146 demi-human... 『亜人の住まう街で』
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[自分に無い記憶が残る
ふと、こちらを見ては逃げまとう人
誰だろう。全く知らない。人間なのか亜人なのかすら
『汝は誰や』と聞かれれば、ふと動きを止める]
……………。
[誰だろう。この声は
“全く知らない声”だ]
俺…。俺は……
[声にならない声を
それはきっと、音としてではなく、どういうわけか意思だけが伝わって]
怒り、憎しみ、嫉妬、それから――
[ふと、1つの光景がフラッシュバックする
とある1つの研究室。ビーカーやフラスコ。この時代のものとは思えない、魔術の勉強をしているかのような。そんな場所
そこに広がる、死体の山と大量の血液]
――殺意
[かつて、不死になろうとした者が居た
それも1人や2人では無く、多数
かつて、不死になった者が居た
それは、たった1人
不死になりたい者は、不死を羨み、不死を殺して、人権などそこには無く殺して殺して殺して
時には麻酔の無いまま腹を掻っ捌いて肉を喰らおうとされた事もあった
不死を殺そうとする者も居た
それは毒薬を作ったり、それを飲ませたり。武器の試し切りもしてきた
――どれも、結果は無
何事も無かったかのように。自分は蘇り、残ったものは自身の痛みだけ]
……一度、死んでみてはどうでしょう
生きていれば、不死になれていますよ
[そう言って、何度も殺されて、何度も殺した
結局最後まで死んでも生きているのは自分ただ1人で]
仲間も居ない
友達も居ない
家族も居ない
親戚も居ない
親友も居ない
恋人も居ない
寿命も無い
ただ、永遠に死ねないだけで
――死ねるなんて羨ましいじゃないですか
[生気の無い瞳で屍にそう吐き捨てて
死ねるなんて、仲間が居るなんて、寿命があるなんて。なんて羨ましいんだ
そんな、人間が。ただ憎い。他の亜人も、死ねるものは皆。自分の意思で死のうと思えば死ねるのだから
――羨ましくて、憎い]
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[赤い瞳と黒い髪。 何があったと聞いても、飄々とした儘のように見える。
それが人狼の本来の気性なのか、>>31>>32 それとも別なのかもよくわからないが 蜥蜴にとってはいっそ好感すら覚える様子で]
『小癪なものですね。 こんなものに多くを奪われた …などと考えるだけで不快になります。』
……ああ 連中は戦争を終わらせたつもりでいるが
[その実、只奪っただけなのだ、と紡ぐ前に、 視線は宙をさまよう。 ベンチから起き上がったのは見たことのある不死身の男。 >>35>>36]
(38) 2015/01/11(Sun) 16時頃
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ワクラバ、そこで寝ると風邪を ……引かなくても寒いだろう
[そう声をかければ何かしら反応はあっただろうか。 今しがた、 ニンゲンに何かされていたのは彼ではない事は判る。]
すまん
[胸がざわつく。 人狼の男に断りをいれ、 逃げていった小さな人影を追って裏路地へ。 途中、飛んできた小石が首に当たれば、投げてきたものへ 石を――一応、当たらぬよう思い切り投げ返した。 悲鳴。 石畳か何かが壊れる音がしたが構わない。]
(39) 2015/01/11(Sun) 16時頃
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[ 暗い暗い裏路地の、落書きだらけの壁際に、 抱え込んだ一羽と小さく座り込んだ一人>>25の姿を見れば 彼も無表情を僅か歪める。]
……モスキート。
[かがみこみ、その顔を見下ろすことは叶うだろうか。**]
(40) 2015/01/11(Sun) 16時頃
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知り合い、か
[遠くへ行くクリスを見送ってポツリと
あぁ、馬鹿らしい。そんなもの居たっていつかは死ぬのに
結局みんな死んでいくのに]
おやすみなさい
[他人事のように
自分には関係無いように
事実、関係無いのだから]
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[行ってらっしゃい、とお構いなく、と云う言葉を背に受けた。 軽くワクラバ>>41と人狼の男>>43に頭を下げ それから小さな影のもとへ
安堵の溜息が聞こえる。>>42 されど、こんにちは、と挨拶をする声が震えていた。]
ああ
[フードを深く被りなおし、しどろもどろに続く言い訳を 彼はゆっくり聞いて、軽く頬を掻いた。 逃げたという兎の瞳を見る。]
