人狼議事


88 めざせリア充村3

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FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2013/06/23(Sun) 00時頃


【人】 FSM団 ミナカタ

[だんだんとエスカレートしている気がする。
チアキの指の傷。それが何によるものかは一瞬でわかる。
自傷。自らの歯で噛んでいるのだろう。

やめるようにと何度か告げたけれど、一向に良くならず。
それどころか、少しずつ悪くなっていっているような。]

(2) 2013/06/23(Sun) 00時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

……チアキ、痛いだろう?

[血の滲む指先をそっと包み込みながら、傷の形状を確認する。]

ずいぶん深いな。治るのに時間がかかりそうだ。

[研究所の設備を使えば傷はすぐに治る。
だがチアキの望むものは「傷が治ること」ではない。
だからもう、傷が早く治る治療はしない。]

しばらく通えよ、心配だから。
毎日包帯巻いてやるから、な。

[そんな言葉をかければ、彼はどんな顔をするだろう。]

(3) 2013/06/23(Sun) 00時半頃

―― 自室 ――

[無機質なメッセージ。そこにある名前を見て顔がこわばる。
今度の名前は――ヨーランダ。
灰の髪を持つ預言者だった。]

……あいつは。だって。

[誰もいない部屋で声が零れる。
ここだけはポプラの監視も入っていない。]

だって――あいつは、能力を使ったら……

[ここを出て、戦いの中で生きていく子も多くいる。
軍の中で出世していく子もいる。
けれど、彼女は。]

……くっそ……

[浮かんだ涙が頬を滑って落ちた。]


【人】 FSM団 ミナカタ

……ナユタ、モニカ。
ちょい悪い、先にこの悪戯っ子の診察するわ。

[人形のような笑顔を浮かべ足の怪我を見せるチアキ。>>8
かさぶたがはがれるのは痛いだろうに、顔色一つ変えず。
むしろ喜色すら宿しているようで。

さすがにこの傷を彼らの前で治療するわけにもいかず。
二人に一言断ると、チアキに肩を貸して診察台の上に寝かせてカーテンを引く。]

――うっかり、できるものじゃねぇだろこいつは。
ったく……あまり、心配させるな。

[怪我の様子を診ながら、そんな言葉を呟いた。]

(9) 2013/06/23(Sun) 00時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

心配するだろ、っつーかさせろ。

[チアキの声にそう返しながら
聞こえた声や、もしかしたらノックもか。>>15>>14
ひょいとカーテンから顔を出す。]

おう、いる。
ちょいと治療中。なんだ、どうした。

[ケイトは用紙をわたしてきたので、受け取って。]

思い付きで良いんだよ、お疲れ。
で、ソフィアはどうした?

(18) 2013/06/23(Sun) 01時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

風邪ひくなよ。

[部屋を出て行く二人に声をかけて。
チアキの治療に必要なものを取って、
再びカーテンの中へ戻ろうとしつつ。]

ケイト? 困ったことはないな?

[何か考えている様子の彼女に>>17
声をかけてみた。]

(21) 2013/06/23(Sun) 01時頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2013/06/23(Sun) 01時半頃


【人】 FSM団 ミナカタ

あー……はいはい、あいつ、手抜きすぎないか。

[しかも持ってこないとは。
他の子は持って来てくれたのに。

もちろんソフィアの言葉は本気にせず。>>27
ラブレターなぞ書く性格ではないだろう。]

(32) 2013/06/23(Sun) 01時半頃

― 制御室 ―

[暗い暗い部屋の中。
カプセルの中に青白い人工の光に包まれて
ぼんやりと浮かぶのはもう一人の「わたし」の顔。
肉体の眠る器の傍らに腰かけて、上からの通知を見る。
翠の眼を何度瞬かせても、映る名前が変化することはない。]


 ……ヨーランダ…なの…。

[目的は彼女の能力と判りきっていた。
あの子の能力は、とても重宝されるだろう。
戦いにおいても。政治においても。
だけどそれは、ヨーランダ自身の命を削る。]


 ……みぃちゃんも…ヨーランダも……見てる…よね。

[二人のチェックはすでに入っていた。
いつも勝気なヨーランダが今どんな顔をしているかも見たくなくて。
少しだけ、ほんの少しの間だけと、カメラからの映像を遮断した。




