133 Code:DESIRE
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――ッ!?
[あまりにも突飛な少女の行動>>4に思わずたじろぐ。 まだ開始から数分と経っていないここで、それも、自分の魂にも等しいものだと伝えられて。 何よりも、迷いなく、何故他人に預けられるのか。
――『奪われないといけない』ということに、不思議と安堵してしまう。]
……協力したところで、いずれ決着をつけなくてはならない時が来るぞ。
[いつのことだったか。『ゲーム』の参加者に選ばれた男女のカップルを思い出す。 2人は互いに戦うことをしなかったが、少しすると《マスターピース》の欠片が飛び散り、彼らの手元にはまた1枚ずつの《マスターピース》が残った。 そして、次の『ゲーム』で――……。]
(9) 2014/09/18(Thu) 01時半頃
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[……手を組もうとする者に、ボクが口出しする理由は無い。 確かに不確定要素だが……。しかし、それが罷り通るのは。
ちらり、とリヒトを見る。]
(16) 2014/09/18(Thu) 02時頃
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……クリスマスの事など、ボクはどうでもいい。
[吐き捨てるように呟けば、身を翻す。遠くで《マスターピース》が衝突するような気配。 ――『ゲーム』が、始まった。
ここからは少し遠いが、気になる反応。これはおそらく――スージーの《マスターピース》。 少しでも観戦しておこうと、イヴァンは目的の場所に向かって歩き始めた。]
(28) 2014/09/18(Thu) 03時頃
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― 繁華街 ― [セントラルパークからデュエルの始まった場所までは、かなりの距離がある。 繁華街は『教団』の目から逃れるために、通らなかった場所だが。
『 そう、こそこそしなくてもいいぜ 最早アンタに簡単に妨害されるほど 今回の参加者はヤワじゃないからな…』
あの男の言葉。どうも引っかかる。今回は違う?一体何をしてきた? ……まあ、確かに《マスターピース》を既に持っていれば正体がバレた所で、向こうからは手を出せないハズ。念には念をと物理的に襲われないようにもしていたが、余計だったか。
ふと、《マスターピース》の気配>>38を感じて立ち止まる。 ……来るか?それとも――]
(42) 2014/09/18(Thu) 12時半頃
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……?
[相手は自分の存在に気付いていないのだろうか。……いや、そんなことはないハズだ。《マスターピース》に従ってさえいれば、必ず相手に辿り着く。 だが、確かにこの喧騒――ここでデュエルするまでは、いい。だがデュエルが終われば人が消える姿を何人もが見ることになる。騒ぎが起きかねない。
くるり、と向き返れば、『こっちへ来い』、と。 相手>>50を誘導するように人通りの少ない路地の方へと歩いていく。]
(51) 2014/09/18(Thu) 14時頃
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[男の声を聞き流しながら、歩いて行けばそこは港か。 陽の落ちた海は深く冥い。]
――なに。逃げようって訳じゃないさ。 だが、ここの方が何かと好都合だろう?――参加者君。
[相手の名前は聞こえたが、名前で呼ぶことは無い。 いちいち対戦する相手の名前など覚えていないし、消えゆく相手の名を覚える必要もない。 一応だが礼儀として、挨拶は返す。]
ボクはイヴァン。察しの通り、『参加者』の一人だ。 ボクと戦いたいと?
[おそらくこの男は、話し合いで和気藹々と、という相手ではないだろう。 デュエルの覚悟はとうに出来ている。]
(53) 2014/09/18(Thu) 14時半頃
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このデュエルに観客など必要ない。
[左手を突き出せば、突如光り出すデュエルブレード。腰のデッキケースからデッキを引き抜いてセットすれば、デッキは自動でシャッフルされた。]
キミに、地獄を見せてあげるよ。
――決闘≪デュエル≫!
