人狼議事


246 とある結社の手記:9

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視点:


ユージン! 今日がお前の命日だ!


 
 不憫にねえ。 ……。


 ………。

 人間なんてヤになっちまっても仕方がねえな。


[優しいイヴォンは連れていかれてしまった。狼たちだけは、彼女がただひたすらに子を思っただけの、優しい母親であるとわかる。]



 足りなかった、か。
 ごめんね。ピスティオ…。

[望んだ事が、叶うといいと思ったのに。]

 …残念だわ。
 


 
 ……あと少しだった。
 叶えてやれなくて、悪かったな、ピスティオ。


― 夜 ―

[影に紛れた狼は、音もなく、気配も無く。
標的の部屋へと滑り込む。

マリオは即死させた。ユージンだったらちょっとくらい、と思ったが。あぶないあぶない。だめだ、パティと話が出来るんだった。

残念だけど、やっぱり即死を選ぶしかない。
声なき声がどこから出てるか解らなかったから、
声帯よりも先に、心臓を抉った。

そうして後は、いつも通りに食事をする。
マリオもそうだけど、ユージンともそれなりに長い付き合いだ。
だけど、別段、特別な味はしなかった。*]

 いるかも、とおもったけど。
 いなかったわね…。
 


 ……

[ルパートがこれを話すのはイヴォンの見送りが済んでから。その少し後のことだった。]


 ……ここからは年寄りのたわごととして、聞いてくれ。
 これもまた、一つの案でしかねえし、
 まあまあトンチキな事を言ってるつもりで話すぜ。
 だから、別のやり方も色々考えてみながらな。

 今から話すのは占い師なんてやめちまう案だ。

 ……
 ピスティオとイヴォンさんだからこそだが
 昨日ピスティオが、奥様に"占いなんてやめちまえば"と
 言ってたよな。


 多分だが――あるとしたら、
 ここが、おまえにとってのその機会だ。
 おまえは、おまえというそのまま。
 狼の声を聞ける特別な人間として。

 彼女を殺すのはやめてくれと言ったのに
 これを機会に一部の狼も
 イヴォン奥様を投票して、殺しちまったのさ。

 だからもう協力するのが嫌になっちまって
 ノアに狼だといっちまう方法だ。
 占い師じゃなく。結社節で言えば囁き狂人として。


 ……なんだか占い師に狼がいると
 信じてえやつも多いらしいから。
 「そうだったよ」と言ってやる。

 おまえの占いが嘘だったことになれば
 モンドは人狼疑惑を脱却して、
 おれたちは安心してヤツを食う。

 狼全員告発しちまうこともしないのは、
 人間もヤになっちまってるから
 助ける気がないせいだ。


 つまり、人狼を裏切った狂人になるって案だ。

 ……とはいえ、こんな話は
 "嘘つき"に対して冷たい人間にゃあ、
 てんで信じてもらえないかもしれねえがな。



 あくまでたわごとだ。

 おまえが今日も占い師としてやっていくなら
 おれたちはそれを応援するつもりさ。


[そしてそんな自分があまりにいやでいやで、夜の間中ずうっと、怖くて眠れない子供のように、泣いていました。
 100%人間だといってくれた言葉だけが拠り所で、聞こえていた囁きだけが支えで、穏やかに声を掛けてくれる優しさに甘えて、眠ってしまうまで、そうしていました。]


……さて。
楔を打つのなら、まさに……今。
本日、証言いたしましょう。

『ローザス婦人は、人狼であった』、と。
『ワンダ奥さまも、人狼であった』、と。

罪悪感から、皆様方を救ってさしあげましょう。ノア様、パトリシア様、お二方にもご納得いただけるでしょう。誰よりも彼女を人狼と疑っておりましたものね。


そして……
リンダ様は、ローザス婦人を人間と仰るでしょう。
そして、それはノア様にとっては不都合な証言。
自分が人狼と疑われてしまいます。
そして、リンダ様を人狼と疑う。

占いの矛先は、必然的にお嬢様へ……。


(もしくは…………わたくしに。)

[獣は無感情に心のなかで呟いた。]


ピスティオ様。
貴方には……大変悪いことをしてしまいます。
辛いお気持ち、歯がゆさ、お察し致します。
ですが……だからといって、遠慮なさらず。
このロイエに、本気で怒りをぶつけてくださいませ。
いがみ合うことで、どちらかが本物と皆様思われるでしょう。



 あれ、あれ。
 なんで?

[友人の一人や二人、常連の一人や二人、居なくなっても変わんないと思ってたし、今でも思ってる。今までの日常は最高の贅沢だったけど、一人二人は、だって、些細だ。
だから、泣いてる理由はそこじゃない。

ああ、きっとあれ()だ。結社の所為で、この建物の中身、みーんな人殺しになってしまった。だから、ちょっと芽生えてしまった仲間意識。それは近しい人からどんどんと、湧いて行っていたのかもしれない。]


 ……皆人殺しだったら。人狼だってバレても、
 仲良くしてもらえるって、思ってたのかな…。

[人狼だからって、置いてかれたりしないのかなあって。思ってたのかもしれない。]




 人狼を殺そうとしてるんだから、
 そんなはずはないのにね。


[解らないけど。"人として"対面した、ユージンの遺体は。なんだか悲しくて。昨日はあんなに美味しく食べたのに。いや、味は普通だったけど。

でも食べた事自体には、別に後悔はない。

皆が好きなのは本当だ。だからこそ、そのために感情が爆発だってする。だけど、本当に執着はなく、薄っぺらく、ただ通り過ぎるだけだった。ユージンやマリオを想って泣いた涙も、部屋から出ればすぐ乾くし、今日も誰かを襲う事に全く抵抗などなかった。]



[あれ()です、あれ。
それでも本物の仲間意識は人狼と、この声が届くところが、私の範囲だった。*]
 



[悔しい。悔しい。苛々する。
どうせ人間はやっぱり喋るご飯なんだと、改めて思う。

あと、お掃除ありがとうは。まあ私が汚したし…のうしろめたさがあった表情なのは否めなかった。ルパートさんにも、ここはごめんって思いながら、お掃除なんにも手伝えてない。

だって酒場はラルフに任せてたし〜〜 うん。 ね。 そう言う事です。頼りっぱなしでごめんねラルフ。貴方は優秀よ。

廊下を歩いている内に、なんだかんだ気分は戻っていた。泣いていたのを忘れたかのように。でも涙のあとは残ってしまったから、とりあえず顔は洗おうと思った。*]
 


― 処刑後、の話し合い ―

[ルパートの言葉にふんふんと返事をする。]

 私も、どっちでもいいわよ。
 ピスティオがやりやすいように、
 やりたいよーに。

 どっちでも応援するのは確かだし。
 助け舟は〜〜 私の頭に期待はしないでほしいけど、
 できるだけ?



 ロイエは二人とも、人狼だっていうのね?
 私はうっかり信じたくなりそうだけど、
 皆は信じてくれるかなぁ。

 なんでだまってたの?は聞かれるわよね〜…。


 ルパートさんのいう作戦と、
 整合性がとれないとこが出てきそう?


[うーんうーん、と悩みながら。今は考えが纏まらない…いやいつもだった。*]


ノア様を人狼に、ということでしたら、
このまま……静観を。

リンダお嬢様が、ローザス婦人は人間である……と、
証明してくださいましょう。

すると、必然的に、ノア様への疑惑は濃厚に……。


…………いえ、その場合もやはり名乗り出て、
ワンダ様を人狼と告発し、
ノア様を人狼と糾弾し、
残るはあと一人……と煽りましょうか。

[いずれの行動を起こすかは状況次第。
いずれにしろ混乱を巻き起こすことは想像に難くない。]


なんで、なんでだよ。
奥様は本当に人間だったってのに。

あいつら……。……。


…ううん。

いいよ。みんなは、……「仲間」は助けてくれた。
だからいい。いいよ。謝らないで。

…。もう、ちょっとだったんだな…。


うん、うん……?
俺っちがかい?  うん……?

[それはルパートの提案を聞いた時のこと。
暫く大人しく提案を聞いていたピスティオの首が傾いだ。]


…うーん、えっと。

それは俺っちが、もう占い師じゃないってこと?
そしてモンドさんを襲って……、…。ううん?

じゃあ、「ほんものの占い師」は…、あー…

[理解が及ぶまでの間、沈黙が落ちた。]


うん。奥様が占い師、か。
ええっと…??

それでノアが人狼。うん。だよな?


そーー…、うだなあ。

俺っちはどっちでも構わないけどさ、でもさ。
でも俺っちが「占い師」の方が助かるんじゃないかい?
その、ノアはまだ生きてるわけだし。

あれっ??でもどうだろ?
ねえ、どっちが助かると思う???


俺っちはさあ…。
人間、だけど。でもあいつらとは違う。
仲間は、助けたいよ。…助けたいって思った。

だから、俺っちはみんなが助かる方がいいや。
ロイエさんといがみ合うのも大丈夫。


えーっと……、だってその方が助かる、よな?


[良く分からないけど、多分そうなんだろう。
なら構わないと、ロイエに笑って。]


俺っちは、モンドさんを結社に引き渡したい。
奥様と同じ目だけど…。本当は殺したいけど…でもいいよ。

そしてノアとパティは殺してよ。
あの二人を殺して…ええっと、食べちゃっておくれよ。


あーあ。
俺っちにも牙があったら、直接やれるのにさ。ちぇっ。



……奥様はさ。人狼の手伝いだったんだ。
でも奥様は手伝いに失敗したんだ。それじゃあヨアヒム様の復讐を果たせないから。

だから困って困って、もう全部やめることにしちゃったんだ。
…。だから人狼に、見捨てられたんだ。

[人狼にではなく、本当は人間に。
そう思うとまた声色は沈むけど。]


…どう、かな?

[声なき声で、問い掛けた。**]


[ピスティオの声なき声に耳を傾け、
冷静に思考を巡らせる。最優先事項はー]

……みんなが好きにやれたらいい、でしたね……スージー。

[彼女がよく使う言葉。]

では皆の間をとって、ローザス婦人とモンド様は、人狼。
ノア様は人狼か、あるいは、その手下の狂人。
というのはいかがでしょう?

ピスティオ様は引き続き占い師、
そして、わたくしが霊能者…………。

[ご意見があればなんなりと、とつけ加えて、
ルパート、スージー、ピスティオ。3名に問う。]


宿屋 ルパートは、メモを貼った。

2018/07/31(Tue) 20時半頃


……おはよう。
ひどい朝だわ。

昨日はごめんなさい。

[泣き腫らした朝のようにまぶたが開かないなんてことはありませんでしたが、似たような気持ちです。
 ずっと声を聞いていたのに、あんなに縋ったことは、今までありませんでした。
 狼だと告げられたこともこわかった。この中に本当に誰かを欺こうとする人がいるのがこわかった。人を敵視してしまう自分がこわかった。紙に名前を書くのにためらいがないのがこわかった。

 今でも、連れて行かれたローザス夫人の魂が、どうか狼であるようにと、祈ってしまったことが、ひたすらにこわいのです。
 どこかで繋がっていると、信用できる人がいると思えたから、気丈でいられたようなものです。]


……あの、聞こえてます?
まだ眠ってるのかしら。

[昨夜は、ずいぶんと付きあわせてしまった自覚がありましたから、尋ねる声は少し遠慮がちになりました。
 それから少し待って反応が返らないので、お寝坊さん、と思うだけ思って、起きてくるのを待つことにしました。]


【人】 宿屋 ルパート

― 朝・ロビー(イヴォンの処刑)―

[とても、見てられる光景ではなかった。
結社員達は投票用紙の集計後、イヴォン・ローザスを処刑場までつれていくため、彼女を捕えに部屋まで向かった。

彼女の部屋はピスティオの部屋の隣。
ルパートはイヴォンに壮絶な睨みをきかされて、彼女の大切なピスティオの部屋をそこに決めた。

頑としてイヴォンの部屋の前をピスティオはどかなかった。あの素直になれない優しい母親が、ピスティオが結社員とモメてよくない事になる可能性を考えなかったとは思えない。

イヴォンは結社員たちに連行されていく。
彼女の足取り、彼女の横顔。
日ごろのイヴォンと重ね合わせて、それの異様さとやるせなさといったらなかった。

ピスティオは結社員とイヴォンに必死に追いすがり、声を張り上げ、制止しようとし、しかし――それは叶わなかった。]

(39) 2018/07/31(Tue) 22時頃

【人】 宿屋 ルパート

[イヴォン・ローザスがこの宿屋を出ていく前、何か声をかけなくてはと焦るのだが、焦るばかりで何も言葉がでてこない。

今、こうして死ぬその人に
 ――何を伝えてやればいいというのだ。

何も思いつかない。ただ一つルパートに思い付いたのは、"なにも言わずにいる"ことだった。
自分には彼女にとっての僅かな時間をピスティオと過ごさせてやる以上に、なにがあるだろうか。

自分の娘のように素直に「あなたに生きて欲しい」と伝えることも出来ず、ピスティオのように強い意志で止めることも出来ない。

投票の結果は変わらないだろうという諦めよりは――
これを変えても、ほかの誰かが死ぬからだった。

立ち尽くしたまま彼女に頭をさげる他、なかったのである。]

(40) 2018/07/31(Tue) 22時頃


 そーね、ノアさんを私たちが殺すなら、
 イヴォンさんが人狼っていったほーが、
 都合はいーのかしら。

 今日はその二人のどっちかね。
 大丈夫、きっちり殺してあげるわ。
 モンドさんは処刑したい、ってのも、
 解る話だし。

 ただ、ピスティオがどーしても、
 イヴォンさんを人狼だったといいたくないなら、
 うーーーんんんん。

 やっぱりノアさんを人狼にしたてあげたほーが、
 とはおもう?かな〜〜……?
 


