212 冷たい校舎村(突)
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
―― また、学校で。
[ "また"の挨拶を交わして、その場を離れよう** ]
(192) mayam 2017/03/22(Wed) 12時半頃
|
|
― → 病院外 ―
[ 大和と別れて、 幾分か落ち着いた調子で向かった先は、 自動ドアをくぐった先、夜空の下。
白い息を吐いて、見渡す。 病院内にいなかったクラスメート>>122は 割合直ぐ、見つかった。 ]
(207) mayam 2017/03/22(Wed) 23時頃
|
|
―― 天ヶ瀬、
[ しんとした冬の空気だ。 声は良く通ったはずで、呼ぶと同時に近づく。 …どこか 寂しいような 険しいような そんな表情に見えたのは 気のせいかどうか。 重大なことがある!…なんて、 そんな大げさな用事じゃあないけれど、 なんとなく あの世界で、"見ていた"から。 ぽつり、 ]
(208) mayam 2017/03/22(Wed) 23時頃
|
|
―― あのさ、 俺、天ヶ瀬のマネキン、見たよ。
[ まっさらなマネキンと、 それから、あの キャンバス。
あれはきっと、 天ヶ瀬の"これまで"だったんだろう って 奇妙な世界を生き延びた奴は、思うわけで。
そしてそれは、入れ替わりになった彼女は、 知らないだろうとも、思うわけで。 ]
(209) mayam 2017/03/22(Wed) 23時頃
|
|
…キャンバスの天ヶ瀬、笑おうとしてた。 あれ、良かった、というか、格好良かった。 ……ええと、それだけ。
[ 天ヶ瀬の全てを知ってる訳じゃあ、無い。 それは天ヶ瀬から見た、 古辺通だってきっとそうだ。
自分の知らない表情を他者に見られることを 彼女がどう思うかは分からない、けれど。
何時もとは少し違う表情を浮かべようとしていた そんな彼女がいたんだということは、 古辺通の見た、事実 で。 ]
(210) mayam 2017/03/22(Wed) 23時頃
|
|
[ なにでもない、何にもなれない まっさらなマネキンだろうと、 なにかに"なろうとしていた"かのような あの表情は、どれだけ不器用でも、不格好でも きっと 棄てちゃいけないものだ
って、 そう思うのは、駄目だろうか。 ]
(211) mayam 2017/03/22(Wed) 23時頃
|
|
―― 本当に、それだけ なんだけど …まずかった?
[ 苦笑。 きっと、覗き込むような表情をしたのは、 今度は 古辺通の方だ* ]
(212) mayam 2017/03/22(Wed) 23時頃
|
|
[ 視線の先で。 髪が、くしゃりとかき混ぜられる>>247。 言った反応は、 そりゃあ、…そういう、ものなのか。 あまり良いようには見えなかった けれど。 ……少しの間。 時間が止まったような感覚がしたのは、 気のせいだろうか。 天ヶ瀬が何を考えていたかは知らずとも、 首を傾げるには十分な時間で。 ]
(259) mayam 2017/03/23(Thu) 01時半頃
|
|
……?
[ 覗き込む視界の端。 落ちて行く手を、捉えた。 動く指先は、そのまま彼女の口元へと>>251。
―― ひみつ の、サイン。 諦めた様な笑みとセットで。
秘密を持つ女は美しいと言いますが、 果たしておんなのこはどうなんでしょうか。 生憎、もうかみさまの居ない古辺通には 分からないこと。
だけど、サインは読み取れたから。 ひみつのお願いは、受け取ろう。
それと、 ]
(260) mayam 2017/03/23(Thu) 01時半頃
|
|
ん。
[ よろしく、のお願い>>254も聞こう。 眉を下げた笑みでの返事だったけれど、 ちゃあんと、此方も受け取るよって、 そんなお返事。
病院に来ただけ、 らしくないこと、出来たんじゃ無いかな。 そんな感想は、胸の内に秘めておこう。 …これからがあるんだから、って そういう前向きさ、きっと大事。
それに ほら。 らしくない前髪の感想を、頂いたからさ。 答えるのが男ってものだよ。 ]
(261) mayam 2017/03/23(Thu) 01時半頃
|
|
当たり前。 ―― だって、俺だし。 おんなのこに人気出ちゃうかもね。 [ 前髪切るって、言ったしね。 自慢げな顔、これは誤魔化しじゃあ無いんだ。 古辺通は、 "おねーちゃん"とカンケイしてしまった、 どうしようもない弟で、男だけれど、 …自分に自信は、あるからね。 ]
(262) mayam 2017/03/23(Thu) 01時半頃
|
|
[ そうして別れる、その前に。 ]
[ 弟君にはよろしく って、 一緒に言っておこう。
―― あ、 ]
(263) mayam 2017/03/23(Thu) 01時半頃
|
|
[ おねーちゃん、って、やっぱり。 離れていく家族へ、寂しい気持ちはあるんだろうか。 もし、きみがそうだったとしても、 どうか親愛で、家族愛で終わらせてください。 弟をどうしようもない男にしたくなかったら、 それがきっと、幸せへの道だと思うよ。
どこかの弟も、 本当は姉貴が好きだった筈なんだけど、さ。 色々道を踏み外したせいで、 今はすっかり大嫌いな幽霊ですから。
どうか そうならないように。 お節介な男からの、…違うか。 ]
(264) mayam 2017/03/23(Thu) 01時半頃
|
|
[ 失敗してしまった、何時かの弟より** ]
(265) mayam 2017/03/23(Thu) 01時半頃
|
|
― それから。 ―
[ はらり、はらり 髪が落ちて行く。 ]
[ 薄く瞳を開いた先、 鋏が前髪を梳いているのが見える 美容院の端。 椅子に腰掛けているのは、良いけれど。 古辺通は目に見えて落ち着いていない。 膝の上で固く握り拳を作っているし、 表情は硬い。 これって らしい?らしくない? …どっちだって、良いかな。 ]
(319) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
