人狼議事


131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―

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視点:


[王の剣、その鞘、そして目の前にある黒衣の預言書《ドレスコード》
闇が、この聖都に集まり濃密に絡み合って誘い合う。


 ――――――――ドクン


己の中の瘴気が疼く。
さあ、今が動く時だと促すように、疼いて止まらない。

覚醒の刻を待っている。
未だ傍観者であるイアンが動くのを待っている。]


この忙しいときに久しぶりにきやがったっな!!

[賢者の塔を追い出される理由となった共鳴。
嘗ての場合は闇の何かだった。
果てしてこのたびは何なのか?
興味はあったが今は優先事項が他にあったから、
深くは追求することはなかった**]


[キィン。唐突、強烈な響鳴りを受けて神経の末端が痛みに疼いた]


っツ……。
ま、さか。精神パスを繋がれ てる?


[そう、近い過去に似た現象を浮かべていた。そうだ、あの魔法薬店で、思念共鳴の術式を考えていた。だけどあれとは違う?原因がわからないが、非常に高度で且つ特殊な力。
誰かが喚く様な声をあげた気がする。しばらく立てば思念も明確に認識できる様になりそうだ]


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ― 大聖堂・宿坊 ―

 さぁ、着いたわ。
 最後に此処が、貴女たちの新しいお部屋。
 男の子は此方、女の子は此方にね。

[聖堂内を案内した後、子供達を其々の部屋へと割り振る。
大部屋、しかも前後にやって来た別の子供達も合わせた部屋だ。丁度“訓練”から戻った子供達も、其処には居ただろうか?]

(73) 2014/08/16(Sat) 03時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 皆さん、新しいお友達ですよ。
 どうか、互いに助け合い、豊かな心を育みあいましょうね?

[にこり、と、部屋の子供に微笑めば。
直ちに、是の言葉が返る。]

 明日から皆さんは、此処で様々な事を学ぶこととなります。

 今日はこの後、お夕飯ですね。
 またその折に私も来ますから、それまで、お部屋でゆっくりしていてください。
 皆さん、新しいお友達に、お部屋での過ごし方を教えてあげてくださいね?

[高い声が是を唱和する様を、暖かな眼差しで見守って。
彼女は改めて、報告へと向かった。]

(74) 2014/08/16(Sat) 04時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[暖かな院長が営む孤児院で育った子らも、これには驚いた事だろう。

整然と整えられたベッド、塵一つない床。
それに、誰一人新入りを厭う事なく、笑顔で出迎える子供達。
容貌から、異国の者と知れる者も多々居た事も、驚きの一つと言えよう。

…………だが。

少し賢い子供なら、気付けたかもしれない。
集団において、意見の相違も、ましてや虐めと呼ばれる弱者排斥の気配もない、異様さを。
それが枢機卿の手によるもの、と直ぐ様悟る子供は。そもそも、此処に来ようとは思わなかったかもしれないが。**]

(75) 2014/08/16(Sat) 04時頃

 …………それにしても。
 今日は随分と、不穏な動きの多い一日だったわね。

 クラウディア卿が、ご無事なら良いのだけれど……。

[彼女の呟きは、地水火風の魔素全てに拾われ、“光”と成り。
光は声を運び、届け、受け止める。

……その芸当の異様さを知らずに。
そもそも、その行使の自覚も相手の選定も、無いままに**]


聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2014/08/16(Sat) 04時頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ― 神聖十字軍・魔法兵団詰所 ―

 魔法兵団三軍第五小隊、レティーシャです。
 只今、訓練業務より帰還致しました!

[クロス・オブ・メサイア教団本部の片隅。魔法兵の詰所に、彼女の姿はあった。
伸ばした掌を額に斜めに当て、背筋を張って。規律正しく、帰還を告げて。]

 本日入坊した子供たちは、明日以降教養座学にのみ参加。
 後に、希望者から軍事訓練へ投入……と、伝えられましたが。以上、相違御座いませんか?

[直属の上司……三軍の第五小隊長が頷けば、少女も破顔一笑し。]

(94) 2014/08/16(Sat) 12時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ならば明日以降は、そのように。
 善き信徒、善き兵の育成という大任、レティーシャ、全力を以て望みます!

[彼女の今の任務は、殆どが座学の教官役だった。

教官とは言うが、要は、世話役だ。
一般教養、精神修養……と言う名で、子供たちに教団の意識を刷り込む役割。
洗脳に加え、教育を繰り返すことで。歪む意識は、より強固に盲信を生み出していく。

出陣すればそれ自体が兵器ともなり得る兵科故の、閑職。とも、言えたかもしれない。]

(95) 2014/08/16(Sat) 12時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 それと……非常事態の為、現場にてラディスラヴァ卿に報告を行いましたが。
 大聖堂内部にて、《白銀の翅》と遭遇。取り押さえる事敵わず、撤退を許しました。

 ……申し訳ございません。

[事実を報告すれば、どうやら既に上司の元へも報はあったようで。
……只。繋がる言葉は、新たな決定。]

(96) 2014/08/16(Sat) 12時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ――――訓練業務の引き継ぎを?

 それが、今件の処断でしょうか?

[明日以降? 否。本日この時以降、座学ではなく別任務に当たるようにと、指示を受け。
怪訝な眼差しで、見返して。]

 …………ノックス卿からの?

 ……えっ…………聖下が!?

[此処でようやっと彼女は、教団内の慌ただしさの理由を悟る。
そうして。侵入者、《白銀の翅》、それに……暗殺者。一時に続く異教徒の侵略に、枢機卿の一人……ノックス・ベルトリア卿が、市街に潜む不穏分子を洗い出すよう数ヵ所に密勅を下した故、単独にてその捜査に当たるように、と。]

(97) 2014/08/16(Sat) 12時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 …………しかし。
 失礼ながらそれは、筆頭枢機卿……クラウディア卿や、ラディスラヴァ卿……

 いえ、そもそも他の枢機卿は、承認をされているのですか?