 おれたちは所詮口を出してみるだけ。
 やれるようにやって貰えるのが一番いいだろうからな。
 だから、やりたいようには任せるが。

 そうだね、ノアをおれ達の手で殺すなら
 モンドだけには「もうノアを守ってやる必要がない」と
 思わせたいところだな。

 モンドにとっちゃあ、
 ピスティオだけは「明確な嘘つき」だからな。



 ……ただまあ……
 この状態でモンドを殺せるかどうか、ねえ……

 また票が足らないってことになると、面白くはねえな。
 ノアを強く疑いながら、いかにもノアに投票する風にして
 モンドに投票でもしておくかねえ……


 イヴォンが「人狼」といっちまったら。

 ……もう、たぶん、モンドはノアを信じると思うぜ?

 守っちまう可能性が格段に跳ね上がるとおもうがな。


 そうなると、今度はまたモンドを殺すしかなくなる。
 おれとしちゃあ、イヴォンを人狼だっていうのは
 イマイチ仕事がやりにくいようにしか思えてねえな。

 利点はあるのかい?



 ノアをおれ達が食うには

 「イヴォンが人狼」は、ちょっとまずい。

 おれはそう思うが、どう思う?


ん、ん、ん………

奥様を人狼、かあ。
…ごめん、俺っちには少し難しいかも知れないや。
だって散々叫んじまったろ?

[ごめん。と、苦笑めいた気配を零し]

でもそうなると、俺っちから見てノアが人狼、奥様は人狼の協力者。
……で、モンドさんと誰かが人狼、かな?

ロイエさんとは食い違っちまうっス。
対立するってことなら平気そうだけど……
その場合、ロイエさんからはノアが本物ってなっちゃうのかな。
うううん…



 それと、スージーがいってた……

 ワンダが人狼ってやつ。
 それそのものについては、おれは賛成だったんだが。

 多分、人狼って言うなら余計に
 「なんで昨日のうちに言わねえんだ?」とは
 言われると思うぜ。

 なにか理由を考えておいたほうがいいだろうな。


……と、すると。いかがいたしましょうか?
やはり、わたくしが霊能を偽るのは、
ノアさまを人狼として処刑"させた"あとのほうが?

[イヴォンを人狼という理由。それは、スージーがそうしたい、と前にいったから、とは言わないで置いた。]



 一個、ロイエのヤツがマズい点があるな。

 まあいいといえばいいが――
 その状況なら、ラルフも人狼ってコトに出来ないこともねえ。

 単純に、ワンダを人狼といっておかねえ場合は
 隠れ蓑が減っちまう。 それだけだ。


…多分。

昨日、俺らの他にモンドさんに票を入れてくれたのは…
ベッキー、じゃないのかな。奥様かなあ。
でも奥様以外に、パティに入れそうな人も思いつかないし。

今日、リンダが奥様を人と証言すればあいつらは迷う。
モンドさんに入れるって選択も出てくると思う。…ただ。

[ただ、懸念は。]


ノアが、みんなを占っていなければ、さ。


 「まだ人狼は死んでない」と
 「まだ人狼は生きている」じゃあ

 なーんにもできないただの唐変木たちのなかに
 おれたちが二人、いいや。
 いまはロイエもいるから三人だ。

 素知らぬ顔して紛れてるのは
 ……ちょっと考えれば。案外と、すぐわかる。

 そういう意味じゃあ、
 ユージンを殺しておくのは正しかったろうな。


 だから、多分……団子になっちまってるよりは
 霊能者としてサッサと名乗りでちまったほうがいい。
 「なにもわかんねえやつから殺したほうが」
 なんて事になっちゃあ、あっという間だぜ?

 相手がリンダお嬢様ってトコで
 温情をもらえるかもしれねえし。


 ……そうだなあ。
 昨日、おれらの他にモンドに投票してみたのは……
 ベッキーかもしれねえ。

 ……で。

 そこでやっと、5なんだ、ピスティオ。

 5じゃあ、半分ちょうど。
 あと一人分要るな。


 今日はもしかすると……ロイエの言ってたとおり、
 案外素直にノアが怪しいってな話にな……るかもな?
 わからねえけど。

 変に今日モンドにこだわるよりは、のっておいたほうが
 いいのかもしれねえな……なんて、
 ちょっと思っちゃあいるが。

 まあ、どっちみち始末できるならおれはそれでいい。


うん、5だ。

じゃあ、あと1あればいいってことなんだろ。
それだけ説得ってやつを出来ればいいんだろ。

……やってみる。やらせてくれよ。
俺っちは、どうしてもモンドさんは、そのままにしてはおけない。

[低い声は、昨日までとは少し違う様子で。それはどこか、獣が牙を剥くのにも似るだろうか。不慣れな牙を。]


[ルパート、スージー、ピスティオ。3者の言葉に耳を傾けながら考える。思考を巡らせる。]

畏まりました。
では本日、それとなく霊能者と名乗り出ましょう。
ローザス婦人を「人間」。
ワンダ様を「人狼」。

ワンダ様のときに名乗り出なかった理由は、
他の狼から命を狙われるのを避けるためと―。


うん、ルパートさん。それでも構わないっスよ。

どっちにしろ、モンドさんとノアは人狼だ。
俺っちはそう主張する。

あとは、あいつらがどう動くか。
見ておこうぜ。……どうせ、流されるんだろ。
こっちはそれに、乗らせて貰うだけだ。


 
 ———………、なんだ。

 こいつは、おまえにとっての牙だったか。


[もしもイヴォンが本物の占い師だったなら。
――彼はすっかり彼女の跡まで継いだ。

いまや人狼として。()] 


 ……わかった。
 …………――わかった。

[濃く笑みの気配が滲んでいた。] 

 任せるよ、同胞。

[と、ピスティオを呼ぶ。
人狼たちが人狼を呼ぶ際使うその名で。]


 そうだなあ。

 命を狙われるのを避けるためって言っておけば
 たったひとりの能力者を守るため――

 モンド様……っていうか守護者様が
 守ってくれると信じてたって話は、美談だな。

 おれはロイエなら、ありそうだと思っちまう。
 いいんじゃあないか? 


【人】 宿屋 ルパート

― 朝・ロビー(イヴォン連行後) ―

[娘が駆け寄ってくる。(>>21)(>>54)
――今のピスティオの前でベッキーを親の立場で慰めるのは憚られた。腕をとられて、もう片方の手を頭に置いてやるのが精いっぱいだった。]

 ……なんとも、ないかもしれないじゃねえか。
 連れていかれて、騒ぎが済むまで
 隔離されるだけかもしれねえ。……
 ……。

[気休めである。この気休めの欠点は、イヴォンに対して祈ってもやれないというところ。遣り切れなくて下を向いた。
上の階も騒がしい。
――なにか、あったのかもしれない。]

(62) 2018/07/31(Tue) 23時頃

【人】 宿屋 ルパート

― 朝:ユージンの襲撃現場(清掃前) ―

[人だかりと血の臭い。三日連続の殺人鬼による死。
犠牲になったのは、ユージンであった。

人が集まっているのは彼の部屋。
眩暈がしそうだった。

誰か人狼とわかるわけでもない。
ただ、自分が人間だと証明できるだけ。

たったそれだけの力で、皆を導こうと――最初は、曰くリンダを守ろうと名乗り出た、あの背の高い青年は、己の身も守れずに死んだ。

相変わらずラルフによってだろう。
昨日同様シーツがかけられていて、それに滲んだ血が浮かんでいた。背の高い彼を覆うシーツの下の膨らみは、マリオよりはずっと大きかった。

床に寝転がった彼の死体は――ルパートには眠っていると連想しようもなく。ただ、血まみれの死体であり、あまりにも無残だった。]

(73) 2018/07/31(Tue) 23時半頃

【人】 宿屋 ルパート

 ……、……

[いつも軽薄そうに飄々と生きる青年は、もう――ああして、誰かの力になってやろうと話しかけるわけでもなく、黙りこくってしまっている。勇気を持ったものから死んでいるかのようだった。

マリオの次の犠牲者は、この閉じ込められた空間で、最初になにを言ったかといえば


『みんなで逃げよう』


と言ったのである。]


 …………、ユージン。
 おまえ、……慣れない頑張り方、するからだぜ。

[泣きそうな声でそう言った。――「おれは薄情だからさあ」なんていう彼の言葉は、いつだって何かを守ろう、助けようとして発された言葉だったじゃないか。**]

(75) 2018/07/31(Tue) 23時半頃

宿屋 ルパートは、メモを貼った。

2018/07/31(Tue) 23時半頃



 ……おいおい
 色んな事を考えるねえ。

 その想像力に感服するぜ。


【人】 宿屋 ルパート

― ユージンの部屋(清掃時) ―

[ラルフとの清掃はいつも通りに手伝うつもりだったが、友人であるラルフが自分一人でともし言うようなら、それは任せることにしただろう。
それがなければ、共に掃除をする。『いいやつだったな』と切り出して少し話をしてみようとするが――彼にできるのは筆談だけ。まずは掃除からだなということになったのかもしれない。**]

(88) 2018/07/31(Tue) 23時半頃

[忌まわしき"出生"を言い当てられた。

リンダを"人狼"と疑われた。

身体の芯が、暗く、冷たく、研ぎ澄まされる。]

……よくも…そんな。

[――凍てつくほどの、殺意。]


【人】 宿屋 ルパート

― ロビー(皆が集まり始めてから) ―

[清掃後、皆が集まった頃のロビーでまず行われたのは、イヴォンが人狼と人間……どちらであったのかという、リンダという霊能者からの報告であった。彼女が言うことには――イヴォンは、人間。]


 ―――イヴォンさん……。


[長い付き合いだ。彼女の情を信じたかったルパートは、殆どこの結果を信じてさえいた。ピスティオの安全を確かめたいイヴォンを。復讐がめちゃくちゃになってしまったイヴォンを。……他に占い師が二人も現れても、彼女が本当に占い師でも、狂った人間でも……生来の気質によりそれをひっこめられなかったイヴォンを。]

(99) 2018/08/01(Wed) 00時頃

【人】 宿屋 ルパート

 ………。おまえら、みんな全員"人間"じゃあねえのか。

[否、人狼がいる――ということは、最早関係ない。]


 おまえら、
 生まれてこのかた、
 嘘をついたことも、隠し事も
 一切合切、まったくねえって?

