244 【R18】ミゼリコルディアの宴【魔女村】
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作り方、か
[幼子のちいさな「決意」をちらりと横目で見て ふうむ、と唸ってみせた。
といってもそんなに小難しいことは考えておらず 寧ろ教えられるスキルもないのだから、 どうしたものかと首を捻っているだけで。 ]
……… 期待はするな。
[仏頂面だった魔女の顔に、ニィ、と小さな笑みが浮かぶ それは、たぶん、今日はじめての、意趣返し。]*
(187) 2018/06/11(Mon) 21時頃
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[その取引(>>156)がいかに僥倖であったろうか。 彼はまだこの館に住まわせる旨を言っておらず、メルヤからここに置かれるための取引を持ちかけて来た。 しかも対価が料理をするという生命に関係ない安い提示――言い換えれば、そこに苦渋の選択は感じられなく。 つまり、このメルヤと言う少女には『帰りたい』という願望がほぼ存在しないのだ。]
よし、ではそういうことにしようか ――でも、それは治ってからだからね?
[微笑んで取引を了承した。 身の回りの世話に必要なのはもちろん、彼の研究は完成したとしても実行のためにはどうしても助手が必要なのである。 そのためには人間から隔絶された、しかもできるだけ無欲な人物でなければならない――それが偶然にも見つかったのだ。 とはいえ、あっさりと信じて受け入れたのは人間に敵視される魔法使いとしては軽率で、その意味ではメルヤが感じたとおりに苦労知らずなのだろう]
(188) 2018/06/11(Mon) 21時半頃
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──回想:炎の魔女──
[嘗ての御伽噺には、家を燃やした魔女が登場する 子どもを怖がらせるための作り話、御伽噺。 しかし、これが史実に基づいた伝承だということ 今やそれを知る者は、本当にごく僅かしかいない
古い古い文献。 今から何百年も昔の記述。 一部の学者しか手にとることの出来ぬ文献に ひっそりと記されているのは 災いを齎した魔女の名
Blaze・Mudrock
炎の魔女が名前に囚われすぎている”理由”のひとつが 歴史に密やかに、刻まれている。 ]*
(189) 2018/06/11(Mon) 21時半頃
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よし、じゃあ今夜は記念して腕に奮って作るか!
[もちろんその料理も食えたものではなく――傷が癒えるまでメルヤ(と本人)にはもう少し苦労してもらうことになる。 快癒を願っての適切な栄養はあるんだよ栄養は。]
(190) 2018/06/11(Mon) 21時半頃
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[どうやったら熊になれるか、とか 普通の人間が熊になれないのは何故、とか 説明下手の男は唸って黙り込んでしまいました。
手紙はまだしも、言葉を交わすのは本当の本当に久しぶりなので、筋道をきちんと立てて話すなんて芸当は、熊が一輪車に乗るより難しいのです。
鹿は嫌、渡り鳥より大きなの…… 少年の口は、寝惚けた男よりよっぽどうまく回ります。]
くまは、たいへんだぞ。
[望んで熊になった訳ではない男は、ただ一言もそもそ言い返しました。熊になられては困るのです。今この山に踏み入る人間の中には『魔法使いが化けた大熊』を狩りに来る輩がいるのですから。
ですが、そう……この男は説明が下手なのでした。]
(191) 2018/06/11(Mon) 21時半頃
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[差し出した手に重ねられた手は、芽吹いたばかりの楓の葉のように小さくて……熊を傷付けるにはあまりに幼いものでした。 足が痛むなら、塒までは背に載せてあげましょう。 感謝の言葉に、ふす、と鼻を鳴らしてみせたのは、笑ったのでなく照れ隠し。]
おでのうち、このすぐちかく。 かえったら、おやつ……
[と、ここまで言いかけて、熊ははっと気が付きました。 しっかりくわえていた筈の籠は……? ああ、きっとぷりぷりに実った桑の実がぎっしり詰まったあの籠は、どこへともなくどんぶらこどんぶらこと流されていくのでしょう。
熊はそっと肩を落とすのでした。]
(192) 2018/06/11(Mon) 21時半頃