(56) 2014/09/18(Thu) 15時頃
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……ふむ。
[運が良ければこの世は天国――か。 なるほど、使用デッキも【ギャンブル】。わかりやすい男だ。]
まあ、1ターン目だしね。チェーンするカードは無い。 好きにやってくれ。
(60) 2014/09/18(Thu) 15時半頃
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ボクのターン。ドロー。
[相手のターンエンドの宣言を聞けば、デッキからカードを1枚引く。 最初に引いた5枚の手札。そしてドローしたカードを一瞥すれば、迷いなく一言。]
エンド。
[其れはターン終了の合図。 ドローフェイズから始まる1ターンを、スタンバイフェイズを越えてメインフェイズ、そしてメインフェイズからエンドフェイズに移行して終えた。 何もしていないので、もちろん場は空。 モンスターはもちろん、魔法罠すら伏せない。手札も6のまま。]
(62) 2014/09/18(Thu) 15時半頃
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どう取ってもらっても結構。 デュエルは結局勝てさえすればいい。それがたとえデッキ切れでも、ね。
[意味深な微笑。相手がコイントスを行うところを無表情で見据える。]
(66) 2014/09/18(Thu) 16時頃
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ボクのターン。ドロー。エンド。
[ドローして、またも即座にエンドフェイズ。 手札が7枚になったので、手札調整で手札を捨てなくてはならない。]
手札が7枚になったから、ボクは手札から《チェンジリング・ブラウニー》を捨てる。 《チェンジリング・ブラウニー》が捨てられた時、ボクはデッキからカードを1枚ドロー。
[さらにカードを引けば、また手札は7枚。今度は引いたカードを墓地へ捨てる。]
ボクが手札から捨てるのは、《地獄からの呼び手》。 このカードが墓地に送られれば、相手のモンスター1体を選択して墓地に送る。 選択するのは最初に伏せたモンスターだ。
ボクはこれ以上このターンでやることはないから、後はどうぞ?……ふあぁ。
(68) 2014/09/18(Thu) 16時半頃
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[『見たことない』――それもそのはず、イヴァンのデッキを構成するカードは殆どがアタラクシア世界のカードなのだから。]
ボクは臆病でね。 確実性が見込めない局面では極力動かないタチなんだ。
(70) 2014/09/18(Thu) 17時頃
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[天使とは思えぬ竜のような体躯。イヴァンにその攻撃の手が迫る、が。]
――来い、ベルフェゴール。
[突如、イヴァンとモンスターの間に巨躯が現れる。 優雅な意匠の巨大な玉座に腰かけるはこれまた巨大な悪魔。 腰かけるとは言っても、行儀の良い座り方ではない。横になって肘をつき、両足は玉座の外へ放り投げる怠惰な座り方。]
[攻撃表示] 《黄昏の覇者ベルフェゴール》 ATK4000
攻撃宣言時、ボクは《クラウン・リゾネーター》の効果を使用させてもらった。 相手フィールド上にのみモンスターが存在する場合、相手のバトルフェイズ中に手札のこのカードと、他のモンスター1体を素材としてシンクロ召喚できる。 シンクロ素材はレベル7の《冥府の死者ゴーズ》と、レベル3の《クラウン・リゾネーター》だ。
――何かあるかい?
(73) 2014/09/18(Thu) 17時半頃
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そして、もし攻撃の巻き戻しを行う――と言う気なら、それは出来ない。
[イヴァンは手札の罠カードを相手に見せる。]
罠カード、《誘惑のイリュージョン》を発動!
このカードは自分の場に存在するカードが悪魔族モンスター1体のみの場合に発動できるカード。 発動後、悪魔族モンスター1体の装備カードとなり、相手モンスターは攻撃可能ならば必ず攻撃しなくてはならない。
……もちろん、《誘惑のイリュージョン》の対象は《ベルフェゴール》だ。
(75) 2014/09/18(Thu) 18時頃
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[《ベルフェゴール》を前にして、嗤うとは。 ――この男。自分さえもコインにように賭けているのだろうか。 運命という不確かなものに、何故ここまで身を任せられるのか。]
……ボクの方こそビックリだ。 ここまで念入りに仕込んだ罠。嗤って飛び込んでくるデュエリストは――珍しい。
[《黄昏の覇者ベルフェゴール》が、気だるそうに右手を振り上げる。]
ならば応えねばなるまい。 敬意をを以て。
迎え討て、《黄昏の覇者ベルフェゴール》。 ― 破滅の黒刃≪Rack of Black Edge≫! ―
(80) 2014/09/18(Thu) 18時半頃
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なッ――……!
