125 【突発誰歓】I-GAME.ver.2
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おけ、わかった。 [幼馴染から聞いた言葉をそのままβに打ち込む。暖かくもどこか切ない言葉は、「また生きて出会えること」に期待したもので。 …そう、だからこんなゲームで「本当に死ぬ人」など、出してはならないと思う]
───電脳世界β・全体会話─── "→黒田君 剣吉から。 「ありがとう。 このゲームが終わったら、またオムライスを食べよう」 だってさ ─────ミナカタ " ────── [打ち込んで送ってから、黒い羽の説明を。]
ああ、えーと。多分、これが"羽"なんだ。同じものを他でも見たからな 今日はあそこで寝るか
[言葉を打ち切って、教会へ向かう。隣を歩くのが剣吉だということに、どことなく安堵していた。
─────────端末が鳴る。]
(21) 2014/06/23(Mon) 13時頃
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[嫌な予感がして、βを起動し、櫻子からのSOSを確認する。流が襲われている?なぜそんなことに。]
───まさか…一人で行動したのか?! 馬鹿ったれが…!
[そう詰って]
───電脳世界β・全体会話─── "わかった、すぐ行く"
[とだけ返信を。傍らの剣吉に、]
工場で流が三人に襲われてるそうだ 助けに行く。ついてきてくれるか?!
[返事を待たずに、南方はE地区の工場へと走る。死ぬつもりも無理するつもりも毛頭なかったが、流を見殺しにすることもできなかった]
(22) 2014/06/23(Mon) 13時頃
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→工場
[南方が工場にたどり着く頃には、もうとっくに流の「死亡」も、そして「蘇生」も終わっていて。辿りついた先、入り口付近で流の姿を見れば]
────ッおいこら馬鹿流! 無事か?! てめえ一人で行動してんじゃねえよ!
[そう言いながらも出会いざまに頭をひっ叩いただろうか。追っ手に気を払う。遠目に、真寺や新宮、上原の姿が見えた。攻撃をしてこようものなら、幻覚を放って目をくらますつもりで。 彼を連れ、向かうは 2 1教会 2病院
(27) 2014/06/23(Mon) 13時半頃
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[何も聞かずについてきてくれる幼馴染に心の底から感謝しつつ、病院へ向かう。流が怪我をしていれば、そこで手当てをするつもりで。 なんで生きてる、と聞かれれば]
…はン、大魔法使いハル様が生き返らせてくれたからな! 俺のは戦略的撤退って言……
[暫く。暫く、黙っていた。 剣吉と流のやりとりが終わるくらいまでは沈黙を守り、端末にある言葉を打ち込む。そして口を開けば]
あーあ。 ……バーカ。ほんっとてめえ馬鹿ながきんちょだよ、流。 …「お前を助けてくれ」って俺に送ってきたのは櫻子なんだぞ、馬鹿。 生きてるから問題ない? てめえそれ姉貴の前でも言えんのかよ
(34) 2014/06/23(Mon) 14時半頃
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[それだけ言えば、もう話すこともなく、割と本気で怒っていた。おそらくは姉の目の前で死んだであろう流に。 流を死ぬ前に助けられなかった───櫻子の声に応えられなかった自分に。]
……何考えてる、ハル?
[ふと幼馴染から不穏な空気>>31を感じ取って、顔を覗き込んだりもしただろうか。]
───電脳世界β・全体会話─── "すまない、櫻子。……泣くな "
──────────── [どうして謝ったかは、書かなかった。なんとなく彼女は泣いているのではないかと、そんな気がしていた]
(35) 2014/06/23(Mon) 14時半頃
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……またなんか悪いこと考えてたんじゃあねえか? 昔みてえに
[と、冗談めかして剣吉の笑顔>>36に答えたが、薬指にはめた指輪を見つめる彼は何か、決意を固めているようなそんな気がして、茶化しづらく]
[流の淡々とした声>>37に耳を傾け、「人のことは言えない」には苦い顔を。戦略的撤退。囮となる時に自分の命を投げ捨てたことに関して言えば、南方も人のことは言えない。 けれど。けれど───]
(それは、傲慢、って言うんだよ)
[ケラケラと頭の中に女の声が響いた。はっとして辺りを見回しても誰もいない。それに気を取られ、一人になりたい、と流が離れていくのを止められなかった]
(39) 2014/06/23(Mon) 15時半頃
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……ッおい! 待てって!
