158 Anotherday for "wolves"
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[喧騒に紛れた声は確かに耳にしていた。 ただ応えることが出来なかった。
グレッグを想う彼を其処に見たから。 支えようとした手を取れなかったのは、 彼と道を違えた時、 もう一人では立てなくなるのではないかと 怖れたから――。]
(173) 2015/05/20(Wed) 22時半頃
|
|
[ふるりと身を震わせ、黒の瞳を覗き込む。 気遣わしげに見えたその瞳の奥に、救いを求めるように。
そんな時だっただろうか。 彼の唇から意外な言葉を聞いたのは>>125]
――え……?
[ どうするって。 ]
[ それは ]
(174) 2015/05/20(Wed) 22時半頃
|
|
[思ってもみない問い掛けに言葉を失う。 一瞬、何を問われたのか分からなかった程に。
今まで見たこともない夢。 それは、ラディが人を喰らう狼だと示唆するもの。
それを見た、私は――?
答えを出せずに、ベネットに問いかけるように。 両の目を大きくして、言葉もなく彼に問う。
問いかけに応えはなく、返ってきたのは。 また、新たな問い。>>126]
(175) 2015/05/20(Wed) 22時半頃
|
|
[ 私の力が"脅威"だと初めに言ったのは 誰だったか。]
.
(176) 2015/05/20(Wed) 22時半頃
|
|
["脅威"になるのは誰に?]
……私が襲われずに居た理由?
そんな事、昨日皆の前に話した時も…… サイラスだって、アルカイドさんだって 半信半疑で…… だから…… 信用に足るほどものじゃないから、 放っておいても、いいと……
[思うのは、誰?]
[皆の前で言ったのは昨日。 グレッグに話したのも。 それまでに話した人は、ドナルドと――]
(177) 2015/05/20(Wed) 22時半頃
|
|
[思考に伏せた瞳を擡げて、憂う瞳に重ねる。 胸元に添えた手は離せずに、彼の体温を伝えていて。 こんなにも近くにいるのに、昨日よりも遠く感じた。
口にすることを拒み、喉に使えた声は、 なかなか音にならなくて。 ようやく口に出来た声は、弱く、細く、地に落ちる。]
(178) 2015/05/20(Wed) 22時半頃
|
|
――貴方は、どこまで知っているの?
.
(179) 2015/05/20(Wed) 22時半頃
|
|
[やがて静寂を切り裂くような遠吠えに>>137、 ベネットが反応を示す。
呟きにすぐに反応することは出来なくて。>>139 掛かる声に、微かに顔を持ち上げた。
差し出された手は、昨日と同じ。 戸惑う気持ちに、すぐにその手を取ることは出来ずに。 己が手を、自らの手で握りしめる。]
(180) 2015/05/20(Wed) 22時半頃
|
|
[確かめるように握りしめ、開いたその手は、 彼の落ちかけた手を掴んで。
微かな呟きを彼に向けたなら、喚び声のする方へと。*]
(181) 2015/05/20(Wed) 23時頃
|
|
―― →宿屋 ――
[誰かの本屋に向かう足音と擦れ違い>>169、 向かった先は宿屋の裏手。
昨日見たばかりのはずのその地で見たものは、 少女が畏怖を隠さずに逃げ惑うその姿と、 猫のようにしなる身体を自在に操る漆黒の狼、 そして、鈴の音を鳴らすように嗤う、 人の姿を為したひとおおかみ。]
――…っ!!
[グレッグを思って涙を流した彼女の姿は其処になく。 その姿は、夢で見たその姿と重なった。]
(189) 2015/05/20(Wed) 23時半頃
|
|
[ベネットの場を宥める声が>>144 張り詰めた糸を弛ませる。 少し危機感が足りないのではないかと思うぐらいに その場に似つかわしくないように感じた。
此方に気づいたメアリーが、 ベネットを頼る姿に気づいたなら>>155]
メアリーッ…!
[彼女の顔色に驚いて、少女の元に駆け寄る。 どこか虚ろな少女が、落とす呟きに>>158、 伝う涙に、息を呑んで。 瞳から零れ落ちる涙を指の腹で払い、声を投げる]
メアリー…しっかりして! .
(190) 2015/05/20(Wed) 23時半頃
|
|
―― 回想/本屋 ――
[黙して語らないのは、肯定の証。 まるで文字を教えてもらっている時のように 1つずつ、答え合わせするかのように。 頷き、笑うその姿に緩く、首を振リ揺らす。 その先を聞くことを拒むように。
やがて導き出される答えは、その一言で知れた。>>184
偽らない姿に、瞳が滲む。 湧き出る想いは言葉にならず せめて伝わるようにと、とん、と胸に頭を預けた。]
(192) 2015/05/21(Thu) 00時頃
|
|
[ふるりと、もう一度。首を揺らして身体を起こせば その温もりは次第に離れていった。
胸の温もりも、手の温もりも。 離れれば、次第に失われ――。*]
(193) 2015/05/21(Thu) 00時頃
|
|
[聞こえてきたのは、サイラスの声。>>187 その声に振り向いて、姿を見とめたなら] サイラス! ラディを、二人を止めて――!
