15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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『セシルっ』
[内臓で、妹は手を伸ばす。
暫くすると、どろり、と、先程舐めとったものがいくつかの消化器官を経て、妹の上に落ちてきた]
『おいしい』
『セシルにとってこれは毒でも』
『わたしにとっては栄養なの』
[くすくす]
『いっぱい食べて大きくならなきゃ』
ああ、何か……。
蠢いている……。
そうだ、思い出した。
シィラは特定の、異形に、
反応する。
シィラ……
あなたは誰に、
鳴いてるの?
[シィラに訊ね、その元へと行くようにと…。]
|
―城門―
暗い、暗い、世界。
世界は終わる? まだ終わらない?
[本をなぞりながら、闇夜に溶けていく城下を見て、呟いた]
(@5) 2010/07/19(Mon) 01時半頃
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『いっぱい食べて』
『おおきくなるの』
[もぐもぐ、むしゃむしゃ]
[ばりばり、ごくん]
『――ねえセシル』
『さっきから、声がするわ』
『鳴き声』
『哀しく聞こえる』
『危害は加えてこないと思うけれど 気をつけて……』
シィラが鳴くたび、
段々と、感覚が鋭敏になっていく…。
何かがざわめいている…。
フランシスカは、何かの鳴き声が聞こえた気がして、塔を見上げた。
2010/07/19(Mon) 02時頃
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―城門―
[火をおこし、蝋燭に灯す。そっと、カンテラに入れる。 コリーンの話では、何人かが城下に出て行ったようで、しかし、まだ一人にも会っていなかった
闇の先、人の姿は見えない。亡霊のように、一人、そこに佇んでいた]
(@6) 2010/07/19(Mon) 02時半頃
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フランシスカは、城門前をほのかに照らし、三人が戻ってきたことを確認しできれば、城の中へと消えていく*
2010/07/19(Mon) 03時頃
――嗚呼、誰かが啼いている。
…それは、かつていた同族の声に、
少しだけ、似ていた。
/*
おはよう。ホリーが仲間だったのね。よろしくね。
で、とりあえず役職だけ確認してもいいかな。
私は、プロでメモにあったように呪狼です。
/*
それと、プロでも言ったけど、どんどん動いていいからね。
もしくは、自分の話をたらたら語ってもいいのよ。この村はソロールも推奨です。ソロールして、自分材料蒔くのも手なの。
きっと誰かが拾ってくれる。
[ホリーの前から去る時、
シィラはまた鳴いた。
その顔、また見て…。]
人間でも異形でも……。
――……またね。
/*
ええと、おはようございます。
ソロールしようにも、まだあんまり固まってなくて…色々と考え中なのです。
お言葉に甘えて、自由に動かさせていただきますね。
役職は首無騎士と、あとは決定者の恩恵を持ってます。
/*
ちょっと今から出かけるのでそう、いられないけど、
首無ならこの中で一番強いのね。私のことも殺せる。
とりあえずは、狼はある程度生き残ったほうがいいから、やっぱりどんどん人と絡んでいくのをおすすめする。
設定も固まっていなくても、決まっていることだけでも垂れ流していけば誰か拾ってくれるはず。
ログの流れが速い場合は、自分の関連のところだけでも把握して、どんどん喋るといいよ。わからなくなったらメモで訊けばこたえてくれるわ。
じゃ、検討祈る。
セシルも助けてくれるはずよ(PL的に)もちろん、PC的にもどんどん、私やセシルにいっていいのよ。
それじゃね!
/*
とりあえず、時間が合った時は、ホリーに絡みにいくようにするわ。
少女二人が狼、しかもしろとくろ、みたいで綺麗ね。**
/*
おはようございます。
お仲間はホリーでしたか。よろしくお願いします。
首無がRPでCOしたい可能性を考えて黙っていましたが、消去法で私が囁き狂人です。それから、決定者。
私もヨナほど頼りにはならないかもしれませんが、何か疑問等あればできる範囲でお答えしますので、遠慮無く聞いてくださいね。
/*
お二人ともありがとうございます…(´;ω;`)
えーと、とりあえずいろいろ蒔いてみようと思います。
ああ、私は、
誰かのためにありたい。
[淡い淡い願い]
誰かが私を欲してくれるなら。
それが一番の幸いな気がする。
『きれい……』
[死を誘う光。それでも惹かれるのは何故か]
『後で見にいきましょ、セシル』
["内臓"にいる"存在"が、女だから、なのかもしれない]
ああ、そうか。
…ヒトは、あれの側では生きられないのか。
[声には出さず、心中に。]
『わたしは悪さしないわっ!』
[ぷんぷん]
[くすくす]
『だってわたしは妹だもの』
『くまさん』
『くまさんね!』
『かわいい』
『おともだちになりたいわ』
[くすくす]
『あっ!』
[逃げていく熊に、妹は残念そうに叫ぶ]
『おともだちに、なりたかったのに……』
[しくしく、泣きながらまた内臓を叩く]
[シィラの背中に乗る。
その奥から、感じるもの……。
それは、かつて魔女と呼ばれた女性のような…。
でも、それは、そういう幻影なのかもしれない。]
[そう、シィラが反応するのは、そんな……]
[心に巣食う、異形……。]
『やめてよ』
『やめて』
『わたしのセシルに触らないで!』
[訴えるも、宿主たるヴァイオリニストには届かない]
[その声を聞き止められるのは――
異形の声がわかる者、だろう]
[空から城へ向かう。
そのとき、識っている声がした。
それは、その者の記憶と、
実際にヨナが離した彼女の声が一致したともいえた。]
――…それは、耳にではなく、
直に、心に触れる声…………。
ああ
あの子は死んだのに………。
それを言わないで、と言った約束。
『おおきなこえ』
[真っ暗で 見えないけれど 聞こえる]
[異形の声]
『どうしてかしら』
『わたしはセシルのなかで生まれたのに』
『あの子を知っている気がするの』
『あの、髪の長い子……』
『セシルが、知っているからなの?
それとも わたしが 知っているからなの?』
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