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こーなったら、何も無しってわけにはいかないよなあ…。
へへっ、任せてくれよ。占い師!
こうとなったら、ばっちり占うぜー。
誰を占って欲しいかとか、あれば言って欲しいっす!
あ、でもさでもさ。
俺っち、奥様とマリオのことは人狼って言わないぜ。
そういうことはしないから、覚えておいてくれよな。
[そうして心持ち胸を張りながら、二つの名前を挙げた。
ピスティオはそもそも、根本を言えば自分が助かればいい。自分さえ助かるなら別にいいのだ。だから人狼には協力を続けていたし、今だって誰かに脅されればなんだって言うことを聞くだろう。
…けど。そうだからといって「いつも誰でもがどうでもいいわけじゃない。」自分が大丈夫ならちゃんと、次に大事な人たちのことを思うし、なんならその他の人のことだって考える。
だから名前を挙げた。大事な二つの名前を。]
……いやでも、フォークやフライパンじゃ勝てないだろ。
[ぽつと呟く。周囲に調子を合わせてはみたけど、ちょっと馬鹿らしい気がした。]
―― 昨日の話、
[ピスティオ(
別にそれで構わないわよ。
やりたい事できたらいいわね、は、
ピスティオも含めての事だし。
[自分は基本的に、仲間以外は誰がどうなってもいい。と思っているから気持ちは解らないけどそう思う。ピスティオも、人間だけど仲間だ。この声が聞こえるんだから。
まあ、比べるなら他の二人より優先度が落ちるのは仕方ないけど。それでも他の、人として生きている自分と仲のいい人間よりも、優先度はずっとずっと高かった。]
誰が良いとか悪いとかは〜〜〜〜〜、
[んむむむ、と悩むような声。]
解んないからパース。
[結局そこに落ち着いた。考え事は不得手で〜す。と言わんばかりの声色で。*]
― 朝、自室 ―
どおおしよっかな…、
うーん、びっくりする振りも面倒だし…
見に行くのはパスしちゃおーっと。
[そんなこんなでぐっすりだ。まさか、起きたらそんな事になるだなんて、思わずに。]
[手鏡で、自分の顔を確認する。人間の顔だ。
昨日の黒い狼との共通点なんて、黒い瞳のみだった。]
今なんていった?
処刑? はあ? この中から?
だって人間もいるのに、 え?
頭が おかしいでしょ こんなの。
それで、誰でもいいから、
人狼って言っちゃえばいいんじゃない!?
イヴォン、は、ダメって言ってたけど、
あのしらないおじさんとか、
皆で逃げ出そうって言い出したユージンとかさ、
誰でも良いから…!
[でも、きっと人狼と言うか言わないかも、その相手も、きっと他の人が考えた方が良いだろうと思っているから、他の名前が出たならそちらに賛成をする。
付け加えられた 人間を証明できるという共鳴者、という能力者の存在は、今は頭にはなかった。]
[怖くなんてない、怖くなんて。
小さく息を吐いた。
胸の奥に残っているサイモンの味が、苦く感じる。]
ああ〜〜〜〜〜…???
この、おばあちゃんがあ…?
[これは、彼女を人狼だと言わない、以前の問題だ。]
ピスティオ、どうする?
ああ、苛々する…
イライラする、苛々する、いらいらする!
も〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 やだ、やだやだ、
いやだ、いやだ、いやだいやだいやだいやだ!
ころしたいなあ…
ころしたい、殺したいな…
誰を殺そう、誰を殺していい?
[片手で顔を覆ったまま、呟く。]
……………。
[人間、だったものだ。これは。]
[小さく小さく、息が漏れた。声に乗せるつもりもないまま。
諦めのような、つきはなすような。
── 嫌悪の発露のような静かな音が。]
ほんっとおに、よかったわね?
人間で。
[騒ぎを眺めながら、わし。と頭を掻く。]
…… ローザスの奥様から、
力がある人に褒賞がでるらしーよ(
[まあ、オレとかは声が聞こえるってだけで
実際。何ができるってわけでもないけど。と、
そう付け加えて]
…… 話してみたいとか、思う?
[一応、聞くだけ聞いてみるかというような、
そんな問いがそっと届けられた。]
こわい。
[ぽつりと呟いたのは、本当は届けるつもりがなかった言葉です。]
4人で、うまく、やっていた。
そうなんだと思います。だからあたしたちは、今まで彼らがいることを、知らずにいられた。
でも、もうだめだったんだと思うんです。
何がかはわかりませんが、どうしても、誰かを――殺す、ことが、止められなくて。
だから、たっぷりのお肉を用意するのも、無意味だと思うんです。
……あるものは食べないともったいないですから、いただきますけど。
[何をどうしたって"食事"は必要
そう言う声は、悲しいですが、あたしの考えと同じようで、肯定されている気持ちになってしまいます。]
裏で――
[もっと、たくさん
それは考えたくないことですが、きっと本当だと思いました。
だってここ数日だけで、二人も亡くなっているのですが、その間だけこの村に移住してきたような人は知りません。
つまり、ずうっと、どうにかして、やってきたのです。
あたしは声を失いかけましたが、喉が詰まっても、こちらの言葉はあまり関係が無いようです。]
……やっぱり、あたしは。
村の生活が大事です。子供たちもいますし、誰かを殺めた誰かのことを、そのままにはしておけないです。
でも。
誰も失いたくないから、みんなで逃げたかった、その気持ちも。
あたしは悪いものではないと――思い、ます。
[うまく自分の考えが言葉にできている気がしなくて、途切れ途切れの選びながらでしたが。
あたしはやっぱり、ユージンさんもまっとうで、まともに感じたのです。
そう思えるのは、この声を聞ける、あたしだけの特権かもしれません。
ほんの少しだけ嬉しくて、真面目に告げたあとは、ふふ、と笑みの吐息が漏れました*]
[どうしろと言われてもどうしたらいいのやら。
こっちが聞きたいといった心境である。
[――ごくり]
……はぁぁぁっ…………。
[芳醇な香りを湛える乙女の血液(
喉を通り、胃袋に染み入り、全身の細胞にいきわたる。
1摘の血液ですら、人肉を絶つ獣にとって、刺激的だった。
閉ざされていた人狼の力、ふつふつと目覚めていく。]
落ち着けって言われても、
[スージーの前で零すのは、泣き言のような響き。]
俺っちの方がもう、なにがなにやら… …っス。
占い師が?なんで??
他にもいるっス……??
