人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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【人】 見習い医師 スティーブン

― それから ―

 ――またせた。

[紫苑の花が揺れる道。
また姿を少し変えた青年の前に、その男は現れた。

星々が咲く夜空の中、
エンジェル・ブルーは少し沈んだ青色に見えただろうか。

彼の姉の姿が見えない事には、少し口を閉ざした。
代わりに、頭を一つ撫でようと手を伸ばす。
天に瞬く蒼い星を見つめ呟いた。]

 ……アルカイド、か。

[それがあの星の名だったように思う。
記憶は曖昧だが。]

(209) sane 2015/05/27(Wed) 01時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[彼から何か言われただろうか。
話もそこそこに、黄泉へ向かう旅へ一歩を踏み出す。

この旅路を照らすは燦然と照る太陽でも月でもなく
明々と輝く星明かり。
北天に煌めく七つの星の その一つ。

最早男は村の方を振り返らない。
振り返ればきっと、立ち止まってしまうから。 
あの苦しくも愛しい記憶が眠る場所に
囚われてしまうから。]

(210) sane 2015/05/27(Wed) 01時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 ─ とある薬屋の帰還 ─

[村にいるひとおおかみ達が過ちを正すため、疑心にまみれて殺し合ったことを、薬屋を営む中年の男は知らない。

ただ、村へと帰る道の途中。
見知った常連の、ひとおおかみの娘の姿を見た気がした。
その連れは、薬を託したが許婚を死なせた本屋の誇り高き人狼な気がして、ダン・ラウシェンバーグはひとつ、重い溜息をこぼした。

どこか幸せそうに見えたのが、気のせいでなければいいと。

そんな願いを、村に続く道の中溶かしてゆく]

(211) hisetu 2015/05/27(Wed) 01時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[そうして男が村へと戻れば、共存をしていた人狼達が全て姿を消したことを知る。

友人だった学者
先ほど見た気がした花屋の娘
無力になった力を貸した本屋の長兄
時折配達に来てくれる、宿屋の本当ではないけど確かに息子だと呼べる青年
美味い料理を振舞ってくれた宿屋の主
その娘だった天真爛漫な風の精
薬に関しては、本業の薬屋よりも村人には信頼されていた医者
その家に住まう、猫みたいな黒い狗
本当に黒い獣を連れた、男の息子の友人
赤い髪の鴉と呼ばれたひとおおかみは、時折夜中に店である自宅の扉を叩き
そんな彼と幼馴染みだったと記憶している、いつしか声を聞かなくなったラズベリー色のスカートをたなびかせた娘も。]

(212) hisetu 2015/05/27(Wed) 01時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[引っ越してきて以来、明るい声を聞かせてくれた隣の盲目の少女

その彼女の明るさに手を引かれたように、口数が増えていき、妙なお節介気質まで備わった、息子として迎えたひとおおかみ。

それらを束ねる銀糸の髪を垂らす族長も。


 村に住まうひとおおかみは

あの世に逝ったり、姿を晦ましたりして、だれ一匹も姿を消していた]

(213) hisetu 2015/05/27(Wed) 01時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[ 薬屋の男は、息子も眠る墓へと膝を折り、そこに眠るひとおおかみ達へと祈りを捧げていた。

そうして、気づく。

眠る墓の中、今も村にいる気がする、死した者達の魂の色の数は、なんと『白い色』が多いことかと。]

 ──嗚呼、そうか。
 前に留まってた村での騒動なんてなけりゃ、俺の目も役に立てたかね。

 息子も死なせずに、済んだだろうかな。

[ 死した者の魂の色が視える、人間の薬屋は。

人狼である息子の墓の前で、騒動の結末を一人知り。

臆病な息子とそっくりな姿で、涙したという。*]

(214) hisetu 2015/05/27(Wed) 01時半頃

【人】 宿屋 ルパート

─ 宿屋 ─

[───かつて村の宿屋のカウンターの片隅には、
小さな花束と花の輪が掛けられていた]

