人狼議事


246 とある結社の手記:9

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視点:


マリオ! 今日がお前の命日だ!



 私の 勝ち〜。
 


[マリオに襲い掛かった時、きっとそんな風に軽い言葉を暗闇にのせた。

小さな手、小さな身体、食べ出はないけど、
保存ができないから丁度いいか。

子どもを食べる機会なんて、もともと多くはなかった気がする。うまくいってよかった。]


― 夜 ―

[ 『私の 勝ち〜』 

年をとった獣は脚をとめ、ユージンの部屋へ伸ばしかけた手を止めた。]


 ――……ああ。
 命拾いしたなあ、ユージン。

 スージーとマリオに感謝することだね。


[憐れなマリオが死ぬ羽目になるおかげで、鷲鼻の聡い青年は、助かることとなった。]


 はははは。
 だめだな、やっぱりおまえには敵わない。

[つやのない毛並みが、夜を引き返す。]

 あーやれやれ、走った走った……
 ……
 



 やっぱり、役割分担ね。
 今日の夜もまた競争しましょうか。

[なんて、どうなるかも解らない先の話に笑うような響きをのせながら。

やっぱり全然悪びれず、罪悪感もなく、感慨も無く、大事な友人の弟を黒い狼は喰ったのだ。サイモンの時よりは、遺体は綺麗だったかもしれない。だってマリオに恨みなんて、これっぽっちもなかったんだから。*]


[ 『私の 勝ち〜』 

自室でこれからの算段をつけていると、
スージーの明るい声が耳に入った。]

……やれやれ。

[いい気なものだ、と、首を振って溜息をひとつ。]


[スンスンと鼻をならし――]

……甘味はありますが、ややコクに欠けるというか。

[そんなことを呟いた。]


…………さようなら。
ワンダ様の死は、"無駄"には致しません。

せめて、安らかに……

[どこまでも冷たい声。]


 
 
 ―― かわいそうになあ。


[ユージンの代わりに、はたまた全ての大人たちのかわりに死んでしまった憐れなマリオの死に顔をみる。]

 昨日はおなかいっぱい食べられたかよ。
 ちいさな勇気ある子どもは、
 無事ワンダおばさんを退治できたぜ。

 なあマリオ。



 守ってもらえなくて、かわいそうにな。

[優しく、マリオには聞こえない声で話しかけた。]


もう……やだぁ……

[口に出さない思いは、口に出さない代わりにずっと素直に、こちら側の声に乗りました。
 涙は出ていないくせ、子供みたいに泣きじゃくる声が聞こえたことでしょう。
 まるで昨日の船頭さんのような泣き言でしたが、その本質はまるで違っていました。]



 あの人、占い師じゃなかったの?
 楽しそうに、喰われたって。

 はあ。ふうん?

 旦那さんを食べられてるのに、
 他の人が食べられて、あんなに喜べるものなんだ。

 だったら、いいことしたわね。
 


[誰かに対して、敵意が芽生えてしまうのが、嫌なのでした。]



 やっぱりみんなの部屋が近いから、
 すぐににおいに気付かれちゃうのね。

 別にいいんだけど。
 



 血の匂いがする…。
 やっぱりまるまるは食べれなかったものね。

 ごめんね。
 


[マリオの肉はロイエ曰く()]

 やわらか甘美だったか?


 ……まあ、普段おれたちが食ってる量を考えたらな。
 無理だよ、人間一人ってのは、子供だろうと。



 …私が味の評価苦手なの知ってるくせに。
 でも柔らかかったのは確かね。食べやすかったわ。

 こんな時でもなかったら、保存したのにね…。
 




 生きてる、 ……っぽい。
 


[生存を知らせる声は意図してのものではない。
確認のような声は返事を求めていないもの。]


 
 そうだなあ。
 子羊でもなんでも、子供はうまそうでイメージがいい。
 食べやすかったんなら、いい値段がついたのかね。
 


[廊下には甲高い笑い声の残響があって、それに重なるようにもうひとつ]


 ……、 ………

[パトリシアの泣き声がずっと、聞こえている。]



 う〜ん、
 値段の評価はロイエのほうが得意そう。
 でも、大人よりは珍しいし、
 いい値段がついたんじゃないかしら。
 子供ありますよ、っていったら、
 食いつくお客さんはおおそうよねえ。

 贅沢に贅沢を重ねちゃった気分。
 



 ワンダも予定通りにつれてってもらえたし。
 よしよし。さて。

 なんでマリオが死んだかって。そりゃ。
 ルパートさんがいったとおり、かもね。()

 でも守護者だっけ。いるのかしら。
 ルパートさんはモンドだと思ってるんだっけ。

 だとしたら、…どんな気持ちなのかしら。
 子供を守るようなタイプじゃなくってよかったけど。
 


 
 いいじゃあねえか。
 こんな時くらい贅沢をしねえでどうする。

 ははは、そういえば遠慮したみてえに
 上品に食ってあったな。 ()
 


[ それは。… 子どもが泣きじゃくるような
素直なその感情の発露は、]


 ─────…

[俯いて耳を傾けている男の胸に、
ぐさりと刺さった。

痛いような、悲しいような
古傷が疼くような、──そんな棘だ。]


 … うん……

[やだ。と その言葉に。
聞き流して構わないような相槌をひとつ。]


─ 夜 ─

あれ?スージーの勝ちか。
へえ…おめでとうっス!
やっぱり人狼にも、年齢ってあるものなんスかねえ。

[夜半。人狼らの競争に聞こえた声に、ピスティオは暢気にそんな台詞を返している。それは可愛がってた弟分の死を知らせる言葉だったけど。でも、声はそれに乱れる風を見せなかった。

寂しいとは思う。ちょっと悲しいなとも思う。可哀そうにも思う。けれど自分は悪くない。自分のせいじゃない。仕方ない、仕方なかった。

………「狂人」と。結社に称される青年の精神構造の特殊さは、もしかしたらこの過剰なほどの自己弁護と自己肯定にあるのかも知れなかった。自分のせいじゃない、仕方ない。だって生きるために必要なんだから、と。
結局のところ、どこまでも自己本位である精神は、弟分の死に己の責任を問うことを放棄している。]


マリオはきっと…、
「人間だってバレたから襲われた」っスね。

…ふぁ…、

明日は忙しいなあ。
俺っち、色々びっくりすることばっかりだし……
寝よ。おやすみっス。

[欠伸交じりにそんな見通しを呟いて。
その後はけたたましく起こされるまで、それはもうぐっすり寝たのだ。*]


 
[人間が得た牙は、今日の襲撃先を定めたようだった。]
 


[死んでいる。死んでいる死んでいる死んでいるしんでいるしんでいるしんでいるしんでいるしんでいるしんでいるしんでいるしんでいるしんでいるしんで………




          …  ああ、うつろな 目だ。 ]


[そう考えるんだろう?ほんとうの「占い師」は。
ああ、血の臭いだ。気分が悪くなるような血の臭いだ。]


はーー……

俺っち、どうしてもあの匂いだけは、
ダメなんだよなあ…。

生臭くない?