[《オネスト》の祝福が《DARK RULER》に降りかかったと思えば、《ベルフェゴール》の攻撃が押し負け、衝撃がデュエリストの身体を直撃する。]
ぐ……う……ッ!!
[全身を突き抜ける痛みに、思わず膝をついた。 デュエルブレードのライフの表示が、8000から4000へと差し変わる。 驚いている暇はない。次の手だ。]
だが……ッ!《黄昏の覇者ベルフェゴール》の効果発動ッ! ダメージステップ終了後に……《DARK RULER》の攻撃力を、自身の攻撃力に、加算する……ッ!
[攻撃表示] 《黄昏の覇者ベルフェゴール》 ATK4000→12000
《ベルフェゴール》は、戦闘および効果では破壊されないモンスター……
[――だが、予想外だった。まさかここまで迅速に、《ベルフェゴール》が突破されるとは。 ……二度目を受ければ負ける。 ダメージを対策するカードも、デッキには入っているのだが……。]
(81) 2014/09/18(Thu) 18時半頃
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どいつもこいつも……ッ 狂人どもめが……!
[イヴァンにとっての敵は、眼前に居る男のように欲望に駆られた者達。]
デュエルに感情等要らない。 心を持たないマシーンとなって戦うだけ……!
[感情のないデュエル。二律背反≪アンチノミー≫のような信条は最早彼の行き詰まり≪アポリア≫を意味していたか。 だが、彼の信じる物は揺らがない。培った技術は自分を裏切らないと。]
(85) 2014/09/18(Thu) 19時頃
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遊 び じ ゃ な い ん だ ッ!!
ボクのターン、ドロー!
[心を掻き乱され、感情が露わになる。 感情的な自分の姿に気付けば、冷静になろうと小さな息が漏れた。]
……デッキからカードをドローした時、《マルチプル・ウイルス》を手札から捨てて、《チェンジリング・ブラウニー》の効果を発動。《ブラウニー》を墓地から手札に戻す。 ――さらに、《マルチプル・ウイルス》が墓地に送られた時、2つの効果が発動する。
1つは、自分に1000ポイントのダメージを与える効果。 ……もう1つは、デッキから同名カードを可能な限り特殊召喚する効果。
[身体を突き抜ける鋭い痛みに耐えながら、モンスターを召喚していく。]
■LP4000 → 3000
[守備表示] 《マルチプル・ウイルス》 星4 DEF0 [守備表示] 《マルチプル・ウイルス》 星4 DEF0
(87) 2014/09/18(Thu) 19時半頃
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2体のモンスターで、オーバーレイ・ネットワークを構築!
最強最大の力を持つ闇の帝王! その牙で全てのものを噛み砕け!
エクシーズ召喚、《邪皇龍ダーク・ドレイク》ッ!!!
[銀河のうねりのように2体の《マルチプル・ウイルス》が溶け合い、光となって収束していく。限界まで達して爆発したかと思えば、禍々しいモンスターが2つの光を従者に降り立った。 肉々しい腕で大地を掴み、辺りをビリビリと揺らす咆哮。深海に潜む鮫を彷彿とさせる頭部が牙を剥く。]
(89) 2014/09/18(Thu) 19時半頃
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《ダーク・ドレイク》の効果を発動。 オーバーレイユニットを1つ使って――
LP3000 → 2000
[《マルチプル・ウイルス》が墓地に行く事によって、更なるダメージが蓄積される。 そんなこともお構いなしに。]
――《ダーク・ドレイク》以外の自分の攻撃表示モンスター1体と、相手フィールド上の攻撃表示モンスター1体を選択し、強制的に戦闘させる!
『デプス・バイト』ッ!
対象はもちろん、《黄昏の覇者ベルフェゴール》と――《DARK RULER》だ!
[怠惰に座り込んでいた《ベルフェゴール》が、促されて渋々と腕を振り上げる。]
[攻撃表示] 《黄昏の覇者ベルフェゴール》 ATK12000
(90) 2014/09/18(Thu) 19時半頃
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――……っ!?