遮断する前、眼の届く範囲にミナカタの姿はなく。
自室にいるのだと推測はできて――
会いに行きたかったけれど、今はそうすべきじゃないと。

振り払うように、暗くなった視界を更に閉じて、膝を抱えた。]


――診察室――

[どんな顔で告げればいいのかわからなかった。
ヨーランダは敏い。
自身の能力が命を削ることもわかっていた。
彼女にとって、外に行くことは死に行くことと同じだ。]

……なあ、俺は何のためにいるんだろうな。

[ヨーランダが呼び出されてここに来る前に、
傍らにいるポプラに思わずそんな言葉を漏らす。]


― 診察室 ―

[ヨーランダがもうすぐここに来る。
自身で見た現実を、もう一度突きつけられるために。

外の世界へ出ていく前のカウンセリングとして、
この場を設けることは義務付けられているけれど。



こんなの、誰も救われない。]


 ……みぃちゃん、
 …けど……みぃちゃんがいるから…
 …ここにいる子達は……笑っていられる…の。

[聞こえた呟きは、滅多に見せない陰の部分。
どれだけ守ろうとしても奪われていくやるせなさは、
上や外との折衝役でもあるミナカタの方が何倍も強いだろう。

だけど、他にはもっと酷い環境のところはいくつもあって。
それはこの研究所の昔も同じこと。

だから、今。ミナカタのしていることは無駄じゃないのだと。]


[昔は酷かった。
被験者は犬猫扱いならばまだましであり、実際消耗品の武器と変わらぬ扱いで、ベッドすらない部屋もあった。
温かい食事があるかどうかも運次第。

今のこの施設が良いのは、ミナカタとポプラが必死に働きかけて、
そしてきちんと成果をあげているからだ。
温かく美味しい三度の食事。
綺麗なシーツ、充実している医療器具。]

……俺がいなくたって、あいつらは笑えるさ。

[苦く呟き、優しいポプラの言葉を否定する。
彼らに必要なのは、優しい監督者であって、
男本人ではないはずだ。、


 ……それでも…今ここにいるのは……みぃちゃんなの。


[否定を更に否定する。
父親のように慕う志乃も、
ミナカタを手伝うリッキィも、
いなくならないよねと聞いたオスカーも、
他のみんなも。
ミナカタがいなくなれば悲しむだろう。

必要なのは確かに肩書きかもしれないけれど、
今の研究所を作ったのも、皆に慕われているのも、
他の誰でもなく、ここにいるミナカタだ。]


そりゃ、お前がいてくれたからな。

[ポプラの言葉に小声で返す。
それを聞いた彼女の表情はどうだったか。
見たくなくて視線をそらしたまま、
それでも礼の言葉は述べる。]

――ありがとう、……

[しかし名前を呼ぶことはない。
本当のも、偽のも、どちらも。]


[扉へのおざなりなノックが聞こえる。
許可を出す前にガラッと乱暴に開かれて。
そこにいたのは、もちろんヨーランダだった。]

「めんどくさいわよ、もう顔も見たしいいでしょ?」

[開口一番がそれで、ああ彼女らしいなと。
思いながら、席をすすめる。]

……知ってるとは思うが。外に行くことになった。

「分かってるわよ、準備させていただいてよろしい? センセ」

[何も恐れていないのだと言いたげにほほ笑んだ彼女は。
自身の未来までも見えているのだろうか。]


[向けられた言葉に、音に詰まる。


  わたしはまだ、在てよかった?
  役に立つことができている?


変わらない、返られない表情の向こう側で、
ぐるぐると思考は渦を巻いて。

続いて聞こえた五文字には、ゆっくりと首を振った。]


 お礼を言う……のは…わたし……なの。

[ミナカタがいなければ、こうして擬体で動いていることもない。
ただの電子の海に揺蕩うだけの存在に成り果てていた。]


[やがて現れたヨーランダは、面倒そうな表情を隠しもせずに。
口にする言葉は普段通りで、わずかな震えもなかった。

勧められた椅子に腰を下ろして足を組んだ彼女は、
昨日までと変わらないヨーランダだ。
明日以降も、どこに行っても変わらずにいると、
彼女自身の強い意志を窺えて。]


 ……ここにいる間…に……しておきたいこと…ある?