[氷のように冷たく静かな声]
……スージー。
わたくしは、今……冷静さを…欠こうとしております。
[刺すように鋭い殺意が、老女を指示している。
『占い師』であるかどうかは、この際、関係がなかった。
手塩にかけた乙女に手を挙げた女を許してはおけなかった。]
[元凶が、いけしゃあしゃあと言い放つ。(
こういう時の感情は、別に演技などではなくって、割と本気で言っている。さっきの叫びもそうだ。本気で言っているけれど、別にリンダを殺す事に抵抗なんてないし、裏切って自分がリンダを傷付ける事も別に構わないと思っている。
感情が剥離しているように思えても、自分にとって何ら矛盾はしていないのだ。]
落ち着けるはずないじゃないって私も思うわ。
かわいそーなピスティオ。
[(
元々あのサイモンとかゆーのが、
この中に一人いるとかって言ってたわよ。
ピスティオ、あんたあのおばーちゃん、…
[騙せる?と聞く前に。言ったようだったから、まあいっか、と思ってそのまま黙った。]
がーんば。
……いいえ、あたしは、別に。
あたしができるのは、こうしてユージンさんとお話することだけですし。
狼探しのお役にはそれほど立てませんから、そんなことでお金をもらうつもりもありません。
必要だと言われたら、申し出てもいいとは思いますが。
― 回想 (
[偽の占いから除外する。
ピスティオがそう言って挙げた二名の名前に、軽く頷いた。
仇を討つと息巻いた老女と、10にも満たない幼い子供。]
……ええ、ええ……構いません。
おのお二人は、少々……説得力に欠ける…というか…。
[実際、村には猟師の人狼もいれば、幼児の人狼もいる。
要は、イメージの問題だ。]
あとは、どうぞ…ピスティオ様のご自由に…
悩むようでしたら、ルパート様にご相談を…
["庭師"や"掃除婦"、"船頭"が欠けてしまうと、少し不便になる。と頭の片隅で思う。だが最優先事項のためならば、致し方ない犠牲だ。]
くれぐれも、リンダお嬢様だけは巻き込まぬよう…
[ロイエの声が響く。(
あ〜〜〜…
[そこに意識は向かってなかったが、確かに。確かにこれはロイエ怒るわ。と思う。でも呼び捨てが継続されているのはちょっと嬉しくもあり。まあそれはおいといて。]
でしょーね…。
そのうち仕返し出来ると思うわよ。
どうせ捨ておけはしないだろーし。
[とりあえずは、とピスティオの行動での彼女の様子を伺う事にしよう。]
― 現在 ―
[鋭く冷たい声がピスティオに向けられる]
……何を迷うことがございましょう。
貴方は、"占い師"。
貴方がそうと言えば、"ただの人間"も"人狼"に……。
[白さえも黒と言えば、黒となる。
それが人間の最大の武器――”嘘”だ。]
騙せるかって言っても、俺も占い師っス。
そう決めたから占い師っス。
だからもう、占い師はここに居るっス。
だからもう充分なのに………
〜〜〜〜…うう。がんばるっす……
[スージーへ密やかな泣き言を囁き返したものだが。]
いてぇ〜〜〜〜
[状況を見ながら、はあ。と息を吐き出す。
どうする? と投げた問いかけに帰った返答に
うん。とひとつ頷いて
ん……。おっけー了解。そうだね。
オレも、あんたは表に出ないほーがいいと思うよ。
褒章がどうとかより、まあ。
人間だってわかってると、
… ちょっとばっかりは、危ないだろうから。
いっ、 たそぉ…
が〜んば。
[もう一回、応援した。]
あ〜〜〜〜〜〜〜〜、
モンド、っていったっけ。
訊きたい事が出来た。
[出来たけど、別に彼を狼だというならそれはそれで仕方はないと割り切れるつもりだ。問題はないんだけど、一応言っとこ。程度の気楽さだ。]
はーーーーーーー
ははーん?
さすが占い師、あってるあってる。
[間違うはずがない事も解っているけれど]
そういえば、占い師って昨日から占いが出来てるっス?
気付かなかったっス。
人狼、人狼かあ〜〜…。
誰か人狼って言って欲しい人はいるっす?
俺っちだけじゃ、分からねえや。
[結局苦し紛れの嘘を吐いた自称「占い師」は、ごめんと小さな声を落とした。]
ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、
狼〜って言って違和感がなさそーなのは、
モンドでしょ、あと、
やっぱり外から来た人? ノアとかラルフとか…
うううんんんんん、
私もわかんないわ、誰でもいーや…。
モンドさん?ああ、うん…。
ノアとラルフは、もう長いっす。
そんなに説得力あるかなあ〜〜。ううん……
難しいっす。
ロイエさんとルパートさんは、誰かいないっす?
[ロイエの、先の冷たい声を思う。
人狼と言えば……、確かにそうだ。ピスティオは生きるために、無辜の生贄を選ぼうとしている。これまでしてきたのと同じように。…違うのはただ、今までよりも親しい人間たちというだけだ。]
[さてこれまでの事はあとでふりかえるとして……]
そうさなあ。
モンドは「結社が来てる」ことをしってウチの村にきてるそうだ。
よそ者だし、悪くはないだろうがね。
まあよそ者なら……
結社員自身に殺してもらうのも悪くはないさ。
モンドの死体が人狼だったってコトに
しちまえれば一番だろうがね。
それにラルも悪くない。
なにせ。
彼、筆談でしか反論できないだろ?
[ルパートとしては、スージーの案なところも気に入っている。昨日はパスなんていって、今日は随分熱心に世話を焼くじゃないか。**]
……だいたい十年近く
このへんに住んでるやつらばかりだろ?
よそ者となるとモンドしかないだろうがな。
ノアと、あとはユージンくらいか。
ウチの村に住んで長くないのは。
[おまかせおまかせと何でも放られるのもどうだ。年寄りは黙っていようかな?と冗談っぽく言い添えた。**]
ノアとラルフも10年くらいだったかしら。
既に懐かしいレベルなのは確かにね。
ね。
モンドは今も何かを頑なに隠してる感じ。
これで結社員の一員だったら笑えないけど。
ああ、なるほど?
反論をしにくそう、って点でラルフ、は…
[エッグいなあ、とどこかで思いながらも、]
ありなんじゃない?
[止める事はない。]
…………ううううう………
良く分からないけど、分かったっス。
じゃあ、一番はモンドさんっス!!
あとは…良く分からないけど。
ラルフ、ラルフかあ…。
口は利けなくても、物は食えるもんなあ。
[うんうん。と声ならざる声を聴きながら唸る。
あーーーーーーっ!!! ダメっス!!!
黙るのはなしっす!!アウトっス!!!
俺っち一人だったら、絶対やらかすっすよ〜〜〜
[ただ最後、冗談めかして告げられた言葉
ユージンも確かにね。
うーんん、
もういっそ、ぜんっぜん関係ない人を
人狼っていっちゃうのもありかもね?
