246 とある結社の手記:9
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正直、私やっぱりイヴォンさんの事は、 信じられない。
朝の、なに、あれ。 おばあちゃん、あんなに愛してるって言ってた旦那さんを、狼に殺されたんでしょ? それなのに、 …ああなったマリオを見て、…同じようになったマリオを見て、どうしてあんなに嬉しそうにできるの?
わかんない、解んないわ。 結社たちとおなじ、頭おかしいでしょ。
おばあちゃんが狂人なんじゃないの? 言葉通り。
でも、でもそうしたら。 ピスティオは人間だから… 本物で…そしたら…ノアさんが人狼?それもまさかよ。信じられない。だってノアさんでしょ? あんな、だって、あんなうだつの上がらない人が、誰かを殺してました。なんて… やっぱり信じられない。そうでしょ。 まあ甲斐性がないのはピスティオもだけど、…まだ、せめて、ノアさんは人間っていわれたほうが、納得できる。
(154) 2018/07/30(Mon) 11時半頃
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でも、でもね。 ピスティオが…ピスティオがモンドさんを、人狼って言って…私の中で納得できてしまったの。
私は、あなたを疑うわ、モンドさん。 も … もしかして。
もしかして、20年前…、 パパを、ジェフをつれてったのは。 ─── 食べるためだったの?
とか、思っちゃうじゃない。 だから、ほとぼりが冷めるまで、ここに寄り付かなかったんじゃないの?
[私は父親について何も知らない。彼がどんな思考で彼らに着いていったのかとか。人狼に対してどう思っているかとか。だからきっと父親が彼に語った方が、真実なのだ。]
(155) 2018/07/30(Mon) 11時半頃
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あるじゃない! 村に来る理由。 結社を恨んでるって今、言ったじゃない。
人狼、3人いるんでしょ? ここに仲間がいるのを知ってて…結社を恨んでるなら、あるじゃない。今、このタイミングで、この村に来る理由が!
[それは"仲間"を助けて、結社に復讐する道だ。 この考えが、今の思考にどうにもはまってしまっていた。]
(156) 2018/07/30(Mon) 11時半頃
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[>>152 ユージンが「断言」したことを聞き逃さなかった。 これは……本当なのだとしたら、考えていたことがひっくり返る。 自分の浅さを省みる。
――と、金髪の娘スージーが自分を疑うと言った。>>155]
……ああ、ジェフはお嬢ちゃんの親父なのか。
[ジェフについて、語るかどうか一瞬迷う。]
(157) 2018/07/30(Mon) 11時半頃
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[ピスティオに向けたモンドの表情を見た。 口元を結んで、眉を寄せて、それでも息を吐く。]
… え?
[そうして、ユージンの言葉に耳を傾けて。 暈して嘘をついたようなもの、…嘘って何?と、視線を向けて。]
… 知ってる。 知ってる?
[それは彼にしては珍しい断定の口調。 ぱっとパトリシアの方を見た。]
共鳴者…?
(158) 2018/07/30(Mon) 11時半頃
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そうよ、20年前、私とママを置いてった、 あの、あの… あの男…。
聞きたかったのはその話。 どうして、とか、なんで、とか。 あの後どうしたのか、とか。
全部、全部、聞きたかったけど…。
[(>>157)聞くのも怖くて、怖くって。思わず視線を下に向けた。]
(159) 2018/07/30(Mon) 11時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/07/30(Mon) 11時半頃
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[>>156賢い娘だ。精神的には追い詰められているだろうに、考えられる限りをしっかり話そうとしている。 さすが、ジェフの娘か。]
結社がいるのを知ってて来たのはその通りだ。 なるほど……「行方不明者」を出した人狼の仲間を俺が助けに来た、か。
(160) 2018/07/30(Mon) 11時半頃
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これで役者が出そろっちまったな?
共鳴者が二人。守護者が一人。
占い師が一人。霊能者が一人と。
さて、こいつでおれたちがベッキーを襲うのは
いっとうマズい道になったワケだ。
あそこに有象無象と大量にいるどれかから
今日は食うことにしよう。
[他の人間のせいにすることはあっても、ピスティオのせいにすることはない。() 年齢の話については、そうかも。と笑っただろう。
贅沢と言われて、()]
そうなんだけど。
でもやっぱり、贅沢するのはね〜。
私にはもったいないわ。
今日は別に、そこまで苛々してなかったからね。
ちゃんと即死もさせました。
苦しむ時間は短くしてあげたのも、
もしかしたらお肉によかったのかなあ。
どぶのにおい。
[その言葉には笑ったけど、でもそうね。]
私はそれも、嫌いじゃないわ。
[殺してやりたいと思われるのも道理といわれてしまうと、確かにそうなのかも、とまた笑って。()]
ロイエのは、あれでしょ?
