212 冷たい校舎村(突)
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でもな……
理一がみんなに説得されて戻ってきて 欠けた何かを抱えて生きていくなら 俺も、このまま欠けた感覚と 生きてもいいと思えてきてる。
それなら、手術を受けて 少しでも感覚を残せるようにした方が たぶん、いいんだろうな。
でも。
[成功率が低いのは、生きたいと思うほどに、怖い]
(230) hatum 2017/03/23(Thu) 00時頃
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そういや、もう少ししたら 退院しないといけないんだけど。 お前さ、俺と暮らす気ないか?
迷惑かけることになるけど、 さすがに一人で生活できねーし あのワーカホリックな父さんや母さんに 仕事辞めて面倒見てくれって いうのはいやだし。
なにより、俺はお前なら安心だから。
ちなみに生活費は俺の大学費用から出る。 もう、進学できねーしな。 期限はお前が嫌になるまで。かな。
[じぃっと反応をうかがった*]
(231) hatum 2017/03/23(Thu) 00時頃
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― それからの、こと ―
[卒業式には、何とか車椅子で出席して。 壇上に上がって証書をもらうのはできなかったけど。 でもなんとか、卒業はできて。
――それから。
春の終わりのある日のこと。 とうとう手術の日になった。 付添はわざわざ仕事を休んできてくれた父と母と。 いつもそばにいる幼馴染は この日もついていただろうか]
(232) hatum 2017/03/23(Thu) 00時頃
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[『手術が終わったらどうしたい?』
麻酔医が全身麻酔の準備をしながらそう声をかけてきた]
……そうだな。 無事に終わったら、また、髪を伸ばしたいな。 幼馴染が、長いの似合うっていうから。
[『それはいいね』という麻酔医の声を最後に 意識は闇に沈んだ*]
(233) hatum 2017/03/23(Thu) 00時頃
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― 病室 ―
[静けさが戻った病室。
通ももうどこかに行ったみたいだし、 さて、もう一眠りするかって時に、 開かれた扉の先にいたヤツに、>>218 おっ、って目を瞬かせた]
ナハハ、夢だったら良かったんだけどなァ。
[体痛ェし、動けねェし、暇だし。 だから来てくれた入間は正直有り難かったし、 何より、ちゃんと現実世界に戻って来れてて、 良かった、って安心した]
(234) rento24ss 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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[ ……のに、だ、]
ひて。 ……とーへん、らろ。
[>>219 右の頬を抓られて、頬が伸びる。 腕も動かせない俺はされるがまま。
でも、言われる礼には“当然だろ”って返そう。 言えてねェけど。
あれだけの言葉を貰って、 校舎から連れ戻してくれたヤツらの 約束なんて、破るかよォ]
(235) rento24ss 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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俺の方こそ、あンがとな。
……アンタらのおかげだよ。 こっちに戻ってこれたのはサ。
[その手が今度は頭の上に伸びるけど、 俺は動けないからそのまま撫でられてた。
優しい手付きに、何だかまた泣きそうになる。 けど、「照れくさいから!」って言って 誤魔化そうとしたけど、叶ったかは入間のみぞ知る]
(236) rento24ss 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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[ ―――― トン ]
[>>220 傍に、何か置かれた。 顔が太陽みてェな色した鳥のぬいぐるみ]
( あ、コマドリだ )
[思い出しかけた、文化祭の事。 でも、その前に尋ねられた問いに、 俺の視線は入間の方に戻る。
鳩が豆鉄砲を食ったような顔で]
(237) rento24ss 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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やりたいこと……?
[俺が今まで悩んでいた事を、 なんでもないように入間は言う。
その言葉が、身体に、脳に、 染み込んでいくようで。 俺は、眉を下げて、でも嬉しくて笑った]
遠くに行きたいなァ。どっか遠く。 みんなでサ、春休み。
[卒業旅行ってヤツ? みんなで行くなら、きっと楽しいよ。 修学旅行の時みたいな、バカをやろう]
(238) rento24ss 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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あとは、そーだなァ…… 大人になってもサ、会いてェなァ。
[やりたい事。
学校を卒業すりゃ、今みたいに 毎日会うって当然は、当然じゃなくなる。
そうすれば会う事も減るけど、 学校にいる間だけの付き合いにしたくねェな。
その願いがどこまで続くかは分からないけど、 叶うなら、長く、長く、続けばいい]
(239) rento24ss 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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任せとけよォ。 あっと驚くプラン、用意してやっから!
