229 観用少年
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……っ、シメオン!
[少しだけ掠れた声で名を呼んで。「約束どおり」見つけに来たのを知れば、安堵と同時に押し寄せる、昨夜のことを思い出す。 整った造形はたちまち崩れた。くしゃりと顔を歪ませて、再び涙が込み上げて。]
ふ ぇ……っ、怖かったよ、ぉ……
[拭われる側から止めどなく雫が頬を濡らした。堰が切れたようにしゃくり上げ、縋り付きシャツの袖をぎゅうっと掴んで。 肩口に顔を埋めて泣きじゃくった。ひどく恐ろしかった、まだ鮮明な記憶を紛らわすように、子どもの腕で強く抱きしめる。
頬に触れる温度を感じながら、涙も止められぬままこくりと首肯する。懇願を受けては頷くほかにない。どれほど恐怖を味わったとしても、たとえそれが故意であったとしても。 ちゃんと、主人が迎えに来たという事実だけで、少年が許すには十分だった。*]
(236) 2017/10/09(Mon) 07時半頃
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[休みで彼が浮かれていることなど、知る由もない。 この男、持ち前の鈍感さを発揮して 彼の気持ちなど何一つ分かってやしないのだ。
だから彼への理解も、結局は彼の口から出るもののみである]
いっ、いって、ちょ、叩くなっての!! あー、へぇ、そうなの? 成長してもしなくてもいいけど、 お前が食いたくないなら食わなくていいか。
あー、じゃあちょっと高級なの飲む?
[説明書で小突かれて悲鳴をあげながらも、 彼の説明を聞いて、初めて聞きましたの顔。
彼が呆れるのもそりゃあ無理はないだろう。 ミルクと砂糖菓子でいいのなら、 いつもよりも少し高級なのを買ってやればいいのか。 そこら辺は単純思考のため、そんなことを暢気に思う]
(237) 2017/10/09(Mon) 10時頃
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[―― 彼に必要な、愛情。
一度説明書で読んだそれを南方はもうすっかり忘れている。 だから必要とならなければ、思い出すこともない。 彼が黙っていることすら、気づいてやしないのだ]*
(238) 2017/10/09(Mon) 10時頃
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[薄々気づいているがこの現持ち主は超が付く類の鈍感なのだろう。 溜息を吐くな、という方が無理な話だ。]
そこはてめえが決めろよ。 てめえはどんどん老けて腰が曲がって俺はつやつやの美少年のままだぜ?
[自らぺろりと口にする。]
牛乳をちょっと高級にして済ませようとしてんじゃねえよ! せめて砂糖菓子の方にしろよ! 和三盆寄越せ!
[初めて言ったが共に暮らしだして何日経っていると思っているのか。 余程、興味が無いのか。暢気に生きているのか。
後者だろうと早々に見切りを付けた。]
(239) 2017/10/09(Mon) 10時半頃
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んなことより、せっかく四日も休みあんのに まさかずっと家にいるわけじゃねえだろうな?
昼のテレビでやってたぞ、運動しねえと早死するって。
つーことでどっか行くか連れてけ。 何か服買ってくれてもいい。
[何故か上から目線で要求しているのがオスカーである。 服もそこそこ増えたが最初に来ていたものは箪笥に仕舞い込んでいる。
何故なら南方が買って来る服は安物だからだ。 どう着飾らせるか。そんな風にも楽しむ、言うなれば目の保養にもなる少年人形にあるまじき庶民っぷりだが。
持ち主色に染まるのだから止む無しと諦めた。]*
(240) 2017/10/09(Mon) 10時半頃
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決めろよって言われてもな。 別に俺はお前がそれでいいならいいし。
[相変わらずの人形判断である。 こちらが導くべきだということを分かっていない]
わ、和三盆って、お前! 安月給なめてんじゃねーぞ!!
[彼の言葉に慌てて言い返す。 そんな金あったらもっと別のものを買っている。 ……とは、流石に失礼であるが。
けれど、彼は元々高級な人形。 たしかに今の暮らしでは不便なこともあるのだろうと思う。 だからと言って、良い暮らしができるというわけでもないのだが。]
(241) 2017/10/09(Mon) 11時半頃
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どっかつれてけ? ……いや、そりゃ運動も大事だけどなー。 疲れをとるためのぐうたら生活をだな……
あー、分かった。分かったよ。 じゃあ温泉でも行くか?服とどっちがいい。
[どっちかしか無理だと前置きして。 旅行と服と、どちらがいいと問う。 この男、また判断させる気満々である]*
(242) 2017/10/09(Mon) 11時半頃
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主導権を渡そうとしてんじゃねえよ、ダメ男 こっちは奉仕精神しかねえっつーのに無駄に知識増やさせんな。
[オッサンに引き続き最近はダメ男が増えた。 悪意はない。オスカーなりの愛情表現だが伝わっていないだろう。]
安月給が俺を養ってんじゃねえよ! 生意気な!