[不安がよぎる。
ノックス卿といえば、枢機卿の中でも野心家に分類される存在で。
筆頭枢機卿の威光やラディスラヴァ卿の仁徳を前に、じきに来るであろう互選(コンクラーベ)にの為、早々に功を急いたのではなかろうか、と。

…………だが、彼女は軍人だ。]

(98) 2014/08/16(Sat) 12時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ……はっ。密勅、でしたね。
 過ぎた言葉、お許しくださいませ。

 それでは、そのように。
 引き継ぎの後、情報の収集及び、捜査へと向かいます。

 ……この世に、十字の救済を。

[小隊長の表情に、大まかな状況は察する。
……概ね想像通りだが、軍人に否の言葉はなく。「《白銀の翅》の目撃者を」と名指しで命を下された以上、粛々と従うしかないのだ、と。

固く引き締まる表情で、詰所を後にして。少女は聖堂へと向かい、訓練業務を引き継ぐ事となる同胞の姿を探した**]

(99) 2014/08/16(Sat) 12時頃

 …………。

 神聖十字軍は、クラウディア卿の管轄だと思っていたのに……。

[尖兵の認識は、指揮権の一切は筆頭枢機卿の元にあると見なしていたが。
これは、随分堂々とした越権行為に巻き込まれているのではなかろうか、と。]


 ……あんな人じゃなく、クラウディア卿が、法王様になれば良いのにな…………。


[ふるり、と。
狂信じみた崇拝は、一つの願望を言の葉に乗せる。

それが、神と言うより個への崇拝とは。気付かない、まま**]


聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2014/08/16(Sat) 12時半頃


[魔力の共鳴。

それがクラウディアを含めた光側の人間へと意思として伝わってくる。
向こうの意思が届くのであれば。
こちらも意図的に意思を伝えようとすれば伝わるのだろうと理解して。]

貴女の気持ち、嬉しく思うわ。
レティーシャ。


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ― 大聖堂 ―


 …………!?


[同胞を探し、訪れた大聖堂で。

聞こえるはずのない“聲”が、届いた。]

(107) 2014/08/16(Sat) 14時半頃

 …………!?
 ……クラウディア卿!?

[聲の主は今まさしく、自分が心で呟いた人物で。]

 わ、私、後ろめたさに幻聴を……?

 それにしても……なんとまあ、都合の良い幻聴なのかしら。

[卿の思惑を確かめぬままの密勅は、洗脳の術に矛盾し、少女の意思を乱し。
卿からの暖かな言葉に、刹那、苦笑を浮かべ。]


 ……けれども。
 私の心が、大恩あるお方への裏切りめいた行為を、非難しているのならば。

 私は、此処に懺悔致します。
 ノックス・ベルトリア卿の密勅に基づき、不穏分子の捜査へと赴くことを。

 軍団長たるクラウディア卿を介さぬ命が、軍の内部に流れている事を……。

[不穏分子の調査は、今も専属の部署――ラディスラヴァ卿の管理下に置かれた部署もそうだ――が執り行っている筈で。
内容よりも、あからさまな越権行為と、抜け駆けとも取れる密勅に。心の中で、十字を切る。

それが、光の魔力の共鳴だとは、知らぬままに。]


[――密命だって簡単に流せるわ。]


[クラウディアとの戦闘を終え、傷を手当しはじめた頃。
神経に何か魔術的な繋がりが確立された魔力的な感覚がした。ちょっと負担がある]


……あ、神経パスが漸く安定した。

誰?わざわざ僕に、共鳴を起こした人は。


[意図的に接触してきた訳ではない、実に偶発的なものだという想定は、アマトにもなかったから。
先程聞こえた、誰か喚いてた声に届く様に、と意識を傾けた]


 ………?


[突如脳内に直接声が響いて驚きに肩が揺れる。
目の前には憂鬱を謳う詩人《ブルーバード》たる少女がいるから表に出さないように抑え。

それから聞こえてきた声に暫し逡巡する。
とても似ていたから。]


 アマネ…なのか?


[ふと、会いたいと思った友人の名を呼んだ。]


アマネ?誰のことだ?
ん?その声、先ほどきいた機がするのだが……。


― 過去/カーライル王都で ―


『へ? イアン、味覚変わったの?』


[それは過去、神妙な深刻な表情で問うてきた友人がいた時
反射的にそんな気の抜ける冗談で返した。そうして一度調子砕きにしてから]


『……うぅん。お話では吸血鬼も血が飲みたくて我慢できなくなる事よくあるけど。

それがイアンにとって必要な事で。
君の意志で行うなら、仕方が無いんじゃないかな』


[仕方が無い。人間の道理上では認められる訳では無いけれど。
それが彼に必要な事ならば、彼の方を、アマネは選んだ]


『だけど、それが君が望まない事なら。

 ―――うん。
 腕ねじ込んででも吐きださせるから、どんと安心してよ』


― 現在/精神共鳴下 ―

[アマトの声は兄弟な事もあり兄と似てるのだろうか。意識して比べたことはないけど]


……兄さまの名前……?


[思わず向こう側の声にたずね返した後で、更に聞こえてきた誰かの声に気づく
…三人?通常、一対一で行う精神パスの接続が三者で繋がれてる?本当に何が原因でこうなっているんだ。ますます不可解を感じてはいた]


 ……兄さま、違う…そうか弟がいたな。


[アマネがそれそれは盛大に惚気ていた弟の存在を思い出す。
つまり、今返事が返ってきた相手はアマネではなく弟のアマトだと理解して。
しかし理解はそこで止まる。]


 流石にカーライルまで精神を繋げるなんて偶然あるわけないだろう。
 どういう事だ?


[そしてもう一人聞こえてきた声。
こちらも聞き覚えがあった。
名前は知らないが、さきほどまで一緒にいた男の声だったから。

そもそも何故他人と精神が共鳴しているのか。
原因として考えられるとすれば黒衣の預言書《ドレスコード》に触れたせいだろうか。
何もかもが謎だらけだった。]


理屈は分からねーけど、誰かと共鳴してしまうことがあるようだ。
俺はこれで三回目の経験だ。

その声、さっきの診療所ので間違いないか?


[精神をこんな形で3人同時に繋げる術はどうせ理解できないだろう。だからアマトはそれよりも、やはり兄を知るらしい何者かの男の声に興味を見せた]


……兄さまをご存知なんですか?
あなた。 あなた方は、いったい。


[カーライルまで、と言う男の口ぶりからも、精神共鳴の感度からも、恐らく彼らはどちらもレグレシアにいるのだろうことは察せられた。
と成ると困るのは、さて。彼らは敬虔なメサイア教徒なのだろうか。それとも?]


