219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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[ “大切なもの”らしいものを支払い三年 数多に興味を傾けた死神でありましたが 面白い、より 疑問符の方が強く浮かぶこともありました。
例えば、一つ 傍目には、逃げているように映るであろう この死神へと投げられた声、だとか>>6:153 ]
(@0) 2017/06/23(Fri) 07時半頃
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[獣が、覚えのある青年へと>>6:130 向かったところを見ながらも、手は差し伸べなかったというのに。 雑音共を往なすのを横目に>>6:148 変わらず、都度引き離しては、 鬼ごっこに興じていた死神の、 笑みの形をした顔は
その刹那だけは>>6:153 瞬き二つ、去りゆく背へ、 不可思議の瞳を向けていたことでしょう。]
(@1) 2017/06/23(Fri) 07時半頃
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[ 「はじめまして。」
そう、笑った女と契約し 互いに、能力を手にした頃。
死んだ時を思い出す、と 震える女とは違い それまで手元になかったそれの なんと、面白かったことか。
初めて、額を貫いた相手は ――――死神だった、ような。 ]
(@2) 2017/06/23(Fri) 07時半頃
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[ 取り戻さなくてはいけない そう、躍起になる女と違い 生き返るつもりもありませんで
ほな、何故、 わざわざ、死神を手に掛けたかと問われれば 僕は、笑ってこう答えたことでしょう。
丁度、そこにいはりましたから。]
(@3) 2017/06/23(Fri) 07時半頃
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[ 参加者の華月斎にとっちゃあ 死神さんなんて、その程度の存在でして。 目を剥く彼らを見ても 愉悦ばかり湧いたものですから。
(己の支払ったものが何か その全てを知っていたつもりが “それら以外”も差し出したなど この死神は、未だ、知らぬ儘。)
理解が到底及ばぬなど、当然のことでありましょうが。]
(@4) 2017/06/23(Fri) 08時頃
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『赤頭巾もちゃうやろうしね。』 『お偉いさんが遊んではるんかね?』
『ってことで、僕は前者に賭けましょか。』
[ささっと送信。 振られたならば乗りましょう>>6:@111 おやつでもランチでも罰ゲームでも 何だって構いませんで。
まぁ、]
(@5) 2017/06/23(Fri) 08時頃
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面白半分でこれ出しそうなん 僕以外に、おらんやろうけどねぇ。
[また一つ 潰した黒が消えるのを見下ろせば ああ、 もう、最後の日になりますか。]
(@6) 2017/06/23(Fri) 08時頃
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―ホテル・サティー前―
もうしまいかぁ、早いねぇ。
[足元に狐を、それから、蝶を連れ 視線の先には、決戦の舞台>>#0
参加者だった頃も、死神になってからも この七日間てのは、随分と短く感じられるものです。
此度のような、例外があれば、特に。 多方面へと散らばった好奇心 全てを拾い上げるのは、まぁ、 容易ではないでしょうねぇ。]**
(@7) 2017/06/23(Fri) 08時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/23(Fri) 08時半頃
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― 6th day/西エリア ―
…。一番、か。
[ >>6:+79ふ、と音もなく笑う。 彼女の隠そうともしない怒気は、 此方には却って心地良い。 ]
別に、いいんじゃないか?
[ それを否定するつもりも権利も、 どちらにせよ自分にはない。 ]
(@8) 2017/06/23(Fri) 21時半頃
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[ ただ。>>6:+81]
それが間違いだっていうのさ。 アンタがパートナーに何をしてやるかなんて 正直どうでもいい。
パートナーが望んでもいないことをしたって そりゃ、なんの役にも立たない、 ただの独り善がりでしかないってこった。
(@9) 2017/06/23(Fri) 21時半頃
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[ 放り投げられたタオルを片手で受け止める。>>6:+81 そのまま、彼女たちを振り返って ]
……なァ、お嬢さんさぁ。
死にたいとか生きたいとか、それ以前に。 単にアンタ、生きてるのが辛いってだけなんじゃねーの? だから、誰かの命を助けて、 誰かを救ったような気になったまま、 消えてしまいたいってだけなんじゃねーの?
[ 正直、割と当てずっぽうではある。 とはいえあまり的外れとも思っていないけれど、 さて、彼女の反応はどうだったか。 ]
(@10) 2017/06/23(Fri) 21時半頃
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ま、いいや。 どっちにせよ、生き返りの“権利”を得られなきゃ なんにもならねぇんだからな。
[ 反対方向へ向かおうとする彼女の背に声をかけて ]
…禁断ノイズって奴らが、街中あちこちに出没してる。 そいつらが湧いて出てくる“大元”を絶つことができれば、 “コンポーザー”に生き返りの権利を認めてもらえるかもな?
[ 精々、独り善がりにならねーようにな? そんな嫌味たらしい言葉を投げれば、ふとかけられた声>>6:+85]
(@11) 2017/06/23(Fri) 21時半頃
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……、リュウセイ。戸隠流生。 「流」れるに、「生」きるっていう字。
[ 彼女を追いかけるその男の背に視線を向ける。 彼らが遠ざかったのを見送ってから、こちらも>>6:@115 ]*
(@12) 2017/06/23(Fri) 21時半頃
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[ あなたとの出会いは、 透き通ったスクランブル交差点。]
(@13) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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[ ゲームのはじまりが告げられたあの日。
わたしは、恐ろしい状況に悲鳴を上げて、 咄嗟に逃げ出そうと走りだしたものの、 細いヒールが僅かな段差にとられてしまって、 そこに、あなたが手を差し伸べたのです。
わたしの手を引いたあなたの横顔は、 眉尻が下がって、なんだか泣きそうでしたが、 わたしなんて、本当にべそをかいていましたから。
その表情も、素朴な顔立ちも、 胸がときめいたと言えば嘘になりますが、 頼りないなんて、一時も思いませんでした。]
(@14) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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[ それから、わたしとあなた、 一蓮托生となったふたりで、 懸命にゲームに挑みましたね。
あなたしか知らなかったわたしには、 与えられた力を使いこなすなど到底不可能で、 まばゆい光の弓矢を引くあなたの背を、 祈るように見つめることしかできませんでした。
けれど、まるでクイズのようなミッションを、 先に紐解くのは、いつだってわたしのほう。]
(@15) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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[ それを、他の参加者の方にも共有しましょうと、 協力すれば、ミッションは容易になるはずと、 そう言い出したのはわたしで、あなたは頷いて、 わたしたちには協力しあえる仲間ができました。
むつかしいミッションも、みんなで乗り越えては、 笑いあい、手を取り、肩を組み、
老若男女入り混じったわたしたちは、 ただ「 一度死んだ 」という事実と、 「 生きたい 」という理念のもと集い──、
ええ、ええ。それが間違いだったわ。 今ならばようくわかるのよ。
でもね、なんせ当時は、 ひとの悪意も知らないおんなのこだったんだもの。]
(@16) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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[ 死神のゲームで、同族食いがはじまることなぞ、 さして珍しいことではありません。
けれどそれは、数多のゲームを見て、 今だからこそ、言えることであって、
当時のわたしには、信じられないことでありました。
わたし、信じられない思いで振り返った、 あの、二度目の死の間際に、 あなたが「 やっぱり 」とでも言いたげな、 諦観めいた顔をしていたのが、忘れられないの。
あなた、すべてわかったうえで頷いたのね。 そのうえ、また言ったわね。]
(@17) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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[ 死神になるか、消滅か。 みっつめの選択肢はなかったわたしたち。 そのときもあなたは付き従う従者のように、 「 君が選びなよ 」と言いました。
わたしは死ぬことが恐ろしく、 それにね、七日足らずの日数の中でも、 やり直せるような気がしていたの。
あなたとの出会いはわたしにとっての宝物。 そういうことを重ねていけば、 わたし、また幸せになれるんじゃないかしら。
「 死神として生きましょう 」と私は言って、 ヘーゼルの瞳は、希望を宿して輝いて、
あなたはいつもの優しげな、 ほんのちょっぴり困ったような笑顔で、頷く。]
(@18) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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[ 結局、死神のお仕事をしなかったあなたの、 死神としての寿命はあっという間に尽きて、 あなたはわたしの土くれになりました。
それが、わたしたちのすべて。 ひとは喪ってから気付くいきものと、 それは何の本で読んだのだったかしら。
そうではない可能性に気がついたとき、 あなたはもう微笑みもしない土くれでありました。
わたしがあなたの代わりに魂を狩りましょうと、 そう言ったわたしに、あなた言ったわね。 そうじゃないと。違うんだと。
ねえ、あのとき、口にしかけて留まったのは、 一体、誰の名を呼ぼうとしたのでしょう。]
(@19) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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[ もしかしてあなた、すべて知っていたのね。と、
