266 冷たい校舎村7
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[ 布団から抜け出して、寝ている両親を見下ろす。 まだ37歳だというのに老けて見えるのは、 彼らが自らを幸せだと思っていないせいだろうか。
金メッキに覆われた金属を頭に思い切り叩きつけたら、 血に塗れて。 金銭の悩みや、 幸せだとか不幸せだとかからも解放されるんだろう。 ]
(228) aki_nano 2019/06/19(Wed) 22時半頃
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[ 怜奈は金属の塊に手を伸ばして。 そして、触れる前に止めた。
彼らには縋るものが必要だった。 ただ、それだけで。 たった、それだけだ。 触れれば壊れてしまいそうな彼らの心が、 形を保てているのは汰風流のおかげだ。 それは否定しようのない事実である。 ]
(229) aki_nano 2019/06/19(Wed) 22時半頃
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[ 怜奈は息を吐いた。 弱った鳶を守ってやれるように、 成らねばいけない。
今の怜奈はただの非力な高校生だ。 時間を重ねていく過程で、 両親に現実へと向き合わせる必要がある。 いつかは、きっと醒まさせてみせる。 ]
(230) aki_nano 2019/06/19(Wed) 22時半頃
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[ 携帯に手を伸ばす。 薄暗い中で光る液晶はやけに眩しくて目を細める。
通知があったものに目を通した。 ]
そっか。
[ 文化祭で彩られた校舎の世界は、 拓海の精神世界だったようだ。 そっか、と怜奈はもう一度繰り返す。 ]
(231) aki_nano 2019/06/19(Wed) 22時半頃
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[ 暗闇に紛れる服装に着替えて、 音をたてぬように家を出た。
濃紺の世界に、疎らに灯る街灯に、 怜奈はまっすぐ前を向いて、 拓海がいるという病院へと歩き出した。 ]**
(232) aki_nano 2019/06/19(Wed) 22時半頃
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ありがと! すげえうまそう。嬉しい。 つか、見舞い来てくれたんだ。
[俺はたぶん、いつもに増して間抜け面で笑っている。 嬉しい、って笑う犬の間抜け面だ。 尻尾はあれば振ってる。]
寄せ書き、見たぜ。 「アホ」ってお前のコメントわかりやすすぎんだろ。
でも、ありがとな。 ……死にきれなくって追っかけてきちまったわ。
(233) さねきち 2019/06/19(Wed) 22時半頃
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[あはは、って笑って、 俺はてんとうむしのパンをかじろうとする。
袋の下の何か固いものに気づき瞬いた。]
ん……? これは……
[とりだして、俺はそのライターを見つめる。 そうして、真意を問うようにじっと颯太を見つめた。]
(234) さねきち 2019/06/19(Wed) 22時半頃
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[眠らされていたそれは――]
……早く火つけにこいってこと?
[俺は少し笑って、そう問いかけた]*
(235) さねきち 2019/06/19(Wed) 22時半頃
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──病室>>187──
[ 君の心の内訳だなんて、 僕に分かるはずもなくって、
僕の内心はといえば、 %表示なんて役に立たないくらい、 あれもこれも綯交ぜに溶け合って、 名前もないひとつの色みたくなっていた。
嬉しいはずなのに涙が出て、 燻る罪悪感を恥じてもいる。
素直に、まっすぐまっとうに、 一緒に明るい明日を歩もうと言える、 そんな生き物だったら。と一瞬だけ思う。]
(236) nabe 2019/06/19(Wed) 22時半頃
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[ 静かに手を握り返されて>>188、 君が小さく頷いた>>189ときのことだ。
あまり心配するなと君は言い、 確かに、心配すること自体が無礼だね。
それってつまり、 君がまっとうにまっすぐ明るい人生を、 歩めないでしょう。と言ってるみたいだ。
……否定もできない。 と僕は気付いて、少し顔を上げた。
血の気の失せた指が、目尻に伸ばされて、 昔と同じように、僕は静かに目を伏せて、 その指が耳へ、頭へと進むのを、 少し首を垂れて、静かに享受している。]
(237) nabe 2019/06/19(Wed) 22時半頃