[例えばワンダ、例えばパティ、
誰でも人狼に仕立て上げれる気がしてきた。
実際、本物の人狼はもっと長い間、この村に居るのだ。
悪戯に選択肢を増やしていく。
ところで。(
大丈夫よ、一人じゃないんだし。
[いけるいける、と気軽に言った。(
モンドが一番か。
……あいつ、手伝いたいと言っていたが
どういう気持ちでウチに来たんだろうな。
……サイモンが占い師以外にもいくつか
手伝わせたそうなヤツがいたろう?
霊能者と、えーと、共鳴者。あとは守護者、だったか?
なにか出来るから、来ていたりしてね。
[ピスティオを揶揄うようにわらう。
なんにせよ。このルパートに「結社が居るから来た」人狼に対し「三匹」と聞かせた時点で、どの道殺さねばならない人間なのだ、彼は。]
ワンダか。いいんじゃないか。
いまも言葉少なに落ち着いてるし。
狼だっていわれても――
大人しく受け入れてくれたりしてね?
[これもまた無責任な言葉。スージーにより増えた選択肢に感想をのべた。]
[ルパートの提案に思案するなか、
ピスティオが偽の"人狼"を決めた。(
……なるほど……モンド様…
[モンドは確かに、命の恩人と呼べる。
だが、ピスティオから"人狼"と指さされるモンド。
その2人を前に歪むローザス婦人の顔を想像し――]
…適役かと。
[口の端を歪めた。
声が聞こえぬ者には気付かぬほど、微かに。]
『他と違って、よく知らないから』
占う理由としては、これで十分……。
ここの皆様方は、なぜか人狼を"外から来た者"と、
考えてらっしゃるご様子……。
……ございません。
モンド様を……信じる理由が……。
投票、もしないとダメだもんなあ。
………ん?手伝うって?宿をっス??
[話が見えなくて問い返す。
そうしてしみじみと、続く言葉の意味を考えた。]
うーーーん……。
もしもモンドさんが、その「何か」でも困るっス。
よし!俺っちはモンドさんに投票するっス。
それで連れて行かれたら仕方ないけど、残ってたらやっぱりモンドさんを占いっス。怪しむものはトコトンっす!
にしても奥様……
また俺っちを占い直してくれないかなあ……。
[僅か、途方に暮れたような響きが*零れた*]
何かできるから、っていう可能性は
高い気がするのよね…。
あいつが能力者だったら、なんかヤダ。
[手強そうというか、なんだか嫌な予感しかしないからだ。
ワンダへの肯定が返ると、でしょ。という。]
じゃあ、モンドと、ワンダと?
あと一人、決めておいた方がいいかしら。
[まあいっか?その場のノリでも。なんて言いつつ、ロイエの声色(
[スージーにはモノローグがよめなくてよかった。スージーに見つからないうちに、モノローグは本日多忙を理由ににげるのだったっ……!**]
はははは。
いいや。ウチの宿をじゃない。
[ピスティオのいつものトボけた聞き返しに首を振る。]
モンドはおれに
結社員の奴らがいる時点で察しはついてる。
その上で自分にも
何かやれることがあるかもしれない、なんて
使命感や善意でうちの村にきてくれらしいぜ。
心根が優しいのかね。いいやつだなあ。
[とくに嘘偽りはない。忍び笑いをもらした。**]
名前を書くのは確かに有効か。
…ま、しかたない。
私は誰にしよおかな…。
あのおばーさんがもっかいピスティオを
占ってくれたら、楽なのにねえ?
[考えながら。そう笑って。(
しかし。多忙なモノローグってなんなんだ。
多忙なモノローグって。(
文字数()って怒られるくらいのモノローグ量を持って出直してきてほしいものであるけれど、多忙は仕方がないので逃亡を許してしまうのであった。モノローグさんも無理はしないでほしいものだ。
モノローグなんて見えないけど。*]
ああ、あと、それと───…
私、今日も誰か、殺しておきたくな〜い?
まだ当分出られそうにないし。
処刑? そんなの知らない。
本当は結社員がいいんだけど、…
そおね…、…
[誰を食べよう。誰を殺そう。ひっそりと募る苛々を当てる先。誰にしよう、誰が良いだろう。 一番疑われてないのはマリオかしら、でもピスティオが嫌がるかな、リンダを処刑にさせないためにも早々に食べちゃうのなら、色々譲るけど、なんて。色々と、思いながら。*]
[――あぁそうか。
おれは、"なによりも先に娘の無事を確認してやらなきゃあいけなかった。"
"彼女は今夜襲われない"ことをすっかり知っていて、よき隣人として当然のように生かしてきた人間の娘を心配することが念頭になかった。]
[ルパートにはそれがどうにも可笑しくて、笑いをこらえるのに必死になった。明日からはよりよい父として振舞うよう心がけよう。
客室の床の血がシミになるのが嫌で、早々に片づけるために知らないフリで結社員に合流したっていうのに。]
[――出来た娘だ。こんな風に育ってくれてうれしいよ。
紛れもない本心だ。]
つまり、ほんとーに、 どういうこと?
もともと占い師って、二人いたの?
[めんどくさいめんどくさい。そんな声色が滲む。]
もういっそまとめて殺せばいいんじゃない??
なーんて、そしたらピスティオが危ないか…。
ど〜〜〜しよ。
まあ実際、そのあたりみーんな人間なんだけどさ。
狂人だって。
結社員とどっちがあたまおかしーってのよ。
[その呼び方に、そんな言葉を。]
― 回想:投票による処刑の説明直後 ―
……なんですか、これは?なんなんですか?
なにが起こっているのですか?なんなのですか、これは?
占い?投票?処刑?
……結社。
結社、結社、結社。
するのですね、そこまで!
人狼を…我々を……本気で根絶やしにするのですね!
百の狼を刈るために、万の人間を吊るすのですね!
なんと……
なんと……おそろしい……
『人間め』!!
― 現在 ―
スージー……スージー、スージー、スージー……
落ち着いてください。
化粧が落ちてしまいますよ。
…状況は説明可能。
要は、"庭師"と"老婆"、どちらかが占い師を偽っている。
自身と占った相手を救うため。それだけのこと……。
[今朝がたみせた自分の激昂振りを完全に棚上げして、スージーをなだめる声なき声がひびく]
[キッチンにたどり着いて、ルパートは、堪えていた笑いをおおいに発散することにした。]
あっはっはっはっは。
[心底おかしいという、朗らな笑いである。]
あっはっはっは……あっはっは。
いやあもう、あぁわるい、わるい……
なんだか、牙をもらって喜んでるようにみえちまって。
[人々の話し合いが。大いに盛り上がっているさまが。結社員が当然のように閉じ込めた人間を殺したそうなのが。]
なあんだ、おれたちゃ仲良くできるよなんて
おれは思ったのさ。
おまえたちは、あいつらが嫌いかい?
