…
[くたりと力の抜けた身体は 罪人にどう見られていたかなど気付く間も無い>>213]
(216) 2010/05/29(Sat) 00時頃
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花売り メアリーは、朦朧とした意識の中で二人の罪人と男性番人の声を聴く。
2010/05/29(Sat) 00時半頃
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[石で殴られた女性は血を流すだろうか。 女番人は理性を取り戻し罰を与えんとするだろうか。 日常茶飯事で慣れてしまっても慣れないこの不快感。]
質が落ちた、――か。
[言い得ている、とばかりに淡く復唱する。 下らぬ番人同士の争いに、 狂うた様な女番人の所作に、 逆上する男番人の暴力に。
ただ暴力を振るう男は、怖いけど、心を犯されないから怖くない。 寧ろ女番人の方が抉って来るのは解っている。 何故手を出してしまったんだろう。]
(217) 2010/05/29(Sat) 00時半頃
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執事見習い ロビンは、花売り メアリーに話の続きを促した。
2010/05/29(Sat) 00時半頃
|
…
[解けた髪がさらりと揺れる 緩慢な動作で上半身を起こすと座ったまま ほぅ、と熱い息を吐き空を仰ぐ]
もう、 あとは――
[未だ掠れてはいるが、]
私が確りと、無能共に罰を下しますから… ご迷惑をお掛けして、申し訳、 ありません、 でした…
[未だ怒り冷めやらぬという具合の男性番人の背に声を掛けた。 二人へと向かった番人はどうしただろうか。]
(218) 2010/05/29(Sat) 00時半頃
|
花売り メアリーは、執事見習い ロビンに話の続きを促した。
2010/05/29(Sat) 00時半頃
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ふむ、そうだのぅ。 …いっそ、そなたより上の番人でも呼ぶかえ?
[傷口を押さえながら男番人を見上げる。]
妾(わらわ)を怒らせたことを後悔するが良い。 そなたより上を呼ぶには様々な方法があるからの。
今の言葉でなんと言ったかの。 …ち、…ちくる、と言ったかの?
[今の言葉や武器などには疎いのでどうしても疑問形になる。 力では勝てなくても、そういった事には長けている。]
(219) 2010/05/29(Sat) 00時半頃
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漂白工 ピッパは、花売り メアリー
2010/05/29(Sat) 00時半頃
漂白工 ピッパは、花売り メアリーに斬られた腕の付け根が、微かに震えた
2010/05/29(Sat) 00時半頃
|
―――――――…ひた、ひた、…ひた。
[地を擦る不規則な足音を追うように、女の通った後には深紅の道筋が出来る。両腕を捥がれて片足を引きずりながらも、口元は緩やかに弧を描いていた。 …彼女は笑っていた]
嗚呼。
[何処までも続く荒れ果てた奈落。彷徨う足に、求める先などありはしないが]
御機嫌よう。
[遠目に見えた番人と罪人たちのひと騒動。見知った姿を認めて静かにほほ笑むと、優雅にお辞儀をしようとして]
ぐしゃっ
[片足で体重を支え切れずに崩れ落ちた]
(220) 2010/05/29(Sat) 00時半頃
|
|
[>>218の言葉と、>>219の言葉を聞いて、 男番人は納得したのか、満足したのか、はたまた怯えたのかはわからない。
それでも、立ち去っていくのを見れば小さく息を吐いた。
同じように制止しようとした女性に名乗り、名を求めただろう。
>>220の姿を見れば畳んだ扇子をもう一度広げ、口元を隠した。**]
(221) 2010/05/29(Sat) 00時半頃
|
|
[女の言葉と、罪人の言葉 >>221 男性番人は未だ不服そうではあったが、 一つ、二つ、厭味を残しもう一度女を強く蹴りつけると]
……ぐ あり がとうございまし、た
[そのまま他の罪人を探し去って行く]
(222) 2010/05/29(Sat) 00時半頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/05/29(Sat) 00時半頃
花売り メアリーは、漂白工 ピッパの手首に添えられた名をふと思い出した。
2010/05/29(Sat) 01時頃
|
[ふらふら、り。 余韻の残る身体が立ち上がる。 過ぎった名に己が手を見下ろした。]
……どういう心算?
