171 獣[せんせい]と少女
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………… きれい。
[>>173本で読んだしし座の神話は、 ちょっと怖い話だったけれど。 夜空に上がれば、とても綺麗。
わたしは指先で、星をなぞる。]
さむいものは、さむいの!
[>>174だって。 ブローリンが、ため息を吐いたから。 考えているのはきっと、楽しいことではない。
いつもなら言わずにくっつくところを、 言葉にしたの。]
(234) fumifumi 2015/10/20(Tue) 01時半頃
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[旅に出てからの約半年で、気付いたこと。 彼は自分の能力の事を、 結構、気にしているみたい。
能力と共に、枯れてしまう草木。 冬には、冬の寒さに枯れた草木に、 思うところ>>172があるみたいだったから。]
……―― せんせいは、やさしいね。 [そういって、ブローリンにもたれかかる。
弱いところを見せてくれない、 やさしい《イジワルな》先生。 あなたに寄り添えるような星に、 なりたいんだけどなぁ*]
(235) fumifumi 2015/10/20(Tue) 01時半頃
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『……………』
[さっきまでの雷はどこへやら すっかり晴れ間の差した空中で、脚を止める。 自分も、この山に来たのは1000年ぶり。 久しぶりに見た景色に、言葉を失って上を見上げれば 山にかかる雲の隙間からは 太陽の光が何本もの帯となって差し込む。
一番上がどうなっているのかは …ここからでは、わからない。
ここまで抑えてきた不安が心を過ぎり つい、後ろのコリンを振り返って。]
(236) kaomozi 2015/10/20(Tue) 01時半頃
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『………怖い。けど…行こう。 俺もコリンと一緒に、そこに行きたいんだ』
[最初に、怖いと言ってしまうあたりは相変わらず。 でも、今の自分は、前までの自分とは違う。
その決意を語って、コリンと目が合ったなら 「一緒に行こう」という代わりに… 一度、ゆっくりと、大きく頷いた。]**
(237) kaomozi 2015/10/20(Tue) 01時半頃
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―とある冬の日のこと―
ねえ、ブローリン。 ブローリンはじぶんの能力のこと、きらい?
[旅に出てから、一年とすこし。 宿の窓から夜空を見ながら、 そう、問いかけた。
一年も一緒に居れば、気付いているかな。 わたしが、能力をつかいたい、って。 あまり言わないこと。
時々、練習したいってお願いすることは、 あったけれど。]
(238) fumifumi 2015/10/20(Tue) 01時半頃
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[わたしは好きよ。 その言葉は一旦飲み込んだ。
そう言ってしまえば、 きらいじゃないよ、なんて。 あやふやな答えが、返ってきそうだもの。
わたしの赤い瞳が、ブローリンを見上げる。 窓の外から差し込む月明かりが、 わたしの髪を、月の色に染めた**]
(239) fumifumi 2015/10/20(Tue) 01時半頃
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― 外の世界へ ―
[お祭りをめいっぱい楽しんだあと。 先生とこれから先のお話に>>3:284 わたしは蒼い目を丸くして輝かせた。]
わたし、色んなところに行ってみたい!
[先生のお話に出てきた場所へ。まだ知らない場所へ。 がっこうの物見小屋で聞いてたお話だけじゃ、 お祭りの合間に聞いたお話だけじゃ、足りなくて。
先生の記憶にある場所を見たがったわたしが、 最初に訪れたのは、小さな村。
それは、これから寒い冬が訪れるってことも 考えてくれてたんだって今ならわかる。]
(240) SUZU 2015/10/20(Tue) 02時頃
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[それでも、がっこうを出てからはじめての冬。 わたしははしゃぎすぎて熱を出して寝込んでしまった。
喉が頭が痛くて苦しくて、苦しくて、 先生の仏頂面がずっと続いているのに笑顔になれなくて。 だから、おねがいしたんだ。]
……せんせい、わたしを治してほしいんだ。
(241) SUZU 2015/10/20(Tue) 02時頃
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わたしは、あの子のようにならないから。 [──いつかの山雀のようになったりしないから。]
ぜんぶを、すぐに治してしまわくてもいいから。 [──せんせいの傍にいる間、笑ってられるくらい。]
せんせいもできるよ……ね? [──だって、せんせいも優しいから。]
(242) SUZU 2015/10/20(Tue) 02時頃
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[ベッドに寝たまま傍らの先生に小さな手を伸ばす。 骨ばった大きな掌に重ねるようにぎゅうと握って、 "おねがい"を。
お祭りの日に、橋の真ん中で>>24 優しい紺色の目で教えてくれたこと。
そしてわたしは元気になったら先生に笑顔で言うんだ。]
せんせい、ありがとう!
