212 冷たい校舎村(突)
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[ ―― 何時からだろう。 えとさんが おかしい、って思ったのは。 ]
(10) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
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[ 多分、そう。 中学二年あたり? 俺が十四、えとさんが二十三。 要は、まだこども だったんだよ。 こどもらしく過ごして、こどもらしく生きて、 こどもらしい 恋愛、を した。 …過去形。 そりゃあ、中学生の恋愛なんて、 そう長く続かないよなって …そういう話じゃあ なくて。 ]
(12) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
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[ 放課後 通った通学路。 たまたま見かけた道で 俺の"彼女"と、えとさんが並んで話していて、 そこまでなら まだ 良いと思うだろ?
俺の"彼女"の表情はちっとも笑って無くて、 えとさんの表情は それは もう、
―― 笑顔 そのもの で。 ]
(13) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
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[ …あのときの俺の恐怖ったらなかったね。 ]
(14) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
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[ 何が 言いたいかって、 翌日 それはもう怯えながら 別れを告げてきたあの子とはさよならして、 それ以来 "彼女" は居ないって話と、 …そうそう 学生生活、貴重な夏休みと冬休みは、 それ以来滅多に家から出させて貰えなかった。 …って話に繋がるんだけど、さ。 ]
(15) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
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[ えとさん曰く、危ないから。 ついでに言うなら 怖いから。 なにより もう××がいなくなるのは嫌だからだって。 目の届くところにいて欲しいからって、 よく分からないまま携帯も没収されて、 えとさんの料理だけ食って、 えとさんとしか 話もしなくて。 俺の家はカレンダーもテレビも無かったから、 俺の日付感覚は"休みの始まり"だけ。 そこから一日ずつ 日記に足していくだけ。 家の中で ずうっと。
…窓から出るなんて発想が無かったんだよな。 なにせえとさんって 俺のかみさま、だったから。
振り返ると刷り込みって恐ろしいね。 ]
(16) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
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[ これって 今思えば、 なんて言うの、…軟禁?監禁? どっちだって良いけどさ でもさあ、… ]
(17) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
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[ 何で実の姉貴に閉じ込められなきゃいけないんだ?* ]
(19) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
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― 脱衣所 ―
[ だいぶ さっぱりした…気が、する。 汗をこれでもかとながした後、 脱衣所にあったらしいタオルを拝借して、 適当に身体の水分を拭き取った。
こういうところはスマートじゃあないかもね。 というのは、さておき。 着替えながらも ぼんやりした頭で、 ―― あ、記録付けてない とか そんな 嫌な日課を考えて、 ロッカーに投げ入れたままのスマホを取り出して、 そこで、>>#0 ]
(21) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
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[ ―― 風の吹く、音?* ]
(22) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
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[ ふ、と。 スピーカーに向けて顔を上げた。 チャイムが鳴ったから、 …誰かが帰ったのか とか そんな予想も 立ってしまって。 だとするならば、 古辺通はまた残ってしまったことになる。 …折角一人でいたのになあ。 シャワールーム とか、 何時かの光景をなぞるには ぴったりの場所、なのに。 ]
(33) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
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[ あからさまにがっかりしていた、 …と 思う。 だって此処に、この場所に、 俺を閉じ込めている この世界に、 俺が居る意味を見出す必要なんて あるのか? ]