[止めに入った罪人へ問う。 其処には何時も通りの無表情が在る。 少なくとも"優しい"等とは称されぬ手を握った。]
そんなに罰が欲しい?
[ぴた、ぴた、と秘所から零れる血液が 獄の地を紅く、染めて行く 右手には慰めた後の、針を握ったまま。]
(223) 2010/05/29(Sat) 01時頃
|
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/05/29(Sat) 01時頃
|
[男の番人が去っていくのをぼぅやりと眺め 振り返れば、理性を取り戻した様な女番人の問いかけ]
さぁ……どうなんでしょうね。 唯、とてもバカバカしかった……。 あんな男、死ねばいいのに――
[物騒に濁す]
罰は受ける、それが私が此処にいる上での義務ですから。
[針に怯える様子はなく、 菫が揺れる先には、深い色を湛える女番人の瞳。]
(224) 2010/05/29(Sat) 01時頃
|
|
[肌蹴た装束を正す。 細めた眸は罪人の言葉を追った。 曰く、死ねばいいと謂う。]
死した地で死を願う。 ……喜劇にもならないわ。
[思いは恐らく、同じ質であったが。 番人の口先は罪人とは違う方向を向いた。]
好い心がけ、ね でも、お生憎様――。
[からりと針を放って]
今すぐ、私からは無理ね。 ……ご覧の有様だから。
[ふらりと揺れる体。]
(225) 2010/05/29(Sat) 01時頃
|
|
だから。
[針を見て、罪人を見て]
其れで、アレを滅多刺しにするか もしくは、自分を慰めなさい
[>>220 アレと称された方を見遣って 罪人へ視線を戻し、命令する]
(226) 2010/05/29(Sat) 01時頃
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ええ、下らないですね。 一層死ねれば、あんな醜い世界も見なくて済むのに。
下らない、願い、です。
[針が落ちれば、意外そうに瞬くが]
……、
[今にも倒れそうな番人の肩に、手を置いて支える。 今こそとばかりに殴っても好かったけれど、 そんな気にはなれなかったから。]
(227) 2010/05/29(Sat) 01時頃
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――…分かりました。
[針を拾い上げ、思案する。 どちらが楽か?どちらが嗜虐的か? どちらが―――]
ふ……
[短く息を吐くと、針を手に――>>220 ソフィアに駆け寄る。]
(228) 2010/05/29(Sat) 01時頃
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嗚呼。 [自分を信じて好いと言った彼女への]
ッ―――おひさし、ぶりです
[挨拶のように、崩れ落ちたソフィアに針を突き刺そうと振りかぶる。]
……お赦し下さい。
[ソフィアの抵抗が無いならば、彼女の腹部にそれは突き刺さるだろう]
(229) 2010/05/29(Sat) 01時頃
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[支えられた身体。 身体に触れようとする罪人など居なかったから 僅かに驚きの色が眸に浮かんだ。]
…
[>>228 駆けて行く背を見遣る 何も謂わず、眸を細め。]
[やがて顛末の音が耳に届くだろうか。]
(230) 2010/05/29(Sat) 01時半頃
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[白いワンピースは赤黒く染まり、己が血だまりの中に沈み込む。微かに体を震わせながら顔を上げれば、扇子の上から覗く眼差し>>221に気づいて]
――――――……、…っげほげほ、うぇ
[何かを言おうとした唇は、言葉を紡ぐ前に激しく咳込み血を吐いた。 それでも何処か穏やかな表情を湛える姿は、彼女の眼にどう映ったのか]
(231) 2010/05/29(Sat) 01時半頃
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ねぇ
[離れた位置から声を投げる]
そんな事を言っちゃ駄目でしょ?