[微笑む彼女に問いかける。
この中で叶えられる望みは少ない。
けれど、彼女の行く先を思えば、外では更に少なくなる。

「そーねぇ、」

特にないんだけど、と首を捻ったヨーランダが、
最終的に決めたのは研究室の掃除だった。]


【人】 FSM団 ミナカタ

言ったそばから。こら。

[爪を噛んだチアキの左手を掴む。>>78
治療に集中していてこちらが見ていないと思ったら甘い。]

全身包帯でぐるぐる巻きにしてやるぞ。

[脅しながら残りの怪我を丁寧に包帯で巻いて。
激しく動けば外れてしまうかもしれないけれど、
そうすればまたここにこればいい。]

(97) 2013/06/23(Sun) 11時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[テスト用紙を受け取って。訓練に行くと聞けば。>>93]

……おう、頑張ってこい。
ほどほどにな。

[ずっと成果が出せない被験者の末路など言うまでもないが。
それでも彼はまだここにいられるはずだから、
自身が本気を出せとか頑張れとか、言うはずもなく。]

はいよ、また来いよ。包帯変えさせろ。

[ひらと手を振って、出ていくチアキを見送った。
コーヒーカップへの小細工にはまだ機がつかない。>>93]

(98) 2013/06/23(Sun) 11時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

―― 診察室 ――

[先ほどまで騒がしかった診察室。
無人となったそこで、冷めたコーヒーを飲もうと手を伸ばし]

――おいおい……

[指が触れたのはもこもことしたぬいぐるみ。>>93
せっかくリッキィが淹れてくれたものなのに。>>0:17
もったいねぇなと思いつつも、
そこに座るぬいぐるみをちょいと突いて。

それから立ち上がって、部屋を後にする。
誰でもはいれるように鍵など閉めない。]

(160) 2013/06/23(Sun) 15時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

―― 診察室→地下 ――

[廊下を歩きながら地下へと向かう。
置き土産のぬいぐるみを思い出し笑っていると。]

「あら、しまらない顔。かっこ悪い」

[眼の前にいたのは灰の髪。
くすくすと笑う彼女に物申そうとしたところで響く鐘。]

……お前のリクエストの掃除だぞ。行かないのか。

[尋ねればヨーランダは肩をすくめて。
当然でしょう? と微笑んだ。]

「どうして掃除しなくてはいけないの?
見張っててあげるから休んでこれば?」

[その言葉にありがたく、と笑って。
すれ違いながら足は地下へと向かう。]

(162) 2013/06/23(Sun) 15時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

―― →制御室 ――

[キーでセキュリティを解除する。
踏み込んだそこは、地下の奥の小さな部屋。
立ち入りが禁じられているその部屋の中に足を踏み入れ
無言で目的の場所まで歩く。]

………………

[唇が紡ぐ名前は一つだけ。
ここでならその名を呼ぶことができる。]

(166) 2013/06/23(Sun) 15時半頃

――カリュクス

[答えない白い顔を覗きこみながら。
彼女の名前を呼ぶ。]


FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2013/06/23(Sun) 15時半頃


[ここで眠る自分を、ミナカタはどんな思いで見ているんだろう。
あの頃から変わらないままの姿を。

このセキュリティ権限は委ねられているけれど、
唯一このカプセル周りだけは上が権限を持っている。
だから、上からの指令に背けばカプセルの電源は落ちるだろう。

たとえばここと外をつなぐ扉を解放しようとしたりとか。]


【人】 FSM団 ミナカタ

[背後で扉が開く音がする。>>201
振り向かず、そこに佇んだまま。

名前を呼んで近づいてきたポプラを見下ろす。
それから視線はカプセルへと戻る。
二つは同じで別々のもの。]

(212) 2013/06/23(Sun) 19時頃

[いつ起きてくれるのだろう、とそれだけを。
彼女の姿を見るたびに思う。

やはり手紙は書いておけばよかった。
あの時の想いと今の想いが、同じなのか異なったのか。
そんなことも自身では分からない。]

……カリュクス

[呼びかける先はカプセルであって、
隣にいる小さな擬体ではない。]


[ちらと向けられた視線は再びカプセルへと向けられた。
並んで立ち、しばらくカプセルを眺め。

――それからどのくらい時間が経ったのか。]



 ……みぃちゃん…あまいの。

[袖を引いて、強請った。]