[先生に治してもらえて嬉しいって。 先生が治してくれたから笑顔でいられるんだって。 ────先生を恨むようなことは、ないんだって。
わたしが、望んだことなんだって。 何度だって、伝えよう。]*
(243) SUZU 2015/10/20(Tue) 02時頃
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[淡い金の柔らかな毛並みに顔を埋めて、 その温もりを逃さぬよう抱きしめる。
耳元に落とされるのは、いつかの誓い。>>229 こくこくと何度も頷き、より強く引き寄せると、 首に下げた紅玉のお守りが、こつりと胸に当たった。
ふわりと輝く青い角に、そっと手を伸ばそう。>>230 もう一度、懐かしいあの日を振り返るように。]
(244) 螢 2015/10/20(Tue) 02時半頃
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[ねぇ、ユージン。ユージン。 大好きだよ、ユージン。
一緒にいたいって言葉も、>>227 最後まで傍にいてくれるって誓いも、 一欠片も疑ったりしないけれど。
あなたの全てを、本当にくれる? あたしの気持ちに、応えてくれる?
そんなこと願ったら、ねぇ、 あなたはどうなってしまうのかしら――…]
(245) 螢 2015/10/20(Tue) 02時半頃
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[ふわりと風が集まれば身を委ね、 いつものように、彼の背へ。>>231
空へと駆け上がる最中、返事を返した。]
嘘。食べるわけないでしょ? さっきのは、冗談。 一人で食べても、味気ない、でしょ。 一緒に…、 ユージンと、一緒に、食べるから、
…美味しい、nじゃない。
(246) 螢 2015/10/20(Tue) 02時半頃
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[ふ、と途中で息継ぎを入れながら。 長い言葉は、喋ってる途中で苦しくなる。 短く区切れば、問題ないのだけれど。
さっき調子が良かったのは、>>199 もしかしたら、ユージンの力だったのかな。
……困ったな。 たくさん喋ろうって、決めたばかりなのに。]
(247) 螢 2015/10/20(Tue) 02時半頃
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それに、ほら。 今は干し林檎 より、雷の 実!でしょ!
[でも、悩んでいても仕方がないよね?