[色々と無茶な物言いだが特に不満があるわけではない。
正直、砂糖菓子の良し悪しはわかるがもっと南方が居たほうがずっといい。 和三盆で南方の研究とやらが増えても困る。
外に出ることはほとんど無い。 攫われたらどうするんだ、のゴリ押しでメールに買物リストを送って、南方がそれを買って来る。 そんな風に遣り繰りしているがつい最近。
家計簿の付け方を覚えてしまった。 もう色々後戻りが出来そうにない高級人形であった。]
(243) 2017/10/09(Mon) 12時頃
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てめえは俺を連れて自慢したいとかないのか。
[無いだろう。]
それなら服がいい。 冬服、俺に似合ってりゃいい。
[旅行も捨てがたいがどうせこの南方という男はぐうたらするのだ。 ぐうたらする場所が変わるなら服を選ばせたい。
何だかんだと二人の生活は順調だった。 多少、オスカーは不満があるがそれが露呈することは無かった。
取りあえずこの日までは――――。]*
(244) 2017/10/09(Mon) 12時頃
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んなこと言われても、お前に全部お任せしたい精神なの。 奉仕精神しかないってのも大変だな。 つーか、本当に口悪いよな。
[特に他意はないが、頬をつんつん]
んな!俺が買ったんじゃねーんだけど!? いや、返品しなかったのは俺ですけどね!?
[彼の物言いにこの生意気な!と噛みつくように言い返す。 養ってんじゃねぇと言われても、養われないと困るのは 向こうだというのに、相変わらずの物言いである。 だからと言って、気分を害すわけではないが。
そもそもにおいて、彼がいる生活に慣れつつある。 彼が起こさない朝はなくて。 彼が食事を作らないときはなくて。 気が付けば、家計管理まで彼がしていた。
今更いなくなられたら、困るのはこちらも同じ]
(245) 2017/10/09(Mon) 13時頃
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連れて歩いてどーすんだ。
[この男は結局これである。]
服か。そういやもうすっかり寒くなったしな。 新しいもん、買ってくるか。
[彼に高額のものをほいほい買ってやれるほどではないが。 それでも、多少は良いものを買ってやれるだろうとは思っている。 勿論前の主人に比べれば、ささやかすぎるものではあるが。
休みで浮かれていて。 彼との関係もとりあえずは良好で。 だから南方は、今の生活に満足していた。
何年振りかと思うほどに、充実していた]*
(246) 2017/10/09(Mon) 13時頃
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[眠らされ車で運ばれる経験は既に在った。
過去よりは揺れの少ない箱―― 匂いも革張りのソファ程度のもの。
記憶を鎖した時間が幾らかは判然とせず、 不意に止まって抱き上げられて、 何を想うかといえば当然といえば当然で]
(247) 2017/10/09(Mon) 14時頃
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けいい、ち……?
[その問いかけめいた言葉に返事はなく、 再び、何かが萎びる気配がした。
喉が掠れて声が出たのはそれだけで、 それでも、運ぶ人間には不都合だったのだろう。
口にも何かテープを張られて、 身動きできたのはたったそれきりだった。 あとはただ、時間が過ぎるのを待つしかなく。
意識はまた記憶の奥底へ。 逃れるように、ふんわりと落ちてゆく]
(248) 2017/10/09(Mon) 14時頃
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― 後宮 ―
……?