[だから「肉」を運ぶときには、ルパートにはきちんと梱包をして貰っていたものだけど。感覚の違いをぼやく嘆きが、一つ零れた。]


 人間にとっちゃあそうらしいな。
 おれもピスティオがそういうから"くさい"とわかる。
 ははは。助かってるよ。

[血の臭いが苦手なピスティオ。対して人狼であるルパートには、その血のにおいとは、人間のスープのかおりだ。食事を拵えている台所からするいい匂いと然してかわりがない。]



 さて、ワンダも予定通りだが……ああとも。
 マリオは皆が守ってやらなかったから死んだんだ。

 "嘘つき"が二人も出て、だあれもマリオが本当の人間と
 真の意味では信じてやれなかった。
 人間も、余計なことをしなきゃあよかったのにね。
 薄情な大人たちばかりでマリオが割を食ったのさ。

 ……さあてどうだろうな。守護者についちゃあ、
 リンダが結社員に答えさせたメモのかんじ、
 居ると思うが。
 おれたちが"三人"だって言い当てたくらいだ。

 うん。おれはモンドだと思ってる――まあ違ったとして
 それはそれ。"力になれるかも"なんて来た場所で
 まんまといの一番に子供が殺されて、
 どんな気持ち……なんだろうなあ?
 おれとしてもきいてみたい。


 
 …… 後悔したほうがいいぜ、モンド。
 おまえがあっちでもこっちでも、
 誰かが何かの力があるというたびに
 「おまえが襲われる!」なんて騒ぎ立てたから
 憐れなマリオは襲われたのさ。
 


まったくだぜ。
う〜〜〜ん、そうだよなあ………

だってほら、ルパートさんだって強烈なドブの臭いとか嫌いだろ?

[人狼と人間では、幾ら声が通じようとも味覚も感覚もまるで違う。”くさい”とは思わないらしいルパートに、考えながら例を挙げた。それなりであり、その程度でもあった。]


 あっはっはっはっは
 ピスティオにとっちゃあ、人間の血ってのは
 どぶと比べていいもんなのか?
 自分に流れているのにねえ。謙遜に聞こえちまうな。

[愉快そうにわらっている。]


守護者といっても、やはり一度に多くを救える……
というわけでは、ないようですね。
そして、結社からの情報がただしいのなら、
自分自身は……護ることができない。

なるほど……。


……へ???面白いかい?

そうだなあ。あまり変わらないんじゃないかな?
だって臭いし。汚いし。
あまり触りたくないってところまで一緒っス。

流したくはないけど──…、うん。
流れてる分には関係ないしさ。

[笑い声には少し不思議そうに、あっさりとしたこたえが返った。]


 守護者といっても所詮は一人の人間、
 あっちにもこっちにも
 行けるわけじゃあないってことかねえ。
 
 昨日の晩も誰かを健気に守ってやっていたのかな。


 それじゃあ、おれたちは
 どぶを啜って喜んでる狼というわけだ。

 なるほど殺してやりたいと思われるのも道理かな?


あれ???
今日は俺っちが格好良く、モンドさんは人狼だー!って告発する日だよな?


なんで変な雰囲気になってるっス??

[さっぱり良く分からなくて、首が傾いだ。*]


……丹精込めて、そのどぶを育てている身にもなっていただきたいものですね。

[ピスティオの物言いにぷりぷりしている。]


[あたしがユージンさんのもたらす結果が気にならないのは、もうひとつ理由はありますが。
 それはあたしとユージンさんだけが今は知っていればいいのです。]

……リンダさまには、どう見えたのでしょうね。


[実際のところ、いろいろ爆発しそうで。
ちょっと困っていたところに、声がした。
泣きじゃくっていた声は、いつだかに止んでいて、]


 ……気になる、のは。 気になっちゃうよね。

[リンダの結果を気にする声に、同意を示す]

 オレには、ホントのことはわかんないから。
 うそつくって緊張するよねえ……

[後半最後だけ、ぼやきめいた。]


――よくできました。


[すぐに反対の声を上げなかったのは、ユージンさんの指示を仰ぎたかったからです。
 せっかく、ユージンさんはユージンさんのお仕事をされているのですから、それが嘘とわかってしまうのは、危ない気がしていました。
 目線を向けるのは、危険です。]

……ユージン、さん。

仲間がいるって、いいこと、ですね。

[自分の敵意を、肯定してくれる存在がいることを、喜んでいいのかわかりません。
 けれど最低でも、先程こわくてこわくて仕方がなかった、泣き出しそうな感情は、今は悲しいほどに、静かです*]


[黙って状況を眺める。促しに各々が答える途中、それぞれを聞いて]


 なさけなーい相方だけど、 ちょっとは心強い?

[仲間。とその言葉に、冗談めかせた声がある。
静かなのが、少し切なくて、でも泣いていないのは、同時に安心だった。
モンドが笑ったのも、少しわかる気がしてしまう。]

 また、揉めるだろうから。
 言うなら、早めがいーだろね。

 


[危ないとか、正直にお話した後のリンダのこととか。
そもそもみなさんの反応とか、それはそれで心配ではあるのだけれど。
でも、]


 御使いさまだけは、……
 連れてかれちゃうと、オレとしてもすごく困るから。

 ……まっとうでいようって気が、
 萎えちゃいかねないし。

 


[それは]


[それは、でも]


[他の全部より、自分の気持ちだけを
優先するなんていうのは。
そんなのは。]


[───結局、 苦い、体験だ。]
 




[だから、]


 
 これで役者が出そろっちまったな?

 共鳴者が二人。守護者が一人。
 占い師が一人。霊能者が一人と。

 さて、こいつでおれたちがベッキーを襲うのは
 いっとうマズい道になったワケだ。

 あそこに有象無象と大量にいるどれかから
 今日は食うことにしよう。
 


[他の人間のせいにすることはあっても、ピスティオのせいにすることはない。() 年齢の話については、そうかも。と笑っただろう。

贅沢と言われて、()]

 そうなんだけど。
 でもやっぱり、贅沢するのはね〜。
 私にはもったいないわ。

 今日は別に、そこまで苛々してなかったからね。
 ちゃんと即死もさせました。
 苦しむ時間は短くしてあげたのも、
 もしかしたらお肉によかったのかなあ。
 



 どぶのにおい。

[その言葉には笑ったけど、でもそうね。]

 私はそれも、嫌いじゃないわ。

[殺してやりたいと思われるのも道理といわれてしまうと、確かにそうなのかも、とまた笑って。()]

 ロイエのは、あれでしょ?
 そのどぶにならないように育ててるんじゃないの?