そんなこと気にしても人生楽しくないって、 右手を怪我した時に学んだのだから。
…この喉の違和感だって、 たぶんそのうち、治るんじゃないかな。]*
(248) 螢 2015/10/20(Tue) 02時半頃
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──とある冬のこと──
[それは何度目の冬のことだっただろうか。 紅玉>>239に見上げながら困ったように頭を掻く。 帽子を纏わぬ頭はざりざりと薄い色素の猫っ毛が乱れた。]
どういう答えは君を望んでいるのやら。
[言い訳や誤魔化し。 全部見破られているのだろうか。 憶測など意味のないことだと分かってはいるのだろうけど。]
(249) 24kisouth 2015/10/20(Tue) 14時半頃
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なんだ。練習したいのなら言ってくれれば。 君がやりたいのならやらせてあげよう。 ………そこに俺の好き嫌いなんて、関係ないさ。
[そうやって手始めに朽ちるのを待つだけの林檎に手をかけた。 タールでも吸い込んだように赤黒く変色しては萎れていく様はさぞ不気味だろう。
その都度親指がぴくりと強張ることに気付かれたかどうか。 それも知らぬとばかりにもう一つの林檎を、まだまぁるい果実を指差して。]
ほら、これで能力を使うことができる。 “キラキラ”だって。灯せるが。
[ああ、でも。こういうことを聞いているんじゃないかもしれない。]
(250) 24kisouth 2015/10/20(Tue) 14時半頃
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………なんて。これくらいしか出来なくてごめんな。
[こっちだろうか。 正しい答えは分からない。 色んな人から貰った教えも記憶に残っているのに。
だから困ったとばかりに首を傾げて、]
あぁ、でも困った。 君もこんな力じゃ使いにくいだろうし、何しろ、好きじゃないかな。
[不躾な言葉ばかりを吐く。]
(251) 24kisouth 2015/10/20(Tue) 14時半頃
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[ヒナコは泣くのをなんとか我慢しました。 ちょっとはおとなになったのですから。
ヒナコの足ではあまり遠くまでは行けません。 それでもまだ、小さな手足を動かし走っています。
ヒナコはいつも鉢植えのお花を育てていましたから、 気付かないうちに、花の香りをまとっていました。
それだけでなく、ヒナコのこころの動きに合わせるように、 赤い色の花が、舞っては消えていました。 まるでヒナコの居場所をしらせるようでもありました]
(252) Akatsuki-sm 2015/10/20(Tue) 19時頃
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[鉢植えのお花の話をしましょう。
ある街でお花屋さんのお手伝いをした際にもらった鉢植えで、 季節に合わせて色々なお花を育てていたのです。
今はようやく白い花が咲いたばかりといったところです。
球根を売ってくれた人は、花の名前が「まつゆきそう」だと教えてくれました。 別名もあるとのことですが、 雪を待つという意味を持つ、その名前の響きが気に入ったので、 そう、呼ぶことにしていました。
雪の季節ももう半月ほどで終わってしまうから、 見事な遅咲きぶりですが、それでも花開くのが楽しみでした]
(253) Akatsuki-sm 2015/10/20(Tue) 19時頃
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[走り疲れてとしょかんという名前の、 大きな建物の茂みに身を潜めてしばらくして。 ヒナコは誰かに名前を呼ばれたような気がしました。
それが気のせいだったとしたって、 かくれんぼの時のように、見つかるまで出てくるつもりはありません。
かくれんぼは……得意かと訊かれるとそうでもないのですが*]
(254) Akatsuki-sm 2015/10/20(Tue) 19時頃
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―― 秋:イナヅマの伝承 ――
[…それはまだ、コリンのお喋りが止まらなかった頃
口を開けば、ころころと、鈴の鳴るように
新しく知ったこと。 旅での思い出。 興味を惹いた風景や動物。 疑問に思ったこと。 思いついた悪戯……… 嬉しかった気持ち、 不思議に思う気持ち、 楽しいことに興奮する気持ち。 それをありのまま、思いつくままに、伝えてくれた頃]
(255) kaomozi 2015/10/20(Tue) 19時半頃
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危ないぞー…ま、いいか。
[>>141スキップで自分の周りを跳ねながら 後ろ歩きで、こっちを向いて笑うコリン。
…注意はそのぐらいに留めて、微笑む。 辺りは一面、稲穂がさざめいていて 転んでも危険なものは見当たらなかったし。 話す動作も、表情も。 新しく知ったことを俺に話すコリンは楽しそうで… 大好きなコリンのなかでも、 本当に大好きな姿の一つだったから。]
うーん。雨が降ったとか? 植物を育てるには、それしかないよなあ…?