 嘘のあるなしだけが
 身分の証明じゃねえだろう。

 いまの状況がそういう事情に
 なってきちまってるのかもわかるよ。
 あの人には撤回のための時間だってあった。

(104) 2018/08/01(Wed) 00時頃


 …… ふうん。


【人】 宿屋 ルパート

 けどな。
 
 ……少しは――
 あのひとの様子みて、
 心を割いてやることはできねえのか。

[どうして驚く?どうして落胆する?どうして否定したがる――それこそが、もう。彼女のやさしさを否定しているようでやるせなかった。]

(105) 2018/08/01(Wed) 00時頃

霊能者が別にいる、かあ。
マリオかワンダさん………

その可能性は考えなかったなあ。
ほんと、色々考えるよな。


【人】 宿屋 ルパート

 パティには――あんたを殺すと、
 哀れにピスティオを救うために、
 代わりに狼と売り言葉に買い言葉で言われたような
 そういうのがあったから。

 しかたねえよ。

 しかしだ。フタを開けてみりゃあどうだい。

 パティへの一票なんて、たった一つだ。
 多分だが――当人が、責任とるために書いたんだろうさ。
 なんせ誰も信じてねえからな。

 だあれも。あの状態で不意にパティを人狼だなんて言った
 イヴォンさんなんざあ、信じてなかった。
 そうじゃあねえのか。

 ユージンとつながりがあったことは幸いしたろうよ。
 ただ――

(112) 2018/08/01(Wed) 00時半頃

【人】 宿屋 ルパート

 ――てんで、
 誰を代わりに何か殺すための力にも、
 ならなかったんだぞ?
 それを引き受けて、そのまま死んだんだぞ。
 撤回もせずに。

 それでも人間じゃおかしいかよ。
 ――あの人が必死だったことくらい。
 見てやれてねえのかよ。

[それでも尚、彼女が人間であってはおかしいとまでいうのか?それがルパートには理解できないのである。]

(113) 2018/08/01(Wed) 00時半頃

【人】 宿屋 ルパート


 いや。
 おれも……人の親だから。

[謝られる謂れはない。少なくとも自分には――なにせ、死んだのはイヴォンだ。しかも彼女のとった『誰かが大切ゆえの狂気』に対し、誰しも謝ってあげる必要はないのである。(>>117) ]

 なにを子供に与えたいか。
 そういうことだとおもうぜ。

[イヴォンが恐らく――一番に考えたこと。『ピスティオは人間』だということ。これはきっと、彼女が残していきたかったものだろうから。]

 おれは、ベッキーに……
 こんな時に、してやれることがねえ。
 おれが娘可愛さに嘘をついたら、
 ベッキーまで嘘つきの子供になっちまう。
 ……だから、今、何も出来ていねえだけだ。

[無力であることに、苦くわらった。]

(123) 2018/08/01(Wed) 01時半頃

[そしてこのルパートこそ。
――ただの、うそつきなのだが。

うそつきの子供にしたくないということは、当然彼にとっての望みのひとつ。しかして、とっくにもう叶いはしない夢であった。]


[こんな時にしてやれることがない。

そればかりは、殆ど正しかった。]



[今更、然したる感慨のなくなってしまった
人間を食うことを、
人任せにしてみたところで――だ。]


[どこまでが本心で、どこまでが嘘か、その境はあやふやで、ロイエ自身もわからなかくなっていた。

危険な賭け。

まさに、ロイエは、危険な賭けに打って出ていた。
この宿に囚われてから。
それとも、はるか以前から――。]

…………リンダ。

[こんなときでもお嬢様の心労を案じてしまう自分自身が、とても滑稽で、しかし嫌いではなかった。*お嬢様の顔が見たいと思った*。]


【人】 宿屋 ルパート

― ロビー(モンドの守護者の話) ―

[モンドが『守護者』を名乗ったことには――昨日の約束通り。(>>93)
彼はルパートの到着を待ち、彼についてを聞かせてくれた。

彼との昨夜の約束の通り「生きていたら笑ってやる」を実践できればよかったが、彼の疲れや焦燥、飲んだくれている様子からは――どうにもそうすることは出来なかった。

彼が生きていることに対し『殺さずに済んだ』という救いを感じていたし、最早この空間に存在する誰しもに『生きててよかった』と言ってやれる。彼の無事を喜ぶことができる。心から。]

(139) 2018/08/01(Wed) 03時半頃

【人】 宿屋 ルパート

[ルパートは彼が宿屋に来たばかりの時の言葉を切っ掛けに、守護者という名称をきいて彼がそうだと自称する想像もしていたし、彼の宣言に事に対し驚くまででもなかったが――けれど。

彼が"守護者"であることを、最早完全に信じてやるのは叶わないのである。
それは、もう、ワンダもマリオも物を言わぬ存在だからだ。昨夜モンド自身に伝えた通り。考えすぎに因るものかもしれないが。

"よそ者"とは、そういうことだ。

都合のいい言葉で手助けをしてくれる他人を信じ切ってしまうことに躊躇する。ストッパーがかかる。まして幼い村の子供達との交流があったことや、襲撃されたマリオ――色んなことから、ルパートには彼を守護者であると、今もなお信じ切ることはできない。

このモンドという男が「守護者である」という建前を準備して村に紛れ込んだ同情を誘う何かであると――想像することが出来る。]

(140) 2018/08/01(Wed) 03時半頃

【人】 宿屋 ルパート

[彼が――ほんとうに、心から『かつて世話になったルパートを含む人々』を助けようとしてくれていたとしてもだ。

彼の言葉が真実であれば、あまりにも残酷な話。

閉じ込められ、人が死に、まして最初から『宿屋』というよそ者を招き入れるが故によそ者に対する用心がある人間が、更に用心深くなってしまい、彼のことを信じられないだけだとしたら……

しかし彼は――現にこうして、
昨日からも殆ど守護者を名乗りながら生きている。

彼の生こそが、むざむざ殺された二人の勇気が、今現在"誰も守って貰えていない"ということが、準備してきた尤もらしい言い逃れという疑いの材料になるとはなんとも皮肉な話である。]

(141) 2018/08/01(Wed) 03時半頃

【人】 宿屋 ルパート

[次にモンドが語るのは、彼自身の生い立ちと、霊能者リンダへの疑いである。

彼が訳知り顔に人狼に詳しい理由。彼が"三度目"と語るのは――、一度目の彼の母親自身が守った命であるということ。二度目の『守護者』によって守られた命であること。……彼の語る物語が真実ならば、それこそがルパートの感じたモンドの顔に刻まれていた『幾たびもの覚悟を重ねて麻痺したような貫禄』の由来なのであろう。

そして語り出すは、彼にとっての三度目。
彼は二日間、たった一人の霊能者であるリンダお嬢様を守っていたのだという。

笑ってくれと彼に言われても、そうすることは出来なかった。真実ならそうするだろうと感じる。対して占い師は三人もいたのだから。]

(142) 2018/08/01(Wed) 03時半頃

【人】 宿屋 ルパート

[さらにその後。モンドの話をきいてロイエが言うことには――
ロイエ自身が『霊能者』であったということだ。
またフーバー家、と思うところもないではなかった。
だんだん、眩暈がしてきた。ラルフではないがどこもかしこも嘘の話。
嘘というのが時に身を守るための武器になるとはいえ、……なにも確かなことが分からなくされてしまうことに恐怖する。]


 まってくれ――モンド。
 リンダお嬢様は、
 マリオとワンダが生きているうちに、名乗り出たはずだ。

[そう付け足すが、ロイエが出てきてしまった以上は――もう。
『ただひたすらリンダを守ろうとしている』ように見えてしまうロイエが――盲目的にリンダを守りたい一心で守護者に守らせようと何も言わずに黙っていたなんて――困ったことに、ありそうな話なのである。**]

(143) 2018/08/01(Wed) 03時半頃

宿屋 ルパートは、メモを貼った。

2018/08/01(Wed) 04時頃



[そう、自分が"好き"に、やるために──…*]



[やっぱり、仲間が泣き叫んでいるのはとても堪える。
悲しくて、悲しくて、痛くて、苦しくて、いやだな、いやだ。いやだいやだいやだ。やだ。どうして。なんで。ごめんね。どうして?イヴォンさんの名前を書く理由なんて本当になかったのに。苛々する、苛々する、いらいらする。そうだ、今は、涙よりも衝動の方が強い。なんで?なんで。ああ、ああ。ああ──……あ〜あ…。]


[あたしが大声で泣くのは、頭の中でだけです。
 わあわあと鳴き声をあげました。誰も聞いていない、ひとりだけの空間で、今までで一番に声を上げて泣きました。
 こんなこと、言いたくなんてありませんでした。
 それはきっと、ユージンさんがよく知っています。
 霊能者が結社に連れて行かれた人の霊を見るみたいに、狼に食べられた人の霊を見られたなら、ユージンさんのことも見えたのでしょうか。
 それは、とてもうらやましく――狂おしいほどに、せつない心地でした。]


[もう、あたしの泣き言を聞いて相槌を打つ声も、そっと撫ぜるように響いてくる声も、ありません。
 あたしがあの人の弱気に、聞こえないふりをすることも、やっぱり聞こえていて手を伸ばすことも、できません。

 独り言も鼻歌も、聞こえてきません*]



[想像して、思うのだ。そうだったら、良かったのにな。
ノアさんが人狼仲間だったら、きっと楽しかったと思うのに。]



 かんがえることが、
 たくさん、ありすぎる…。

[こんがらがってるのは本当だった。]


【人】 宿屋 ルパート

 ……霊能者のふつうなんて、
 おれには分からんが……そういうもん、なのかね。
 ……まあでも、名乗り出ろっていわれてたから
 出るだけなら……その前の日でもよかったわけか?

[眉根を寄せて経緯を思い出す。(>>154)]

 確かに……お嬢様が名乗ってすぐ
 人狼に自分をたべろみたいなことを言ってたのは……
 みんな聞いてることじゃあ、あるな。

[あれを聞いたのはサイモンが死んだ日。(>>2:436)
死にたがりばかりとモンドが弱っていた様子。その後すぐにユージンが名乗り出たこと。
そこまで思い出して、少なくとも彼女が自分を守らせるには丁度いい状態だったのかもしれない。事実、モンドが守護者だというのが本当だったとしたら、今日まですっかり守られてきていたのだ。]

 ロイエにロイエを守るため……っていわれてもな。
 そればっかりは……

 お嬢様、そういう約束になってたのか?

(171) 2018/08/01(Wed) 11時半頃

【人】 宿屋 ルパート

 …………

[パティが立ち上がり、グラスが倒れる。
オレンジジュースが床にこぼれている。(>>157)(>>158)
パティはきつくルパートを見据えている。
それに対し――]

(172) 2018/08/01(Wed) 11時半頃

【人】 宿屋 ルパート

 わかるわけねえだろうが!!

 だから――おれ達は間違ったんだろうが。

(173) 2018/08/01(Wed) 11時半頃

[わかるわけがない。
そうじゃない存在だっているが、
その当人たちは言いたがらない。

名乗り出て、自分たちが死んで、それで終わりなんて――

人狼という生をうけた以上、あまりにもばかばかしいじゃないか。それでは死ぬために生まれたようなもの。

人殺しだからどう、なんて。今更じゃないか。]


【人】 宿屋 ルパート

 おれはな。
 本当に「あんたは怒ってしかたない」と思うよ。
 あんたのこと大事な人間だってそうだ。
 お前らみんな歳が近くて仲がいい。
 怒って当たり前なんだ。

 あんたがひどい事を言われたことは、どこまでも事実で
 あの嘘はイヴォンさんがやっちゃいけない酷いことだ。
 訂正するべきだったし――

 ピスティオを人間だといいたいなら
 そのあと、占い師なんて……
 いっそ、取り下げちまえばよかった。

 言ったことが引っ込まないのが……
 イヴォンさんの……ホントに悪い癖だな。

(174) 2018/08/01(Wed) 11時半頃

【人】 宿屋 ルパート

 最初にピスティオを占ったのだって、
 おれは、よく分からんがそんな事は使用人なんだから
 家で済ませてきてくれと少しは思ったし
 あの人が「明日は人狼をみつけます」と言ってたのには
 あの人なりに考えてくれるだろうと期待したんだよ。

 でも、ああなった。


 誰か一人、否が応でも連れて行かれるんだからな。
 誰かを疑わなきゃいけねえだろうさ。

 だから、イヴォンさんを"おれたちが殺した"ことに
 なっちまったことには――

 もう、なんの文句も持てねえ。

 決まったのがあの人じゃなくても、
 誰かは、選んだことにされちまうんだから。

(177) 2018/08/01(Wed) 11時半頃

【人】 宿屋 ルパート

 だが――疑わなきゃいけないからって
 そいつにやさしさが無かったなんて決めつけるのは――

 心ある誰かを殺したかもしれない事実から
 目を逸らしてるだけってのと、何が違う?

 疑って人狼を探すのと、
 他人に心がないと信じ込むのは別の話だろうが?



 こいつら、みんなみてみろ。

 誰なら心がねえっていうんだ?