 …確かに俺は診療所の主だ、間違いない。
 何故お前なんかと共鳴してるのかは分からんが。


[本当に一瞬遭遇しただけの相手だというのに。
もしかしたら何か特別な力でも持っていたのだろうか、そうは見えなかったが。]


…また特異体質か。それも三回もあるなら、君が原因なの?
声的には、まだ僕と年も近そうだけど。

君も、名前はなんていうの。


 アマネは昔カーライルにいた頃の……友人だ。
 イアンという。


[こちらはそう思っていたが相手がどう思っていたかは。
面白そうに錫杖を握らせたり、その様子を窺っていたのは気づいていた。
親しくはしていたがどうにも実験体扱いされていたらしい。

でも、それでも。
人を喰う事を許容し。
どうしても嫌ならば腕を突っ込んででも吐き出させてやると。
そう言ってくれた人物でもある。]


 お前は…アマトだったか。
 何故カーライルから出てきた。
 アマネは止めなかったのか…?


[あの過保護な男の事だ。
アマトが国を出るなどと言えば止めるだろうと思う。
まさかアマネが行方不明な事は未だ知らないまま。]


 えっ……えっ???

[幻聴にしては、やけにはっきりとした声が、聴こえた気がして。]


兄さまの……昔の友人?

[いつも忙しそうに外出も多い兄だが、友達がいたとは驚きだ。いやまあ、別に兄は根暗ではないけれど]

聖霊術師として、やらなければならない事があるから。

兄さまは……止められませんでした。
最近、忙しいのか。 家にも、寄り付かないから。

[痛い。兄の今を問われて、アマトは出来るだけ言葉を包んで塗した。それでも伝わるかも知れないが]


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 …………っ……!?


 ……今のは、一体……?

[聞こえるはずの無い、>>135クラウディア卿の“聲”。
真実と信じるには、不可解すぎて。幻聴と割り切るには……鮮やかすぎて。
戸惑い揺れる彼女の元へ、司祭に連れられた同胞が現れる。

……あの司祭、確か、ノックス卿のシンパだ。]

 司祭様、あの……。

[今しがた聞いたものを伝え、判断を仰ごうとして。
有無を言わさぬ柔らかさで、同胞に引き継ぎを指示するよう、詰め寄られて。]

(203) 2014/08/16(Sat) 23時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 …………え、ええ……わかりまし、た。

 ……ごめんなさい、メアリー。
 新しい子達は当面、カリキュラムから戦闘訓練を抜いて、見てくれればいいから……。

 でも、メアリー、あの。
 もしかすると、また改めてクラウディア卿からご指示が……っ、司祭様、あのっ……!

[笑顔で頷く彼女に頭を下げた途端、司祭により半ば追い立てられるよう、聖堂の出口へと向けさせられた。

……やむを得ず彼女が市街へと赴いた、その少し後。
>>135別の兵により、クラウディア卿からの正確な指示が伝えられることとなったのだが。その報が彼女の元へと届くのは、いつになる事か。]

(204) 2014/08/16(Sat) 23時頃

……始めまして。アマト・カザミヤ。しがない『神秘研究家』です。
ええと、イアンさんと。もうひとりも知り合い?


俺はティソという。
原因についてはそうじゃねーかな?としかいえないな。

明確なところはまったくわからねーしな。
本当なんでさっきちょっとあったばかりの人間と共鳴しちゃってるかね?


[アマトの言い方に何か含みを感じて眉を寄せる。
だが表情まではお互いに伝わる事もなく。]


 …家に寄りつかない……?
 元気にしていればいいのだが。

 聖霊術師としてやらねばならぬ事、か。


[その言葉にふと思い出すのは。
黒衣の預言書《ドレスコード》の担い手の言葉。]


 間もなく闇で染められるこの地に。
 何故、今この時に来たのだ。

 まあいい、あまり兄上に心配はかけるな。
 あれは過保護だったからな。


[別にかまをかけようというつもりはないが結果的にそうなっているかもしれない。]


 俺はただの医者だ。


[表向きは。
実態は病魔は喰らう半人半魔の中途半端な存在。]


「間もなく闇で染められるこの地に」
なんていってる奴が唯の医者であるはずがないだろ?

それに共鳴してる時点で普通じゃないよな。

[過去の経験から考えると闇に類推されるもの。
あえて口には出さなかったがそう確信していた]


僕はそもそも君たちの顔まだ知らないのにね。
ティソ、だね。よろしく。

[そう考えると益々妙だ。普通この手の精神共鳴は、両者の同意、どれだけ最低限でも顔見知りですらない状態でこれ、というのは。然し]


[間も無く闇で染められる。その言葉を耳にしてアマトは]

……そうですね。
兄さまは心配するだろうけど。
それが必要な事だから。僕も。

[もし表情が見えていたら曇るその瞳を見られていただろう]


 …まあ、普通ではないかもしれないが。
 ならばそういうお前はどうなんだ?
 ティソといったか、善良そうな人物に見えたがお前も。


[闇の眷属だというのだろうか。
ここは聖都、闇の眷属はそもそも肩身が狭くひっそりと暮らしているのだ。
なのに今日になって闇の気配を感じる事が多いのは。
やはり私は憂鬱を謳う詩人《ブルーバード》の通りにこの街が、闇へと染められていくのだろうか。]


戦う為にこのレグレシアまで来ました。

[嗚呼、告げてよさそうだ。そう判断して、反応を窺う為にもその言葉を吐いた]

あはは、兄さまと友達なだけでも、「唯の医者」じゃちょっと無いね。
僕がいつでも、「しがない神秘研究家」なんて名乗ってるのと同じくらいには。

[ティソは。彼はどういう立場の人間なのだろう]


ああ、こちらこそよろしく。
俺は善良な市民だよ。

ちょっとだけ、特殊な事情は持ってるけどな。
賢者の塔にいた事があるっていって置けば察してもらえるか?