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……ええと、くまになる、ほうほう?だったか。 どうぶつになる、は、おでのかぞくみんなのちから。 おでのぱぱ、やまねになれた。ままは、かっこう。 なりたいものは、えらべない。 おまえのちから、どういかすか、おまえしだい。
[熊は強くてかっこいいかもしれませんが、ヤマネのように素早く移動することも高い木に登ることも出来ないし、カッコウのように美しく歌えません。 少年が一体何になるのか想像もつきませんが、熊としてはこの山から安全に出て行けるものであることを望むばかりです。]
(193) 2018/06/11(Mon) 21時半頃
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あと、おで、おっちゃん、ちがうぞ。 おで、がすとん。 おまえは、なんていう。
[歳を気にしてはいないのですが、何となく訂正を。 まだ少年の手や足に鎖が残ってしまっているのなら、彼の名を印すものはあったでしょうか。]*
(194) 2018/06/11(Mon) 21時半頃
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― その夜、遅く ―
メルヤ君、まだ起きているかい? [呼び方があっさり決まったのは、彼がメルヤに何を求めているのかよく表していた。]
包帯換えるよ 自分で服脱げる?
[彼から見れば(栄養不足による細身により)子供という結論に達していたので、新しい包帯を手にメルヤを促すことに何も問題を感じなかった。 少しでも女性に慣れていればこういうことはしなかったのであろうが。*]
(195) 2018/06/11(Mon) 21時半頃
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[ 子どもをいじめるような馬鹿なヤツらと魔女はいう。 ほんとにバカなのはどちらかフェルゼにはわからない。
────ただ 想うものは素直には表せずに口籠もり床に視線を送る。 ]
(196) 2018/06/11(Mon) 21時半頃
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[魔女の思惟はフェルゼにはわからない。 名前に拘りがあるなどとは知れる筈もない。
この歳にして生家を自ら捨てた 幼心に疵付いていることに勘付いたか。
魔女の生態すら無論知らない。>>186
───…呪われているなど夢の果て]
アンタってそればっかだな…。
[ 仏頂面が零した悪戯めいたような小さな笑み それは、まだ稚い幼子に灼き付いた。
ただ安心出来る場所が欲しかった。 眠っている時の音に怯えないで済む場所が欲しかった。]
(197) 2018/06/11(Mon) 21時半頃
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[ ──── それを得たのだと 実感するのには時間はそう掛からなかった。
これが炎の魔女と銀色の忌み子の出会いと始まり。 ]
(198) 2018/06/11(Mon) 21時半頃
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────数年後
おい、リッキィ! どこいきやがった、彼奴
[ 数年経ってフェルゼが8歳になった頃だった。 この頃になれば背も伸びて家事が出来なくはない程成長した。
拾われたばかりの頃はそれは悲惨であったが。 その事は一旦棚上げし
棚から取り出すかはわからないが置いておくことにする。]
ほんとにすぐ家よごして…今日という今日は許さねえ
[ 未だに魔女リッキィの背丈には追いついてはいない。 ぷりぷりと腰を両手にあてて怒っても鼻で笑われるがオチだろう]
(199) 2018/06/11(Mon) 21時半頃
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[ 5年も住めば実親よりも共に暮らしていた年数も上回る。
フェルゼは、フェルゼらしく暮らしているという実感はあった。 ただ街には降りたがらないのは、未だに追っ手が恐ろしいからだったが。]
ん? 何だ、これ。またこんなとこに変なモン起きやがって。
[共同のリビングに炎が一滴入ったような透明な小瓶を見つける。 リッキィの整理整頓能力は皆無に等しいとはフェルゼの見解だ。
彼女の部屋に戻そうと触れた時に 奇妙 な 感覚が した。
硝子を爪で研いだような歪な 音色]
(200) 2018/06/11(Mon) 21時半頃
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う、うわあああああ!!