[ついとそう叫んだ。 ベネットがメアリーを手放せば、 憔悴したメアリーを掻き抱いて、 ベネットへもその視線を向ける。>>191]
ベネット、お願い。 彼女を、止めて。
[乞う声は切に。そう告げたなら。 彼の返事を待たずして、メアリーの身体を支え立ち上がる。]
(200) 2015/05/21(Thu) 00時半頃
|
|
[少女の身体を抱える時、彼女の反応はあっただろうか。 彼女が呟いたなら、その囁きを拾う。
よく見れば昨日と同じ出で立ちの少女に。 薄く唇を噛んで、その身を案じながら、 肩口に彼女を身体の担ぐようにして宿屋の中へと向かう。
その先に、ドナルドの姿を見つけたなら]
ドナルド……
[呆然と見届ける彼にも、 彼女達を止めてと擦れ違いざまに、二人を止めてとそう告げる。]
(206) 2015/05/21(Thu) 00時半頃
|
|
何があったのかは私も分からない! それでも、止めなきゃいけないのは分かるでしょうっ
[サイラスの声に応えるように声を張り上げて答え>>202、 ドナルドの手には、軽く目を伏せ、返事をする事はなかった。
人の姿に戻ったアルカイドに一瞥を向けて、
もう一度、メアリーの身体を強く抱きかかえたなら、 宿屋の中へと姿を消した。]
――→宿屋室内へ
(213) 2015/05/21(Thu) 01時頃
|
|
―― 宿屋 ――
[表の喧騒とは裏腹に、室内は静かだった。 言葉もない彼女を、客を迎える大きなソファに座らせて。]
……メアリー…?
[リボンで二つに束ねられた髪を、そっと撫でる。]
今は少し、休みましょう?
[撫でる手は出来るだけ優しく、彼女を包み込むように。 彼女が何か口にしたなら相槌を。 今は暴れる元気もない彼女を、胸に抱いて。 ぽん、ぽん、と緩く背を叩く。
彼女が何を知っているか分からないけれど。 憔悴した彼女を、問い詰める気にはなれず。 疲弊しきった身体に、心に今はただ休息を与えたかった。**]
(219) 2015/05/21(Thu) 01時半頃
|
[こんなことになるなんて
そんな声を聞きながら。
私が思い出していたのは遠い遠い昔のこと。
私の歯車はもうずっと昔から狂っていて。
ずれて軋んだまま、動かし続けてきたから。]
─二度と訪れない、あの頃─
[それはまだ、私が声を殺すことなく
幼馴染達と遊んでいた頃のことです。
私は男の子達と一緒に、野山を駆け回り遊んでいました。
私達のヒーローを追いかけて。
私は手を引かれて。
夕日に変わって、地平線が赤く染まっていても。
時を惜しむようにかけられる言葉。]
「もう少しだけ。
あと少しだけ、遊ぼう。」
…うんっ。
[まだ前髪の伸びていない私の瞳が
夕陽の色をたたえては、輝いていた、幼い時。]
|
―― 回想 ――
[花の名前を教えてほしいと。>>4:117 メアリーとマーゴが店に来たのはいつだったか。
てっきりお店のお花かと勘違いして。 どれが知りたいの?と尋ねたら、 違うと大きく首を振られ、 二人に手を引かれて、行き着いたのは秘密の小径。
散策すがら、見つけた花を名を当てっこしているのだと。 目をきらめかせて尋ねられたものだから。 可愛らしいその姿に目を細めながら、 『アネモネよ』と。そう教えた。
『でも手がかぶれる事もあるから、触る時は気をつけて。』
そう忠告も添えて。]
(221) 2015/05/21(Thu) 02時頃
|
|
[貴方のお父様も選んだ、赤いアネモネ。
花言葉は、――君を愛す。**]
.
(222) 2015/05/21(Thu) 02時頃
|
…ただ、いま。
[家になんて、帰りたくはありませんでした。
それでも時間が来たなら、子供の私はその場所に帰ることしか出来ず
地獄の門を開けるような心地で、家の扉を空けていたように思います。
扉に鍵がかかれば、そこから拷問の始まりでした。
私を生んだ母親が、何を思っていたのかわかりません。
私を生ませた父親が、何を考えていたのかわかりません。
私に注がれるのは愛情ではなく。
暴力と、暴言と、嘲笑だけ。
見えない部分を叩かれては、大人たちの視線が見下ろしてきました。
真っ赤な、血の色をした瞳で。
「なんでお前なんて生んでしまったんだろうね?」
そんな風に、繰り返される毎日でした。]
[望まれたことなんて、ありません。
だから、望むことなんて、ありません。
メアリーさんのように。
『本当の』家族に愛されることは羨ましい。
ベネットさんのように。
守る誰かがいることは羨ましい。
けれど。
私は誰のヒロインでも、主人公でもないから。]
────コツリ。
[お父さんとお母さんは、足元に転がっていました。
靴が触れたのはお母さんの脛でしょうか。
それともお父さんの腕でしょうか。
夜になっても、次の日になっても、更に次の日が来ても。
両親が帰ってくることはありません。
──私は、二人のことが大嫌いだったから。
(──二人は、私のことが大嫌いだったから。)
それから私が帰る家は、いつだって独りきり。
いつだって、こうして独りきりなのです。]
[声を出さなくなったのは。
喉を絞めるようになったのは。
この頃からだということを、誰も知るはずのない、おはなし*]
ヒロインでも、主人公でもない。
殺されていく『魔女』。
お似合いじゃない。
[鈴の音一つ、ころりとたてて。]
キミはキミだよ、ラディスラヴァ。
『魔女』なんて肩書きでは括れない。
本当は優しい女の子だ。
[鈴の音に、低く堪えるような音を響かせ]
謂ったでしょう、私は餓鬼なんて嫌いだって。
そうやって勝手に、いいように受け取って。
世の中全てから愛されていると思ってるの。
[か細い、純粋な主張も
一蹴してしまう、嘲笑と共に。
“味方”といった彼が、幼馴染へ弁明してくれていても]
『本当は』?
本当の私なんて、もう何処にだっていないの。
やめて頂戴、吐き気がするわ。
[ころり、模造品の音一つ。]
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る