246 とある結社の手記:9
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― 昨日の話、 ― [ユージンがまだ生きていて、一緒に話していて、 睨んだり逸らしたり。 なんとなく、少しだけ日常みたいな少しのやり取り。俺もだと言い出すノアの言葉(>>4:412)にも、ノアさんまで。と半目だったが。張り合うようなその声色に、少しだけ…くすり。と、呆れ混じりだけども、笑みを浮かべられたのだった。
ありがとうと言われると、また複雑な気もちなんだけど。 だって私は、友人を疑ってしまった。友人を疑っている。 友人を信じたくて、友人を疑うしかなくて。 信じると信じないの狭間、境界線、線をなぞれないでいる。
今度は笑えないまま、静かにゆるく、首を振った。 小さな呟きが耳に入る。]
きっとそれは… 皆だわ。
[誰かを疑いたくてこの場に居る人なんて、きっといない。それでも疑わざるを得ない今が続いていく。窓に嵌った格子を見て、]
牢獄ね、本当に。
[眉を寄せて、目を伏せた。 その後は、体調が大丈夫かくらいは聞いただろう。でもたぶん、そんなに長話は、しなかった。*]
(147) 2018/08/01(Wed) 08時頃
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― ユージンの部屋で、 ―
[疲れたようなラルフの様子(>>23)に、その時は気付けなかったけど。自分の事で、感情で、いっぱいだったけど。押し殺すような、息の音が聞こえた。 隣(>>24)を見ると、頷くのが見えて、音こそ聞こえなかったけど、ぽたりと落ちていくものが見えて。……目を伏せると、またぼたりと涙が押し出された。
深呼吸。
お礼を言って、明るい顔が返ってこなかった(>>25)のが今は逆に安心する。満面の笑みで言われたら、それこそ楽しんでやってるのかと疑ってしまっただろうから。 ああ、また。疑う事を考えている。
静かに、深呼吸。
もう一度、うん。と頷いた。]
(148) 2018/08/01(Wed) 08時頃
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[ラルフは声が出ないんだったら、 感情くらい素直に出さないと大変よ。 とか、 お礼は遠慮するものじゃないでしょ。 とか。 彼はお客さん、というよりは取引先とか友人のイメージの方が強いから、そこまですました態度はとらない。客で来た時はそりゃあそういう態度もとったが。
―――自分が好きにやるために、素直にはならなきゃね。
なんて、言った事もあったかもしれない。 ラルフが時折皆と飲んでいる時の姿を思い出した。楽しそうで。でもあの空間はもうないのか、と思うとまた視線を落としそうになる。
疲労の色はまだあっただろうか。だとしたら、ぽんっ。と背中を叩いて。ひらりと手を振って、その時はその場を去った。*]
(149) 2018/08/01(Wed) 08時半頃
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[ピスティオの責めるような眼差し>>3:119>>3:120を見つめ返す。彼に責められるのは当然のことで、それについて異論はない。彼の大事な人を奪ったのだから。それどころか、]
俺は、お前が人狼だったらいいと思って占った。人間だとわかった時は…なんでだ>>3:3、と思ったよ。正直な。 でも今は、お前が人間でよかったと思ってる。
[夫人の礼>>3:177はきっと本心だったのだろうと、今となっては思う。猜疑心に駆られて酷い返し方をしてしまったが。]
"お前が人狼だ"と言っておけばよかったとは思わない。 俺が嘘を言ったら、ラルフに疑いが向く。今お前が言ったようにな。それだけは絶対に、だめだ。
[数日前までの釣り仲間は、二人欠けた。そしてまた一人、友人を失ったのだろう。相手を信じられなかった己のせいで。この上、ラルフまで失うことには耐えられない]
(150) 2018/08/01(Wed) 08時半頃
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庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/08/01(Wed) 08時半頃
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[ルパートの言葉>>105>>114は、憔悴した頭に突き刺さるようだった。 イヴォンという人が、素直になれないだけで、実のところ情に厚いところがあるのは、知っていた。はずだった。
それなのに彼女を疑って、票を入れた。 彼女を、殺した。
俺はどうしようもなく臆病で、薄情な人間だ。 逃げて、逃げて、守ってやるべきものまで投げ捨てて、俺はずっとそうしてきた。立ち止まるのは、きっとここが最初で、最後だ。 立ち止まれたのは、俺がいつか投げ捨ててしまった大事なものを、しっかり抱えている男に出会ったから。
そいつが人間だと、わかったから。]
俺は、俺が人間だと知ってる奴だけは何とか守りたかった。 今も…そう思ってる。 全員助けようなんて思えるほど、俺は勇敢じゃない。そうできたら、よかったんだろうけどな。
[ああ、慣れないことはするもんじゃないな。そう独りごちた。]
(151) 2018/08/01(Wed) 08時半頃
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庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/08/01(Wed) 08時半頃
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/08/01(Wed) 09時頃
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― 朝、ロビー ―
[あの後顔を洗って、それからどうしようかと思考が深く沈んだ。今日は誰が連れていかれるのか、怖さしかない。
戻ってくると、ロイエの姿(>>2)が見えた。 声をかけられると、]
私、そんなにひどい顔してた?
