158 Anotherday for "wolves"
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[サイラスが一瞬過ぎらせた表情>>69、 それは友として祝福するかのような色に見える。 夢か幻、もしくは己の願望が見せたものかもしれない。]
――――……、
[半ば開いたくちびるは目の前に居る友の名を綴ろうとするけれど 音出る間際に飲み込んで、ニヒルな笑みを浮かべなおす。]
………… どっちが 、さ。
[心配でなくお節介だとしても。 それは情が伴う行為ではないか。 サイラスはきっと己よりも甘い。 だからこそこの状況で思うのは己よりも相手で]
(72) helmut 2015/05/24(Sun) 22時半頃
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[思い出すように告げられたそれに、 ベネットは視線を下げてその手を見遣る。]
わかってる。 自分のものにならないものは、いらない。
僕がほしいのは、――……
[赤い包み持たぬ利き手がサイラスの胸元へと伸ばされて 指先が指し示すは、彼の、心臓*]
(73) helmut 2015/05/24(Sun) 22時半頃
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[その場に、まだ誰か残るであれば、 惨い場を見ぬように、と、離れるよう声を掛け。]
(77) helmut 2015/05/25(Mon) 00時半頃
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[悪趣味と言われても笑みを深めるだけ。 サイラスが繰り返す言葉>>74にゆるく首を傾げる。]
僕が覚えておきたいから覚えておく。 それだけの話だ。 サイラス、キミが気にする事じゃない。
[やんわりと諭すような響きで、 『共存』の天秤が釣りあう頃の穏やかさを滲ませる。]
(78) helmut 2015/05/25(Mon) 00時半頃
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[彼女の、と言われたその手に未練はない。 奪う者が願うはおかしいと思いながらも、 サイラスの望むものがその手に掴める事を祈る。
彼の動き>>75に、示す指先を軽く引く。 露となる上体を一瞥した後、蒼を見詰め]
脱がす手間を省いてくれたのか、 それとも脱がす楽しみを奪ってみた?
[何処か愉しげでそれでいて寂しげな音色を向ける。]
(79) helmut 2015/05/25(Mon) 00時半頃
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[眸閉じる気配を感じる。 ベネットはサイラスの胸に己の手をそっと重ねる。 トクリ、鼓動を感じる。 生きている証を軽くなぞり]
――…一瞬で終わらせてやる。
さよなら、サイラス。
[利き手のみを、獣のそれへと変化させて、 彼を貫き、その心を、奪う。**]
(80) helmut 2015/05/25(Mon) 00時半頃
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[サイラスのくちびるが描く弧>>81を黒に映し]
折角だから僕の為と思っておこう。 ……ご自由に、なんてキミは軽く言うけど 自由なんてものは、僕にはとても縁遠いものだった。
[言葉交わすがこんな状況でなければ。 後悔ばかりが胸に募る。 ゆるやかな響きが別れ惜しむかのように感じられ 遣る瀬無さにまた痛みを感じるけれど 少しでも長くあればと言葉の間に余韻をもたせ]
(86) helmut 2015/05/25(Mon) 02時半頃
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[息を詰める気配。 再び触れる吐息もまた生きている証。 何か言おうと開かれたくちびるは音を紡がず。 結局彼が最期に何を言おうとしたかは知れない。]
――――…ッ、
[サイラスの胸に埋めた手の内には脈打つ鼓動。 ぐ、と力を込め、彼の命に幕を引く。 ぷつりと爪で繋ぐものを断ち、 掌にのる未だぬくもり失わぬ紅を口許に引き寄せる。
彼の身体から溢れた血は 距離つめたままのベネットと床を同じに染めた。]
(87) helmut 2015/05/25(Mon) 02時半頃
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[ドナルドから預かる包みを置き、血で染まらぬ方の手で 首筋に添えられていたサイラスの手を支える。 命握るその腕を彼の背にまわし その身体を床へと預け寝かせ]
彼女に差し出す手は、 濡れていない方がいいだろう?