いやあそれでいいんだ。
[ふう、と一息つく]
うん、うん。
狂人たぁ随分な呼び方だよな。
[はー、可笑しい。といいながら]
なに、そうカリカリしなさんな。
おれたちの殺しの手伝いをしてくれるそうじゃあないか。
スージーも、食ってるときの開放感に比べちゃ
どうにも人任せすぎてつまらんだろうが、
その投票用紙で一日に二人も殺せるとおもって
たのしんじゃあどうだい?
[ぶり返してきた笑いを堪えながら喉を震わせた。]
― キッチン ―
……笑いごとではございません。
[キッチンからの笑い声に、たまらず足を向けてしまった。
いささかムッとした顔を"宿屋の獣"に向けていたが、
続く言葉(
やれやれ、と首を振ったあと。]
とはいえ、これは……いささか困りましたね。
このままでは、運悪く我々の誰かに票が集まり……
などと言うことも……。
……いかがでございましょう。
ここはひとつ、意志を統一して、皆で同じ名を記すなど……
…ちょうどさきほど、勇敢なる少年(
……"魚屋の婦人"…ワンダ、と。
[嫌いかい?と尋ねてくる声に(
……邪魔にさえならなければ、ええ…
好感をもてる方もいらっしゃいます。
これは、人と獣にかかわらず……
……そうでなければ、ええ…
…まぁ……大変不本意ではございますが…
[空中で片手をわきわきと掻くように動かし、
"ぶっ殺す"のサインをして見せた。]
― キッチン ―
[ロイエがやってくると顔をあげて"笑いすぎて出た涙をぬぐった。"]
うん、うん。そういうこともあるだろうな。
場合によっちゃあ、食われるぜ。くくくくっ
……ああだめだ。
どうにもおかしくって。
[ロイエの提案に、ルパートは頷いて]
おれもそれは、おまえらに頼もうと思ってたところでな。
なに、名前を書く場所なんてありゃしねえ。
紙ペラ一枚に名前をかきゃいいなら、
黙って票をあわせられるだろうさ。
ただまあ、勇気に突き動かされて、
「おくさん、あなたをあしたころします」なんて
わざわざ言っちまったマリオにならって
みーんな「このひとをころします」なんて言い始めたら
おれたちが揃って同じ名前を書いてることは
バレちまうかもしれないが。
どうだい。
何か理由の一つくらい考えておかなきゃいけねえかな。
ふくくくくっ……、はぁ……
…… 誰の名前も書かない。かあ
[共鳴りの声に言葉が漏れたのは、
意図してのものではない。
出来たらよかったのにね。と、
そういう感情と、
──誰の名前だって、書きたくないよねえ。と、
そんな気持ちとがまじりあった結果だ。]
それとも勇敢なマリオ少年が、
うっかり人を殺しちまわないように、
人殺しにしないように、
別の名前を書いてやるのが
人の情ってもんなのかねえ?
[可笑しそうにそう訊いた。]
…… ローザスから、褒章ねえ。
使えるかな?
[── どうだろう。怪しい気はするなあと、
そんな風には思われたけれど]
[(
あっはっはっは。
いいんだ、おまえはそれでいい。
[ロイエのその様子で、結局人だろうと獣だろうと、殺されるのはいやなもの。平等とはこういうことかと目が細めるのだった。]
[ワンダに投票する理由(
このような理由など、いかがでしょう?
……『"魚"が嫌いだから』
[気遣う風な口調で茶化す声(
はてさて……なんのことやら……"人殺し"?
……いいえ、処刑されるのは『人狼』でございますれば……
マリオ様は、オオカミをこらしめた勇敢な子供となりましょう。
……
……
おや、どこかで聞いたお話でございますね。(
[――それこそが、
彼女を"嘘つきの娘"にしないための、唯一の方策である。
ただし、――もう遅いのだ。
人の身の親ならば、そう思えたのかもしれないが。]
あっはっはっは。魚ね。
おまえにきいたおれがばかだったよ。
そうだな、じゃあそれで、勇敢なマリオは
オオカミをこらしめた勇敢な子供。
………
てことは。
そいつを狼だと言ってやる必要があるってわけだ。
どうだいロイエ?
マリオくんが殺した人間が狼だったと。
おまえはいえそうかい?
[キッチンから出ていくロイエに声をかける。(
……さて。
さて、さて、さて……。
いかがいたしましょう。
今宵の"新鮮なお肉"は、誰にいたしましょう?
"庭師"ノア様?
"渡船"ユージン様?
"掃除人"ラルフ様?
……。
彼らは村の外より訪れた方々。
むしろ"人狼候補"が適役かと。
差支えなければ、このロイエ、提案がございます。
本日の晩餐にいかがでしょうか?
パトリシア(パティ)様
…もしくはベッキー様のお肉などは?
……もちろん、ただの提案でございますれば。
決定権は、ルパート様、スージー様にございます。
どうぞ、ご自由に、お心が向くまま。
ですが、その道の者として保障いたしますが……
お二人は"絶品"でございます。
[投げかけられた問いかけ(
結社はなぜ、処刑した者をオオカミだと断定できるのか。
処刑した者の皮をはぐのか、腑分けするのか。
それともほかに方法があるのか……
『霊能者』――
結社にそう呼ばれる判定士のことについて、ロイエはまだ知らない]
……結社からのメモを確認して参りましょう。
ええ、手がかりさえあれば……方法はいくらでも……
……。今日の新鮮なお肉の話をするにゃあ
もうちょっと、
イヴォンとノアの話をしなきゃあならないか。
イヴォンはピスティオに人間。
ノアはラルフに人間。
ピスティオはマリオに人間。
こういったわけだ。
イヴォンは自分と同じ「占い師」を
ラルフとピスティオは「関係ない人間」を
占った形になるよなあ。
[ラルフじゃなかった、ノアだった。と、わらって訂正する。]
わるいな、ノアとラルフは
しょっちゅう"つるんでいる"もんだから。
[途中、ロイエにメモを確認してくるといわれてルパートは、うんと頷いた。]
そうしてくれ。
リンダお嬢様がじっくり読んでたのを察するに、
随分事細かに書いてくれてるみたいだぜ。
[霊能者。――占い師と並び立って出た名前。
最初は、霊能者だの占い師だの、同じようなものを集めていると感じた。
インチキや詐欺まがいで儲けを得る筆頭のようなもの。似たようなものだが、結社は「占い師」と「霊能者」を別々にとらえている。
これらの違いとはなんだ?最初聞かされた時に、そう思った。
霊能者。
この名前の示すところは、つまり「霊」を見聞きすること。霊とは死んだ人間だ。さて、結社員は人狼を殺すために、人をも殺す準備があるらしい。……詳しいことはわからないが]
……おれの想像が本当だったら、
悪趣味がすぎるが。
[しかしまあ、結社員はボカしたのだ。ご丁寧にも霊能者について「こちらは…まあ、能力の説明は省くが」と。]
…………。
パトリシア。お願いがあるんだけど。
…… ちょっと耳ふさいでるってできる?