(178) 2018/08/01(Wed) 11時半頃

【人】 宿屋 ルパート

 ……死んでるんだ。
 おれ達は他人の人生を奪った。

 自分たちの手で、誰を結社に殺させるか
 選んで、決めた。

 納得しきれねえよ。
 結社が毎日殺すなんていわなきゃ、
 おれ達はそんな酷いことしなくて済んだ。

 だからおれは、"おれたちが殺した"なんて
 責任から逃げられるなら逃げたいし、逃がしてやりたい。

 ぜんぶ結社のせいだと言いたいし
 ――言っても、やりてえ。

[最初に処刑ときいた時、パティからは一言も反論も戸惑いも怒りも見えなかったことを――ルパートは不思議に感じていた。(>>2:137)
納得が妙に早くみえていた。実感が、なかったせいなのかもしれない。]

(179) 2018/08/01(Wed) 11時半頃

【人】 宿屋 ルパート

 でもな、あの人が人間だったといわれて
 誰かにガッカリされるのは……
 意外って顔されちまうのは……

 おれにはただ見ていることはできねえ。

 イヴォンさんはどう思ってたかしらねえが
 おれにとっちゃ、
 ――何十年来の、友達みてえなもんだからな。

(181) 2018/08/01(Wed) 11時半頃

【人】 宿屋 ルパート

[溜息をついて、俯く。]



 ――今みたいになにも分からねえから

 間違ったのさ。

(182) 2018/08/01(Wed) 11時半頃

【人】 宿屋 ルパート

[膝から崩れるパティを見ていられずに、目を俯かせる。
助けて、慰めて、支えてやろうにも――色んなことを言いすぎた。]

 ……。

[倒れたグラスを拾い上げて、]

 代えを持ってくる。

[そう言いおいて、ルパートはオレンジジュースを取りに向かった。
少しして彼はオレンジジュースの代えをパティの傍のテーブルに置いてやり、次に雑巾で床の掃除を始めることにする。]

(187) 2018/08/01(Wed) 12時頃


 かわいそうにな。
 おれたちが「おれだぜ」と言ってやれば

 こんなに。つらい思いをせずに済んだろうにな。



 い、いいすぎたかな?

[そわそわ。]



 言えなくしたのも結社でしょ?
 こーんな状況で言えるわけないじゃない。

[状況が違ったらと言うのはまた別の話だ。]


[口ではなんとでも言えた。

わからねえよ?

まさか。わかっていたさ。

マリオを殺したのは誰?

あの子にしようと最初に言い出したのは、おれだったかもしれねえな。

ユージンを殺したのは?

ごめんな、そいつも話し合って決めたことだ。]



 はははははは。なにびびってんだ。
 胸をはりな。
 別におかしなこといっちゃあねえよ。

 あいつはもう、本当に信じてもらうには――
 殺されるのがてっとりばやいんだから。


[――さて、こうしていけしゃあしゃあと御託を並べるルパートに、人らしい心は果たしてあるといえるのだろうか?

 ――誰なら心がねえっていうんだ?

どういうものなら、人間らしいと言って貰えるのだろうか。]



 だあって頭の中がこんがらがってるんだもの。
 たいへんだもん、考えるの。


 それは私もほんとに思うんだけど、でも。
 …死んでも。
 信じてもらえないかもしんないけどね。

 イヴォンさんみたいに。
 


 そういやあ、昨日、モンドと飲んだよ。

 あいつ、今日生きてたら笑ってくれってさ。
 ……ずいぶんまあ、弱りきっちまって。
 可愛げがありすぎて、笑うに笑えねえよ。

 そんなに誰も守れないことが辛いのかねえ。
 ……昨日おれはあいつに

 思い付きで、マリオが死んだのは、
 おまえのせいだぜって言ってみたんだ。

 ……聞き入れて貰えているのかもなあ。

[それは穏やかにわらうような声音だった。]


 そうだな?
 けどまあ…… そこまできたらもう

 いよいよなんでもアリだしなあ。

 ……
 助けにきてくれたってのに、悪いな、モンド。
 おまえは昨日『人狼』と一緒だったら……

 おれとは飲みたく、なかったかい?



 そんっ、な 事、
 いってたの? ひっどお。

[自分も今似たような事を言ったんだけど]


 私には、守る力がないから解んないわ。
 今だって、言い返したらいいのに。

[何か言いたげで、でも言葉を飲み込む姿。]

 ぶちまけちゃえばいいのに。
 素直になれないと、絶対損するんだから。
 


 ははははは。だけど、事実だぜ?

 守れた、守れてないじゃねえ。

 あいつが守護者だっておれに分かってたから
 マリオは実際、死ぬことになっちまったんだろ?

 ちょっとは気に病んでもらわなきゃ。

[スージーも似たようなことを言った上で、死ねなどとは、まあ大概である。
こうしてみるにパティが"誰ならひどいとするか"なんて、まるで正しい指針のようだった。]


 言い返せ――ねえんじゃねえか?
 ほんとにわるいと思ってて。

 ああ。
 明日死ぬとも分からねえこんな状況で、
 やりたいこともやらねえのは、バカをみるよな。


[だから――いまのこの状況になってしまえば
人食い宿の主人として、暮らすことが
ルパートにとっての、やりたいことだ。

"性分"どおり、いまこうして暮らしている。

だから宿屋の仕事も手放さない。
人狼として食事をすることを手放さない。
邪魔なものを暴力でどけてしまうことを手放さない。
人の親であることを手放さない。

慎ましやかな暮らしの延長を望んでいる。
この状況に、なって尚。]



 
[だから、こうやって。皆を食べて、疑いをふっかけて。
皆でここを出ようとしてる。

ささやかな日常。もう完全には戻ってこないけど。それを取り戻すためだけに。]


 
 あ〜あ……

 ロイエのおべんとう、壊れちまったんじゃねえのか?

[リンダ達を眺める。ロイエはきっと今も尚、リンダのことばかり考えているのだろう。そう思うからこの声は今彼女の耳には届かないんだろうな、なんて想像した。]


【人】 宿屋 ルパート

[リンダは何かから逃げるように此処にはないものことの話をしている。
いや、もしかすると彼女にとってはあるのかもしれないが。
こちらには見えない。
彼女の様子で連想するのは――妄言だ。

霊がみえるからじゃない。人との会話を切っ掛けに、別の世界に逃げてしまって見えるから。]

 ――……はあ。

[彼女の様子がまた更におかしくなってしまった。ロイエが面倒をみるのだろう。]

(211) 2018/08/01(Wed) 13時頃

【人】 宿屋 ルパート

 ラルフの言う通りなんだよなあ……。

[溜息をついて頭を掻く。]

 ベッキーが人間だと……言ってくれるのは、いい。
 正直マリオのことがあるし、良い気分はしねえが……
 まあそれは、身勝手な親心だからな。

 ……ノアがおれたちに何か言うのを待ってたんだけど
 なにも、言う気がなかったのか?ノア。

 おれはな、こうなっちまったら
 おまえに投票する気でいるぜ。

(212) 2018/08/01(Wed) 13時頃

【人】 宿屋 ルパート

 イヴォンさんは人間で、ピスティオも人間。
 こいつはもう決まりってことにしねえと、
 ……もう、いよいよ、埒が明かない。

 じゃあ後、嘘つきそうなものってなんだ?
 人狼のとりまきが、
 イヴォンさんでもピスティオでも――

 残るは、人狼じゃねえのか?
 そう思うし……なにより。
 おれが人間だからだな。

(213) 2018/08/01(Wed) 13時頃

宿屋 ルパートは、メモを貼った。

2018/08/01(Wed) 13時頃



 それもそっか。
 気に病みすぎって気もするけど、
 まあ人間だから仕方ないか。

[ここにきて三人直接手にかけているのに、
全然気に病んでない声で言いながら。()

それは全くだ。
でも、感情がないわけじゃない。
方向が、構造が違うだけで、多分心はあるんだと思う。たぶん。]

 あーあ。
 



 ね〜、本当に。
 誰が死ぬかなんて、本当に解んないんだから。
 
[性分と言ったルパートが、今も全ての事を続けているのは、それがやりたい事なんだろうな〜と何となく理解はしている。現在も続けられてるのは少し羨ましい。手伝いはしないけど。

ピスティオだって、ロイエだって、やりたい事の為の今だ。
疑われるんだったら、もういっそ、さっさとリンダ食べちゃえばいいんじゃない?とすら思っている。]


【人】 宿屋 ルパート

[ノアが村にきてから、何度楽しく飲んだろう。
なんだか懐かれているみたいで、ついつい可愛がりたくなってしまう。
寂しがりの犬みたいな男だと思っていた。

だからこそ、ルパートの表情は暗い。
ルパートには、ノアを殺す決意がある。
ここにはベッキーが居るからだ。**]

(215) 2018/08/01(Wed) 13時半頃


 そーーーーーーーーだった、
 もうそんな人数になってたんだっけ?

[素で忘れてた。]


 あっはっはっはっはっは
 気の抜けてるこった!

 忘れてたのかよ?

[爆笑した。だから隠れ蓑がすくない、すくないって、いってたじゃないか…!]



 いやね、隠れ蓑が少ない事は解ってたのよ。
 知ってたわ。
 でも今日もう駄目だって事に気づいてなかっただけなのよ!

 き、気付いてたらモンドとの会話で言ってたわ!
 


 ベッキーが占われたときだけ、
 こうなる予定だったろ?

 で、うちのかわいい娘が占われた。
 そういうことさ。


 まあノアを生かしておく限りは、
 こうなるんだから、しょうがねえ。

 ロイエが今日になっちまったのも――まあ
 あんまり、信じられてねえところだ。

 ノアを信じるやつは多いぜ?
 ……さあ、どうしたい?



 確かに。
 しかもベッキー占えって言ったの私だわ。

 いやユージンも私占うなとか言ってたけどさあ。

[気軽に言ってしまった。]

 でも、まだ確定はしてないだけ、こう、
 まし…マシじゃない?
 


 おまえが言ったのかよ。
 ばかだなあ、おまえ。
 仕方がないが……ばかだなぁ。

[引き続き爆笑する。]


 懐かれてるのも、大事にしてくれてるのもいいが。
 そういう時はおまえたちが助かるためにも、
 おれを占えってしちまえばよかったんだ。

 そうなりゃあ、まだしも――

 まあ、おまえには無理か。 あっはっはっはっはっ!



 ご、ごめんって、ごめんって。
 だって私の考える怪しい〜がベッキーだったんだもん!

 ば、ばかよ。どうせ、最初から言ってるでしょ!
 



 それは嫌。
 絶対に、嫌。

 だったら私を占えって言うわよ。
 も、も〜〜〜〜すぐ笑う〜〜〜〜。
 


 いいよ、かまわん。
 おれはもう……なんでもよかったんだ。

[はーおかしいと笑いに声が震えている。]


宿屋 ルパートは、メモを貼った。

2018/08/01(Wed) 14時頃


 それは確かに。()
 共鳴者ってのがいたせいで、
 かっつかつだったもんね。

 うう〜〜ん。
 どうしよう。どうしよっか。

 私はこのままピスティオ本物、
 ノアさん偽物〜でいくつもりだから、
 モンドさんに票は入れるつもりだけど。

 え〜どうしよっかな〜。どうしたらいいんだろ。
 明日皆が無事だったら、
 票を合わせる事は出来るのよね…。

 今日はモンドさん。に、
 誰か賛成してくれないかな〜遅いかな〜。

 どうにか、どーにか。う〜ん。



 なんか諦めてるみたいじゃないって思ったけど。
 なんか、…楽しそうだからいっか。

[声が震えてる。笑いすぎじゃない?って思うけど。楽しいならいいや。仲間が笑ってくれてるならいいや。

いやでも馬鹿な事をしました。という気持ちはあります。いや〜でもロイエが出てくれたし…ぎりぎり…ぎりぎりね…? などと呟いたりもしている。]


 も〜〜〜〜……だめだ、わるいが、
 むりだよ、こんなの笑うなってのは、

 ふくくく……

[やっぱり爆笑し続けている。]

 おまえら、呑気だなあ。
 おれは安心したよ。

 いいや、スージー。
 いいぜ、おまえならそうするだろうよ。

 おれも、ロイエも売れない限りは
 そうする。そういうやつだ、おまえは。



 そういうやつ。ってのに、
 なんか含みはありそうだけど…多分否定はできないわ。

 あ、苛々はしてるわよ!
 めっちゃ殺したいし!あ〜〜も〜〜〜〜ってもなってるけど!

 でもだって、三人ともいるし。
 なんとかなるんじゃない?とは、まあ、思ってるところは、うん。

[まだ誰も欠けてない。だからこその危機感の欠如は確かにある。ピスティオは人間だって言われたし。ルパートも私もこれまで強く疑われてはいない。ロイエは今日からが本番だ。]



 ん〜〜ん〜〜。

 とりあえず今日はパティ?
 モンドさんが処刑になんないなら、
 ノアさん食べたらそれこそだし。
 さすがに守られてるでしょ。
 


[人肉を口にしなくなったのは、
いつからだったろうか。

おもえば、あの日、
リンダに出会った ――その瞬間**。]


 ああ。ワンダからいなくなっちまったし。
 とはいえ、そいつも投票して殺したんだが。

 ロイエが出るのにも時間がかかってるから――
 まあ、今んとこ、あんまり信じられちゃあない。
 人が信じたり考えたりするのには、
 どうしたって時間が必要だからよ。
 人との信頼ってのは、築き上げていくもんさ。

 ……モンドに入れるかい?
 んー………

 おれはノアに入れるがなあ。

 これ以上あいつ残しておくのは、
 おすすめしねえよ。生きたいならな。
 
 さっきもいったが、ノアには
 「信頼を築き上げる時間」があったのさ。


 対してモンドは「守護者っぽい人」だ。
 いまのところな。
 ラルフのメモをちょっと読んでみな。

 あいつ、モンドを多分「守護者」と数えていて、
 まだわからねえ人と一切数える気がねえぜ?