[甘やかな香に掬われた意識が浮かんだのは奇跡に近い。 とろりと蕩けてぐずぐずになった意識は形なって、 頬を叩かれる刺激に瞼を開けば、薄靄の視界が焦点を結ぶ。
息を吐いた。まだ、呼吸ができている。 ふかふかの寝台の上から身を起こそうとして、 かくりと抜ける腕の力に実感が遅刻してやってきた。
ここはどこか遠い場所で、ケイイチはいない。
紙テープを剥がされる中その実感に、 じわ、と滲む視界がまた視界を煙らせていく]
(249) 2017/10/09(Mon) 14時頃
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ぅ……
[解放された唇は痺れたようだった。 手首の拘束も解かれて、何もかも自由にされている。
けれど動く気力は香に奪われ、体力も枯れ始め、 ただ溜息を吐きだすだけで寝台で身を縮ませて]
(250) 2017/10/09(Mon) 14時頃
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[時が過ぎ去るだけを祈って瞼を落とした。
途中、男がまた入ってきても頑なに唇は開かず、 他人の施しを受けることを拒んで、首を振る。
傍目にも枯れ始めているのが分かったのだろうか。 冷たいミルクを無理矢理に喉奥に流し込まれて、 飲み込むまで唇を解放されなかったことを除けば平穏に。
傷めつけられることもなく、 乱暴されるこちょもなく、
謁見、と呼ばれたものの時間までは過ぎ去った**]
(251) 2017/10/09(Mon) 14時頃
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言っとくが普通の人形はイチから教え込むんだぜ。 感謝しろよ。
[頬をつつかれ、やめろよ、と声に出す。 手で叩かない辺りで不快ではないことは分かるだろう。]
はあ? てめえのために妹が買ったんだろうが。 てめえが買ったんでいいだろ!
大体俺はてめえの妹にも会ったことねえっつーの。
[初対面から生意気だけど何か、と言いたげですらあった。
養われないと確かに困るが。 元々養われる≠ニいうのは根底にあるのでごく当然に甘受している。
そもそもこの南方という男は、一体自分が来るまでどんな生活をしていたのか。 ぐうすか寝てる。料理は出来ない。掃除も出来ない。
妹が見かねるのもよくわかるというものだ。]
(252) 2017/10/09(Mon) 15時頃
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自慢するに決まってんだろ。
[145センチはふんぞり返った。]
ついでにマフラーとかああいうの欲しい。
[ほとんど家にいるのに何故か要求した。
南方とまともに出掛けるのはほとんど初めてだった。 急いで箪笥から服を投げつける。
家着でだらだらと過ごしてたので着替えるように急かした。]
(253) 2017/10/09(Mon) 15時頃
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[南方の移動は車だった。 服を買ったりで何度か乗ったことあるが。
そのボロさに毎度驚く。]
ボッッロっ! いつも思うけどよくこんなので動くな。
部品外れて死なねえ?大丈夫?
[各方面に失礼な発言だがオスカーは本気だった。 富裕層しかほぼ購入されたことがない。
元の持ち主ともシートからして 最高級のものを乗せられて色んな場所に行ったものだ。
不思議なことに徐々に。その記憶も薄れてきているが]*
(254) 2017/10/09(Mon) 15時頃
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へぇ、じゃあ俺はラッキーだな。 お前から教えてもらえるし。
[彼の偉そうな物言いにも、へらりと笑う。 やめろと言われたのなら、おとなしく手を離した。
彼が妹に会ったことがないという言葉に、 そういえばそうだったなと気付く。 妹は少なくとも月に一度、様子を見に来るから 来ていないことに気が付かなかった]
まー、俺が買ったことでいいよ。 妹ちゃんにはいつか会えるだろ。
[この適当っぷりである]
(255) 2017/10/09(Mon) 15時半頃
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自慢?なんで?
[ふんぞり返るチビに首を傾げた]
マフラー?まぁ、それはいいのがあれば…… って、急かすんじゃねーよ。
ちゃんと着替えるから。
[マフラーかぁ……とぼんやり考えていれば、 早く着替えるように急かされる。 投げつけられた服をのろのろと着て、家を出る。
愛車は、年季の入った軽自動車。 自分だけしか乗らないし、新しいものにするのも勿体ないと そのままにしている。 まだ走れるのだし、それはそれでいいだろう]
(256) 2017/10/09(Mon) 15時半頃
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[……と、自分は思っているのだが。 彼はそれもご不満のようだ]
うるせーな、まだまだ現役だっつーの! 死なないし、俺はこれに乗ってるんだよ!
[全く、とため息を吐いて車に乗れと彼を助手席に押し込む。 さっさと行くぞと声を掛ければ、車を発進させて。
暫く走れば、ショッピングモールへと着いただろうか]*
(257) 2017/10/09(Mon) 15時半頃
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[ある意味、南方妹のおかげなのだが。 この適当っぷりではいつ会えるかもわからない。
全くと言わんばかりに溜息を吐くが悪い気分ではない。 南方は根っからの駄目男だ。研究とやらの腕はよく知らないが。
――――俺がいないと駄目なのでは。 と思うから。不安とかはほとんど無い。
生意気だ何だと言うのにも悪意はない。]
うるせえな、人間の時間は有限なんだよ。 早くしろ、今しろ。着替えろ。
[急かしてものろのろとしか着替えない南方を尚も急かしたか。 そうして自動車の助手席に乗るが乗り心地は端的に言えば最悪だ。]
(258) 2017/10/09(Mon) 15時半頃
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いざという時にこれで身を守れるのか…?