[一人にしてはいけない。離れていればまた危険な目にあうかもしれない。なのに、何故だかその背を追うことはできず。だから、流に一言]
今夜は病院にいる なんかあったら連絡しろよ
ハル、行こう
[そう言って、病院へ向かう。
道中、鷹村>>6:73や星開>>30に会えば、]
……流の奴は教会にいるってよ 会ってやってくれ
[と、伝えただろう]
(40) 2014/06/23(Mon) 15時半頃
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ミナカタは、×教会にいるってよ → ◯教会の方に行ったぜ
2014/06/23(Mon) 15時半頃
―電脳世界β 全体発言―
なんの邪魔したの〜?死人も楽しそうねー
[移動がてらに送られてきた文をみて返す。別に返事は求めていない]
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[守らなくてはいけないのでは、と問われて、南方は顔をしかめた。本当に困ったような、そんな表情で頭を掻く] ……朝になって戻ってこなかったら、追うよ。 放ってはおけねえからな
どうすりゃいいのかわからん 優しく言ってやればよかったんだろうか 傷つかんように、
あぁぁぁ…!やっぱりどうせ子供は苦手なんだよ俺はよ! くそったれッ!
…………悪い、ハル。八つ当たりだなこれ
[ままならぬことに怒って、そして剣吉に八つ当たりしたことに気づいて謝った。心配してくれる幼馴染に当たってどうするというのだ。自分の駄目さ加減に嫌気がさす。]
[円香達に流の居場所を教えられただろうか。その後、南方は剣吉と共に病院に向かっただろう。]
───→翌日・病院
(50) 2014/06/24(Tue) 09時頃
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……同情してるの? あの子の境遇に、あの子達の運命に。 それとも、罪滅ぼしのつもりなの? あの子達を救って、死んじゃったわたしへの罪悪感を無しにしようと?
どこまでもおこがましくて愚かしいキミには 誰だって救うことはできやしないわね
[酷い耳鳴りがする。哄笑を巻き起こす女は昏い瞳で鍵盤を叩き壊す*] ────────────────── [寝覚めの悪い夢を見て目をさます。このところ、悪夢しか見ていない気がする。自分の迷いを映し出すような、リアルな姉の姿に、リアルな音声。 もしかしたら、寝ている間に能力が軽く暴走しているのかもしれない───病院のベッドから起き上がりながら、そんなことをぼんやり思った*]
(51) 2014/06/24(Tue) 09時頃
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[眠りに落ちる時、何か優しい低い声が聞こえた気がする。 それが何だったのか思い出せないまま、南方はうつらうつらとしている剣吉を見て、また見張り役をさせてしまったと苦い顔。起こさないように、ベッドの上でできること───といえば端末確認くらいしかないのだが、をして、怪訝な顔をした]
(灯台に行くと何が…?)
[何かいけないことがあったらしいが、生憎確認しに行けるほど気分が良くなかった。]
[剣吉を見る。 大人っぽく落ち着いていて、行動力もあり、男らしい───それが、南方がいつも剣吉に抱いている印象だった。 だから親友のようにじゃれ合う一方で尊敬し、気を遣ってもらえることに気後れも感じていて]
(54) 2014/06/24(Tue) 13時半頃
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めんどくせえ奴だなあ……俺は どうすりゃいいのかね…
[そう呟いた時だろうか、剣吉が起きてしまった。起こしたか、と思いつつ]
おはよう。見張り役ご苦労
[などと居た堪れなさを打ち消していると、苦笑して水を差し出されて、なんだか、秘密基地を壊されたあの頃のように泣きたくなってしまった。]
……ほんと、すまん。
[衝動は意地で押し隠す。水を受け取りながら、嘆息して目を閉じる。この先のことを思案した]
(55) 2014/06/24(Tue) 13時半頃
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ハル。 "羽"を集めて悪魔を召喚し、それを倒せば死者が蘇る。 ……本当だと思うか? 俺はこのゲームから全員生還させたい。水無月の姉も黒田君も福原さんも含めて。 この情報が本当なら羽を集めたいと思っているんだが…問題は、他にも羽を集めている奴らがいるってこと。 そいつらとコンタクトをとるべきか 羽を集めているなら、いずれ十字架の所まで来る。それまでそこで待つべきか、考えてる。 お前はどう思う?