[言葉の意味が伝うまで 罪人にはどれほどの猶予が要るのだろうか。]
(232) 2010/05/29(Sat) 01時半頃
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[番人と罪人の間で、どのようなやり取りがあったのかは認識できてはいない。ただ、針を持ち駆けよって来るケイトを見やれば、その後の展開はある程度予測が付いたのだった]
其れが貴女の望みなら。
[振り被る姿を見上げながら、にこりと微笑んだ]
赦します。
[腕があったなら、きっと彼女に差し伸ばしていた。けれど今の私は、どちらの腕も持ってはいないから]
げほっ、がっ、…かはっ
[ただ、腹部へと針は深く突き刺さり、浮かべていた笑みは苦痛に歪む。顔を伏せれば、目元は髪で隠れる。覗いた口元からは、荒い息と血が吐き出されるだけ]
(233) 2010/05/29(Sat) 01時半頃
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[背中に掛けられる声に]
それじゃあ――
[針先はソフィアの眼球を捉えようと]
足掻け、苦しめ…… 痛みに支配、され、ろ。
[言葉にする時、女は酷く無表情で。 ちら、と番人を見やって、こうですか?と問う様に 僅かに首を傾いだ。]
(234) 2010/05/29(Sat) 01時半頃
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ッ―――
[赦す、と。 その一言がちっぽけな良心に突き刺さる。 ソフィアが拒絶していたならば、 もっともっと、機械のように、 なることが、出来たのに。]
―――ご、め……、な、さ……
[その言葉はソフィアだけに届く様に 幽かに、空気を震わせた]
(235) 2010/05/29(Sat) 01時半頃
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[首を緩やかに左右に振る。 その動きに身体が釣られて揺れる。]
赦されるものじゃ、ない 貴女の罪を赦すのはそこの無能でもなく 私でもなく、ましてや、貴女でもない
[声は淡々と。 その残酷な光景を止める事無く]
出来損ないの良心ね それは償いきれない罪になるのに
[罪人の節々に見え隠れする"良心"を 出来損ない、と切り捨てた]
(236) 2010/05/29(Sat) 01時半頃
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う、ぅ――あぁぁあ!!!
[そう、機械に徹したかったのだ。 楽だった。人の考えなど如何でも好い存在になりたかった。 なのにソフィアは笑う。聖母のように笑う。
それが酷く苦しくて、
彼女の、笑みを、壊すように 唸り声を上げながら 何度も、何度も、突き刺し続けた―――**]
(237) 2010/05/29(Sat) 01時半頃
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[赦すと謂った女を何度も、何度も。 唸り声と共に往復する針先。]
あーあ。 ねぇ、見て、見て?
凄く、痛そう。 凄く、痛そうだよ?