[事故想定をする不穏な言葉を投げかけた。 実際、持ち主が不慮の事故で亡くなった人形の末路は再び返品が山場だ。
死活問題なのはオスカーも同様なので茶化している訳では無い。 何となく落ちつかなげに助手席で縮こまっていると程なくしてショッピングモールへと着く。
庶民が如何にも来そうな場所だ。 高級なアパレル用品もあるが、普段の安い大量押しの服よりはマシだろう。]
(259) 2017/10/09(Mon) 15時半頃
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あ、スーツとかどうだ?
[オスカーは至極真面目だった。]
マフラーはこの黒がいい。
[カシミアのマフラーは、値段はお察しである]*
(260) 2017/10/09(Mon) 15時半頃
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[確かに、自分は掃除と洗濯が出来るか聞いた。 こちらが望むならやる、という答えも少年……リッキィからもらった。
本人もビニール袋を拾ってやる気満々で作業で始めた事もあって、幾度か笑顔を向けてきた小さな仕事人を相変わらず空っぽな目で観察していたし 片付けずに放置していた物を全て同じビニール袋に突っ込むのも、てっきり一度まとめてしまってからそれぞれ片付けようとしているのかと思っていた。
だからギリギリまで気付くのが遅れたのだけど……]
(261) 2017/10/09(Mon) 16時頃
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[これもしや袋に入れた物全部捨てるつもりでは??]
リッキィ、それはゴミじゃなくて 捨てないで片付けてほしいんだ ……ちゃんと説明してあげれば良かったね
[そう言ったのは、のっそりと椅子から立ち上がってからリッキィの傍に向かって肩を軽く叩いた後の事で ギリギリゴミ箱にポイされる前に間に合うよう動いたつもりだから捨てるのは多分阻止出来た……はず。 間に合わずにボッシュートされてしまったとしてもゴミ箱から平然とその袋を取り出しただろうけど。
そうして、ゲームソフトとDVDはテレビ台の収納スペースに、服は洗濯機に……等々。 どう考えても始めに言っておくべきだろという事をさりげなく2〜3本のDVDを回収しつつ改めて説明して、捨てていい物か分からなければ自分に聞いてくれていいと伝えた。 事前の説明不足を謝る事はないが、リッキィを責める事もない。 返事を聞いて出来るものだと過信して任せた自分が原因で起こった事、謝らないのは謝る程の事だと思っていないから。 理由はそれだけ。]
(262) 2017/10/09(Mon) 16時頃
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[ちなみに、さりげなく回収したDVDは昔馴染みから処分代わりに押し付けられた18禁な内容のものだったので机の引き出しに避難させた。 人形とはいえ小さい子に見せるものではないし、捨てても困らないけど少しでも早く済ませる為にはちょっとだけ使える。 殆ど使う機会もないけど。
そして何気にリッキィと呼んでいるが 名前を教わった際に呼びたいように呼んでと言われたからそうしたまで。 既に名前があるなら上書きする必要もない、そう思ったから。]
(263) 2017/10/09(Mon) 16時頃
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[その後は掃除という名の片付けを今回は一緒に済ませてそのまま風呂場の隣の狭い脱衣所にある洗濯機の前まで移動。 洗濯の仕方も説明して洗濯も済ませてしまってもらおうと考えての事。 分かると言われれば説明は省いただろうけど、説明を要求されれば 「洗濯機に服とかズボンとか放り込んで 洗剤入れてスタートボタン押せばいいよ] なんて、ざっくりにも程がある言い方で伝えたはず。 実際にやってみせながらの説明だっただけマシ……マシという事にしてくれ。
それが終われば今日は食事を済ませて寝るとしよう。 イラストの依頼も今は入っていない、風呂はリッキィが届く前に済んでる。]
(ミルクと砂糖菓子、だっけ)
["日に三度のミルクと週に一度の砂糖菓子" 観用少年に必要なものはちゃんと覚えている。 もう一つの必要なものも覚えてるし、言葉としては理解している。]
(264) 2017/10/09(Mon) 16時頃
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[どういうものかは知らない、分からない。]
(265) 2017/10/09(Mon) 16時頃
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