(34) 2017/03/16(Thu) 01時頃
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……屋上? [ 笑い声、泣き声、囁き声の、その次。
聞こえてくるのは 風の吹く、音。 自然と連想するのは、 此処に来てしまったばかりの時に受けた あの 高所。 冷たい 風>>1:172。
ぽつり。 出てきた場所 に、誰か行ったか? ]
(35) 2017/03/16(Thu) 01時頃
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………
[ 湿り気の残る前髪の 奥は。 ルート計算するように彼方此方に彷徨って やがて 止まる。
上履きの行き先は 教室でも家庭科室でも無くて、 もっともっと高い場所。
屋上へ 向かおうと。 ]
(36) 2017/03/16(Thu) 01時頃
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[ あ。 ] [ ―― ごめん、俺 ふらふらするわ** ]
(37) 2017/03/16(Thu) 01時頃
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「 屋上、行ってみたいんだよな 」
(76) 2017/03/16(Thu) 21時半頃
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― 回想:春先のある日 ―
[ 確か、高校二年生。
引っ越ししたばかりで、 転入したばかりで、 …俺の狭い世界から えとさんがいなくなったばかりで、 飛び込んでくるものが 全部 真新しく見えすぎた 頃だった。
そう 真新しいもの。 目の前にいる橘も そのひとつ。 ]
(77) 2017/03/16(Thu) 21時半頃
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[ 昼時だった。 職員室でばったり出会ったクラスメートと 流れで翌日の昼飯を共にする、という 憧れていた"ふつう"の光景。 俺の手には 引っ越し先の家主である 伯父伯母夫婦からの小遣いで買った弁当があって、 それをつまんで 窓の外を眺めて、 ぽつりと言った>>76…、そんな 記憶。
なんで橘相手かって、 なんか 乗ってくれそうじゃん。 ]
(78) 2017/03/16(Thu) 21時半頃
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[ 前通っていた高校だと 鍵がかかっていて、屋上はいけなかったし。 この高校でも同じである可能性は、あって。
それなら、 橘なら何か抜け道知ってそうなんじゃ無い? とか そういう予想も 無くは無かった。 …俺は橘をどう見てたんだろうな。 思い返すと なんだか面白かったけれど。 少なくとも、 こういうことをすっと言える程度には、 呼吸がしやすい相手だったんだと、思う。 ]
(79) 2017/03/16(Thu) 21時半頃
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[ なんで? って聞かれたら、 "引っ越してきたばかりで街の景色が分からない" とか、言っていた筈。 だってこれ、昨晩から考えていた理由。 嘘じゃあないけれど、さ。 ずうっと出たかった外の世界の、 その景色が見てみたい とか…言えないだろ。 恥ずかしさ とか、 …言っちゃあいけない、事情とか あるし。 ]
(80) 2017/03/16(Thu) 21時半頃
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[ 頼みの甲斐があったのか、 そもそも普通に解放されていたのか、 今となっては 置いておくことで。
あの記憶に残っていたのは よく晴れた空と、 遠く 小さく見える建物と、 髪を撫でる柔らかい春先の風と。
隣、並んでいた橘に話しかけられるまで 俺は そう 今振り返ればやっぱり珍しく、 こどものようにずうっと 前髪の下から 憧憬 という表現がぴったりくる程に、 外を見続けていた ってこと。 ]
(81) 2017/03/16(Thu) 21時半頃
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[ ……俺にとっての 確かな記憶だけど。 あいつ、このこと、まだ覚えてるんだろうか* ]
(82) 2017/03/16(Thu) 21時半頃
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― → 屋上 ー
[ ふらふら うろうろ。 自分で言ったことを 守らないタイプの生徒 って 結構たちが悪いと思う。
何時かの光景と違って、 耳に飛び込んでくる音は 冷たい。 屋上への道、階段を上っているけれど、 気を抜いたら落ちてしまいそうな。 そんな 感覚で、いた。 ]
(83) 2017/03/16(Thu) 22時頃
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[ ―― 誰かいたらいいな って、 そんな 淡い期待。
吹きすさぶ風の音は、 淡い期待毎何処かへ飛ばしてしまいそうだけど、 何かしら あるかも、って …思いたい じゃあ ないか。 此処ってホストの精神世界なんだろ? 笑い声も、泣き声も、囁き声も、 この風の音も、何かあるって言うなら 手がかりぐらい、思ったって、… ]
(84) 2017/03/16(Thu) 22時頃
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[ ……見つけたところで、 いつか たったひとりのかみさまに 死ねと祈り続けた俺が、 何が出来るか分かったもんじゃあ ない、けど、 ]