 ……随分と勇ましい事だな。
 戦うとは具体的に何とだ、教団か?
 ならば容易くはいかんぞ。
 あちらは人数も多いしな。


[真顔で答える。
表情は伝わらずとも空気は伝わるだろうか。]


 お前の兄ならば俺の正体も知ってはいるのだが。
 まあ、ただの医者という事にしておいてくれ。


[本気でこの地が闇に染まり、戦いが始まれば。
自ずと正体も知れよう。]


善良な市民か、あはは。

つまりティソは魔術師か何かで。
何らかの研究成果かこの特異体質の所為で締め出されちゃったわけだ。

[確かにアマトは察した。なまじ知識はあるだけに余計な所までだが]


うん、そう。教団と戦います。
イアンさんも、結構危ない人だね。お互い、こんな言葉、教会に聞かれたら唯じゃすまないよ。

それに、相手の強さは、知ってる。
それはもう、身に染みて。


……それに戦わなきゃいけない理由も増えたみたいだしね……。

[その小さな声は己に向けた物だが]


ま、そんなところ。

[属性が原因とまではいわなかった。
闇属性に理解のある人間が零ではなかった(
しかし、大半()は忌避しており、
才能こそ認められていたが確固たる地位のなかった自分は排除されてしまったのだった。]


聞こえるかしら?
今、貴方の心に直接問いかけているわ。

[さて、魔法耐性のある彼に言葉は届くのか。
レティーシャと話すよりは小さな声になってしまうのか。

それとも、全く届かないようであれば通信用のマジックアイテムを渡すところなのだが。]


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ― 市街地 ―

 …………調査、と、言っても……。

[当てもない。伝手もない。
それをどうやって、探せと言うのだろうか。
整然とした町並みの中、少女は途方にくれていた。]

 兵科の訓練時には、一応、諜報の心得めいた物も教わりはしたけれど……。

[ただ“捜査を”という命ではあった、が。
それはつまり……後ろ楯も無く、支援も無く。
情報を得られなければ切り捨てられ、得られどもその功はノックス卿の元。そもそも、十字軍の統括はクラウディア卿故に…………。]

(276) 2014/08/17(Sun) 10時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 …………胸糞悪ぃ話だな。

 アイツ、十字軍を、いや……クラウディア卿を、どんだけ嘗めきってんだ。

[吐き捨てる口調は、《夢の中の少女》と同じで。
しかし。彼の者への静かな怒りに囚われる彼女は、無意識で。]

(277) 2014/08/17(Sun) 10時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ……何処から、当たるかなぁ……。

[纏う外套は、軍服を包み隠せる物。
隠密の命ならば、と、押し付けられるよう渡されたのだが。幸い、然程目立ちはしていないようで。]

 とは言え、持ち合わせの金子も少ねぇんじゃ、マトモな情報も、…………あれ?

[明らかに諜報の教育を超えた知識――スラム時代の、裏社会に関わる物――が混ざるのに気づかず、算段を立てながら。
当てもなくぼんやりと歩いた道は、ふと。


――――“夢”の記憶に、重なる。]

(278) 2014/08/17(Sun) 10時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ――――…………確か。

 此方から、こう行って……こっちに……。

[その一角には、常に何かしらの見張りが居て。“子供が正面から出入りしようとすると、厄介事に巻き込まれる事が多かった”筈で。

故に、出入りは“いつも”、路地裏の奥の奥。
建物の陰に隠れた、塀の崩れた一角から…………。]

(279) 2014/08/17(Sun) 10時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ― スラム街 ―

 …………抜け、た。

[“夢”と同じ。
――――……否、夢“が”同じなのか。
鼻孔を突く饐えた臭いも、屯する流民の様相も。あまりにも、夢に酷似していて。]

 『いよぉ、レット! 随分と久し振りだなぁ!
 そんな上等なモン着て、どうした?』

 え? あ…………。

 ……ご、ごめんなさい! 急いでいるので!!

[流民の一人に声を掛けられ、少女は困惑を隠さずに、早足でその場を走り去り。
後に残されたのは。顔馴染みのよそよそしさに、逆に困惑する流民の姿。]

(280) 2014/08/17(Sun) 10時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 はぁっ、はぁっ…………、…………は。


 …………ここ、は……?

[駆けられるだけ駆けて、気付けば其処もまた、見覚えのある場所で。]

 ……孤児院。
 そうだ、ここは……あの“夢”の…………!

[“夢”に出てきた時には。《夢の中の少女》は、此処へ来る事は避けていた筈、だ。
それは、此処を嫌っていたからではなく。逆に、庇護されるより前に悪事に手を染めた少女が、人の良い院長を巻き込まぬよう、例え声を掛けられようと……。]

(281) 2014/08/17(Sun) 10時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 …………?

[だが、“夢”との相違点、一つ。
>>251今、その院の様子を、“夢”でも見た覚えのない妙な男が、窺っていて。]

 …………あ、の。

 貴方は、此処に。何か、御用ですか?

[恐らく、任務には関わりのない行動。
だが。少女はその目に、はっきりとした“警戒”を宿し、男へと声を掛けた。
スラムの狭い路地を吹き抜ける風に、外套ははためくが。軍服までは、晒さぬままに。]

(282) 2014/08/17(Sun) 10時頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2014/08/17(Sun) 10時頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 いえ……私は、違う。違い、ます。

[>>285男に問われ、言葉につまるが。]

 子供の声が、しない?

 それは…………おかしい、です。
 此処はいつも、子供達や院長の声が絶えない場所の筈なのに……。

[“夢”の中では、此処の子供にも殆ど近寄らなかった、筈。で。
クラウディアの連れてきた子供達を、此処の子供と悟るには、何もかもが足りなすぎた。
だから。男の疑念に、警戒の色は心配へと転じて。]

(286) 2014/08/17(Sun) 11時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 此処、には。
 ……一人の男性が、出入りしてて。

 凄く、腕っぷしの強い人……の筈、だから。
 何かあっても、その人が、居る筈なのに…………?

[記憶を辿りながら、どこか辿々しく繋げる。
所々、語調が“推測”になるのにも構わずに。]

 昨今、街を……怖い人、が、うろついてるみたい、だから。
 もしかして……何かに、巻き込まれたの、かしら。

[“異教徒”“異分子”と言い掛けて。自分の歳でその単語を持ち出す違和感に、咄嗟に、曖昧な言葉に置き換えて。]

(287) 2014/08/17(Sun) 12時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 貴方は、通りすがりの人、ですか?
 それとも。此処に誰か、知り合いが居るんですか?