[なんて。()]



 けなげに、ね。
 だとしたら、見当はずれの場所で待ってたのかしら。
 ちょっとかわいそう。

[ふふふと笑うような声色で。]

 ─── 本当に。
 よかったあ、これでピスティオが間違って、共鳴者とやらに人狼っていわなくてすむわ。

 正しくピスティオを守ってくれたんじゃない?
 イヴォンさん。

 たーしかに。
 え〜だれにする?これ、ノアさんが本物でしょ?
 いっそ襲ってもいいけど、
 そしたらピスティオが疑われるかしら。

 だとしたら…そろそろリンダの番だったりする? 
 まだ早いかしら。うーん。



 いきてる。
 …いきてる。

 仲間?
 ああ、それは…
 
[妙に合点がいってしまった。
置いて言った理由、帰ってこない理由。溜息のように、息を吐いた。]



 ………

[苛々するなあ、とこぼす。
ぽつりとこぼしても、それは相手には絶対に届かない。

投票で連れていかれないなら、私の手で殺したいなと思う。とは思ったものの、別にどう死んでくれてもいいか、とも思った。とりあえず、結論は殺したい。死んでほしい。だ。]



 へえ…。

 だったら、
 本当に。ちゃんと生き延びて、
 …挨拶、しにいかなくっちゃ。

[殺したいな、殺したいなあ。殺したい。苛々する、殺したい。ああ、もう、頭の中が感情であふれそうになっている。
父親が人狼だと思っていた。でも、父親の"声"を、私は聞いたことがない。つまり、きっと、父親も、人狼ではなかったのだ。

血のつながりがないのか、隔世遺伝なのかは知らないけれど。会いに行かなくちゃ。会いに行って殺さなくちゃ。絶対に、生き延びなくちゃ。ああ、楽しみ。楽しみ、楽しみね。ありがとうモンド。いいことを聞いたわ。]



 ああ、そっか。
 そこに人狼を恨む人とかがまとめているなら、
 まとめてずばーって。

 …あー。だめか。
 せっかく逃げてもすぐ殺しちゃったら。
 また結社が呼ばれちゃうかも。

 うーん、ううん…。
 しばらく後をつけて…全然関係ないところで、かしら。
 どうせモンドはここを生き延びられないだろうし。
 


 
 やる気の出る話を聞かせてもらえてよかったな。
 さて、どうしたもんか。

  ピスティオはな。
 疑われちまうってよりは
 "あいつの言うことは嘘だったといわれちまう"ことに
 なったのかもしれないぜ?



 ああ、なるほど。 でもだからこそ、
 ロイエがモンドは人狼だったーっていうんでしょ?
 うまくいったらの話だけど。

 あ〜〜、ロイエまでまとめて嘘だといわれる…とか、ロイエが人狼だってはっきりばれちゃう、まで、もしかしてあったりする? う〜〜ん…。
 うーんんん…。
 


 
 明日になったらモンドはきっと、名乗るつもりだ。
 おれが守護者でしたってな。

 イヴォンにおれたちの投票をあつめて、
 ノアを食っちまう方法か

 モンドを殺して守護者から削っちまうか

 聡いユージンか、
 パティをマリオのところへ連れてってやるか。

 リンダを食うのは後回しかねぇ……という気でいるが
 どうだい。


 モンドがハッキリ守護者ってコトになっちゃあ
 おれかスージーのうち、
 どっちかが「守護者」と名乗らんかぎりは
 きっと全員がモンドが人間だと信じちまう。

 そのうえで、モンドが人狼だったとは
 ロイエも言わんだろうよ。



 あっ!?
 そーか!そうだった!

 結局疑われたら今日いうんだものね?
 守護者って言わないまま連れてかれる想定しちゃってたわ。

 守護者を名乗るのもなくはないんだろうけど、
 まーそれよりは食べちゃえばいいものね。
 


 いずれにせよ、こうなりゃもうモンドに
 投票は集まらねえだろう。
 あとはどこかでくっちまうしか方法はない。

 明日になりゃあ、
 ノアが奥様を「人間」と話すことになる。

 するとどうだい、あの占い師のなかには
 人狼がひとりもいないってコトになる。

 もうパティも隠れ蓑にならねえが、

 自然と疑われてくるのは、
 リンダか、ロイエか。
 おれか、スージーか、ベッキー。


 ラルフが人間だったコトになるかどうかは、
 ノアと奥様、どっちが占い師ってコトになるかに
 かかってるとくる。

 奥様は誰を占ったのか、まだ話しちゃない。

 しかし奥様は、パティに「あんたが人狼ね」と
 次の占いをほのめかしちまった。

 たぶんだが……ありゃあ、
 明日占うぞって言いたかったんだと
 おれは見てるがねぇ……



 う〜ん、じゃあ名乗るんだったら
 食べちゃってもいいんじゃない?

 食べなかったらどうして襲われてないんだー!
 とかってなるかしら?ならない?
 ならないかぁ。
 ワンダとかマリオが本物だったっていうにはきつそーだし…。

 う〜ん、うーん。
 ほとんどないわね、隠れ蓑…。

[考えてる、考えてる。でもやっぱり頭が一歩足りない。うーんうーん。]

 えっ?パティに占い結果を聞かれて、
 答えましょうって言ってたし、
 今日の占い結果なんだと思ってたわ、おばーちゃんのあれは。

 パティは人狼だから、パティの問いには答えないぞ〜って姿勢だったんだと思ってた。ま、それにユージンがあそこまで言ったんだから、次の占いにするとしても、もうしないでしょうしね。
 


 えっ。そりゃ本当に?

[あなた人狼ね!しか聞いてなかったルパートは、へ〜と笑った。]

 じゃあ、モンドはノアを守るかもな。

 するってえと、ノアがイヴォン奥様を占うかぎり
 イヴォン奥様を「人狼」ってことにゃあ出来ない。


 はーあ、
 健気だなあ、イヴォンさん。



 ほんとほんと。

 だから、ラルフはこのままいったら人間扱いかな〜って思ってる。
 …いっそ、ノアに私たちの票を集める…?

[うーん。と悩み悩み、迷い迷い。イヴォンの声が聞こえる。]

 ……おばーちゃん…。
 おばーちゃん以外を占われると困るんだけど。

 やっぱり、占い師の二人をどーにか。
 が、最優先かもしれないかー。

[守られてそうだけど。と言いながらも。]

 でも守護者って言ったって、
 本当に私たちの牙に敵うかなんて解んないし。
 やってみたら案外勝てるかもしれないわよ。
 



 イヴォンさんは…本当に。
 ピスティオが大事なだけの、
 ただの人間なんでしょうね。
 



 あれ?
 おばーちゃんを占ってもらったほうがこまるんだっけ?
 いやどっちも困るか。

 解んなくなってきた〜〜。苛々する〜〜〜。
 



 うーんと、えーと。
 とりあえずおばあちゃんに投票して、
 人狼だった。っていうのが一番よさそう?
 