[小瓶から火柱があがり慌てて部屋の隅に投げ飛ばしたが遅かった。 瓶から湧き上がる炎は蜥蜴のような形となり、赤く朱い炎となった。
蜥蜴のような生物はフェルゼと同じぐらいの大きさだろうか。
ギョロリとした目玉が獲物を見定めるようにフェルゼを見る。]
り、…り、リッキィ! リッキィ!
ちょ、助けろ。助けやがれ!
[というかこれ何だと半狂乱になりながら、同居人に必死に助けを求めた]*
(201) 2018/06/11(Mon) 21時半頃
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[それから魔女は宣言をした通りに、 時間の許す限り、娘の傍らに付き添って。 例えば ”母親” のように。 甲斐甲斐しく面倒を見るだろう。
娘が黙りを決め込むのなら、彼女の意志を尊重して。 寝台の枕頭の横に設えた椅子に腰掛けると、 静かに本を読んで、時間を過ごした]
(202) 2018/06/11(Mon) 22時頃
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[それから、数日が過ぎて。 娘の熱が下がり、やや体調が落ち着いてきた頃。
彼女に食事と薬湯を摂らせてから ここ数日で習慣付いた、 寝台の傍らでの読書に勤しもうとすると。 珍しく、娘の方から問い掛け>>153があった]
(203) 2018/06/11(Mon) 22時頃
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[少しだけ驚いた風に、ぱちりと一度瞬いて。 本を閉じると、気持ち姿勢を正すと。 紅い瞳を寝台の上の、所在なさげに膝を抱える娘へと向ける]
どうしてって、……そうね。
貴女が望んで。 私にそうするだけの力があったから。
それで納得できなければ、ただの気紛れと そう、思ってくれても良いのだけれど。 [肝心の理由については、意図的に口にしない]
(204) 2018/06/11(Mon) 22時頃
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[涙と煤で、頬を濡らした男の子>>145 頭を撫でれば ぐしゃぐしゃな顔を向けてくる。 どうして少年の頭を撫でたか、は分からない。 撫でたかったから──── それだけ。
誰かが、この状態を遠目に目撃していたとすれば " 母性本能あふれる母と子 もしくは姉と弟 " そんな印象を受けるのかもしれない。
──── 色々と間違えているのだけれど。 ]
(205) 2018/06/11(Mon) 22時頃
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[この村を燃やした犯人だと告白すれば 論より証拠、紫の炎を手のひらに浮かべた。
マジマジと見つめていた少年が、声を漏らす ────── " 綺麗 " だと。>>146 その言葉に、一瞬だけ顔を曇らせた。
遠い昔────── 誰かに同じことを言われた気がした。 思い出せないのは 己で封印した 記憶の向こうにある出来事だったからか。
かつて、人を信じて。裏切られて。 幼少期を仲良く過ごした友人に 剣で 心の臓を貫かれても死なない身体。 否─── " 心 " の方は、それで死んだか。
何れにせよ、己に残っているのは 50年より前の記憶を封印した事実のみで。 何故封印を施したのかさえも 忘却の彼方。 ]
(206) 2018/06/11(Mon) 22時頃
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[己が顔を曇らせたのは 本当に一瞬で。 次に魔女であると明かせば、 年端もいかぬ少年に選択を迫る。死か玩具か、と。
そして、決意に満ちた眼差しを向けた少年は 対価を求めてきた─── >>147
おもわずキョトン、と目を見開いて彼を見る。 言葉を続けた少年は 悪いのは自分だと、紡ぐ。
正座をして、玩具となる事を選択した少年。>>148 そして真っ赤な顔をして、嗚咽を漏らすまいと。
そんな姿に──── 己の口は 彼とは正反対の方向に弧を描いた。 ]
(207) 2018/06/11(Mon) 22時頃
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ふふ…… あーら 手がすべったぁー [山型になった口を崩さん、と両手を伸ばせば 少年のほっぺたを指で軽くつまみ、横に伸ばす。 声を出して泣きたいのなら泣いてしまえ ──── そう言わんばかりに。 そのまま微笑んだまま口を開く。 ]
(208) 2018/06/11(Mon) 22時頃
