人狼議事


97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】

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オスカーは、イアンが聴かせる静寂の1小節と、唇に指揮棒を当てる姿に、唯じっと彼を見守る

2013/10/05(Sat) 22時頃


【人】 記者 イアン

[真っ白な雪景色を一緒に見て
      綺麗だねって一緒に歌う。]

[やりたいこと、行きたいところ一緒に邪魔されたら
      悔しいねって一緒に歌う。]

[活気あるバザールを一緒に歩いて
      楽しいねって一緒に歌う。]

[大事に育てた木々が枯れるのを一緒に見たら
      悲しいねって一緒に歌う。]


[夜闇、月明かりに一緒に影を伸ばして
      寂しくないねって一緒に歌う。]

[閉じ込められて、一人ではできない
 たくさんの一緒に歌うこと。]

(196) 2013/10/05(Sat) 22時頃

【人】 双生児 オスカー


  『                 』


[それは柔らかく訪れた静寂の空白。
眠りを妨げる物無き夜の深さにも似た、思案の時間。
その静寂で、耳を澄ませる事も、瞳を広げる事も]

(197) 2013/10/05(Sat) 22時頃

猫の集会 クシャミは、メモを貼った。

2013/10/05(Sat) 22時頃


【人】 猫の集会 クシャミ

[漆黒の空に煌めく星が瞬くように
清らかな鈴の音が星屑の様に降り注ぐ

アルトが《調律》したチェレスタは
真の得て《至上の天空》の《旋律》を奏でる

《指揮者》の背後に立てば
彼は自分に《歌》を求めてくる
それに抗えるはずはない

歌を彼のために歌を歌いたい
声《ヴォイス》を解放しようとした瞬間]

(198) 2013/10/05(Sat) 22時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[《浄化》の音色は《破壊》の音色に変わった>>182]

(199) 2013/10/05(Sat) 22時半頃

【人】 落胤 明之進

[世界から、音が消える]

[世界《あらゆる音》の中に混ざっていた]

[かつての記憶、想いが、蘇る]

[それはずっと失われていた]

[ずっと封じられていた]

[心]

(200) 2013/10/05(Sat) 22時半頃

 世界はあまりにも美しくて

 世界はあまりにも眩しくて

 私は知ってしまったんだ

 自分の居た場所がどれほど仄かったかと


【人】 落胤 明之進

[ ィ  …… ――――]

[世界の静寂に倣うように、
滅びの音色はその音を弱めて行く]

(201) 2013/10/05(Sat) 23時頃

【人】 猫の集会 クシャミ

 神父様!

[衝撃波で後ろに飛ばされ
身体を床へ強かに打ちつけられる

天使の絶叫は一時しのぎの防御を
凌駕するほど強かった

ようやく起き上がった時に見えたのは
破壊された聖堂の飛礫で傷つく《楽人》と

低音部分が抉られるように大破した
パイプオルガンへ這っていく《指揮者》の姿
そこにあったはずの左腕はなかった]

(202) 2013/10/05(Sat) 23時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[大人しいはにかみ。繋がる指と指の間には、長い時の記憶が波のように行き来する。

 触れ、黒髪を撫ぜる手。顕わになった額に、くちづけが落ちる。]

"ぽぉん――"

[降る音、やわらかく胸の中で広がる。
 チェレスタにしては低い、けれど夜の黒に灯るあかりのような、いのちの音。
 "鼓動"が、重なる。]

(203) 2013/10/05(Sat) 23時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

 " 楽しい夢 優しい夢 それとも悲しい夢? "

 " ふたりで夢を一緒に歌いたい "

 " 晴れ渡る青 星の煌く夜 それとも灰色の雲? "

 " 雨が降っても、同じ空の下で "

[アルトの歌声を、自らの音と合わせて調整しながら、楽人として奏者、調律者の存在を織り交ぜる。]

(204) 2013/10/05(Sat) 23時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

 " 夢が響いている 月の綺麗な空 "

 " 夢が醒めて仰ぐ 陽の眩しい空 "

 " 目覚めるよ 朝鳥の声とハミングして "

 " ぼくの歌で君を 果てない天空(そら)へ連れて行く "

[歌声は、次第に眩く星屑を鏤めた色に変わり。
 転がるように、滑るように、軽やかになっていく。

 そして。]

(205) 2013/10/05(Sat) 23時頃

【人】 洗濯婦 セレスト






           [セレスト-至上の天空-]





 

(206) 2013/10/05(Sat) 23時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[あまやかな音が、そう呼んだのが合図。
 スータンの首元に結んだままの、ぼろく穴だらけの白布がはためく。
 抜けるような青空に吹く夏風のみどりのにおいをたっぷりとはらんで、ふわり、と]

(207) 2013/10/05(Sat) 23時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[ば   ――――さぁっ]

(208) 2013/10/05(Sat) 23時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[白布は、輝かしいまでの翅に姿を変える。
 漣、木漏れ日、そよ風、花弁の透ける色。
 氷砂糖、歌うくちびる、ばらの頬。
 この世界に満ちる様々を見せる遊色の薄翅が、十も、二十も、百も、千も重なった、光の翼。
 その翼をたたえて、"セレスト"は恍惚にうっとりと目を細め。

 あまりにうつくしく、笑う。]

(209) 2013/10/05(Sat) 23時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

アルト。

[黒翼舞う左手の鎖と真逆、しろい輝きを放つ翅を背に。
 寄り添っていたぬくもりから、ゆったりと身を起こす。]

