136 【半身内】ぼくらの学校
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[美夜と2人で屋上へと向かう途中、今度は別の女の子に出会った。>1:184 どうやら彼女は美夜の知り合いのようで。]
あっ、どうも。
[小さく会釈をしながら、2人の様子を見守る。 彼女の名はさっちゃん、らしい。 さっちゃんと言えばサチコだろうか、と勝手に考えをめぐらしていた。]
(19) 2014/10/17(Fri) 21時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 21時半頃
截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 21時半頃
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[さっちゃんはサチコじゃなくて沙耶だった。 それと美夜はサボりの常習犯らしい。 美夜の立ち位置は特に気にせず。]
僕は元梧桐3年の椎堂海。 よろしくね、沙耶。
[人当たりのいい笑顔を作って自己紹介。 僕も慣れたものだ。 僕自身が誇らしい。]
(32) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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[自己紹介をしてれば駆け下りてくる女子生徒。 山吹の生徒も慌ただしい人はいるんだと変な安心感。 この生徒は沙耶を探していたらしい。 そして、美夜のことも知っているようで、顔がひろいんだなと感心する。]
おはよう。
[そして、女の子との会話に根拠の無い自信を持ち始めている僕は沢たかに朝の挨拶をその少女に向けるのだった。]
(33) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 23時頃
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[初対面から背が低い印象をもたれているなど夢にも思わず。 片手を挙げて、爽やかに挨拶をする様子に。 梧桐にこんな後輩いたような気がする、と負けず劣らず失礼な事を考えていた。]
んっと、みやびね。 こちらこそよろしく。
[そのせいもあってか話しやすいなと第一印象。 美夜名前が一字違いだ、2番めの印象。]
…屋上行こうかなって思ってたとこ。
[みやびたちは交流会に行きたいようで。 サボるとは直接言い出せなくて遠回しに伝えた。]
(41) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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帰った奴もいるんだ。
[さすがに驚いた、僕もまだまだだ、と何故の対抗心。 そういえばこの流れ、僕もさぼりたいと思われているのではないだろうか。 まぁ、いいのだけれど。]
はいよー。 みやびも交流会でなにか面白いことあったら教えてね。
[男の後輩に接するときのように自然に振る舞えた。 うん、いい感じ。]
(51) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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― 屋上 ―
[後輩2人と別れると美夜と2人で階段をのぼる。 行き着いた先は屋上への扉。]
開いてるかな。
[ドアノブに手をかけると、予想に反してそれは簡単に開いた。 美夜に笑顔を向けるとドアの向こうへ踏み出した。]
結構景色綺麗だなー。
[そこはベンチも、植木も何もない、手すりがあるだけのただの空間。 それでもここが学校の屋上だというだけで胸を高鳴らせる魅力的な空間に変わる。 興奮した様子で手すりの方へ近づくと僕の街を見下ろした。]
(53) 2014/10/18(Sat) 00時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/10/18(Sat) 00時半頃
[鉄塔。ビル。
なんの変哲もない、住宅街。
それこそ少女の住んでいる、マンション。
飛んでいる鳥や、道を走る車の、クラクションの音。
校外で姦しく会話している、生徒たちの声すらも。
それらのすべてが、太陽の光で煌めいて。
風で曇りの無くなった蒼の瞳に、飛び込んできた。]
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[大人びて見えた美夜が勢い良く屋上へ飛び出る姿には思わず笑みがこぼれてしまう。 行事をサボった2人が並んで眺める街はひどく眩しい。 ちらりと横を盗み見た少女の表情もどこか輝いて見えてしまう。]
へー、いいとこ住んでんだね―。 僕のは…もう少しあっちかな、あの大きな薬局が見える方。 その向こうにある赤い屋根の一軒家が僕の家。
[わくわくしたようにつぶやく美夜と一緒に声をはずませる。 指差し身振りを交えながら自分の家を説明する。]
……なんかさ、こういうのすごい青春ぽくない?
[そしてそのまま上がったテンション、勢いのままで呟いた。 青臭い台詞に恥ずかしくなって赤くなっても、それは後の祭り。]
(64) 2014/10/18(Sat) 01時頃
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そう、青春。
[言葉を繰り返す美夜。 その反応はさっきまでより鈍くって、失敗したかなと赤くなる。 後悔しながら続く言葉を待てば。]
……だろー!!
[元気一杯、肯定する声が聞こえた。 僕は一転嬉しさで大きな声で美夜に笑みを向ける。]
(104) 2014/10/18(Sat) 20時半頃
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メロンパン…?