[あの世界に居た時よりも、 もっともっと刺激的な事を。
“世界の主”じゃなくなった“俺”は、 “救世主”に悪戯めいた笑みを浮かべた]*
(240) rento24ss 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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[うん、莉緒ちゃんだよー。>>204
などと、明るく暢気そうな口ぶりで言うことも、 ましてや選挙演説ばりに自分の名前を連呼することもなく、 おかえりとお疲れを言った後は黙ってはるちゃんをよしよしと撫でていた。
ここにいるのは喉から血を流して横たわるマネキンじゃない。 触れる手はあったかいし、 顔はのっぺりとはしてなくて二つの目がしっかりと見守るような眼差しを投げているし、 病院の中だから、って、 コートといっしょに椅子の上に置いてあるあおいマフラーも、 真っ赤な血で汚れてはいない]
(241) Akatsuki-sm 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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[ああ、そういえば、莉緒ちゃんと呼んでもらえるのは文化祭の時以来だ。 お化け屋敷をめぐったことで呼び方が変わったの、 距離が縮まったみたいに感じられて嬉しかった。
だからって今また距離が離れたわけではない……と思う。 むかしを思い出しているのだろうか。わたしのように]
(242) Akatsuki-sm 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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[わたしが、慰めてるって顔をしていられた時間はそう長くなかった。 これからのことを色々話しながら、>>205 ぽろりと、目尻から透明なしずくを零すはるちゃんを目の当たりにしているうちに、>>206 わたしの目の奥も熱くなってきた。凍った何かが融けだすように]
うん、……うん、できる、よ。 パンケーキやお鍋だけじゃなくてチョコバナナだっておまけにつけてあげる。
ヒーローになれなくたって、 みんながいてくれるだけでいいんだよ、って、思う、だから……、
(243) Akatsuki-sm 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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[そう言いながらわたしはもう、 ぽろぽろと涙をこぼしている。
こんなにはりつめてたのかって自分でもびっくりするくらい。
だけど。 はるちゃんが一度俯かせていた顔を上げた時には、>>206 不格好に涙を拭って小さく笑うことができていた。
聞こえた「ただいま」にもう一度「おかえり」って返して。 しゃがみこんだままのはるちゃんを気が済むまで撫でてから、 そろそろ行けそう? って声をかけておいた*]
(244) Akatsuki-sm 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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[あの校舎(せかい)では怖いこともあった。 わたしを形作る一部を目の当たりにもした。殺されもした。
あの時どうするのが正解だったかなんて、 きっと、ずっと分からない。
わたし達のこれからも、たぶん、 そういう正解の分からない問いの連続で、だけど、 全部に完璧に応えられるヒーローにわたしはなれる気がしない。 ……むしろ、そんな完璧なヒーローなんていないんじゃないかな。 わたしが子供の頃に好きだったヒーローも、 けっこう迷うことはあった、気がするし。
……なんて思うわけですよ*]
(245) Akatsuki-sm 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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[>>208名前を呼ぶ声が、外の空気を裂いて耳に届いた。 驚いて振り向けば、あの世界から帰還してきたであろう、前髪の長い彼の顔。 ——は、ピンで綺麗に留まっていたかな。 どちらにせよわたしの視線は、その顔の近くを泳ぐ。
おかえり。 橘くんを連れ帰ってくれてありがとう。
なんて、軽く一言交わして、それでさようなら。 そうしようと思ったのだけど。]
(246) myu-la 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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……見た?
[>>209上須賀くん曰く、ハダカだったらしいわたしのマネキン。 目を覚ます前、校舎からの去り際の曖昧な記憶によれば、 わたしは窓から飛び出したはずなのだけど、 どうやら“そこにいた”という証は、くっきりと残るらしく。
いったいどういう状態だったのか、誰が何を見て何を察したのかは、 わたしに知る由はもうないのだけど。 恥ずかしさより、居たたまれなさと、初めて肌を晒した時のような、惨めさが込み上げる。]
まあ、マネキンはマネキンだし。 さぞ気味の悪いことになってたんでしょうね。 写真でも撮った?
[皮肉に笑おうとして、うまく表情を出せなくて失敗して、 少し開いた口に苦みを滲ませたまま髪をくしゃりと掻く動作。]
(247) myu-la 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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……?
[>>210だけど、彼が伝えてくれたことは、 わたしが思っていたのとは違う何か。 キャンバスの中のわたし。]
……そう。
[それが彼にどういう姿に見えたのかは、わたしには分からないし、 そもそもどういう風に描き残されていたのかすらわからない。 顔だけだったのか、体全体だったのか、それさえも。
でも、彼の言葉で思い出したことがひとつ、あった。]
(248) myu-la 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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「描けたよ、ささら。見てごらん。」
……見るったって、デッサンでしょう。 自分のハダカ見てもな。お風呂の鏡でいつも見てるし。
「いやいや、何も見たものをそのまま描いたわけじゃないよ。 芸術家の端くれとして、僕なりに思いを込めてみたつもり。 これがモデルへの敬意の表し方だよ。」
え……? これ、わたし?