土くれのあなたに問いかけてみても、 あなた、まばたきひとつしてくれないじゃない。
仕立てのよいワンピースを着たわたしと、 よれよれのTシャツに踵の潰れたスニーカーのあなたが、 もとより知り合いだっただなんて、思わないじゃない。
あなたと出会ったあの日、 泣きべそをかいていたわたしは、 名さえわからず、名乗れずにいる無礼を詫びたとき、 あなたがどんな顔をしていたのかなんて知りません。
もしも、この憶測が正解だとして、 あなたがどんな思いで隣にいたのか。
そんなこと、もう知る術もありません。]
(@20) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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”それじゃあ、ひとつ質問です”
”── あるひとが、 なによりたいせつなものを、 ある日、なくしてしまったとして、 それを喪うまでと、それから
その存在は、同じものと言えるでしょうか”
(@21) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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A. おんなじにしか、おもえないのです わたし自身の目には、そうとしか
だけどね、こう考えてしまったの 隣で見ていた誰かにとってはどうでしょう
だから、せめて、取り戻したいのです 喪ったものを、それに似たものを
そうすれば、なにかわかるのかしら わたし自身にも、なにかが見えるかしら
あのひとの見たなにかが──*
(@22) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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── スクランブル交差点 ──
『 よほどつまらないゲームと感じた誰かさん 』 『 それか、余程憎い相手でも、』 『 参加者の中にいたのかしらね 』
[ 前にそんなことがあったわねと、 ひとり思い出して、死神はお返事。>>@5]
『 とにかく、コンポーザー様が 』 『 ご立腹じゃないことをお祈りするわ 』
[ じゃなきゃ、その後がロクなことにならないって、 死神は経験則からそう考えたものですが、 ああ、でも。コンポーザーも交代したのでしたね。]
(@23) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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[ なにはともあれ、犯人探しをしなきゃ、 きっと宙ぶらりんになる賭け事。
きっと、彼にも死神にも必死になる程の熱意はないし、 けれど、こんな賭け事にのってくれる心安さが好き。]
『 そうやって遊んでくれる 』 『 華月斎のそういうところが好きよ♡ 』
[ 死神は今日も仲間への愛を語って、 そうして、スクランブル交差点の真ん中、 そこに立ち尽くしておりました。]
(@24) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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[ もう、今回のゲームも最終日なのだそうです。
生真面目にわたしを「死神さん」なんて呼んだ女や、 年に似合わぬ言葉を知っていた少年や、 和服の美青年に、カリスマ美容師、 かわいげがなくてかわいい女子高生。
今回は、楽しいひとがたくさんいたから。 ちゃあんとそれを憶えているから、 死神は、とっても良いゲームだったと思いました。]
(@25) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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[ 誰が残っていた誰が消えたかなど、 死神の知ったことじゃあありません。
── あ。死神志望者がいるかは気になりますが。
所詮は、これが日常ですから。 女は死神と成りましたから。
気分はすっかり終幕。]
(@26) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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[ それでもね、ゲーム最終日。
そのミッションが、あまりにまっすぐだったから、 なぞなぞにしたって、あんまりまっすぐだから。
死神は、その内容を確認して思わず、 ひとつだけ、メッセージを送信しました。
『 今度のお茶会のことだけれど 』 『 くさかげの新メニューを試してみたいわ 』
[ 約束を果たしてもらえないのは困ります。
最後の最後ではありますが、 お仕事をしなくちゃかしら、って。
死神はすうっと南に向かって、飛ぶ。*]
(@27) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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― 7th day/十王マルチシアター屋上 ―
[ 日付が変われば、昨日の傷は嘘のように癒えていて。 ]
…。
[ 飴を片手に端末を操作してメールを確認する。
なんとなく、ここが今日の舞台のような気がしていた。 他ならぬ“ゲームマスター”が彼女である以上。 ]
(@28) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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― 7day・ジョードデンキ付近 ―
[家電量販店の入口付近。 気怠げに座る方法は幼女にはふさわしくなく。 数名の死神が頭を下げながら、その脇を通っていく。]
……禁断ノイズかぁ。
[誰が発生させたかは想像がつく。 そしてそれを咎めるつもりもない。 ただただ、『面白くない』だけだ。
なんの価値にも満たない雑音が。 それほど価値のない命を散らすのが。 興味のある光景ではなかった、というだけで。]
(@29) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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[迫ってくる黒い雑音は、死神を襲う。 だから自分の保護を求める死神もいようとは、考えつく。
その腰抜けにも腹は立つが、器を知っている賢さがあるだけ、彼らは愚者ではない。 と言うよりは、より価値の無いものがいるから、しょうがないかと今は黙認しているだけなのだが。]
お前はどう思う? そうしてるの、楽しい?
[その問いかけに振り向いたのは、頭が異常に巨大化した猪。 その猪は向かってくる黒いノイズを潰し続けている。
……問いかけに反応する様は、まるで命を持っているようで。*]
(@30) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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…どうしてっかねぇ、あいつら。
[ 昨日の彼女たちのことを少し思い出して。
相容れない、とは思わなかった。 むしろ同類にしか思えなかったからこそ、 ついつい言葉を並べてしまったのは、否定できない。
まあ、そのことに殺してみてから気づくというのも なんとも皮肉な話である。 たぶん、あのとき殺そうとしなければ、 俺は彼女たちの存在に気づくこともなかっただろう。]
(@31) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2017/06/23(Fri) 22時半頃
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……ま、いいや。
[ あとは彼女“たち”自身の問題である。
殺しておいて無責任と言われるかもしれないが。 だが、仮に此方が何を言ったとしても それを受け入れるかを選ぶのは 結局のところ、彼女たち自身なのだから。
――まあ、勝手なことを口にするならば。 自分と同じような件がもう一つ、 増えなければいいと、ただそれだけの話だ。 ]
(@32) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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[ ひょい、と翼を広げて屋上から飛び降りれば、 地上に見知った人影がふたつ見えた。>>22>>31 ]
よーぉ、お二人さん。 無事生き残れて、なによりだ。
[ ここ数日ですっかり馴染んだ鉄パイプを片手に。 空いたもう片方の手をゆるく振ってみせる。 ]
(@33) 2017/06/23(Fri) 23時頃
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[ トン、と妙に軽い音を立てて地上に降り立つ。 ]
おう、一日ぶり。 しかしよくもまぁ、ここまで生き残ったなァ?
[ 感心感心、と。 いつか出会ったときのように頷いて。 正直、「お人好し」な初対面の印象のままの二人に、 ほっとしたような拍子抜けしたような、なんとも不思議な気分になる。]
アンタらが生き残れるとか、 実のところ最初の頃は期待してなかったんだがなァ。 まあ、今回のゲームは色々イレギュラーが多かった。 こないだの「禁断ノイズ」なんかが、そのいい例だな。
(@34) 2017/06/23(Fri) 23時頃
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あのときアンタが黒ウルフを倒したときはさ。 正直大したもんだと思ったよ。
[ ――妙に饒舌なのが、自分でもよくわかる。 なんというか、話していないと落ち着かない。 いつもなら、何かをひとつ口にするより先に 十は手が出ている。そのはずのだが。 ]
――…なァ、シュウト。ヒナちゃん。 ひとつ、聞きたいことがあるんだが、いいか?
[ 徒然なるままに語る、言葉がひとつ。 ]
(@35) 2017/06/23(Fri) 23時頃
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――アンタたちはさ、この“せかい”を、どう思う?**
(@36) 2017/06/23(Fri) 23時頃
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そ。聞きたいこと。 まァ、流石に具体性に欠けるよな。
もう少し突っ込んだ言い方すると 「生き返ったあとの世界で、どんなふうに生きてみたいか」ってこと。
[ それは例えば、どんな夢があったか、とか。 会いたい誰かがいるとか。 取り戻したいものがあるとか、そういうところの話。 ]
でも、そっか。 「遠くて近くてごちゃまぜ」ってのはどんな感じなんだ?
[ 応えてくれた彼女の言葉>>40に、ひとつ頷いて続きを促せば>>41 ]
(@37) 2017/06/23(Fri) 23時半頃
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ああ、それはよくわかる。
[ 見える部分だけが、世界の全部じゃない>>41 その言葉に頷く。 ]
俺もさ、最初にゲームに参加したばかりの頃、思ったよ。
[ いつかは、と。 そう信じていたものが、夢見ていたものが、 絶対に手に入らないことに、気づいてしまった。 失われたものが隠していたそれに、気づいてしまった。 そんな日のことを思い出す。 ]
……。 ヒナちゃんは、この世界どうだった? 楽しかった?面白かった? それとも怖かった? どうだろう?