[改めて、男に素性を問い掛けて。]

 …………あ。

 私は、あの。レ…………

[本名を名乗りかけ、止まる。揺らぐ視線は、明からさまな躊躇いを映す。
どもる言葉も併れば、随分とぼろを出してしまった気はするが。]

 ……………………レット。

[名乗ったのは、《夢の中の少女》の名前。先程流民に呼ばれた、どうやら実在していたらしき少女の名前だった。]

(288) 2014/08/17(Sun) 12時頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2014/08/17(Sun) 12時頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ――――…………え?

[>>290呼び掛けるその声は、夢で見ていた男の物。
自分を呼ぶう名は、《夢の少女》の物]

 あ……ええ、と。
 久し振り……なの、かな?

 …………や、うん。久し振り。

[ならば、と。少女の仕草を思い出しながら、話を合わせるよう振る舞ってはみるが。
視線はさ迷い、落ち着きはなく。]

(291) 2014/08/17(Sun) 12時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 あ、…………ああ。

 ……悪いヤツに襲われた所を、助けてくれた人が居て。
 今は、その人の所に居るんだ。この服も、そう。

[只。その言葉だけは、彼女に取っての真実を、笑みと共に伝える。
本物の《夢の少女》もそんな風に救われていればいい、と。罪悪感の棘は、胸に刺さったが。]

(292) 2014/08/17(Sun) 12時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 この人は……今、此処で会ったばっかり。
 中が随分静かだからって、心配してたみたいだよ。

 何か、あったの? ……ドナ兄。

[確かめるよう、夢の中で聴いた名を呼ぶ。
尤も。ぎこちない口調は、夢の少女に似せようとするほど、遠ざかってしまうのだが。]

(293) 2014/08/17(Sun) 12時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 大人、に?

 ……あ、や。
 その。助けてくれた人、が。読み書きや、言葉遣い、教えたくれたから。
 …………そのせいじゃ、ないかな。

[>>294伸ばされた“知らない掌”に、一瞬身を竦めるが。意を決し力を抜けば、そのまま、されるがままに。
……何故だろう。知らない手の温かさに、不思議なほどに落ち着いて。]

 そん、なの。ドナ兄のせいじゃ、ないよ。
 “私”が無茶をしたから…………。

[一瞬歪んだ眼差しは、服に注がれていた。
……どこに引き取られたか、悟られたのだろうか。何故だろう。目の前の男に、それだけは、言ってはいけない気がしてしまう。]

(298) 2014/08/17(Sun) 13時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 子供たちが…………!?

[>>295だが、その言葉に表情は引き締まる。]

 ドナ兄。独りじゃ、危ないよ。
 私も、手伝う。身を守る方法も、その人が、教えてくれたから。力になれると、思う。

[困り顔に咄嗟に返し、後悔する。
……自分も、任務の最中なのだ。他の厄介事を受ける暇など、ないはずで。

ああ、でも。
子供を救って、教会で保護するよう持ち掛ければ。それは、神の御手を広げながら不穏分子の排除にも繋がるだろうか、と。
数瞬悩み、切り出そうとして。]

(299) 2014/08/17(Sun) 13時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 …………教、団?

[続いた言葉に、凍り付く。
その流れでは、まるで…………]

 ……子供を連れてったの、教団なの?
 …………えと、じゃあ。さっき、……教団の方が、何だか騒がしかったの…………もしかして、ドナ兄……なにか、したの?

[まさしくそれが目の前の男の所業、とは、知らぬまま。少女は、恐る恐る問い掛ける。]

(300) 2014/08/17(Sun) 13時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[…………その手は無意識のまま。
側にいた>>297別の男の服の裾を、固く握りしめていて。

時折震える手は、怯えたように、幾度も裾を小刻みに引く。]

(301) 2014/08/17(Sun) 13時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 …………そ、んなこと、ないよ?
 でも、…………え、と。

[>>302続けられた言葉に。
言葉が続かずに、ひゅっ、と。吐息が凍る。
>>303怖いほどに穏やかな笑みと、“夢”では見ることの出来なかった、銃剣に彩られて。]


 ――――…………貴方が。

 貴方が、あの侵入者!?
 警羅の兵を殺し、教団に入り込んだ…………!!


[“異教徒のネズミ”。
そう続けようとして、言葉は止まる。
奇妙な経緯とは言え、知ってしまった相手をそう呼ぶ覚悟は持てずに。]

(308) 2014/08/17(Sun) 16時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 なら……ああ、そう言うこと、だったのね。
 あんな内部に、あの《白銀の翅》が用もなく入り込むなんて、可笑しいと思っていたもの。

 …………なにも貴方が無茶しなくても、手を組んでいたなら、《白銀の翅》の方に子供の救助を頼めば良かったのに。

[たて続いた襲撃は、少女の中で安易に結び付く。
本当に手を組んでいたなら、あの時点で《白銀の翅》に攻撃されていた可能性もあるというのに。
視界が薄く霞み、涙腺に熱が点る。

……けれども。ならば軍属として、やるべき事は一つ。]

 …………ヘクターさん、気を付けてください。
 どうやらあの人は、先刻教団に侵入した不穏分子の一人のようです。危害が貴方に及ばないよう、私が食い止めますから…………!

[《一般人》を巻き込んだ不甲斐なさに瞳は揺れ、前を開けた外套から、白銀の杖を取り出し構える。
はためく衣の合間に覗く、十字軍の軍服。

目の前の男もまた、教団と一悶着起こした存在であるなどとは、知らぬまま。]

(309) 2014/08/17(Sun) 16時頃

[頭に響く不快なノイズ音。
同時に途切れ途切れにクラウディア卿の声が響いて顔を顰めた]

面白い力をお持ちの様ですが、
少々頭痛を伴う話術のようですので、ご遠慮致しますよ。

[クラウディア卿の力は《白》の加護を突破する程のものだが、
やはり負荷は掛かるらしい。
素直に断りを入れると、
通信用のアイテムを受け取る事になるだろう]


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ……私の名は、レティーシャです。
 悪漢から救われてクラウディア卿に見出だされ、魔術を学んだその時から。十字軍の一員として、神の救済を世界にもたらすのが、私の使命!

