253 緋桜奇譚・滅
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よーらは、琴のさがしもの、協力してくれるのか?
[この場で、"協力"を乞う、というのは]
強い妖気が必要……そう聞いたぞ。
[そういうことだ。]
(222) 2018/11/11(Sun) 23時頃
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[八手に様子を見に行った方がいいというツェン>>214に]
ツェンはこれからどうするのかしら? 来たはいいけど、帰れなくなったんでしょう?
変わった桜を見に来たはいいけど、閉じ込められて頼る人はいるの? そもそもツェンは住職のことに首を突っ込んでたみたいだけど、京一面の結界を張れるような相手、
──普通じゃないわ。
[とりあえず、ツェンといつでも連絡が取れるようにしたいと思って、これからどうするのかと尋ねる*]
(223) 2018/11/11(Sun) 23時頃
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そのようなものじゃ。
神と仏の両方に祈らせる風習が生まれ 神仏習合となったが、 開国にあたり尊王論が強まった事により …と。世論の話では団子も食えぬな。 [経緯に関しては政府の話を広げるだけであり、 軽く流すことにして。>>207 それよりも互いの関心は桜にあるのだろう>>208]
食人植物、吸血植物の類ではないのう。 樹木が魂を吸い取っている話はある 実際に、嫌な風が流れておるようじゃのう。
おんしの見立て通りよ。 枝が伸びて腹を貫くなどという芸当が出来れば 住職が死ぬ前に参拝客が大勢やられておるわい
(224) 2018/11/11(Sun) 23時頃
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― へいも屋 ―
うんうん、おいえだよね、いえだよね? 分かってくれた?
[>>131尻尾揺らして思いっきり主張してみたんだけど、アッもしかして、これオイラが一方的に会ってただけとか、憶えてただけってやつだったら恥ずかしいな! 凜に助け舟出したけど、大丈夫かな、チラチラ……ってしてたら、よかった出てきてくれた!>>126]
そうそうー! 茶屋っていうけど、珈琲飲んでもらいたいお店!
あっよかった、わかってくれた?
[>>133やれやれこれで一安心。]
(225) 2018/11/11(Sun) 23時半頃
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緋の風は幼子にはよくない。 はやく家に帰…れ……?
[帰宅を促そうとした声は>>215鬼火を桜へと放る姿に宙に消えていく。 喰べるというのならまだ解かる。化け提灯にはそういう性のものがいると聞く。しかし娘はまるで興味がないように、鬼火を物色しては放っている]
(226) 2018/11/11(Sun) 23時半頃
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じゃあ遠慮なくあがらせてもらうよ。
[>>184ひとまず上がらせてもらったら、なんだ、今日は他にも妖たちが集まってるのか。 やっぱりみんな、神隠しやら緋の風やらについて。 そして六道珍皇寺の住職のこと。]
やっぱさぁ、只事じゃないよなぁ……。 つか今、おっかないこと言ったね?!
[いやいや、焼き討ちはダメだろうって、慌てて首振って止めとこう。]
とにかくなぁ、下手人の目星くらいつけばいいんだけど。
(227) 2018/11/11(Sun) 23時半頃
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ふぅむ…やはりそうであったか。 えげれすが清を負かせたという話は聞き及んでおる。 その節は災難であったな。
まあ…この國もめりけんに 負かされたようなもんじゃしのう。
[天狗爺に言わせれば、不平な条約を結ばれた為 日本と清は西洋との戦争に発展したのと しなかった以外の差はない。]
しかし、清で道教を詰んだ妖か……。 この國から出る事の無い身、 おんしの話には興を惹かれるわい。
今が異常事態でなければ茶飲みついでに 碁でも一局と誘うところじゃが。 [――なにを目的にこの國に来たかを知らぬ今、 話も弾んでいたが>>212、事態の一変に注視は動く。]
(228) 2018/11/11(Sun) 23時半頃
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[天狗爺が示唆すれば二人の妖も 異変を察してくれた様子。>>214>>216]
う、む……。 ―――包むは火、……火である、しかし。
鳥獣の類が齎すものでは無いと讀む。 この距離から見る限りではあるが、 火鳥の使い手とは別人の『明るさ』よ。
火鳥が太陽のように黄身がかった輝きなら、 これは――
いや、接近してみなければ確かな事は言えぬ。
(229) 2018/11/11(Sun) 23時半頃
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― へいも屋>>197 ―
うん。 どうもね、この異変は六道が絡んでる。
そんな気がするのよ。
[六道のコトと緋の櫻についても簡単に。
とは言え、証拠は何もない。 だから、困ったと言えば困った事にはなっているのだけれど。]
「そもそも、私が悪人ですって六道珍皇寺に鎮座している相手も珍しいだろうが。」
あ。
[そう、完全に頭の中から抜けていた視点。 誰が堂々と本拠地に居座るのか。]
(230) 2018/11/11(Sun) 23時半頃