[彼の大事な手は血に染まらぬように置き 別れを惜しむかのようにその場で暫し立ち尽くす。**]
(88) helmut 2015/05/25(Mon) 02時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
helmut 2015/05/25(Mon) 14時頃
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[サイラスの命を半分だけ己の糧とし、 もう半分は身を隠す末の妹へと託す。 最初から彼女の為の狩りで本来ならば喰う必要などなかった。 思うがゆえに喰らう業。 一生負う覚悟など疾うに出来ている。
「“過ち”は一族の手で、正さねばなるまい。」 そう一族の者に言い渡した族長もこの手で屠った。 一族を纏める者を選出するにどれだけの時を費やすだろう。 混迷の間に、埋葬を済ませ“正した”事にして、 後は誰も襲わねばそれで事件は終結する。 終結させる心算で、ベネットはこれ以上ひとを襲わぬ決断をした。
ドナルドから預かるものはベルトへと挟み両手使えるようにして 宿の備品であるシーツを拝借しサイラスを包む。 墓地まで運び穴を掘り、これまでの犠牲者たちと同じように埋葬して 安らかな眠りを祈りながら祈りの言葉を口にせず立ち去る。 再び宿屋に戻ると水場を借り着替えを済ませて、 クラリッサと話すために、彼女の姿をさがす。*]
(98) helmut 2015/05/25(Mon) 15時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
helmut 2015/05/25(Mon) 15時頃
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[サイラスを手に掛けて立ち尽くす男の脳裏には 集会のあった夜にドナルドと訪れた酒場の光景がふと過ぎる。 あの時飲んだ蜂蜜酒の甘さが、 サイラスの血肉の甘さと重なったせいかもしれない。 ひとの血肉も酒と同じ嗜好品で己にとっては無くとも困らない。 美味いと思えど贅沢を好む方でもなく、 ただ、共に過ごす者との時間を彩るものに過ぎず。
血に酔うたとしても案じる酒場の主人も、 手伝うグレッグの姿もなく掛かる声は無い。
ふと耳朶を掠める風が懐かしい声を思わせる。 呼ぶ声は失われた。 助けられなかった自責が、望みが顕れたに過ぎない。]
――…平気だ。
[己に言い聞かせるように呟き、酒場を離れた。]
(111) helmut 2015/05/26(Tue) 00時頃
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[夜風はほのかな冷たさを孕む。 村を巡れど探す彼女の姿はなかなか見つからない。 ふと目の前を過ぎる小さな紅く染まる花弁。 足を止めた其処は、焼けた教会の前。
どうしてこんな場所に、と過ぎる疑問。 祈りを捧げる場所は焼け落ちたはず。
不思議に思い、花に誘われるように門を潜る。 薄雲の切れ目から月が覗き、 教会にいるそのひとのもとへと柔らかな光が降り注ぐ。 ふわと風に揺れるその裾、ひらり、ひらりと舞う花弁。 その向こうに見える彼女は探していたそのひとで]
此処にいたんだね、クラリッサ。
[サク、と足音たてて、男はクラリッサへと歩み寄る。]
(112) helmut 2015/05/26(Tue) 00時頃
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[同胞の命を奪ったその手を彼女に伸ばすのは躊躇われた。 名を呼んで、互いの距離を縮め]
待たせたね。 ひとりで心細くなかった?
