131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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『最後の王は帰還する』
ああ、闇側の伝承ですね。 5000年の時を越えて永遠の未来から帰還する『王』
レガリアの中でも尤も強い力を持っている『王の剣』の持ち主だとか。
完全に覚醒すれば魔界から女神を降臨させるとか。
天国の門を開くようなレベルの術式を使えるとか。
[半分ぐらいは御伽噺のような内容だった。 彼女の理解としては。]
追い詰められて、かといって教団に帰依する事も出来ない人が願った夢。 そんなところでしょうね。
(338) 2014/08/17(Sun) 19時半頃
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闇喰いのオスカーの特徴ね。 分かったわ。
[本来ならば自分が殺したい相手だが。 其れもあくまで個人の感傷かと割り切って。
ヒロにも特徴を伝える事にしたのだった。 そして情報交換を終えると、最後にと白金で出来たロザリオをテーブルの上に置いた。]
此れを見せれば神聖十字軍を始めとする教会の人間は力になってくれるわ。 無論、そこまでしなくても良いというのであれば置いて行っても構わない。
[彼が必要ないと言うのであれば、其れを尊重した方が成果は出るだろうから。 無理に渡す事はしなかった。]
(344) 2014/08/17(Sun) 20時半頃
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[ヒロが部屋を去った後。
魔力の鳥は何かを感知していた>>257]
兎……?
また、面白い魔術を使うのね。
[兎が空を飛ぶ。 その発想は意外だった。
そもそも、斥候の類ならば自然界に紛れさせた方が良いのだ。 それをあからさまに怪しい光景を出してくるとはと。]
(347) 2014/08/17(Sun) 20時半頃
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へえ……
[鳥が潰された>>266 ならばこれは陽動なのだろうかと。
魔力を集中させて相手の本体を探りながら。 やがて、こちらの鳥を次々と相手が潰しにかかってきていた>>307
ならばすぐに向かうべきかと迷った刹那。 次々とこちらの魔力感知に掛かった相手がいた。]
(348) 2014/08/17(Sun) 20時半頃
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随分と数が多いわね。
それと、レティーシャと……
[闇属性の、一般の連中とは明らかに毛色の違う気配が複数。
それに先日教会で出会ったあの男も居た。 生憎と、混乱の中で彼が行った狼藉まではクラウディアに伝わっておらず。]
……。
[選んだのは様子見。 いつでも転移魔術は発動出来る様にしつつ。
鳥の一匹を通して、向こうの言葉はこちらに届くように。]
(351) 2014/08/17(Sun) 20時半頃
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私にはこれで十分です。
[渡された水晶に話しかける。
声が届く者が判っていれば、それで良いと]
何やら異教徒狩りが始まっているようだが。
二人とも隠れるなりした方がよさそうだぞ。
[今アマトとティソの二人がどこで何をしているかは分からない。
一応は警告はしておこうとそっけなく伝えるだけ伝える。
ある意味で教団内部へ潜入したいならチャンスでもある。
己は今はまだ教団へ近づく気はないけども。]
異教徒狩りか、詳しく聞きたい。
状況次第では潜入を試みてもいい。
ああ、あと薬屋での用事は終わった。
さっきのメモの薬ももらったんだけどもって帰ったほうがいいか?
[共鳴を連絡代わりに使う。]
いや、薬は今はいい。
診療所付近も煩いのでな、近づかない方がいいだろう。
[精神共有とは面倒くさい事を、と思っていたが。
慣れれば案外便利であった。]
詳しくは俺も分からん。
なにやらスラム街の住民を教団本部へ向かわせているらしいが。
それに抵抗するなら異教徒、そういう考えのようだな。
[故に潜入するならただ粛々と本部へと向かえばいいだけの事。
実に容易く中へと入れるだろう。]
嗚呼、イアンさんもスラム街の近くにいるんだ。
僕からも、山狩りぽい何かが始まってるの、見えてるよ。
[そっけないイアン連絡。ティソは近くにはいないらしいが。
随分大規模な異教徒狩りだ。この分ならば教団の戦力も結構分散してくれているかも知れない。ならばチャンスは未だ]
僕も少し、メサイア大聖堂に殴りこみを掛けてみようかな。
[少し市場で食材買ってくる。そんな口調で、言ってのけた。ティソも、状況次第はという但し付きなのに]
殴り込まなくても普通に入れるんじゃないか?
