情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[朝、起きて。
スマホを手にとってまず見るのはツブヤイター。
繋がっているのは特に仲の良かった級友が何人かだけ。
……それと、一方的にフォローしている女子大生。
いつか、見覚えのあるカフェのパンケーキをアップしている画像がリツブヤキで回ってきて、近所の子かなと何気なくフォローしたアカウントだ。
自分の選択しなかった、大学進学という道。
恐らく自分より何歳か年下であろう彼女の、きらきらした生活の片鱗が、『終着点の向こう側』を読んだ時に感じたような息苦しさを感じさせる。
その仄かな痛みが──決して、嫌いではない。
と言うと、なんだかマゾのようだが。
本を読み漁るのも、同じようなもの。ひたすら心に響く何かを探している。心に響くというのは、少なからず苦しみを伴うが。それはどこか、恋に似ている気がしたから。
……いや。恋なんて、多分、したことないけれど]
……ん?
[そしてふと、気づく。
このオーナメント、安日荘の中庭に飾ってあったやつと似てる。
とはいえ、遠目に「なんか飾られてるなあ」と眺めただけだし、似ているだけの別物かも知れないし。
特に気にせず、ただ、顔も名も知らぬ彼女の元にも、僕と同じようにクリスマスが訪れているのだと、それだけ確認して。
自分は何も呟くことなく、ツブヤイターを閉じる*]
ついしん。
予算が厳しそうならお鍋でおねがいします。
キムチがいいな♡
[プレゼント、靴下、キャンディの杖。
とりどりのオーナメントから林檎を選んで手にしたのは、彼の姓名を連想したからだった。
知恵の実と、古書に囲まれる彼を重ねて、一滴の好奇心。
俺が入居した時には既に安日荘に溶け込んでいた彼は、どんな人だろう?]
[――知りたい、と思う]
もか @_moca_moco
雪降りますよーに!!!
もか @_moca_moco 3分前
幸先わるいけど、今日もがんばろう!(๑˃̵ᴗ˂̵)و
みんなもいってらっしゃーい
もか @_moca_moco 5分前
寝坊した;;
[果たして、クリスマスの奇跡はあるだろうか。
女子大生に仮託して少し浮わついた気持ちを表する、朝]
[道すがら。
知らず知らず口遊んだのは、クリスマスソング。
自分が青春の頃に流行ったメロディ。]
〜♪
[我に返ってすぐに止めたが。
誰かに届いたりすることはあるのだろうか。*]
[……見たものの、手癖でまずツブヤイターを開いてしまった。
目に入ったのは、「今年は彼女とデートだぜ」という友人の呟きに連なる「爆発しろ」「裏切りやがった」「実は俺も(*^^*)」といった他の友人のリプライの数々。
そして、例の女子大生、「もか」の呟きも追加されていた。
彼女もちょうど今起きたところらしい]
リンゴ @Apple0419 今
雪、降るといいね。
リンゴ @Apple0419 42秒前
こういうのも悪くないかな。楽しくなりそう。
リンゴ @Apple0419 1分前
今年のクリスマスは男ばかりの独り身パーティー。
[普段ツブヤイターは眺めるばかりの僕にしては珍しく、3つも連続で呟いてしまった。
「お、友達できた?」と早速友人からのリプライが飛んできて、「まあね」と短く返し、ツブヤイターを閉じた*]
[ツブヤイターの「リンゴ」のアイコンは、いつだか撮った市販の林檎だ。つやつやの大きなジョナゴールド。
昔は「Bennett」とそのまんまな名前で、初期のたまごアイコンのままろくに呟きもせず放置していたが、
この安日荘に来て管理人に「林檎ちゃん」と呼ばれるようになってから、その響きを気に入って自らリンゴと名乗るようになった。
そんなことをしみじみと思い出しつつ、ツブヤイターを辿る。
高校時代、古書店巡りの一環で少し足を伸ばして訪れたこの町が、今ではすっかり自分の本拠地になっている。
古書店の店番をしながら、暇な時は本を読む日常が今は当たり前。