[>>313杖を構えるかわ、向けられた眼差しには敵意はなく。
空恐ろしさに……否。自分の何かを、誤魔化すように。頭を振って、宣告する。

彼がクラウディア卿に会っているらしいことが、少しばかり引っ掛かったが。
それよりも、侵入者の発見に、気をとられて。]

(326) 2014/08/17(Sun) 18時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 何を……手を組んでいたのでもなければ、あの《白銀の翅》があのような所に赴くとは思いがたい!
 貴方もこの世を惑わし、闇をもたらすと言うのなら……!

[これはいよいよ、と。ヘクターを横目で見て、気付く。]


 …………その、紋……?


[>>318先程つかんだ辺りに、何やら複雑な紋が垣間見えた。何処かで見たような、と。思い巡らせて。]

(327) 2014/08/17(Sun) 18時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ―――――!!!!!

 その、ウサギは……その剣は、なんだ……?

[>>322飛び回る生き物は、ウサギのようにも見えたが。それに加えて目をひかれたのは、漆黒の剣。]

 …………よもや、貴様も闇の異教徒か!?
 おのれっ……ならば纏めて、相手をしてくれる!!!

[不可解な生き物+謎の剣、イコール、悪。
知識を得ども、少女の脳内はやや安直で。

>>0:82「Runatis」の情報までは持たぬ故に、それが教会の捜索対象であるとは知らず。
ましてや。己を始めとする魔法兵の一部に支給された杖が、王の錫と呼ばれた秘宝のレプリカント……の、試作品、などという不安定極まりない物であるとは、もっと、知らずに。構えた杖から風を迸らせ、自身の身を取り巻かせる。]

(328) 2014/08/17(Sun) 18時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2014/08/17(Sun) 18時半頃


…あら、面白い術式を使うのね。卿の才たるや恐るべきかな。

[ふと通信アイテムを使ったときのように頭の中に響いてくる声に、笑みを浮かべた。ダイレクトに意思を伝える声。自分はその会話には参加しない。ただ傍受しているだけだ]


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 っ…………“私”はレティーシャだ、レットなんて名前じゃない!

[>>329『レットではない』と、言い切ればよいのだけれど。
何故か、それはできずに。一直線に向かう刃に、杖に魔力を込める。]


 ――――…………そんなもの。
 才のあるなしじゃ、ない。

 ソイツに、神の加護があるかどうかだ。


[夢の中の少女なら、“運”とでも言うのだろう。>>330男のifに、緩く首を振って。]

(333) 2014/08/17(Sun) 19時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 させない!

 やましき事なし、関わりも無いと言うのならば。話は神の元、聖堂にて聞かせてもらう!

[>>331>>332片割れの逃走の気配に、杖に纏う風は渦巻いて。
それぞれを取り囲み退路を絶とうと、襲い掛かる。

ただし。
背後の孤児院を傷付けぬよう、規模はぎりぎり、人一人を拘束できるかどうかの物で。]

(334) 2014/08/17(Sun) 19時半頃

やはり難しいですか。
ではこれを。

[水晶を一つ手渡した。
そして補足的な説明を加える事に。]

私専用の通信手段という訳ではないのです。
他にも王国の為に戦う人が居るのならば。

魔術を教えるか、同じ様な魔法道具を渡すでしょうね。


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ……っ……魔道具、だったのか……!

[>>339霧散する風に、舌打ちし。
しかし、拡がる霧に再び杖を掲げて。自身を風……空気の膜で覆えば、霧の央、より密な水へと”呼び掛ける“。]

 雷光の元に飛沫よさざめき、身を焦がさんばかりの熱を………エレクトラウェイブ!

[霧。即ち、雷を通す水へと、微細な雷を波状に流し込む。
留まりきれなくなった水は微動を繰返し、熱を貯え、やがてはそれ自体が熱へと転じる。
様々な元素を同時に操れるからこそ取れる、力業だが。これも恐らくあの刃に掛かれば、直ぐ様解かれる、手稼ぎでしかなく。]

(343) 2014/08/17(Sun) 20時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[だが、そんな中で聞こえる声は。]

 …………新手、ですか。

[>>342>>343もう一人の男、ヘクターへと掛けていた風の術が、するすると取り払われる。
遊ぶ風をいなされるように、たやすく。

ぼろぼろな衣服は、見た事の無い様式。
スラムの者、だろうか? 一瞬胸元に視線を感じ、杖を握る手に更に魔力を込める。

……注意の逸れた一瞬に、>>346間合いへと踏み込む影。]


 な、っ…………!!!

 …………フレアバレット!!!


[振りかざされる獲物の気配に、小さな火球を幾つも地面へと撃ち込む。
弾丸《バレット》の名の通り、鋭く勢いのある弾丸を、幾つも。]

(350) 2014/08/17(Sun) 20時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 っ…………!!!

[>>354詰まる距離に、斬撃を覚悟して。
……しかし、訪れたのは一瞬の停止。事態は解らねど機は逃すまいと、杖を掲げて斬撃を受け流し。]

 多勢に無勢…………っ、それに、これ以上派手に動けば……!

[孤児院を巻き込むのは、必至。
ならば、と。鳩尾目掛けて杖を突き、それと共に路地の影へ。]

(357) 2014/08/17(Sun) 21時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ






 …………覚えておけ。

 世界を包む闇の意思は、教会の光に満ちた裁きの元、必ずや浄化されるのだと!

[捨て台詞に、人ではなく思想の浄化を解いて。
外套を羽織り直しながら、狭い路地を一気に駆け抜ける。

…………“レット”の頃の記憶が、足を動かしているかの如く。]

(358) 2014/08/17(Sun) 21時頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2014/08/17(Sun) 21時頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ






 …………後、人をつかまえてバインとはなんだバインとは!!!
 ざけんなっ!! “俺”はレティーシャだっつってんだろうが!!!

[>>356だが。
去る間際、風の運んだ言の葉に、咄嗟に同じく炎の弾丸を1発。

名乗りもない、素性もしれない相手への、いきなりの砲撃は。
“レティーシャ”の意識を、“レット”の潔癖さが凌駕した、一瞬に。無意識に*]

(363) 2014/08/17(Sun) 21時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ― 路地裏 ―

[場を逃れ、姿が見えなくなった所で足を止め。蹲る。]

 っ…………好きで、こんな体付きなワケじゃ、ないのに……!!!