|
|
[ "相当伸ばしてたんですね" なんて声が振ってきて、 返せたのは、きっと苦笑だ。
そんなスマートじゃあないやりとりの途中でも、 はら、はら と。 伸ばしっぱなしだったカーテンが無くなっていく。 明るい光が、眩しい。 ]
(320) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
|
|
[ はっきり見えるようになった 自分の顔を 物珍しげに眺めていたのも直ぐのこと。 美容院から出てきた古辺通の格好は、 学生には少し遠いもので、要はスーツだった。
どうして、って 今日は両親の命日 だったから。
見やすくなった景色の向こう、 伯父と伯母に駆け寄れば、 両親の居場所は もうすぐ先。 ]
(321) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
|
|
[ ……"姉さん"も、当然其処にいて、 ]
(322) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
|
|
[ ―― 線香の煙の中で祈っていても、 きっと心は両親しか想っていなかった。 …やっぱり、 あの世界で呪いを少し断ち切れても。 だからって呪いをかけてきた本人が 多少なりとも好きになるかと言えば、 そんなことは 無かったんだ。
…でも、さ。 ]
(323) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
|
|
[ これから先は、少し違ってくるかも知れない。 …なんて思ってしまうのは、 甘くなってしまったんだろうか。 少なくとも今は大嫌いなままで、 数年間外を教えてくれなかったことを恨んでいるし、 同じ墓に入ることなんて、出来れば御免被りたい。 ただ、それでも
…あのときあなたはこうだったんですか って 正解の見つからない絵都さんの気持ちの答えを 考えるくらいの、余裕は 出てくるかも知れない。 ]
(324) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
|
|
[ あ、絵都さん。 だからってこっちまでくるのはやめてね。 だって、もしものはなしだから。
だからどうか、 せめて、向こうの世界では、 あんな痩せた身体でいないでください。 愛されすぎた弟からのお願い。 ]
(325) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
|
|
「 ―― 通、行くわよ? 」
[ 伯母が声をかけてくるから、 死者へのお話は、これでおしまい。
はあい って ゆるぅい声でお返事をしてから、 墓場の砂利道を歩もう。
…絵都さんと、通の世界の話は、 伯父も伯母も、知らぬこと。 ]
(326) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
|
|
[ 拝啓、どなたか知らない人。 何十人に一人か、何百人に一人か、 そんな数字に入ってしまう悩みを持っているかどうか、 話を振っておいて、なんですが。 生憎俺は、知りません。
俺も俺自身の"いままで"が、 どれだけの確率でありそうなものなのか、 実のところ、分かりません。 昔は気になってたんだけどね。…ほんとだって。
でも、それでいいんじゃないかなあ って 今はそんな気持ちでいます。 ]
(327) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
|
|
[ ちょっと地獄で待ってそうな人が居るので そう簡単には死ねない…なんてことは 置いておこう。
数字に収まらない みんな、がいて、 かみさまじゃあない ともだち がいるから、 どうにかやっていけそうだって、そんな気持ち。
…俺を 俺たらしめてくれるものは きっとこれから 変わっていくでしょう。 ]
(328) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
|
|
[ *以上、古辺通 より* ]
(329) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
|
|
[ ―― うん そうそう すっきりした気持ちでいるところで。 ちょっとだけ、寄り道しようか。
伯父伯母と別れて、ある住宅街の中を 飄々と歩く黒スーツ ひとり って調子に。 ]
(330) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
|
|
[ なんだかちょっと可笑しいなあ …って あるじゃん。 ほら、絵都さんが死ぬ前みたいな、そういう。
文明の利器片手に、要は歩きスマホをして。 ( 大和は大目に見てください。 ) タップした先は、ひゃくとーばん。 …ええと、容疑者 は。 いるまなんとかさん?で、いいの? 知れたのは他のともだちのお陰だったのか、 他の理由なのか、それは今はどうでもいいよね。
そんな通報が通じたかな、どうかな。 通じたら良いよね。 ついさっき 死者とこんにちはしてきたから どうかろくでなしに呪いが移ると良いよ。 ]
(331) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
|
|
[ ともだちを救うために、 俺は地獄の底まで行く男だからね* ]
(332) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
|
[ 俺の中にある世界は、もう誰かを招く事はきっとない。
だけど、もしも。
万が一、億が一。
そんな事があったとしたら。
俺が呼ぶのは、またアンタらな気がするよ。
「迎えに来てくれ」って、図々しく願うために ]
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る