(85) 2017/03/16(Thu) 22時頃
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[ 上履きの音は、風鳴りの中小さく響いて。 踊り場の その更に上、 屋上の扉があっけなく開いたら、 閉めるのも忘れて 開けっ放しで、
その向こうに、歩んで、―― ]
(86) 2017/03/16(Thu) 22時頃
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[ よく似た、風の音。 ]
(87) 2017/03/16(Thu) 22時頃
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[ ―― 気のせい だろうか。 冷たいそれが、飛び込んできた。 教室で窓を開けたときとはまるで違って、 全身に来るものだから、 ちょっと、…いや結構 寒い。 視界の端、風に煽られる前髪を捉えつつ はっきりしているんだかそうでないんだか、 よく分からない視界で 屋上の端 まで、行って。 ]
(88) 2017/03/16(Thu) 22時頃
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[ …飛び降りたら、死ねそうだな と。 そう思ったのは 本能 って やつで ]
(89) 2017/03/16(Thu) 22時頃
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[ ―― 一瞬だけ、意識が逸れかけた。 目的の 誰かか 何か を探せども やっぱり 誰も居ないし、何も無い。 ……景色だって、真っ白で。 ]
…… 何も無いか…、
[ なんだ、寒い思いをしただけかもしれない。 大人しく、…行きづらいけれど、 家庭科室に戻った方が色々平和だった、かも。 まあ怒られても仕方ないか って、 のろのろ、また とって返そうと 上履きは校舎の中へ。
…マネキン、また あるのかな と そんなことを 思いながら* ]
(90) 2017/03/16(Thu) 22時頃
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[ 例えばさ。 お前の目の前に居る 前髪の鬱陶しい男が、 実は親を事故で亡くして、 九つ上の姉と二人暮らししていて、 そこから更に一線越えたあげく、 姉もつい最近自殺しました。
……とか 言ったら、どうよ。 ]
(119) 2017/03/17(Fri) 00時頃
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[ ああ、やだなあ ひみつでじょーだんだって。 ]
(120) 2017/03/17(Fri) 00時頃
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[ ざわめき。ひそひそ。囁き声。 俺は笑顔を崩さないまま、いつかの光景の中にいた。 クラスメートに聞いたあの質問だけどさ、 たとえば、 それを聞いてどうするんだろうな? 無価値な数字に当てはめたとして、 それで どうしたっていうんだろう? ]
(121) 2017/03/17(Fri) 00時頃
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[ …何人に一人だったんだろう。 確かに興味本位だよ。 でも別に、面白がって聞いていた訳じゃあなくて、 もし こんな俺みたいな奴がいたらさ、 …どこかに ひとりでもいたらさ?
希望的観測だよ 先生。 ]
(122) 2017/03/17(Fri) 00時頃
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[ 俺が "異常じゃない" って、 少しでも思いたいと そう願うことに 罪なんてないですよね?* ]
(123) 2017/03/17(Fri) 00時頃
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― →3F廊下 ―
[ 静かに、静かに。 大和と来たときが、すっかり昔のようだ。 験担ぎ、"落ちないように"階段を降りて、 ふと 教室のひとつを覗き込めば ―― 数多の 瞳。
前髪の向こうから 俺を刺してくる。 ]
(124) 2017/03/17(Fri) 00時頃
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[ 絵都さんが。 姉さんが 死んだ理由は 知らない。 ただ俺に分かっていたのは、 絵都さんがだんだん痩せていったこと、 俺に抱いて欲しいと願ってきたこと、 時折 長い前髪の奥、暗い瞳を宿して、 ぼうと俺を見つめていたこと。
甘い声色から掠れた声色に変わっていって、 俺にかけてくる言葉が 呪いのようだったこと。 ]
(125) 2017/03/17(Fri) 00時頃
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[ 断ればよかったのに。 俺は 段々窮屈に感じてきた環境から 確かに絵都さんに ―― 死んで、欲しいと思っていたのに どうしてそれが出来なかったんだろう。 それも よく分からなくて、 なし崩し的に 結局 …、さあ
あれって 合ってたのかな それとも、…間違っていたのか、な。 もう絵都さん 死んじゃったし、分からないままだ。 ]
(126) 2017/03/17(Fri) 00時頃
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[ 絵都さんの 死にかけの眼差し。 あれに力なんて無いはずなのに、 俺を刺す様な あの瞳は、 何時までもそこにいそうな それ は、