[呼ばれるのは元の名前。
その名を今も呼ぶのはミナカタだけだ。

自分のもののはずなのに、懐かしいと思ってしまうのは、
ポプラとしての年月がカリュクスを追い抜こうとしているからか。


起きるのを待ってくれているのだという、淡い喜び。

だけど、そしたらミナカタが見ているのがわたしなら、



ここにいる“わたし”は誰だろう。]


[袖を引かれて視線はもう一度傍らにいるポプラへと。
いつもの行為だったから、何も考えずにポケットに手を入れて。
桃の包紙につつまれた飴によく似た砂糖菓子を取り出した。]

……ほらよ。

[包紙を解いて、ポプラの口元に持っていく。
唇があけば、その中に押しこんで。
手があけば頭を撫でてやろうとして、その手は途中で止まった。]


[本当に撫でたいのは誰なのだろう。
飴をやって甘やかして、慈しみたいのは。]


[視線がわたしから“わたし”へと移された。
固まりを押し込まれればそのまま口に入れる。
ほろりと中で崩れた砂糖菓子の淡い甘みは、
付加してもらった味覚のおかげで感じることはできた。]


 ……みぃちゃん?

[宙で止まった手に、首を少し傾ける。
迷うような素振りに気づけば、翠を翳らせた。]


[首を傾けたポプラに声をかけることはなく。
その手は彷徨いながらも、そっと彼女の頭の上に置く。

結局何もかも中途半端でしかなくて。
それが余計に困らせているのだろうけれど。]

――……

[やはりその名は呼べなかった。]


[呼べば認識してしまうだろう。
彼女が「ポプラ」であって「カリュクス」ではないことに。
もしもそう思うようになってしまったら、
いつかカリュクスが目覚めた日に、ポプラを失うことになる。

そんなことは耐えられなかった。
だから、ポプラの名など呼べるわけがないのだ。
あくまでもこれは擬体だから。
ポプラという生き物は存在しないから。

そしてこれをカリュクスと呼んでしまえば――
なんだか、これ以上彼女を待てない気がしてしまっている。]


[彷徨っていた手は頭に置かれた。
ぐしゃぐしゃとやや乱暴に掻き回されてる。
押し付けられる力に抵抗するように顔を上げて、
――開きかけた口が閉じるのを見て、くるりと瞬きを。


ミナカタが困っているのはずっと分かっている。
隠しておきたいことも分かっている。
確信もなければ、訊いたこともないけれど。

……たぶん、それは。
ミナカタが“わたし”の名前を呼ばないことに関係している。

だから訊かない。
訊いてしまったら「今」が壊れてしまう気がして。

だから何も気づかない様で、抗議するように
手をばたばたと動かした。]


ああ、悪い悪い。

[ばたばたと手を動かしたポプラに謝って。
乱暴に頭を撫でていた手を引っ込めた。]

もう一つ食べるか?

[機嫌を取るようにポケットから飴を出す。
先ほどと同じ桃色の包紙を開いて、砂糖菓子を口へと持っていく。
彼女が何も言わないのに食べ物を与えるのは、
話題をそらしたい時だとばれているだろうけど。]

――掃除は進んでいるかねぇ。

[診察室が荒らされているとは知らず、
ぽそりとそんなことをいって、意識を区切った。]


[抗議が伝わったのか手が離れる。
離れてほしかったのに、寂しく感じるのは我侭だ。]


 ……いる。

[機嫌を損ねたふりをして、ふたつめをもらう。
さくりさくりと砂糖菓子を砕きながら、
聞こえる声がいつも通りのものになったのを確認した。
…今日は三つ目はないかな、と思いながら。]


 ……進んでる…けど……
  ……みぃちゃん…色々見つかってるよ……

[ぽつり、意味深に呟いた。
制御室のモニターをつければ、各所のカメラ映像は見られる。]


[パッとモニターがついて、診察室が映し出される。
ちょうどモニカが黒いあいつを見つけたところだっただろうか。
傍らにいたオスカーはちゃっかりエロ本を読んでいる。]

あー……懐かしいなあれ。
何年前だかに、どうしてもって頼まれて密輸した。

[ある程度の年がいった男子の被験者だった。
本来ならその類は厳しい規制があるのだけれど。
内緒にするという条件付きで。

……で、問題はどうして診療室にあるかなのだが。
もしかしてあそこ隠し場所にしてたのか。やるな。]