[ 先ほど、集人に投げてもらった飴を口にしながら そんな問いを重ねては首を傾げてみせる。 ]*
(@38) 2017/06/23(Fri) 23時半頃
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「あなた、何を支払ったの?」
(@39) 2017/06/24(Sat) 00時頃
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[ 女が問いを投げてきたのは 丁度、最後の日のことでした。 それまで、隣にいた男のこと 何も知らない、と、女は苦く笑って。
さぁ、わかりませんわ。
そう、からり笑った僕へ 疑念を隠しきらぬ瞳は 違和感と諦念を抱いたように、閉ざされました。 ]
(@40) 2017/06/24(Sat) 00時頃
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[ 思えばね その時、僕の支払ったものを告げたなら 貴女は、どのような顔をしてくれたことでしょう。
六日間、共に過ごした男が かつて、抱いていたそれを知ったならば。 さぞ、驚いてくれたことでしょう。 さぞ、絶望してくれたことでしょう。
そして、全てを取り戻した時に
さぞ、――――喜んでくれたことでしょうか。 ]
(@41) 2017/06/24(Sat) 00時頃
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[ この男の、唯一を望んだ女へ>>2:@194 “男への愛”を支払ったその人へ
憎悪を支払った
と、笑ってやったならば。 かつて、女が ただ一つ、それだけでもと望んだ感情が>>2:@195
舞台人としての自分よりも、 ずっと大切だったらしい、などと。>>2:@137>>2:@138 ]
(@42) 2017/06/24(Sat) 00時頃
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[ 死神のゲームへ参加するにあたり、 ―― ―――が支払ったものは、 ]*
(@43) 2017/06/24(Sat) 00時頃
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魔術師のこと、かぁ…。 あいつとはよくゲームでスコアを競いあう仲だけど。 マブスラが異様に上手かったりするけど。 アンタが知りたいのは、 たぶんそういうことじゃ、ねぇんだろ?
[ ガリ、ガリと飴を齧りながら>>35次の質問を待つ。 尤も、素直に答えるとは限らないが。 ]
(@44) 2017/06/24(Sat) 00時頃
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トレイルは、ブローリン>>46の言葉に首を傾げて、続きを促す。
2017/06/24(Sat) 00時頃
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[ぴこっ ぴこっ ぴこっぴこっぴこっぴこっぴこっぴこっ]
んー、何やの。
[通知を鳴らし続ける端末を取れば 画面にずらりと並ぶ、同じ名前。 其れに埋もれるようにして、他の名前があったとは>>@23>>@24 この時の僕は、気づかぬまま。
特に返事するでもなく、トークを開くこともなく。 そのまま、また端末をなおしまして、]
(@45) 2017/06/24(Sat) 00時頃
|
|
[視線はちらと、北の方へ。 それから、東へと。
見かけたいくつかの顔を思い出し さて、どれが例外なのやら。
ぐるり、一周見回して さて、と、 気紛れの足を向けた先は、]**
(@46) 2017/06/24(Sat) 00時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/24(Sat) 00時頃
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…期待してるとこ悪いけど、 あいつにそんなもんはねぇなァ。
[>>47 あまりにも直球すぎて数瞬間が空いた。 そこまでバカ正直に聞かれると 少しは答えてあげようかなーという気がしなくもないが。
残念ながら、思い浮かばないものは浮かばないのだ。 俺にとっても、あの娘は強く簡単に打ち破れるような そんな存在ではないから。>>34 ]
(@47) 2017/06/24(Sat) 00時半頃
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|
…。ま、アレだな。 メールにもあるとおり、 あいつは『魔術師』――マジシャンだ。
そしてタネも仕掛けも世界の裏と表もあるのが、 この世界の不文律(おやくそく)って奴よ。
[ ひょい、とブルースカルバッジを掌にのせて、 それをふわりと宙に浮かせてみせる。
別に俺は魔術師でもなんでもない。 それでも、サイキックのことを知らなければ、 これもまた“種も仕掛けもない”手品に見えるかもしれない。]
(@48) 2017/06/24(Sat) 00時半頃
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── 道中 ──
[ スクランブル交差点からの移動中。
最後の舞台となったシアターへと向かうなら、 きっとどこかで、いつか見た顔>>42>>50を見た。
自らを魔女の名で呼んだ少年が、 あまりに華麗なビフォアアフターを遂げていて、
(── ゴシック趣味のスノーホワイトなんて、 まったく、聞いたことはないけれど )
死神は、意地悪な魔女よろしく、 ひとつ、つくりあげた土くれを従えて、 矢で射抜いてやろうと思ったのです。
ラヴェンナ。その名を呼んだのは、あなたです。 あなたの目にうつるままに振る舞って差し上げる。]
(@49) 2017/06/24(Sat) 00時半頃
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[ 心のない土色の塊は、 死神の意のままに、矢を弓に番えて、
── けれど、スマホが震えたものですから。>>33
死神の意識はふいと逸れて、 土くれは矢を射るタイミングを見失って、
ああ、そういえば、 魔女の差し向けた追手も、毒リンゴも、 結局のところ、真の意味で、 白雪を消し去ることにはならなかったと、 確か絵本にはそうありました。
映画では──、どうだったのでしょうね。]
(@50) 2017/06/24(Sat) 00時半頃
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|
[ ── あら。
なにか、毒気を抜かれたように、 ぱたりと腕を下ろした死神に、 呼応するように、土くれ人形は消えて。
まあいいわって、見送ることにしたの。
どうぞ、いってらっしゃいな。
悪い魔女と違って、奇術師の制し方なんて、 絵本も映画も、教えてくれやしないでしょうけれど。
彼らが振り返ればきっと、 ラヴェンナは笑みを湛えてそこにいる。**]
(@51) 2017/06/24(Sat) 00時半頃
|
|
…ばぁか。 そこは簡単に教えるわけないだろ? 魔術師にとって手品のタネは命みたいなもんだしな。
[ そうしてヒナの答えを聞けば>>51 ]
そっか……そういえばさァ、 シュウトは、好きな奴っているのかァ?
[ 以前同じようなことを、ヒナに聞かれたなァと。 そのときのことを思い出しながら。 ]
なんなら、俺に耳打ちで教えてくれても構わねぇんだぜ? 教えてくれたら、ヒントを教えることを考えなくもない。
[ 遠回しに教えるとは限らない、と示しているがさて。 ]*
(@52) 2017/06/24(Sat) 00時半頃
|
|
[ 此方の問いかけに、彼はどう、答えたのやら。 ヒナと一緒に>>66彼の様子を伺っていれば>>68 ]
えーつまんねぇ。
[ 不満げに漏らしつつも、 その表情はくつくつと興味深げに笑っていて。 ]
(@53) 2017/06/24(Sat) 08時半頃
|
|
おっと。
[ 不意に鳴った通知に、 悪いなと断りを入れてから端末を開く。
そこにあったのは、いつもどおりの変わらない 彼女の文面>>33 絶対に負けることなどないという、 『魔術師』としての彼女の自信に満ちた言葉。 ]
…。
(@54) 2017/06/24(Sat) 08時半頃
|
|
[ 瞳を閉じて端末を握り締める。 それから再び瞳を開けると、端末を閉じて 彼らのほうを、向き直る。 ]
ま、いいさ。 ひとつだけ、教えておく。
結局のところ、最後に物を言うのは 能力の強さでもなんでもない、 前に進もうとする、『意思の力』って奴さ。 心の有り様、と言い換えてもいい。 ようはマブスラと一緒だな。>>3:@75 [ 少なくとも、俺はそうして生きてきた。 灰色の交差点で目覚めてから、ずっと。
“あいつ”の手を離してからはずっと いつか、俺を殺せるような そんな圧倒的な意思と力を持った“誰か”が 現れればいいと、そんなことを思って生きてきた。 ]
(@55) 2017/06/24(Sat) 08時半頃
|
|
弱点とか、どんな能力をもってるか、よりもさ。 アンタたちがこれから先を生きていく世界で、 どんなふうに生きていきたいかのほうが、 『魔術師』を打ち破るためには必要だ。
[ だから、覚悟は決めておけ。 ろくでもない、だけど、沢山の顔を内包する、 遠くて近くてごちゃまぜな>>40 このせかいで、生きていくために。]
(@56) 2017/06/24(Sat) 08時半頃
|
|
……なぁ、負けんなよ? 少なくとも、アンタらは独りじゃない。 一連托生のパートナーがいるんだからよ。
[ 迷いが、ないわけじゃない。 ここから先に彼らが進もうとすることは つまり鳴李かこいつらのどちらかが命を落とすということ。
こいつらはともかく、 鳴李は二人を生かしておこうとは絶対しないだろう。
なんだろうな、俺だってずっとそうして生きてきたはずなのに。 老若男女なんて関係なく、楽しく人を殺して生きてきたはずなのに。 …どうにも、こいつらといると調子が狂って仕方ない。 ]
(@57) 2017/06/24(Sat) 08時半頃
|
|
[ ――ただ、“生きてほしい”と思ってしまった。
“あいつ”以外の参加者に対して、 生まれて初めて、そんなことを思った。
この二人が、生きてゆく未来を見てみたいと>>49 この灰色の世界で、初めて夢らしい夢をみた。 ]*
(@58) 2017/06/24(Sat) 09時頃
|
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― 十王マルチシアター ―
そんじゃま、いこうか?
