171 獣[せんせい]と少女
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― 前日のこと ―
[普段よりさらに気合の入ったのは、朝だけではなく、きっと昼の食事も、そして、夜にも。 フルーツたっぷりのタルトは、その出来栄えが見れただろうか。
久しぶりにがっこうを訪れたオズワルドとミッシェルは相変わらず大人気だっただろう。
賑やかな、そして、静かになったその後には。 眠れない足音が幾つか。 ミツボシの歌が遠くから響く。
そんな夜。 岩人間は暗がりの中、オイルランプを灯して絵を描いていた。
時間を惜しむように、空が、明るくなるまで。*]
(130) 2015/10/11(Sun) 21時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2015/10/11(Sun) 21時頃
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― 朝食後に ―
[もう旅立つ準備をした獣と少女はいただろうか。 コリンの姿は。 一人二人と欠けても、周りが騒いでいなければ、つまりは、と結論付ける。 ただ、心配性な時間外の泥人形が、がっこう内を駆け回って、姿を探していたけれど。
鈍間な獣は、数枚の紙を手に、モスキュートの姿を探していた。
書庫にいただろうか彼に出会うと、二枚の紙を手渡す。 時間をかけて練習した、記憶頼りの似顔絵は、前回よりも大分上達していただろう。
角のあるモスも、髪を結んだモスも。
今朝の出来立てだと、自信作を手に少し胸を張って見せた*]
(143) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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― 前日の食堂 ―
[未熟さを口にしたパティシアに、同じように悩んでいたのかと意外な気持ちを抱く。>>139]
……風を……操れる、だけで、素晴らしいと、思うが。
[土より数段、使い道のあるものだと思うのは、自分にはない能力だからだろうか。]
……畑を、果実を、丁寧に育てているのも、君の大切な、能力だと、思う。 それに、意外に君は、真面目で、少女たちを見守っていると……知っている。
しっかりと、少女を守ることのできる、いい、せんせいだと、思う、が。
[自分より年若い、自分よりしっかり者だと信じていた獣の不安に、首を傾げた。*]
(152) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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[モスキュートと分かれた後。
泥人形が、見つけたよ、と上を指差して。 鐘楼は、コリンが朝に上る場所で、そこだったのかと指差す先を見上げると、別の少女の姿がちらりと見える。>>141
危なくはない、と思う。 毎朝コリンが上っている位だ。 けれど、不慣れだろうクラリッサだから、と心配性が顔を出しかける。
上っても大丈夫か、自重を心配しながら下から手を振れば、少女には見えるだろうか。]
(164) 2015/10/11(Sun) 22時半頃
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[風の音に紛れ、クラリッサの声が届く。>>167 怖がっていそうな手の振り方に、此方から振っていた手を下ろす。
少女の高くよく響く声に応えようと、息を吸って]
……クラリッサ、を、さがしていた!
[相変わらず通りの悪い、少し枯れた中性的な声だったけれど、届いただろうか。]
(170) 2015/10/11(Sun) 23時頃
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― 巨大書庫にて ―
[書庫の奥の席にモスの姿を見つけ、まだいてくれたことに感謝を少し。>>168>>169 座ったモスキュートに見上げ、尋ねられて、今度は間違わずに伝わったと、微笑んだ。]
やはり、練習したら、ちゃんと、上手くなるものだな。
[自己満足な感想を、一つ。]
モス……もしも、君が忘れても、覚えて、いる。
そして、きっと、それは、自分だけでなくて。
少女もだ、と。 思う。
[二人向き合えば、視線は、二つ分。 忘れそうならば紙に記憶の欠片を託していけばいい。
いつかに言いそびれた言葉を呟いた*]
(175) 2015/10/11(Sun) 23時頃
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― 鐘楼の下 ―
[降りてきたほうが良いと、叫ぶ代わりに両腕を丸の形に。>>172]
……気を、つけて!
[しかし、注意は声に出さなくては届かないと、もう一度叫んだ。 こんなに大きな声を出したのはいつ以来だろう。
いつだったかに怪我をした少女を見た時には、驚きに声はむしろ出なかった。
記憶を辿りながら、岩人間は降りてくる少女を見守っている。]
(177) 2015/10/11(Sun) 23時頃
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……いや、謝る必要は、ない。 降りてきてくれて、ありがとう。
[降りてきて早々に謝られて、首を横に振る。>>179 じっとしているのも待つのも苦ではない。 途中で転んでやしないかとはらはらはしたけれど。]
もし、何か、あそこに用事があったなら…… 邪魔した、と、謝る。
だが、クラリッサに、聞きたいことが、あった。
(185) 2015/10/11(Sun) 23時半頃
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……わたしに、まだ、君に教えられることは、あるだろうか。 あるいは……、……
[拙いと、自分で思う。 何とか今自分が思っていることを口にしようとして、言葉に迷い、詰まりながら。]
あるいは、君の。
新しい、世界を、手伝える、だろうか?