[と、眉を寄せる。でも、冷たい水を貰うとありがとう。と呟いた。一口飲むと、その冷たさが喉から奥、胃に入るまでを確かに感じてしまって。ごくん。 泣いたからか、体温が少し上がっている事を自覚した。このままじゃ、また頭に血がのぼってしまいそうだったから、それを冷やすためにも。大人しく水を飲みながら、今日は誰が。結社員のくる時間帯は迫っている。それまでは、動き回っているロイエの姿を、何となく、目で追っていた。]
(152) 2018/08/01(Wed) 09時半頃
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― 朝、処刑連行時 ―
[結社員が票数を確認する姿、その後、大声(>>0)が聞こえて、びくっと身体を揺らす。必死に食い下がるピスティオや、ベッキー(>>21)の姿。それを見守るようないくらかの面々が見えた。
息を飲む。ピスティオの声が、ベッキーの声が、耳に心に突き刺さった。]
お、…
[イヴォンさんが、連れていかれる。それ自体を止める事は、多分もう無理だ。いやだ、いやだ、いやだいやだいやだ。ピスティオやベッキーの声を聞いていると、そんな気持ちばっかりが浮いてくる。いやだいやだいやだ。友人たちのそんな悲痛な声を、こうやって聴き続けなければならない。でも、彼らに何を言えるというんだろう。 イヴォンさんの正体がなんであったって、これは。―――… これは。彼女の横顔を見ていた。連れていかれる彼女の様子を。ピスティオの顔を。姿を。口元が戦慄く。緩く…息を吐いた。]
(153) 2018/08/01(Wed) 09時半頃
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[やっぱり、仲間が泣き叫んでいるのはとても堪える。
悲しくて、悲しくて、痛くて、苦しくて、いやだな、いやだ。いやだいやだいやだ。やだ。どうして。なんで。ごめんね。どうして?イヴォンさんの名前を書く理由なんて本当になかったのに。苛々する、苛々する、いらいらする。そうだ、今は、涙よりも衝動の方が強い。なんで?なんで。ああ、ああ。ああ──……あ〜あ…。]
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[>>143 沈み込んだソファから顔をあげ、ルパートの言葉に少し経ってから答えた。 その顔に陰鬱な雲はまだかかっているが、酩酊している様子はない。]
……おかしいのはそれなんだ、ルパート まだ誰も死んでないなら、『霊能者』はふつう名乗り上げない。 他に誰かが名乗りをあげていたとして、一日様子を見るのも、おかしくない。
[だから、マリオかワンダが『霊能者』だったという可能性は消えない。 消えないからこそ、今のこの状況はぐちゃぐちゃだ。]
しかし……『守護者』がいる場合は違う。 名乗り出れば、守ってもらえる可能性がある。 リンダは結社の人間に能力の詳細を聞いていたしな……。
そして、今回は『占い師』を語るのが3人に『霊能者』が1人だった。 この状況で『占い師』はほとんど襲われない……誰が本物だったのか、すぐに証明することになる。
(154) 2018/08/01(Wed) 10時頃
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わかるか? だから、リンダお嬢様が少し賢い人間で、 『霊能者』を騙っただけの偽物だったなら。
……自分だけを守るためにそうしたんだ。
[ロイエの言葉を真向から否定する。 お前の敬愛するお嬢様がそう騙ったなら、お前を守るためにそうしたのではない、と。 だから、お前の言葉を信ずるには足りないと。]
……二人とも偽物だと言ってくれた方が、まだしっくり来る……。
[迷路に迷い込んだように、天を仰いだ。 まだ、考え続けなければいけない。ソファに再び沈み込む。]
(155) 2018/08/01(Wed) 10時頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2018/08/01(Wed) 10時頃
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[ああ……サイモンはもう死んでたがな……。 あれは『結社員』で霊能者が見る必要はないから、この話からは外す。 と、思い出したように男は付け加えた。]
(156) 2018/08/01(Wed) 10時頃
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[どれほど頭を抱えても、耳をふさいでも、完全に聞こえないのはやっぱりラルフさんの声だけです。 手のひらと指の隙間から、聞きたくもない声がざらざらとこぼれてやってきます。 やめて、も言わないで、も聞きません。 あたしは、とうとう、]
……じゃあ、
[震える声を絞り出して、立ち上がりました。]
(157) 2018/08/01(Wed) 10時頃
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じゃあ、誰なんですか!? あたしだって信じてた、占い師が多かったら早く進むかもしれないと思ってた!