[>>367昏倒する様は見て取れた……が。
そもそもこの体付きは、偽りの記憶では心的外傷《トラウマ》であり、真実の記憶でも無用なトラブルの元。
巧い立ち回りの手本もなく言葉に晒され続けた心が、クラウディアの言葉に母性を見出だし。神の徒ならば性を問われぬ、と、実状はともあれ認識し安堵したのも。脳を加速させる原因となっており。

それを揺らせば、どうなるか?

…………“レット”も“レティーシャ”も、ただただ。路地裏に膝を抱え、泣きじゃくるのみ。]

(372) 2014/08/17(Sun) 21時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 やだよ……怖いよぉ…………!

 助けて、助けて……。
 クラウディアさま、ドナ兄……助けて…………!

[路地裏に、押し殺した泣き声が響く。
己の天へと座する者や、己が拒絶した相手への、身勝手な懇願と共に。
独りそうして生きてきたように、小さく、身を守りながら。


……其処が教会に追われる医師崩れの隠れ家の真ん前、とは。知らぬまま、に。]

(373) 2014/08/17(Sun) 21時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2014/08/17(Sun) 21時半頃


私にはこれで十分です。

[渡された水晶に話しかける。
声が届く者が判っていれば、それで良いと]


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ……あ…………ごめ、


 ごめん、なさい……。

[>>378建物から掛けられた声に、ひくり、と。喉が引きつる。
“レティーシャ”には、初めて聞く威圧だが。“レット”は幾度も聴いた、迷惑を誉めのかす声音。]

 …………軒先、このまま、少しだけ……。
 迷惑、ならないよう……落ち着いたら、すぐ…………。

[走る間に乱れた外套からは、軍服が覗いていたが。
少女は気付かぬまま、涙を流すままの瞳を、住人へと向ける。]

(385) 2014/08/17(Sun) 22時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ……………………。

 ……うん……。

[>>387その響きは、決して、歓迎などされていなかった。
が。記憶の錯乱に疲れ果てた少女は、常のような布教や天啓を語らずに、頷き。促されるまま、中へと入る。]


 …………お医者様……?


[路地裏のバラック。薬の気配も、己には感じ取れなかったが。
場所の割に整ったベッドの気配に、緩く首を傾げ、問い掛ける。]

(396) 2014/08/17(Sun) 22時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[>>393遠くの声には、気付かない。
気付けるだけの余裕すら、ない。
>>402温かな紅茶を口に含めば、緊張の糸は解れ。耳に流れ込むのは、静かな言の葉。]

 ――――……過保、護?

 ……あの人、が…………?

[まだ少し、泣きじゃくった瞼は落ち着かなかったが。]

(414) 2014/08/17(Sun) 22時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 …………違うん、です。
 私は、あの人の知ってる子じゃ、ないはずなんです。

[ぽつり。
聞かれぬまま呟くのは、懺悔のような言葉ばかり。]

 私……ずっと、変な夢、見てて。

 凄く、はっきりとした夢なんです。
 別の名前で呼ばれる私が、あの人……ドナルドさんをお兄さんのように慕っていて。

 だから私は、……いえ。
 私が一方的に、あの人の事を知っているだけの、筈だったのに。

 ………あの人は、私の《夢の中での名前》で、私を呼ぶんです。

[そうだ、戸惑いは其処から。
夢の全てが実在していたという、真実。]

(415) 2014/08/17(Sun) 22時半頃

 何やら異教徒狩りが始まっているようだが。
 二人とも隠れるなりした方がよさそうだぞ。


[今アマトとティソの二人がどこで何をしているかは分からない。
一応は警告はしておこうとそっけなく伝えるだけ伝える。
ある意味で教団内部へ潜入したいならチャンスでもある。
己は今はまだ教団へ近づく気はないけども。]


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ……お医者様は、夢を治したりは、できませんか?

 今日、初めてここに来たはずなのに。
 全部、夢と同じで、夢の中のままで……

 ……何を言っているのかって、思われるかもしれませんが。

 夢と現実、の。二つの記憶の、何が本当で、何がそうじゃないのか。
 ……解らなく、なっちゃって…………。

[緩く首を振り、半分ほど減った紅茶を眺める。
強固に掛けられた洗脳が、たて続く邂逅と追体験とで揺らぎ、再び一粒、琥珀の水面が涙に揺れる。]

(417) 2014/08/17(Sun) 22時半頃

異教徒狩りか、詳しく聞きたい。
状況次第では潜入を試みてもいい。

ああ、あと薬屋での用事は終わった。
さっきのメモの薬ももらったんだけどもって帰ったほうがいいか?

[共鳴を連絡代わりに使う。]


 いや、薬は今はいい。
 診療所付近も煩いのでな、近づかない方がいいだろう。


[精神共有とは面倒くさい事を、と思っていたが。
慣れれば案外便利であった。]


 詳しくは俺も分からん。
 なにやらスラム街の住民を教団本部へ向かわせているらしいが。
 それに抵抗するなら異教徒、そういう考えのようだな。


[故に潜入するならただ粛々と本部へと向かえばいいだけの事。
実に容易く中へと入れるだろう。]


嗚呼、イアンさんもスラム街の近くにいるんだ。
僕からも、山狩りぽい何かが始まってるの、見えてるよ。


[そっけないイアン連絡。ティソは近くにはいないらしいが。
随分大規模な異教徒狩りだ。この分ならば教団の戦力も結構分散してくれているかも知れない。ならばチャンスは未だ]


僕も少し、メサイア大聖堂に殴りこみを掛けてみようかな。


[少し市場で食材買ってくる。そんな口調で、言ってのけた。ティソも、状況次第はという但し付きなのに]


 殴り込まなくても普通に入れるんじゃないか?


[物騒な言葉に真顔で返す。
何が目的かは分からないが暴れるよりはなるべく穏便に行動を済ませる方が成功するのではないだろうか。]


それはほら、新生山賊団的な気分で。


[流石に意味がわからないだろう。だが云われて見たら、今こうして教団の聖堂へいく、なんだか光の無い目をした人々に紛れたら、簡単に通れるはずだ。
問題は、内部に到達した時点で、地下牢行きからどの様に道を逸れるかだが。
それこそいざとなれば暴れる事になるか]


薬は了解した、そしてスラムの住民を本部にか……。
紛れ込みたいところだけど、恐らく其れだとばれるな。
一応、賢者の塔ではそれなりに顔が知れてるからな。


 ……山賊?