[唐突だったかもしれない。 それでもこれが、器用な方ではない自分の、精一杯だった。]
(187) 2015/10/11(Sun) 23時半頃
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[景色を見ていただけ、その邪魔をしなかったのなら良かったと、思う。>>193>>194]
……ああ。 もしも、君が、嫌でなければ。
他のせんせいと外へ行きたいと、クラリッサが思うのなら、断ってくれて構わない。
けれど、もし自分に、君のために、何か出来るのであれば。
[手を差し出す。 細かな傷がいくつかある、冷えた、硬い、岩の掌を。]
(195) 2015/10/11(Sun) 23時半頃
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[少女の言葉に、目を見開く。>>197 温もりある、柔らかな感触をその手に感じた。]
……ありがとう、クラリッサ。
嬉しくて……どう、言えばいいか、分からないくらい、嬉しい。
[握ってくれる手も、見える笑みも、何よりも大切にしたいもの。 忠誠を姿勢に膝を折ると、目線は少女の高さになった。]
――私の全てを、与えよう。 御身が朽ちるまで、御護り申し上げる。
[頭を下げ、赤茶色の髪を揺らし。 握る手の甲へと、唇を落とした*]
(214) 2015/10/12(Mon) 00時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2015/10/12(Mon) 00時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2015/10/12(Mon) 19時半頃
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― 鐘楼の足元で ―
……ありがとう。
[クラリッサの言葉は、自分だけが独占する。 特製のフルーツタルトよりも甘く。
じんわりと染み込む暖かい感情と共に微笑み、立ち上がる。]
出立の準備を、しようか。 挨拶も、必要なだけ。
……それから。 クラリッサ、君は、何処に行きたい?
[手は繋いだまま、クラリッサへと問いかける。 短くて長い、少女の時間を、沢山の喜びと溢れる幸せで満たすべく。]
(368) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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……ずっと、傍にいる。 クラリッサの、傍に。 何処に行くのも、一緒だ。
[首を痛めてしまう気がする。>>370 間近で見上げる視線に、少し考えて。 手を離すと、遠慮なくひょいと横抱きにしてしまおうか。]
ならば、まずはお祭りに、行こう。 色んな地域を回れば、珍しい美味しいお菓子も、ある。 グルメな旅、も、良いと思う。
[少女の一つ目の希望に、こくりと頷いた。]
(378) 2015/10/12(Mon) 21時頃
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クラリッサは、面白いな。
[ヴェラ先生と一緒なら。 そんなことを言われるとは思っておらず、嬉しさがくすぐったい。 もしも赤くなる顔を岩の肌が持っていたならば、二人して頬を染めていたに違いない。
照れている少女を抱いたまま、ゆったりとクラリッサの部屋まで運ぶことにしよう。]
知らない味を、沢山知っていこう。 クラリッサのお菓子は、とても美味しいから、楽しみだ。
作るには……またここに戻ってくるのも良い。 どこかに、一時的に家を借りるのも、良いだろう。
(394) 2015/10/12(Mon) 21時半頃
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ああ……海は、広い。 そして、海の水は、しょっぱい。 それから、人の身体は、普通の水よりも浮かぶんだ。
[クラリッサの見たことのない、見たいと願う景色はきっと沢山。 それらを、クラリッサの傍らで。 隣に腰掛けて、手を繋いで、時にはこうして抱き上げて。 二人で眺め、思い出に刻んでいこう。
楽しみを胸に、間近の少女へ頬擦りをする。]
(396) 2015/10/12(Mon) 21時半頃
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変じゃない。 ……こんなに、嬉しいことを言われたことが無いから……貴重な、というか。
[上手い言葉を捜す。>>400>>401 嫌ではないことを伝えたくて、少し必死になりながら。]
水に浮くのは……実は、わたしも、経験が無い。 わたしは、人間よりも重いから。
[船で浮かぶのとは、別に。 基本的に、海であっても水の中では沈んでしまう。]
だから、出来れば。 クラリッサに、感想を聞かせてほしい。
(409) 2015/10/12(Mon) 21時半頃
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[頬擦りを返してくれる、柔らかく暖かいクラリッサ。 甘えすぎて甘やかしすぎただろうか、と、考えるのはもう少し後のこと。 少女の部屋に着けば、そっと降ろしてあげて]
準備が出来るまで、待……いや、さすがにそこまでは、邪魔、いや、過保護、か? 後で、まなびやの入り口で、落ち合うほうが、良いのだろうか。
[そんな判断を、早速主人へと委ねた。]
(410) 2015/10/12(Mon) 22時頃
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ありがとう、クラリッサ。
[軽い軽いクラリッサ。 嬉しい言葉を沢山くれる、感想を沢山言うと約束してくれる、優しい少女。 希望に輝く眸に、応えてあげたくなる。]
色んな場所に、連れて行こう。 一緒に、沢山の思い出を作ろう。
君の好きなものが、これからきっと、沢山増える。 それをずっと、一番傍で見守れるのは……しあわせだ。