(45) 2015/01/11(Sun) 18時頃
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『…だから、わたし 』
…………は……。 嘘をつくな。 怪我は
[もう心には怪我を負っているのだろうけれど。 今度は此方が小さく溜息を吐いた。 彼女の頭にふれて、その深く被ったフードをとろうとしたが 拒否されれば不器用に手を引くだろう。]
(46) 2015/01/11(Sun) 18時頃
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人間の子
[フードの男を見送った所でふと、その先を見る
あぁ、自分にもああいう時期があった。と
元は人間。気が付いたら亜人。人にも亜人にも受け入れられない
もしも彼がそんな人生を歩むのだとしたら、自分と同じになるのだとしたら]
…まさか
[そんな事はあり得ないだろう
不死身がそう何人も居たら、世の中は崩壊してしまう
そう、いつだって自分は孤独のままで良いんだから]
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[伸ばした掌は拒絶される事無く、 儘、そっと迷彩柄のフードを取る ガスマスクに目視できるほどのゆがみ。>>48 先ほどの己と同じように石でも投げられたか、ぶたれたか 何が起きたか察するのは簡単だった。
冷たい風に撫でられ靡く白い髪は美しくとも それ以上に、今の彼女の様子が悲しい。 差し伸べた掌を思い切り弾かれたも同然なのだから。]
……、 モスキート
[ 兎が跳ねて、そっと彼女の傍に立ち寄り添っただろうか。 零れた嗚咽と、ふいに寄せられた体温に瞬く。>>49 が、それも一瞬。縋りつく子供の掌を拒むことは無い。
只、種族の差か。 華奢なその身体を傷つけそうで、 頭や背をあやすように撫でる掌は作品を作るときより不器用に]
(52) 2015/01/11(Sun) 20時半頃
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[沸きあがるのはニンゲンに対する怒り。 ――親子でもないのに、さながら父親のような顔をする。]
……昨日話していたニンゲンの子では、ないのだな?
[彼女はその子のことを大事そうに話していたから モスキートを哀しませたのが、 その子供でなければいいと、ふと思ったのだった。]
(53) 2015/01/11(Sun) 20時半頃
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[少しの間、じっとしていた。]
そうか
[否定をされれば、少しだけ安心した。>>63 服を掴んだままの彼女の頭が横に振られるのを見て それから]
……ああ、そうだな
[皆少し怖がっているだけなのだという言葉を聴けば 彼はとりもあえずそれに頷いた。 ――が、また次があった場合 怒りを押し留めておけるかは微妙である。
お前は優しいな、と小さく呟いたのは聴こえたかどうか]
行こう
(69) 2015/01/12(Mon) 00時半頃
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[白い髪をフードで被りなおし、猫耳をつけた彼女を見下ろした。 掌を引かれるのも握られるのも慣れない事ではあるが 彼女が広場の方へ歩き出していくならば>>64 それに歩幅を合わせて彼も歩いたことだろう。]
[広場に戻った時には、 丁度人狼の男とニンゲンの少年が喋っている頃だっただろうか >>61>>62>>@3>>@4 ワクラバは相変わらずベンチで寝ていた気がする>>51
ニンゲンの少年が彼女の友達だと知ったなら、 話しておいでとその背を押してみるのだろうけれど。**]
(70) 2015/01/12(Mon) 00時半頃
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[ 予想よりも深い陰は “音”でなく
強き意思となりて 堪えるに耐えられず
ひゅう と ヒトガタは闇に濃くなり狐のもとへ還る
その響か 憎悪は波紋のように転がり
思わず 零れるは 惑う本心のひとつ**]
[いいえ、いいえ。
優しくなんてありません。
わたしだってこころの中では。人間なんて消えてしまえばいいと、そう思ってるのですから。
――嗚呼、いいえ。
人間、だけじゃなくて。
いっそ、全て消えてしまえばいい、と。
なにもかもわたしごと、消え去ってしまいえばいい、と。
くらいくらあい気持ちは、何かに同調するように。
全てを拒絶したくなるような、この気持ちは。
どことなく、まっしろな狐さんを思い出します]