[《THE FOOL》の裏の効果。対象を取る効果を無効にして、破壊。となれば。 イヴァンの眼前で攻撃を指揮した筈の《ダーク・ドレイク》が破壊され、光の粉となって弾け散る。
……焦り過ぎたか?……違う。そうじゃない。あくまでカード同士が噛み合い、この結果が齎されただけ。 自分に言い聞かせて相手を睨む。]
全てを、賭けろ……だと?
[とうに、全てとも言っていい対価を支払った。 先の見えない闇の中でも、ずっと苦しみ突き進んだ。 それでも尚――まだ、何かを賭けろと?]
――貴様とボクを一緒にするな、愚者がッ!
(98) 2014/09/18(Thu) 20時頃
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ボクは、《黄昏の覇者ベルフェゴール》をリリース!
[《ベルフェゴール》を墓地へ送れば、巨躯が嗤いながら光となって消えていく。]
《カタパルト・デビル》をアドバンス召喚し、効果発動! その半分の攻撃力を、相手ライフのダメージとして与える!
[《ベルフェゴール》の攻撃力は1万2000。その半分は――6000。 相手の残りライフは7000だから、これが通っても勝てる訳ではない。だが、こちらの残りライフもあと、1000。
発射機構を背中に積んだ《カタパルト・デビル》が、黒い光の玉となったベルフェゴールを射出する。]
(99) 2014/09/18(Thu) 20時頃
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[イヴァンの残り手札は4枚。相手ターンで使用できるカードが1枚あるが、相手の手を防ぐことのできるカードではない。 4枚のうち1枚は自身の効果で手札に加えた《チェンジリング・ブラウニー》。
出来れば使いたくないものの、身の振り方を選べる程の余裕は、無い。]
ボクはさらに、《フューチャー・ドローン》の効果を発動。 このモンスターを含めた手札2枚を墓地に捨てることで、次のキミのターンのスタンバイフェイズ時に、ボクはデッキからカードを2枚ドローできる。
ボクが捨てるのは《チェンジリング・ブラウニー》。……既にターン初めで効果は使用しているから、効果はもう発動しない。 カードを1枚セットして、ターンエンドだ。
(107) 2014/09/18(Thu) 21時頃
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ヴェスパタインは、「えっ」
2014/09/18(Thu) 23時半頃
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[自分は果たして、最初は何を望んでいたのだろうか。 何の為に戦いに来たのだろうか。何を『覚悟』したのか。 これまで戦い続けた数百年という悠久の時間が、彼の全てを削り取ってしまっていた。
意地か酔狂か正義か欲望か愛か絶望か優しさか偽善か。 最早自分がここに立つ理由すら見失っている。 それこそ、自分自身さえも騙さなくてはならない程に。
――だが。]
……ボクは、負けない。負けられないんだ。 だから……目の前に立ち塞がる者は、斃す。
[斃す?――違う。]
(144) 2014/09/19(Fri) 00時頃
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殺 す ッ !
……来い、賭博師ッ!
(145) 2014/09/19(Fri) 00時頃
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ヴェスパタインは、《フューチャー・ドローン》の効果でカードを2枚ドロー。
2014/09/19(Fri) 00時半頃
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[再び、フィールド上に3体のモンスター。 サーチされたカードの名前を復唱する。]
《アルカナフォースXーWHEEL OF DESTINY》―― ……『運命の輪』、か。
[ピンチはチャンス、とも言うが、果たして。 鋭い眼で相手の動きに注視する。]
(161) 2014/09/19(Fri) 00時半頃
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[――最早、言葉など必要無い。後は決闘≪デュエル≫で戦う≪語る≫のみ。]
……来いッ!
(170) 2014/09/19(Fri) 01時頃
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『通れば、負ける』って――?
[くく、と喉を鳴らしながら空を仰げば邪悪な嗤いを響かせる。]
――《ダークネス・ネオスフィア》の効果発動! 手札の悪魔族モンスター1体と、フィールド上の悪魔族モンスター1体――《カタパルト・デビル》を墓地に送って、自身を特殊召喚するッ!
