207 愛しの貴方を逃がさない。
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[むかし。母は不治の病だと宣告された。
手足が痺れ、満足に言葉が喋れなくなった。]
[けれど。奇跡が起こった。
あの方が母を選び、あの方が御手を伸ばし、あの方が触れて、あの方が祈って下さったから。
母は病におかされる前の母に、戻った。]
[ありがとうございます。
ありがとうございます。
…――あぁ。かみさま。]
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―翌・早朝―
[徹夜して出来た黒猫のフェルト。なかなかいい出来映えだ。 徹夜したし、今日は自主休講にしてやろう。 夜中コンビニで買ってきたエナジードリンクをゴクリと飲んで、清々しい気分のまま散歩に出かけた。]
ああぁぁ……、外さみい。
[まだ日も昇りきってない時間帯。 ポケットに手を突っ込みながら、鼻歌なんか歌いつつ、歩き出した。]
(6) 2017/01/17(Tue) 01時頃
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[散歩も終われば、流石に徹夜の疲れが出たか、眠気がどっとやってきた。 うん、ビバ自主休講。寝るぞ。]
おやすみ……。
[着替えもせずにベッドに入れば、途端に睡魔がやってくる。 睡魔よ、俺を誘ってくれ……。**]
(9) 2017/01/17(Tue) 01時半頃
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[カツ、カツ、と足音を鳴らしながら、
歩きたばこすらをも忘れるように軽かった足取りは、
徐々に早歩きになり目的地へと辿り着けば、
―――――そこは。**]
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[太陽の光を浴びて目が覚めた。徹夜明けは眠っても眠っても疲れが取れない。 ま、熱中しちゃったから、仕方ないんだけどね?]
何すっかなぁ……。
[ベッドから降りて、伸びをしたら身体がボキボキ言って、なんかおっさんくせぇって一人で思った。 そういえば、昨日のパルックサンド、マジで美味かったな。 サークルに差し入れで持ってくか。]
(17) 2017/01/17(Tue) 19時半頃
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―回想・昨日のコンビニ―
気持ち長めスか? 分かりました。
[いい情報を聞いた。チルド惣菜はよく利用するけど、袋に書いてある通りにレンチンしてる。 気持ち長めで美味しく食えるのか。
お目が高い、なんて言われたことにはちょっと照れちゃって頭をボリボリと搔く。]
いやー、こういうの結構買っちゃうんスよ。 友達にも教えときます。
[レーズンが挟んであるクッキーなんてマズい訳がないんだよなあ。 期待は高い。
見送ってくれた店長さんに頭を下げて、俺はコンビニの外に出た。]
(18) 2017/01/17(Tue) 19時半頃
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―現在―
つってもサボりだからなぁ。 ……ま、いいや。とりあえずパルックサンドだけ買ってこよ。
[身支度をして、外へと繰り出す。 ああ、なんと清々しい朝。通勤時間帯はとっくに過ぎてるから、街は静かなもんだ。 うーん、寝不足じゃなきゃこの天気も最高に清々しいんだけどな。]
あぁ、そうだ。また手芸の材料でも買ってくるか。
[今日のタスクリストに、パルックサンドと、手芸の材料、追加。 ま、時間はたっぷりある。焦らず行こう。もうちょっとで店も空くだろうし。]
(20) 2017/01/17(Tue) 19時半頃
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[ちょっと寄り道をして、時計を見ればまだ手芸屋の開店前だろうか。 やっぱりコンビニで買ってくるのが先かな。って思ってコンビニに向かう。 パルックサンドを箱買いするのじゃ。]
お、よしよしあるな。 これは差し入れ分で……こっちは俺の分。
[何か楽しくなってきたぞ。紙パックのレモンティーを買って、 後は青い箱のクラッカー。ちょっと前に定番のクラッカーが製造元変わって味が変わっちまったからなぁ。 俺は青い方が好きだ。]
うん。これで良し。
[会計を済ませて(店長さんが居たらパルックサンドの感想、美味かった!と伝えて)。 次は手芸屋に行くぞ。*]
(21) 2017/01/17(Tue) 20時頃
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[片手にパルックサンド(たくさん)、次はもう片方に材料が沢山? フェルト手芸も中々面白かったし、俺の好みの可愛いも作れそうだ。 気に入った色を沢山買おうか、どうしようか、と悩んでいれば、 後ろからいきなり背中をぽんと叩かれた>>28。]
うおっ。
[振り返れば、知り合いの女の子がそこに。バーで働いてる子だ。 確か須藤さんの後輩だったよな。 響きの良さから、飴ちゃんって俺は呼んでる。]
ああ、なんだ。飴ちゃんかー。 うん、手芸屋行くよ。須藤さんが作ってたフェルト見て、ちょっとフェルト熱が高まってさ。
[じゃー一緒に行くかーと、さり気なく車道側に寄って歩き出した。 爺ちゃんが良く婆ちゃんにやってたから、自然と真似したんだっけ。 飴ちゃんがぼろぼろになったクマちゃんを見せてくれて、あぁぁ、と声が漏れた。]
ずいぶん大怪我しちゃったんだな。 そういや、ぬいぐるみの病院って聞いた事あるから、今度連れてってあげるといいかもしれないな。
(32) 2017/01/17(Tue) 21時頃
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[怪我をしっかり治したらそのクマちゃんも喜ぶっしょ、なんて言ってればすぐ手芸屋に着くだろう。]
うっし! 何色にするかな〜。
[ちょっと声も弾む俺。ああ、編み物用の毛糸も買い足しとこう。 後は、シルクの赤い布。これで何か作ってみるか。]
飴ちゃーん、フェルトさー、色んな色欲しいんだけどもし良かったら選ぶの手伝ってくれないかー?
