122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》
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罪も災いも無い新しいセカイで決めましょう?
[翳り無く輝く瞳のまま語り掛ける]
最初に彼の持つ生命の書《アカシックレコード》に 名前を刻まれた方がお姉さまね。
[セカイの創造と終焉を何でもない事の無い事の様に口にして。 求めて飛ぶのは彗星によって潰えた教団本部。 魂泉の晶《ゲムマ・セノーテ》が祀られていた祭壇。 生者と死者を結ぶ場所。 時の運行を定める場所。 祈りを届ける場所。 このセカイに於いて、最も多くの情報を知り得る場所。 預言著者が隠れているとすれば、そこが最も怪しいだろう。
彗星の衝突で廃墟と化したその地に、気配を探して 私は歩くが、探知ならば黒《ノワール》お姉さまの方が 早いだろうか**]
(329) 2014/05/16(Fri) 01時半頃
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[以前に闇巫女から受け取った鎖。
確固たる意志の下に、その鎖と同化した男の身体は
その者達の“声”をはっきりと、聞き取っていた。]
その声、忘れる筈も無い。
貴女か――――“湖の闇巫女”
そしてもう一人、察するに
まだ見ぬ―――――“湖の騎風神”
[世界を創世した湖の守護者が
今やその世界を創り直すと、そう言っている。]
俺は、この世界を救いたいと思っている。
[二人の声を聞いても、変わらぬ意志は其処に。
それは正しく“正義”らしい言い回しであった。]
……しかし、その為には、この世界は穢れ過ぎた。
人は弱い。誰しも心に“悪”を持っている。
その“悪”の飽和によって、世界が悲鳴を上げるのを
――――貴女達ならば、聞いた事があるだろう。
[その声は、悲しい色で響く]
俺は俺の“正義”に従い、やるべき事を
―――――つまり“悪”を裁く事を目的とする。
[しかしその正義とは、自身の行いの正当化でしかない。
男の眸に宿るのは、最早正義でなく―――“狂気”]
“悪”を裁きに裁いた結果
この世界に人が一人も居なくなるのであれば
それでも世界に平和が戻らないのであれば
創り直しに協力しよう、その
―――――― “罪無き穢れ知らぬセカイ”の為に **
――罪無き穢れ知らぬセカイの為に。
流石ね、貴方にあれを渡したのは正解だったわ。
[楽しそうな声で応じる。
力を渡した他の面々の声は聞こえない。
これで親子二代で闇巫女に深く関わる事になるとは。流石に言い出しはしなかったが。]
/*
……うん。
バトル望まれてて離脱もあれだけど、親子喧嘩の邪魔になりそうだったのと、ご主人PCもPLも連戦でHP0の為べネットがおやすみもーどなう(苦笑
破壊された車とか、多分街路樹も焦げてたり、追えるような痕跡は残しとく……が、べネット起床まではケルベロス(表)の迎撃になりそ。と、状況をば。
あ。そーそー……
俺サマの寝起きは頗る良好故に?
夜這いを掛ける勇者さまは、焔だの炎だのの天盖で歓待しちゃったりして。
貴方がいらっしゃるなら、お花も生けてお待ちしますわよ、ダーリン?
[くつくつ、と
笑いと共に、《声》は途切れた]
/*
【ウェーズリーというか全体宛】
……申し訳ございません。
、なんか鳩のブラウザバックで誤爆ったらしいです。
気にしないでやってもらえると助かりますorz
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− 潰えた教団 −
[さすが黒《ノワール》お姉さまの魔力は 讐怨の預言著者《ノマダ=パルック》の位置を 的確に捕えて追い詰めて行く>>424 私もお姉さまに並び、出過ぎる事も出遅れる事も無く 同じ歩調で歩けば程なく目的を見つけ、静かに微笑んだ]
御機嫌よう。 どれ位ぶりだ?讐怨の預言著者《ノマダ=パルック》
(450) 2014/05/16(Fri) 23時頃
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何故私達がここに来たか判っているだろう?