 ラルフにも票は集まらない。
 ラルフはもう潔白だ。

 はははは。
 モンドへの占いは
 ピスティオをこれ以上混乱させてもと思ったが
 ハッキリ止めちまうべきだったな。

 このイヴォンさんのいじらしい哀願に
 ノアが流されたら、おれたちのうちの誰かが
 はっきり告発されちまうかもしれねえが。

 もちろん、奥様が人間だとわかっても、
 疑いは今度はおれとスージー。どっちかに向く。

 さあて、自信満々に人狼とやり合えるといってるんだ
 失敗しちゃあ元も子もねえ。



 でも、あれね。 私たちが占われなくっても、
 隠れ蓑が減らされたら気付かれるかもしれないのね。

 ベッキーと、私と、ルパートさんと、…
 やっぱりイヴォンさんには人狼として死んでもらいたいなあ。
 本人も投票しろって言ってるし。

 う…。うううん。
 うまくいくと思ったのにな〜モンドさん人狼説。
 いっそ本当に守護者を騙っちゃう?

[いってみて、無理か。と呟いた。]

 …それは…。

[一方的な狩りしかしたことのない自分には、人狼と戦えるという人間の実力が解らない。せめて経験があったらその怖さも解ったろうに。何も言い返せなかった。]



 でもやっぱり、今日一番邪魔なのって…
 ノアさん、よね。

[モンドもだけど、そう呟きながら、話を聞いている*]


……とはいえ、守護者は炙りだせました。
ピスティオ様の働きは、賞賛に値するかと。
あとでご褒美をうんと与えましょう。



 ああ、なるほど…?
 イヴォンさんが、本物で、ピスティオが人狼。
 ノアさんが狂人で… 占い結果は全部ウソ。

 そういう話か。
 



 たーしーかーに。
 ピスティオはよくやってくれてると
 私も思うわ。 いいこいいこ。

[同意して、さてと。と呟いた*]


ローザス婦人に疑惑がかかるよう仕向けましょう。
イオ様がお占いになる前に、処分できれば、その時は、
彼女が『狼』だと、わたくしが……

ピスティオ様は、主の命でやむなく……とすれば。



 なるほど。
 じゃあそれにのっておくとしよう。
 イヴォンさんの愛情深さのおかげだな。


[ノアのことをイオと言い(?)間違えたことに気づいて、コホンと咳払い。]


そして、ノア様の行動指針も読めてきました。
彼は……名乗り出た能力者をまず確かめる。
協力を申し出た相手を無条件に信じない。

過去の出来事が、そうさせるのでしょう。
良く言えば慎重。裏を返せば……なんと臆病な。


わたくしが『霊能者』と明かせば、お占いになるでしょう……すぐにでも。
今のうちに、処分してしまいたいところ……。



[イ(ヴ)ォ(ン)だし、
(ピステ)ィオだものね、と謎の頷き。*]
 


 この調子で
 ……モンドに霊能者を守らせるよう
 仕向けられねえもんかねえ?

 占い師はてんであてにならない。
 証明の手段をもつのは霊能者。

 殺して分かるとかいう、悪趣味なモノに
 ゆだねられた、ってなハナシでさ。


……本当に言い出しかねません。
この老婆なら。ピスティオ様を除く全員を人狼だと。

…………結社も想定外でしょう。


……この状況では、たとえば

霊能者から見るに、パトリシア様が投票で選ばれますと、
ローザス婦人およびユージン様の真偽が判明いたしますね。
人間であればユージン様が真、ローザス婦人が偽。
結果的に、ノア様も信頼を増す結果に。
人狼であれば、そのすべてが逆に。

とすると、人狼は霊能者を狙う線が濃い……
と守護者は考えるやも。


その線でいくとすれば、本日の"御馳走"はノア様でしょうか?

……ローザス婦人を人狼と仕立て上げるのも、個人的には愉快なのですが。


なんだいなんだい。
俺っちが人狼なの?そういうことになっちゃうの?

俺っち、みんなに殺されちゃうのかい……?


守護者?

守護者ってなんだよ。ズルいよ。
マリオのことだって守れなかったくせに!

……そうだ、マリオだ。
マリオが守護者だったんじゃないのかい??
そうすりゃやっぱり、モンドさんは嘘をついている…

ねえ、そうやってあの人を結社に引き渡せないの?


この状況。
ローザス婦人の占いは、警戒する必要はないやも……?

むしろ、このユージン様が少々……危険ですね。


……ピスティオ様、ご安心ください。
貴方は、生きます。
利害の一致しない2人から、
"人間"と証言されたのですから。
人狼と疑われることもないでしょう。

悪くて、誰からも信用されない……ただそれだけのこと。


……ピスティオ様の目から見れば、ええ、ええ……確かに。
モンド様は嘘つき狼。
そのように攻めるのが自然でございましょう。

とはいえ、モンド様はまだはっきり口にはしておりません。
守護者であると。
そこを踏まえて、彼を嘘つきと糾弾する手は……ええ、ありかと。


信用、信用かあ…。いーけど。
殺されないなら、別にいーけどさ。

[ちぇ。と零しながらやや不満げに呟いて。
でも少し安心した心持ちで息を吐いた。]


あー…、そっか。うん。
じゃあ、もしあの人が言い出したら言ってみようかな。

ありがとうな、ロイエさん。
俺っちだけじゃ、絶対にヘマするからさ。助かるよ。


人狼には、喰らった人間に"なりすます"能力があるかもしれない。

……いかがでしょう?

このロイエを論破できます。


……ルパート様。
本当に、良いお嬢さんでございますね。


うん?どういうことだい?

なりすます………
あ、見たまんまの知り合いじゃないかも知れないってことかい?


[ピスティオからの礼()が、少し意外だった。]

……いいえ、滅相もない。
仕事を頼んでいる立場として、助言するのは当然のこと……
あとで、わたくしからも『いいこ、いいこ』して差し上げましょう。


いいこ、いいこかあ……。うーん…。
じゃあ今度、何かして欲しいっす。

まだ何かは思いついていないけど!


あ、あとさ。

みんなに言っておくけど、俺っちは奥様を人狼って言って処刑になんか仕向けないからな。
だって奥様がそれで死んでしまったらどうするのさ。
俺っち、行くところがなくなっちゃうだろ!?