[アマトの姿は知らないが兄のアマネの姿を思い浮かべる。
あまり山賊には見えない気がしたが。
それはさて置き。]


 顔が知られているのならば気を付けるんだな。
 あそこには厄介な人物が幾人かいる。
 特に気を付けるべきはクラウディア卿だろう。


[もうすでにアマトがクラウディアと対峙した事はまだ知らない。]


あー、もう皆まで言うなって奴じゃねー?
クラウディア卿は、さ。

[塔の中でも別格。
いや、教団の中でもかもしれなかった]


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[>>429ゆるり。否定の意で首は振れども、泣き疲れ故の弱さを帯びて。
子供たちの場所に辿り着いていたなら、あの場で会っていたかもしれない人。もしこの先も、出会うようならば……。]

 夢を治す方法!?

 ……えっ…………。

[>>425提示された方法に、暫し、言葉を失う。
信じたいもの、と、告げられて。クラウディア卿の名を挙げかける口に反し、心は、一瞬の邂逅に浮かべられた悲しい笑みを想う。]

(447) 2014/08/17(Sun) 23時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 …………もし。
 信じたいものが、解らないなら……。

[>>426その言葉にも、一つの解法が示されて。
困惑と不安の中で、言えた言葉は一つきり。]

 …………。

 ……ありがとう……。

[弱りきった呟きと共に、己の軍服に視線を落とす。
心の混沌は、戸惑いの形のまま。溶けぬ角砂糖のように、水底へと沈んで。]

(448) 2014/08/17(Sun) 23時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 …………お医者様も。


 教団は、嫌い…………なのです、か?

[ぽつりと。
問う言の葉には、布教の意は宿さずに。ただ、好奇だけを浮き彫りにして。]

(450) 2014/08/17(Sun) 23時半頃

[賢者の塔、そういえばティソの出身的に、紛れての潜入は難しいらしいと思い出す]


……うん。わかってる。
あのデタラメな貧乳お姉さまには出会えば死にそうだし。
僕も聖霊術師。捕まらない様に気をつけます。


[幸いな事に、まだ彼女にしか直接顔は見られないから。
今、特に友達が教団の敵として狙われている今、アマトは自分ならまだすり抜ける機会もあるかも知れないと山を張っている。とは云え行き先は、件の枢機卿がおわす教団の本部。彼女だけでなく、脅威は腐らせて捨てる程沢山あるだろうが]


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 目の前にある、物…………?

[>>454>>455目を瞬かせ。
揶揄混じりの言葉に、一瞬目を丸くして。]


 …………。

 ………………ふふふっ……。

 ……そう、しようかな。
 …………そうできたら、いいのに。


[戸惑うように。けれども、喜色は隠さずに。
微笑み浮かべた笑みは、ぎこちなくとも久々に、固さのないものだった。]

(462) 2014/08/17(Sun) 23時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 …………教団、が?

[だが、続く言葉には首を傾げる。
異教徒にも等しく門を開く教団に、そのようなことがあることが、不可解で。

それは、少女が教団の実状を知らぬ故もあり。
知識としては聞き及び、個として手配が及べば敵意は持てども、本質では“魔”への先入観が無い故でもあり。]

 …………そう、なんですか……。

[ただ。紅茶と、撫でられた手の温もりとに。言葉はそのまま、心へと落ちる。

……今はまだ、その矛盾に付いて、整理がつかぬだけとも言えようが。]

(465) 2014/08/17(Sun) 23時半頃

……ん? 今。聖霊の力が何処かで流れた様な。
イアンさん、近くで誰か、それぽい人はいません、か?

[妙だ。元々聖霊使いの絶対数は少ない。しかし唯一思い当たる、兄の魔力でもない。
付近で思いもよらない、まだ見ぬ存在が、確かに聖霊力を行使していた。それには今はまだ気づかないが]


 いや、ここには可愛らしい少女しかいないな。


[聖霊の力を感じ取れる程、聖霊術に精通しているわけではない。
なので力が行使された事に気づく事はなかった。]


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ……信じるにも、知らなすぎるし。
 それに…………。

[>>478言葉にできぬ思いは、遠く。
いきなり出会った者を信じると言い切るには、二つの記憶の《大切》は、優しすぎて。ただ、苦笑を浮かべる。

だが。
黒に染まった掌を、目の当たりにして。ようやっと、理解が追い付いて。]

 ………………!

 それじゃ、貴方は。

[ただ。>>479静かに続く言葉に、息を呑む。
それは、覚悟のなさを指摘された故か、或いは……別の何かか。]

(486) 2014/08/18(Mon) 00時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

…………お茶、ご馳走さま……でした。

[けれども。
なにも語らず、促しの笑みに、カップを置いて。]

 ……お名前、は。

 …………ううん。

 もしいつか本当に、その時が来たら。
 …………その時に、教えてくれますか?

[名乗るか否か迷った末に。出てきたのは、そんな言葉。
今はまだ、そんな日が来ることなど、信じられはしなかったが。促されるままそっと、バラックを後にした。]

(487) 2014/08/18(Mon) 00時頃

かわいらしい少女……へぇぇえ……。
なんだ、イアンさんも隅に置けない人なんですね?

[情報を得られないのは残念だが面白そうな声で、アマトはイアンを揶揄る。
然し残念ながら、もしその可愛らしい少女の姿を見せれば、敵対も辞さないかも知れないのは幸い]


 何を勘違いしている、子供だ。


[イアンの目から見ればあの少女は子供。
可愛らしい事に変わりはないが。]


 まあ、子供とはいえ教団の軍人だったからな。
 油断は出来ぬが。


[背中に憑りつけた病魔にいつ気づくやら。]


クラウディア殿……オスカーと、黒衣の少女を見つけてしまいましたが。

どうされますかな?

[不意を狙う事は出来るがオスカーに関しては意向の確認だけは
しておこうと預かった水晶に問い掛けた]


教団の軍人とは穏やかじゃないな。
俺は悩んでるよ、今飛び込んだら本当しゃれにならねーかもってな。


わざわざありがとう。

そうね、仕掛けてしまって構わないわ。


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