オレはやってみたことなくて、
できるもんだかわからないんだけど。
… できなかったら、聞き流してくれる?
[そう言ってから、少し間をおいて聞こえるのは──
あんまり情けない、ただの泣き言だ。]
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……
きぃっつい。
やだなーーーーーーーーーーー!
すごく
… ものすごくイヤーーーーーだなァ…っ
逃げたい! すごーーく逃げたい!
ぜんぜん誰も選びたくない!
だって、誰だって生きてたいでしょ。
他人の人生なんて、奪いたくないって。
勘弁してほしいよねえ……っ
…… だーめだなあ。考えても、
考えても考えても、友達なの、変わんないな。
仮にティオが嘘つきで、
…… ノアが人狼だったりしても。
村の出入り人数、ちょっとおかしいなあ。
とかは。思ってんだけど。
どこか知らないとこで、
被害が出されてるだけなら。
…… とは。思っちゃうよね。
でも、でもなあ ……今。
たぶん票を入れるだけなら。
できちゃうんだろうなって。
思うんだよね。ほんと、くそみたいな気分。
よく知ってて。
…… よく、知らないから。
人狼として、どんなふうに。
これまで過ごしてきたのか知らないから。
……話ができるヤツを食べるってこと。
悩んだのか、苦しんだのか、
つらかったのか、悲しかったのか。
……それとも。
当然だって思ってるのか。
わかんないから。
わかんないから、たぶん。
都合よく考えられちゃうんだろうなって。
ほんっっっと……
…… イヤんなっちゃうよね。
どうやって、信じてもらえばいいのでしょう。
[それは独り言のようでも、問いかけるようでもあったでしょう。]
[そしてそれは、頼みでもあったので。
けれど結局、声は耳を通して聞こえるものではなかったものですから、まるで無意味に、全部聞こえてしまったのですけど。]
まぁともかく。だれにも人間と言われていなくて
なんの能力も名乗ってもないやつって
じつは、
おれと、ロイエと、スージー
お嬢様、ベッキー、パティ
ワンダと、モンド、ユージン。
こうなるってわけだ。
で、ワンダは今日結社が食って?
おれたちがベッキーかパティを食ったとして?
ロイエもいずれリンダお嬢様を食うんだろ?
あっという間に半分がおれたちだな。
霊能者ってヤツも、守護者ってヤツも、
誰だかも何だかもわからねえうちに。
……とすると?
今夜の"献立"は…
能力者か……占われた人間……?
[あっはっはと笑う。]
さあてどうしたモンかね。
なあ、ピスティオ。占い師様よ、どうしたい?
[笑う気配。ルパートとしては、"マリオを人狼だといわない"を違えない。
必要ならば、マリオを食べても構わない。]
はんぱに占われた、ラルフとマリオとピスティオ。
これを順繰りに占い師たちが占っちまうってンなら
おれたちに矛先は確かに向かねえだろうさ。
けど、そういう約束にもなっちゃあない。
おれはおまえと長く付き合ってきたからね。
きもちをききてえのさ。
まあ、ノアかラルフあたりで手を打ったっていいが…。
[だって消去法的に、人狼だといわないでといわれたイヴォンとマリオを除けば、あとはピスティオ。さらにそのあとはノアとラルフしかいなくなるのだ。]
さあここまで聞いてみて、ロイエはどう思う?
スージーは、どうしたい? 殺したいんだろ?
[ルパートは、まるで面白がっているように、二人に改めて質問をした。]
[落ち着けと言われてンンっと咳払い。]
お化粧がおちるのはさけなきゃね。
大丈夫よ、ちゃんと。落ち着いてますとも、ええ。
って、……
[大笑いするルパートの声に、]
だあって…
何がなんでもころそーとしてて、
怨念すら感じるんだもの。
人狼を憎め、憎め、って声が聞こえそうだわ。
この投票用紙から。
でも、たしかにそっか…。
自分の手で殺したーいって思ったけど、
別に仲間が殺してるとこ見ても、
すっきりするときはあるし……なるほど。
結社員のことを、人殺しの仲間だと思えばいいのね?
実際、私たちが選ばれなきゃそうなんだし。
なるほど、なるほどね。
……結社。
結社、結社、結社……まったく、何様のつもりか……
[全員殺す。"偽物"の占い師がいる限り。
結社について詳しいモンド(
………たしかに能力者には。
ええ…いつかは消えてもらう必要ございますね。
名前を揃えるのは、いいわね、
どーせ決めてなかったし。
[イヴォンの名前を書いてもいっかなーなんて思ってたのは内緒にしながら]
マリオ…、そーね。
高らかに宣言して、殺した相手が人狼だったら。
それこそお伽話ね? ふふ。
[魚が嫌いだから、という理由を提案する声に、またくすくすと笑った。個人的には、ワンダの名前を書くのに不都合なんて何一つない。消去法ですごめんねですむ。]
[今日の献立について、聞きながら考える。]
んー…………、
[本当に誰でも良かったから、そう言われると悩む、悩む。要は隠れ蓑を減らさずにって事だというのは理解した。]
ラルフを人狼だっていう候補にするならあ、
やっぱりマリオかしら?
いっそリンダを前倒し……は、まだはやいか。
占い師を食べちゃうのもありなんだろーけど〜、
ウーン、ノアもおばーちゃんも、
そのうち名前を書けそーだしなぁ。
んー〜〜〜……。
全員、ね。
あ、そー考えると。こーやってとじこめて、
火をつけたりまではしない結社員が、
ちょっと優しく思えてきたわね?
[ロイエの呟き、耳に入ったモンドの言葉。それに対してぽつり。うんうん。]
まるで、自分が人狼みたいなことを言うのね…。
[ユージンの話を聞きながら。]
実際に、人狼だっていわれたら、
ユージンはどうするのかしら。
[あの問いに対するノアの答えは、きっと、私への言葉だ。そりゃあ少しは違うだろうけど。実際に人狼で、騙しているのは私なんだから。
こわいかな、どうかしら。興味深げに耳を傾けている。]
[まあ、鳥肌や、かぶりつきたくなるような新鮮な肉に包丁をいれられなかったことも、結局――彼が人狼だったというだけの話なのだけれど。
娘のその、人殺しに加担するのがおそろしいと思える精神性は、嘘偽りなくルパートにとっては誇りだった。妻ドロシーの力が大きかったとしても。このいかにも人間らしい娘の成長に、自分が関わっているのだ。]
── もし。 もしさ。
ノア。あんたが、人狼だったりしたら。
[それは声に出さない3問目]
オレのこと、食べようと思ったら、
… どう 思う?