やってくる客は顔馴染みが多く、その中には本が好きらしい葛籠や文学部の阿尾といった安日荘の面々もいて。
仕事帰りにコンビニに寄ったら、また阿尾に出くわしたりして。
──やたら学生客が多いなと思えど、まさか阿尾の所属する文学部で評判になっているとは知らなかったが]
[今呟きを辿っている「もか」も、恐らくご近所さんで、新しい僕の生活を構築している一人である。
彼女の生活に思いを馳せるのは、僕にとって、本を読むのと同等だった。
どんな子だろうと思わないでもないが、もし知り合ったとて、多分話は合わない。
相手は年若い学生の、普通の、いや少しオシャレな女の子なのだ。カビ臭い古書を好み、本に囲まれて生きる僕に、お近づきになれるとは思わない。
ただ、古書の中には決していないタイプのリアルで煌びやかな女子大生という存在が、僕の辿らなかったifを想起させる。
それはひどく、心を揺さぶる想像だった。
──オシャレな女子大生に近づくことは叶わずとも、星野さんや阿尾さんに大学生活について尋ねるくらいは今の僕にも可能だろうか。
今宵は良い機会だし、酒の勢いに任せて色々聞いてみようかな、と心を弾ませるのだった*]
あと、野菜も食うべし。
[とは独り言で、メールには書かなかったけれども。]
[フォロワーには近所の人々が多い。
日常の中で、ただの自分では縁遠いことに挑戦しようと思うと、写真の映えや近所のスポットに拘りがちになるからというのもあるだろう。
思い込みだけで遠ざけていたパンケーキは、塩味の向こうの仄かな甘味が好ましく。綺麗な景色や面白い場所は日々を元気付けてくれる。
天気予報アカの呟きの後、誰かのいいねが流れてきた。
「雪、降るといいね。」
ふ、と微笑む。たまたま、道を交えたような気分で。
「知りたい」という気持ちが現実の自分に響いてくる感覚は、嫌いじゃなかった]
[古書店のことを聞いたのは、同じ日本文学部の女の子から。近頃隠居がちな店主に代わって店に立つ「ベネットさん」が入居先のアップルトンさんと同一と知ったのはその時だった。
趣味の古書も研究用の資料も、速やかに手に入る店。
彼女らは、目的を遂げて満足したところで、不意に場に溶け込んでいた男の瞳の美しさに気付くらしかった。
学部によってタイプが偏るのはありがちだが、大人しい子が多いからか、明るい場所で作業しているのを見られたらラッキーという認識らしい。
パンダじゃないんだから、と苦笑しつつ。
古いものの中にあって埋もれず目覚ましい人なのは確かに、と思ったのを覚えている。
古い安日荘にさえ溶け込む穏やかさが第一印象だった]
[思えば、ごく普通に挨拶を交わす相手の噂を一方的に聞いた申し訳なさも、深く話す機会を失する原因かもしれない。
人や物をじっと見つめる癖を持ちながら噂のグリーンアイを見られずにいるのは、惜しくはあったけれど。林檎の身の色を知らずに艶を賞美するのは無作法に過ぎようかと、目を伏せがちだった]
[階段は降りたが、ふと上から俺でも
聞覚えのあるクリスマスソングを
唄う声が届いて足を止める]
……何だかんだ言って……結構楽しみにしてるんだ。
[ヤケになっていた人たちもいた気がするが、
何気なく漏れ聞こえた音は、存外心沸き立たせた]
俺も、楽しもう。
[ふふ、と緩めた口元はまだ誰にも見せていない*]
……あ、あんまり見ないで下さい。
俺こう言うの着慣れてないし。
見られるの、何か恥ずかしいし。
[管理人さんなら、だろ?と得意げに返す様子が
目に浮かぶが俺にそんな余裕はない。
製品チェックは慣れているが、俺自身を見られることなんて
ないからだ。
着こなしに似合わぬ真っ赤な顔でしどろもどろのまま]
き、着替えてきますよ。
パジャマパーティーでは笑い取りに行きますから。
[居たたまれず逃げを打とうと*]
そんなに恥ずかしがる必要ないぞ?
オレ、ただの同じアパートの仲間で、男なんだし。
[真っ赤にさせてしまった。
この辺で一旦引いておくか、とじろじろ眺めるのは止めて、いつもの距離感に体勢と視線を戻す。]
え、着替えるのか?