『……おとうさん、はい!』

[明るい愛娘の声が、かつて響いた。
娘の手には、笑顔と同じに咲き誇って揺れる花束。
その傍らには黒髪のおとなしい少女がひとり。
はにかむような表情で、リボンのついた花輪を差し出していた。

お礼のつもりだったのだろうか。
それとも娘に付き合わされただけだっただろうか。

うちの子になってしまうかい?と、
戯れめかして半ば冗談のように口にしてより少し後のこと。
宿屋を出るより前に贈られたその小さな花束と花の輪を、
宿屋の主人は大切に、カウンターの片隅に置き続けた──*]

(215) dia 2015/05/27(Wed) 02時頃

【人】 宿屋 ルパート

─ 村にて ─

[男は、じっとその姿>>154を目で追っている。
少女が歯を食い縛るように涙を零しながら、暗闇を駆けている]

メアリー、

[愛娘の名を呼ぶ声は、風の音にもならぬ。
涙に向け差し出す指は、頬を撫ぜることもなく]


          (  ……   …してるよ。)


[夜闇を行く赤いワンピースは、一輪のアネモネのよう。
生なき密やかな気配に、闇に沈む梢がざわりと鳴った*]

(216) dia 2015/05/27(Wed) 02時頃

【人】 宿屋 ルパート

─ 崖にて ─

[娘が”ひと”を喰らうところを、はじめて見た。
思えば自分も妻も”ひと”を喰らったことはない。

少し可笑しなものだと思った。
結局のところ、獣の仔は獣である。
ならば娘のこの姿は、とても自然な姿だということになる]


きちんと…聞いてやれば良かった、なあ。

[小さく零す、
それは娘がはじめて血の匂いをさせて来た時のこと。
父は結局、娘が何をしたのかを聞きはしなかった]

(217) dia 2015/05/27(Wed) 02時頃

【人】 宿屋 ルパート

[分かっていたのは、人間の娘と族長が死んだこと。
そして娘が己以外の血の匂いを纏って帰ってきたこと、それだけだ。
彼女が実際に誰をどう、何故殺したのかを生前知ることはなかった。

知りはしなかった。
ただ、とても怯えていた娘を守ってやりたいとだけ思っていた。
彼女が何をしでかし、何を間違えたのか知ることはなかった。
知ろうともしていなかった。

───知ろうとしていたならば、或いは。
別の道、別の未来があったのかも知れないけれど]


  ( ……いしてる。)

[闇に幻の如く、紅い花弁が舞い落ちる>>110

(218) dia 2015/05/27(Wed) 02時頃


…───お前たちが生きる道ならば。
 


【人】 宿屋 ルパート

[何を血に染めても構わないのだ。
誰を──我が友を殺して、この心までも血に染めようとも。

あいしてる、あいしてる。
血に染まって一層赤く広がる、赤いワンピースの花。
キャサリンの好きだった花。
毒持つその花の花言葉は、───”君を愛す”、と>>4:222

(219) dia 2015/05/27(Wed) 02時頃

グレッグ、

[囁いた音が、甥に届いたかは分からない。
ぱくりと裂けた喉からは、かふりと空気が抜けたから。

構わず甥を後ろから抱きしめた。
いつか、この子を本当の息子と呼ぶ…夢を、見た。
もうずいぶんと昔の話のようだ]


     …─── あ い してるよ 。

[お前を、お前たちを。
呪縛のようにずっとずっと…そう永遠に]


【人】 宿屋 ルパート

メアリー、大丈夫。…だいじょうぶ。

(傍にいるよ)

お前を愛してるよ。
私もグレッグもみんな…みぃんな。

(だからこれ以上の愛など──…あるはずが、ない)



  あいして る よ───…


(幸せにおなり──…)

(220) dia 2015/05/27(Wed) 02時頃

【人】 宿屋 ルパート

─ 宿屋 ─

[かつて宿屋であったという小屋がある。
寂れて久しいその場所に、寄り付く村人はいない。

幽霊屋敷と呼ぶ者がある。
実際のところ、荒れ果てたその家の屋根は既に破れ、
朽ち果てた窓は崩れて傾いている。

立ち入る者とてないその小屋の奥、
かつてカウンターであったと思しき場所に枯れ草が在る。
辛うじてリボンだったかと思える布が、汚い草に絡み付いている。


───かさり。と、音がした。
床に落ちたかつての花を、風が静かに*吹き散らしていく*]

(221) dia 2015/05/27(Wed) 02時頃

【人】 宿屋 ルパート

─ いつか ─

マーゴットを死なせたのは僕だと…言ったらどうする?