[と、多分クマちゃんの応急処置に使う材料を探してる飴ちゃんに声を掛けてみた。]
(33) 2017/01/17(Tue) 21時頃
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おー、暖色系! いいねいいね。 確かに可愛いな、これは買いだ。
[黄緑とピンクで何を作ろうか。……マリモのゆるキャラ? それは緑の方が良さそうだし、まぁ家帰ったら考えてみようか。 カゴに黄緑とピンクの生地、ついでに緑も突っ込んでおいて。
ぴたり、と手が止まった。
何を作る。聞かれたくなかった。けど、誤魔化す。]
いやぁ、何作るかは特に決めてないんだよ。つい昨日始めたばっかりでさ、とりあえず種類揃えて、本見て作れそうなの作るって感じで。
[上手く、ごまかせただろうか?]
(40) 2017/01/17(Tue) 22時頃
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[果たして、上手く誤魔化すことに成功したようだ。 羊を作ったらどうだろう>>49、と言う飴ちゃんの言葉に、俺は内心胸をなで下ろす。 助かった。怪しまれないで済んだ。]
羊か、いいね! うん。次は羊のキーホルダーでも作るかな。 そうだな、こう言うマスコット系の物はもらったら嬉しいよなー。
[たはは、と同調しておいて、多分羊は最後に作るだろう。 もしあの店員さんが飴ちゃんと知り合いだったら、と思うと、リスクは冒せない。 安全に、それでいて外堀を埋めていければ。]
よし。これでいいか――あれ? 黄色のっていつ入れたっけ?
[飴ちゃんがついでにって入れたのには気が付かなかった。 まぁいいやって全部買っちゃおう。あって困るものではない。どうせすぐ使うさ。]
それじゃ、次は本屋にでも行くかな。じゃあまたね、飴ちゃん。
[選んでくれて助かったよーっと言って、俺は手芸屋を離れた。]
(53) 2017/01/17(Tue) 22時半頃
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―本屋―
[今日はいるかな、とちらりとレジを伺えば、いた。折原さん。 いつも通り幸薄そうな感じで、人形みたいで。
あの人の姿を確認して満足した所で、次は少し会話が出来るようになればいいかな。 編み物の雑誌を一冊と、料理雑誌を一冊。]
こんちゃッス。お仕事お疲れ様です。
[軽く世間話を混ぜながら、会計してもらおうと雑誌を差し出した。 色んな感情がごちゃ混ぜで心臓がばくばく言ってる。]
(65) 2017/01/18(Wed) 00時頃
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[雑誌二冊でも、今日買い物しすぎたし結構出費だな。 財布を取り出せば、一番喜ばれる偉人さんがこちらを見ていた。]
あ、大きいお金でも大丈夫スか?
[一応そう聞いておいて。まぁ大丈夫じゃないって所は基本無いでしょう。 それから、ちょいとかがんで、名札を確認するそぶりを見せて。]
あー……折原、さん? って読むのかな。 顔色ちょっと悪そうッスけど、大丈夫スか?
