人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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[微笑みが女のくちびるを彩る
漏れる声は空気震わすそれではなく、
直接響くような、音色。]


――…ああ、もうひとりはキミだったんだね。

      ラディスラヴァ。


[教会の天井を仰ぎ紡がれるべきはこの音色だったか、と。
ふ、と目を細めて酒場に現れた彼女を見詰めた。]


[手を握れば、傍に寄れば間違いなく匂う血の残り香。
人より鋭い人狼の嗅覚の所為だろうか。
いや。それならばクラリッサもとうに気付いたはずだ。


 …… ざわり。 心をざわめかせる血の香り。


感じられるのは”血”のためか。
それともこの身が、とうにまどろみの外にある為か]


【人】 宿屋 ルパート

メアリー、少しいいかね?
食材を取りに来たんだよ。

[もしもクラリッサが食事の誘いを受けてくれるなら、
先に入っていておくれと言うつもりで。
娘は恐らく、手を離さない方が良いだろう。
そう考えて、メアリーには食材小屋へ付き合って貰うことにした。
なに、敷地内の小さな小屋だ。
そこで取ってくるのは、チーズと少し足りない肉と]

(483) 2015/05/13(Wed) 01時半頃

メアリー、聞こえるんだね。
お前、何をしてきたんだい?

 …血の、匂いがしている。

[責める風はなく。
案じるように、確かめるように乗せる声なき囁き]


お父さんはいつだって、

[そう、いつだって。
人を手に掛けるには老いた、
ぬるま湯に馴らされすぎたこの身だけれども]

お前と──…

[声が聞こえる。ひとつ、ふたつ。
ああ、うたかたの夢から醒めた者らの声が]



         …──── お前たちの味方だよ。

[闇に光る獣の目を伏せ、そう囁いた]


【人】 宿屋 ルパート

……ん…、

[手を繋いだ娘にしゃがむようにせがまれて膝を折る。
耳に囁きかけようと添えられる手に、耳を寄せ]


  …────、


[笑みを浮かべた]

(488) 2015/05/13(Wed) 01時半頃

【人】 宿屋 ルパート

そうか、分かった。
ならば今度寄っておくれ。
何か…美味しいお茶でもご馳走しよう。

[クラリッサの、予想通りの応え>>485には頷いて。
ホットミルクとの注文には、その気遣いに笑みを深めた]

ああ、承った。
お代はもちろん、要らないよ。

[暗闇の中、ふわりと微笑む姿は遠いひとの姿を思い起こさせる。
彼女たちの優しさが重なるためであろうか。
それとも明日が、その日であるためであろうか]


おやすみなさい。良い夢を。
…気をつけてお帰り。

(493) 2015/05/13(Wed) 01時半頃

[ゆらり、聞こえる声。
それはやはりあの時の、彼の声。]

 ええ、私。
 腐ってない『ひと』がまだ居たのね。

[くすくすと、それは本当に楽しいことのように微笑みました。
口許を抑え、生温い理想郷の中で腐ってしまった
腑抜けた獣達にはバレないように。

泡沫の夢から醒めた者にしか伝わらぬ声で
私は『言葉』を落としました。]


[ さくり さくり 草を踏む4つの音。

 眼の中の、やさしいだけだった光が柔らかな像を結んで
 闇の中に浮かんだのは、背が高くて紫色の……
 返魂の一節を持つ 十五夜草。

 「君を忘れない」

 とおいとおい誰かを想う、思い続けてしまう ひと。]

   せんせいが両親のために誓ってくださるなら
   わたしも頑張らないといけないですね。

   ………でも。
   視えないまんまでも、しあわせですよ。

[ 治らなくとも、助けられずとも
 救われる「なにか」は確かに あるのだと

 墓地の出口で告げた ことば。**]


―食材小屋に向かう途中―
[口からではない、
どこから伝わってくるのだろうこの声は。

慣れ親しんだ父の声が響く。
すぐ隣にいる父の声が。

不思議そうに父の口許を見ながら歩いていたけど
続く父の「血」という言葉に
眼を瞠る。]

…ッ!!
してない……。
なんにもしてない!