[そしてさらに一転。 美夜のキリッとした声に不思議そうな顔。 鼻唄まで歌ってしまって、とにかく機嫌は良さそうだ。]
せ、青春仲間かー。 なんか照れくさいな。
[へへっと赤くなって笑うと、ありがとうと半分になったメロンパンを受け取り一口ぱくり。 それは初めて触れた味。 今までで一番美味しいメロンパンだった。]
美夜ってなんか変わってるね。 そこが…んー、なんいていうか…。 すごい、いいと思う。
[思いついたことをまとめたらうまく言葉にできなくて。]
(105) 2014/10/18(Sat) 20時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/10/18(Sat) 20時半頃
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[美味しいと呟く美夜にうなづく。 鞄を探ろうとする様子には今度は何が出てくるのだろうと思っていた。]
んー、どうだろう。 よくもあり、悪くもありじゃないかな。 個性がしっかりしてるとも言えるし、周りから浮いちゃうとも言えるからね。
ただ美夜は一緒にいて嫌な感じ全然ないし、むしろ楽しいからもっとつるんでたい。 だから、いい変わってるだよ。
[うんうん、と思ったことを僕なりに言葉にする。 心なしか遅くなった美夜の動きにもしかして気にしてた?と内心首をかしげる。]
それにちょっとだけ羨ましいかな。 見ての通り、ただの普通の男の子だからね。 憧れる。
[ちょっとだけどね、と笑いながら。]
(112) 2014/10/18(Sat) 21時半頃
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どういたしまして。
[隠れてみえづらい表情のなかに微笑みがのぞくと嬉しくなる。 今度は美夜の言葉に耳を傾け。]
…僕、というか僕達が?
[加えて格好や性格じゃないと言われると、もう何のことだかわからない。 頭の中にはてなマークを浮かべていると、彷徨った指先は前髪を指し。]
えっと、前髪…じゃなくて眼?
[その前髪で隠しているもののことだろうか。 何がどうしたのだろう、と推測が膨らむ中、重ねて訪ねた。]
(117) 2014/10/18(Sat) 22時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/10/18(Sat) 23時頃
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[うん、と肯定するも動きが続かない美夜。 それも、今までの美夜らしくない緊張している様子。 本当にらしくない。
それほどまでに美夜が見せたくないものなんだろう。 それほどまでに見せたくないものをどうしてこの僕に見せてくれるのだろう。
興味と恐怖と隅っこに喜びを携えて。 じっと美夜の瞳を見つめ。]
(125) 2014/10/18(Sat) 23時半頃
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[そして指が下げられると現実に戻ってくる。 はっとしてまず思ったのは…。
なんだ、そんなことか。
あの美夜の仕草をみたせいで勝手に失明や、義眼、最悪目がないことまで想像し覚悟していたせいもあっただろう。
それに、むしろ惹きこまれてしまったのだから。]
んー、確かにそうだね。 でも、とっても綺麗だったよ。 いいかわってる、だ。
[笑顔で告げる。 それから少し考えて。]
(126) 2014/10/18(Sat) 23時半頃
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美夜はさ、その目、気にしてるの?
[きっと本気で気にしている。 そう思ったから気軽に声はかけられない。 気にするものではないじゃないか、それだけじゃ解決出来ない気持ちはわかるから…身長とか。 とにかく、美夜の気持ちが知りたくて聞いてみた。]
(127) 2014/10/18(Sat) 23時半頃
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だよね。
[見た目も行動もそれを示していた。 美夜の言葉をうんうん、と相槌を打ちながら聞いて。]
小学生とかって残酷だもんね。 思ったことをすぐ言うわ、違うものやからかいの対象見つけるなり嬉々として指摘したり。
たしかにその先生はひどいなー。 ちゃんと書類に目を通しとけ! とか怒ればいいよ、美夜は悪くないんだし。
[あははっと笑う。]
まぁ、その制服はフォローのしようがないけどね。 可愛いし、似合ってるから着ないのは勿体無いと思うけど。
(137) 2014/10/19(Sun) 00時頃
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んー、と。 僕は気にしなくてもいいと思うよ。
[ひとしきり返事をした後、落ち着いて気持ちを告げる。]
…気にするなって言われて楽になるなら簡単だろうけど、なかなか難しいよね。 僕も、こう身長とか…。 もう少し、せめて70は欲しかったし…。
[唸っていたが、すぐにそれはおいておいて、と話を続ける。]
僕は美夜の目、とても綺麗だと思う。 むしろチャームポイントだと思うよ、すごい惹き込まれそうなんだ。 それだけは覚えておいてほしいな。
[笑顔でそれだけ言い切った後、自分の言葉の内容に赤くなる。 出会ったばかりの女の子に何を言っているのだろう。 でも、それもまた、青春らしい。]
(140) 2014/10/19(Sun) 00時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/10/19(Sun) 01時頃
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