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無論、向かう。 しかし、雨程度で破れるものとは思えぬな。 伽耶にも力を借りて試してみたいが [―――吉野側に近寄って雨で弱らせるか 施策は試みるつもりだが かなり強力なものである事を仄めかし。
突き破るには相当の妖力を消耗するのは目に見えて。 今の天狗爺にそれほどの神通力を扱えるや否や。 水妖と協力をすればよもや、という所。]
(231) 2018/11/11(Sun) 23時半頃
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我か?いや…結界も気にはなるが、我は、少々まだここに残って調べる事がある。 なに、我も別段戻るところのない身だ。心配なぞはしてくれるな。
伽耶達はあちらに向かうというなら、そうするが良い。
[どうやら、こちらを気にかけてくれているらしい。それは結構なことだ。]
気にかかるというなら…そうさな。これを持っていくがよい。
[一枚の呪符を取りだし、鳥の形に折ると、俄かに生命を吹き込まれたかのように動き出し、白い鳥の形の折紙となって伽耶の肩に止まる]
用があるならこれで呼ぶが良い。
(232) 2018/11/11(Sun) 23時半頃
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結界を直接叩くよりも、 術者を斃す方が手早い、が……。 ……あやつにこれ程の力が……?
[天狗爺の思い描く人物は童とも呼べる者。 心当たりを口に出すのは憚られ。
ツェンが薦める通り直ぐにでも 様子を見に発とうと翼を広げるも。 騒動に巻き込まれた経緯なればと 気を使う様子に待つ事とした>>223]*
(233) 2018/11/11(Sun) 23時半頃
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聴いてはいる。日ノ本は列強と条約を結んで開国したのだろう。 公平な条件ではなかったと聞くが、こちらも似たようなものだ。 その節は災難であったな。
我も少々碁は嗜む。碁は陰陽だ。 そなたとは時間があればゆっくりと一局ついでに話を交わしたいところではあるが… それはまた今度とするべきだろうな。
[八手の話に興味を惹かれる部分はあるし、碁を交わしたいというのも嘘ではない。しかし、この場において、彼は都の異変を解決したいという側なのだろう。それが少々心残りではあった。 ともかく、八手と伽耶の二人>>224>>228には先に行くように促した*]
(234) 2018/11/11(Sun) 23時半頃
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鎮座したうえて、自分が悪人です黒幕ですって宣言してくれれば、それほど楽なこともないんだけどね。
[>>230話しながらごろんと寝そべっちゃいるけど、オイラこれでも、真剣に考えてる。]
ところで……。
[くん、っと鼻を鳴らす。 なにか、嗅ぎ覚えのある匂いが、こっちへ近付いてきてる気がする。>>219]
凛、おいえ。
[どうだ、皆も気付いたろうか。 ぐるっと、真剣な眼差しを向けてみた。]
(235) 2018/11/11(Sun) 23時半頃
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さがしもの? 協力といっても、生憎私はお前のように鬼火の見分けなどつかぬが何を探しているのか。
[>>217異様な雰囲気を感じるが、その可能性に蓋をして尋ねる。 返ってきたのは>>222「強い妖気が必要……そう聞いたぞ。」]
(236) 2018/11/12(Mon) 00時頃
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…誰にそのようなことを吹き込まれた。 その者の名前を教えろ。
[暖琴の言葉に、緋桜のことだ、と分からぬほど鈍くなってはやれなかった。]
(237) 2018/11/12(Mon) 00時頃
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/*
襲撃は言葉でいいかな?
事故防止に全員セットでお願いします。
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[揺らめく陽炎のような遮断壁を「火の気」かと尋ねればそうだと答えられる。>>229 ついでに火烏を放った者とは別者の仕業のようだとも教えてくれた。 火烏の気もわりと正確に掴んでいるようだ。
私には熱く熱するものが火色か金色かの違いがよく分からない気がしたけれども、別人であるという主張は理解できて。]
そうですの… 纏まった集団の意思で動いているとも、そうでないとも分からないわね… 長引くと嫌なことになりそうですね。
[そう感想を述べて]
(238) 2018/11/12(Mon) 00時頃
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[改めて、心意気を聞いて安心する。>>213 火傷薬を届けている爺様もいいのだが、勇ましい爺もいい。]
そう言ってみても勇み足は良くない気がしますの。
準備をするか、 他に京を走りまわれる方に協力を仰いでもいいと思いますわ。
[伽耶は何分乙女の脚で、随分時間がかかる。 変化してしまえばもう少し素早く動けるのだが、変化を見られたくないから京の平穏を願っているのだ。
有事に備えて協力者を増やした方がいいと考える。 あと私に陰陽の知識も必要かな! うちに何か書物があったかしら。
などと考えに耽っていく*]
(239) 2018/11/12(Mon) 00時頃
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レンって言ってたぞ! でも、どんなやつかは琴も知らないんたぞ!