[勢いがよすぎてグラスが倒れ、残っていたオレンジジュースが床を濡らします。 けれど、そんなことにかまっている余裕はなく、あたしはルパートさん>>113をきつく見据えました。]
(158) 2018/08/01(Wed) 10時頃
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だけど、真正面から指をさされてあたしはマリオを殺すことに加担した狼だって言われたのよ!? よりによって、マリオを、あたしが、あたしじゃなくてもあたしの仲間が殺したって言うのよ!? 確かにあたしには仲間がいた、あたしの潔白を証明してくれる仲間がいた! ピスティオを人間と言いたいだけなら、あたしを狼だなんて言わなければよかった! あの人は嘘つきの証明を自分でしていったの!
[もう、年上の、目上の人に言葉を改める余裕もありません。 あたしの口から、どろどろと溜まり続けた膿が流れ出します。]
(159) 2018/08/01(Wed) 10時頃
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その人を、人間だと思うから占うだとか、大切な人を護るためだけに能力を使いたいだなんて言われたのよ! 狼なんていなかったらこんなことにはならなかったのに、狼を探すより嘘つきが人間か証明したいって言われたの!
誰かを疑わなきゃいけないのに、そいつらを疑う前に優しさを信じてやれって、出来るんだったらやってみてよ! 必死だったら狼じゃないの? 仲間じゃないの? 優しさを信じたら誰を疑うのよ? 言われたあたしが狼? モンドさん? ノアさんかピスティオ? ロイエかリンダさまもどっちかは嘘つきだわ! 言ってみてよ、誰がマリオを殺したの!? 誰が、ユージンさん、 を、
(160) 2018/08/01(Wed) 10時頃
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[口に出したら、もうおしまいでした。 今まで必死に遠ざけようとしていた事実ががっくりとあたしを押しつぶすようで、膝が震えて、床に手をつきました。]
う、
[はたり、と、オレンジジュース以外のもので、ひとしずく床が濡れます。 けれどそれ以上は、歯を食いしばり、床に爪を立てて、必死にこらえました**]
(161) 2018/08/01(Wed) 10時頃
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[あたしが大声で泣くのは、頭の中でだけです。
わあわあと鳴き声をあげました。誰も聞いていない、ひとりだけの空間で、今までで一番に声を上げて泣きました。
こんなこと、言いたくなんてありませんでした。
それはきっと、ユージンさんがよく知っています。
霊能者が結社に連れて行かれた人の霊を見るみたいに、狼に食べられた人の霊を見られたなら、ユージンさんのことも見えたのでしょうか。
それは、とてもうらやましく――狂おしいほどに、せつない心地でした。]
[もう、あたしの泣き言を聞いて相槌を打つ声も、そっと撫ぜるように響いてくる声も、ありません。
あたしがあの人の弱気に、聞こえないふりをすることも、やっぱり聞こえていて手を伸ばすことも、できません。
独り言も鼻歌も、聞こえてきません*]
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[そうして、その後。リンダの様子(>>36>>37)が変わった。]
リンダ!?
[ロイエが駆け寄る(>>63)様子が見えたけど、自分も傍に行く。だけど何もできないまま、傍にしゃがみ込んでいるだけだったけど。]
……、…
[そうして、近くで。彼女(>>38)がイヴォンを人間だと言うのを聞いた。胸の底が冷えていくような心地だ。そんなの、…。口元を、引き結ぶ。 それでも倒れた友人も、このまま死んでしまうんじゃないかと思うと視線は心配気なそれになるのだが。]
(162) 2018/08/01(Wed) 10時頃
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[周りに会話が飛び交っていく。 パティとモンドの様子、守護者だという言葉に、瞬いて、でも、それよりも、名乗るのは待ってほしかったというノアの言葉(>>71)に、眉を寄せた。]
なんで?
だってモンドさんは人狼かもしれないって疑われてたのに、なんでもっと隠しておいたほうが、なんていえるの? こっちには解んないのよ、モンドさんが、なんなのか。 それを証明できるみたいな事言っておいて… 言っておいて、…疑われたまんまで、そのままって、なんで。
[最初にぽんと出たのは、昨日、ベッキーに対して疑念を抱いた時のような、言葉で。
ベッキーは人間だという、ノアの言葉(>>76)を素直に信じられない心地になる。視線がこちらにきた時、表情は硬かった。人間だっていってほしかった。友人が友人を人狼だという言葉は聞きたくなかった。だから、本来なら安堵したっていいはずの言葉だったのに。
ノアの占いについては元々半信半疑だったし、何よりピスティオが、モンドが。ノア自身が悪いわけではない部分で、どうしても信じたいものが違ってしまっていた。それに、ノア自身の言葉が加わってしまうと、だめだ。 自分の思考が固まっていく。]
(163) 2018/08/01(Wed) 10時頃
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[昨日話した方がマシだった(>>52)、そう聞くと、]
そうよ。なんで昨日、話さなかったの? ねえ、なんで今日にしたの?