[やはり自己本位な理由を主張して。
不満げに唇尖らせる調子で言った。]

どうせワンダさんの名前を一緒に書けたならさ。
一緒にモンドさんの名前を書いちゃえばいいのに。

俺っちは書くよ、モンドさんの名前。
だって邪魔、なんだろ?俺っちにだって邪魔だ。
あんな人、結社に連れられてっちゃえばいいんだよ。**


()
……ええ、その通り……20年ぶりに帰ってきた男が、
実は本人になりすました偽物だった……
あり得なくも……ないでしょう。

まぁ、これは…村の皆に言えることですが……。


 なんだ。 ぽんと「モンドだよ!」といって
 それきりなら、こりゃあいけないと思ったが。

 なんだピスティオ、ちゃんと占い師サマじゃあないか。


 
 そりゃ、カミさんの育て方がいいんだな。

[ロイエに笑う。]

 かわいいだろ?
 残念ながら、肉質は保証しないぜ。

[なにせ安宿育ちの村娘だ。]


なるほどなあ…。
その辺はルパートさんが詳しそうだけど、どうだい?
小さい頃の記憶ってなら、なくもないかな?

ルパートさんや奥様とも面識あったみたいだから、俺っちには良く分からないけど。出来れば面白いのかも知れないよなあ。**


 ……なりすます、ねえ。

[想像もつかないが、そういう事になるならそれでもいい。]

 いや、いいが……一児の父としちゃあ、
 十にも足らん子供のころの記憶なんざ
 論破もなにも、
 そもそも信じがたいモノだぜ?


……ちょっとだなんて。
心強いですよ、すごく。

[どこかひょうきんな声色が、静かだった心にあたたかさを落としてくれました。
 それだけで、また少し前を向けます。]

あたしは人間で、――「共鳴者」。
それだけは、間違いないんです、よね。

[心強いといった割には、不安の残る問いかけ方でしたが、肯定の言葉がほしかったのかも、しれません。]


― リンダ()の返答を受けた直後  ―

[心に乱れはなかった。
己の執着心は、暗く、冷たく、重く、腹の底に沈めている。
すでに、あの夜に心は決まっていた。()

嘘偽りのない本心からの
――腹の底からの渇望。()()]


[人肉を絶った飢餓は、心を蝕む。

"屋敷の獣"にとって、リンダがすべてだった。
いつの日かリンダの肉を貪る。
そのためだけに生きるようになった。

リンダがすべてになった。
他のものは、どうでもよくなった。
他のすべてが、どうでもよくなった。]


["そのとき"がくれば、躊躇はない。
最高の旬ではないが、致し方ない。
だが、それは、あくまでも最後の手段。

ルパート、そしてスージー。
この2匹と共闘し、この檻から脱出する。
育て上げた"最高傑作"と共に――]

(――――やり遂げてみせましょう。お嬢様のために。)


[『まっとうな人間でいるために、かみさまが』
それは、本当に──そうだったんじゃあないかと思う。]


 パトリシアは、オレの相方の共鳴者で、
 100%、人間。


 ───── 間違いないよ。 保証する。


[人間っていうのは影響を受けるものだ。
だから、まっとうな人間の助けに──彼女の心の支えに。
ほんの少しだけでもなれてるっていうなら、
自分のことも、そっちに引っ張っていってもらえるような気がして。]


[どうにも、心が弱いのだ。イヤなことからは逃げたい。
知らないふりでやりすごしたい。
人狼だなんだって、どうでもいいじゃないか、と。
……他人の死に、目を瞑りたくなる、弱い、弱い気持ちを。

この声があるおかげで、
どうにかこうにかやり過ごせている。

…今も。]


そう――よかった。

[船頭さんの、こちらの声にも乗せないすべての思いを、読み取れるわけではありません。
 ただ、寄り添うように、あたしを肯定してくれる声が、大きな大きな支えになっているのは、本当です。]

……こわかった。

[そんな泣き言を言っても許される気がするくらいには、拠り所でした。]


あたし、イヴォンさまに狼だと名指しされて。
すごくこわかった。

はじめはモンドさんのように、笑ってしまう気持ちも、なくはなかったんですけど。
もしあのままユージンさんが黙ったままで、何も言わずにいたら、あたし自分が狼なんだって、思ってしまったかもしれません。

それくらい……こわかった。



 うーんんんんん………。
 



 ……まあ。
 しょーーーがないことだ。

 嘘は嘘。
 おれたちがたったの4つ票をあつめてみても、
 これじゃあ、イヴォンが連れていかれるだろうな。



 ユージン、ラルフ、パティ、モンドもそうしそうだな。
 これで同数。

 あとはベッキー、ノアだが、
 まあ、期待できねえなあ……



 ……イヴォンさんの票って、
 どこに入るのかしら。
 



 さあてね。
 息子を信じて、モンドに入るのかもしれねえ。


やっぱり、嫌です、誰かを疑うのって、嫌です……

[疑う必要性があることも、疑うことに慣れてきている自分も、ここに人狼がいることだって、何もかも嫌でした。
 あたしは人間だから、もう証明されたのだから、そう言って逃げ出したいくらいには。]



 ………それでも難しい、か。
 



 私はピスティオの希望も、
 通したかったのよね。

[皆が好きにやれるといい。
これが、これだけが一番だったのだ。]

 おばあちゃんを生かしておくって。
 これ以降も振り回してくれそうだし。

 でも無理なら仕方ないか〜〜。
 こっから出て行き先ないってーなら、
 それこそルパートさんとこに住み込みさせてもらうとか?
 


 そうだろうな。
 仮にウチの娘がモンドにいれたら、それでやーっと
 トントンか。



 でもおばあちゃんを人狼って言うなら、
 私の票はモンドさんにしておこーっと。

 人狼の仲間がみーんな、
 おばあちゃんに入れてたら怪しまれるでしょ?
 



 話をきーてる限り、
 ベッキーも難しそーよね。

 うーーーん、おしかったわ。
 


 12人しかいないからな。
 おれも現実的なら、通してやりたかったよ。

 おれだって別にイヴォンには
 せいぜい生きていてほしいし。
 ――なにせ、泣かせてくれるじゃあないか。
 おれはイヴォンのああいうところ、
 尊敬できるとすらいえる。

 ……いちおう、モンドに投票してみるかい?


 
 で…… そうなったら殺しのほうだが。

 ノアを一か八かにかけて襲うか。
 モンドを、吊り票をいれながら襲うか。
 ユージンあたり殺して、話しを進めなくするか。

 せいぜい足掻いてその程度だ。


 確かに。
 あーいうところは見直すわよね。

 …………正直、
 自分の大事なもののために、
 他の全部を投げ捨てられる。
 あーいう人は、結構好きよ。
 こっち側の素質があるわ。

 やるだけやっても、損はしないかも、と思う反面、
 モンドへの投票が多すぎたら…後々イヴォンさんを狼って言いにくくなるかもしれないかなーとは、思うわよね。

 まーよーう〜〜〜〜………。

 襲うとこは、やっぱその辺りよね。
 どこも一長一短ってかんじ……。


……まったく……執着心のつよい女は……見苦しい。

[全力で棚の上に放り投げた]



 あっもしかして褒められた?