 う〜〜ん。投票はあわせたい。とは思うわ。
 ノアさんにあわせるのも全然構わない。

[モンドに入れる気持ちなのは、ピスティオの強い希望だからと言うのも大きい。言うだけ言って票先をかえるでも全然問題ないと思っている。]

 でもこーなったら、ノアさんの占いって意味ある?
 私でもルパートさんでも、占われて人狼って言われたら、
 でも貴方はそう言うしかないじゃない?ってなるし。

 だからこそ今日〜っていうのは、
 解らないでもないけど。
 意味がないし、疑わしいから殺しておく。みたいな。

[ラルフのメモは、誰かが読み上げてくれるだろうか。ないならルパートさんに内容教えて。といった。聞いたら、]

 んーーー、でもこれってあれでしょ。
 イヴォンさんをハナから信じてなくて、
 ピスティオがモンドさんに人狼だ、って言ったから、偽物なら仲間じゃないって思ってるんじゃない?たぶんだけど。
 そこをつっつけたらピスティオが狂人でモンドさん人狼説は…うーん、でもないわね、ないわ。ピスティオとモンドさんが仲間って、私も思わないもの。
 そうすると、人間なら守護者。っていう感じ、じゃないかしら。



 でもラルフがノアさん信じてるなら、
 かなり厳しい気がするわね…。

 この文面だけじゃ、解らないけど。

[探りを入れてるようにも思う。
でも、信じてるようにも見える。解らない。解らなくて、うーんうーんと唸っている。]


 ピスティオも今朝、ノアでもいいみたいな話、
 してなかったっけか……

 いや。ノアはモンドあたり占っちまった時に、
 モンドがより疑われにくくならねえかなあ?

 あとはまあ。
 ノアがおれたちに人狼だっていった時に
 「じゃあそこから試そう」みたいな話の切っ掛けに
 なっちまうかもね、なんて……思わなくないか?

 ホラ。流されて。



 はー。頭動かすのって疲れる〜〜。
 お水のみたい。

[頭に血がずっとのぼってる()のは本当だ。考えすぎている。そして、閉じ込められて苛々している。結社員なんて殺しても殺したりない。

は〜〜〜〜〜〜〜と、またひとつ、*溜息のような声をあげた*]



 あっそうだったっけ?
 まって、まって。聞き逃してた。
 だったら全然おっけー。

 あ〜〜〜〜〜、そこか。
 そこは確かにって思っちゃう、わね。
 わざわざ占うかな、占うかもなあ。

 流されて、は、ある。あるわね。
 でもそこでモンドさんより先に処刑されるのって、
 …なんかすっごく。すっっっごく、嫌だわ。

 じゃあノアさんにする?
 私は全然問題ないわ。 *
 


 あとは――今日の献立だが。

 パティは、そうだなあ。
 モンドに花を持たせてやりたくねえなら、
 どうなんだかなぁ……。 ()

 それに、守られちまったら。
 「いる」ってことになるぜ、守護者が。

 モンドはいまや暗中模索、
 霊能者まで信じられなくなっちまって、
 ずうっと守ってきたリンダも
 いまや嘘つきだと疑ってるんだぜ?


 ……さて。

 じゃあ、リンダは?

[ここまできたら、候補の一人がそこだ。]


うん?ああ、ノアかあ。

先にノアでもいいけどさ、
どっちにしろモンドさんも引き渡さないとダメだろ?
あとでも絶対にモンドさんを引き渡せるなら……殺せるなら、今日じゃなくてもいっスよ。

俺っちが今、一番殺したいのは「あの」パティだけど。
でもパティはなあ、モンドさんが守るんじゃないかなあ。


ま、食事はみんなに任せるけどさ。
リンダ食べちゃったら、ロイエは殺されちゃわないかい?
大丈夫?

そこさえ平気なら、任せるよ。**


 うん。ノアとモンド、
 どっちを先に引き渡そうかって話だな。
 なんだい、どっちかってえと、
 ピスティオの腹はモンド気分のままか?
 あわせるような事いってたから、
 そこ二人はどっちからでも同じかと思ってたが
 おまえの腹具合によっちゃあ、モンドでもいいぜ。

[好きにするのがいいさ。といつものように付け加えた。
ロイエは殺されちゃわないかい?その質問には]

 いいや? 危ないんじゃあないか?
 リンダを食ったら、ロイエは。
 より取り見取りの人間も、結社と一緒に食ってると
 あっという間に減っていくじゃあないか。
 ただ、食うのが目的なら、
 機会を作ってやらなくていいのか?
 なあんて思うじゃねえか。

[面白がっているような声音だ。]


 ……さて。じゃあ……

 ピスティオに乳歯が生えた祝いに、
 モンドを紙にかいて、
 パティを食うことにでもするか?

 それはそれで、おれはいいぜ。


[やりたいこと。
本当にやりたいこと……

 リンダを食べること。]


[――本当に?]


[――なぜ今まで食べなかったの?]


……。


恐れながら申し上げます。
今、お嬢様を消しても、事態は好転しないでしょう。

なによりも――
やりたいことがございます。
お嬢様に対して……。

どうか、まだ……お嬢様だけは。


 
 ……この人だけは、ってかい?


 …… あっははははは!
 人間みてえな事いうんだな、ロイエ?

[くつくつ笑った。夫婦連れの旅人なんかもいたっけな。]

 ……わかった。 やりたい事があるなら。
 別に今お嬢様を食う必要がないってコトも、
 おれは頷くし。

 いい返事が聞けてよかった。


 

[ここまで然して口に出していないとおり。
ルパートはベッキーを食われないことを第一としない。

当然彼女が生きていることはルパートにとって有益で、相応に可愛がっていて、相応に大事だ。
けれど、彼自身は自分の全てを捧げてベッキーを守るつもりがない。

そうであれば、とっくに人狼だと名乗りでている。

大切な物を持つということは、

一つの強さだが、一つの弱みだ。]

 


 
[  「諦めてるみたいだけど」 ()



……どうでもよかった。
なんだっていいのだ。

だからアレコレ思い付くまま話してみても「好きにしろ」と付け加えた。他の三人が生き延びることを目的としているから、会話をしているに過ぎない。それはただの性分で、自分が生きたいためではない。

けれどスージーには"諦め"は否定はしておいただろう。

その実、ルパートの生き残り外に出たいという欲など、恐らくはこの四人の中で最も低く、彼はといえば、]


 

[己が人生と、心中がしたいのである。]
 


 

[諦めと近い。いや、近いだけでその実違う。
"諦めているよりタチが悪い。"

この短い心中までの時間を、どれだけ豊かに過ごすかに注力され、ルパートにとっての豊かさとは、必ずしも、『やさしい事』ではない。

この思想に向かう者は、あとの事を気にしない。
だから冷酷になれて、薄情になれる。
約束を破る事におそらくは躊躇いがなく、誰かに嘘をつくことに一切の振り返りが無い。


死の後に情など残して、なんの役に立とうか?]
 


 
[ だから―――

 リンダを連れて慌てて部屋に向かったロイエを
 おもしろそうに見遣るのだ。  ]


 
[ルパートのこれまでは充実していた。

現在までの暮らしに少しの悔いもなかった。]


 
[若いころ妻と出会った。
既に彼女には子供がいた。最初は人間として暮らすにあたって、丁度いいやくらいの気持ちだったが。共に暮らしてみれば面白い。

それがドロシーとベッキー。
ベッキーと顔が似てると言われるのが好きだった。

"カミさんがこういう顔の男が好きだったんだろうね。"
そうとしか思わなかったけれど。人間の枠組みに入るのが好きだったのだ。]
 


 
[村に巣食う人狼として、ある時は人狼の旅人を招き入れ、ある時は人間の旅人を殺し、最低限の狩をして、共存を選んだ気になれる暮らしに満足していた。

ロイエは大人になって巣立っていったけれど、スージー含む村の仲間とは親しくやれていたし、気に入っていた。

そこには必ず、誰かの人生を食うことが発生した。
誰かの作った人生が終わる。
その瞬間を自分が作る。

どうしてそんな尊い一瞬にすっかり麻痺してしまったのだろう?けれど失った鮮やかさは、殺せど殺せど戻ることがない。不思議だった。

宿命とはいうが、聖書だの祈りだのの話になってみれば、わざわざこんなカタチの生き物を神様が作ったとすれば、なんの意図があったのだろうか?所詮はかつての人間が作った四方山話、信じてもいないから、とくに教えられてなるほどねと納得することはないけれど。]
 


 

[人狼のほうが数の少ない世界だ。
この時代に生まれた自分なりに、よくやった。
そう思っているし、毎日の忙しさに充足感があった。

己の手に届く範囲で、人々と――事実、人狼だけではなく人々と助け合いながら生きてきた実感が、すきだった。]
 


[ゆえに。ルパートは人狼として、ひとつの形を満足いくまで作り運営した満足がある。彼の人生とは、この宿である。 ()

そうしてこの人狼騒ぎは彼の終着点。

食らいに食らった多数の人生の、人間からの報い。

そう思えば、対等じゃないか。]


うん。俺っちはどちらかというと、
やっぱりモンドさんを先に引き渡したいよ。

だってさ。
結局、ノアは生かしておいてもあとは人狼って言うだけだろ?
もうそんなの、人数から決まってる。
それじゃもう、脅威でもなんでもないじゃないか。

みんなのうち誰か……多分さ。
ルパートさんかスージーをノアは占うんだ。
そして人狼って言う。
そんなの、もう意外でもなんでもないだろ?
「人間」からもさ。

[ルパートにはそう返した。
間違っているかもしれない。あんまり難しい考えごとは、得意じゃないしね。]




[まあ、実際にこの手で、殺したんだけど。
今朝の悲しさを思い出すと、泣きそうになるのは本当だ。"仲間"がいなくなるのは、やっぱり嫌だと思う。

だけど、きっともう大丈夫。]


……あとさ。

多分だけど。
ノアよりはモンドさんの方が、マシ、なんじゃないかなあ。

ベッキーがさ、いるだろ?
もしノアがルパートさんを人狼って言うなら、ベッキーはノアの名前を書くと思う。でも、まだだ。まだノアはルパートさんを人狼とは言っていないし、ロイエが本物なら一応はルパートさんが人間って目も残ってる。……だろ?

ならきっと、迷うと思う。
迷うだろうけど……、うん。
それなら多分、モンドさんの方が名前を「書きやすい」


あとは……、そうだなあ。
俺っちが、もうちょっとラルフを説得出来ればいいんだけど。

[同胞、と。ルパートに呼ばれたことは、ピスティオにとっての誇りだった。それはもう、誇らしい気持ちになったのだ。

だからこそ。今ははっきりと、この仲間たちの力になりたいと思う。これはこの騒ぎで得た絆だ。今までにはなかった自覚だ。]



 もういまの流れなら、モンドだろうなあ。
 おれも今はモンドのほうで賛成だ。

[再び奮起したらしいモンドは、なにやら必死にメモをかきつけては、ラルフなどに渡しているようだ。]

 さっきまでなら、ただの草臥れた役立たずだが
 今はなにやら、頑張っているようだから。

[それはどこか昔懐かしくて和ましく見守っているのだけれど。その希望があるのなら、誰かのちからになりたいと願うならば、ぜひとも軽率に殺してみたい。]


 ベッキーがわからねえんだよなあ……。
 まあ、はっきりおれに人狼っていってるのは、
 モンドよりはノア。
 案外、あの子は私怨で動くとも思うがね?
 はははは、だとすりゃあ、
 おれと親子だし、リンダあたりが嫌われてそうだが。

[そこがかわいいところなのだけれど。]

 どっちのがマシなんだ?これは。
 おれの娘なんだが、
 おれの娘が人間すぎてよくわからねえ。

 ピスティオ、おまえのほうが詳しいかもな。

[と、可笑しそうに笑うのだ。]



 ――希望がありゃあ、
 ベッキーにはっきりと
 おれに用紙をまかせろと言ってみたっていいけどな。

[それが人間にどんな感情を起こさせるかを、まずは想定していないような口ぶりでいう。――こんなやつが、やさしさでマリオを殺したわけもないのだから、人間とは、てんで優しい生き物だ。()]


 そいつであの人間らしいベッキーが。
 どんな風に思うのかは、知りゃあしねえけど。

[喉を鳴らしてわらった。]



 イライラする、苛々する、ああ、もう、最低。
 最低最低最低最低。
 苛々する、苛々する…ああ、もう、もう絶対、絶対殺したい。殺さなきゃ。あ〜〜〜〜〜〜〜っ、も〜〜〜〜〜〜〜〜〜、やだあ!やだやだ!

