122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》
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『>>150―――定期外通信 1/2 J→A
災厄の因子≪カラミティ・エンブリオ≫未だ所在掴めず。
尚、準因子≪コクーン≫ベネット・クロスと接触済 ――――両“覚醒”の反応無し。
“罪”の裁定、報告されたし。 “J”の責務として、裁きを与える。
“陽、既に昇る事叶わず”』
(219) 2014/05/15(Thu) 22時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/05/15(Thu) 22時半頃
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[とはいえ――次空門≪ゲート≫を用いるにしては、穏当な攻撃といえた。
なんといっても、街中である。 激昂しているとはいえ、さすがに、周囲一帯を更地にしかねない攻撃は避けている。
――それに、なんのかのといって、父を殺すつもりはないのだった。
無意識のうちに、戦いではなく喧嘩といったのが、それを如実に表している]
(220) 2014/05/15(Thu) 22時半頃
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『――――定期外通信 2/2
≪機関≫定期通信より 永遠不可欠の支持者達《Law Integral Followers "Endless"》 ――――>>0:15L.I.F.Eの“計画”が進んだ模様
詳細は不明。 此方も詮索―――裁定せよ、との達し。』
(221) 2014/05/15(Thu) 22時半頃
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― 喫茶店を離れ ―
[彼女はあくまでも戦闘用に作られた人形だ。 体内に有した強大な力により高性能を誇るが、 それでも検索・観測は本来の役割ではない]
[故に彼女も気付かなかった。 概念鎖≪ゲートニクス≫が断たれ、 世界と世界の繋がり≪ゲヘナ≫が失われていた事も大きい。 本来、この世界の存在ではない者を探りきれない]
[忌避すべき存在。 災厄の因子《カラミティ・エンブリオ》であり、 宿命の少女《ヒロイック・エターナル》 まさに爆発寸前の危険物が同じ空間に在ったなどと 彼女の性能では、察知出来なかった]
[この事が、どう影響を及ぼすのかは…… ――……今はまだ、分からない]
(222) 2014/05/15(Thu) 22時半頃
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[>>217 ガンガンする頭の中。其処に……声?]
あー…… もうデカイ声出さないでよ、
今、サイアクの気分なんだから……
[頭を抱えて、振り返って、気が付いた。 目の前に立っている女。
光学迷彩《ステルス》が――効いていない?]
(223) 2014/05/15(Thu) 22時半頃
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− 閑話 −
[その影が白灰の霧に紛れたのは 本体がまだ幼い物心も付かぬ頃か>>57 清浄なる白灰の霧の中で揺れる影に私は声を掛けた]
私の領域で何をしている? 私に会いに来たのか?悪戯好きの影《ピカロ・ソンブラ》?
[影が言葉を話す事は無いが、楽しそうに揺らぎながらも 必死にジェスチャーで何かを私に伝えて来る。 それは愛しいモノを護ろうとする仕草に見えて]
お前はお前の本体を護りたいのか? ……そうか、悪戯好きのお前はその影に想いを寄せたと言うのか。
[最初に出会ったのは正確にはSの影では無い。 悪戯好きの影が影に恋した。 私の言葉に影は照れた様に身をくねらせる。 随分と愛らしい仕草に私も珍しく口元を綻ばせた]
(224) 2014/05/15(Thu) 22時半頃
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そうだよ! お布団、ふかふかにならないよ!
[>>200俺に触ると火傷するぜ? ……なんてことは言えないのが、わんこの美徳 呼ばれれば、尻尾をぱたぱた]
……ソフィアも気を付けてね?
[じぃ、と 立ち去る背を、見送って]
(225) 2014/05/15(Thu) 22時半頃
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そこのあなた。 ごきげんよう?
[蹲っている背中へ、歩み寄りながら声をかけ。]
私は、”A”(エース)。 機関の先端にして、最小のA。
知りたいことがあるのだけれど、教えてくれる?
──── どうしてそこまで罪上げたのかしら。
[ここまで積もるのは珍しい。 捻じ曲がった”罪状”が、罪人の全身を覆っているのを、視界に収めた。]
(226) 2014/05/15(Thu) 22時半頃
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……ご主人、どうします……?