もったいない。
[本心からの口調でそう言って。]
判ってますよ。
これが異性なら逆に意地でも冷静さを
装うと努力しますって。
[多少なりとも知った人たちだからこそ、
慣れぬところを見られて恥ずかしいのだと
少しばかり恨めし気に見つめれば離れる距離。
慣れぬ距離と突き刺さる視線は和らいだが、
まだ真正面から彼は見れそうにない。
やっぱり聞き慣れない台詞が聞こえたからだ]
もったいないって。
この格好誰得なんですか。
[似合うかどうかより、上京したてですばりの
緊張感は拭えないんですがと訴えかけたが、
妙に重みを感じさせるものがあって、それは言えなかった]
じゃあ、オレ得ってことにしとこう。
隣にお洒落なイケメンがいた方がいい……こともあるかもしれないということで。
[楠の気持ちが上向きになれば良いのだが。
フォローは得意ではないのだ。]
しかし、その服着てるとアレだな。
楠サンの方が年上っぽいな。
[マフラーで隠した口元に、ゆるく弧を描く。*]
俺のこの格好が誰かの得になると言うなら
信じときます。
俺の方こそ自然体のイケメンさんがいると
お姉さんとかにおまけしてもらえる気がしてきました。
[あなたも大概イケメンですよ、とクスっと口角を上げて]
年上って、葛籠さん幾つでしたっけ?
そんなに変わらないと思ってましたが。
俺まだ25歳ですよ。
そうは見えないかもしれませんが。
いや、葛籠さんがぴちぴちしているから
そう見えるんですきっと。
[フォローが苦手なのは俺も同じ。
嘘を吐かないプログラムしか相手にして来なかった分、
正直に話す以外、大事な人たちへの接し方を忘れていた**]
……、
楠サン、意外と管理人サン要素あるな?
[天然タラシなのではないか。
ぽつり、呟いた言葉が聞こえたかどうかは分からない。
住人仲間の新しい一面を知れることは、基本人付き合いを面倒臭がる自分にしては、楽しいと思えてしまう。]
オレ? あれ、幾つだっけ。
[咄嗟に出てこない。
生まれ年から逆算してみせて]
28……いや、27か。
確かにもうほぼ同い年でいいやって感じ。
[それはそれで適当すぎるか。
だが、学生でもなく、会社勤めでもない自分にとっては、そういう感じでもあった。]
楠サンは普段の方が若く見えるってわけでもないよ。
疲れてそうだな、が第一印象になるだけで。
今は年相応?
ちょっと生き生きしてる感。
[マイペースにそう表す。]
ピチピチは……微妙な死語感があるぞ。
しかもオレに対してってのが……。
[眉を寄せてみせる。
酒屋に行く道中、この会話が続いているのかもしれない。]
[買い物の最中。ふとスマホを見ると、ツブヤイターからのプッシュ通知がいくつか来ていた。
珍しいこともあるもんだ、と思ったが、それは自分が今朝珍しいことをしたからであった。
友人達からの「お前独り身なのか、なんか意外」「楽しくやってるようで何より。たまにはこっちにも顔見せろよ!」「うっかり男同士で性夜にならないように気をつけろよ〜」といった暖かい(?)返信の数々の中に、もかからのいいねがあった。
「雪、降るといいね。」
所謂エアリプというやつだったが、まさか見られていたとは、と少し気恥ずかしくなる。
──いつか、どこかで、すれ違うのかも知れない。
顔も名も知らぬご近所さんに、また遠く思いを馳せて。
まさかそれが今夜酒の勢いに任せて大学について根掘り葉掘り聞いてやろうと思っている相手だとは、想像だにしない]
[星野は人懐っこく、よく話しかけてくれるので大学のことも聞きやすそうではあったが、タイミングを逃してあまり話せず終いの阿尾に特に聞いてみたいと思う理由があった。
彼は少し僕に似ている──なんて、勝手に思っているから。
僕がもし大学を受験していたとしたら、まず間違いなく文学部を選んだことだろう。
他の教科はそこそこなのに、国語に関しては現代文はもちろん古文や漢文に至るまで、成績は常に上位にランクインしていた。
お前は本当にイギリス人なのか、と先生に呆れられ、ほぼ日本人みたいなもんですよ、としれっと答えていたが。
古書店の常連で、文学部で、どこか大人しい印象の阿尾。
彼という人は、僕の選ばなかった道を歩いている。
学ぶということは、楽しいだろうか。
彼は、その人生を、謳歌しているだろうか。
彼の人となりを深く知らぬうちから「僕に似ている」なんて、失礼極まりない評価かも知れなかったが、
それも含めて──知りたい、と。思うのだった*]
[朴念仁だと自覚があると、
葛籠さんの発言の意味は全く理解出来ない。
管理人さんの要素があるとはどういう事か。
ハットの被り方もろくに閃かない俺に何を言ってるのかと
今度は俺が彼をまじまじと見つめて]
俺のどこに管理人さん要素が
あるのか判らないんですが……。
葛籠さんは、何か俺の事色々理解してるみたいですけど、
俺の方は全然なんですけど。
27歳って、やっぱり年上じゃないですか。
俺、ここの人たちあんまり知らないし、
そこまで関わって来なかったんですけど。
結構皆さんお互いの事色々知ってるみたいで、
俺も知りたいなって思う様になってきましたよ?