[もちろん、顔色が悪く見えるかどうかは嘘だ。 これでホントに体調が悪そうだったら心配するし、違ったら光の加減スねって笑って流すし。 とにかく、会話の口実にしたかったのだ。]
(67) 2017/01/18(Wed) 00時半頃
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[この人を可愛くしたいから、まず、俺を覚えて貰わないと。]
気持ち長めに、待つぐらいがちょうど良いんですって。
焦らず、じっくり――…完成を楽しみに待つ時間は、良いものですよね。
[店長の手には常に手袋が嵌められていた。
性別を隠すように。
年齢を隠すように。]
[そして今は傷を隠すように………]
かみさま。かみさま。
あなたを想うとき、痛みがスーっと引いていくんです。
かみさま。かみさま。
…――わたしの、わたしだけの、かみさま。
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大丈夫ならいいんスけど……寒いから気を付けてくださいね。
[これは、本心だ。この人に身体を壊してほしくない。 笑顔がちょっと無理しているように見えるから、多分本当に体調が悪いんだろう。]
倒れられたら、悲しいですし。 評判聞いた事ありますよ、カバーかけるのが凄い綺麗って。 あー、その、そういうわけで。 ホント、気つけてください。
[とりあえず、本を受け取って、頭を軽く下げ、本屋を出た。 一連の流れで、俺の事を覚えてもらえただろうか。]
(72) 2017/01/18(Wed) 01時半頃
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あーーー、緊張した……。
[こうやってまともに喋ったのはマジに初めてかもしれない。 何かを忘れているような気もするけど、今はちゃんと話せた事が嬉しかった。]
あとは……。
[手芸屋で買った布をちらりと見て、決意を固める。 ハンドメイドだ。きっと喜んでくれるだろうな。]
さーて。やりますか!
[もう買う物はないな、と一度頷いて、俺は早足で家に帰ることにした。**]
(73) 2017/01/18(Wed) 01時半頃
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[よし。思った通りだ。あの人が追いかけてくれた。
笑みを隠して、今気がついたように振る舞おう。]
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[後ろから俺を呼ぶ声が聞こえて、もしかして、と尻ポケットを弄れば。 やっぱり。財布がない……!]
ああ! 俺の財布! すんません、わざわざ追いかけてくれたんスね。 あざす。マジ助かりました。
[ペコペコと頭を下げて、財布を受け取る。 免許証とか全部この中だから、ホント助かった。
しかしわざわざ届けてくれたんだから、なんか礼の一つや二つくらいした方がいいよなーと思って、思いついた。]
あー、その、届けてくれたお礼に、晩飯ご馳走しますよ。 今日何時までっすか? 折原さんが良ければ終わった時ここに連絡ください。
[と、連絡先を渡そうとしたけど、受け取ってもらえるかな。]
(81) 2017/01/18(Wed) 16時頃
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え、そんな。ほら、君は俺の財布をパクろうと思えばパクれた訳でしょ? でも届けてくれたから、大したことじゃないなんて。
[何とか引き留めようとしたけど、立ち去ってしまった。 財布と行ってしまった彼女の背中を交互に見て、はぁ、とため息。]
ダメかぁ……。
(85) 2017/01/18(Wed) 18時頃
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じゃあ、仕方ねえな……。
[やるしかない。今夜、決行だ。 まずはあの人の仕事終わりでばったり出会う感じで行こうか。 怪しまれないように出待ち……。]
んー、ちとキツいか?
[ま、タイミングは何とか見計らおう。]
(86) 2017/01/18(Wed) 18時半頃
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[帰りながら、今朝のコンビニで聞かれたレンチンの事を思い出す。]
あれ、マジ良かったわ。 あの店長さん、ホントいい人だよな。
(87) 2017/01/18(Wed) 18時半頃
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―回想・コンビニで―
[レジに通されていくのをボーッと見てれば、いつもの店長さんが話しかけてくれた。 その声はなんか嬉しそうだ。俺がパルックサンド気に入ったのがよっぽど嬉しかったんかな。]
いやー、良い物っすね、これ。 ついつい手が伸びちゃうから差し入れで持ってったらあっと言う間に無くなっちゃうかも。
[気持ち長めのレンチンの事を聞かれれば、大きく俺は頷いた。 熱々で、自分で作ったんじゃないかって位美味かったから、教えてくれて有り難かった。]
はい! あれホント美味かったっす。 結構あんなの買うんスけど、いっつもそれなりだったから昨日食ってびっくりしましたよ。 いつの間に俺手作りしたんだ? とか思っちゃいましたしね。ははは。
[なんて、笑みもこぼしながら。俺は財布から小銭を取り出して支払った。*]
(88) 2017/01/18(Wed) 18時半頃
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――ああ、そっすね。
じっくり待ってる時間は、じれったくなりますけど、完成したら嬉しくなりますよねぇ。
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―自宅―
[夜まではまだちょっと時間があるか。 いや、そもそも夕方に終わるんだったら行き違いか?