 今日は絶対失敗しないところがいい!!
 


[スージーの憤怒に笑っている。]

 おまえはどうしてそうも面白いんだかなあ。
 絶対失敗しない? そいつはどこだろうなあ。
 ベッキーやラルフあたりは
 守られていないんじゃあないかと思うが。

[いとも簡単に娘の名前を挙げながら]

 どうせノアを信じる道はおれたちには残されてない。
 どこを食ったってかまいやしねえぜ。
 


 
[素知らぬ顔で、ルパートはまだリンダを食べてしまうことを考えている。明確に誰と定まらなければまた"競争"になる可能性もあった。]



 い〜〜〜ら〜〜いらする〜〜。
 仕方ないけど〜〜。私がやりました〜〜〜!
 なんだけど〜!

[また笑う〜〜〜〜と言いながら、]

 は〜〜、うん、そうね、
 処刑はモンドさんでいいんじゃない?
 ベッキーに任せろーってお願いするのは〜〜、
 やってみたいならまーかーせーる!
 


[スージーの憤怒が聞こえる。ルパートの笑いが聞こえる。
まだロイエの賭けはなんら終わってはいない。]

――――ラルフ様。ベッキー様。
どちらも成功する可能性は高いですが……
ラルフ様はいかがでしょうか?

なかなかの高い思考力の持ち主とお見受けしております。
ユージン様のように……。



 う〜〜〜ん。うううう〜〜〜〜〜ん。

 正直ラルフは考えてたよね。
 皆にも信じられてるみたいだし。

 ベッキーでもいいけど、
 こっちの事信じてくれてるしなあ。
 ラルフは解んないけど、
 …なんかモンドさんとこでやってるし、
 正直期待は出来ないかなって思ってるし。

 食べる先だけど。
 ラルフがさ。皆に信じられてるなら。
 ラルフでもいいんじゃない?とか〜?
 



 あ、でもピスティオが説得にいけるんだったら期待はしよ。
 …でも、ラルフはほんとは、頭いいし。
 おどおどしてんの、ほんともったいない人だから。

 負けないよーにがんばって。

 説得できたからって、食べない訳じゃないけど。
 私はどっちでもいいよー。
 でもベッキーいなくなったらあとあと困らない?

[ルパートに、大丈夫?と言ってみたり。]


畏まりました。では、投票はモンド様へ。




ダメかも知れないけどさ。

ええ?説得とか張り切っちゃってるの?
あ〜〜、俺っちは逆に喧嘩ばっかだ。
だって、腹立つんだもんなあ。

[しかもよりによって、共鳴者相手だ。怒った彼女に偽物と断定されれば、なんともまずいことになるのは分かっているけど。]


ベッキーかあ。ちょっと聞いてみる??

それとも、お願いしてみようかな。
いや、分からないなあ…。

ええ?ルパートさん父親だろ?
しっかりしてくれよ。

ま、俺っちは人間だから少しは人間に詳しいかもね。
頼りになるだろ?

[そう笑って、少し胸を張った。]


 ラルフはモンドのとこでなんかやってるみてぇだな。
 ラルフがいいなら、ラルフでもいいぜ。

 ん?ベッキーが居なくなった後のことは――

 全員でその責任が降りかかるだけさ。
 そういうもんだ。
 気にすんな。

 ただ、"困らない"とは、おれはいわねえけどな?

[茶化すように言った。]


あ、あとさ。

[そう言えば思い出した、と声を上げる。]

もしもベッキーを食べることがあったら、ちゃんと残さず綺麗に食べてあげてよ。そうしてって頼まれたし。

でも俺っちは、ベッキー食べるのは反対ね。
だって一番言うこと聞いてくれるもん。勿体ないだろ?
だからさ、その中じゃラルフかな。

あー、あと。
俺っち占い先の希望がないか聞くから教えてくれよ。
ま、誰を占っても人間かなって思うけどさ。

だってノアとモンドさんが「人狼」だしね。



 そうそう、
 目立たないけどそうでしょ。
 いや今は目立ってるけど。

[ロイエに友人を褒められた気持ちで、ふふんとした声色だ。()
恐らくモンドは、パティかノアを護ると思う。だけど、ここでラルフを護るような選択をあの男がするのなら、それはそれで、何となく、面白いなと思ってしまうのも事実だった。]

 それで全然オッケーよ。

[勿論ルパートの腹の底は知らない。()
でも、もしそうなったら…まあ、そうなった時に考えるのだろう。]

 じゃ、ラルフにしよっか。
 は〜〜たのしみ。
 



 えええ、そうはいうけどね。
 この状況で全部食べ切るって、相当よ?

 翌日景気よく生肉吐きだしてばれちゃうわよ。
 あの小さいマリオでさえ残しちゃったんだから。

[食べない人間はこれだから…という声色だ。
ベッキーに反対するピスティオに、ふうん、と呟いて。]

 オッケー。ならそれでいいわ。
 ベッキーは食べない。

 ルパートさんも、"困る"らしーしね?
 


[聞いてみる?というビスティオの質問には()]

 どっちでも。
 おれが最も父親の視点でみたら、
 あの子が一番入れそうなのは、
 なんせまあ……リンダだろ?

 でも、そいつをしないで、
 他の意見に頼るなら、
 もう流される先が要るってワケだ。

 誰が一番あいつに接してやったか次第だろ。
 ピスティオがお願いしてみてくれるなら、
 おれはそれはそれで楽しみだ。


 ああ、ここにきて頼もしいぜ、同胞。
 とはいえ、いつも人間の事情についちゃあ、
 助けられてたけどな。


[胸を張るピスティオに頷いた。]



ええ??
みんなで食べても無理っス?

生肉吐き出すのは、ちょっとなあ……。

[それは流石に困るなと思う。
もう。といった調子でも知りやしない。
こっちは人間なんて食べたことないんだし。]

ダメってなったら仕方ないけどさ。
でも俺っち、出来ればベッキーともやっぱり「こっち」がいいな。
楽しいと思うんだけどなあ。

[そんなことを言い出したら、みんな。になっちゃうけど。]


[綺麗に食べきるの話題について]

…………その…お役にたてず、
なんとお詫び申し上げればよいか……

[とっても肩身が狭い]


リンダかあ。…そっか、そうなるよな。
うーん…。うわっ。

モンドさん、ベッキーにも何か回してるのか。
ちえっ、こそこそしてさ。

あんまり面倒だと嫌だなあ……

[ルパートに返しながら、ベッキーらの動きを眺めて顔を顰めた。]


 はははははははは!
 あいつそんな事言ったのか?
 ばかだなあ、人間まるまる食うなんて
 出来るわけねえと知らねえから……
 うちの娘が悪いねえ。

[ベッキーについてを楽しそうに謝って]


 おや。困るのはおれだけかい?スージー。
 なら、べつにおれは食ったっていい。

 今日の貴重な一票も、
 ピスティオのいうことを素直に聞き入れてくれるかも
 ウチの娘にかかってると思っていたがな?


へっっ!?そうなのか。
俺っちてっきり出来るのかと思って、
俺っちからも同じ感じでって頼んじまった。

……ま、ベッキーに食べれるはずがないからいいんだけどさ。

[人狼らの感想を聞いて、ぺろりと小さく舌を出す。]


 人狼の胃袋だって、
 なにも無限に広がるわけじゃねえんだぜ。

 一人切り分けて余るようでなきゃあ
 ウチの商売が成立しねえとも。

[と、人にはわからぬ事情を話して]

 なに、人肉を人間にゃ食えねえて話もねえだろ。
 おれ達のように生で食えとはいわねえが
 調理すりゃあ、いけるさ。
 興味があったら、食わせてやるよ、同胞。



 ロイエがなんでお残しに謝ってるんだか。
 単に小食で済むんだから羨ましいよなぁ?


 困るのはルパートさんだけよ、きっと。
 私は誰でも問題ないもの。
 とにかく成功すればだーいじょーうぶ!

 そうそう、皆でもむーりむり。

[困るな〜って声に、でしょ〜と答える。
無限ではないという言葉にも、うんうんと頷いた。]

 いいのいいの、三人でもどうせ余るって。

[ロイエの言葉にはそんな言葉を返し、]

 ベッキーが、こっちに。
 来てくれるなら、全然構わないわよ。私はね。

 焼いた人間のお肉は…そういやあんまり食べないわね。
 今度何か料理作って貰おうかな〜。


あ〜、そっか。
それもそうっスね。結構細かく分けてたもんな。

[たまにルパートから預かってはあちこちに届けた「肉」は、確かにそんなに大きくなかった。]

ええーー?

俺っちはいいかなあ。だって臭いし。
あんまり美味そうじゃないしさ。

[人の血の匂いをドブのよう、と表現したピスティオは、やっぱり少し顔を顰めて宿の主人の有難い申し出に首を横に振った。]



[見てはないけど知ってるけど。]


― ちょっと前 ―

[人間みたいに、と笑う、ルパート()に対して、
ロイエはただ冷めた声でかえした。]

はて、人狼と人間……どこに違いがございましょうか。
この数日間で、人間の腹の内を見た思いでございます。
なんとも、残酷で、滑稽で、そして……愛おしい。

[ローザス婦人とロイエ。
2人の違いは、どこにあるというのだろう。

その様はまるで『結社』の舞台で踊り狂う道化師]



[結局、ルパートのようには、なれなかった。

"父"の背を追い、"父"を追い越そうと、
その懐から飛び出したというのに。

新しい狩場で喰らったのは、人狼を殺す毒――。]

――……やれやれ。で、ございます。


[霊能者と名乗り出たあと、どこかのタイミングで。
屋敷の獣は、仲間たちに声なき声を届ける。]

さて……わたくしに、もしものことがあれば。
どうか、お嬢様には手を付けず……捨て置かれますように。
死んでも、お嬢様の血肉を独占したい。
"お願い"に従った、わたくしへのささやかな……ご褒美として。

[なんら強制力のない儚い楔。
そのことは、ロイエ本人もよくわかっている。
もしもの保険として、あわよくば、
同胞への情に厚いスージーに一抹の望みを賭けた。

とはいえ、そこは人狼。
いざとなれば、どうなるか、わからない。
彼女が、なにを思い、どう動くのか。

リンダお嬢様のいうところの"霊"になったとしたら、
その様を遠巻きに観察するのも悪くない、
と、心の片隅で少しだけ思った。]


……そして、どうか悲しまぬように。

長いこと人肉を絶っておりましたゆえ、どのみち、
……先は永くはございませんでした。

[嘘つきロイエは、また*嘘をついた。*]


ええ? ええーーー!??

それ気付いてたのかよ!??本当に!???

[素っ頓狂な声が響いた。]



 きづいてたきづいてた。
 ほんとよ。ほんと。
 


教えてくれよなあ……
俺っち、ほんと気付かなかったよ。

……あれ?
じゃあ、なんでロイエさんは霊だって?


…………えーっと…。

明日、モンドさんを結社に引き渡すだろ?
そしたらリンダさんがモンドさんは人間ですって言うだろ?

ロイエさんが本物ってのがおかしいってなると、ノアが本物になって……あれ?危なくない??



 イヴォンさんが、
 ただの人間だった、って思われてる場合。
 の話、と。

 私たちの隠れ蓑を増やすため、かしら。

[たぶん。そうよね。と呟いている。]



 あ?あれ。
 誰とも…噛み合わなくなる?
 
 いや、でも、でも。
 えーと、そうよ。

 ロイエかイヴォンさんが、
 能力者でも人狼の味方でもないただの人間っていう説は割とイケる。と、思うのよね。いけるかな?いけ、…いける…ような〜〜〜〜…

[ちょっと目をそらした。]



 だったらやっぱりロイエ占うのはありなんじゃない????

[めっちゃ暴投だと言う事は解ってるこれ]



[ばかです。って顔に書いてる。
ごめんふかくかんがえてなかった。って顔に書いてる。

むしろイヴォンさん狂人じゃないただの人間説に切り替えるのかとも思ってた。って顔に書いてた。]
 


隠れ蓑、増え……た…っけ??