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……そのまま。そのままの意味だよ。 ひまわりが咲いたら、連れてって。
[ ……もう僕は小さい子じゃないから、 あの場所に歩いていくことくらい、 君を引っ張ってくことだって、たぶん、 難しいことじゃないって、わかってるけど。
湿っぽさの拭いきれない声で、 くすくすと冗談めかして笑った。 君の指がくすぐったかった。というのもある。
それで。それでさ、 君はありがとうって言ってくれて>>192、 僕はそれに微笑みながら、そうなるといいなと思う。]
(238) nabe 2019/06/19(Wed) 22時半頃
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[ もっと色んな季節や時間を楽しみに、 君と、ほかの友人たちとたくさん約束をして、 次の約束があるから。って、生きて。
君も、僕自身も、 そういうふうに生きられたらって思って。 ──それでも、いつか駄目になったら。
話の行く先を読めずに、 僕は今度こそゆっくりと顔を上げた。 君は笑っている。その目を見つめる。
ゆっくりと君の言葉を咀嚼して>>193、 数秒、怯えたような目をしたんだろう。]
(239) nabe 2019/06/19(Wed) 22時半頃
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あのね、生きる理由を簡単に、 何かと挿げ替えてしまえるのは、 社会の規範に則れば正しくない、 きっと良くないことだと思います。
(240) nabe 2019/06/19(Wed) 22時半頃
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でも、それだけ。 それだけのことです。 だから、頷いてもいいよね。
(241) nabe 2019/06/19(Wed) 22時半頃
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いつでも。 どこにいたっていいから、 僕を呼んで。手を引いて。 どこでもいいから、連れてって。 ……拓海くん。
(242) nabe 2019/06/19(Wed) 22時半頃
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……きっと、その日を待ってる。
(243) nabe 2019/06/19(Wed) 22時半頃
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[ 目を逸らされた>>194のと同じくらいに、 僕も目を伏せて、静かに小さく笑った。
誰にも嫌われたくはないから、 みんなにはきっと内緒だよ。
……って、 最後に、静かにその手を握り返した。>>194*]
(244) nabe 2019/06/19(Wed) 22時半頃
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―― 待合室へ ――
[蛭野が語った、イロハのマネキンの状況は、>>127 覚えている限りの、イロハが飛び降りる前の状況と一致した。 やっぱりわかりやすいなあ、と思いはしたんだけど、 なんだか変な気分でもあった。 ちゃんと死ねたという事実を誰かの口から聞かされるのは。
――そういえば天井を向いてたよね、さいご。
微笑みながら消えていった「目」を思い出す]
わ、ヨーコちゃんも……だったんだ、 それで、えぇと、……重くなかった?
[心配するところが七月とは微妙にずれている、きっと]
(245) Akatsuki-sm 2019/06/19(Wed) 23時頃
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……。
[あの、時が凍ったみたいな校舎の廊下とは、>>128 違う意味で寒々しい病院の廊下で、 イロハはざっくりと話を聞いた。自分がいなくなった後のこと。
世界の仕組みはやっぱりすべてはわからないし、 蛭野が、あの場所に何か置いていけたのかどうかもわからない。 置いていくのといかないのと、どちらがよりいいのかも。
まあ、終わりよければすべてよし、でいいんじゃないかな。こういうの。 みんなで帰ってきた。 現実のイロハは足も折れていないし、ただ運ばれるだけのマネキンでもない。 ひそかに隠したたんこぶはたんこぶのままだけど]
(246) Akatsuki-sm 2019/06/19(Wed) 23時頃
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[缶が開けられる音が小さく響く。>>129 イロハは追従しない。ただ缶をぎゅっと握りしめていた。
それから、……そう、訊かれたのだ。 帰りたかったのか、と。 どうして自分で死ぬことにしたのか、と。>>130
蛭野をまじまじと見たイロハの顔は自他ともに認めるであろう驚いた時のもの。 待合室までもうちょっとなのになあ。 それからぱっと視線を逸らして、ぼそりと呟いていた]