[高音は、踊る。 男性番人に甚振られ膨れた顔を揺らし 一歩、二歩、と近づきながら]
もう少し強く、早く。 そうじゃないと痛みが長く、続いちゃう。
[傍まで寄って、甘く*囁く*]
(238) 2010/05/29(Sat) 01時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/05/29(Sat) 01時半頃
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[頬を撫ぜる手に、ふわり。包まれて。 ゆうくりと、瞳を閉じる]
……暖かい。 とても、とても。
[拭ってもらったばかりの瞳から溢れる涙と共に、 ぽつりぽつりと、言葉―心が零れ落ちる]
(239) 2010/05/29(Sat) 02時頃
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たとえ、あなたの手が。 異形の手となっていても。
あたしには、何にも代え難いものだわ。
[未だ、穴のあいたままの手で触れて。 そっと、頬をすり寄せる]
(240) 2010/05/29(Sat) 02時頃
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あなたの手に包まれると、 あなたの優しさが雨みたいに心に降るの。
不思議ね。 此処は地獄なのに。
生きていた頃よりも、暖かいだなんて……。
[ふわり、儚く微笑んで]
(241) 2010/05/29(Sat) 02時頃
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――あたし、あなたの手が、
すき……。
(242) 2010/05/29(Sat) 02時頃
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[ローズマリーの頬を撫でる――。 その手が元の己の手のままか、不安、不安で――]
ああ……。 貴女は、私の手が……。
異形の手になっても――。 貴女は受け入れてくれるの、ね。
[ローズマリーの>>239温かいの言葉に。 穴のあいたままの手が触れ。 すり寄せられるその柔らかな頬の温かさに。 地獄だと言うのに癒されてゆく]
(243) 2010/05/29(Sat) 02時頃
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[女の瞳が最後に捉えたのは、微かに空気を震わせる罪人の姿。零れた謝罪の言葉。そのすべてを受け入れるかのように、笑う、嗤う、哂う]
ッ、―――…ンあッ…。
[視界に迫る針の恐怖に一度肩を震わせるも、逃げるそぶりは無く。脳髄を走るような激痛の後に、訪れたのは深い暗闇だった]
あっ、ぐ、うぅッ、……っっッ!
[針は振り下ろされる。何度も、何度も、何度も。 瞳から流れ落ちるのは鮮血の滴。刺されている間は、笑みは消える。苦痛に殺しきれない声を上げ、身を捩った]
[―――――それでも]
(244) 2010/05/29(Sat) 02時頃
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赦します。
[やがて、針を向ける手が止まれば、……痛みに身を痙攣させつつも口元に静かに笑みを浮かべる。 血の涙を流しながら微笑する姿は、さながら―――]
………貴女も。
[そう告げた女の顔は、番人の声のする方へと向けられていた**]
(245) 2010/05/29(Sat) 02時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/05/29(Sat) 02時頃
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姿かたちが変わっていても。 優しいあなたの此処は、
[そっと、白装束の胸元に触れる]
は同じだもの。
(246) 2010/05/29(Sat) 02時頃
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私も、此処が地獄なのに――。 生きていた頃よりも、安らぐ、よ。
本当に、不思議だ――。
[儚く微笑む、彼女を見詰め。同意するように微笑む]
私の此処は同じ――。
[そっと、己の胸元に触れる彼女の手の感触に。 とくんとくんと胸が鼓動を早く鳴ってゆく]
私の手を――、好きと。 此処を同じだと、言ってくれる。
貴女が……、貴女の手を……。 私も、好きだよ――。
[その穴のあいた手を慈しむように。 優しく手で取れば、口付けを落として。]
(247) 2010/05/29(Sat) 02時半頃
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[そっと落とされる口付けに、じぃんと、熱を持つ指先]
それ……は、だめ。 あなたの唇が触れると、心臓がとくんとくんって。痛くなる、の。
[彼女の唇が燈した熱は、指先から頬へと伝わって。 赤く赤く、染まる]
(248) 2010/05/29(Sat) 02時半頃
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[口付けで、燈した熱が。 それが徐々に指先からローズマリーの頬へと広がり。
赤く染まるのを見れば――。 もっと、赤に染めてみたいとの思いが湧く]
此処に唇が触れるのは、駄目なの?
[でも、触れたい――。 彼女にに触れたい、との思いが強くなって]
なら、此処――…
もし…… もっと痛くなったら、謂って?