特に葛籠さんの事。
[判りやすい星野君の言葉や表情よりも。
読めない難解な問題を読み解きたいと思う様に
言葉少ない彼の心の内とまではいかなくても、
あ、今機嫌が良いなとか悪いなとか位は知りたいと
素直に希望を口にした]
俺普段そんなに疲れてますか?
そうですか……生き生きしてるって言われても
今一つ判りにくいけど、
空気が美味しいっては思えますね。
[もうこの発言自体が終わっていると思われるだろうが、
俺の発言もやっぱり終わっていたらしい]
うん、今俺も言ってて気付いた。
ぴちぴちって何処から掘り起こした言葉だろうな。
やべ、今年相応って言われたばかりなのに。
[ほんと、終わってる。と笑った俺の胸の中は
久しぶりに軽いと感じられた]
[帰り道、歩くたびに鳴る瓶や缶の音をBGMに]
これ、お洒落効果ですかね?
俺の事なんて誰も気付いてないって思ってたけど。
ちょっと、嬉しいかも。
[彼女は俺を彼氏だと言ってはいたけれど、
彼女の視線の先に俺はいなかったのだろうと
今更理解できる。
例え接客の定番の台詞でも、俺は気付いていないのに
気付いてくれていたことが、ちょっと嬉しかったと
並んで歩く葛籠さんに呟いた]
[酒屋から戻って別れる前に]
葛籠さん、ツヅミレイってご存知でしたよね?
もし読んだことがあるんでしたら。
『彼』の作品で最高傑作って何だと思います?
[メモにあったお勧め作品。
あれは彼のお勧めだから当然買うつもりだが、
葛籠さんのお勧めの作品も手にしたくて
訊いてみたが、答えは果たして*]
[酒屋への行き帰りは、思ったより短く感じた。
それは予想外に彼との会話が弾んだからかもしれない。
まぁ、自分にとってはだけれど。]
へ?
オレも別に楠サンのことそんな理解できてるとか、おこがましい事は、言えないし……言うつもりもないよ。
でも案外、君は表情とか分かりやすいな。
もっとクールで鉄面皮なのかと。
[普段口数は少ないが、言葉を操るのは好きだ。
自分でも不思議とすらすらと話せる。
皆のことだけでなく、自分のことも知りたいと告げられれば、キャップの影から覗く瞳が少し丸くなったのが分かったろうか。
何秒間かの沈黙の後]
オレのこと知っても、面白くはないぞ?
こう言っちゃ何だが色々適当人間だし、嘘つきだし。
でもそう言ってくれるんなら……ま、楠サンには嘘つかないようにしよう。誤魔化しはあるかも、だが。
[にやり、と笑った顔は、どこかいつもより少年らしくも感じられたかもしれない。]
[帰り道。
カラコロカラコロ、缶がぶつかる音に乗せて]
お洒落効果だな。
それも、普段の楠サンあってこそだろうけど。
今日はほら、いつもより姿勢いいし楽しそうだし、店主サンも話しかけやすかったんじゃね?
[それこそ、効果だ。
嬉しそうな姿は良いものだ。
管理人サンも粋なことをしたと素直に思う。]
[そして別れる前。問われたなら。
うーん、と考え込むポーズをした後に。]
それは、答えられないかな。
最高傑作は、オレじゃ絶対決められないから。
[謎かけみたいな答えをひとつ。*]
嫌なら、着替えて来た方がいいですよ?
寒そうだし。
無理して風邪引いたら元も子もないです。
[片耳をへたらせた猫姿に、ふと、あれ俺今ねずみ?