昨日で良かったじゃない、なんで…
[狼と同数になったら、全員死ぬ。(>>89) 追いうちのような言葉が、どうしても、耳に残った。]
全員、死ぬかもしれない? なあにそれ、なに? なによそれ。
それをモンドさんは知ってたのに、 昨日言っても良かったことを…今日まで引き延ばして… なんで?
だめだ、ごめん、信じられない。 マリオかワンダさんが霊能者かもしれないって言うなら、マリオかワンダさんが守護者でもおかしくないじゃない。モンドさんが言ってるのってそういう事でしょ?(>>68)
(164) 2018/08/01(Wed) 10時頃
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だめだ、だめだ、だめ。ごめん。 信じられない。そうよ、信じられないわよ。
だって、その事だって、…皆が 死ぬ、って。事だって、今ラルフに聞かれなかったら…言わなかったんじゃないの?だって言うつもりがあるなら、もっと早くいってるはずじゃない!
[やだ、やだやだ。ピスティオの声が、蘇る。 やっぱりモンドさんが人狼なんだと思ってしまう、でもだったら?だったら、ノアさんが偽物で、…イヴォンさんも、ピスティオも、人間だと言うのなら。]
ノアさんが、ユージンさんを…?
[想像して、視線が、俯いた。手で顔を覆う。思考が止まってしまう。それ以上は、と思ってしまう。]
(165) 2018/08/01(Wed) 10時頃
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[想像して、思うのだ。そうだったら、良かったのにな。
ノアさんが人狼仲間だったら、きっと楽しかったと思うのに。]
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[息を吐く。落ち着かなくてはならないのは解ってる。 固まりかけている思考を払うように軽く頭をふったけど、この思考はとれそうになかった。]
…ロイエ? あなた、
[自分が霊能者だと言う彼女の言葉(>>82>>83)に、ハッとする。]
あの時言った、嘘って。このこと?(>>2:440)
まって、まって。 …まって、…、…。それって。
[そのまま流されてしまって、リンダからの言及も無く、すっかり忘れてしまっていたけど。どこかでずっと引っかかってたのだ。あの嘘と言う言葉の意味を。
ああ、だとしたら。だとしたらリンダは? 本物か、偽物か。偽物なら?人間、人狼、狂人、ああ。 でも、どちらにしても、どちらか一人は本物だって信じたい。頭がまた、こんがらがってきて、額に当てた手を、緩く握りしめて、リンダの反応に視線を送る。]
(166) 2018/08/01(Wed) 10時半頃
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かんがえることが、
たくさん、ありすぎる…。
[こんがらがってるのは本当だった。]
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[>>163 >>164 >>165 スージーが落ち着かない様子でまくし立てる。そうだな、それが普通の反応なんだろう。 ソファに沈み込みながら、男は応える。]
……そんなにいっぺんに聞くな。 俺だって何もかもわかってるわけじゃないんだ。
[何から話そうか、と男は息を吐く。]
……昨日証明するには、説得力が少しだけ足りないと思ったのがひとつだ。 お嬢ちゃんの言う通り、マリオかワンダが守護者だって可能性はあんたらから否定できない。 だから、もう一つ、何かが必要だった。 それを俺は、今日になれば出てくると思ってた。 霊能者と占い師を信じてな……。 ……それがこのザマってわけだ。 予想の根拠が崩れ、証明の手立ては残ってない。 せいぜい他の『守護者』が名乗り出てない、ってことくらいだ。
(167) 2018/08/01(Wed) 10時半頃
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あともうひとつ……欲張ったんだよ、俺は。 ――死ぬなら、誰か一人くらい守れてからがいい。 そう思っちまったんだ。
[静かに、語る。 まるで遺言のように。]
(168) 2018/08/01(Wed) 10時半頃
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[>>158 >>159 >>160 パティの激昂を、哀しいな、と思いながら見ていた。 いつもこうだ。 結社と人狼は……いつもこういうものを持ってくる……。 男はそれが、許せなかった。]
(169) 2018/08/01(Wed) 11時頃
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ああ……もう一つ質問があったか?
[>>164スージーの質問に、もう一つ答える。]
そうだ、全員死ぬかもしれん。 これは俺自身が体験していないから、仲間からの話だがな。
……だが、それはどうしても早くに聞きたいことか? 見知った人間や自分が死んでいくかもしれない。 それを守るために狼を見つけようとするのと、 全員死ぬかもしれないから狼を見つけようとする。
……それで何か変わるのか?
[それについては、理解ができないというふうに答えた。 男にとっては同じことだ。 最初から、何も変わらない。]
(170) 2018/08/01(Wed) 11時頃
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