[血の匂い…?
そんなの考えもしなかった。
だって無我夢中だったから。]



[食べ散らかした肉の味も覚えてないんだもの。]

 


[“お前たち”とルパートは言うから、
それは聞こえる者に向けられると思えた。]


――…僕も味方だよ。

       今夜のことは、秘密にしよう。


[ぽつり、ぽつり、声を紡ぎ。]


[「お前たち」という言葉は
自分とグレッグのものだと勘違いしつつ
「味方」という言葉を聞いて尚
打ち明ける気配もなく。]


  [滅多に怒ることのないお父さんだけども、それでも
  「殺す」なんて絶対に許してもらえない。
  だって、お父さんはスティーブン先生を
  まだ許してないから。]




  …?
  誰?

  わたしの中に入ってくるのは誰?

[今まで考えてなかったから気づかなかった。
父親の声だけではない。誰か別の人の声も聞こえる。]

  なに…?怖い……。

[みんな見張ってるのかな、わたしが悪いことしないか。
…ううん、もう悪いことした…――から?]


[楽しそうな笑みの音色が伝う。]


腐ってない『ひと』、ね。
ふぅん、キミにはそう見えるんだ。

腐りはしない。
けれど――…、


[共存の形はまるで飼い殺されるようで、
鈍っている、とそう感じていた。

密やかに交わされる言葉。
醒めてしまった己は泡沫の夢の中にはもう戻れない。]


 味方……、味方ね?

 役者は揃った、というところかしら。

 どこの誰がとは謂わないけれど
 大変なことをしでかしたみたい。
 明日の朝になれば、それはきっと楽しいお遊戯の始まりね。

[高く澄んだ声は、さて、何処まで届くでしょう。]

 『一族の手で、過ちを正す』んでしょう?

 味方なら、庇ってあげなくちゃならないかしら。
 犯人さんが暴き出されたら、それが老人であれ若者であれ
 女であれ子供であれ、きっとあの男は無慈悲に謂うわよ。


【人】 宿屋 ルパート

私もだよ。
メアリーは私の…私と母さんの、大切な宝物だからね。

[栗色の髪を撫でて瞳を細め。
食材小屋で目当てのものを手に入れれば、頷いた。

結局、結構な時間が経ってしまった。
グレッグには悪いことをした。
早く戻ってやらなければ]

何も心配しないで、おやすみ。

[心からの言葉を愛娘へと掛ける。
この娘と甥っ子のグレッグと。
この二人を育て守ることだけが、
妻亡き後の支えであり続けたのだからと]

(505) 2015/05/13(Wed) 02時頃

 「処せ。」

 って。

[くすくすと零れるのは笑み。
密やかに交わる会話は、さて何年ぶりのものだったでしょう。]

 そうなると、あの男が邪魔ね。
 くだらない理想にしがみついた、哀れな獣。

 どうせお遊戯は始まってしまうんだもの。

 折角ならもっともっともっと、もぉっと。
 派手に彩ってみない?

[くすくす、くすくす。
だって、楽しいんですもの。]


【人】 宿屋 ルパート

─ 宿屋 ─

[メアリーを伴って戻れば、未だそこは賑やかで。
ただ、今の娘にこの賑やかさは辛かろうと奥へ促しつつ]

グレッグ、すまなかったね。
メアリーが…少し、参ってしまっていたようでね。
連れて来たんだが、ホットミルクを用意してやってくれないか。

…さ、メアリー。

[食材をカウンター奥に置くのもそこそこに、
甥へ事情を簡単に説明して娘を奥の自宅へと促したものだったが]