[つらつらと思うことを幼馴染に問うてみる]
(56) 2014/06/24(Tue) 14時頃
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ばぁか。
[つーんと剣吉の額を軽くつっついて、ニィと笑う]
悪ガキさんは人殺しはやったことねえだろ 見栄張るなっつうの もうこんなに死者が出てんだ。お前が殺さなくったって羽は集められるだろ
…大体な、延髄ぶった切ったのに再生しやがるようなトンデモ人外がいるんだぞここは。俺達一般人が出る幕はねえよ
[ああやだやだ、といった顔をしながら、南方は首を振った]
……でもまあ、ゆっくり考えるのは賛成だな。 寝てないだろ?朝飯食ったらちょっと寝な。パンダになってるぜ
[そう言って、南方は軽い朝食を用意し、剣吉へと。βには]
──電脳世界β・全体会話── "→櫻子 羽を集めてるのが誰か知ってるか? ───ミナカタ"
(59) 2014/06/24(Tue) 17時半頃
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[剣吉を無理に寝かそうとした後は、南方は端末を確認し、櫻子からの返信に目を細める]
――電脳世界β・全体会話―― ”やはりか。 ありがとう、櫻子。――ミナカタ ” ――――――――――――――
(……流の死で、気落ちしてなきゃいいが)
[さて。真寺愛衣子本人とは大して決裂せぬまでも、傍にいる筈の上原や新宮は別だ。対話の余地があるか――考えて、南方は端末からククリナイフを取り出し、軽く扱いを練習する。
大丈夫。 ただ一つの願いを叶えるためなら、 人を殺して死を背負う覚悟も、人を殺さない覚悟もできている。 力は、どうしても足りないけれども。
強い目で刃を見つめて、南方は端末に武器をしまった。 昼までに流が戻らないようなら、とりあえずは教会方面に探しに行くつもりだ*]
(66) 2014/06/24(Tue) 23時頃
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[端末に目をやると自分の名前が出ている。誰に教えている?
勝手に情報を渡されているのが少々腹立たしい]
―電脳世界β・全体発言―
水無月さん?それ、誰に何のために教えてるんです?
生きてる相手ですよね…私以外にもそれ使えるヤツいるんですね…ふぅん
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(ポイントを貯めて優勝すれば願いが叶う 羽を集めて悪魔を倒せば死者が生き返る。)
……おかしくね?
[と、呟く昼下がり]
[───これが"悪魔のゲーム"なら、羽でどうこう、という死者救済の中途半端な仕組みが存在すること自体に、どこか違和感がある。羽が悪魔出現の布石となっている以上、それはRPGで言うところのラスボス出現の仕掛けと変わらない気がして]
(悪魔は、倒されたがっている…? まさかな)
[少し浮かんだ疑念を打ち消して、南方は剣吉の寝る場所へ。よく眠っている。起こすのは酷か。南方は黙ってベッドの隣に座り、外を眺めていた。]
(85) 2014/06/25(Wed) 09時頃
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[ざわり、と風に木々が揺れる。と、隣で眠っていた男>>89の息が荒くなった気がして、南方はビクリとそちらを見た。滝のような汗をかきながら、何かを呼ぶように起き上がった彼はどう見ても尋常ではなく、悪い夢を見たのだな、ということは簡単に察せられた]
……おはよー。
[ぎこちない笑みに、此方は一瞬怪訝な顔をしてから、ゆるく笑った。]
悪い夢見たんだろ 奥さんに愛想でもつかされたか?
ほら、 [水と、タオルを差し出した。流のことも心配だが、背負うものが多い剣吉のことも心配で]
羽集めてんのはやっぱあの三人組っぽいな 落ち着いてから行こう。教会は逃げねえよ。
[教会に向かったのは、鷹村達と水無月のやりとりが一通り終わった後だろう]
(90) 2014/06/25(Wed) 13時頃
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そりゃあ大変だな
[愛想つかされるどこじゃない>>91、にはそう返答を。剣吉が何より妻を大事にしているのは知っていたから、ものの試しにいってみたが、どうやらそれ以上だったらしい]
ガキは加減ってものを知らねえからなあ… ……ん、無理はするなよ っつうか流の奴はどこほっつき歩いてんのかね
[向かうことを急かす剣吉に応えて、立ち上がると荷物を持って歩き出す。これからあの少年はどうするのだろうか。強くなって欲しいとは、思うのだけれど。
草の根をかきわけながら───南方は、あの白騎士のことを考えていた。 篠塚が死者の世界にすらいないと知ったら、彼はどうなってしまうのだろうか。
───→教会方面]
(92) 2014/06/25(Wed) 15時頃
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