…黒板の瞳に ようく 似ていた* ]
(127) 2017/03/17(Fri) 00時半頃
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[ 遅れたお返事。
拝啓 ホストさんへ。 人という定義に当てはまるものは分かりませんが、 俺を俺たらしめるものがあれば、 それはきっと、古辺絵都の呪いです** ]
(128) 2017/03/17(Fri) 00時半頃
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[ 笑えないんだよなあ。 ]
(147) 2017/03/17(Fri) 12時半頃
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[ たとえば、 今 目の前にいるクラスメートが
20人にひとり だったとして、
それを知ってしまったとして、そうしたら俺は、 ]
(148) 2017/03/17(Fri) 12時半頃
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[ ………流石に、一瞬黙って、言葉もでなくて、 スマートなんてどこぞに行ったような そんな反応、するんじゃないの。
ふうん、で 片付けられるような そんな話題でも無いだろ。
ここまで全て俺の想像。 ……だから、実際は分からない。どうなるか。 ]
(149) 2017/03/17(Fri) 12時半頃
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[ だからどうしたの、とか それでもお前、クラスメートじゃないの、とか
"お前はお前じゃん えーごが得意で、教師よりちょっと厳しくて、 だけど分かりやすくて 勉強会だって楽しそうで、 …そういうところに 変わりはないだろ" とか そういうことを言えたら良いのかも知れないけど、 言葉を探しそうな俺に、 そう言う資格 あると思うか? ]
(150) 2017/03/17(Fri) 12時半頃
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[ ……誰にだって秘密の上に成り立っているって、 それだけの話なのに。 ]
(151) 2017/03/17(Fri) 12時半頃
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[ 結局 普通から逸れすぎていた俺も、 普通に縛られていたんだと、思う。
普通だと思っている世界のなかで、普通じゃない奴を探して、 …そもそも 普通って、なんだろうな。 誰かにとっての普通が俺にとっての普通じゃなくて、 俺にとっての普通が誰かにとっての普通じゃなくて、 ……世の中やっぱりそういうもので、だから ]
(152) 2017/03/17(Fri) 12時半頃
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[ …だから 似たような誰かを探しても、 どうしようもないことは、本当は分かってるんだよ。 俺の気持ちも体験も、 どっかの数字に押し込めたとこで どーしようもないんだって。 結局やっちまったことは変わらなくて、 それは俺だけが背負うものなんだって。
…だけどそれでも、 探しちゃうんだよ、たったひとりでも 誰でも。 少しでも一般定義に収まりたい自分が いるみたいで。
多分、誰かさんの想像する感覚と、似てるんじゃない?
……なあ 俺 笑えるだろ? ]
(153) 2017/03/17(Fri) 12時半頃
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[ …違うところがあるなら 俺が死にたいか ってところ? 俺はどっちかっていうと、 死ぬタイミングを逃したんだよ ね。 あの時、親と一緒に世界からさよならしてれば、 こんなどうしようもない今までにならなくて こんなどうしようもない野郎にならなかったのかなあ
…って …それだけ** ]
(154) 2017/03/17(Fri) 12時半頃
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[ 教室のひとつ、 瞳が 何時かのあのひとが みている…から、 チョークで上塗りしようとしたけど、 "普通" に考えて 駄目なんじゃない?意味無いんじゃない? って
過ってしまえば、手を 下ろした** ]
(155) 2017/03/17(Fri) 13時頃
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― 3-3教室 ―
[ "私達は、帰る方法を探します。 居なくなっても、心配しないでください。"
ふらり、ふら。 きっともう、夜も更けている頃だ。 家…とは、違うけれど きっと誰より最初に戻るべき場所に戻ってきて、 先ず見たのは それ>>212。
大和先生の文字。 保田のやつを参考にしたプリント、 …懐かしいよな とか、 日常を思い起こさせる書き置きに、 ]
(219) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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"了解" [ さら と、 筆圧の弱い文字で 傍にお返事。 届くかどうかは、分からない けど、
…ちゃんと見ましたよ って、 そういう印 大事だろう。 欠伸をひとつ。 ちらと振り返るのは、 異世界限定 自分の寝床* ]
(220) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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