ホリーの近くの下馬評、ボクの知り合いっぽいから、《大丈夫》だとは思うけど……。
[主人とその友人を乗せたまま 犬は、問いかけた
何処で知り合ったのか 何故大丈夫だと思ったのか
それら全てに、思い至らぬまま]
(227) 2014/05/15(Thu) 22時半頃
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[ある一つの組織は、名を《全世界監視機関》と云う。
カードになぞらえて 『K』――King 『Q』――Queen 『J』――Jack 『A』――Ace 四名の精鋭を置き、各世界で活動中。
また、ある一つの組織は、名を《L.I.F.E》と云う。
方角になぞらえて 『E』――East 『W』――West 『S』――South 『N』――North 同じく四名の精鋭を置き、活動中。]
(228) 2014/05/15(Thu) 22時半頃
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[遡る事、数十年前。
とある“事件”をきっかけに 両組織間で“抗争”が起きた。
事態は収束し、両組織共に壊滅する事はなかったが 互いを監視し合うような体制を変える事は出来ず
……―――――今、世界の危機を迎えるに至る。]
(229) 2014/05/15(Thu) 22時半頃
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だがお前が影に干渉すれば、本体も危ういぞ? 判っているのか? 万一因子が近くにあれば、 お前もその影の本体も因子に影響を受け、 同化する可能性もあるぞ? ほお、お前が護るか…お前自身が消えてもか?
[そこまで言うならと、今度私が見極めようと告げた数日後悪戯好きの影はSの影を連れて来た]
まさか本当に連れて来るとはな…。 良いだろう…お前の覚悟は聞いた。 そっちの影も異論はないな。
お前達2つの影に、この私、ライトニング=ブランが 祝福《エンゲージ》を与えよう。 本体を護り共に生きると良い。
[私の祝福を受けた2つの影は1つとなり、恋したSの影となった]
(230) 2014/05/15(Thu) 22時半頃
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これでお前の力を本体も使えるだろう。 大切にすると良い。
[珍しい影の婚姻に立ち会った私は 本体であるSの動向も気になってはいた。 因子に同化しないか心配だったが、先程の技を見れば 充分に彼女は彼女の力を操れているらしい。 影が2つに分かれない限り、影はSを因子の影響から護るだろう*]
(231) 2014/05/15(Thu) 22時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/15(Thu) 22時半頃
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気分の悪いところ、失礼するわね。 ……けれど正直、私もあまり気分は良くないの。
[視界の罪の端。 学生寮の前で見た”罪”と一致する軌跡に、眉をひそめて。 しかもこの人物の服装、あの馬鹿男と似すぎていないか。 知人か。]
昇らぬ太陽は、月の光も狂わせたのかしら。 ……ねえ。
ある学園の生徒や関係者が、あなたの手で害されているわね。 なぜそのようなことをしたのかしら?
[理由を述べよ。]
(232) 2014/05/15(Thu) 23時頃
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ほんとに……?
まぁ、ホリーは多分大丈夫だろうけど… とりあえず、イアンを家に送りたいな。
[これ以上危険な目にあわせたくない。 学生寮が、安全かはわからないけれど。]
(233) 2014/05/15(Thu) 23時頃
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―幕間:十年前(>>111)―
[――その頃には、少女は人の言葉を幾らか思い出していたし、 少なくとも、幽閉されていた小部屋で保護された当初の、骨と皮と髪だけの幽鬼のような状態は脱していた。 少女が転移に耐えられるようになったと判断して、"父"が闇巫女に、出立を伝えにいった場でのことだった]
……おばさん、だぁれ……?
[――"父"に連れられた少女は、かつて闇巫女をそう呼んだ。 その呼び方に、もしかしたら"父"は蒼褪めていたかもしれないが。 闇巫女は怒ることなく――内心はどうか知らないけど――少女に"お守り"をくれた。 少女に同化したその護符の存在を、ホリー・ウェーズリーは憶えていない。 この世界での記憶――覚醒に繋がる可能性のあるすべては、父によって封じられていたので]
(234) 2014/05/15(Thu) 23時頃
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―現在―
[――その封印は、しかし。徐々に、綻びかけていた。
その護符――瑠璃神聖十字架≪ラピスラズリ・セイント・クルス≫は。
かつての主人の視線(>>162,>>201)を感じて、共鳴していたので]
(235) 2014/05/15(Thu) 23時頃
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これが「ごきげん」に見えるワケぇ?
[>>226 近寄ってくる女をきつく睨んで]
”A”(エース)……?
あーと、データベースに載ってたわ。 《全世界監視機関》とかいう、ココの「弱小組織」。
はァ? 積み上げた?何を。 分かるコトバで説明しなさいよ!