星野君にネズミは猫を怖がるよとか言ってたのに
面白い組み合わせだと妙に感心したが
さすがに吹き出す様な事はしなかった。
真面目に彼の心身を心配しているのだから]
嫌ではない、……乗り気ではないけど。
オレが詳細聞かなかったのも悪いし、……。
オレにはまだ男気が足りなかったのかもしれない。
そんな男気欲しくないが。
[至極真面目そうに、深刻そうに呟いてから。
ストーブの前は暖かいから大丈夫、と。
本気で心配してくれている声音の楠に応える。]
これが本当の誰得な格好だな。
[吹っ切れ始めた表情を垣間見せ。
猫のくせに、ネズミに懐いて?みせた。*]
レンレーーーーン。
データ、ちょーーーーだい。
[ブイスターの形をしたデータよこせお化けがすぐそばに。]
っつーわけで、データが欲しいなら尻尾に顔うずめさせてください
[データよこせお化けに対する要求のレベルが、小声で上がった]
んもー、しゃーなしよー?
ほらほら、思う存分ぱふぱふしちゃいな…♡
[上がったレベルのさらに上を提供する。
妥協はしませんとも、与えるものに関してはね。]
良かったら後で着てみます?
男気と言うか、思い切りよくなれるかもしれませんよ?
[男気が足りないと嘆いているのか、
自分に言い聞かせているのか呟いている
葛籠さんに話しかけた。
その間、自分が何を着るつもりか考えていない。
聞かれればいつものパジャマと
面白くも無い答えを返すだろう**]
うわ、と。
[よろけかけた楠に手を伸ばす。
両手はカップがあって危険だから、腰の辺りを支えることにはなったが、どうにか転ばずには済んだだろう。]
え、え?
[そのぺかちゅうを着たら男気が出るというのか。
まぁ黒猫よりはありえるかもしれないが、頭の上にハテナマークを浮かべる感じでつい首を傾げる。]
じゃあ代わりにコレ着る?
上だけなら似合いそう。
[借りたとしてその間彼は何を着るのだろうと思えば、普通のパジャマと答えさせる前に、そんな問いを返した。*]
[ちょっと顔が見られない。
その手の話が地雷じゃないか分かってもないのに!]
ッ、ひ。
[ミッションの最中、両手にカップを持ったまま
バランスを崩した腰を支えられ、
ありがとうよりも先に声が出た。
不意に他人に触られるのは久しぶりすぎだ。
それに普段は下着+ズボン+シャツ+ベルト+スーツと
完全防備の腰元だが、今は下着+着ぐるみだけと
案外薄着なのが拍車を掛けた]
あ、ありがとうございます。
[驚き過ぎて変な声が出てしまった。
ぺかちゅうの耳が自分の耳なら、
着ぐるみ同様へなっと垂れているだろうが
俺は人間だ。
葛籠さんに礼を言うとマグカップを差し出して
男気の話題へ]
そんな可愛いのだけじゃなく、こういうネタものも
堂々と着れる様な心意気が養えるのではと。
[首を傾げる猫は本人の容姿も相俟って、
可愛いなと感じつつ、あくまで男気を真面目に伝える]
俺それ着ても似合わない気がしますけど……。
俺から言い出して俺が着ないって言うのも
無しですよね。
[結局パジャマ交換になってしまったが、
ここで断るのは男が廃る?
受けて立とうと首肯したが、ぺかちゅうは
上下一体化の着ぐるみ。
ジェラピケ上だけもらって、下はどうする気かは
すっかり頭に無かった*]
[脳内大混乱を経て、
若気の至りってやつかな……と。
生ぬるい視線を送るに至った]
……! あ、ああ、……悪い。
[楠を咄嗟に支えた時。
彼が上げた声に返した謝罪は、驚かせたことを詫びるにはどこか過剰な響きを帯びたけれど。
パッと逃げるように手を離し。
何でもないようにいつもに戻った。
そして話は男気のほうへと。]
そのシュークリーム美味いぞ。
……当たりが出た場合は、泣くほどな。
[こっそり暴露した。]
づづら゛ざん゛、びどぃ゛……。
[彼に擦り付けたいわけではないが、
泣かずにはいられない。
文字通りべそかき状態の涙目で
最初に自沈した彼を睨みつけた*]
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