[>>142そう答えてみたけれど、 少し違う!と言われてしまって。 結局、わからなくて首を振って両手を軽く上げた。]
(256) kaomozi 2015/10/20(Tue) 20時頃
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[作物を急成長させるような神様 …もとい、獣が来たとか>>2:436
コリンの言葉を待つ間に浮かんだそんな考えが 一瞬で吹き飛んでしまうぐらいには "答え"は、自分に大きな衝撃を与えた。]
かみ、なり………
[>>143思いもよらぬ答えに、呆然として。 コリンに合わせるように立ち止まった。
>>144いつも以上に、嬉しそうに語るコリン。 何が一番嬉しいのか…それが聞けるのが、楽しみだった。
でも、まさか、それが自分のことだなんて。 雷を神と崇める人々が、いるだなんて。]
(257) kaomozi 2015/10/20(Tue) 20時頃
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イナヅマ、か… 雷にも、そんな力が…
[コリンの話を聞いて、自らの角を撫でる獣の口元は、 少し笑うような形をとっていた。
そんな伝承が残っているなら、 一度や二度のことではなかったのかもしれない。 雷には、もしかしたら、ほんとうに…]
かみさまになりたいわけじゃないが 俺の力が皆を笑顔にできるなら。 喜んでくれる人が居るなら、さ。
[あれだけ、雷の力を使うのが怖かったのに。 ほんとうに、このコリンという少女は―――]
(258) kaomozi 2015/10/20(Tue) 20時頃
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[天を仰ぎ見て、空に片手を伸ばす。 暫く、何かを呼ぶようにそうしていれば
辺りから雨雲が集まってきて。]
ゴロゴロ――ピシャッ―――ッ!!
[その腕めがけて、雷が振ってきた。 もしコリンに当たっても、自分の加護があるからなんの影響もなかっただろうけど。
驚かせたようなら、 もう雷を控えるのはやめだ、と笑って謝り。]
(259) kaomozi 2015/10/20(Tue) 20時頃
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俺も皆を笑顔にしたい。 そう思えば、この力も悪くないな
一緒に、その…俺が鳴神になるのを、手伝ってほしい。
[もう、雷を使うことを恐れるばかりの自分はやめだ、 電気の花火や、イナヅマと呼ばれるような落とし方を 積極的にしていって。 人々を、幸せにするんだ、という 決意と、コリンへの感謝を込めて―――
コリンの片手を手に取って 跪くようにすると、いつかのように口づけた。]
(260) kaomozi 2015/10/20(Tue) 20時頃
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[>>147それからは、 休耕地を見つけては二人で顔を見合わせ、 悪だくみをするようにくすくすと笑って。 コリンを乗せて空中を駆けまわり、稲光を落とした。
雷を落としそうな嵐には進んで突っ込んで 家や樹に落ちそうな雷を、麒麟の力で逸らし 街への被害を最小限に食い止めた。 (追加で"イナヅマ"を落としていたから 結果的に、雷の量は嵐の分より多くなった…というのは内緒だ)
雷を見てはしゃぐ子供や、伝承を思い出し笑顔になる大人。 怖がりつつも、大人から伝承を聞いて、 不思議そうに空を見上げる少年など。 人々の反応を見て楽しめるようになったのも 全部………コリンのお陰だ。]*
(261) kaomozi 2015/10/20(Tue) 20時頃
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[一緒に海に行ったあの日から私は絵を描くようになった。 下手ながらに一生懸命描いた最初の絵はヴェラの絵。 青い空の下、佇むヴェラの絵を描いた。 それはちょっとヒナコにも似ていたけど。
それからも何枚も何枚も絵を描いた。 沢山の思い出があるから、何枚描いても足りないくらいで。]
ねえ、ヴェラ。 私の絵、大分上達したと思うんだけどどうかな?
[ヴェラに描いた絵を見せて笑う。 その髪はもう大分黒く染まっていた。]
(262) laetitia 2015/10/20(Tue) 20時頃
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[遠い未来だと思っていたそれは近いのかもしれない。
山のような紙束と共に私は置いていってしまう。 それはとても悲しいけど。
でも、悲しいだけじゃないんだよ。 一緒にいた想い出は色褪せず、きっと心の内に残っているから。
私のこの身体が朽ちても。 ずっとずっと、一緒。 沢山描いた想い出の詰まった絵が、きっとそれを証明してくれるから。
だから、その時がきても泣かないで。 私も最期まで笑うから。]
(263) laetitia 2015/10/20(Tue) 20時頃
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