[熱を持った指先に、指を絡めながら。 彼女を傍に引き寄せ、逃げないようなら。
その柔らかな唇へ、甘く食むように口接けて]
(249) 2010/05/29(Sat) 02時半頃
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[指が絡まり、捕らえられてしまったら。 彼女の腕と言う鳥籠で震える小鳥のように、小さく鳴いて]
だめ……。 あたしに触れちゃ、だめ……。
――あなたまで、
[穢れてしまう。 そう囀る声は、甘い甘い口接けに溶ける]
(250) 2010/05/29(Sat) 03時頃
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[小さく鳴くローズマリーの甘く柔らかな唇を味わう。
鳥かごの中で震える小鳥の唇を啄ばむように]
触れては、駄目なの……? 私、まで――。
[口接けに溶けながら、穢れてしまうと囀る小鳥。 小鳥の髪を優しく撫でながら。]
もしも、貴女が穢れているのなら――。 それを禊いで、あげたい。
[溶けて柔らかに解れた彼女の口の中に、 熱く濡れた舌を差しいれ、唾液を舌を絡ませる。
彼女が穢れると囀るのを封じるように]
(251) 2010/05/29(Sat) 03時頃
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|
……駄目じゃ、ない。 あなたに、触れて…欲しい。
でも、あなたの唇が触れると、苦しくて、切ないの。
[彼女の指や唇が触れるたびに、熱を持つ身体を支えきれなくて。 くたりと、身を預けてしまう]
(252) 2010/05/29(Sat) 03時頃
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|
[穢れを禊ぐと、再度重なる唇に、縋る様に腕を背中へと回して]
……んぅ、ふ…ぁ、んん……。
[絡め取られた舌から伝わる甘い蜜に、酔ったように。 彼女の虜となるだろう]
(253) 2010/05/29(Sat) 03時半頃
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[苦しく、切ないと訴える彼女を見れば]
貴女に無理はさせたくない、の――。
[熱を持ち、身を預けてくるその身体をそっと撫で。 切なそうに上下する胸元を優しく擦ってあげて]
でも、触れて欲しいって謂ってくれて……。
――嬉しい。
[縋るように腕を背に回し 酔ったように甘い声をあげるローズの反応が愛しく]
(254) 2010/05/29(Sat) 03時半頃
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[彼女と共に酔い溺れたい。 その口の中に広がる甘露を味わいたい。 甘く漏らす声を聞きたいとの、想いが膨らんで――]
可愛い、――。
甘い貴女の声をもっと聞かせて――…。
[次の仕置きの時間が来るまで。 彼女との口接けに*溺れ続けた*]
(255) 2010/05/29(Sat) 03時半頃
|
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/05/29(Sat) 03時半頃
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[胸元に触れる彼女の手に、 早鐘を打つ心臓の音が伝わってしまうのが恥ずかしくて。
ふるふると、首を振ってしまう]
可愛い、なんて。 恥ずかしい……。
[初めて言われる言葉が嬉しくて、苦しくて。 思わず瞳を伏せて、しまう]
(256) 2010/05/29(Sat) 04時頃
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[何度も重ねられる口接けに、いつしか蕩けて]
……ぴっぱ、 ぴっ、ぱぁ……。
[小鳥が囀る様に、何度も彼女の名を呼んで。 求められるままに。 甘く鳴く声を、彼女の耳へと*運び続ける*]
(257) 2010/05/29(Sat) 04時頃
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[嬉しそうでいて、どこか苦しそうに 目を伏す様が、たまらなく可愛くて――。
高鳴るように早鐘を突く彼女の心臓の音を感じれば。 それだけで、悦びが突き抜けてゆく感覚]
恥ずかしがる、貴女も
――好き、よ。
[唇を一旦離せば、くすっと悪戯っぽく微笑んで。
それでも、まだ足りないとばかりに。 その柔らかな唇を、愛を込めて何度も啄ばむ]
(258) 2010/05/29(Sat) 17時頃
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[求めに応じて、甘い鳴き声を運ぶ彼女。 その響きが、女の鼓膜を震わせれば。
呼応するように心を震わせ、奏でられる響きに没頭して]
ああ、貴女と過ごす時間は――。
飛び去るように……。 ……過ぎて行くわ。
(259) 2010/05/29(Sat) 17時頃
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[地獄では甘い時間に溺れるのは刹那の時間。