……元気にしてるかね。

[幸い彼の名前はまだ報告されてこないから、
きっとどこかで生きている。]


[診察室はなかなか楽しいことになっているようだった。
オスカーの実年齢を考えると、情操教育によくない気もする。

ちらりと横を見れば、ミナカタは平然と眺めていたので
あれは痛くない腹だったようだ。
考えてみれば、使っているのを見たこともなかった気がする。]



 ……聞いてない…。

[「密輸」の一言に、思わず音にノイズが混じったが、
過ぎたことを咎めてもしかたない。
証拠は隠滅されるようだったし。


さて、そんなことをミナカタにお願いしちゃう子は誰だっただろう。
久しぶりに思い出した、まだ外にいる子の顔。]


[男は皆通る道だ、頑張れ。
とかなんとなくオスカーにエールを送ってみたりする。

ポプラが視線を送ってきたいたが
まったくもって痛い腹ではないので平然としていた。
ちなみに黒いあれにそっくりなモノは、
何かの折に誰かが入手していたものをいたずらに使って
没収とかしたような気がする、そんな遠い昔の話。]

ああ、男同士の秘密ってヤツだからな。

[ポプラの言葉には笑ってそう返し。
ナユタが雨を呼んでいるのを見て、おおと手をたたく。
チアキも似たような事を。
お前ら。隠し通せる限界をしっとけ。]

……能力、は禁止なんだけどなぁ。

[報告するなよ、とポプラに笑いながら言った。]


 …んー……がんばってみる…ね……。

[訓練場以外での能力の使用は禁止されているけれど、
多少の使用はいつもこっそりもみ消している。
今回もその延長線上。

お風呂場と食堂と、それから……
そういえば中庭もあったのだっけ。


[ちょっと大変そうだけど、これくらいなら許容範囲。
返答と共にぱちりと翠が瞬いて。
少し楽しげで、慈しむように。]


使っちまう気持ちもわかるんだがな……

[昔はもっと厳しかった。
こんな楽しい幸せな使い方ではなくて、
もっと直接人を傷つける方法をとることも多かった。

思い出してミナカタの目が暗い色を帯びる。
仲裁に入り双方をなだめるのも、
責任を取れと言われ折檻を受けるのも
ほとんど自身の役割であったから。]

ま、なんとかしてくれ。
頼んだぞ。

[ぽむりとポプラの頭を撫でた。]


[罰を受けるのは痛い。怖い。
楽しいばかりじゃないかもしれないけれど、
少しでも能力を使うことが楽しいと思えるならそうあってほしい。

あの頃は能力を使いたいなんて思わなかった。
付随するのは恐怖と痛みばかりの記憶。]


 ……まかせて。

[撫でられればゆらゆら揺れるままに頷いて。
こういうことでなら役に立てる。それが嬉しい。]


[ゆらゆら揺れるポプラを撫でる手に能力は込めない。
生身ではないから効果がない。

能力なんてない方がよかったと、あの頃は呪ったけれど
今はあっても悪くなかったとそう思える。

――願わくば、彼らもそう思える日が来ると、いい。]

じゃあそろそろ戻るか。
お前はもう少しここにいる?

[ポプラに尋ねる。
一緒に行く、と言われれば抱き上げて歩いて行くし
残ると言われれば一人で地上へと戻るつもり。]


 ……戻る…の。

[そろそろ掃除も終わるところが始まるようだ。
薄暗いここよりも、上にいる時間の方が好きだから。

抱き上げられるがされるがままに、
足をぷらぷらさせながら連れていかれる。]


【人】 FSM団 ミナカタ

―― →廊下 ――

[地下からゆっくりと戻ってくる。
腕には小柄なポプラを抱いて。

地上につけば彼女に降りるかどうかを尋ねて。
そのままでいいと言えば抱えたまま、
掃除が行われている建物の中を歩いて行く。]

「あらセンセ」

[ふらりと目の前に現れたのはヨーランダだ。
やはり掃除はしてなかったか。]

暇そうだなヨーランダ。
面白いことでもあったのか?