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[それは丁度、 人狼の男が飛んできた石を>>61叩き落していたところ。 大丈夫かとちらりとそちらを見たが、大事には至っていないようで 少しだけほっとする。
少女の手が離れる>>74 視線の先には不死の男。 あれはあれでそっけないところがあるが、 まあ、大丈夫だろうと、少女と、それを追う白い兎を見送る。]
『Shalom chaverim, shalom chaverim, Shalom, shalom L'hit-rah-oat, L'hit-rah-oat Shalom, shalom……』
[どこからか歌が聞こえた。 懐かしく、どこか物悲しい旋律。 そういえば、似た歌を一族の娘が歌っていたような。
意味は―――― ]
(76) 2015/01/12(Mon) 09時頃
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[ 泥を這う音が聞こえた。 ]
[ 乾いた風が、白藍の鱗に覆われた頬を撫ぜる。
潮騒の如き木々のざわめきに、 妙な寒気を感じて彼は俄かに辺りを見渡す。 イージアンブルーの紐で縛った赭の髪が揺れた]
( ……気のせいか )
[ ――何か、を、感じて ゆるく揺らめく尾の先が、僅かに緊張を帯びて震えた**]
(77) 2015/01/12(Mon) 09時頃
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『呑気ですねぇ…。 まあ、彼はそれでいいんでしょうが。』
[ワクラバを一瞥し、そんなことを呟く人狼の男>>79を見て 彼はただ無表情のまま]
お前は、それではいけないか
[そんな言葉が零れた。 質問でも、糾弾でも、叱責でもなく、ただの感想。 人狼が少年に向けた視線は見えてはいなかったが。>>78
誰かを憎むのにヒトは理由を欲する ふとそんな事を思った]
……ああ、そういえば。 おれは、クリストフォロスという お前は
[名前を未だに聞いていないことに気づいて、 少年と人狼の会話を邪魔しないタイミングで、名を告げてみた**]
(80) 2015/01/12(Mon) 11時頃
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そうか
[相槌。それから、名前を教えてもらえば、 「やっと名を知れた」と、ほんの僅かに表情を和らげた。 アルゼルドがニンゲンの事を一瞬気にしたのには気づかず。
そこで、大きな声。>>@6幼い歓声に 彼もアルゼルド>>87と同じく二、三度瞬きをした。]
……ドラゴンではない。 リザー、……。
[その主張は少年の「すっごーい!」に掻き消された。 全く昨日から熊耳だの竜だの、 ……どうみても蜥蜴にしかならんし見えんだろうと、 ひそかに蜥蜴人としてのなけなしのプライドが傷ついているわけだが、子供達に罪は無い。
柔らかな頬を林檎色に染める様子は 異種族からしても微笑ましいのだから尚の事だ。 声量を落としてほしいと告げるアルゼルドの言葉に一つ、頷いた>>88]
(93) 2015/01/12(Mon) 18時半頃
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[頬を掻く。 視線が眩しい。]
…………ん、
[逡巡の後、触ってみるか? と、 鱗に覆われ、黒く鋭い爪の生えた大きな掌を差し出してみれば 少年――マリオと言っていた>>@5、はどうしただろうか。]
(94) 2015/01/12(Mon) 18時半頃
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[地平線に夕陽がとけていく。]
[少年や人狼と暫し語らっただろうか。 住宅の影から、此方を何かが覗いていた。 転がる音。引きずる音。 どうやら「聴こえている」のは彼のみのようで、 其方に視線を向けたのも、また彼だけだった。
広場に繋がる小さな路地を歩いていくセイレーン。 丁度その白い羽が夕陽に光った時、 住宅から影が延びてきて、 ――セイレーンを襲うのが「見えた」から]
…………――っ、
[咄嗟に地を蹴り、無鉄砲に駆け出していた。 その姿をどれほどのものが見たかは知らない。 あの「噂」の影だと気づいたのは、セイレーンの肩を掴んで、 押しのけ、庇うようにその「影」を見上げた後。 ]
(95) 2015/01/12(Mon) 19時頃
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|
[ ――それは、まるで、強い怨念のようだった。]
貴様……!