[執着心の全くない女の発言がコレだった。
まあ、仲間以外には、なんだけど。

棚にあげてるな〜〜〜〜〜〜〜は全力で思ってるけどいわなかった。]


 ——どれだけいっぱいいっぱい票を
 あわせてみたところで。

 イヴォンも胡散臭い、ノアも胡散臭い、全員胡散臭い。
 これをいうのが関の山。
 
 どっちかっていうと……
 いまは、イヴォンよか、
 ノアを人狼ってことにしねえとマズい気もするが。


 マリオとワンダの尊い犠牲がある限り。
 モンドの守護者ってのは、
 ピスティオが言ってたとおりで、
 一応反論できるモンだろうさ。

 一体どのくらいの人数が
 信じきっちまうかはわからねえがな。 



 もーーーー、
 胡散臭いくせに信じられてるんだからあ。
 苛々するな〜〜〜やーだやだやだ。

 あー、うーん、うーん、確かに?
 だとしたら、ノアさんは襲えないか。

 皆割と信じるムードだもんね〜。
 なんでそんなに信じれるか解んないけど。
 でも被害者でなかったら、
 それこそ信じるムード一直線でしょうね。

 ………やっぱり、おそうならユージンさんかなぁ?
 


 まあ、いまなーんにも引っかかってない
 きれいな状態なのが、ただ唯一ノアだから。

 なーんにも引っかかっていない、というところは
 そりゃあ、嘘を少なくともついてないってコトだ。

 襲うならユージンってのも。
 おれはいいとおもうぜ。

 あいつがすっかり話を取りまとめようとしてくれてるのは
 誰の目にもわかるからな。


 話をもっていくにも
 どうにも難しいだろうからな。

 みんな、嘘つきにゃあ、
 薄情なもんなんだなあ。

[母子のようなイヴォンやピスティオ。]

 ただ、たぶん、
 いちばんイヴォンさんの占いを
 気にかけてやってるのも……



 ユージンなのかもしれねえな。



 それは────…、
 ………… そうね……、私もそう思う。
 


……ユージン様。
先に消しておくべきだったかもしれませんね。



 あっはっはっは。
 おれの足腰に文句をいうなよ?
 おれは必死で走ったんだから。

 スージーの手加減なさに文句はいってくれ。



なあんで奥様、あんなに疑われるようなことを言っちまうんだろ。
あんなに最初は息まいていたのにさ。

……なんで?死にたいから?
分かんないや、俺っちちっとも分んないよ。


[悩む。悩んだ。
ここをでたら、キャサリンと一緒に、マリオの死を悼もう。だからそれまでは泣かない。そうしよう。

モンドは、本当に慣れているんだなと思う。思考の流れの、参考になる。う〜〜ん。常に疑っていかなくては……ならない…面倒だけどしかたない。私の頭でポカやんないか、ただただ心配だった。

そして、ベッキーの信じる発言が信じられないと思ったのは本当の本当だった。ルパートを信じたいのは解るけど。]


 さあてねえ。
 ……素直じゃないと損をするんだろう。

 頑張りたかったけど、頑張れなかったのさ。
 誰かが心を折っちまったのかもしれないぜ。

[誰が、とは言わないけれど。]



 ただひたっすら、
 あんたが大事なだけじゃない?

 それこそ、復讐よりも。
 



[ルパートの言葉をきいて、おっと。と口をつぐんだ。手遅れだけど。]


 
[ちらりと不自然ない程度にスージーに視線を送って、まあお前は、いちばん素直な類のヤツだよな。と納得することにする。]


奥様って、昔っから素直じゃねえもんなあ。

………???心??
俺っちが大事だから、やめちまったって?

…ええ?なんでだよ。
奥様には何も教えていないのに。
俺っちが本当の占い師なら、それこそ戦えるのに。


うーーん……?

分かんないんだけどさあ。
俺っちやっぱり、奥様には死んで欲しくないんだよな。
なんでかな?行き先は───…

ルパートさん、置いてくれるかい?
それならいいんだけどさ。でもさ。…でもなあ。


俺っちはやっぱり、モンドさんに入れるっス。
出来れば協力してくれよ、頼むよ。バレないだろ?


占いも──…そりゃあ、奥様が連れていかれるってなら無駄、なのかも知れないけどさ。ま、どのみち俺っちの占いに意味なんてないんだし。

奥様ってことで構わないかな。
それとも何かあるかい?
俺っちも、さすがに今日は考え疲れちまったよ。


 ほんとうだな、ピスティオ。
 おまえが本物の占い師と
 イヴォンさんにわかって……
 いや、わかるなら。

 嘘をやめちまえばよかったのにね。
 どうにも、出たものが引っ込まない性分でも
 あるんだろうが。


 うん。いいぜ。
 手伝うよ、ピスティオ。
 おれ達もスージーとさっき、
 モンドにしようって話をしてたところだ。

 あそこまで片意地張ったんなら、
 おまえが奥様のためになることをするのもいいさ。

 さて……
 たとえば、ノアに狼といっちまうとどうなるんだろうな?


[ルパートの視線に気付くとちょっと逸らした。考え事をしてたりするから、たぶん不自然ではないはずだ。]

 ……。

[()
それってさあ。言おうと思って、先程の手前、やめた。]

 …本物か解んないからだと思ってたけどね。
 でも確かに。ノアさんが占ったときに、撤回すればよかったのに。とは思うけど。そこはわかんないな〜。

 ああ、投票は私もモンドの名前を書くつもりだし、
 占いもイヴォンさんで構わないわよ。


 ……そうだな。ピスティオとノアの繋がりがきれちまって
 どうにも、一応、よくないか。

 そうなると、おれは奥様でもいい。
 ユージンのいうことを聞かないことそのものは
 結構だとおれは思うしな。



 それは……そうね。
 それもありか。

[でも結局は、私はピスティオが好きな方でいいわよ〜。という返事に落ち着く。]




だろ?