(506) 2015/05/13(Wed) 02時頃

【人】 宿屋 ルパート

[アルカイドは未だ楽しげに飲んでその場に居たか。
その様子を目にとどめれば、男の瞳は細くなる。

 『ぜったいに』、と。

繰り返された言葉の強さ>>453は意外なようで嬉しくて。
ああ、ぜったいにと此方も繰り返して笑みを返した。
それでもやはり、彼が同世代の若者に混じる姿も嬉しく見るのは、どうにも父親根性が抜けぬところか]

(508) 2015/05/13(Wed) 02時半頃

【人】 宿屋 ルパート

いらっしゃい。ゆっくりしてお行き。

[新たにラディスラヴァの姿をみとめれば、声を掛け。
オーレリアと仲良さげにしていた姿を思う。
物思わしげな視線は一度、花桃のジャムと彼女を行き来して]


 …────、

[何を出そうか。
そう考えるより早く、とうにホットミルクとビーンズチャウダーを甥が用意していることに安堵する>>502]

(509) 2015/05/13(Wed) 02時半頃


………君かね。

[聞きなれぬ声。
思えば昔聞いたことはあったのだろうが、
それでも長らく──しかも年も違う──聞かなかった声。

高く澄んだ声響かせる娘へ向け、声ならざる声が向かって]


[深く落ちたのは、諦めに似た溜息。

何故同胞は目を覚まそうとしないのか。
何故同胞の手で、同胞を裁かねばならないのか。


 人狼が人を食らうことなど”自然”というのに]



 …… その前に長を、かね。


[そうかも知れない。それが正しいのかも知れない。
けれど長年をぬるま湯で過ごした男には最早牙はないけど]


やるなら──…



  ……、上手く「隠さないと」、なあ。

[牙はなくとも知恵はある。
さてどうしたものかと、思案する様子で口を*閉ざした*]


【人】 宿屋 ルパート

いいや。

[ゆっくりと、声を失った娘の唇が動く>>513
その音なき言葉に耳を澄まそうと、じっと視線を彼女へと向け]


  ──── どういたしまして。


[喜んでもらえたなら何よりと、
微笑みに穏やかな笑みを返した]

(514) 2015/05/13(Wed) 02時半頃

【人】 宿屋 ルパート

ああ、グレッグや、

[そして、忙しく立ち働く甥へと視線を転じる。
彼は先ほど、何か言いかけていなかったか。
最も忙しく過ごしているから、とうに忘れてしまったか。
その可能性も高いとこれは、心のうちに思いながらも]

適当なところで休みなさい。
…お前もホットミルクはどうだね?

[作ろうかと、夕べにどこか心細げな表情を浮かべていた甥へと案じる視線を投げかけて]


 ……何か…言いかけていただろう?

[軽く、首を傾げて*みせた*]

(515) 2015/05/13(Wed) 02時半頃

 共存のため、共栄のため
 『ひと』の為に。
 同胞に手をかける。

 私達だって『ひと』なんだから。

 同胞に手をかけたって
 構わないはずよね?

[諦めにも似た溜息が聞こえます。
声ならざる声が向かう先
私は彼に、微笑んで見せました。]

 そうね、上手く隠さなくっちゃ。
 でなきゃ、殺されちゃうわよ。

 ───“わたしたち”。

[『味方』なんでしょう、と首を傾いで見せて。]


宿屋 ルパートは、メモを貼った。

2015/05/13(Wed) 02時半頃


宿屋 ルパートは、メモを貼った。

2015/05/13(Wed) 03時頃


[腐らない、誇り高き人狼。
…なぁんて謂うつもりは微塵もないけれど。

人間に紛れて、耐えて、黙って生きる。
それが『共存・共栄』だなんて。
初めから天秤なんて水平じゃなかったことに
気付きもしないお馬鹿さんたち。

泡沫の夢にしがみ付いて。
ありもしない理想を描いて。
微温湯に浸かって。
人と獣が仲良く手を取り合って生きていこうだなんて。

本当に、馬鹿みたい。

もう天秤は大きく軋んでしまったのだから。]


 
 
 
 ───明日の朝が楽しみね?
 
 
 


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