[胸の内へと収まるクラリッサの肢体。 躊躇いは薄れて、彼女の背をそっと抱きしめる。 見上げる眼差しにゆると目を細め見詰めていれば 頬に彼女の手が触れ、微かに口許を緩める。]
――…終わったよ。 ああ、違うな、終わらせてきた、だね。
[さらと向けた言葉の意味は彼女なら正確に理解できるだろう。*]
(118) helmut 2015/05/26(Tue) 01時頃
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[クラリッサの動きにあわせて長く艶やかな髪がさらと流れる。 彼女の応え>>119に頷きを返し]
逢いたいという思いが通じたのかな。 ――…もし、キミに何かあったら、と、
[離れる間不安だった、と微かな声音で告げる。 瞬きを肯定の応>>120えと受け取り、 落とした視線の先には淡い彼女の笑み。 いたわるようなぬくもりが頬へと触れる。 彼女には泣いているように見えたのかもしれない。 拭うような動きに僅かな驚きを過ぎらせながらも 思い受け取るように彼女を包むまま、そっと目を伏せた。]
(126) helmut 2015/05/26(Tue) 12時頃
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[今までとこれからと。 未来(さき)を思わせるクラリッサの声>>121に 少しだけ考えるような間を空け、もう一つ頷く。]
僕が殺したのは族長、ジョスラン、それから、サイラス。 『共存』を壊したくて、というよりも――… 隣村で禁を破ったのが妹、だったから、 家族を罪人として引き渡す事は考えられなくて、 “過ち”として正そうとする族長を、手に掛けた。
[はじまりを語る。 罪と知りながらの行為。 彼女が知りたいと望むなら、 ベネットの知ることは全て彼女に伝える心算で 残酷で救いの見えぬ闇を、晒す。]
(127) helmut 2015/05/26(Tue) 12時頃
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………せんせ。
今日の夕焼け、すごく綺麗ね。
[ こぼれた声は 朱い空を彩る筋雲の隙間へ ]
ね、せんせ。
[彼にだけ聞こえる声で囁く。
身体がこわばるのが重ねた肌越しに伝わる。]
[怯えている。愛おしい。]
ほしい。
柔らかい肉が。
新鮮な肉が。
[あの時のような。
無我夢中で食べた、あの時のような。]
次は“誰と”にしようかしら。
誰と作る子が
いちばん美味しいと思います?
ねぇ、せんせ?
[鈴のようにコロコロと
かつて聞いたことのあるような『笑い声』
「せんせ」と短く
かつて聞いたことのあるような『口ぶり』
今のわたしには7人の弟たち
かつて見たことのあるような『家族』
愛する父であり夫である医師
かつて会ったことのあるような『人物』]
[かつて仲間から言われた言葉
「 ──…キミのお父さんはキミを守ろうとしていただろう?
彼はキミが生きることを望んでいると僕は思うよ。
グレッグも、かなしむよ。」
「 残される彼(グレッグ)の気持ちも考えないの。
殺された彼(ルパート)の思いも考えないの。」
それらは呪いのように
『生きなくてはならない』
少女であったメアリーの胸にしこりのように
残りつづけた。まるで誰か()が後押しするかのように。
“キャサリン”と名乗るかつての少女は
その呪われた生を重ねて、今日も
妖しく溢れんばかりの美を纏って。
生きる**]
―― 回想 ――
[「見てる」とその場を離れずに居た少女に、
応も否も唱えず、「そうか」と一つ零すのみ。
シーツを借りる為立ち去るその場で、
彼女が何を思い何を口にしたかは知らない。
グレッグの事もあり彼女の思いも聞いていた。
だからこそ、見るなとも言えず、
さりとて友との決着を他に任せる気にもなれず。
サイラスの亡骸の前に戻る頃には少女の姿はなかった。
ふ、と吐息を零す。]
狩りを誰かに見せるのは
今日が最初で最後――……。
[特別なのは、彼女が最初に味方と言い出したルパートと
己の中に深い傷跡を残して逝ったグレッグが大切にした存在だから。*]
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[物語の狼に対してのクラリッサの言葉>>1:-159を思い出す。 優しい彼女に手を差し伸べて欲しいと仄かに願った己>>1:-177。 けれど実際は叶わぬものと諦めていた。 守るべき大事なものの為に、己の為にそこまでする義理はない。 そう思えばこそ声に出して彼女に伝える事はしなかった。
彼女の微笑み>>186に不安は軽くなる。 たおやかな彼女を知るたび惹かれてゆくのを感じた。 惹かれながらも一生伝える事はないと思っていた。