やめちまえばさ……
そうすれば奥様だって、こんなに疑われることもなくて、
…やりたいことだって、もっと上手く出来たかも知れないのに。

[やりたいこと。が人狼への復讐だったとしても。
でも、どうしてと思ってしまうのだ。]


ありがとう、ルパートさん。スージー。

………ほんと趣味悪いよな。この投票って。
結局さ、みんな綺麗な顔をして人が人を殺すんだ。


それくらいなら、いっそ人狼に食べさせてくれればいいのに。
そうすれば、全部平和に収まるのにな。


畏まりました。では、わたくしも投票はモンド様に。
占いは……ええ、それでよろしいかと。
おまかせいたします。


()
つまるところ、それが『結社』……の本質なのでございましょう。

なんとも……人間らしい。


ノアに人狼かあ。……考えてみる。

うん、でも…。うん。そうだな。
明日まで時間があるし、考えるよ。


情報にならないってなら、願ってもない話だろ?
本当はノアの占いも同じに出来たら良かったんだけどな。ちえ。


とはいえ……
あのとき、お嬢様を護ろうとしてくださったのもまた……
彼でしたね。



――……ユージン様 ()


 いいや。ピスティオ、礼なんていい。
 おまえのやりたいようにしてごらん。

 そうとも。
 結局人狼だろうと、人間だろうと。
 涼しい顔して殺しているし、それに時にはしゃぎもする。

 遠巻きに誰かに手を下すのを肩代わりさせて
 当人たちが楽しまないってんだから、
 無為に殺すなんてもったいない話だよなあ。


 
 ……で。結局ロイエは。
 霊能者はやめるのかい?




 ……ごめんね。うん、……うん。

[落とす謝罪は小さい。こわいという声に、
声だけの頷きをふたつ。]

 だいじょーぶ。パトリシアは人間だよ。
 …大丈夫。怖いと思えるなら。
 
 それも、まともな人間の感情だよ。
 



 そうだね。周りに味方がいないのは。
 やっぱり、どうしたって、怖いから。
 
[ 弱音に声を返しながら、同時に少し安心する。染まっていない声は、無感動になっていない声は、今はありがたかった。]


[ いやだ。と声が聞こえる。うん。とそれに視線を落としながら応じる。]


 いやだね。……たのしくないし。
 きついね。

 慣れるのも、 いやなのが。

[苦いことだった。順応だと割り切ってしまえれば楽かもしれないけれど。でも、と。思うくらいの人間性が、まだ心の端に引っかかっている。]



[()人狼って言ってくれたらよかったのに。ぽつり。
まあそんな可能性はないと解ってたんだけど。]


本質、か。本質───…

結局、みんなは奥様を殺しちまうのかな。
こいつらみんな、そのつもりかな。


…───はは。ははは。
せっかく、こうやって「本当のこと」を教えてあげているのにさ。絶対に聞く耳なんて持ちやしない。

そうやって、人間が人間を殺すんだろ?


……やっぱりドブじゃないか。ドブだらけだ。

[会話の合間に、吐き捨てる調子で囁き落として。]



 そうそう、もちつもたれつっていうか。
 最初から好きにして良いって言ってたでしょ。
 私は。

[ピスティオの言葉()にそう言って。
綺麗な人殺し。結社の本質。その話題について、]


 そうね、ほんとそう。
 こんな一枚の紙切れに名前を書くだけで、
 好きな人を殺してくれるシステム。

 結社はきっと、人殺しも好きなのね。
 


 ああ。嘘をついたらそれまでらしいぜ?
 温情なんざあ、ないようだ。
 かけて哀れみ。
 哀れみだって、そこにあるのはただの娯楽さ。


 ……ピスティオにとっちゃあ、
 真実ドブだったか。
 



 解んない。そうなのかも。
 ピスティオを信じるって言ったベッキーですら、
 モンドに票をいれるかわかんないんだもの。

 あ。確かに。ピスティオは嘘ついてないものね。
 誰が人狼か解るのも本当だし、人間って言ったのも本当。

 人間を殺したくないっていいながら、
 積極的に人間を殺していく。
 イヴォンさんの名前を……、
 彼女が人狼だと思って書く人って、
 どれくらいいるのかしらね。
 


…。ルパートさんだって、スージーだって。
ロイエさんだって、みんなみんな仲良く話してるじゃないか。
楽しくやってるっていうのにさ。

それだって、人狼なら殺したいんだろ?
人狼を「あいつら」ってさ。

どうして人狼がそこにいないみたいに、みんな話すのかな?
みんなにとっての人狼ってどこにいるのさ?


………娯楽で人を殺すなら、
きちんと食べちまう獣の方が余程まともだよ。


……うん。

ベッキーも結局、俺っちに入れないとしか言ってくれなくてさ。
ねえ、ルパートさん。今からでもどうにかならないのかい?
ベッキーも「こっち側」なら、楽だし楽しくていいのになあ。


………。
もし、明日ほんとうに奥様が連れていかれるならさ。
奥様の名前を書いたやつらは全員人殺しだ。

そんな、自覚も覚悟もないくせに。
イケニエだけを探すなんて、笑っちまうよな。**


 ……関係ないんだ。
 おれたちは今までも、
 どこかの誰か、人間の人生を食べた。
 ……さて、スージーあたりにゃあ難しい話か。

 ひとにとっちゃあ、そいつが
 忌むべき、というやつなんだろうよ。

 ……あっはっはっは、ほんとうだな?

 「あいつら」っていう曖昧なだれか。
 物語の存在で、御伽噺でおいておきたいなら、

 おいておいてくれりゃあ……
 おれたちは手出しをしなくて良かったのにな?


 え。
 ……ベッキーをどうにかするってのは
 今から人狼にしちまうって意味?

[かなり素っ頓狂な質問をされたように想って、一瞬戸惑ったようだが]

 ……ベッキーにも、まあ。おれらの声が聞こえていれば
 よかったのかもな?

 しかしこうして結社なんかに
 殺す殺すと言わちまう人生だし。

 そもそも残念ながら、血は繋がってねえし……

 おれたちはこうして、話し合えるだろう?
 きっとベッキーは、この声が聞こえない仲間外れを
 楽しめねえのさ。……残念だけれどな。


 さて、この中に人殺しの自覚がねえやつって
 いくらほどいるんだろうな?

 "殺し方"が違うだけで。
 ――人生を食っちまったのは、みんな同じなんだぜ。



 本当に信じるなら、
 どう考えてもイヴォンさんよりモンドなのにね。

 ん。ん。んんん。

[難しいといわれ、確かに人生を食べたと言われても。ただのご飯だし。という様子だ。]

 生きるのに必要なご飯を食べて怒られる。
 理不尽だわ。 仕方ないのも解るけどさ。
 仲間が殺されるのがやなのも解る。

[でも結局は、どうしようもなく。ただの喋るご飯だ。]

 でも、人殺しを殺すために人殺しをするのは解んない。

 あ〜あと、人殺しが娯楽な気持ち、私解るわ。
 私的には、人間でいう料理が趣味?とか、きっとあんな感じ。でも人間は殺したあとに食べたりはしないから、やっぱり気持ちは違うんだろうな〜。
 



 ベッキー的にはパパは絶対違う。らしいしね。
 実は人狼でした〜とか言ったら、
 こっちの味方になってくれたり……難しいか。
 確かに仲間はずれは嫌がりそうだわ。

 みんなにとっての、人狼か。
 ほんとに。 だからあれだけお伽噺だーって。
 説得したのに。納得してくれたら、よかったのに。

 ずっとずっと、平和だったのに。
 あ。思い出したら苛々してきた。うう〜〜〜ん。
 でも、もうすぐご飯の時間だわ。
 ルパートさんが身体動かしたいっていうなら譲る〜。
 



 自覚がない人、か。
 案外たくさん、いるのかもね?