[ あくまで軽い口調で、そんなことを口にする。 まさかここに来て「どこへ?」なんてことは 言わないだろう?
十王マルチシアターの建物内へ。
今日は保守点検日>>#1ということで 辺りに人の気配はない。 正直、鉄パイプを持ったまま建物内に入るのは 流石に面倒なことになりかねないから、 このへんは実にありがたい。 ]
(@59) 2017/06/24(Sat) 09時頃
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[ 案内板を確認して、 向かうのは地下五階まで行けるエレベーター。 エレベーターホールまで行くとちょうど先日、 西エリアで集人たちと一緒に出会った 少年たちの姿が見えただろうか>>67
彼らの一人が、エレベータを開けば、 飛び出してきたのは一匹のサイノイズ>>#3 ]
それじゃ、俺が送っていけるのはここまでだ。
[ 突進してくるそのノイズに鉄パイプを翳す。 同時に重力の力場を形成して、足止めを食らわせる。 そう長く持つとも思わないが、 全く時間を稼げないということはないだろう。 少なくとも、四人がエレベーターに乗り込む程度の時間くらいは。 ]
(@60) 2017/06/24(Sat) 09時頃
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行ってこいよ。 なぁに、「ここは俺に任せて先にいけ」って 一度行ってみたかったんだよな…っと。
[ 再び突進してきたサイの角を避けると、 その角へ渾身の力を込めて鉄パイプを振り下ろす。]
早くいけ!! こいつを片付けたら、……ま、 あとは俺は俺のやりたいことをやるさ。
[ そう言って肩をすくめてみせる。 もしも彼らがもたつくようなら、 無理やりにでもエレベーターに乗せて 先へと進ませようとするだろう。
彼らがエレベーターに乗ったなら、 じゃあなと軽く手を振って、それを見送った。 ]**
(@61) 2017/06/24(Sat) 09時頃
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― 回想/“戸隠流生”の記憶 ―
[ 物心ついた頃には、既に家の中は冷えきっていた。
父親は仕事ばかりで、殆ど家にいつくことがなかった。 いたところで、いつも自分を遠巻きに見ては、ため息をつくばかり。 俺は、それがどうしようもなく嫌だった。 祖父も似たようなものだったけれど、それ以上に厳格な人で。 俺は、あの人のことが苦手だったんだろうか? あの人に怒鳴られるのが怖くて、幼い頃はいつもビクビクしていたように思う。
祖母は、元々身体の弱い人だった。 俺が物心ついたときには、すでに離れに篭もることが多かった。 顔も知らない俺の母親は、どうやらその血を継いでしまったらしい。
俺の記憶の中にあるのは、 陽の当たらない離れの一室で、 一体の人形を抱き寄せて愛でる祖母の姿。 子供ながらに、それはとても薄気味悪いものに思えた。 ]
(@62) 2017/06/24(Sat) 13時半頃
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[ あれは、俺が五つかそこらの頃の記憶。
庭に咲いていた花がとても綺麗だったから。 …祖母に、見せてあげたいな、と思った。
女の人は花が好きなんだと、 誰か大人に教わったことを鵜呑みにしたんだと思う。
花を手折って、それを離れに持っていって。 そうして、祖母の部屋に持っていったとき。
――パン、と。 頬を打たれた。]
(@63) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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[ …正直、訳がわからなかった。 喚く祖母を周りの大人たちが押さえつけて。 そうして俺は、外に出された。
あとで大人たちの話を盗み聞きしたところによれば、 祖母は、“娘”を苛めようとしてきた悪いモノを 追い出そうとしていた、らしい。 “娘”というのはあの人形のことなんだろうと、 子供心にも理解はできた。
同時に、思った。 ――ああ、祖母の中に“俺”はいないんだ、 大切な“娘”を傷つけるだけの“何か”でしかないんだ、って。
それが、幼い頃亡くなった祖母に対する最初で最後の思い出。 ]
(@64) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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[ 六歳のとき、新しい“母”ができた。 俺にとっては、初めての母親だった。
新しい母親は、祖父が連れてきた遠縁の女性で、 その人には、俺と同い年の男の子がいた。 その子は俺の“兄”になった。
兄は総じてとても優秀で、 そして何より聞き分けが良い子だった。 血の繋がりはなくても、父も祖父も 彼のことをとても可愛がっていた。
血の繋がりはなくても、 彼らは間違いなく『家族』だった。 仲睦まじい、絵に描いたような理想の『家族』。 それが、あの家に対する親族たちや世間の評価。
まぁ、“俺”はそんな『家族』を ただ見ていることしかできなかったのだけど。]
(@65) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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[ 勉強も、運動も。それ以外でも。 何をしても、どれほど努力したところで。 結局、俺は兄には敵わなかった。 どうすればよかったのかは、正直今でもよくわからない。
ただひとつだけ確かなのは、 父にせよ、新しい母にせよ。祖父にせよ祖母にせよ。 俺は家族の誰かにとっての“一番”になんか 決してなれなかったということだけ。
同時に、こんな自分を生むために、母は死んでしまったのかと、 それがずっと、不甲斐なくて、情けなくて。 顔も知らない母に、申し訳なくて仕方なかった。 ]
(@66) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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[ ――誰でもよかった。
誰かに愛されてみたかった。 誰かに認めてほしかった。 「ここにいていいんだ」と、誰かにそう言われてみたかった。
裏を返せば、それは結局、 誰にもそんなふうにされたことはないということ。 愛して欲しい人にも、それ以外にとっても、 愛してもらえるだけの“価値”が、俺にはなかった。 ただ、それだけのこと。 ]
(@67) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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[ そんな自分でも、人並みに“誰か”を好きになったことはある。 初めて人を好きになったのは、高校のときのクラスメートの女子。
高校一年の夏、そのクラスメートの女子に 誘われて、兄の代わりに一度だけ他地区のイベントに 参加したことがあった。 ――それが、あの真夏の日の、音楽の祭典。>>1:@20
真昼間から盛り上がるロックにビート、 色んな音で溢れかえる、コロシアムに響く音楽は それまでの自分が見たこともないような、 華やかで、そしてなにより命の音に溢れた世界だった。
あのときは、兄の代わりに誘われたなんて、 そんなことも忘れて夢中になったっけな。
そうして、時間は瞬く間に過ぎて。 日没後のアリーナに現れたのは一人の歌い手。>>1:@21]
(@68) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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[ 普段のイベントでは滅多に顔を見せない“彼”が、 今回のイベントでは珍しく素顔で参加すると、 それを見たくて、今回のイベントに参加したんだと 歌と歌との合間に交わされた、彼女の会話で知った。
それまで、“彼”のことは殆ど知らなかったけれど。 でも、遠目に見える“彼”の姿と、そしてそれを見つめる彼女の視線に…少しだけ、ちり、と胸を焼かれるような思いがした。 それはたぶん、“嫉妬”と呼ばれる類のもの。
――もし、仮に兄がいなくても。 彼女が、自分をこんなふうに見ることはないんだろうなと そういう、うまく言葉にならない気持ち。
結局のところ、俺は“兄”の代用品でしかなくて、 それでさえ、一度遠目に見ただけの“誰か”にすら及ばない>>4:@128
…馬鹿馬鹿しいって、思うだろう? でも、そんなたった一度のことが後々大きく響いたのだから、 世の中っていうのは、本当によくわからない。 一度死んでからの俺は、あの時見た“彼”の姿になっていたのだから。 ]
(@69) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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― 7th day/十王マルチシアター ―
『prrrrrrr...』
[ いつものコール音のあと、ピッと相手が出れば。]
よぉ、そっちの準備は万端か? 今、そっちに四人エレベーターからそっちに向かったぜ。
[ いつか見た、ケーンの代わりに 鉄パイプで突進してくるサイノイズをいなしながら ]
「負けるなよ」って言っておいたから、 たぶんあいつら、本気でかかってくるぜ。
[ 気ぃ抜くなよな、と 揶揄いとも激励ともつかぬ言葉を吐いて ]
……なぁ、鳴李。 昨日の話、覚えてるか? >>6:@121>>6:@123
(@70) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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アンタの強さは、俺が一番よく知ってるつもりさ。
[ 死神になってからこのかた、 自分の一番近くにいたのは電話口の彼女だった。 何度となく続くゲームの中でスコアを競い合ってきた。]
…だからこそ、だ。 アンタは強いけど、そのぶん他の奴らを置いて 一人で先に行こうとしてるように見える。 ……へっ。 俺が言っても、説得力はねえだろうが、な…ッ!