[物騒な言葉に真顔で返す。
何が目的かは分からないが暴れるよりはなるべく穏便に行動を済ませる方が成功するのではないだろうか。]
それはほら、新生山賊団的な気分で。
[流石に意味がわからないだろう。だが云われて見たら、今こうして教団の聖堂へいく、なんだか光の無い目をした人々に紛れたら、簡単に通れるはずだ。
問題は、内部に到達した時点で、地下牢行きからどの様に道を逸れるかだが。
それこそいざとなれば暴れる事になるか]
薬は了解した、そしてスラムの住民を本部にか……。
紛れ込みたいところだけど、恐らく其れだとばれるな。
一応、賢者の塔ではそれなりに顔が知れてるからな。
……山賊?
[アマトの姿は知らないが兄のアマネの姿を思い浮かべる。
あまり山賊には見えない気がしたが。
それはさて置き。]
顔が知られているのならば気を付けるんだな。
あそこには厄介な人物が幾人かいる。
特に気を付けるべきはクラウディア卿だろう。
[もうすでにアマトがクラウディアと対峙した事はまだ知らない。]
あー、もう皆まで言うなって奴じゃねー?
クラウディア卿は、さ。
[塔の中でも別格。
いや、教団の中でもかもしれなかった]
[賢者の塔、そういえばティソの出身的に、紛れての潜入は難しいらしいと思い出す]
……うん。わかってる。
あのデタラメな貧乳お姉さまには出会えば死にそうだし。
僕も聖霊術師。捕まらない様に気をつけます。
[幸いな事に、まだ彼女にしか直接顔は見られないから。
今、特に友達が教団の敵として狙われている今、アマトは自分ならまだすり抜ける機会もあるかも知れないと山を張っている。とは云え行き先は、件の枢機卿がおわす教団の本部。彼女だけでなく、脅威は腐らせて捨てる程沢山あるだろうが]
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― 回想・私室>>375 ―
なるほど、さしずめ『帰還王』とでも呼ばれるのかしらね。
それに、預言の少女。 ……その子ってどんな外見だったの?
[見つけたらその少女も殺すかと。 そう思いながら、少女の特徴を聞く事にした。]
(463) 2014/08/17(Sun) 23時半頃
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ええ、信じているわ。 お互いに武運を。
[流石に過度の援助だったのか、受け取っては貰えず。 彼を見送って。
何かあれば追加の協力依頼を送ると伝えていた。]
(468) 2014/08/17(Sun) 23時半頃
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― 大聖堂 ―
[一度、鳥から意識を切り離す。
こちらから出向こうかとも思っていたが。 仁右衛門だけでなく、ラディスラヴァ卿とヒロまで向かったのであれば任せておけば良いだろうと。]
さて……私はお客様をお迎えする準備でもしましょうか。
(475) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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……ん? 今。聖霊の力が何処かで流れた様な。
イアンさん、近くで誰か、それぽい人はいません、か?
[妙だ。元々聖霊使いの絶対数は少ない。しかし唯一思い当たる、兄の魔力でもない。
付近で思いもよらない、まだ見ぬ存在が、確かに聖霊力を行使していた。それには今はまだ気づかないが]
いや、ここには可愛らしい少女しかいないな。
[聖霊の力を感じ取れる程、聖霊術に精通しているわけではない。
なので力が行使された事に気づく事はなかった。]
かわいらしい少女……へぇぇえ……。
なんだ、イアンさんも隅に置けない人なんですね?
[情報を得られないのは残念だが面白そうな声で、アマトはイアンを揶揄る。
然し残念ながら、もしその可愛らしい少女の姿を見せれば、敵対も辞さないかも知れないのは幸い]
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― 大聖堂・入り口 ―
[クラウディアの指示で集められた神聖十字軍。 ノックス卿の横槍のせいで全員を集める事は出来なかったがまあ、問題はないだろうと。]
貴方達、お客様が来ても深追いはしなくていいわ。 どうやらそれなりの力の持ち主のようだし……ね。
[それでも、大聖堂の入り口を武装した神聖十字軍がまるで学校の集合写真のように並ぶ光景は威圧感を与えるだろう。
それは見ようによってはクラウディアからノックスへの力の誇示でもあったのだ。]
(493) 2014/08/18(Mon) 00時半頃
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何を勘違いしている、子供だ。
[イアンの目から見ればあの少女は子供。
可愛らしい事に変わりはないが。]
まあ、子供とはいえ教団の軍人だったからな。
油断は出来ぬが。
[背中に憑りつけた病魔にいつ気づくやら。]
クラウディア殿……オスカーと、黒衣の少女を見つけてしまいましたが。
どうされますかな?
[不意を狙う事は出来るがオスカーに関しては意向の確認だけは
しておこうと預かった水晶に問い掛けた]
教団の軍人とは穏やかじゃないな。
俺は悩んでるよ、今飛び込んだら本当しゃれにならねーかもってな。
わざわざありがとう。
そうね、仕掛けてしまって構わないわ。
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