[声に自信はない。なにせ計算は苦手だ。]


ノアを襲っても、ノアが本物ってなるよなあ。
えーっと、じゃあリンダさんを襲う…のは、ダメなんだっけ?

ええっと、そしたら……
???いやでも、やっぱりリンダさんが霊を見ちゃったらダメだよな???


[眠そうにあくびをしながら]

 だからリンダを食うかい?なんて話もしたが……

 ロイエなら、ワンダとモンドと誰か。
 リンダなら、モンドとノアと誰か。

 ってな話になるのかねえってきいてたが……


奥様がただの人間ってのは事実だけど……
事実だけどさ。

…………??

でもそれでノアが本物ってなると、俺っちが協力者で確定して〜
ロイエもただの人で……、ただのひと、で??
リンダさんは人狼って言っちゃうよな??

ありかな!????

[さっぱり分からない顔で聞き返した。


計算出来てたの!??

[言ってよ。って響きで、おもいきり色んなものを棚の上に放り上げて、声が裏返った。


[ばか2号です。って顔に書いてる。
むしろ計算が出来ません。って見えない看板掲げてる。

やっぱりノアだったかなって思ったけど、でもどっち投票でも同じだった。あれ同じじゃなかったっけな。そうかも。]


 エッ。

[つっこまれて欠伸がとまった。]

 ロイエがホンモノとして喋るんなら、
 もうノアは人間ってなことで諦めて
 意味不明だね、なんか全員人間で……(※事実である)
 とするしかねえんじゃ……なかったのかい?

[え?]



 リンダ食べるのは、
 ありだとは思ってたんだけど。
 ロイエがやだっていうし。

 …うう〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。
 まって、まってね。まってね。

 う、うーーーーーーーーん。
 なんか、これならいけるんじゃない!?
 って思ってたんだけどなんだっけ?
 ぜんぶとんじゃった!

 えーと、えーとえーと、

[ばかです。ってもう一度顔に書いておいた。]


 だからピスティオにも、狂人だって
 いっちまえばとおれは……いったんだったな、うん。


 もうそれでいっか!!!
 今日の投票で勝てたらきっと大丈夫よ!

 リンダも今はあれだし!!
 ベッキーもルパートさんにはいれないだろうし!

[バカ丸出しの発言を続けている]

 全員人間ってふっしぎ〜!



 そうですね。
 
[そうだったね。頷く心地。]



 逆にこれだけ連携とれてないのが、
 仲間のはずないじゃない。

[自虐]



 ちなみに、たぶんだけど、
 明日は私が占われます。

[おずおず手をあげる心地で。
ついでに、無策です。と顔に書かれていた。]


アッ そうだったんだ????

[まるで気付いてませんでしたって顔だ。
欠伸が止まったルパートの顔をまじまじと見た。天才かな。]

あれにそんな意味あったんだ!

[へええってなった。]


 だから今の感じだと……ロイエがホンモノ説でやる場合な。

 ワンダ・モンドと、誰かが人狼で……ふあ
 先にモンドを結社に突き出せたら。
 リンダが人間って言って、ロイエが人狼って言う。

 すると次におれたちは、ノアを人狼容疑で突き出す。
 二人とも人間っていう……の前に

 多分半数がおれたちか? そうなってれば。多分な。
 全員で逃げるって意味じゃあ……まあ……?
 ……って思ってたんだけど……えっ?

 ノアやモンドが人間扱いされてマズいと思うなら
 やっぱリンダは食ったほうがいいとおもうぜ?


えーーーーと。

いいんじゃない?
だってノアが占うのって、スージーかルパートさんだけだろうし。いや、だからほら。

俺っちが狂人でノアが本物だとまずくない?って。
……奥様が本物って案とかあったっけ???


[そりゃ溜息も吐きたくなりますよね!!]


 そう、そう、そこでおわりなのよね。
 そこでおわりだから。


 うう〜〜〜〜〜〜〜〜んんんんん。
 でもやっぱり、リンダはロイエの、っていう気持ちが、うう、うううううううううんんんん。

[ロイエに嫌われたらかなり精神的ダメージを受ける気がしている。やだな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。って顔に書かれていた。
でも生きるため、生きるためかあ。ううん、うーん。]


あ、そっか。

無事にモンドさんを突き出せれば、俺っちたちが半分だもんな。
そしたら勝てる??かも知れないもんな。

食事は任せるけどさ。
リンダさんはダメなんだろ?それじゃあさ。…うん。
どうにかなるんじゃないかな?

ならなかったら〜〜〜…
なんかごめん。

[おばかで。って頭を下げた。]



イヴォンさんが本物の場合、
人狼って言われるのはピスティオ、かな〜〜。
ノアさんが狂人で、モンドさんは人間。みたいな?
 


いちおうおれはイヴォンさんホンモノだと思ってるのを
諦めてないつもりできてるが、
あとユージンが言い出したヤツだしな。

ホンモノはピスティオかわいさに自滅したよみたいな論にしねえと
もう隠れ蓑から吊ったり食ったり占ったりしてる時点で無理だ。

で、狂人っていっちまうのは……まあ
スージーがベッキー占えっていってた時点で
やんなくて正解だったな!
そいつにおれは気づいてなかったから。
ただまあ、この案は全員生き残るのは難しいだろうなってな気持ちではいたな。



 いや、いや。
 ピスティオの責任じゃないから大丈夫よ。

 私も大概、大概アレだから。

[モンドをつれてけなかった場合はあえて考えないようにした。どうせ駄目だったら駄目だ。解る。こうなった以上、全て一蓮托生なのだとすら思っていた。]

 へ、へへへ。
 ごめんなさい…。

[ちょっと可愛く言ってみた。]


 どうあがいても、
 みんなの心象ってのは決まってきちまってる。
 だから狂人ってピスティオが名乗って
 ラルフを人狼ってコトにして
 モンドを食うのが狂人っていっちまう案だったわけだ。

 するとおれたちは素直にモンドも襲えるし、
 ピスティオの身はある意味安全で、
 リンダを食わなくてよくて
 おれとスージーは、
 「ノアが人狼だったから」という理由で
 一応、えー…… ラルフと、ベッキー。
 あのへんの占いも関係なくなって………
 っていう


 ……そういう案だったわけだ


ラルフじゃねえ、ノアな。 人狼にするのは。


[うん、うん、と聞いている。]

 イヴォンさん本物、
 ノアさん人狼、ピスティオ狂人、
 って感じのね、そういうね。

[うんうん、うん。]



 だよな? やっぱ俺たち、仲間だもんな???

[スージーに勢いよく同意してみた。
ちなみにこの仲間というのは、断じて人狼仲間の意味でない。]


へーきへーき……
ばかでもここまで生きてるし。


[台無しだった。]


 うん。うん。
 全て一蓮托生。
 万事うまくいかなかった場合は
 おれたちゃ、普通にのんびり、
 殺されるのを待つしかねえ身分になるぜ。

 だからリンダも推したってわけだ。


[なるほどなるほど…って顔で聞いてる。]

やっぱりルパートさん、頭いいよな?
俺っち、最初そんなのさっぱり分からなかったしさ。


うーーーん、なるほど……


[唸ってもちょっと時すでに遅しだ。]



 いえーい。なっかまー!

[近くに居たならハイタッチ!の勢いだ。
一人じゃなくて良かった。と思った。今この瞬間。

ここまでいきてても、この後に雪崩れそうだな、と思ってしまうとううう、うううううううん。と悩む。]


 …リンダ……、…
 あっ!?そうだ!!

 明日ロイエがさ!
 リンダをずっと部屋に閉じ込めておけばいいんじゃない!?
 ロイエならやってくれるでしょ?!
 


やっぱリンダは駄目なの?
駄目かな〜〜…

[ちらちら。ロイエを見てみるけど。うん。]

一蓮托生かあ。
そうなったらさ、もう大っぴらにベッキーを勧誘してよ。
ルパートさんなら出来るかもだぜ。
そしたら死なずに済むかも知れないし。



!!!かしこい!

[ハイタッチ仲間の冴えた提案に、おおってなった。
確かにそれが一番だ。やれるかも知れない。]


……ドアぶち破られないかなあ……


 いやあすまん、なんかどいつも顔に
 自信満々ですって書いてあったから、
 モンドやノアにリンダが人間っていっても
 いける気でいるのかと……!

 つい他所の子だと思うと
 自主性を重んじさせてしまう……よな?


 ……さあ。
 リンダはどうだろうな。

 必要だったら許してくれるんじゃあねえか?
 だって、必要なんだぜ?

 ロイエも今日まで、随分焦らしたじゃあねえか。


そっかあ。

うーーーん。
のびのびした環境だなあ……

[根拠のない自信でしたと顔に書いてある。
完全にあほの子の顔で笑顔を見せた。]


ま、ここまで来たし。
リンダさんをやめるならやめるで、イイと思うっス。

ほら、無事に行けば半分だし?
そしたらいけるかも知れないし??

どっちにしろリンダさん襲ったら、やっぱりロイエさん偽者で人狼だろって言われるような気しかしないし。

いーーー…んじゃないかなあ、もう。
占いも確定しちまうけどさ。それで良ければ、うん。



 でしょ!?
 ぶちやぶられたら、今の状況、
 絶対怯えて近寄らないと思うわよ。

[のんき!ばか!あほのこ!のうきん!こんきょのないじしん!いつでもむだにじしんにあふれています!
と、どんどん文字が増えていく。]

 でも、うーん、でも、
 うーん。

 必要だったら。
 許して、くれるかなあ。

 …殺しても、食べないから。
 食べないからって、言ったら。

[でも、まだ、やりたい事があるって。言ってて。]

 うう〜〜〜〜〜〜、友達殺すよりよっぽど罪悪感よ…!



 でも。うん。
 でもね、そうね。

 …ロイエに、嫌われても、
 ロイエとピスティオが、
 生きてくれるほうが、いいし。


 覚悟を、覚悟を… き、きめ、…
 



 いやならやらなきゃいいんじゃねえか?
 おれがやるよ。


[めちゃくちゃ悩んでるし、どっち選んでもしんどいやつだこれ。って顔をしている。]

 …ううん、でも。
 今の状況だと、やっぱりリンダが、
 判定をできるとは思わないのよね。

[もう二度と見えるなんて言わない()、と言う言葉が耳に残る。]

 …ルパートさんがやるっていっても、
 それを黙認したら同じことよ。

 だとしたら、責任おしつけるみたいでヤダ。

[ワガママを言った。]

 解った、今日はリンダにしましょう。
 私がやるわ。
 血の一滴だって、食べない。約束する。
 



 明日は、ロイエが偽物〜っていわれて、
 私が人狼〜って言われる日ね!

[そして運が悪ければルパートさんが連れていかれる。と言うのはまだ知らない事だけど。]


あ〜。リンダさんが判定できないってならさ。
好都合かもしれないぜ?

まあ、本当かどうか知らないけど。
それよりロイエさんの方が本物〜〜とか。



 結局、一番状況知ってるのはロイエなのよね。

[まあ仕方ない仕方ない、とチラっと時計を見た。
どこかから、眠い中ごめんよありがとむりせずに、という電波が届いた。]


俺っちも、話聞いてて止めない時点で同罪だしさ。
う〜〜〜〜〜ん…………

なんかリンダさんが居ても居なくても大差ない気がしてきたし。
無理、しなくてもいいよ。

スージーさ、失敗しないところ食べたいって言ってたろ?
ちゃんとごはん食べなよ。もたないんじゃないの?


 そうだなあ、一蓮托生だし。
 ベッキーを誘うかあ……
 
[楽しそうだが、どこまでも彼女は人間で、己は人狼だ。]



 あれはただ苛々してて誰か殺したいってだけよ。
 リンダだったら綺麗にあげるだけだし。

 ここのとこ毎日お腹いっぱい食べてるし、
 一日くらい食べなくってもへーきへーき。
 でも心配はありがとね。
 


[リンダを食っちまったらロイエに票があつまっちまうな〜するとどうせ明日ノアを殺せなくなるのか〜?とはいえ霊能者にハッキリしたこといわれちまったらな〜〜〜て感じのことを思うので、一回考えてみてほしいルパートであった。]


[一蓮托生であと二日だけは頑張る気持ちで走り切るならリンダじゃないほうがよく、もうすこしずぶずぶの地獄を味わうならリンダを殺してしまったほうがいいのである……!朝がくるまであと少し。夜はまだもうちょっとだけ続くんじゃ。]


宿屋 ルパートは、メモを貼った。

2018/08/02(Thu) 05時頃


[ただでさえ回らない頭が、時間的にもさっぱり回らないな!と自覚した。そうだ寝よう。とか遠い電波に思いつつ。]

ノアは無理な気がする……
あ、いや? 可能ならノア食べてみるとか?