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うーん…… 降りかかる火の粉を払ってるだけなんだけどなぁ
まぁ、いっか キミがオモチャになるのなら この国の人を燃やさないであげよっか …………あーら また手がすべったぁー
[うりうり、と少年のほっぺたを摘まんでいた両手を 彼の背中に回り込ませ、抱きしめる形になった。 必然的に顔が近くなれば、少年の耳元で囁く。 ]
(209) 2018/06/11(Mon) 22時頃
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キミは────… この国を アタシの災厄から守った英雄だね ………これからは、アタシのオモチャだけど
オモチャにはね?もう罪もなにもないんだよ だから、キミがなにを見てたって────
キミは悪くない 持ち主のアタシが 許す [最後に、ぎゅっと強く抱きしめると立ち上がり 少年を見下ろしたまま手を伸ばした。
なぜ 頭を撫でたいのか抱きしめたいのか 行動を生み出す感情の名は 知らぬままに。 ]
(210) 2018/06/11(Mon) 22時頃
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それじゃあ……一旦家に帰ろっかな あ、アタシはフローラ 持ち主の名前は間違えないようにね
で、オモチャの名前は? [伸ばした手は、少年の手を取っただろうか 立ち上がらせたにせよ 一人で起き上がったにせよ 今度は1日かけてきた道を戻る 『 家に戻ったら とりあえずはお風呂ね 』 煤で汚れたままの 少年の顔を見ては笑んで。 ]*
(211) 2018/06/11(Mon) 22時頃
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[娘の唇から零れる、涙の滲むような独白。>>154
――どうせ、何? 続く言葉を問うことはせず。
その代りに。 魔女から顔を隠すように身を丸めた小さな背中を、 あやすようにさすりながら、 彼女の気の済むようにさせてやる*]
(212) 2018/06/11(Mon) 22時頃
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──5年後──
[魔女の小屋は酷く散らかっていた。 それは少年がこの家にやってきた時もそう。 本で埋まったリビングと、物置と化した部屋ふたつ 5年前突如強いられた物置?の大掃除のことは ………もはや思い出したくもない、悪夢。
もう片方の「物置」がどうなったかって? 魔女が未だにリビングの安楽椅子で寝起きし 積まれた「本の上」で生活している点で、お察しである]
(213) 2018/06/11(Mon) 22時半頃
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[魔女は片付けられることを酷く嫌った まじないが効いているから勝手に動かすな、と 何度少年を怒鳴りつけたことかはわからない。
……尤も、そのもっともらしい理由も実は半分は嘘で ほら、なんていうか、散らかっているほうが 暮らしやすい、っていうのがあるじゃあないか。 魔女の本音を聞けば、きっと、そんな所。 ]
(214) 2018/06/11(Mon) 22時半頃
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[その日、リッキィが居たのはちょうど小屋の外で、 弱まった結界をもう一度張り直しているところだった
主の居ぬ間に、中で少年が腹を立てているとは知らず ましてや、とんでもないことを ──────── ]
!!??
[驚いて小屋の方を向いたのは、 中から彼の叫び声が聞こえたから 窓の端に、赤い焔が揺らめいた気がして ]
フェルゼ!
[扉を開ければちょうど焔と少年が対峙している矢先 机の上には転がった空き瓶、 ── ああ、矢張り、 ]
(215) 2018/06/11(Mon) 22時半頃
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焔の精霊よ、鎮まり給え!
[急いで小瓶を手にして、魔力を込める。 開いた口を炎の蜥蜴のほうへ向ければ、 吸い寄せられるように、小瓶へと収まっていく。 尻尾の先まで収まって一滴の炎に変わった瞬間、 しゅぽ、と瓶の栓を閉じることに成功した。
安堵とともに、湧いてきたのは 疑問 ── ではなく、腑に落ちるような、感覚。]
(216) 2018/06/11(Mon) 22時半頃
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