[鳶の双眸に、興がるような光を浮かべ。
男はくるりと振り返って琥珀の瞳を見つめた。
他の表情は慎重に今も消してある。
あの時>>2:+150と同じように]


正確には止めなかった…、かな。

[琥珀に憤りの色は浮かぶだろうか。
その矛先を逸らすかのように、ついと視線を上へと外す。
思い起こすように視線は暫し宙へと向いた]

(222) dia 2015/05/27(Wed) 03時頃

【人】 宿屋 ルパート

”あの子”が彼女を殺すと言って、
あの子はそれを止めはしないで──…



……、メアリーには可哀そうだったけれども。


[一度、かすかに低く声は落ち]

(223) dia 2015/05/27(Wed) 03時頃

【人】 宿屋 ルパート

…………。
マーゴットに票が入るなんて、おかしいと思わなかったか?

[く。と、唇の端が上がる。
視線は再び、旧い友へと向けられた。
冷たい刃を押し当てるように、薄く微笑む]

(224) dia 2015/05/27(Wed) 03時頃

【人】 宿屋 ルパート

僕が入れた。…殺したんだよ、あの娘を。
止めることなく見殺しにした。
”出来なかった”んじゃない、”しなかった”んだ。

…そう、かつての君のようにね。

(225) dia 2015/05/27(Wed) 03時頃

【人】 本屋 ベネット

[少し滲んだ自嘲の色は気付かぬ振りをして
クラリッサの頬>>205を撫でる。]


それは頼もしいね。
けれどもう森を独り彷徨う事はない。
僕にはキミが居るから。


[大丈夫、と呟いて、小さな鳴き声に獣の声を重ねた。
ベネットにとって物語のヒロインはクラリッサだった。
けれどその物語の主人公は己でないと思っていたけど、
今はもうそう思うことを止めて彼女と共に歩むを決める。

誇り高き人狼の血は次代へ繋がる。
その力を振るうは特別となった彼女の為にのみ。
彼女を守る為ならその身も流れる血も惜しむことなく。]

(226) helmut 2015/05/27(Wed) 03時頃

【人】 宿屋 ルパート

どのみち、マーゴットは長く生きなかっただろう。
あの状況ではとても…、ね。
だから仕方なかったとは思っているが。

(227) dia 2015/05/27(Wed) 03時頃

【人】 本屋 ベネット

[抱き上げたクラリッサから小さな悲鳴が上がれば
「驚かせてごめん」と素直に謝り
此方を見つめる彼女の可憐さに口許を緩ませる。]


ありがとう、クラリッサ。
けれど守られるより守らせて欲しい。

物語でも姫を守るのは騎士の役目だろう?


[血に塗れた己が王子の役割を担えるとは思えない。
けれど彼女を守りたいがゆえに騎士と口にする。
ドナルドから預かる包みの中身をしれば
よりそう意識するかもしれない。
身分違いの恋もまた悪くない、そう思うけれど
誓いのような彼女からの口付けに肩書きなど必要ないのだと思う。

これから紡ぐ物語は、本には綴られぬ二人の歩む未来。]

(228) helmut 2015/05/27(Wed) 03時頃

【人】 本屋 ベネット


[村を出て暫く行けば、ひとりの旅人と擦れ違う。
見覚えのある顔は、以前世話になった薬屋の主。
ふと過ぎるは、友と思いながらも手をかけた彼の姿。]


――…手は、届いたかな。


[ぽつと呟き空を仰ぐ。
隣を歩む彼女の視線に気付けば柔らかな笑みを浮かべ]