(247) Akatsuki-sm 2019/06/19(Wed) 23時頃
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……帰りたかったわけじゃない。 だって、あたし、戻りたかった、ずっと。 あの文化祭の頃に。
あの時は見たくなんかないものも、 聞きたくなんかないものもなかった。 あの場所でずっと、ずーーーっと、 目も耳も塞がないでいれてたらどれほどよかったか……。
(248) Akatsuki-sm 2019/06/19(Wed) 23時頃
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[困ったね? なんか。 文化祭の準備中に、 「戻せるの?」なんて訊いたのだってあたしだったのに]
(249) Akatsuki-sm 2019/06/19(Wed) 23時頃
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でも、 なんか、気付いちゃったから……、 ここに閉じこもってたままだと何も、 ……叶わない、って。
[憧れに近付くことも。 呪いを捨てることも。……とまでは言わなかった。
いつから気付いてたんだろう。 ひょっとしたら帰る前の夜にはもう? ただ、イロハがはっきりとそれを自覚したのは、やっぱり、 「目」と対話した時なんだろう。
堰を切ったように喋った反動でイロハはミルクティーの缶をポケットから取り出し、 色合い同様にすっきりと甘い液体を喉に流し込む。 ……ごめんね? 今だけは見逃してほしい]
(250) Akatsuki-sm 2019/06/19(Wed) 23時頃
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[結局、どんなに呪いがはびこっていたって、 世界を呪いたくなったって、 イロハたちが居るのはこの世界だ。だから、]
蛭野くん、だって、思ってるんでしょ。 養くんが、この世界に帰ってきてくれて嬉しいって。
[だからさっき二人で笑いあったんじゃあないか。 帰るって報せに。そうだよね。>>126
遺憾ながら彼が頷いてくれなかったとしたら自分の立つ瀬がないみたいになるなぁ、って、 ちっぽけで自分勝手なイロハは考えていた*]
(251) Akatsuki-sm 2019/06/19(Wed) 23時頃
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―― 後日 / 病室 ――
寂しがり屋だよ。悪いか。
[もはや「ばか」>>204と言われても反論はしない。 拗ねたように口を尖らせて、つーんと横を向くだけだ]
別人のフリをする。嫌だ。 絶対にうどん屋を継ぐとかクラスの奴らには言えない。
[やっぱり俺のチョモランマのようなプライドは 健在のようでして、拓海にそう反論をする]
(252) gurik0 2019/06/19(Wed) 23時頃
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顔良し、頭良し、スタイル良し。 三拍子そろった俺がうどん屋とか普通になしだろ。 うどん屋の高本と、優等生の高本は別人ですー。
[ムキになって言い返す俺の姿は、 かなり餓鬼っぽかったと思う。
あんまりガミガミ言っていると 他の入院患者たちに迷惑がかかるから、 音量だけは控えめだったけれども]
(253) gurik0 2019/06/19(Wed) 23時頃
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[瞬間、拓海の稲妻チョップが俺の額を抉った]
(254) gurik0 2019/06/19(Wed) 23時頃
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……いった。 ちぇっ、そうだよな。お前はそういう奴だった。
[付け加えられたひと言>>206に、 俺は小さく「ありがとう」と呟いて。 額をさすりながら、少し恐る恐る拓海を見つめた。
やっぱり俺は、怖かったんだと思う。 拓海に呆れられることが。
本当に怒ってないか、と窺うように拓海を見遣って]
(255) gurik0 2019/06/19(Wed) 23時頃
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みんながみんな、 お前みたいな奴だったら話が早いのにな。
[きっと浮かべた笑みは、 お前には敵わないよって表情をしていたと思う]
(256) gurik0 2019/06/19(Wed) 23時頃
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腹いせに友達のノートを盗んで、 大学にも行けず、 病弱な家族がいて。
……ひどい奴、って周りは思うだろ。 あるいは、可哀相な奴って憐れむか。
(257) gurik0 2019/06/19(Wed) 23時頃
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