そのどぶにならないように育ててるんじゃないの?
[なんて。()]
けなげに、ね。
だとしたら、見当はずれの場所で待ってたのかしら。
ちょっとかわいそう。
[ふふふと笑うような声色で。]
─── 本当に。
よかったあ、これでピスティオが間違って、共鳴者とやらに人狼っていわなくてすむわ。
正しくピスティオを守ってくれたんじゃない?
イヴォンさん。
たーしかに。
え〜だれにする?これ、ノアさんが本物でしょ?
いっそ襲ってもいいけど、
そしたらピスティオが疑われるかしら。
だとしたら…そろそろリンダの番だったりする?
まだ早いかしら。うーん。
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……言うべきじゃないかもしれんが…… ジェフはまだ、生きてる。
[>>159 下を見て言葉の途切れる娘に、悩みながら告げた。]
あいつは……今は俺たちの「仲間」だ。 本当はこういうのは、身内に言うものじゃないんだが……。
(161) 2018/07/30(Mon) 11時半頃
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― ロビー ―
[ラルフとの掃除を終え、ロビーへ皆が集まっている。 話し合いはどうせ長引くだろう。 昨朝の様子からそう察して、切り分けた黒パン、チーズ、ナッツ類、水分補給用にごく薄い酒類……と軽くつまめるものだけ、いつものロビーのテーブルにまとめて置いておくことにした。]
(162) 2018/07/30(Mon) 12時頃
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[ピスティオはモンドを人狼と告発した。]
……モンドが、人狼。 ……。
[ピスティオの言葉に難しそうに眉根を寄せ、視線をモンドに向けた。]
(163) 2018/07/30(Mon) 12時頃
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だいたい、元からこの村にそんなにたくさん人狼とやらがいたなら、もっと気づけてるはずじゃないの? わかんないけど…だから、増えた可能性を私は高く見る…。みたい。
[残った面々を思い出す。この中にあと三人?信じられないじゃない。]
イヴォンさんが、人狼だったらいいのに。
[彼女を人狼と思う、ではなく。だったらいいのに。だ。先ほどから漏れているのは、願望もふくんでいる。 だって、そうしたら。 イヴォンと、モンドと、ワンダはまだ解らないけれど、そうしたら、あと一人だ。あと一人くらいなら…と、そこまで考えて、首を振る。
胸の奥がしんどくなったように、少しだけ胃の辺りをおさえた。]
(164) 2018/07/30(Mon) 12時頃
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えっ?
[けれどその言葉(>>161)に顔を上げる。]
ま、まって。 まって、詳しく教えて。
生きてるの? パパが?ほんとに?
そもそも、仲間。ってなんなの? [疑問は次々とあふれ出る。]
(165) 2018/07/30(Mon) 12時頃
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悪いが、モンド。
……二十年の間、ウチの村に近寄らなかろうが、 ウチに結社の連中が来たから ここへ来てくれたっていくら言ってくれてもだ。
たとえば…… この近くに潜んで人殺しをしてたが また離れるつもりでいた。
ウチの村長だのフーバー様だのに 呼ばれた結社の連中に見つかって 村のやつとおんなじに ウチに放り込まれてるんじゃあないかって 一切想像しないじゃあなかったよ、おれは。
結社に対して文句たらたらだったおれたちに おまえは助けをくれるって言ったんだ。 スージーのいう「復讐」だってもしかしちまうかもな。
(166) 2018/07/30(Mon) 12時頃
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……人が死んでいなきゃあ、想像しなかったろうが。
……だから、悪いな。 パティと違って旅人を日ごろから 相手にしてるせいかねえ。 そこを鵜呑みに信じてやるわけにゃあ、 どうにもいかない。
おれはモンドと旅をしたワケでもなければ ここに来る直前まで何をしてたんだかも、知らねえ。
[本当ならば、それは旅の土産話として聞きたかったことだ。こんな形でしたかった話では決してない。苦いものを舐めたかのように苦しい顔をして、額をおさえて俯いた。]
(167) 2018/07/30(Mon) 12時頃
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……鵜呑みにはしないが、 信じたいのも、期待もしてたのも事実だぜ。 随分気にかけて、色々話してくれて有難いと思ってる。 それにおれは訳知りのおまえがもしかして―― いや、……いや。
[何か言いかけて、頭をふった。]
……おまえの名前を夜に書いちまうことが まったくないとはいえねえな。
(168) 2018/07/30(Mon) 12時頃
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いきてる。
…いきてる。
仲間?