友人のことを思い出していたんだ。


[そう言って、彼女の手を取り直し再び歩み始める。**]

(229) helmut 2015/05/27(Wed) 03時頃

【人】 宿屋 ルパート

……だからね、スティーヴ、


[親しげに旧い名を呼び、男は笑みを深める]

(230) dia 2015/05/27(Wed) 03時頃

【人】 宿屋 ルパート



─── おあいこさま。ということなのさ。


[笑みを零して、そっとそのまま目を*伏せた*]

(231) dia 2015/05/27(Wed) 03時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ ひとり、離れ  ふたり 消え
 村の中に居た彼岸の影も、いつしかゆるりと数を減らす。

 何処へ行くのかと聞いたこともなければ
 逝ったかどうかも定かでない。
 確かなのは「ここ最近見かけなくなった」という事実だけ。

 わたしを村に迎えてくれた 「おとうさん」
 わたしを彼岸でも迎えてくれた 「おとうさん」

 あのひともまた あれっきり。]

   ……ルパートさん……。

[ 何泊もした部屋の壁紙は何色だったのだろうとか
 皆で囲んだ食卓は、一体どんな様子だったのだろうとか
 見ても見ても見足りないわたしは

 思い出に、色を塗らんとさまよい歩く。]

(232) kanko 2015/05/27(Wed) 03時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ カウンターの片隅に丁寧に掛けられたドライフラワー。
 覚えのあるリボン>>215にわたしは目を細めて
 小さな指先でそっとなぞる。

 ( おとうさん、よろこぶかなあ!)
 ( メアリーの作ったものならきっと、なんだって。)
 ( ねえ今度はわたしも花輪つくりたい!)
 ( うん、じゃあ約束。とびっきりのをつくろ!)

 もう何年も前のことなのに、耳元で鳴るような声は
 花の色が褪せたいまでも鮮やかに
 わたしのこころに響き続ける。]

   かぞく、だったもん ね。

[ 少なくともわたしにとって、この場所で過ごした時間は
 喪った「かぞく」を取り戻した日々。

 「おとうさん」とはさすがに呼べは しないから
 「父の日」にメアリーと一緒に贈った 感謝の花 *]

(233) kanko 2015/05/27(Wed) 03時頃

【人】 花売り メアリー

─離れた村に往診へ─
[どうやらその村には医者がいないようで。
わたしが転がり込んだ家主である医者の元へ
往診の依頼が来たのは少し前の話。

その村の名前を聞いたとき
わたしは同行を願い出た。
「あなたと遠く離れるのは寂しい」
そんな言葉を投げかけて。]

[病床にあるというのは、とある薬屋の主人。
なんでも数年前に息子を亡くしたのだとか。
彼はわたしを見て言った。

「宿屋のとこの嬢ちゃんによく似てる。
 あの子も生きていたらあなたのように」

その先は咳で途切れたから、
わたしは言葉を返さずに済んだ。
だからわたしはこう告げる。]

(234) miduno 2015/05/27(Wed) 03時頃

【人】 花売り メアリー

 大丈夫ですよ。

[しわがれた男の手をとって、
わたしが知る最大級の安心の言葉。

いつも送ってもらった
優しい言葉。]

[医者に断り先に外に出ると
村にふわり、優しい風が走る。
身体を撫でるような 包むような。

柔らかくて暖かくて。
この感覚は幼い時に受けたことがある。

そう、──愛。]

(235) miduno 2015/05/27(Wed) 03時頃

【人】 花売り メアリー


 ただいま。
 ……大丈夫、元気にしてるよ。

[誰に、というわけでもないけれど
何となくそう呟きたくなって
ぽつりと言葉に遺すと

懐かしい記憶を頼りに宿屋の方へと歩みを進める。

家と呼ぶには老朽化が進んでいて、見る影もない
その残骸にはうっすらとかつての面影が残る。

床に散った枯草の上に
日光と雨に晒されて色あせたリボンが
ひとつ。]

 ……お父さん。
 マーゴ…。
 

(236) miduno 2015/05/27(Wed) 03時頃

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