[――誘発効果。これが通れば――]
(179) 2014/09/19(Fri) 01時半頃
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……ち。仕方ないな。
[渋々と効果の発動を宣言する。《ダークネス・ネオスフィア》のチェーンが終了した後、新たにチェーンが組まれる。]
ボクは《ダークネス・ネオスフィア》のコストで手札から捨てた、《ワッパースワッパー》の効果を発動。 墓地のカード1枚を選択して手札に加えた後、手札のカード1枚を捨てる。 対象はもちろん、《地獄からの呼び手》。
[相手に確認するように見せたカードは、守備表示だった《アルカナフォース0−THE FOOL》を効果により抹殺したモンスター。]
(195) 2014/09/19(Fri) 02時半頃
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……そのカード≪WHEEL OF DESTINY≫を使っているキミに言われたくない言葉だな。
[イヴァンは冷静さを取り戻しつつあった。 相手の言葉に揺らされていたとはいえ、その言葉はボクの全てを知った上の発言などではない。 ――何よりも。このデュエルの勝ちが見えた。]
ボクは、罠カードを発動。《運命交換》。 ――お互いのフィールド上の、モンスターの攻撃力を入れ替える。
[感情的になったところで得は無い。 理性的に対処しなければどうなるか。このデュエルでそれが身に染みた。
決して理性の手綱を離してはいけない。 ――『彼女』も、それと戦っているのだから。]
運が良ければこの世は天国――だっけ?
[不敵に笑みを浮かべる。]
(202) 2014/09/19(Fri) 02時半頃
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――その運命、ボクに頂戴?
《運命交換》 永続罠 (1)自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する悪魔族モンスター1体と、フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。 このカードが表側表示で存在する限り、選択したモンスターの攻撃力を入れ替える。 (2)選択したモンスターがフィールドを離れた場合、このカードを破壊する。
(203) 2014/09/19(Fri) 02時半頃
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……丁助……。
[名前を覚えるべきデュエリストの名を呼ぶ。 消えていく彼から、最後まで目は離さない。
………… ……… …… …
……全て消えて、そこから無くなって。 波の音が聞こえて、ここが海の側だと思い出して、現実に引き戻された。]
……運命。 ……負うべき、責任。
[冷静になって、少し頭の霧が晴れていくような気がした。 自分のやるべき道が、頭の中で勝利の方程式を組み立てていくように視えてくる。]
(220) 2014/09/19(Fri) 03時頃
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[細い細い、たった一抹の希望。 イヴァンは永い時間の中で、『可能性』をずっと考えていた。 メリィ・クリスマスに大きなダメージを与えれば、この輪廻は断ち切れるのではないか。
《マスターコード》を使い、 メリィ・クリスマスと戦って勝利する。
アタラクシアの民は《マスターコード》を使用できない。 故に、これが出来るのは地球の英雄だけ。
《マスターコード》を完成させるという、ほんの小さな可能性。 さらにその上の小さな可能性を越えることで、やっと見える微かな綻び。
――さあ、覚悟を決めよう。 泣いても笑ってもこれが最後。 ボクの歪な魂を賭けた、最後の輝きを見せてやろう。]
(224) 2014/09/19(Fri) 03時半頃
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その為に、ボクがやるべき事は……
[丁助が消えた跡に残った、強く輝く《マスターピース》。 自らの《マスターピース》を翳せば輝きを増して、2つのカケラが1つになる。]
……《マスターコード》完成に近付けること。
[手を組んだ櫻子と尼僧の顔が頭を過る。 彼女たちには悪いが、《マスターコード》完成の為に消えてもらわなくてはならない。 御飯事など最早不要。]
それと――
[それと何よりも重要なのは、『英雄』探し。 クリスマスを倒せる実力者で、且つクリスマスを倒す意志が無くてはならない。
ボクに負けるような者ではダメだ。 だから、ボクがやるべき事は、可能な限り多くの『参加者』と全力で戦う事。]
(227) 2014/09/19(Fri) 03時半頃
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[青白い澄んだ光を放っていた《マスターピース》は、闘志を燃やす赤色に変色していく。 目的に貪欲になるのはいつぶりだろうか。 これほどまでに魂が熱くなるのは初めてだ。]
……さあ、行こうか。
[デュエルブレードを消し、《マスターピース》をデッキポケットに仕舞えば港を去っていく。 目指すは、現状最も多くの《マスターピース》の反応がある場所――カードショップ。
欲望に燃える男が再び歩み始めた。]
(228) 2014/09/19(Fri) 04時頃
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― バックストリート ―
[暗い路地裏。迷い無き狩人は足早に歩を進める。 『強い欲望を持つ人間は強い』。 自分で言った言葉だったが、改めてその言葉が真実であると確信していた。
だが、背後で仄かに影が揺らいだか。前を向き続けるイヴァンは気付かない。]
(267) 2014/09/19(Fri) 17時半頃
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――クリスマスか。
[少女の言葉>>270に振り向かず応える。 今更すぎる邂逅。おそらくこの少女が見て喜ぶようなものは既に終わった筈だ。 この地獄のような輪廻を断ち切る一手を、これから刺しにいく所なのだ。]
キミの方から現れるなんて珍しいじゃないか。 何か、キミにとって不都合な事でもあったのかい?