ああ、それは…
[妙に合点がいってしまった。
置いて言った理由、帰ってこない理由。溜息のように、息を吐いた。]
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……俺たちは、流浪する民と言えば聞こえはいいが、その半分以上はまずい理由を持ってるやつらだ。 罪を犯して家を捨てたやつ、借金で首が回らなくなったやつ、女好きが過ぎて村中の男に殺されそうになったやつ…… あとは俺みたいな……結社か人狼を憎むために各地を回るやつや、 罪を着せられそうになって逃げるやつ。 そんなのばかりだ。
[娘に語る。 信じるかどうかは彼女次第だ。]
ジェフがどんな理由だったのかは知らん。 誰も理由を聞かない。 だが……あいつは酒を飲むたび、一人離れてこっそり泣いてた。 家族だか誰だか、女の名を呼びながらな。
[だからあだ名は『一人泣きのジェフ』だ。と付け加える。]
(169) 2018/07/30(Mon) 12時頃
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………
[苛々するなあ、とこぼす。
ぽつりとこぼしても、それは相手には絶対に届かない。
投票で連れていかれないなら、私の手で殺したいなと思う。とは思ったものの、別にどう死んでくれてもいいか、とも思った。とりあえず、結論は殺したい。死んでほしい。だ。]
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……今、俺の仲間たちは隣村の近くに居着いてる。 おそらく長くはいないだろうが……。
[仲間のルール破りのオンパレードだ。 だが、今そうするべきだと思ったことを俺はやる。]
……生き延びて、会いに行け。
(170) 2018/07/30(Mon) 12時頃
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[>>166 >>167 >>168 ルパートからかけられた言葉。 そちらをじっと見る。]
……ああ、あんたにそう言われるのは……なかなかきついな。 だが、それでいい。俺もあんたの立場なら同じようにする。
わかった、そうだな……もう一人、二人にでも「投票されそう」なら……
[夜までには理由を話す。 そう言って男は少し、視線を外した。**]
(171) 2018/07/30(Mon) 12時頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2018/07/30(Mon) 12時頃
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[ルパートの言葉になるほど、と思った。そもそも前提が違うこともあるのかと。(>>167) でも、やっぱり自分の中で復讐説は捨てきれず。]
まずい、理由…
[彼の言葉(>>169)をきいて、考える、思いつく限りを考えたけど、思い当たることはない。彼が知らないというのなら、この先本人に会いに行くでもない限り、それを知ることはできないんだろうと思った。
私は全く知らなかったけど、 ─── 実際に、父親は人狼を憎んでいただろうから。
でも、誰の名前を呼んでいたんだろう。それが私や母の名前だったらどれだけいいか。 ああ、でも、この話は全部作り話かもしれなくて。でも、]
い いるの? この近くに!? ほんとう!?
わ、…わかった。 ──── 解った。
[もし本当に会えるのなら。父親に関する疑問は全部そちらにぶつければいいことだ。頷いて。この部分だけは、嘘でも何でも、今は信じようと、そう思った。]
(172) 2018/07/30(Mon) 12時頃
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……すまん。
ほんとうに、おれも――こんなこと 言いたくない。
おれたちの力になってくれるつもりで ここに来てくれたと思いたいから、尚更な。 [なかなかきつい(>>171)とこぼすモンドに、申し訳なさから視線を外す。]
………
明日になったら、 かならず教えてくれるんだろうな?
その、理由。
(173) 2018/07/30(Mon) 12時頃
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へえ…。
だったら、
本当に。ちゃんと生き延びて、
…挨拶、しにいかなくっちゃ。
[殺したいな、殺したいなあ。殺したい。苛々する、殺したい。ああ、もう、頭の中が感情であふれそうになっている。
父親が人狼だと思っていた。でも、父親の"声"を、私は聞いたことがない。つまり、きっと、父親も、人狼ではなかったのだ。
血のつながりがないのか、隔世遺伝なのかは知らないけれど。会いに行かなくちゃ。会いに行って殺さなくちゃ。絶対に、生き延びなくちゃ。ああ、楽しみ。楽しみ、楽しみね。ありがとうモンド。いいことを聞いたわ。]
ああ、そっか。
そこに人狼を恨む人とかがまとめているなら、
まとめてずばーって。
…あー。だめか。
せっかく逃げてもすぐ殺しちゃったら。
また結社が呼ばれちゃうかも。
うーん、ううん…。
しばらく後をつけて…全然関係ないところで、かしら。
どうせモンドはここを生き延びられないだろうし。
やる気の出る話を聞かせてもらえてよかったな。
さて、どうしたもんか。
ピスティオはな。
疑われちまうってよりは
"あいつの言うことは嘘だったといわれちまう"ことに
なったのかもしれないぜ?
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