なんて。
流石に。きいても答えてくれないかなー……
[ため息のような、そんな気配だけが音でない声に乗る。]
…… さっきは、耳ふさいでくれて、ありがと。
ごめんね。
[ノアに入れそうだと、そう告げたもう一人に、
そんな風に礼をそっと添えた。
自分の泣き言が聞こえたかどうかは、確かめない。]
["どう思う?"(
この状況すら楽しんでいるような、
余裕にあふれた口調が届いた。
恐ろしい人だと思った。
魅力的な人だと思った。]
……"お父様"が、仰ることに異論ございません。
ええ、ええ……結構でございます。
今夜の晩餐は、"勇気ある少年"に。
ピスティオ様の異論がございますれば、
……ノア様か、ラルフ様に。
ですが、その道の者として保障いたしますが……
子供の肉は、"やわらかで甘美"でございます。
[この人に、人狼としてのイロハを教わったことが、
少しだけ、誇らしかった]
……あまり、無理しないでくださいね。
あたしだって……誰も、本当は。
[耳をふさいでいたことへの答えは、そんなふうにぼかしただけですが。
内容について触れてしまったから、聞こえていたことはわかってしまうでしょう。
聞き流せと言われましたので、ずっと黙っていましたが、実はさっきの本音の泣き言には、あたしはずいぶん救われていました。
ユージンさんもすごくつらいこと、悩んでいること、それからつらく思ったって悩んだっていいんだって、そう思わせてくれたこと。
勝手に、救われていました。]
――さあ、ロイエ。
どうだい? おまえは死んだ人間に対して
「こいつが人狼だった」と、言うことが出来そうかい?
[リンダが霊能者を名乗る。
やっぱりな、としか思わない。
あの話の流れで、これだ。]
……ねえ、ユージンさん。
あたしたちが――人間が、嘘をつく意味って、あるのかしら。
[口には出さなかったことですが、もし、頭の足りないあたしでは考えつかないようないいことがあるのだとしたら、聞いておきたく思いました。
イヴォンさまがピスティオの潔白を語るときに、その利点を語られたならば、少しは信用に足ると思ったからですが。]
[水を打ったような静けさの内、じわじわと声が胸中に渦をまきはじめた]
……はやい…
……はやい、はやい、はやい…っ
……まだ、はやい…まだはやい、まだはやい、まだはやい……っ
[その声は、静かで重たく、冷たかった。]
…… おれには。
"お願いごとをきいてもらう"権利も、まだあるが。
まずは、おまえの気持ちをきこうじゃあないか。
[マリオに"最後の晩餐"になるかもしれないそれをを手渡しながら、小さく笑った。]
スージー。
じゃあひとまず、マリオという事で考えよう。
ピスティオは止めたきゃあ、とめな。
おれたちの気持ちが変えられるうちにな。
[そうしてから、聞こえる声に、耳を傾ける。
あーやっぱり、だめだったかあ。と、少し笑った。]
…… ごめんねー。 かっこ悪くて。
んー。… うん。
……だよね。
[誰だって。こんな選択は、
── しんどいに、決まっていて]
無理はしないでって、
… 言っても、難しいだろうけども。
きつかったら、……きついって
言うのはいいと思うから。
[へらりと、少しばかり疲れた苦笑が声に乗る。]
私でもやっぱり、とは思うわね。
リンダ………。
[ロイエの呟きが聞こえる。タイミングについては解んないので大変そう、と思うだけだったけど。]
ま、釣られるように私もですなんて、
言わなくてもいいだろーし。
どーしてもどーしてもむりなら、
……
[自分が言ってみる、と言う事も考えたけれど。うーん。いけるかな?どうかな?難しいかな?みたいな心許ない気持ちだった。]
こほん
とりあえず〜、今日のご飯はマリオね。
オーケー。止められたら誰にしよっか。
[なんて軽く言いながら]
[最悪、未経験で自覚がありませんでした〜〜〜☆でなんとかなりそうな気もしてきているのは置いといて。]
…………… は?
ラルフ、………………
[メモを読んで、顔を顰める。]
[どうしても無理なら。そうスージーが言い始めることに、内心ルパートも同意なのだが、涼しい顔で口にはださない。――だって。
あんなに慕ったお嬢様と並び立って、霊能者を名乗る度量があるのか。はたまた、ないのか。お嬢様がなにより一番尊ぶべきものなのか。――ロイエは、どんな風に思考してくれるのか。
興味があったのだ。]
[無理にそうしろという気はない。
しかして。
せっかく機会を得た"お願いごと"だ。
カードとしてチラつかせるなら、今。
それを実際に使う、使わないは別にして。
いま、この状況のロイエの気持ちが聞いてみたかった。]
[ロイエに出来ないなお願いごとはしない。
嘘はついていないつもりだ。]
[そうして、名前を伴う問いかけに
表のイヴォンの様子を見ながら あー…と、
ほんのりどうしようもないように苦笑した。]
…… そうだねえ。人間が嘘をつく意味はー、
まったくないとまでは、言わないかな。
なにせ、嘘が混じってたら
人狼だって状況がつかめなくて
混乱するかもしれない。
まあ。人間の方も混乱するから
一長一短だなと思うけど。
[イヴォンとピスティオ、
リンダとロイエ。
続く、一番とも呼べる間柄同士の対立。
興味がないといったら、
ちょっと嘘になることは黙っている。]
リンダにかんしちゃ、
まあ、そーなのかもしれないけどさ。
だったら…もっと早く食べたげたのに。
[そういう問題でもないが、溜息と共にもれるのはそんな言葉だ。]
[胸中からざわざわと黒い羽音のように、重なり合う多くの囁きが沸き上がる。聞くに堪えなければ、耳を塞ぐこともできるほど、小さく細やかで、重い言葉の群れ]
……まだ……まだ…なにか……おまちください…まだなにか、手があるはず……よい手が、かならず…ああ、なんだって…なんだって、"今"……まだ、まだなのに……ちがう、ちがう、ちがう……旬じゃない、まだ旬じゃない…ちがう、そうじゃない……まだその時じゃない、まだ……違う……ああ、おいしそう……すいた…おなか、すいた……ちがうちがう…ちがう、そうじゃない…そうじゃない、ちがう…
…おまちください、まだなにか…なにか手があるはず……
……ああ…なんだって、こんなことに…
…だいなし…すべてがだいなし……
……おまちください…
…まだなにか…
…ああ……
………
……
…
[やっぱりなあ。と思う。
ルパートが、リンダを食べないことの代わりに
一番に思いついたお願いごととは
『早々に、リンダを食べてしまうこと』 である。
――だから、リンダが美味しそうなフリをした。
――だから、羨ましそうにした。]
[沈黙した思考。
やや間があってから、抱きしめたリンダの体臭を胸いっぱいに吸い込んだ。]
……
……
[甘い、甘い、果実のような芳香。
完熟にはまだ早く、若くもみずみずしい肉の手触り。
舌にのこる濃厚な血液の残り香。
まぶたがひくひくと痙攣してから、ぴたりとやんだ。
ピチャン と水滴が落ちた水面に波紋が広がるように、思考力が戻ってくる]
[せめて私が知ってるところでがいい。
置いていかれたくない。
これは、私の根っこの根っこだ。
だから、
ルパートが居なくなったら、
ロイエが居なくなったら、
ピスティオがいなくなったら。
どうにかする以前に、色んな気力を失いそうだった。
他のグループに人狼はどれくらいいただろうか。
そちらにかけるにしては、きっと、気持ちが足りない気がする。]
けれど、混乱を招くことは本当に必要なんでしょうか?