[ 突進して来たライノの角を鉄パイプで横薙に叩く。 重力操作で重みを増したそれが、ガツッと音を立てて その巨大な角にヒビをいれさせた。 ]
(@71) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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[ タンッ、と床に着地して 目の前のライノ相手に鉄パイプを片手で構える。 ]
俺はな、自分のことは自分で決める。 ずっとそうしてきた。 だが、他の奴らのことはどうしようもねぇ。
[ それは、たとえば他の死神たちのことだったり。 自分が今回殺したあの少女と男のことだったり。 “あいつ”のことや、そして今、 電話で話をしている相手のことだったり。 ]
だから、アンタのことをどうこうは言えないさ。
(@72) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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[ どうして、自分以外の奴らが 思い通りにならない他人が、 この世界にいるんだろうと思ったことはある。>>2:@44
自分とは違う、別の意思を持って この世界を生きていこうとする者たち。
どうして、かつての自分は そんな奴らを大切だと思ったのか。 俺はずっと、それがわからずにいた。]
(@73) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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[ どうして、自分以外の奴らが 思い通りにならない他人が、 この世界にいるんだろうと思ったことはある。>>2:@44
自分とは違う、別の意思を持って この世界を生きていこうとする者たち。
どうして、かつての自分は そんな奴らを大切だと思ったのか。 俺はずっと、それがわからずにいた。]
(@74) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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それで、昨日の続きなんだがな。 このゲームが終わったら…ああ、いや。 別にフラグじゃないからな?
そのときには…まぁデートでもなんでもいいんだが、 …色んな話を、しようぜ。 今まで、話してこなかったことも、全てさ。
[ 一番自分に近い位置にいた彼女ではあるけど、 それでも彼女を懐に入れたことはなかった。 自分の中身も、本心も、晒したことは一度もなかった。 ]
俺とアンタは一連托生の“パートナー”ではないけど。 でも、俺はアンタを一人にするつもりはない。 そこんとこ、忘れんなよ?
(@75) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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[ 電話口の相手の反応はどうだったか? そろそろ、集人たちが到着した頃合かもしれない。
それじゃあな、と電話口の彼女に 声をかけてから通話を切る。 そうして再びライノに向き合えば。 ]
さぁて、待たせたなァ? 遊んでやるよ、本気でかかってきな。**
(@76) 2017/06/24(Sat) 14時頃
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『ッシャオラ推しイベランボ上位報酬キタコレ』
[今の今まで座り込んでいた男が立ち上がり、拳を突き上げる。清々しいほどのガッツポーズだ。 達成感に酔いしれてから、見渡す。魂は随分と寂しい事になっている。曲面は進みに進み、日付はいよいよラスボス戦へと移り変わっていた]
『あー、これ仕事しなきゃいけない系?』
[絶対に働きたくないでござる!とキメ顔(真顔)をするだけしておいて、ソシャカスは今の今までスルーを決め込んでいたミッションのメールを確認する。 とはいえ、最終日の主役はいつだって決まっている。 所詮モブは多少の色味を添える程度だ]
(@77) 2017/06/24(Sat) 18時半頃
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[本当、は。 禁断ノイズが出たことはきちんと知っていた。 流石に身の危険を察する程度の警戒は忘れていなかった。だって死んだらソシャゲ出来ないし。 知っていて、敢えて、何もしなかった。 ソシャカスの価値観的に、転売以上に許せないものはない。転売死すべし慈悲はなし。
それに、だ。 人生のやり直しだろうと、 失われたものを取り戻すことだろうと、 ソシャゲのSSRだろうと、 他人へ掛ける願いだろうと、 恋だろうと愛だろうと、 命を懸けて何かをひたすらに望むことに、死神は、非と下す事はない。
そういった願いが、望みが、欲が、ソシャゲの発展も人の営みももたらして、誰かの願いを叶えることだってある。
私欲にまみれたこの世界は、嗚呼、なんて、]
(@78) 2017/06/24(Sat) 18時半頃
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[メールを閉じる。シリアル終了のお知らせ]
『さーて、今北産業、っと』
[開くのはカメラ付き通話アプリ。 街中で、店頭で普通に販売されている端末の画面と連動させ、見える景色をチェックしていく。 このソシャゲ、仕事をすると言ったけど、仕事をするとは言ってない**]
(@79) 2017/06/24(Sat) 19時頃
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[かつての二度目の死。 その時の彼の笑みは、唯の諦めであったのだろう、と。 死神がその結論に至ったのは、数日前。 白いドレスを赤に染めた少女の問いに答えた時であった。
逃れえぬ死を与えた僕に対してのものでなく、 ただ、自分に対してのものであったなら、 そうだ、何ら悩むことはない。 今までと同じように、生に縋りつき、貪ればいいだけだ。
そう、思っていたのだけれど。]
(@80) 2017/06/24(Sat) 19時頃
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―6th Day: 呉商堂書店前―
[唯、見ていた。 崩れ落ちる藤色を。その命を手折る刀を。>>242
多分、あの時とは違った。 茫然とする僕の肩を叩いて、 手を引いてくれた喪服の死神程、 僕は優しい死神ではない。
傍らに控えていたノイズを虚に戻し、 残された青年>>259に声をかけることもせずに、 僕は黒い羽根を広げたことだろう。
だって、あの状況で、 どんな言葉を発しろっていうんだい?]
(@81) 2017/06/24(Sat) 19時頃
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―東エリア/沈黙の羊像付近―
[藤色の着物を着た彼は、 騙し討ちのような手を取った自分に対しても、 恨み言をいうことはなかった。 ただ、パートナーを生かせるのか、否か。 最期に問われた問いかけと、先程至ったはずの結論は、 どう考えても矛盾しているわけで。
死神は、はぁ、と深い息を吐いた。 胸の辺りを押さえる。 別に、傷を負ったわけではないけれど。 矢張り、自分は命のある限り、 この問答から抜け出すことはできないらしい。 全く、厄介なことで。*]
(@82) 2017/06/24(Sat) 19時頃
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―7th Day:北エリア/44アイスクリーム前―
[切り裂かれた腕が、ざく、と嫌な音を立てた。 鈍い痛みが走るそれとは逆の腕で、 黒い鴉の頭をひっぱたいてやれば、 片翼を痙攣させ、鴉は地に落ちる。
それを一瞥したのち、僕は新品のナイフで、 自分の肩口を切り裂いて、鴉に触れる。 そうして、鶏肉さながらにぐったりとした黒いノイズを、 ぽい、と放り投げて、サメの腹に収める。 ただ、そんなことを繰り返していた。
昨日は7日分程度じゃ足りない位に、散々働いたのだ。 今日は目立つ動きをするつもりは毛頭ない。]
(@83) 2017/06/24(Sat) 19時頃
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[それに。
生き返ろうと無我夢中で抗う、参加者の姿― 間違いがあれば正すことが出来る、 未来に足跡を残すことが出来る人間の姿は、 過去の遺物からすれば、眩しいことこの上ないわけで。 最終日とくれば、猶更。
死神は、青に活気を奪われつつある街の隅で、 ひとり、甘味を貪っている。
あぁ、もちろん、豆腐きな粉ピーマンオレンジではない。 それは、いつかのお楽しみの時にまで、取っておこう。**]
(@84) 2017/06/24(Sat) 19時頃
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── 十王マルチシアター前→ ──
[ ふたくみ。
ふたくみの参加者と、 それから、ひとりの死神と。
彼らが最後の舞台へと向かうのを、 死神はすこうし離れた場所で見ておりました。
手を振られれば>>65、こちらも同様に。 小さく手を振って、もうそこに殺意などなかった。
あの子たちは生き延びることができるかしら。 とさえ、思った。
死神なんて、気まぐれなものだし、 それに、別に彼らが憎いわけじゃない。 寧ろ、死神は彼らのことが好きでした。]
(@85) 2017/06/24(Sat) 20時半頃
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[ お人好しが生きられる世界なら、 それはきっとすてきなことです。
だけど、ともにシアターへと飛び込んでった、 ひとりの同僚ほどの熱意もまたなく。
事実を覆してまで生きたいというのなら、 きっと、自ら選び取り、自ら戦うべきだった。 それができなかったから、女の選択肢はふたつきりで、 そして、あのひとは消えてしまったのだと思います。
だからね、紅組がんばれ、白組もがんばれ。 そんな気持ちで、彼らの背を見送る。
ただ、奇術師のおんなのこが勝ったとき、 彼らが死神になってくれるととってもうれしいなんて、 夢想。]
(@86) 2017/06/24(Sat) 20時半頃
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── 南エリア:フラワーアトリエ・ヘダラ ──
[ あとに続く他の参加者の姿がなさそうだと悟れば、 ふわり、浮かんで、また南のほうへ。
フラワーアトリエ・ヘダラの看板に腰掛けて、 未だ精製され続けるタブーたちを、 すこうし高い位置から、見下ろして。
羽のある、蝙蝠や烏を、 土くれ人形が盾に矛になり、捌けども、
次々と生まれゆく禁断ノイズを前に、 状況は、停滞といったところでしょうか。]
(@87) 2017/06/24(Sat) 21時頃
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── 結局これ、どうするのかしら
[ 南の精製陣を前にして、 のほほんとした死神は、結局のところ、 自らの手でどうにかするつもりなど これっぽっちもありませんでした。
ゲーム中は、あのひとを。 死神となってしまえば、土くれを。
ずうっと従えている死神は、 自らの拳で戦ったことなど、なく。
脆い土くれ人形には、 漆黒蠢く地に降りて戦い、 精製陣までたどり着くことなど、 到底出来やしません。]
(@88) 2017/06/24(Sat) 21時頃
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[ だからね、こんな場所まできて、 すっかり様相の変わったサイガワラを、 静かな眸をして見下ろしているのです。]
ずいぶん、つまらない街になってしまったのね
[ これじゃあ、お買い物に出ても、 新作スイーツでお茶しても、マブスラをしても、 なんだか、興をそがれてしまいそう。
そんな緊迫感のないため息をつきながら。
誰か代わりに解決してくれるひとを待つとしましょう。 それがわたしというものですから。*]
(@89) 2017/06/24(Sat) 21時頃
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― 少し前/十王マルチシアター前>>78 ―
[ 集人の問いかけに、 一瞬、きょとんとして瞬きを返す。 ]
優しい、か…。 あまり気にしたことなかったな。
[ 困った、と顎に手をあてて考える。 ]
俺はあいつと一緒に居て居心地良かったんだが、 …あいつはどうだったんだろうか?