身体と心が、地獄の罰に耐えられるようになれば。 仕置きの時間が迫ってくる。
番人に仕置きを受ける己の痛々しい姿を 彼女に見せるのは居た堪れなく]
好きよ――…。
[彼女の耳元に、唇を触れる程近づけ囁き。 最後にもう一度。 離れる時間を惜しむようにぎゅっと抱きしめてから。
仕置きを受けに、その場を離れた――**]
(260) 2010/05/29(Sat) 17時頃
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|
…ふむ、番人の質は落ちても咎人は変わらぬ、か。
[口元に広げた扇子を宛がったまま、 ソフィアやケイト、メアリーの様子を見ている。
そのうち、別のところへと向かった。]
(261) 2010/05/29(Sat) 22時半頃
|
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/05/29(Sat) 22時半頃
|
[―――――救われることなど無いと知っている。
何故なら、此処は奈落。
けれど救いの無いのが獄の定義とするならば、何処であっても獄と同じ]
くすくすくす。
[あなたの望むままに、私はこの身を捧げましょう。 けれどあなたは、きっと私の望みを叶えてくれはしない]
(262) 2010/05/29(Sat) 23時頃
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[何処までも続く暗澹たる地獄の地を歩む。 ごつごつとした岩でバランスを時に崩しながら]
何時まで……。 罪人への仕置きは続くのだろう――。
[遠くには――。 熱した鉄板の上を歩まされ、悶える罪人達が見える。
青い肌に黒衣をまとった番人に掴まった罪人は。 その灼熱の鉄板へと進む列に並ばされているよう。
灼熱の鉄の板の上で踊り狂う罪人の姿。 肌を焦がす臭いに、絶叫が耳に届き。
それらを聞きたくないと謂うように。 その場にうずくまった。]
(263) 2010/05/29(Sat) 23時頃
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|
[気ままに歩いているうちに再び、罰を受ける。
それが、獄の常。 それが、獄の法。]
(264) 2010/05/29(Sat) 23時半頃
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[蹲っていれば、背後から来た獄卒に襟をつかまれ。 強制的に灼熱の板へと並ばされる。
自分の番になるのが怖い。 この時間さえもがこの仕置きの罰なのだろう]
ああ、……。 こんなにも、長いなんて――。
[狂おしい程の時間。 ローズとの時間とは違い。 恐ろしい程のゆったりとした恐怖の時の流れ]
(265) 2010/05/29(Sat) 23時半頃
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|
[時間の感覚が狂い出した頃。 離れていても肌を熱気で熱くする灼熱の板に、 自分も乗る番が来る。
絶叫を上げ、灼熱の鉄の板を踊る。 狂ったように転げ回り。
番人が其れを笑う声さえ届かなくなり 意識が遠くなった――。]
(266) 2010/05/29(Sat) 23時半頃
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[気がついた時には。 灼熱の仕置きから解放されていて。
その場から離れた何処かに転がされていた] くぅ……。
[まだ、肌からはじくじくとした痛みが。 燃えるような熱さが身体に潜んでいるようで。
身体を動かす度に、苦悶の声を上げた]
(267) 2010/05/29(Sat) 23時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/05/30(Sun) 00時頃
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は、……ッ
[声を殺して泣いた。 赦します、と、――その声が頭から、離れない]
赦さないで、ゆるさないで。 一層、コロシテ…―――
[番人はまだ其処に居ただろうか。 嗚呼、あの鎌で心臓を貫かれたら死ねるだろうか。 この世界から――解放されたい]
(268) 2010/05/30(Sun) 01時頃
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迅速に処理したわ。
[冷静な女番人――ヨーランダの声だけが響く]
聖痕を持つ者は、全て此方で始末した。
くく……理想郷(Eden)等と言う夢すら与えぬ。
さあ、今日も罰を与えましょう――――。
(#3) 2010/05/30(Sun) 01時頃
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[奈落は、唯、永劫に――――**]
(269) 2010/05/30(Sun) 01時頃
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