 処刑後の遺体でも持ってきてもらったら、
 きっとみんないやでも理解しそうだけど。
 できないかなーむずかしいかー。
 


 卵が先か鶏が先かってとこかな?
 ちょいと違うかもしれねえが……

 誰かにとっての理不尽を
 おれたちが先に起こしたと思われてるんだろう。

 まあ、自分たちにとっての脅威だ。
 なくしたいのが"人情"ってな。

 発散も娯楽、美食も娯楽。
 部分的にはお互い様だが……
 
 今回の、処刑ってヤツの無駄死にだけは……

 随分、
 化け物らしいよな。



 あっそうだ。
 イヴォンさんが処刑されちゃったらさ。
 ピスティオが頼んだら?
 遺体もってきてくださいって。だめ?

[ここにいる全員が人殺しになるのなら。
それはちょっとだけ、皆が仲間になったみたいで。少しだけ、嬉しい気持ちになれるかもしれない。結局は、仲間でもなんでもないんだけど。]



 なるほど?
 実際先にしたのが私達だったとしても、
 だって必要なことなんだもの。仕方ないわよね。

 人情。
 仲間を犠牲にするのが人情なら、
 単語の意味を覚え間違えてるわね…私…。

[部分的なお互い様は否定できないまま]

 ……本当に。
 無駄に死ぬ。って言葉がこれほど当てはまるなんて、
 滅多にないわよ。
 


 あっはっはっはっは、そんなようなコトいってたな!
 かわいいだろ?自慢の娘なんだ。(

 ……んー……どうだろうな。
 結局、ベッキーにとっちゃ、
 おれ達のことなんざ、知らねえことだ。

 父親に人殺しだった、って言われるだけじゃあない。
 おれが人間じゃあないってこと。
 おれが今日まで人間のフリをしてたってこと。
 おれが嘘をついてきたこと。

 あいつにとっては人生まるごと。
 ――おれに嘘をつかれていたんだぜ?

[そこまでわかっていても。かわいい娘はかわいい娘。
彼女に人狼と告白する気は、とくにないのである。]


 
 はははは。まったくそうだ。
 仲間を犠牲にすることは、
 果たしてそこまで自覚がありゃあ、
 人情じゃあないかもしれねえが
 イヤなものにフタをしたいのは人情だな。
 



 ベッキーは素直でかわいいわよね。
 それはすごく解るわ。

 実際、みんなの、
 誰のいうこともころっと信じそうになって。
 今はピスティオを信じてるっていってる。
 育てられ方がよかった。よおくわかるわ。

 ……なるほど。
 確かにそれは殺したくなるかも。

 じゃ、黙ってた方がいいわね。

[思考は自分基準だ。]



 結社は確信犯でしょ。ここの皆は解んないけど。
 巻き込まれてる。その”人情”とか言うやつに。

 嫌なものに蓋をしたい気持ちはなるほど?
 確かにそれは、人情ね。
 



 にんずう、にんずう……。
 そうか、不思議なものなのね…?

[頭を抱える気持ちはどっちにしろ。]

 でもわっかんないわよ。
 も〜〜〜〜。

[なんて叫びつつも。この苛々はきっと今日の食事でどうにかなるんだろうと思う。思った。]



 そうとも。
 人数っていうなら……ロイエには、
 ワンダのことを人狼っていうセンもあったんだろうけど。

 結局どうするんだかな?


― 夜 ―

 さて、投票はモンドにいれておいたが――
 食うのはユージンで、かまわねえのかい?



 あ、それは私も思ってた。
 けどなんだかんだ展開が怒濤で…
 言うの忘れちゃってたわね。

 えっと、人狼っていうのならー、
 モンドさんと、ノアさんと、
 あとひとり?…… リンダを偽物にするんだったら、リンダ。か、やっぱりイヴォンさん、って事になるのかなー。
 



 きまりなら、早めに言ってくれよ?
 そのつもりで動くから。

 あぁ……じゃあまあ、一緒に競争だ。
 おれにはおまえのガス抜きのが、大事だからな。
 おれが食うよりも。


─ 夜 ─

 私もモンドさんの名前書いといたわ。
 処刑されますように〜って念じといた!

 いいんじゃない?
 やっぱりノアさん守られてたら痛いし。
 モンドさんがつれてかれるかも解んないし。
 私もそのつもりで動くつもり。

 競争、おっけー。ありがとルパートさん。
 今日も勝つわよ〜!
 そして、そのまま食事にしましょう。
 


 おれはすっかり"完璧な仕事"に期待してたぜ?

 ……まあ、最初から決めてかかっても、場は動く。
 場合によってあわせるしかねえんだがな。
 教訓話として、よくわかるだろ?

[ユージンのことも、ワンダのことも、モンドのことも。]

 モンドと、ノアと、――あとは。
 まあ、てきとうに死んだやつか。

[その死がこちらに降りかかってくる想像もしている上での言葉だが、とくには説明もしない。]

 リンダは"完璧な仕事"が出来たら、ロイエが食うんだろ?
 人間ってコトにしておかねえと……食えちゃうからな。


 じゃあ、そういう手はずで動こう。
 それじゃあ夜に向けて、おれは明日の仕込みだの
 掃除だの……おわらせておかなきゃあな。

 ……。

 …………

[少し考えて]

 いいや。やっぱり、スージー。
 たべちまえ。 おまえがやりな。


[ルパートは何をおもったかふいに気を変えたようで、
それきり今夜襲う気をなくしてしまう。]

 もしも。
 急にイヤになったらいいな。代わるぜ。
 



 ロイエの事だから、
 これからよこれから。

 ……話としては、よく解るわ。

[神妙な声色だ。臨機応変にするには、やっぱりみんなの頭が必要だとは思っているけど。]

 そーね、何があるか解んないし。

[と、軽く返すのは自分達については考えてないからだ。
あーそっか。と声をあげて、]

 じゃあリンダが狂人か、もしくは使命をおびた、ただの人。か。
 



 宿の主は大変ね。
 ……ちょっとなら手伝おうか?

 ……?

[沈黙。不思議に思うが、続いた言葉に、]

 えっいいの?
 でもここにきてからずっと私だけど。
 いいのなら遠慮なく〜〜。
 



 嫌になる?
 …… 私が?

[ふふ、っと笑った。あり得ないでしょ、そんな事。そんな声色だ。
何が起きるかの想定も、あんまりしていない。]

 今夜だって、楽しみよ。
 


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