[ 今までそんなことを気にしたことがなかったし、 元より、女心の機微というものには全く持って疎い。]
(@90) 2017/06/24(Sat) 21時頃
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俺の知ってるあいつは…そうだな。
俺といるときはすぐ訛り全開で話してくるくせに、 やたら格好つけたがりで、 魔術師としての矜恃つーかキャラ性に妙にこだわるし、 それと、こっちが電話するたびに俺のことを舐め太郎だの 飴の禁断症状がどうのと揶揄ってくるし。
…でも、こっちがあいつを揶揄ったときの反応は ひとつひとつ新鮮で面白れーし、 あいつの訛りも素朴つーか、嫌いじゃないつーか。
なにより…あれだ、 「自分」を探してるときのあいつは、なんか、 ほうっておけねーっていうか、な。
[ だから、味方でいたいだなんて>>6:@84 柄にもないことを、口にしたりもした。 ]
(@91) 2017/06/24(Sat) 21時半頃
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[ あとは ]
……笑った顔が、一番似合う奴だよ。
[ 花屋の店先で見せる笑顔が>>6:0 あの店の常連や他の客たちにとってどれだけ 心を癒すものであったか、あいつはきっと知らない。 ]*
(@92) 2017/06/24(Sat) 21時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/24(Sat) 21時半頃
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―南エリア―
[決戦の場でありましょう、シアトルの前を通り過ぎましたのは 歪に黒を生やした雑音が、南の方からやってきたものですから。
とうに、いくつも相手にしておりましたから 今の興味は、それがどこからきているか、で。]
(@93) 2017/06/24(Sat) 21時半頃
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なんや、こんなとこに。
[雑音共の、来る方向。 追ってみれば、案の定、 わらわらと湧き出る黒色が、端の方に。
右手を開き、ぎりと握れば 此方へと向かう蝙蝠が一つ、 押され、圧され、 ぐしゃり、と。]
(@94) 2017/06/24(Sat) 21時半頃
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他に、参加者さんが残ってはるんなら ここに案内しましたら、面白いかねぇ。
どう思います?弦姫さん。
[看板に腰かける同僚を>>@87 此方は、低い位置から見上げまして。
白に、黒い模様の入った翅をもつ蝶を一頭 風に乗せ、彼女の周りに遊ばせましょう。]*
(@95) 2017/06/24(Sat) 21時半頃
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── 南エリア ──
精製陣よう
[ やってきた同胞>>@94の言葉。
きっとそれは疑問ではなかったのでしょうけれど、 死神は応えるかのように呟いた。
黒を生む源泉を、白いゆびさきが指す。
呼ばれた名>>@95に弦姫は艷やかな髪を揺らして、 かわいらしいもの見るように、目を細めた。]
(@96) 2017/06/24(Sat) 22時頃
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おもしろいかどうかなんて、 きっとあなたのほうがよく知ってるじゃない
[ 死神が好きなものは、かっこいいひとや、 かわいいものや、人気のあるものであって、 そこに、”おもしろい”という感覚は、 それほど関わっておりません。]
だけど、おもしろいもの探してるとき、 華月斎はそういうときが、 一番よい顔をしている気がして、 わたし、好きよ
だから、ええ 試してみればいいんじゃないかしら
[ 舞い飛ぶ蝶々>>@95に、死神は「あら」と、 遊ぶように、遊ばせるように、指を一本差し出して。]
(@97) 2017/06/24(Sat) 22時頃
|
|
── ああ、でも参加者なんて もうみんな、いなくなってしまったんじゃなくて?
[ 残っていたものは舞台に上ったと、 死神はなんとなく、そう思っておりました。
今回はずいぶんと、漆黒に食われましたから。 最終日の様子は、さみしいものであります。
さらには、強き魂なぞ呼ばれる者にも、 死神はお目にかかっていないからして、
浮かんだのは、そんな疑問符。*]
(@98) 2017/06/24(Sat) 22時頃
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[浮き出る黒の雑音が少なくなれば、粗方は想像がつく。 それぞれの場所で、雑音の発生源が叩かれていること。]
なーんか思ってたのと違う感じになっちゃったな。 面白いのか、面白くないのか。
どっちかでいうなら、面白くするけども。
[ただ今回ばっかりは、楽しむとかじゃなく、別の観点。 『面倒だから』そうしたいというのは感じていて。]
お前はここにいろ。 私、ちょっと歩いてくる。
[猪にそう命じて頭をなでたのは。 撫でることによって、そいつが喜ぶのを知っていたから。]
(@99) 2017/06/24(Sat) 22時頃
|
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― 十王マルチシアター ―
なにしてんの。
[中央エリアを少し歩いて、近くにある城に様子を見に行ったら、思わずそんな言葉が出た。 進行形か過去形かはともかく、普通のノイズと戦っていた死神がいたものだから。>>@76
別に死神がミッションの遂行を手助けすることは禁止されていないし(する気もないし)、咎めるつもりはないのだが。]
怒られても知らんぞー。 責任者は私だけど、ゲームの責任は私にはないからなー。
[小学生が担任の教師に言いつけるかのような。 そんな口調で歩み寄ってみる。]
(@100) 2017/06/24(Sat) 22時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2017/06/24(Sat) 22時頃
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[細い指先が示すには 些か、物騒の過ぎるものでしょう。 おなごの指は、愛らしい花にでも向けられている方が 絵としては、美しいものらしい。
などと 僕の思うことではありません、が。]
(@101) 2017/06/24(Sat) 22時半頃
|
|
呵々、 変わらず、褒めるのが上手やねぇ。 そういうとこ、僕も好きやで。
ま、 面白い、なんて、人それぞれですから。
[どのようなものが好きか、知ってはいても>>@97 心を聞いてみたくなるのは、癖のようなものです。
彼女曰くの、一番よい顔、 常よりも深い笑みを描きまして。]
(@102) 2017/06/24(Sat) 22時半頃
|
|
消えんと、残ってはる人がおったらええなって そんな、僕の希望ですわ。
えらい、おもろい子も、おったしねぇ。
[ですから、ここはひとつ 試してみましょう。>>@98
伸ばされた白い指に>>@97 作り物の蝶が、翅の番目を落とすのと
きゅ、と、 狐が鳴くのは、同じ頃合。]
(@103) 2017/06/24(Sat) 22時半頃
|
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[西へ、東へ、はたまた北へ。 走り去る三つの雑音は、 翼をくっつけたわけでもなければ、嫌に禍々しいこともなく。
それらは、参加者、 あるいはそれらしき“気配”を感じ取れば 其方へ、小さな足で、駆け寄ることでしょう。 襲い掛かることはなく
命じたことは、南への案内ばかり。]*
(@104) 2017/06/24(Sat) 22時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/24(Sat) 22時半頃
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― 十王マルチシアター ―
[ エレベータホールから少し離れた位置にある、 休憩のための革張りの長椅子に腰を下ろす。 ]
……よぉ、生きてたか。
[ つい数分前、ようやっと仕留めたライノに 向けていた視線を不意に音も無く現れた少女>>@100に 移すと、緩く手を挙げて挨拶する。 ]
(@105) 2017/06/24(Sat) 22時半頃
|
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/24(Sat) 22時半頃
|
[ ポケットからいつものように棒付き飴を二つ取り出す。 そのうちの一つを「食うか?」と彼女に向けて投げると ] 仕方ねぇだろ? そうせずにいられなかったっつーか。
[ ぱくり、飴玉を口に添える。 グレープ味のそれを舌先で転がしながら ]
怒られるくらいならそれでも別にいいんだがなァ。
[ どうせいつものことだろうし。 ]
(@106) 2017/06/24(Sat) 23時頃
|
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死なないよ。 死んだらやばいし。
[実際に色々とやばかった。 私的には死ぬから何も問題はないが、後始末する側はやばい。]
なに?そんな仲悪かったっけ? 私も相当因縁持ちだけどさ。
[動かずにはいられなかったという言葉には、そう疑問符を。 まさかいい意味で、とは思わなかった部分もあるが。]
(@107) 2017/06/24(Sat) 23時頃
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[棒付きの飴が投げられると、両手でキャッチして口元に運ぶ。>>@106 五月蝿いな、身長のせいで片手じゃ安定しないんだ。]
割と死ぬ気のミッションだけどさ。 それなのに通してよかった?