……それとも、キミとボクとで連れ添った数百年。 お別れの言葉でも言いに来てくれたかい?
[このタイミングで『クリスマス』が現れた理由。 それは彼女にとって不都合があったに違いない。 その自信が気を大きくしていた。安い挑発が口から零れる。]
(273) 2014/09/19(Fri) 19時頃
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[会話に不要な雑音は聞き流す。雑談は必要ない。]
……本より可能性が薄い事など承知。 それとも何だい? ボクが素直に聞けばキミの事を教えてくれるとでも言うのか。
[眼を細めて前を向けば、眼の前にクリスマスの姿。今更驚きもしない。 しかし、その言葉にどきりとする。]
――ボクの、命?
……何だ? ……何の話だ……?
[不穏な言葉。最近になっては意識すらしていなかった『命』。 不意を突かれた一言に思わず素が出る。]
(282) 2014/09/19(Fri) 20時頃
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[あからさまな呆れ顔。これ>>295に真面目に付き合えば疲れるだけだろう。 しかし。『アタラクシア』という単語に視界が揺れる。鼓動が速くなる。]
莫迦な、そんな――
[ そんな筈は無い。 ……その言葉にどれだけの裏打ちがあっただろうか。
これまでずっと、自分が数百年現世に留まり続けていられたのは、『休息』のお陰だと思っていた。 『ゲーム』が開催されるまで魂の裸身のままずっと深く眠り続け、『ゲーム』があれば起きて戦う。 だから数百年戦い続けられたのだと思っていた。]
――巫山戯るなッ! そんな筈は……。そんな……筈は……っ!
[告げられた言葉に、恐怖で身体が震える。奥歯がカチカチと鳴る。 『あの世界』を救うために自分はここに来たハズなのに。 ――自分の存在が、『あの世界』を蝕む?]
……あ……、……あ…あああ……!
(297) 2014/09/19(Fri) 21時半頃
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あぁぁぁああぁぁああああぁぁぁぁぁあああああぁぁぁぁぁあああああああああぁぁぁぁぁあぁああぁあぁぁああああああああぁぁぁぁああああッ!!!
[ 慟哭。
救おうとして、傷付けた。
自分がたった今、ここに立っているだけで。 救いたいと願ったものが手から零れ落ちていく。 どれだけ足掻いても、願いは叶わないと云うのに。 身体の奥から熱い物が込み上げてくるのを、飲み込もうともせずに吐き散らした。涙が溢れるのも厭わない。]
くそッ!クソッ!クソォオオオオオオオッ!
[必死で喉を掻き毟る。自分自身が『あの世界』を傷付けると言うのなら、滅さなければならない。 ……だが、無意味。今の姿は所詮仮の姿。自分の身体と呼べる物はもう魂だけ。 どれだけ自らを傷付けようと、肉体が傷付くだけ。魂は消滅しない。痛みと虚しさだけ残るだけ。
――そうだ。負ければいい。 それなら、すぐにサレンダーして。 《マスターピース》を渡してしまえばいいんだ。]
(298) 2014/09/19(Fri) 21時半頃
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