生命の書《アカシック・レコード》を返却しろ。 破滅の連鎖≪ハルマゲドン・チェインズ≫を引き起こし、 このセカイを創生しなおしてやろうと言うのだ。
[黒《ノワール》お姉さまと同じように預言著書に詰め寄った]
(451) 2014/05/16(Fri) 23時頃
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[黒《ノワール》お姉さま以外に聲が聴こえた。
それを黒《ノワール》お姉さまは知っていた。
私達を知り、それでも彼は清く穢れないセカイを望んだ。
ならば彼にこそ生命の書《アカシック・レコード》の
次の預言著者に相応しいのかもしれない]
次の穢れ無き世の全てを知り書き記す権利をやろう。
[揺るがぬ闇の正義を持った男に私は語りかけた]
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あれはお前が持っていても最早宝の持ち腐れだ。
[黒《ノワール》お姉さまの言葉>>447に頷くと、スラッと 白銀の剣を抜いて切っ先を向けた。 だが預言著者は覚悟を決めたか、一度目を閉じると 穏やかで力強い表情で口を開いた]
(455) 2014/05/16(Fri) 23時頃
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『私は全て視っていた。止められない事も。全て』
(460) 2014/05/16(Fri) 23時頃
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『だから私は手放した。新しい未来《キボウ》を描く者の為に』
(461) 2014/05/16(Fri) 23時半頃
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『究極因子《エターナル・エンブリオ》が私達の視らぬ未来を描く!!』
(465) 2014/05/16(Fri) 23時半頃
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[黒《ノワール》お姉さまの言葉>>458すらも識っていたかのように。 闇が迫っても預言著者は焦りの色も浮かべない。 彼自身の胸に置いた手をゆっくり振り下ろすと同時、 彼の周囲の教団の成れの果ての瓦礫が突然膨張して破裂する。 闇に瞬く花火の様に周囲を照らすと、その火花から 全方位に向かって光の刃が放たれた]
(472) 2014/05/16(Fri) 23時半頃
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黒《ノワール》お姉さま!!
[同じ様に手放したと言う思いもよらぬ台詞に 生まれた隙を突いた攻撃。 私は黒《ノワール》お姉さまに呼び掛けると、光の刃さえ 届かぬ程高く、高く跳んだ。 それこそソラの色と同じ、だが地上とは違う、 成層圏すら越える高見]
(473) 2014/05/16(Fri) 23時半頃
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讐怨の預言著者《ノマダ=パルック》、お前はもういらぬ。
[私の冷たい声は預言著者にも、 黒《ノワール》お姉さまにもと届いただろう。
宣告したと同時、私は剣の代わりにその手に槍を握る。 ランスと呼ぶべき全体の三分の二が円錐形の鋭い穂。 それを遥か地上の男を目指し投擲しようと]
(476) 2014/05/16(Fri) 23時半頃
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――――……それが、守護者の選択ならば
[語りかけに返すは、一言。
例え目の前に転がる権利が巨大なものでも
男の意志は、正義は、揺らがない。]
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─────── Weiβ Spiess
[ 闇のソラを 白い流星が 裂いた ]
(485) 2014/05/17(Sat) 00時頃
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[白いランスは私の投擲だけでなく、重力にも引かれて加速する。 熱と質量を増し、周囲の空間ごと歪める光は 既に流星等では無くまさしく隕石の様に 潰えた教団本部ごと預言著者を押し潰そうとソラを裂いた]
(490) 2014/05/17(Sat) 00時頃
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『愛しき七色の女神よ、貴女は何処におられます』
[闇と光の槍が迫る中、それすら識っていた預言著者は 己と湖だけが視っている美しい女神。 預言著者は禁忌を犯し、女神を愛し。 その愛ゆえに、女神が悲しむ事を恐れ、真実を書いた 生命の書《アカシック・レコード》を抱いたまま姿を消した。 自分の力ではどうにもならない事を知っていた為だ。 そしてセカイから七色の女神の名が消える事も知っていても、 何も出来ない己の不甲斐なさに歯噛みし、 書を手放す事を決めた]
(505) 2014/05/17(Sat) 00時半頃
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『このセカイを本当に愛しているのは。 ───────アヴァロン・イーリス《Avalon・Iris》 貴女お1人です。 白と黒だけでは無い、七色の光が満たすセカイを私は見たかった。
私は無理だと識っておりましたが。
だから私は書を手放し、託したのです』
(507) 2014/05/17(Sat) 00時半頃
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『手放した書が究極因子《エターナル・エンブリオ》に渡ると信じて』
(514) 2014/05/17(Sat) 00時半頃
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『究極因子《エターナル・エンブリオ》が七色の光を視ると信じて』
(516) 2014/05/17(Sat) 00時半頃
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[預言著者は書に新しい歴史が書き込まれる事を願って そこから先を白紙にしていた。
無限に広がる未来を夢見て。
白と黒の力に物理的にも魔導的にも押し潰される その瞬間まで彼は笑い、祈りを奉げていた]
(518) 2014/05/17(Sat) 00時半頃
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『アヴァロン・イーリス《Avalon・Iris》に永遠の祝福あれ*』
(519) 2014/05/17(Sat) 00時半頃
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