死ぬときゃ死ぬぞ。死神も。 身近な人間……いや、死神か。そうゆうのが死なないとか幻想だって、一度死んだらわかると思うんだけどな。
[一番に思ったのは、そのことだったりする。 これが今回のゲームマスターならともかく。 それを許容するようには思えなかったのだが。*]
(@108) 2017/06/24(Sat) 23時頃
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[ 返ってきた賛辞>>@102に、 死神はやっぱり悠然と笑んで、 指先は蝶々と戯れに。
彼の紡ぐ言葉>>@103に、それはそうねと、 同意で返そうとした、そんな頃合い。
愛らしい声で、まがい物の狐が鳴く。]
好きね、狐さん
[ 死神にも、気に入りのノイズはありますが、 彼はその傾向が強い類であるらしく。
従順に駆け出す雑音>>@104を見送って、 ようやく頷き、それから質問も。]
(@109) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
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そうね、なんだかかわいい子がたくさん
どなたが禁忌の箱をひらけたおかげで、 ずいぶん減っちゃったみたいだし、 誰かこちら側に来てくれるといいのだけれど
── ところで、あなたの気に入りはどんな子?
[ 死神もまた、勝手な希望を述べまして、
── あ。そういえば、 いつか彼に羽根が生えていなかった頃も、 似たようなことを言ったものです。>>@2 「減らしたぶん、こちらに来てくださるのかしら」 頬をふくらませて、ふてくされたように。]
(@110) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
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わたしね、今回 たくさんすてきな名前をいただいたわ
[ ふふん、とどこか誇らしげに、 死神は腰掛けたまま、少し胸を張って。
愛らしいどうぶつに導かれる、 救世主の来訪でも、待ちましょうか。*]
(@111) 2017/06/24(Sat) 23時半頃
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まぁね。 かいらしいもんは好きですから。
[全てを肯定する死神の言う、“可愛い”は あんまりにも、広いものではありますが。
指先から離れ>>@109 顔周りをくるりくるり 風にて戯れさせます蝶と、同じくらいに 気に入っているものでございます。]
(@112) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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僕の? せやねぇ。今回、特に、面白そうな子の多いもんで。
ヒトゴロシにも、生き返る権利があるのか。 そう、聞いてきた子とか、 特に、気に入ってますわ。
知ってます?黒い髪の、鋭い目ぇした男の子。
[つながりを好む死神なれば 一度くらいは、見ていそうだと思いますが。
問う声は、常よりも一層 楽し気に弾んでいたことでしょう。]
(@113) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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おお、そりゃあ良かったやん。 どんな名前、もろたん?
[黒と、橙。 二頭の蝶を、指先に誘いつつ 同僚を見上げる黒に、好奇心。>>@111
名前を与えた誰か、が 此方側へと来てくださるのでしょうか。 お仲間が増えることは、この死神にも喜ばしいことで。
まぁ いつぞやの僕のように 誘い掛けに、二つ返事で頷くような人がいるのかは>>@110 はて。]*
(@114) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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「減らしたぶん、こちらに来てくださるのかしら」
[ ええ、と、頷いた僕に もう一人、が、酷く驚いていたのを覚えております。
どうして、 死神になったら、終わりは先延ばしになるのよ。 権利を放棄しても良いって、言ってたじゃない。 ねぇ、もう一度、おしまいにしましょう。 ねぇ、せっかく、一緒に終わることが出来たのに。 ねぇ、か――
すべてを取り戻した女へ見向きもせず 僕を呼び掛けた唇を、指先だけで黙らせてしまえば 結局、折れるのは女の方でした。]
(@115) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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[ じゃあ、私も
なんて、同じく死神になった女が 僕とは違う区域に行くのを、あんまりにも嫌がって
一騒動も二騒動もありましたのは、 また、別のお話で御座います。 ]*
(@116) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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[ 男の言う”面白そうな子”>>@113に、 死神は、覚えがなかったものですから。
あら、と死神自身も意外そうに目を丸くして、 首を傾げて答えました。]
わたし、その子は知らないみたい
けれど、かわいいじゃない こんなゲームに参加している時点で、 みんなひとごろしみたいなものだって、 ちゃんと教えて差し上げた?
[ ころころと笑い声を立てながら、 その子かっこよかった? などと、 ついでに無粋なことも尋ねておく。]
(@117) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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あら、本当にすごかったんだから
”黒百合さん”に、”姫百合嬢” それに、”ラヴェンナ”でしょう ── ああ、白雪姫の継母なんですって
流生くんに会ったのね ”黒真珠ちゃん”とも呼ばれたし、
”死神さん”と呼んだ素直なひとも そうそう、こんな小さな背丈の男の子が、 ”未亡人さん”ですって、おかしい!
[ 心底うれしそうに、死神は指折り数えて。
無邪気にはしゃいでみれば、 きっと見目相応の少女らしくあることでしょう。*]
(@118) 2017/06/25(Sun) 00時頃
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おお、そらぁ意外。
呵々、 教える前に、お話、おしまいになりましてね。 ヒトゴロシの力で、頑張りんさい、って 応援は、したんですが、ね。
[一般的には、それは応援になっていない、などと 考えるはずもなく。]
整っていると思いましたが、氷柱のような目つきでね。 好みは分かれるんとちゃいます? せや、万人受けしそうな男前もおったな。 名前、聞きそびれましたが。
(@119) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[後者の方は、既に誘いをかけているなど、知りもせず。 そらまぁ、嬉しそうに、 貰った名前を数えるのは、なんとも微笑ましいものです。>>@118]
えらい仰山、もろたんやね。 継母言うたら、一目惚れさせるほどの別嬪さんですから 良かったねぇ。ええモンばっかやないの。
[黒百合やらと、意味だけ取れば物騒なものもありますが どれもこれも、綺麗な物でしょう。 未亡人とあらば そのおかしさに、此方も笑ってしまうもの。]
(@120) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[もし、狐がどなたかを連れてきたとして この光景は、おかしな風に映ることでしょうか。
湧き出る黒を、気紛れに潰しながら 語らう声の、平和なこと。]
お仲間、増えると良いねぇ。
[なんて 話の合間に、ぽつり、と。 終幕に向かいつつありましょう 決戦の舞台を一瞥して、笑うのです。]**
(@121) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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冗談だって。 アンタがそう簡単にくたばるとは思わねぇし。
[ 肉体的には脆くとも、それを上回る知恵を この少女の姿をしたコンポーザーには感じている。 ]
……ぁ?
