131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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・・・未来、なぁ・・・
[今日も明日も、いつもと同じ一日が巡って行く。 先が分からない以上、未来はそんな物だと思っていて…]
興味はあまり無かったな。 先の事なんてわからないし、今日を生きる以上をしようとしても碌な事にならないだろうし。
[先を見据えらて後継者を育てたりするには、自分の腕はまだまだ未熟で。 だからこそ、今は今日を生きることに力を尽くすべきと考えていた。]
(268) 2014/08/17(Sun) 02時半頃
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聞こえるかしら?
今、貴方の心に直接問いかけているわ。
[さて、魔法耐性のある彼に言葉は届くのか。
レティーシャと話すよりは小さな声になってしまうのか。
それとも、全く届かないようであれば通信用のマジックアイテムを渡すところなのだが。]
[頭に響く不快なノイズ音。
同時に途切れ途切れにクラウディア卿の声が響いて顔を顰めた]
面白い力をお持ちの様ですが、
少々頭痛を伴う話術のようですので、ご遠慮致しますよ。
[クラウディア卿の力は《白》の加護を突破する程のものだが、
やはり負荷は掛かるらしい。
素直に断りを入れると、
通信用のアイテムを受け取る事になるだろう]
…あら、面白い術式を使うのね。卿の才たるや恐るべきかな。
[ふと通信アイテムを使ったときのように頭の中に響いてくる声に、笑みを浮かべた。ダイレクトに意思を伝える声。自分はその会話には参加しない。ただ傍受しているだけだ]
やはり難しいですか。
ではこれを。
[水晶を一つ手渡した。
そして補足的な説明を加える事に。]
私専用の通信手段という訳ではないのです。
他にも王国の為に戦う人が居るのならば。
魔術を教えるか、同じ様な魔法道具を渡すでしょうね。
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…戦場になるは未確定なのに、闇に覆われるのは確定かい。
[まぁ、確実に戦場になりそうなのはむしろ教会の方だろう。 好き好んで市街地で戦おうとするのは、ゲリラ戦狙いか被害を増やしたい奴だけだ。]
…俺の在り方なんざ、とっくに決まってる。 客の味方で、敵の敵だ。
[行き詰った時ヤケで祈る程度の信仰はあっても、 それを理由に人を害そうとは思わない。 相手が客なら商売をするし、関係無いなら気に留めない。 そして敵対者なら、自分が死なない程度に応戦する。 己の在り方なんて、その程度で十分だ。]
ま、戦いに役立ちそうな薬は持ち歩いとくかね。 護身程度は出来ないと、応戦すらできず終わりそうだし。
[営業時間が終わったら、やる事が一つ増えたのだった。]
(340) 2014/08/17(Sun) 20時頃
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私にはこれで十分です。
[渡された水晶に話しかける。
声が届く者が判っていれば、それで良いと]
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…薬師が神に本気で祈るようじゃ、 そんな奴の薬飲めたもんじゃないだろ。 素材を加工して薬にするのも、 新しい薬を研究するのも薬師自身。 神さんに祈ってちゃ、責任転嫁してるようなもんだ。
[冗談めかして言いながら、戸に手をかける少女を見つめていて。 思いを馳せるのは、今日訪れた四人の客。 …ああ、そうだ。伝言を伝えておかなくては・・・]
あー、そういや嬢ちゃん宛てに伝言預かってるんだった。 「カリュクスが貴女に会いたがっている」って内容で。
[危うく伝え忘れるところだったと、内心慌てていたのは秘密である。]
(406) 2014/08/17(Sun) 22時半頃
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何やら異教徒狩りが始まっているようだが。
二人とも隠れるなりした方がよさそうだぞ。
[今アマトとティソの二人がどこで何をしているかは分からない。
一応は警告はしておこうとそっけなく伝えるだけ伝える。
ある意味で教団内部へ潜入したいならチャンスでもある。
己は今はまだ教団へ近づく気はないけども。]
異教徒狩りか、詳しく聞きたい。
状況次第では潜入を試みてもいい。
ああ、あと薬屋での用事は終わった。
さっきのメモの薬ももらったんだけどもって帰ったほうがいいか?
[共鳴を連絡代わりに使う。]
いや、薬は今はいい。
診療所付近も煩いのでな、近づかない方がいいだろう。
[精神共有とは面倒くさい事を、と思っていたが。
慣れれば案外便利であった。]
詳しくは俺も分からん。
なにやらスラム街の住民を教団本部へ向かわせているらしいが。
それに抵抗するなら異教徒、そういう考えのようだな。
[故に潜入するならただ粛々と本部へと向かえばいいだけの事。
実に容易く中へと入れるだろう。]
嗚呼、イアンさんもスラム街の近くにいるんだ。
僕からも、山狩りぽい何かが始まってるの、見えてるよ。
[そっけないイアン連絡。ティソは近くにはいないらしいが。
随分大規模な異教徒狩りだ。この分ならば教団の戦力も結構分散してくれているかも知れない。ならばチャンスは未だ]
僕も少し、メサイア大聖堂に殴りこみを掛けてみようかな。
[少し市場で食材買ってくる。そんな口調で、言ってのけた。ティソも、状況次第はという但し付きなのに]
殴り込まなくても普通に入れるんじゃないか?