[何せ、緋い風の運ぶ音でしか知らないもので。 どんな者だったのかも、どんな顔をしているのかさえも、わからない。]
でも必要なんだって。 そう言ってたんだぞ。
(240) 2018/11/12(Mon) 00時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/11/12(Mon) 00時頃
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[六道珍皇寺の住職が死んだのは聞いた。 桜が人を喰らっているのも聞いた。 そこで“門”が開くのを聞いた。 店主にも今同じ話を聞いた。>>230]
あの、店主さん、
[でもよくわからない。]
なぜ桜に 食べさ せてはいけないの なぜ門を 開い ては…
[おいえがつぶやき終わる前に爪輔が警戒を促す。>>235 たしかに変わった匂いがする。>>219]
(241) 2018/11/12(Mon) 00時頃
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長期に伸ばすは分が悪い。 結界を破られた今―― 一刻も早く井戸を固めねばならぬのよ。
早期解決を思えばこそ、 結界師の心当たりで京から一番近い 吉野に発たせたというに……!
[長引けば状況は手に負えなくなることは目に見えている。>>238 朝から今にして数え一日半で到着する目測だが、 あの結界が張られたままでは立ち入りも不可能。
その言葉も確かに頷ける。>>239 協力者――さしあたって脳裏に触れるは]
……へいも屋を訪ねるべきじゃな。 [博打のような結界破りの方法を試みるよりは 妖怪衆が集うあの店を頼るのが現実的に思えて。]
(242) 2018/11/12(Mon) 00時半頃
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何故って……。
[>>241いえの疑問には、オイラ驚いた。 むしろオイラからすれば、なんで食べさせていいと思うのか、なんで開いていいと思うのか、そっちのほうが不思議だった。 引っ掛かる物言いだけど、それより今は、匂いが気になる。]
あっ。
[>>221何かきた。 鼠に似た、何か、だけど。 これは煙だ、消えかけの煙だ。 匂いの正体はこれだ。]
(243) 2018/11/12(Mon) 00時半頃
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[別段戻る事のない身と聞いて>>232 ふと寂しく思うも、本人は淡々とした口調で言うのだから、そう心配することもないのかもしれない。 天狗爺の廃寺か、自身の商家の一室とかを紹介しようかとも思ったけれどもその必要も無いようだ。
祇園の大通りに面した酒屋、「かさぎ屋」は妖が来ても驚かないよう家人が十分に躾けられているけれども、人通りに面している分居心地は悪いだろう。]
(244) 2018/11/12(Mon) 00時半頃
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[そう考えていると、ツェンの手で一枚の呪符が折られて白い鳥になっていった。>>232 命を吹き込まれたそれは、肩に泊まり、小さくなって収納しやすい形態に変わっていった。]
これに貴方の名を呼びかければ合図になりますの? それではまたお会いしましょう。
[先に行くように促されて、天狗爺も良いようなら、その場を去るだろう*]
(245) 2018/11/12(Mon) 00時半頃
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…………聞こえた?
[>>221これ、言葉の声だよね。 低く唸りをあげて。 間違いないよね、って、凜といえを見るオイラの眼、ちょっと怖かったかもしれない。]
(246) 2018/11/12(Mon) 00時半頃
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へいも屋までは儂が翔んで連れてゆく。 とはいえなるべく妖力を温存したいものじゃな。
三峯の店主にも声をかけてみるとしよう 狼の強背ならおんしを運ぶくらい―― …羨ましいのう、おなごの尻に敷かれるなんて…… [平時であればいくらでも抱えて翔ぶが、 そうではない今、無闇に力を使えど 落ち着いて休めるかどうか解らないのだから。 移動の遅さを気にする伽耶に助言をするも まるみある尻を背に受ける妄想に駆られ、 刺激の強さに、鼻血がどばぁと溢れ出した。]
(247) 2018/11/12(Mon) 00時半頃
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