[先生のキャンバスの中に描かれていたのは、いつだって。 鳥にもなれない、魚にもなれない、花にもなれない、水にも風にもなれない、
けれど、鉛筆一色で彩られた世界で、自信に満ちた姿勢を取る“わたし”だった。]
(249) myu-la 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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——……。
[少しの間、時間が止まったように感じた。 髪を撫ぜる手が降りるまでの間、その一瞬、わたしの脳裏を駆け巡ったものを、 目の前の彼が知ることはない。
気付けば、彼はわたしの顔を覗き込むような表情をしている。>>212 前髪で隠れないその目は、わたしをからかっているような色をしていない。 っていう、いつもの勘。当たってると信じて。
なんて答えようか、迷って、こちらも薄く苦笑をした。 今度は表情、柔らかく作れたと思う。]
(250) myu-la 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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まずい、ってことはない、けど。
[唇の前に人差し指を当てる。 彼が何を見たにせよ、美術準備室で何かが行われていたという証左になってしまう可能性があるので、 それは秘密だよというサインを送る。
とはいえ、人の口に戸は立てられないもので。 彼が誰かに言いふらすような人だとは思ってはいないけど、半ば諦めの意味で笑む。
美術準備室での、週1の密会。 そこで行われている秘め事のウワサ。 それが再び最燃焼しても、まあ、仕方ないので。 卒業までもうすぐだし、どうにかはぐらかしていきましょう。]
(251) myu-la 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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── その後:病室にて ──
[ 大丈夫だから、最後でいいや と思っていた。
とりあえず、病院に駆けつけて、みんなに会って、 まるで自分のことのように、「 大丈夫 」と言う。 心配しなくていい と言いながら、無事を確認して、 帰ってきたのだけ、出迎えられたら、とりあえずは。
みんなのほうが、 最後、あの世界がどうなったのか、 知らずにいるみんなのほうが、
きっと、聞きたいこととか、言いたいこととか、 山積みにして、待ってたんだろうし、
直接、あいつが、帰るって言ったの、 俺は聞いたんだし。みんなのあとで、大丈夫。]
(252) nabe 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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[ ── なんて、嘘 だなあ。
ネームプレートを確認して、 ノックを数度。「 理一、いる? 」とか、 声を投げかけながら、そろりと扉を開いて、
ああ、生きている にんげん に会うための作法だ。
俺は、そんなことに、ひどく心を揺すぶられる。
他の誰かの言うように、 心配かけて、バカ! とか、 そういう気もちが俺の中に芽生えないのは、 やっぱり、重ねすぎたんだと思うよ。]
(253) nabe 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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わたしね、いろいろと息苦しかった。 みんなといるのは楽しかった、し、それは嘘じゃないけど、 やっぱりわたしには向いてないんだよね、こういうの。 クラスメートを心配して泣くような女じゃないんだ。
だから、……わたしのぶんも、 橘くんによろしく。ね。
[彼に、わたしのぶんの言葉を託してしまう。 卑怯な方法に逃げるのを、許してほしい。 いや、やっぱり許さなくても、いいや。 これがわたしなんだって、どうか理解してくれたらいい。]
(254) myu-la 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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[ やっぱり、これは、 俺たちが連れて帰った とかじゃなくて、 あいつ自身の選んだ結末だったのだと思う。
それしかない と、一度は選んだ道を、 捨てて、引き返すこと。その意味。
想像したら、ただ、嬉しかった。とか、 言ったら、甘い と言われるのだろうか。
……甘いよ、そりゃ。そうもなるって。]
(255) nabe 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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それにしても。 顔、すっごく見やすい。 格好いいじゃん。
うちの弟にも、前髪切れって言おうかな。
[彼の前髪に覆われていた目を覗き込んで、何かを感じたとしても、 それはきっとお互い様。人には話せないヒミツのひとつやふたつ、あるでしょう。
残念ながら君には、いいえ、君を含めたみんなには、 弟へしていたような鬱陶しい愛をぶつけることはできません。 どちらにせよ、もうそんなのは勘弁、って言うのかな。
だからわたしは、取り繕わない率直な感想を告げて、 誤摩化してしまうのです。*]
(256) myu-la 2017/03/23(Thu) 00時半頃
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[ どちらかというと、胸の裡に浮かんでは消えるのは、 本当に、これでよかった? とか、 そういう、後ろめたい質問で。
だけど、そんなこと言わないから。 不安げな顔も、見せないから、
どうか、おまえ が、 そんなことを考えずに済みますように。
これからも、ずっと続いていく人生に、 そんな疑問が必要な時が、訪れませんように。
そう願っているから、今はただ、喜ばせてほしい。
やっぱり、後ろめたいとか、全部抜きにしてさ、 俺、おまえが笑ってんの、また見れるのかって思うと、 うれしい。生きていける気がする。俺も。俺が。]
(257) nabe 2017/03/23(Thu) 01時頃
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[ 病室は、やけに白くて、どことなく、 あの数日間を思い起こさせるようだった。
そこに、ぽつん といる。 理一 が、いた から。
── しんどいのも、わかってんのに、 一緒に、帰ってきてくれたんだな。 生きることを選んでくれて、ありがとう。
たぶん、俺は、そういうことが言いたくて、 ただ、かすれた声で、「 おかえり 」と、言う。]
(258) nabe 2017/03/23(Thu) 01時頃
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[ 視線の先で。 髪が、くしゃりとかき混ぜられる>>247。 言った反応は、 そりゃあ、…そういう、ものなのか。 あまり良いようには見えなかった けれど。 ……少しの間。 時間が止まったような感覚がしたのは、 気のせいだろうか。 天ヶ瀬が何を考えていたかは知らずとも、 首を傾げるには十分な時間で。 ]
(259) mayam 2017/03/23(Thu) 01時半頃
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