こうして話を合わせられる人たちが4人もいたら、混乱に乗じてことを成すほうが、簡単だと思います。
ユージンさんは、今3人の占い師の中に、本物と、狂人と、人狼以外が、いると思いますか?
[あたしは思いません、というのは乗せないままです。
利点を感じないという時点ですでにわかられているかもしれません。]
[リンダを喰っていいのは――ロイエだけ]
……ふぅ
…………失礼。
取り乱しました。
…ええ、ええ…支障ございません。
やってごらんにいれましょう。
要は、お嬢様を"偽"の霊能者だとすればよいのでしょう?
――――あの……………………
……『クソ野郎(
[ロイエの返答に
―――ルパートは、じつに満足そうに、わらうのだ。
おいしいと、料理を食べてもらえた時のように。
子供の成長が喜ばしいように。]
ああ。
おまえの仕事はいつだって"完璧"のはずだ。
頼もしいなあ。
ありがとう、ロイエ。
期待してるぜ。
[雑な仕事はあり得ない。
だって彼女は、そう言い切ったじゃあないか。
心外そうに。(
言いたくなる気持ちは解るわ。
[くそ野郎発言を肯定した。 ふう、と息を吐く。
そして、ふふ、と笑いなおした。]
そーね、そう言うことになるわね。
偽物なら、食べられないだろうし。
ロイエが支障ないっていうなら、
もう安心ね。
単純に"みんなの"利点って意味なら。
オレは、薄いと思うよ。
というか、まあ……
そういう混乱させるよーなことをするなら、
……
人間だって証明できるヒトが
やったほーがいい。
[それも、この状況では混乱が広がるばかりかもなあ。と思案しながら。]
人間でも、……大事な誰か「だけ」守りたくて、
嘘をつきたくなることはあると思うって前提できいてね。
…… オレの思う限りだけど。
[
──いない、んじゃあないかな。
オレは、人狼と狂人と、本物だろうと思ってる。
[実際こっちに来たら、ロイエが耐えられないだろうな。とはおもっている。リンダの肉質が落ちることに。まあそれはそれだ。]
……お任せください。
このロイエ、必ずや完璧なる"霊能者"となってごらんにいれましょう。
とはいえ――処刑もまだの時分……
"人狼"から狙われます身としては、いま名乗りをあげるのは…
…いささか"説得力"に欠けましょう。
わたくしの名乗りは、明日の朝にでも……
ええ、ええ、しかとこの眼で目撃いたしましょう。
"人狼"の幽霊を――
マリオ?マリオっス?
うーーん、そうか。マリオかあ。ちょっと寂しくなっちまうなあ。
[声なき声に乗るのは、大事のうちに数えた二つの名前のうちの一方。うーんと考える少しの間、短い沈黙に続いて声は響いた。]
…うん。でもそれじゃ、マリオは喜ぶかも知れないな。
だって知恵と勇気っス?人狼と対峙するのは、きっと勇気だろうし。…でも。
[思い迷う響きで言葉は続く。]
奥様は結局、偽者ってことなのかなあ。偽者ならみんなが占われる心配はないし、第一きっと奥様の肉はしわしわで美味しくないと思うっス。
俺っちの帰る場所がなくなるのも困るし…。家なくなるし…、うん。だから奥様は「とっておき」にするのがいいと思うっス!
[弟分へと迫る牙を拒絶することのないまま、ピスティオはどこまでも自己本位な希望を告げた。**]
ああ。
タイミングもすべて、
ロイエの"完璧"に任せるとしようじゃあないか。
おれはそれでいい。
……こうしてみてみれば、なんだ。
おまえは、偶然意味適任だったんだね。
リンダお嬢様を真の意味で助けてあげられるのは
おまえだけなんだから。
[ピスティオは、マリオを食うことを拒絶しなかった。(
そうかい。
親しいおまえが、それを喜ぶ、勇気だっていうなら
そうなのかもしれないね。
(
[ ――――ハァッ
――――ハァッ
――――ハァッ]
[落ち着いていたのに。リンダとラルフの死にたがりを思い出すと、また少しの苛々が募る。やだなあ、やだなー。
でもロイエのことは安心できるな、ピスティオもマリオで良いって言ってるし。これで今日も殺せる、食べれる。ご飯だ。うーん、楽しみ。楽しみね。]
じゃ、今日はマリオね。
でたあとキャサリンに会ったら謝らなきゃ。
あ、今日も私が殺して良いんだっけ。
他に誰かやりたいひとー。
[リンダが広げる腕に、ルパートは"約束通り"に、ぴくりとも反応しない。あれはロイエのもの。
ロイエだけのものだ。]
[スージーの呼びかけ(
……わたくし、今宵は処刑を行く末を見届ける義務がございますので。人狼……
……なんと…恐ろしいっ!!
[スージーが今日は殺していいのかどうかを質問している。誰かがやってくれるのなら、やる必要はなかったので(
おれは今日もスージーに譲ってもかまわないさ。
おまえがやりたいのなら、おやり。
[すっかり役に入り込んでいるロイエにわらって]
じゃあ、スージー。
頼んだぜ。
やーったあ。
では任されました。
役割分担、役割分担。
私は人を殺すおそろしーい狼さん役です。
[役も何も、な事を言いながら。]
霊能者も占い師も、
食べられないように気を付けてね。
[勿論、本物の霊能者は、ロイエだけのものだけど。]
――― は。
[ともにサイモンの遺体を見た男が
こうして名乗り出た。
ルパートは、楽しそうに小さくわらった。]
えーと、えーと、
うらないしがさんにんで…
れいのーしゃも、ふたりで、
あしたにはさんにん………
[頭の中で指折り数える]
(
[ ――――ハァッ
――――ハァッ
――――ハァッ
ジュルルルルッ
――――ハァッ
――――ハァッ
涙や鼻水やヨダレで、ぐちゃぐちゃと音をたてていた。]
あっはっはっはっはっ。
いやあ、笑い話がとまらんな。
["襲撃するなら俺を"とばかりに名乗りでたユージン。]
……ほほぅ…ほほぅ……
……これは、これは……なるほど?