悶々と何も手に付かないような状態が続いている。]
うーん、これは、出待ちか……?
[芸能人じゃないんだし、とは思うけどまぁ。 いや、やっぱり出待ちだ。本屋の近くに何か身を隠せそうな場所くらいはあるだろう。]
よし、行くか……。
[ばったり出会っても怪しまれないように、服は敢えてスウェットにしておく。 ニット帽は寒いから変わらず、とりあえずちょっと買い物出ました風にしとけば大丈夫だろう。
外に出れば、もう日も沈みそうな頃だろう。さみいなとポケットに手を突っ込みながら歩き出した。]
(94) 2017/01/18(Wed) 21時半頃
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[本屋の近くには、確か小さなスーパーがある。ついでに晩飯の材料でも考えておくか。 今日は……肉じゃがにしよう。自慢じゃないが肉じゃがに自信あり。]
あー、酒も買うか……。
[適当にビールとか日本酒とか。目的の為に度数の強い酒も忘れない。 飲みやすいように缶のカクテルも買っとこう。 後は大きめのお茶と、つまみと……。]
うお、重たいな……。
[ちらり、買い物をしているフリをして、本屋の方を窺い見る。 まだ帰ってないだろうか。]
(96) 2017/01/18(Wed) 21時半頃
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!
[見えた。紛れもなくあの人の姿だ。……よし。
急いで会計を済ませて店を出れば、丁度ばったり出会えるだろうか。]
あれ、折原さん。どもっす。奇遇ですね。 あ、さっきはどうもありがとうございました。 ホント、助かりました。
[また、深く頭を下げる。はずみで袋がガサリと音を立てた。]
(99) 2017/01/18(Wed) 22時頃
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折原さんは、これから帰りですか?
[まぁ、見た感じエプロンは着けてないし、多分仕事終わりなんだろう。 ならば、ともう一度誘ってみるか。]
あー、予定なければ、晩飯どうすか? しつこいようですんませんが、どうしてもお礼しないと気が済まないんですよね。 その、財布無くしてたら晩飯の材料も買えなかったんで……。
[ははは、と苦笑い。『うっかり』には気を付けなきゃな。]
(101) 2017/01/18(Wed) 22時頃
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病院……?
[早上がり、と言う言葉と病院という言葉。体調が悪いのか。 まさか母親が入院したなんて事は知らなかった。]
そっすか。お大事にしてください。
[うん、そうだ。無理に誘う必要なんて、無いんだ。 断られたんだ。仕方ないさ。]
気を付けてくださいね。
[くるりと背を向けて、家の方へ歩いて行く。]
(108) 2017/01/18(Wed) 22時半頃
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[家に帰りながら、俺は、小さく、小さく呟いた。]
(109) 2017/01/18(Wed) 22時半頃
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[鋭い犬歯があれば、どんなに良かっただろう。
時折、そう思うことがある。
幼いころの記憶もそうだ。
家を飛び出した先で見つけた、
白くて、赤い目をした、小さなウサギ。
何も警戒する様子などなく、自分の膝の上へ
ちょこんと乗った生き物を、
この上なく愛おしい、かわいらしい、と。
そう思った子供は、殆ど無意識のうちに、]
[ふわふわとした毛並みに、
並び揃った歯を突き立て、血を啜ったのだ。]
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[自宅に荷物を置いた俺は、晩飯の支度もしないでそのまま家を出る。 目的地は商店街を結構行った先の、24時間営業のレンタカー屋。]
あ、すいません。今から12時間程度借りたいんすけど、ありますか?
[果たして。白いハッチバックの車が用意されて、よし、と俺は内心ガッツポーズ。 これで当初の計画とは大きくずれちまったけど、実行に移せる。 免許取っといて良かった。
後は自宅マンション近くのコインパーキングに止めておいて、 夜中、計画実行だ。]
(113) 2017/01/18(Wed) 23時頃
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[夜中まではいつも通りを心がけて過ごした。 酒は……飲みたいけど飲んだら計画が出来ないからお預け。
テレビを見ながらフェルト手芸を進めてみた。 飴ちゃんに教えて貰った、羊のマスコット。 わざと不細工に作ってやろう。
無心で針を刺していれば、時計の針は12を指す所だろうか。 そろそろか、と立ち上がって、道具を持ってコインパーキングに行って車に乗り込む。]
……焦るなよ。 出来るさ。やってやる。
(126) 2017/01/19(Thu) 00時頃
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