[尋ねると彼女はふふと笑って。
内緒と言わんばかりに唇に指をあて走っていった。]

(312) 2013/06/23(Sun) 23時半頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2013/06/24(Mon) 01時半頃


FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2013/06/24(Mon) 01時半頃


【人】 FSM団 ミナカタ

―― 診察室付近 ――

[ポプラを脇に抱えたまま根城へ向かって歩いて行く。
ケイトの悲鳴はぎりぎり聞こえないぐらい。>>356
もっとも傍らにいる小さな妖精は、
耳に聞こえなくてもきっちりと感知しているだろう。]

……ケイト、か。

[ポプラにその旨を言われれば歩みを早める。
診察室についた時には、誰がそこにいただろうか。**]

(376) 2013/06/24(Mon) 17時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

―― 診察室 ――

[オスカーに説明を受けて、診察室の中へと入る。>>377
机や周囲は気もとめず、カーテンを開けるとケイトがそこにいる。]

おいケイト、大丈夫か。

[ぺしりと軽く頬を叩いて名前を呼ぶ。
悪いな、と一言断ってから彼女の手を握った。
ゆっくりと鎮静をかけながら、柔らかい髪の毛を撫でる。]

大丈夫、大丈夫だ。

[それはケイトへなのか、傍らのオスカーへなのか、自分へなのか。
わからないけれど何度か同じ言葉を繰り返す。]

(411) 2013/06/24(Mon) 22時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

まあとりあえずはここで休んでいけ。
ねんのために熱でもはかって――?

[カーテンはうっすら影ぐらいなら透ける。
その向こう側、人影があった。>>418
自分で気がつかなくとも、ポプラが教えてくれたかもしれないが。

誰だろうと思いながら、カーテンの隙間から顔を出す。]

チアキ、どうした?
……ああ、座ってろ。なおしてやるから。

[解けた包帯を見て何となく察した。>>417]

(423) 2013/06/24(Mon) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[オスカーの言葉には目を細める。>>427
自我を持ってそれほど時間がたっていなくとも、
オリジナルの記憶はなくとも、
彼は人の痛みや寂しさがわかるのか。]

いい子だなお前は。

[ぽん、と頭に手をおいて、くしゃりと撫でる。]

じゃあ、ちょっとケイトのことは頼む。
チアキが来てるから、手当してくるわ。

(434) 2013/06/24(Mon) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[そう言ってカーテンの外へと。
チアキがまだいれば、自分用の椅子に座らせて、
彼の前に膝をついて包帯をほどきながら傷を診る。]

ああ、そういや可愛いプレゼントありがとうな。

[ぬいぐるみについて礼を言う。
チアキは悪戯のつもりかもしれないけれど、
自分にとっては大切な贈り物だ。]

(435) 2013/06/24(Mon) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

忙しいってわけじゃない。

[ほら、と足をブラブラさせるチアキの傷の上に
もう一度ゆっくりと包帯を巻いていく。
プレゼント、という言葉に首をかしげたのを見て>>450]

ぬいぐるみ。ああいうのいいな。

[良い記念になる、とは口に出さないけれど。
一つでも思い出は多い方が良いから。]

ああ、ケイトがちょいと調子悪そうでな。
オスカーが見ててくれてる。
――よし、こんなものか。

[先ほどよりも気を使って包帯を巻き直す。
もう解かないように、と笑いながら念を押す。]

(455) 2013/06/24(Mon) 23時半頃

―― 研究所扉前 ――

[彼女はいつものように毅然とした態度でそこにいる。
もう何年もそうだったように、凛と顔をあげて。]

「世話になったわ、って一応言ってあげるわよ、センセ」

[見上げてきた水色の目。
流れる灰の髪に手を伸ばし、一度撫でると額に一つだけ口付けを落とした。
何をするのよ、と罵られてもかまわなかったが。]

「……ロリコン」

[容赦のないその言葉には小さく笑って、彼女の柔らかく長い髪を乱す。]


 気をつけろよ、お前は身体が弱いんだから。

[否定の言葉は笑って流し、彼女の髪からも手を放す。
ここから先の扉が開けば、彼女は外へと出ていく。]


「わたし、楽しみよ。外に行けるのだもの、やっとね」

[無邪気にも見えるその言葉は強がっているのだろうとはわかったが。
何を言っても、何をしても、彼女が外に出るのはもう止められない。]


 ……俺はいつでもいるからな。
 きつくなったら戻ってこい。

[ただそう声をかけるだけ。
ヨーランダの返答は何であったか。

無機質な音が鳴り、部屋から退出する。
こちら側の扉が閉まれば、ポプラが外につながる扉を開き。


――そうして。]


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