……つまり、皆…だれかに庇うために"嘘"を…?
それとも、他に思惑が……?
皆食べられたいなら、
最初からそーいってくれたらいいし、
皆食べられたいなら、
人狼退治なんてしなくっていいんじゃない?
食べてくださいって言われてるんだもの。
[勿論前提条件が違うのは解ってはいるんだけども。]
わかった、わかった。
みんな死にたいなら列になってくれればいい。
しかし、そんなことなら、
いかにも「能力者です」なんて死なずに
人狼です、と言ってしにゃあまあるく収まったのに。
結局どいつも、人間を
"助けたい"気がないのかねぇ………
……あたしは、黙っていたほうがいいです、か?
[出ないほうがいい、と言われていました。
てっきりそれはユージンさんもだと思っていたので、驚いたのですが。
同意する前に問いかけるくらいの落ち着きは、残っていました。]
はーあ、おもわぬ形で
よりどりみどりになっちまったな?
[食べるつもりでたらふくご馳走を与えたマリオもどうしてやろうか。]
けど、おれとしちゃあ、やいのやいのと
「おれをくえ、おれをくえ」と言ったことで、
だーれにも守ってもらえず
むざむざ殺される子供ってのも
教訓じみてて嫌いじゃあないさ。
……… ロイエ。やっぱりおまえの仕事は完璧だ。
リンダお嬢様はひとり。
[傍らのモンドをちらりと見遣って]
モンドはリンダおお嬢様を守ってくれるかねえ。
まったくよ。
ラルフだって、自分は人狼だから殺してーっていってたら、ひきとめられはしたけど結局は死ねたでしょーに。
[ねー。と言いながら。人狼三人分で、この騒動は終わるはずなのだから。死んでも良いのならそう言って、人狼のふりして身代わりになってくれたらいいのに。]
私は死にたいなら殺してあげてもいいんだけど、
もうマリオをたべるつもりだったしなー。
[はー。と息をひとつ落とす。考えていたことではあったけれど。]
うん。そーだね。
…… 今日のところは、そうしてて。
なんかあったら、お願いすることがあるかもだけど。
[わたわたさせてごめんね。と、添える声は少しため息交じりになった。]
[モンドがほんとうにそうかはしらないけれど。"結社員がいるからこそ来た"とまで言うのだから。今は試しに信じてやってもいいじゃあないか。彼のいうことには、20年ぶりにこの人狼に会いにきてくれたってわけだろう?]
……それだよ。
おれもすっかり、マリオを食べる気になっていたから。
……あっはっはっはっ
人間たちは人狼の腹具合なんざ知りゃしねえだろうから、
しょうがないんだけど。
そうだなあ。
じゃあ。
………期待に応えて。
おれはユージンでも殺しににいこうかな?
おまえは好きなものを好きなように食べなさい。
同じ獲物でもいいが、久々に競争でどうだい。
[のんびりとスージーに話しかけて、ポケットの中の投票用紙を確かめた。]
わかりました。
……ところで、どうして今名乗りあげに行かれたんですか。
票をもらわないために?
[あたしたちの力は、片方が欠けてしまってはお話になりません。
もし、占い師とその占った先、それから霊能者も票を入れないとすると6人も欠けるのですから、偏りが出れば誰が失われてもおかしくはありません。
ただ、そうするとあたしが黙っているのは危ない気もするのですが、出ない利点もなんとなくはわかりましたので、そこは触れませんでした。]
でしょ?
あら、それも楽しそうね。
じゃ、競争しましょう。
うーん、ルパートさんに勝てるかな〜?
負ける気はしないけどお〜。
私は予定通り、マリオを狙いに行くわね。
勝負がついたらそこで連絡、負けた方は踏み止まる、と。
じゃあ、そういう手はずでいこう。
お互い食いたいものを食う。
先に食ったら、先に手を付けた方が勝ち。
……――まだ、深い夜まで少しあるから。
獲物を変えるのも、また自由。
距離で選んだっていいぜ。
ははははは。おれも年寄りだからな。
おまえの脚に敵う気はしないが、なにせここは俺の家だ。
オーケー、耳は立てておくわ。
たぶん、もうこれ以上はなにもないとはおもうけど。
あ、あと、勝っても負けても山分けね!
そのためにスープしか食べてないんだから。
[保存効かないのが勿体なくて]
距離だったらラルフだけど〜〜、
そのうち名前書きたいわよね。
本当に、“迷った時“に。
[(
……ええ、ええ…ご明察通り…
ピスティオ様が人狼モンド様を告発し、
わたくしが彼を人狼と証言すれば……
ピスエィオ様とわたくし、2名の信頼は…
…確固たるものに……。
となれば…わたくしは、か弱き霊能者。
人狼が告発されないうちは……ええ…
恐ろしい人狼から逃れるために…
様子を見ながら…震えておりましょう。
うん。まあ。
妻なし子なし家族なしのおじさんとか、
ふつうに、票とか入れやすいから。
[票をもらわないために。それに肯定を返す。]
あとは。まあ。
… … それこそ誤解してくれたら、
ぐらいかな。
[後半少し、ため息交じりにそう言った。]
ふふふ、そーなるのが楽しみ。
ひっそりひっそり。
隠れてすごすのは得意だものね?
はーあ。 今日はうまいこと、
ワンダさんになるといいんだけど。
ま、ラルフがつれてかれるなら、
それはそれでしゃーないかって感じね。
そんなこといったら、あたしだって。
夫も子供もいやしませんし、家族はみんな出払っています。
……だめです、よ。そういうのは。
殺人者には、なるべく、なりたくないし、させたくないですから。
[誤解を生ませたくはありません。誤解されていいことなど、どこにもないと思っていました。
今あたしたちに必要なのは、真実だけですから。]
(
[その目が求めているものは――]
……リンダ。
女の子には、いれにくいけどね。正直、オレは。
… ちゃんと、守ってあげれたらかっこいいんだけど。
[甲斐性なしの、酒と女と食事を人生だと言った舟守は、
少し困ったように笑った。]
そうだね。… うん。 ……見え方次第だから。
どう転ぶかちょっとわからないし。
状況によったらパトリシアの方が、
… 大変になったりはするかもしれないし。
そういうトコは、迷惑かけちゃうねえ。
[だから。ごめんね。と、小さく付け加えて]
(……どうか、わたくしに…やりとげる勇気を…)
[一番大切なことは、なにか。
ロイエは、決断を迫られていることを自覚していた。
護れるものは、少ない。選ばなければならなかった。**]
[そうして、それはいつの時間のことだったか]
…ねー。パトリシア
[酒入りの、ぽつ。とした声がある。]
…… 寝るとき、よかったら。
子守歌がききたいな。
あれ、結構 好きなんだよね。
落ち着いて、よく眠れて。
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