[ 言われたことの意味がわからなくて、 一瞬首をかしげる。 ややあってから、ああ、と得心言ったように頷いて ]
そいつぁ逆だな。 あいつのことは、別に嫌いなんかじゃねぇよ。
(@122) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[ >>@108放った飴玉を受け止める様子を 頬杖ついて眺めながら。 ああ、身長は如何ともしがたいよな。気にすんな。 ]
……んなこたぁ、わかってるさ。 ついでに、あのときみたいに命を贖うことは できねえだろうってことも、な。
[ かつて、死神のゲームに最初に参加したとき。 目の前の幼女と取引したことを思い出す。 ]
(@123) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[ 七日目まで生き残った。 だがたくさんの命を奪いその屍の上に立ってなお、 生き返りの権利を勝ち取ることは、できなかった。
提示された選択肢は死神になるか、それとも死か。 求めていた権利は得られず、 そのまま俺と共に消えようとするあいつに構わず。 俺は、目の前の幼女に跪いて、願った。 ]
(@124) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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――…俺の“一番大切なもの”をやる。 だから、こいつだけはどうか生き返らせてほしい。
(@125) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[ 結論から言えば、彼女は此方の願いを叶えてくれた。
当時の俺にとって一番大切だと思っていたもの、 ――パートナーであるあいつの “戸隠流生に関する全ての記憶”と引き換えに あいつは、もう一度生き返る権利を得た。
あとはそのまま消えるつもりだった自分が、 死神になったことは正直想定外だったが。 人生ダメ元で言ってみるもんだ、とは当時思ったこと。 ]
(@126) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[ とはいえ、今回の件はそれとはまた異なるもので。 あのときと同じとはいかないだろう。 ]
…今回のゲームは、なんか例外が多過ぎじゃねぇか? 正直、すげぇ調子狂いまくったんだが。
[ それは、たとえば禁断ノイズのことであったり、 “共食い”が殆ど起こらなかった状況であったり。 やたら人の良い参加者たちと出会ったことだったり。 それと同じように、今回の件についても“ 特例”扱いにならないか、と遠回しに口にして。
それから。 ]
……なんか、な。 初めて死んでほしくない連中っつーのに、出会ったんだよ。
[ “未来”なんて、そんなものに希望を持たせてくれる、 そしてどうしようもないお人好しだったあいつを 思い出させるような、そんな二人組。 ]
(@127) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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[ 目の前の幼女に手を伸ばすと、 わしゃわしゃと髪を掻き乱すように撫でて ]
……正直、俺の中でまだ納得できる結論は 出てねえんだが。 いざとなったときの身の振り方だけは、 考えておくことにするさ。
[ どうすればいいのか、何が最善なのか。 その結論は未だ浮かばない。 ただ、それでもあのとき鳴李に語ったこと>>6:@84 最後の電話で話した言葉>>@75 どれだけ責められようとも、詰られようとも。 それだけはせめて、守るつもりでいる。 ]
(@128) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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どれだけ強くても、一人で戦うことができても。>>86 ――…一人ぼっちの世界なんてのは、きっと暗くて寂しいからさ。*
(@129) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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[ ── いくつ祈りを捧げられれば、 わたしはわたしとなるのでしょうか。]
(@130) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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[ ひとは、おともだちは、 さまざまな名でわたしを呼びました。
わたしが、それを望みました。 わたしのためだけに捧げられた祈りを欲して。
振る舞いや見目から名付ける者がおりました。 文学や映画作品になぞらえる者がおりました。 この世に置いてきた家族に重ねる者がおりました。
そこにある意味や思いを知ることは、 わたしのこころを満たしていくようでした。
わたしは、望まれたように振る舞いますし、 お望みならば、お隣にいて、 家族ごっこでも、恋人ごっこでもしてさしあげる。]
(@131) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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[ お好きに呼んでくだされば、 理想の女の子でいてさしあげる。
名を問われてそう答えたのは、 死神に成って間もないころのことで、
わたしをはじめてオーレリアと呼んだのは、 「名がないと不便だ」と名を尋ねた、 当時のコンポーザー様でありました。
「ネルヴァルね!」とわたしは叫びましたが、 隣のあなたはぴんとこなかったのでしょう。
意味ありげに笑っていたコンポーザー様。 幼い少女とは程遠いおじさまでしたが、 やっぱり食えないひとでした。]
(@132) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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[ 理想の女というフレーズが、 その名を彷彿とさせたのだと思っていましたが、 或いは、あなたが”私”だったのでしょうか。
あなたの中で、わたしはとうに死んでいたのでしょうか。]
(@133) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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[ わたし、尋ねたことがあります。
幼い少女ではなかったコンポーザー様。
ねえ、どうしてわたしたちを拾ったの? ふたつ目の選択肢さえ与えず、 消してしまうこともできたじゃない。
問いに、そのひとは言いました。
「そのほうが、おもしろそうだったからなあ」 コンポーザーなんて、いつの世もそんなものです。
なにがおもしろそうに見えたのかしら。 わたしたちの行く末を予測でもしたのでしょうか。
なにがおもしろそうだったの? って、 それを聞けばよかったのでしょうか。]
(@134) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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|
[ かえって困ってしまうほどに、 わたしは今に幸せを感じているのです。
死神と成って、さまざまな経験をしました。 おいしいものを食べて、たくさん遊んで。 若者に流行りのお洋服も、 きっと生前には着なかったものです。
おともだちがたくさんできたのです。 わたし、みんなのことがとても好きだわ。 あなたがいないのは寂しいけれど、 思ったとおり、わたし、幸せを取り戻してしまった。
ねえ、もしかすると、 わたしなんて、もうどこにもいないのかしら。
だとしても、わたし、 死神と成って生きることを、やめられそうにありません。]
(@135) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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[ ああ、なんてすばらしきこのせかい! ]
(@136) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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[ だからね、今もそう。 クールタイプなのね! とか、 今回はすてきなひとが多くて嬉しい、とか、 そんな他愛もない言葉を返して>>@119>>@120、 死神は、無邪気に笑って、喪服の裾を揺らして、]
── ええ、だって、こんなに楽しいんだもの!
生き返れないからなんて理由で、 このせかいから去るなんて、もったいないわ
死神になったって、 このせかいはすばらしいところってこと、 ぜひ知っていただきたいの
[ 過去も今も、きっと世界を愛し愛された女は、 朗らかな笑顔を浮かべたまんま、 今日もサイガワラで土くれを、紡ぐ。**]
(@137) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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そう、ならいいけど。 ……いや?良くないか。
[嫌いであるなら、死地へ赴かせることは良くない。 普通の感覚であればそうだけど、さて今回は。
次の言葉には思わずほくそ笑むのだが。>>@123]
命を贖うんじゃない。 命で贖うのさ、今回は。
[もう既に決めたことはあると、口にする。 それが誰を指すことかは、言う必要はないだろうけど。]
(@138) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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[例外が多いということにしてはそうだが。>>@127 実は管理者的に面倒くさいのはここからだ。 ……まぁそれは置いておこう。]
ああ、色々あったね。 まぁ、次も近そうだから、油断はできないけど。
[その程度なら自分だけでどうにかなるし。 後始末のことまでは押し付けるつもりはなかったが。]
(@139) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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……ふ、ははっ。 珍しいね。大丈夫?この先。
[人殺しがなりわいの自分たちが、そんなことを覚えてしまったら容易にいかないのは明らかだが。 身の振り方は考える、というのがどういうことかはともかく。>>@128]
なに、死なんさ。死んでもらっては困る。
散らかした玩具を掃除するくらいは、やってもらわねば。
[そんなことを言うのは、ただの打算。 一つの目的があるから、そう。*]
(@140) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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― ある幼女の光景 ―
少し頭を撫でられた時。 今は特に何も感じなかったが。 たまに大人に撫でられることは、嫌いではなかった。
最初は何もできなかった。 何も出来ずに、公演で死にかけた。 だけど生き残った。その時に、覚えた。
「死に方」と「生き方」を。
(@141) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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少しずつ学んでいった。 子どもの中でも頭角を現せば、稼ぎ頭になった。 大きく成長していけば、やがて大人を出し抜いた。
元締めを殺害し、乗っ取り。 そうコンポーザーの時のように。 その地位を手に入れた、女がいた。
名前はなくて、こう呼ばれていた。 「がらくたゾーイ」
それは、誰かが知る話より。 ずっとずっと、前のお話。*
(@142) 2017/06/25(Sun) 01時半頃
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[――見ていた。唯、見ていた。
アプリを閉じる。ゲームは終了した。 ソシャカスはソシャカスだから。特別何も思わない。 漸く気にせずソシャゲ出来るなとか。 そんな程度しか、きっと、思わない。
最後の言葉。最期の涙。 死神は答えない。
その代わり、世界に問おう。 私欲にまみれたこの世界へ。 君達に問おう]
(@143) 2017/06/25(Sun) 05時頃
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[この世界は、(ゲームよりも)素晴らしい?**]
(@144) 2017/06/25(Sun) 05時頃
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