[彼の背丈以上に伸びた「影」をねめつける。 此れが例の「影」だというなら、随分と卑劣だ。
「逃げろ」、とそのセイレーンに告げれば、 悲鳴をあげて彼女は走り去った
それに安堵するも束の間、 攻撃態勢を整える前に、影が屈強な腕や脚に纏わりつく。 まるで万力で止められたかのように動かせなくなった手足に、 彼は目を見開いた。]
(96) 2015/01/12(Mon) 19時頃
|
…うん
[忍び寄る影
記憶に無い記憶
それから、見える蜥蜴人]
あれは、俺だ
[不思議と何も感じない
噂ほど怨念とも思えない
ただ当然のように
当たり前のように
さながら、何も無かったかのように]
なんだ――
[知ってしまった、気付いてしまった
無感情だと思っていたのに、そうではなかったと。死ねる者を、妬んでいたんだと
わかった所で止められない]
――ごめんなさい
[そうして、飲み込む
きっと、それは1人だけじゃなくて他にも居たはずなのに]
|
―回想:小さな少年と、―
……ああ
[そう応える声は無愛想だったが、 差し出した掌を引っ込めることはなく。
自分のものよりとてもとても小さな掌>>@7が 爪をつついてきたり重ねてきたりする様子を 擽ったそうにしながら見ていた。
ニンゲンがこうして触れてくるというのは初めてだ。 その事実が何だか、落ち着かない。
そうしてアルゼルドの言葉どおり少し声を控えめにした少年の 沸きあがる泉のような質問に言葉少なに答える。>>@8
――その好奇心に溢れた丸い目は、 不思議とどんな石よりも綺麗に見えたのだった*]
(112) 2015/01/12(Mon) 22時半頃
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|
―現在:夜の手が撫ぜる小さな路地にて―
[ずるり。]
[粘りつくような音が聞こえた、気がした。 これに呑まれたら――どこに、いくのだろう。]
――…………は、
[影。質量も何も無い筈なのに確実に触れてくるそれは、 彼の耳元にぬるい感触を残す。
睨んだ先に濡れ羽烏の黒。 底なしの闇の鏡が映し出すは己の邪心。]
”ニンゲンも他の亜人も滅びてしまえ。” ”仲間を、愛したヒトを奪った奴ら――全て殺せ。殺せ! 声が嗄れる迄 憎悪を叫べ!”
( ……ふざけるな )
(113) 2015/01/12(Mon) 22時半頃
|
|
[頭を振り、邪念を振り払う。]
[ 縋りついてきた体温>>49] [ 微かに添えられた手>>1:141] [ …重ねられた小さな掌>>@7]
[こんな影(もの)に呑まれて、否定してたまるか。
――そこまで思考を紡いで、彼は、再度目を見開く。]
( ああ、――……おれは )
[「 。」 そんな事に、今更、今更、気づいた。 刹那、喉仏から頬まで影が這い、彼の薄い唇を覆った。 呻き、相も変わらず動かぬ身体で足掻く。 質量の無い影に爪を立てたとて、傷すらつけられない。]
(114) 2015/01/12(Mon) 22時半頃
|
|
――――――………、
[意識が薄まると共に、抵抗も弱く、意志も弱くなっていく。 置いていかない、と交わした約束は果たせそうにもないし、]
( …………悪ぃが、渡せそうにもねえな。 )
[ ちらつくアメジスト。 盲いた闇に苦笑を零す。 そして、――「呑まれ」「消えて」 後には何も、「残らない」
誰も居ない路地を乾いた夜風が浚った。**]
『 ちちっ 』
(115) 2015/01/12(Mon) 22時半頃
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