[物騒な言葉に真顔で返す。
何が目的かは分からないが暴れるよりはなるべく穏便に行動を済ませる方が成功するのではないだろうか。]
それはほら、新生山賊団的な気分で。
[流石に意味がわからないだろう。だが云われて見たら、今こうして教団の聖堂へいく、なんだか光の無い目をした人々に紛れたら、簡単に通れるはずだ。
問題は、内部に到達した時点で、地下牢行きからどの様に道を逸れるかだが。
それこそいざとなれば暴れる事になるか]
薬は了解した、そしてスラムの住民を本部にか……。
紛れ込みたいところだけど、恐らく其れだとばれるな。
一応、賢者の塔ではそれなりに顔が知れてるからな。
……山賊?
[アマトの姿は知らないが兄のアマネの姿を思い浮かべる。
あまり山賊には見えない気がしたが。
それはさて置き。]
顔が知られているのならば気を付けるんだな。
あそこには厄介な人物が幾人かいる。
特に気を付けるべきはクラウディア卿だろう。
[もうすでにアマトがクラウディアと対峙した事はまだ知らない。]
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…伝えるタイミング、間違ったかねぇ。
[前金扱いにして受け取っている金も有る以上、 あの少女は上客であり『伝えない』と言う選択肢は存在しない。 けれど、最後に見た震えていた手>>409を見て思うのだ。 店に来てすぐ伝えていれば、もっと何かが変わったのかと。]
…いや、変わらんか。 どうせ、俺は薬師であって医者じゃないし、更に言うなら預言者でもない。 考えたって仕方ないわな…
[一つ溜息を吐きだして、休業中の札を外すのだった。]
(443) 2014/08/17(Sun) 23時頃
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あー、もう皆まで言うなって奴じゃねー?
クラウディア卿は、さ。
[塔の中でも別格。
いや、教団の中でもかもしれなかった]
[賢者の塔、そういえばティソの出身的に、紛れての潜入は難しいらしいと思い出す]
……うん。わかってる。
あのデタラメな貧乳お姉さまには出会えば死にそうだし。
僕も聖霊術師。捕まらない様に気をつけます。
[幸いな事に、まだ彼女にしか直接顔は見られないから。
今、特に友達が教団の敵として狙われている今、アマトは自分ならまだすり抜ける機会もあるかも知れないと山を張っている。とは云え行き先は、件の枢機卿がおわす教団の本部。彼女だけでなく、脅威は腐らせて捨てる程沢山あるだろうが]
……ん? 今。聖霊の力が何処かで流れた様な。
イアンさん、近くで誰か、それぽい人はいません、か?
[妙だ。元々聖霊使いの絶対数は少ない。しかし唯一思い当たる、兄の魔力でもない。
付近で思いもよらない、まだ見ぬ存在が、確かに聖霊力を行使していた。それには今はまだ気づかないが]
いや、ここには可愛らしい少女しかいないな。
[聖霊の力を感じ取れる程、聖霊術に精通しているわけではない。
なので力が行使された事に気づく事はなかった。]
かわいらしい少女……へぇぇえ……。
なんだ、イアンさんも隅に置けない人なんですね?
[情報を得られないのは残念だが面白そうな声で、アマトはイアンを揶揄る。
然し残念ながら、もしその可愛らしい少女の姿を見せれば、敵対も辞さないかも知れないのは幸い]
何を勘違いしている、子供だ。
[イアンの目から見ればあの少女は子供。
可愛らしい事に変わりはないが。]
まあ、子供とはいえ教団の軍人だったからな。
油断は出来ぬが。
[背中に憑りつけた病魔にいつ気づくやら。]
クラウディア殿……オスカーと、黒衣の少女を見つけてしまいましたが。
どうされますかな?
[不意を狙う事は出来るがオスカーに関しては意向の確認だけは
しておこうと預かった水晶に問い掛けた]
教団の軍人とは穏やかじゃないな。
俺は悩んでるよ、今飛び込んだら本当しゃれにならねーかもってな。
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あー、その…なんだ。 精々、死なないようにな。
[…箱に入れた薬品を渡した時点で、少なくとも今日はこの青年は客だ。 火中に突っ込むほど肩入れする気はないが、 死なれれば夢見が悪い程度には認識していて。]
…一応、これでも持って行け。 纏め買いした客へのオマケだ。
[暫し考えた末、傷薬を一本渡しておく事にした。]
(501) 2014/08/18(Mon) 00時半頃
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わざわざありがとう。
そうね、仕掛けてしまって構わないわ。
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