(210) 2013/10/05(Sat) 23時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

ありがとう。
――うたえるよ。

[天使の声《チェレスタ》の音色で、まずはじめの一言、そう歌って。
 朽ち欠けた大聖堂の、その滅びの隙間から、天空の名のまま、空へと舞いあがる。]

(211) 2013/10/05(Sat) 23時頃

【人】 記者 イアン

[青年は指揮棒を一度高くあげると
 柔らかく動かし始める。

 先ほど、アルトとセレストの共鳴する《音》に
 感じた優しい記憶を。]



      تخزين دية
    《優しい記憶を》


[ーーーーーー奏でて]

(212) 2013/10/05(Sat) 23時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

A《ラ》――――――――



[天使の声《チェレスタ》の喉は、ただ一音を歌う。
 原初の音。すべての始まりにして、すべてを構成する世界調律音。
 赤子の泣き声、いのちの呼び声。

 癇癪を起こす子を宥めるように、この世を指揮するオルガンの、音のひとつひとつを強めるように。
 この世界で目覚めて、はじめに歌ったあの音を、高らかな諭しの福音のよう、空に響かせる。]

(213) 2013/10/05(Sat) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

[至上の輝きを帯びて視える、聖堂から覗く天空から。
光の粒が、羽の形を模してふわりふわりと落ちてきた。

鼓膜を優しく震わせるのは、世界に満ちる光の音色。
薄い、薄い羽は硝子の様に、世界に広がる景色を映す。

そして、恍惚に酔う様な薔薇色の頬と旋律を奏でる唇で奏でる。
天空から奏でられる天使の声《チェレスタ》の、微笑の音色は。

――――うつくしい!!]

(214) 2013/10/05(Sat) 23時頃

洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2013/10/05(Sat) 23時頃


【人】 猫の集会 クシャミ

[《指揮者》は残った方の手に《指揮棒》を
さらに、世界に《全休符》を命じた

たちまち《静寂の音》が世界を支配して
荒ぶる天使の《鈴の音》が《ディミヌエンド》する

ゆっくりと立ち上がり、《作曲者》の元に]

(215) 2013/10/05(Sat) 23時頃

【人】 落胤 明之進

 い、やだ……嫌だ、嫌だ嫌だッ!!

[聞きたくない。
長い髪を乱して耳を塞ぐ]

[これ以上音を聞かせないで。
これ以上思い出させないで。
あの時感じた物を。知った物を。
忘れたままで、いたいのに]

(216) 2013/10/05(Sat) 23時頃

【人】 落胤 明之進

[初めて知った世界は]

[あまりにも醜くて]

[その事に対して、絶望した]




[そういうことに、しておきたいのに]

(217) 2013/10/05(Sat) 23時頃

【人】 記者 イアン

[イーシュが聖遺体に見せた反応。
 天使が、痛切にイーシュを求めた様子。

 それだけでも、それがあったことはわかるから。

 テノールとソプラノが嬉しそうに笑っていた
 あの頃を思い出して。]

 يمكنك الذهاب فقط لابأس به نتذكر جميع ا
《すべてを思い出さなくたっていい。》

 الذاكرة لطيف مع ايشو
 《イーシュとの優しい記憶を》
     
[音はピアニッシモ。そっと囁く。
 駄々をこねる、子供にそっと囁く。]

(218) 2013/10/05(Sat) 23時頃

イアンは、セシルの気配に、穏やかに笑って。

2013/10/05(Sat) 23時頃


【人】 猫の集会 クシャミ

[無傷のまま、眠る白い鼠のそばに来て
その身体を片手で掴む
スータンを拾い上げると《指揮者》の方へ

《指揮棒》が再び動く前
声《ヴォイス》に願いをこめて《奏者》の天使に]

(219) 2013/10/05(Sat) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

[滅びの音は、静寂と共に微風の様に弱まる。
前後して奏でられるのは、至高の空。
そこから響く、もうひとりの光の天使が鳴らす、生命の歌。

オルガンの音色、白き天使にも語りかける声。

まるで、新たに生まれた天使の福音の様に音色は響く]

(220) 2013/10/05(Sat) 23時半頃

【人】 記者 イアン

[樹木の蔭において、自分とセシルにも
 あった、優しい記憶を思い出す。

 声を殺して、泣いていた
 その頭をそっと撫でたことを。]

(221) 2013/10/05(Sat) 23時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

 canto amoroso《優しく愛情こめて歌う》ように

[それは何者にも覆せない声《ヴォイス》]

(222) 2013/10/05(Sat) 23時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2013/10/05(Sat) 23時半頃


クシャミは、神父と目が合い、ほほ笑む

2013/10/05(Sat) 23時半頃


猫の集会 クシャミは、メモを貼った。

2013/10/05(Sat) 23時半頃


【人】 落胤 明之進

 やめ…………い、やぁ……!

[清らかな旋律。始まりの音。
美しき福音が空虚な器を満たして行く]

[美しい。あまりにも、美しい……]

[そうだ]

[初めて本当の世界を知った時]

[確かに、そう思ったんだ]

(223) 2013/10/05(Sat) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

[囁く様流れる、ピアニッシモの旋律。
そこにあらゆる旋律を導く《楽人》の黒光は煌きだす。

懐かしい過去、遠くの想い出。

沢山の優しい記憶を思い出すその旋律に重ねる様に。
何処からとも無く響いてくるのは。

硝子を叩く様な駒鳥の翼と囀り。
そして、小鳥を求める、小さな獣の生の歌蓮が、ささやかに]

(224) 2013/10/05(Sat) 23時半頃

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