もし、何かあったら。 守れなかった過去が歯止めを掛けていたのに、 それを彼女は少しずつ解いてゆく。]
何もなくて良かった。 キミに何かあったら後悔してもしきれない。
[見詰める彼女の眸の揺れを感じながら 頬から肩へ、滑るように落ちる手の動きに 微かくすぐったげな音で咽喉を震わす。]
(198) helmut 2015/05/27(Wed) 00時頃
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[指先に触れるクラリッサの繊手。 包み込むような動きにされるままあれど 彼女の応え>>187と眸に宿る水の気配に 僅かに困ったような表情を一瞬浮かべる。]
――…もう言わない。
優しいキミは孤独に森に彷徨う狼に、 自らの意思で手を差し伸べて呉れた。
[巻き込まぬ道もあったはずなのに、 結局巻き込んでしまったと思いながらも 童話のもしもになぞらえて 選んでくれたことへの感謝と喜びを滲ませる。
花は今も本屋で静かに咲いているだろう。 けれど今一番欲しい花が己の手にある。 包む彼女の手をそっと握るは壊れ物を扱うように。]
(199) helmut 2015/05/27(Wed) 00時頃
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[攫うという言葉通り、 クラリッサの背と膝裏に手を滑らせひょいと抱き上げて]
必要なものだけ持ってこの村を出よう。 仮令追っ手が来たとしても――… 何があろうとキミを守るから。
一緒に、旅をしよう。 遠い場所を、広い世界をみてみたい。
[常より明るい口調でそんな未来を語る。**]
(200) helmut 2015/05/27(Wed) 00時頃
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――……ああ、綺麗だな。
[騒動の顛末を見届けながら、言えたのはそれだけ。
空は人の心も、何もかも、
置き去りにして色を変えていくから
喉に詰まって、言葉も何も出やしなかった。]
グレッグ、
[囁いた音が、甥に届いたかは分からない。
ぱくりと裂けた喉からは、かふりと空気が抜けたから。
構わず甥を後ろから抱きしめた。
いつか、この子を本当の息子と呼ぶ…夢を、見た。
もうずいぶんと昔の話のようだ]
…─── あ い してるよ 。
[お前を、お前たちを。
呪縛のようにずっとずっと…そう永遠に]
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[少し滲んだ自嘲の色は気付かぬ振りをして クラリッサの頬>>205を撫でる。]
それは頼もしいね。 けれどもう森を独り彷徨う事はない。 僕にはキミが居るから。
[大丈夫、と呟いて、小さな鳴き声に獣の声を重ねた。 ベネットにとって物語のヒロインはクラリッサだった。 けれどその物語の主人公は己でないと思っていたけど、 今はもうそう思うことを止めて彼女と共に歩むを決める。
誇り高き人狼の血は次代へ繋がる。 その力を振るうは特別となった彼女の為にのみ。 彼女を守る為ならその身も流れる血も惜しむことなく。]
(226) helmut 2015/05/27(Wed) 03時頃
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[抱き上げたクラリッサから小さな悲鳴が上がれば 「驚かせてごめん」と素直に謝り 此方を見つめる彼女の可憐さに口許を緩ませる。]
ありがとう、クラリッサ。 けれど守られるより守らせて欲しい。
物語でも姫を守るのは騎士の役目だろう?
[血に塗れた己が王子の役割を担えるとは思えない。 けれど彼女を守りたいがゆえに騎士と口にする。 ドナルドから預かる包みの中身をしれば よりそう意識するかもしれない。 身分違いの恋もまた悪くない、そう思うけれど 誓いのような彼女からの口付けに肩書きなど必要ないのだと思う。
これから紡ぐ物語は、本には綴られぬ二人の歩む未来。]
(228) helmut 2015/05/27(Wed) 03時頃
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[村を出て暫く行けば、ひとりの旅人と擦れ違う。 見覚えのある顔は、以前世話になった薬屋の主。 ふと過ぎるは、友と思いながらも手をかけた彼の姿。]
――…手は、届いたかな。
[ぽつと呟き空を仰ぐ。 隣を歩む彼女の視線に気付けば柔らかな笑みを浮かべ]
友人のことを思い出していたんだ。
[そう言って、彼女の手を取り直し再び歩み始める。**]
(229) helmut 2015/05/27(Wed) 03時頃
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