29 Sixth Heaven
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ネズミはただその赤い瞳を
灰青に向けるだけ。
何も語らない。何も語れない。
ただ、愛玩動物らしく、差し出された手に縋る。
(#6) 2011/04/21(Thu) 23時頃
ネズミはいとも簡単に
嫉妬の器に捕らえられる。
手で、押されても か細く一度鳴いた後は
そのまま赤い瞳で見つめる。
器の行動をただ、受け止めようと。
けれど、潰される事なく膝の上に足が触れる。
ネズミは器の手が緩んでも、
そのまま、膝の上にい続けた*
(#7) 2011/04/21(Thu) 23時半頃
例えば此れで
私が死んだら
お前は怒るだろうか。
呆れるだろうか。
軽蔑するだろうか。
…ギル。
システムに関わってしまった者、
その、末路を知って
同じ立場になった今
私は己の管理する器であるペラジーも
…他の器も接続させたくないと
そう思う。
思うけれど、
――…、 …――
私の隣には
私の「管理」すべき「器」の青年がいる。
お前と同じ立場に立って。
あの時。
お前は、どうしていたのだろうか。
彼らの正義。彼らの主張。同じように、
きっとぶつかったのだろう。
何が正しいだなどと いえるはずがない――
――survival lottery
「人を殺してそれより多くの人を助けるのは
よいことだろうか?」
哲学者が探す、答えの出ない問いかけに
未だに私たちは答えを出せないでいる。
答えではなく選び取るだけ。
ギルバートの出した答えは。
辿りつく先が、己の死だった。
私は、
止められなかった。
此処に来てからも
トニーも、ミスター・チャールズも。
ネズミはくるくると回った後
視線に気づいたのか、その赤い瞳を
視線の主に向ける。
任を引き受けるペアと
任を引き受けないペアの
それぞれの管理者を。
(#8) 2011/04/23(Sat) 22時頃
…………過去に大任を受け、終えた管理者は戻る。
それはギルバートが証明している様に。
だから、システム守秘の観点からは、誰も殺されない。
――……ただ……何故、壊れた器は”処理”されるのだろうか?
それは……
ネズミはなにも語らない。ただ、赤い瞳を持って見上げる。
(#9) 2011/04/23(Sat) 22時半頃
潰されたネズミを回収するように、
一匹、二匹と現われる。
潰れたネズミはそれでも赤い瞳を向けてはいたが
潰した器を責める様子は、勿論ない。
ただ、それが職務と言うように、
二匹のネズミは、器の動線の邪魔にならぬよう
ネズミだったものを引きずって行く
(#10) 2011/04/23(Sat) 23時頃
今の世界を壊して
そうして、
次へと、いければ いい のに。
約束も
ある。 ――チャールズの妻子、
その、安全――さえ――脅かす
ような 私の、
決断、は
大部屋にも、メインルームにも
どこかにネズミの目があり
成り行きを、その赤い瞳で見上げる。
強欲の器の言葉も、
接続された器と管理者の、言葉も。
台所で”仲間”を潰し、ゴミのように払った器を
それを、青で追った器も。
そのことを忘れたように、平等な視線で
器と管理者を見る。
(#11) 2011/04/23(Sat) 23時頃
[重ねたのは]
どうか己の選択を
意志を
もって
大切に
生きて
ネズミは器でない者に尻尾を引かれれば
痛がり嫌がるように首を振る。
それは、落ちた言葉を否定するように見えるかもしれないが
ネズミにはその意図はなかった。
(#12) 2011/04/24(Sun) 02時頃
ならば私はアンテノーラだろうかな…
[それは、祖国に対する、裏切り。
即ち、地上への。]
それでも、私は。
願っている。
願って。
約束も、あるのだ。
あの、聖書を。渡さなければ。彼の、妻子に。
お前は、
笑うだろうか。呆れるだろうか。
軽蔑するだろうか。
…ギルバート。
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