[ありかな?]


[考えてはいた。考えてはいた。でもど〜〜〜にも頭が回っていない所はある。勢いで生きているいきものはここがだめだとおもった。

リンダを食べたらきっとロイエに票が集まるのも解ってる。
リンダを生かしたら私に票があつま…るなら、やっぱりリンダを食べるのはやめておこうかな。とそっと思って、思い直して。]

 あー〜…?むしろリンダを生かしておいた方が、
 有利なのでは…?

[このままロイエにべったりしてくれるのなら、
票だって預けてくれるかもしれないし。
リンダに過剰な期待をしすぎている気もするけど。]



 どうせノアが人間ってなる予定なら
 ノアでもいいっちゃあ、いいのか。
 リンダも生きるんだもんな。

 それでいくかい?


【人】 宿屋 ルパート

[捨てられた犬のような表情で、ノアは落胆したように「そうかい」と言った。(>>270)]

 いいや。霊能者がどうとかは……
 おまえに聞いても、
 よくわからなさそうなところだ。

 今、おれにはお前を信じられない。
 それ以上はねえよ。

 ………、……。

[もうオオカミ少年のいうことが信じられないのと同じだ。]

 ……晩にでも何か飲むかい?
 人狼の話は抜きにして。

[生憎と小憎たらしい客の相手は慣れている。それに――投票するかもしれない。投票の行方は不明だが、場合によっては殺すかもしれない知人とだ。少しは声を交わし、ギリギリまで何かを聞いておきたい。ワンダも、モンドもそう。それがこの空間に許された、ほんの少しの誠実に思えた。
けれど時間は有限だ。彼が別の場所での時間を望んで断られるなら、その通りに。]

(358) 2018/08/02(Thu) 05時頃

ノアを食べたらさ、ノア人間だから。
で、俺っちは正体不明だから。
でも結構な確率で人間だからな〜〜、多分。

ノアが協力者かも知れないし、本物かも。
あとついでに、あんまり守られている気がしない…気がする??

そしたらロイエさん本物でも一応…
どうにかなったりしないかな。

[あほのこのあたまはまわっていない!]


[どちらが良いかの判断がついてないけど、どちらの方が皆楽しいんだろうか。と言う思考でぐらぐらしている。リンダが精神的にもう駄目ならここで殺してあげた方が綺麗だとも思うし、三日護った次の日にリンダを殺されるモンドという図は見たいようなやりすぎてるような、なんて思考もあるが隅っこに押しやった。]

 ノアさんか〜。

 ノアさん食べちゃったら、
 あと一人、誰に投票集めるのがいいんだろ?
 ってくらいね。
  



 あ、結局誰でもいいなら、
 パティとかでもいいのか。

 むこうの票がばらけてくれれば確定だし。
 


[珍しく、一度だけ沈黙して。]

 オッケー。
 じゃあノアさんでいきましょう。

[もう駄目な時は全部駄目だし、と思いながら。]


宿屋 ルパートは、メモを貼った。

2018/08/02(Thu) 05時頃


【人】 宿屋 ルパート

― さっきのパティとの会話 ―


 そうかよ?
 
 おれにはパティが「疑い終わったあとに」
 やさしさを疑って聞こえたのさ。

 「前」じゃねえ。「後」だ。

 死んじまった人間が、
 人間か狼かわかって尚……ってところに
 おれの不満はあるワケだ。

[これで彼女に意味が伝わるかはわからない。これでわからないなら、話は終わりだ。]

(359) 2018/08/02(Thu) 05時頃

【人】 宿屋 ルパート

 
 当然、死んだヤツが人狼だったほうが
 都合がいいのはわかるよ。
 
 無駄死にさせちまったってのが
 一番キツいからな。

[そしてその無駄死にに対する落胆が――まるでイヴォンを想ってではなく、ただ自分かわいさに落胆してみえただけの話。**]

(360) 2018/08/02(Thu) 05時頃

 まあ、パティについちゃあ、
 守られてるかもしんねえんだけどな。
 さっきも言ったが。

 ノアもそうだけど、やることやりきっちまってるし。


[どっちがみんな楽しいんだろうかって気持ちにそうだねって思いながら、割とその図は見たいような酷いような気もしないではないが。ちょっと見てみたいけど。]

ああ、パティか。
…うん。楽になれるかも。
して、あげたい気もするよ。

[なんて、少しはみ出したけど。]


じゃあ、それで。いいんじゃないかな。

[結局頭は回らんのだった!朝だ。**]



 ああ、ごめん。
 パティは明日上手く行った後の、
 投票の話よ。

[裏でするーっと纏めても大丈夫な気がして。いやベッキー引き込むならもっともらしい相手の方が良いのか。ううむ。]

 うんうん。 ノアさんで良いと思う。
 私も守られてるならパティだと思うわ。


【人】 宿屋 ルパート

[モンドは一度諦めたようにソファに身を沈めていたが、ラルフからなにがしかのメモを受け取って、また少し生気を取り戻したようだった。
深い虚無感とソファで過ごすよりはよほど健康的に見えた。なにせ今朝は酷い顔をしていたから――少しは、良かったと思おうとしたが。

彼の視点ではピスティオやイヴォンが嘘をついたことは確かだ。イヴォンの可能性を完全に捨ててノアを妄信し行動するのなら、それも――仕方のないこと。
しかしルパートとしては、ピスティオ・イヴォンの間で占い師については半信半疑。
ああして人を殺すための煽動も、概要と仕組み、方針でしかピスティオの心の動きが分からないことも。なんだか――どうにも、人間として不安になってきてしまっている。昨日の晩と今朝で、まるで人が変わってしまったかのようではないか?
その機会が来たとばかり――そう想像してしまったら。

……投票用紙に書く名前は、未だ一つには決めかねている。

ついに宿屋の中は分断し、いよいよ不気味な光景だ。
イヴォンの可能性をまだ信じるルパートにとっては――ああ、足並みも揃わないのでは、いよいよ暗中模索だなと額に手をやった。]

(361) 2018/08/02(Thu) 05時半頃


[頭が纏まってないな〜〜は自分でも感じながら、今はノアモンド、8時までにもう一度来ます、の気持ちで…*]
 



 二人ともおそくまですまねえなあ。

[というルパートも欠伸をして]

 こうも毎日食ったりしなきゃならねえのは忙しすぎるや。


【人】 宿屋 ルパート

[それからスージーがすすすすすっと近寄ってきて……(>>316)]

 なんだい緊張感のない……
 おまえこそ人殺しなら早々に名乗り出て
 罪を償うなりなんなり…… 

 おれも心当たりや前科がありゃあ、
 ハイって名乗って意味があったんだろうがね。

[軽口を叩いた。ノアが偽物である可能性が高まった今、人狼を名乗ったところでそれはベッキーを危険に追い込むことにしかならなさそうだ。なんだか緊張感のない質問のされ方に、肩をすくめた。]

(362) 2018/08/02(Thu) 05時半頃

【人】 宿屋 ルパート

 おれはね。
 この……なんだろうな。
 疑うとか嘘つくとか内緒バナシだとか。
 
 そういうのがホンッ……





 ………トに、全然好きじゃねえから。

 内心勝手にやってろと
 思っちまうところがあってだな……
 もういま、聞くだけでウンザリしてるのは
 勘弁してくれよ。

[スージーの話を聞いていかにもイヤな顔をしている。(>>316>>317>>343>>344)]

(363) 2018/08/02(Thu) 05時半頃

【人】 宿屋 ルパート

[スージーのお喋りな話口に、あぁとかうんとかぶっきらぼうに相槌を打つことになったのは、じつに面倒だと感じているからである。
そんなこと言ってる場合ではなかったとして。これも性分であるのかもしれない。妻ドロシーの趣味で唯一ついていけなかったものである。
焦燥よりは不気味さが来ていて、なんとなく――このまま死ぬのだろうか。という漠然とした不安がある。
緩慢な命の危機。]


 ……ワンダがよ。


 ……死んだら、娘と息子、どうするんだろうなって。
 処刑の前日、言ってたんだよ。

(364) 2018/08/02(Thu) 05時半頃

【人】 宿屋 ルパート

 
 どうするんだろうな?

[ふっと皮肉そうにわらって、肩をすくめた。]

(365) 2018/08/02(Thu) 06時頃

【人】 宿屋 ルパート

― 夜 ―

[少し先の話をする。ピスティオやスージーとの会話を持ったのが、夜のこと。
投票先の話には、そのころ既にモンドの名で納得をしていた。夜までの彼らの様子に由来しているのかもしれない。

だから、ピスティオからのお願いには頷くことにした。]

(366) 2018/08/02(Thu) 06時頃

【人】 宿屋 ルパート

― キッチン:ベッキーとの会話(>>329) ―

[それはスージーにスープを温め直してやった後。
ルパートはまだキッチンで片づけや掃除などを行っていたか。飛び込んできたベッキーに驚いて顔を上げた。
息をきらしてきている。何かあったのかと思って血相を変えて近づくが、]

 ……え? なに?

[話始めの唐突さに最初はついていけずに戸惑っていたが、次第に話していることが、恐らくはモンドたちのメモだのなんだのの話だろうと合点がいく。]

 あぁ……それか。
 いや狙われてどう気を付けたらいいんだかも、
 わからねえけど。

[あんな強面のワケアリ集団の中の腕自慢と喧嘩して勝てと言われても土台無理である。気を付けようがない気がするので、曖昧に頷くことにした。狙われるという事への想像力が大概貧困であった。]

 はあ。でも娘が泣かされたとあっちゃあ。
 おれも気分がよくねえな。

[ベッキーの瞳いっぱいの涙はいまにも零れてしまいそうなほどだ。]

(369) 2018/08/02(Thu) 06時半頃

【人】 宿屋 ルパート

 ……ベッキー。
 まあ、そういう事なら、ちょっと話そう。

[そういってグラスを二つ用意して、ワインを注いでやる。]

 ……べつに今更珍しくもねえが、
 おまえがまだこーんなちいさい時は、
 こうやって一緒に酒を飲むのが夢だったんだぜ。

[ひとつ、とっくに叶った夢だ。]

(370) 2018/08/02(Thu) 06時半頃

【人】 宿屋 ルパート

 さて……
 なにから話すか……。

 モンドのコトはわかった。
 ……他人の一票だが。
 それぞれに自分なりに考えてるだろうさ。

 昨日も、一昨日も、おれたちは誰かを選んだ。
 で、明日もそうなるんだろうな。
 嫌でも。

[あらゆる疑い合いにおろおろするばかりで、困り続けているだろう娘に、投票と処刑の責任を強く負わせたい気は少なくともルパートにはない。] 

(371) 2018/08/02(Thu) 06時半頃

【人】 宿屋 ルパート

 だからもう。おれとはその話はいい。

 おまえに今必要なのは多分
 ちょっとゆっくりできる時間と
 安心できる話し相手。多分な。

[ワインを飲んで、瓶を確かめまたテーブルに置く。]
 
 追い詰められてても
 何が出来るわけでもねえから。

 おれも……まあ、色々心配だが
 おまえがあんまり不安そうで
 逆に落ち着いちまっただけだ。ははは。

(372) 2018/08/02(Thu) 07時頃

【人】 宿屋 ルパート

 …… びっくりすると思うが。
 いやさせすぎるかな。……。

 …………まあいい、あのな。

(373) 2018/08/02(Thu) 07時頃

【人】 宿屋 ルパート


 ……さて。
 この話もおわりにしとくか。

 なんかもうちょっと、
 いくらか楽しい話にしような。

 うーーーん、なにがいいかねえ。

[ここ最近のことすべてが今相応しくない気がする。宿屋に閉じこもる前でさえ。
話せそうなのはドロシーの愉快な思い出話あたりか。明るい女だったから、それなら話題に出せそうだ。笑い話にはイヴォンやヨアヒムが関わっていることも少なくないから、しんみりさせないよう名前を外さなくては。それとも、こんな話のあとだから、少しは真面目そうにしたほうがいいのかな。それとも、それとも……**]

(376) 2018/08/02(Thu) 07時半頃

[寝て起きたら物凄いことになっていて、すまない、本当にすまないと恐縮するモノローグであった**]


宿屋 ルパートは、メモを貼った。

2018/08/02(Thu) 08時頃


[いいさいいさと頷きながら。モノローグさんもおつかれさまです、を置きながら、もう見守るしかない今だった…*]


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