(414) 2015/10/12(Mon) 22時半頃
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旧知の友よ、同胞よ。
我が主が、旅の幸せを願って守りを編んだ。
暇あらば発つ前に、手渡すことはできるだろうか。
喚ばれれば、何処へでも鷲が飛ぼう。
そうでなければ、まなびやの出口で待っている。
貴殿達と、唯一の主へ
私達も此処に居た思い出を贈らせて欲しい。
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−巨大書庫にて−
[それは、少しだけ前のこと。
我が友、と言ってくれた獣に、少しだけ驚いて。>>218>>219 くすくすと、珍しく声を出して笑った。]
モス。 モスキュート。
……ありがとう。
[友と呼んでくれたことも。 こうして、絵を練習する機会を与えてくれたことも。
そして。
きっと、モスキュートが気付かないだろう、もうひとつの感謝があった。]
(446) 2015/10/12(Mon) 23時半頃
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「これは、クラリッサか?」
[モスキュートのつもりで、伝わらなかった以前のこと。>>1:191 言われ、自分はこれまでよりも、より、少女や獣のことを観察するようになった。
それぞれの特徴を掴もうと。 それぞれの良さをより理解したいと。
色んな獣の貌と、色んな少女の姿を描いた。
そして。 一番練習しようと思ったモスキュートと同じくらい、間違えられたクラリッサを描いた。
初めは、間違った原因を探るべく。 こっそりと観察していた視線は、少女にはあまり気付かれていなかったと思いたい。
よく見ていれば、見落としていた色々に気付く。]
(448) 2015/10/12(Mon) 23時半頃
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[本を読んでいるときの好奇心に満ちた表情。 授業を難しいと悩む表情。 厨房に立つときの真剣な表情。 大成功のタルトに喜ぶ表情。 美味しいものを食べたときの、嬉しそうな表情。
そしていつしか、クラリッサを描くのが楽しくなっていた。
もしも自分だけの少女に、"何故自分を選んだのか"と問われたら、
"クラリッサの素直な表情がだいすきだから"
そう、答えよう*]
(449) 2015/10/12(Mon) 23時半頃
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― クラリッサの部屋の前 ―
[遠くから響いた、珍しい音に顔を上げる。 獣は結局、少女の準備を部屋の前で待っていた所で。
クラリッサが出てくれば、]
クラリッサ……ミッシェルと、オズワルドが、まなびやの出口で待っているそうだ。 お守りを、渡したい、と。
[聞こえたそのままに、クラリッサに伝える。>>442>>443 何時そんな話をしたのか、問われれば素直に答えた。
クラリッサの荷物を持たせてほしいと頼み、それから、ヴェラの自室へ。 元々物の少ない部屋は更にがらんとして、出立の準備を既に終えた泥人形が旅行鞄と共に待っている。
髪をすっかり白く染めたミッシェルと、付き添うオズワルドの元へ、向かうだろう。**]
(457) 2015/10/13(Tue) 00時頃
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……、クラリッサへと、伝えました。
[獣にしか使えない響きを、短く返す。
と同時に、何か自分からも贈り物が出来ないだろうかと考えた。
贈り物になりえるようなものは、なかなか思いつけないけれど**]
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2015/10/13(Tue) 00時頃
ミツボシと星を見に行くことにした。まあちゃんと伝える。
[事前報告である。
いやしかし、贈り物か。
厨房で何かを残してもいいのだけどそれこそ野暮になりそうだ。
また、旅に荷物は多いよりは必要なものがあればそれでいいと考える自分からすれば…。]
……分かった。
必ず、向かおう…。
[応えて…。
少しだけ…、昨夜見た、ミッシェルの白い髪を、思い出す。
恐らくはもう…残されてはいない、時間…。
なぜこうも…少女たちの命は、短いのだろうか…。]
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2015/10/13(Tue) 18時頃
出口だな、わかった。ありがとう。
お守り……すごい喜ぶだろうな。
[簡潔な返事の後。
さっき、忘れられた家の端に、落ち葉で言葉のようなものが書かれた跡があったのを見つけたのを思い出して。
そんなことをしそうな、器用な風使いなんて…1人しかいない。
そのあとの言葉は…口下手だけれど、心からの感謝の言葉。]
……ありがとうな。コリンを励ましてくれて。
― 少し前 ―
……なんだ、バレたか。
[ くつくつ、と喉鳴らし。彼等が手を取り合って
「忘れられた家」の扉をまたぐとき
脇から入り込んだ風は、落ち葉の文字を吹き飛ばす。
くるくる、くるくる、つむじ風。
橙、山吹、焦茶に紅、まだ温かい秋の色。
風の遣い手の腕が鈍っていなければ
彼らの旅立ちを祝うように、
ちらちらと舞う秋色のライスシャワーが
ふたりの周囲を彩ったはず。*]
お守りか…。
昨日のアヤワスカといい、みんな本当に
良い子たちだね。
オズウェル君の手を煩わせるでもないよ。
僕らみんなそちらへ向かうのだから。
僕は、クリスマスと行くよ。
[聡明な鷲の声に返ってくる言葉に
それぞれの少女がそれぞれのせんせいを見つけ
それぞれの主人がそれぞれの従者と契約を交わしたと悟る。]
ユージン君。
よかったよ、君の少女はやっぱりコリンじゃないと、ね。
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