(236) 2014/05/15(Thu) 23時頃
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そういえばあの子。
……昔から、度胸だけはあったっけ。
[闇巫女、ヨーランダをおばさん呼ばわりしたのは彼女ぐらいのものだった。
蒼褪めていた黄泉の重戦車《ハーデス・ジャガーノート》を横目にしつつも。面と向かって怒る事はしなかった。 まあ、外見はさておき年齢はたしかにそれなりなのだし。]
(237) 2014/05/15(Thu) 23時頃
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[私に見えていない事実が、ひとつある。
罪状で言えば、目の前の彼女だけでなく、
あの”ナユタ”も、同等の筈なのだ。
けれど、私はその”罪”を聞き取れなかった。
何故か? 答えは未だ、世界の帳の向こう側。]
(238) 2014/05/15(Thu) 23時頃
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[軌跡をさらに増やし水流が迫る。 予想以上の大きさを保つその津波とも言うべき放水は、飛行兵装脚≪ジェットサポート≫でも範囲外へ逃げきれないだろう、ウェーズリーの体を押し流し、住宅の壁へと押し流す]
[水が引けた後、水びだしとなったウェーズリーの体はそこにはない]
(239) 2014/05/15(Thu) 23時頃
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[そして今や、あの時の少女は次空門≪ゲート≫を操るぐらいには成長していた。
市街戦で力を抑えているのだろうが。 それでも、立派なものではあった。]
あの時協力して良かったわ。 これほどの使い手に成長した姿を見れたのだからね。
(240) 2014/05/15(Thu) 23時頃
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……さて、“A”の報告を待つのみでは正義の名が廃る。
[男は通信機を仕舞い、人形に告げる。]
この世界を見渡し―――“罪人”を見つけられるのは …………そう、この街で最も高い場所だ。
[男の視線、そして指先は真っ直ぐに時計塔を指差した。 夜風が男の金糸を擽り、吹き抜けていく。]
(241) 2014/05/15(Thu) 23時頃
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[>>232 続く女の言葉に、小さく呻いて立ち上がる。]
……ああ、さっきの。
そんなことも解んない? バカなの? 決まってんでしょ、これがオシゴトだからよ…!
[んーーっと伸びをして、だるそうな目で女を見。]
標的《ターゲット》の抹殺、時空の統制。 宇宙と世界の平和を守る。その為なんだから、 多少の犠牲が出たって、別にイイでしょ?
[言いながら、腕をつかんでストレッチをしている。]
寧ろ、世界ごとぶっ壊されないコトに感謝しなさい?
(242) 2014/05/15(Thu) 23時頃
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Yes,My master.
[>>241 主の命に従い、彼女は常闇の空を翔る。 ……太陽の失われた世界。次空の断絶。介入者達。 この世界は闇に蝕まれていくだろう。 主はそれを望まない。 故に、それを止めるのが彼女の役目。 主の望む正義を執行する。 例えそれがどのような手段であろうとも、だ]
(243) 2014/05/15(Thu) 23時頃
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……うん。多分、大丈夫。 少なくとも、致命的な危害は加えない……と、思う。
[>>233声に頷いて、真ん中……【壱ノ首】で、主人を仰ぎ見る]
お友達、送る? どっち?
[……が その目はどこかうずうずと、そわそわと。楽しそうに、煌めいて]
(244) 2014/05/15(Thu) 23時頃
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― 時計塔 ―
――……生体反応:有
[地上を一望すべく、彼らは時計塔へと降りたった。 だが同時に気付く。地上から遠く離れたはずのこの場所に、 主以外の生体反応がある事を。 この時計塔は、ここまで人が 登って来られる作りをしていないはず。 彼女は男に一言告げると、体内武装を準備《スタンバイ》した]
(245) 2014/05/15(Thu) 23時頃
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ーーーー一番早いの、やる?
[きらきらきら 一番早いのだと、思いっきり、ばびゅんと走れるよ!]
(246) 2014/05/15(Thu) 23時頃
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− 混沌たる現在 −
[影の子の成長を見届けると、 白馬は黒《ノワール》お姉さまの元へと駆け出したが]
もう隠す気は無いと言う事か?
[背後で水の龍が哭く気配>>215>>220に動きを止めた]
場所を弁えぬ連中が多いな。
[それどころでは無いと言う彼らの心中まで思い至る事は無いが]
ねぇ、黒《ノワール》お姉さま、これで良いのかしら。
[近くに感じるお姉さまの気配に溜息と共に声を掛けた]
(247) 2014/05/15(Thu) 23時頃
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……そう。
[剣呑な空気ではあったけれども。 なにやらこの駄犬は知っているようなので。 とりあずは、信用してみる。]
あっち。細かいナビは適宜やるけど……
ぶっとばして、そのままイアン落したらお前の意識を落すからな。
(248) 2014/05/15(Thu) 23時頃
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